JP2014182947A - 燃料電池用系統連系システム - Google Patents

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Abstract

【課題】燃料電池の起動時や、商用電源において停電が発生した場合であっても、補機の駆動を確保することができる燃料電池用系統連系システムを提供すること。
【解決手段】燃料電池用系統連系システム1は、燃料電池10と、補機41、42と、電源部52と、昇圧コンバータ部20と、系統連系インバータ部30と、切替回路85とを備える。電源部52は、燃料電池10とは別個独立して設けられている。補機41、42は、燃料電池10における発電に用いられる。切替回路85は、補機41、42を燃料電池10に接続するか又は補機41、42を燃料電池10及び電源部52に接続するかの切り替えを行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、燃料電池と商用電源系統とを連系する燃料電池用系統連系システムに関する。
燃料電池等の発電部と商用電源系統(以下「系統」ともいう)とを連系する燃料電池用系統連系システムは、パワーコンディショナを備えている。パワーコンディショナは、発電部で発電した直流電力を系統に供給可能な交流電力に変換するために、コンバータ部と系統連系インバータ部とを有している。コンバータ部は、発電部で発電された直流電圧を昇圧する。系統連系インバータ部は、コンバータ部で昇圧された直流電圧を、系統と同期のとれた交流電圧に変換する。
また、燃料電池用系統連系システムは、燃料電池において発電するための補機を備えている。補機とは、例えば、空気を燃料電池に供給するためのファン等である。補機は、商用電源からの電気又は燃料電池において発電された電気によって駆動される(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−228436号公報
商用電源からの電気により補機が駆動されている場合には、商用電源において停電が発生した場合には、補機の駆動を確保することができない。このため、商用電源における停電発生時には、燃料電池において正常に発電を行うことができなくなり、燃料電池用系統連系システムにおいては、安全性が問題となる。
また、燃料電池からの電気を利用して補機を駆動しようとする場合、燃料電池の起動時には、燃料電池から十分な電気が出力されていない。このため、燃料電池の起動時には、燃料電池から補機へ電気を供給することは困難である。
本発明は、燃料電池の起動時や、商用電源において停電が発生した場合であっても、補機の駆動を確保することができる燃料電池用系統連系システムを提供することを目的とする。
本発明は、燃料電池と、前記燃料電池における発電に用いられる補機と、前記燃料電池とは別個独立して設けられた電源部と、前記燃料電池から出力される直流電圧を所定の直流電圧に変換する昇圧コンバータ部と、前記昇圧コンバータ部から出力される直流電圧を交流電圧に変換して系統に供給すると共に、前記昇圧コンバータ部から出力される直流電流を所定の電流値に制御して系統に供給する系統連系インバータ部と、前記補機を前記燃料電池に接続するか又は前記補機を前記燃料電池及び前記電源部に接続するかの切り替えを行う切替回路と、を備える燃料電池用系統連系システムに関する。
また、前記切替回路は、前記燃料電池から前記補機へ電流を供給する整流作用を有する電子素子と、前記補機を、前記電源部から切り離した状態として前記燃料電池に接続するためのスイッチとを有することが好ましい。
また、前記補機は、交流電圧により駆動可能な交流駆動型補機を有し、前記燃料電池用系統連系システムは、前記燃料電池から出力され前記切替回路に供給された直流電圧を、交流電圧に変換して前記交流駆動型補機へ出力する補機用インバータ部を備えることが好ましい。
また、前記補機は、直流電圧により駆動可能な直流駆動型補機を有し、前記燃料電池用系統連系システムは、前記燃料電池から出力され前記切替回路に供給された直流電圧を所定の直流電圧に変換して、前記直流駆動型補機へ出力する補機用コンバータ部を備えることが好ましい。
また、前記電源部は、商用電源と無停電電源とを有し、前記商用電源と前記無停電電源とは、択一的に用いられることが好ましい。
また、前記系統連系インバータ部が出力する電流の電流値を制御可能な状態に前記系統連系インバータ部を維持するための模擬信号を、前記系統連系インバータ部に供給する系統模擬信号供給部を備えることが好ましい。
本発明によれば、燃料電池の起動時や、商用電源において停電が発生した場合であっても、補機の駆動を確保することができる燃料電池用系統連系システムを提供することができる。
本発明の実施形態による燃料電池用系統連系システム1を示すブロック図である。
以下、本発明の実施形態による燃料電池用系統連系システムについて、図1を参照しながら説明する。図1は、本発明の実施形態による燃料電池用系統連系システム1を示すブロック図である。
図1に示すように、燃料電池用系統連系システム1は、燃料電池10と、昇圧コンバータ部としてのDC/DCコンバータ20と、系統連系インバータ部としての系統連系インバータ30と、交流駆動型補機としての補機41と、直流駆動型補機としての補機42と、補機用インバータ部としてのDC/ACインバータ43と、補機用コンバータ部としてのDC/DCコンバータ44と、トランス及び平滑回路53と,系統模擬信号供給部54と、制御部71と、スイッチ81、82と、整流作用を有する電子素子としてのダイオード83、84と、を備えている。燃料電池用系統連系システム1は、発電部である燃料電池10と商用電源系統51(以下「系統51」ともいう)とを連系する。
燃料電池10と、DC/DCコンバータ20と、系統連系インバータ30とは、この順で電気的に直列接続されている。より詳細には、DC/DCコンバータ20と系統連系インバータ30とは、DCバスにより電気的に接続されている。
また、系統連系インバータ30と系統51とは、スイッチ82を介して電気的に接続/遮断可能である。また、系統模擬信号供給部54は、系統連系インバータ30とスイッチ82との間に、電気的に接続されている。また、系統連系インバータ30とスイッチ82との間には、構内配電線負荷2が電気的に接続されている。構内配電線負荷2は、燃料電池用系統連系システム1が配置されている構内の装置等であって、配電線に接続された主要な装置等により構成される。従って、スイッチ82は、系統51が、燃料電池用系統連系システム1及び構内配電線負荷2から電気的に切り離された系統分離状態と、系統51が、燃料電池用系統連系システム1及び構内配電線負荷2に電気的に接続された系統連係状態と、の切り替えを行う。
DC/ACインバータ43及びDC/DCコンバータ44は、ダイオード83を介して燃料電池10に電気的に接続されている。また、スイッチ81とダイオード83とは、燃料電池10とDC/ACインバータ43及びDC/DCコンバータ44との間で、電気的に並列接続されている。
ダイオード83は、後述のように、燃料電池10からDC/ACインバータ43を介して補機41へ電流を供給する整流作用を有する。また、ダイオード83は、後述のように、燃料電池10からDC/DCコンバータ44を介して補機42へ電流を供給する整流作用を有する。従って、スイッチ81は、燃料電池10と、DC/ACインバータ43及びDC/DCコンバータ44とが、ダイオード83のみを介して接続され、燃料電池10から、DC/ACインバータ43及びDC/DCコンバータ44へ電気が流れるスイッチ切断状態と、DC/ACインバータ43及びDC/DCコンバータ44とが、ダイオード83とスイッチ81との両方を介して接続され、燃料電池10から、DC/ACインバータ43及びDC/DCコンバータ44へ電気が流れるスイッチ接続状態と、の切り替えを行う。
DC/ACインバータ43には、補機41が電気的に接続されている。DC/DCコンバータ44には、補機42が電気的に接続されている。また、スイッチ81には、ダイオード84を介してトランス及び平滑回路53が電気的に接続されている。トランス及び平滑回路53には、燃料電池10とは別個独立して設けられた商用電源52が、電気的に接続されている。
従って、スイッチ81は、商用電源52から、DC/ACインバータ43及びDC/DCコンバータ44へ電気が流れる商用電源接続状態と、商用電源52とDC/ACインバータ43及びDC/DCコンバータ44とが切り離されて電気的に接続されていない商用電源切断状態と、の切り替えを行う。
スイッチ81及びダイオード83は、切替回路85を構成する。当該切替回路85は、DC/ACインバータ43を介して補機41を燃料電池10に接続すると共に、DC/DCコンバータ44を介して補機42を燃料電池10に接続するか、又は、DC/ACインバータ43を介して補機41を燃料電池10及び電源部としての商用電源52に接続すると共に、DC/DCコンバータ44を介して補機42を燃料電池10及び電源部としての商用電源52に接続するかの切り替えを行う。
また、制御部71と、DC/DCコンバータ20、系統連系インバータ30、補機41、42、系統模擬信号供給部54、及びスイッチ81、82とは、それぞれ電気的に接続されている。また、制御部71は、系統停電検出器(図示せず)に接続されている。制御部71は、DC/DCコンバータ20、系統連系インバータ30、及びスイッチ81、82を制御可能である。また、制御部71は、系統停電検出器(図示せず)からの信号を入力することにより、系統51の停電を認識可能である。
燃料電池10は、例えば、高温型の燃料電池であるSOFC(固体酸化物形燃料電池)により構成される。燃料電池10においては、水素と酸素とが反応することによる発電が行われる。燃料電池10によって発電された直流電圧は、DC/DCコンバータ20に出力される。また、燃料電池10によって発電された直流電圧は、常時、ダイオード83を介して、DC/ACインバータ43及びDC/DCコンバータ44に出力される。更に、スイッチ81が切り替えられて、前述したスイッチ接続状態となっているときには、燃料電池10によって発電された直流電圧は、スイッチ81を介して、DC/ACインバータ43及びDC/DCコンバータ44に出力される。
DC/DCコンバータ20は、燃料電池10から出力される112.5V程度の直流電圧を、所定の直流電圧に変換(昇圧)する。所定の直流電圧とは、例えば、系統連系インバータ30において系統51に供給可能な電圧(例えば、AC200V)の生成ができる程度の電圧(例えば、DC280V)であり、この出力電圧は、固定値である。
系統連系インバータ30は、DC/DCコンバータ20から出力される直流電圧を、系統51に供給可能な所定の交流電圧(例えば、AC200V)に変換して系統51に供給する。系統連系インバータ30は、交流電圧を系統51に供給するため、系統連系インバータ30から出力される交流電圧の値は、固定値である。一方、系統連系インバータ30は、系統連系インバータ30から出力される電流の値を制御可能である。DC/DCコンバータ20及び系統連系インバータ30のトータルでの変換効率は、93%程度である。
DC/ACインバータ43は、燃料電池10から出力され切替回路85に供給された直流電圧を、補機41において使用可能な所定の交流電圧(例えば、AC100V)に変換する。DC/ACインバータ43は、変換した交流電圧を補機41に出力する。DC/ACインバータ43の変換効率は、88%程度である。
DC/DCコンバータ44は、燃料電池10から出力され切替回路85に供給された直流電圧を、補機42において使用可能な所定の直流電圧(例えば、DC24V)に変換(降圧)する。そしてDC/DCコンバータ44は、変換した直流電圧を補機42に出力する。DC/DCコンバータ44の変換効率は、97%程度である。
補機41は、燃料電池10における発電に用いられる装置である。補機41は、例えば、空気を燃料電池10に供給するためのブロワ等により構成される。補機41は、交流電圧(AC100V)により駆動可能である。
補機42は、燃料電池10における発電に用いられる装置である。補機42は、例えば、燃料電池10に燃料を供給するためのブースターや、制御部71を構成する制御装置等により構成される。補機42は、直流電圧(DC24V)により駆動可能である。
トランス及び平滑回路53は、商用電源52からの交流電圧(AC100V)を、燃料電池10から出力される直流電圧と同一の直流電圧(DC112.5V)に変換する。ダイオード84は、トランス及び平滑回路53からスイッチ81へのみ電気を流す。
系統模擬信号供給部54は、電圧モードで動作するインバータにより構成されている。具体的には、無停電電源装置(以下「UPS」ともいう)や発電機等により構成されている。系統模擬信号供給部54は、制御部71による制御により、模擬信号としての系統51と同一の交流電圧(例えば、AC200V)を、擬似的に系統連系インバータ30に供給する。
制御部71は、シーケンサーにより構成されており、燃料電池10について起動から発電までの一連の動作を制御する。具体的には、補機41、42等の制御を行う。また、制御部71は、スイッチ81、82の切り替えの制御を、スイッチ81、82に対して行う。
制御部71によるスイッチ81、82に対する制御は、以下のとおりである。
系統51において停電が発生していないときには、制御部71は、系統停電検出器(図示せず)からの信号により、系統51において停電が発生していないことを検出する。これにより、制御部71は、スイッチ82に対して制御を行い、図1に示すように、系統51が、燃料電池用系統連系システム1及び構内配電線負荷2に電気的に接続された系統連係状態とする。
また、制御部71は、スイッチ81に対して制御を行い、商用電源52から、DC/ACインバータ43及びDC/DCコンバータ44へ電気が流れる商用電源接続状態として、補機41、42に商用電源52から電気を供給する。
このとき、燃料電池10と、DC/ACインバータ43及びDC/DCコンバータ44とが、ダイオード83のみを介して接続され、燃料電池10から、DC/ACインバータ43及びDC/DCコンバータ44へ電気が流れるスイッチ切断状態となっている。これにより、補機41、42には、ダイオード83を介して燃料電池10が電気的に接続されているため、補機41、42には、商用電源52からの電気と、ダイオード83を介した燃料電池10からの電気との両方が供給される。
系統51において停電が発生したときには、制御部71は、系統停電検出器(図示せず)からの信号により、系統51において停電が発生していることを検出する。これにより、制御部71は、スイッチ82に対して制御を行い、系統51が、燃料電池用系統連系システム1及び構内配電線負荷2から電気的に切り離された系統分離状態とする。また、制御部71は、スイッチ81に対して制御を行い、DC/ACインバータ43及びDC/DCコンバータ44が、ダイオード83とスイッチ81との両方を介して接続され、燃料電池10から、DC/ACインバータ43及びDC/DCコンバータ44へ電気が流れるスイッチ接続状態とする。これにより、補機41、42に燃料電池10からスイッチ81を介して電気を供給する。
上述のように、系統51において停電が発生したときに、制御部71は、スイッチ81及びスイッチ82に対して制御を行い、系統51が、燃料電池用系統連系システム1及び構内配電線負荷2から電気的に切り離された系統分離状態とされたが、この制御に限られない。例えば、制御部71は、系統51において停電が発生する前から、予めスイッチ81に対して制御を行うことによりスイッチ81を切り替えておいて、スイッチ81を介して、燃料電池10からDC/ACインバータ43及びDC/DCコンバータ44へ電気を供給しておくこともできる。この場合には、系統51において停電は未だ発生していないため、系統51は、スイッチ82を介して、燃料電池用系統連系システム1及び構内配電線負荷2から電気的に接続された系統連系状態とされる。このようにすることで、補機41、42について、電源自立運転を行うことができる。
制御部71によるスイッチ81の切り替え中には、補機41、42には、ダイオード83を介した燃料電池10からの電気が供給される。このため、制御部71によるスイッチ81の切り替え中であっても、補機41、42には、ダイオード83を介して燃料電池10から電気が供給され、補機41、42の駆動は確保される。
上記本実施形態の燃料電池用系統連系システム1によれば、以下のような効果を得ることができる。燃料電池用系統連系システム1は、補機41、42を燃料電池10に接続するか又は補機41、42を燃料電池10及び電源部に接続するかの切り替えを行う切替回路85を備える。補機41、42が燃料電池10に接続されているときには、燃料電池10で発電された電気により補機41、42を駆動することができる。また、電源部としての商用電源52から自立して運転される電源として燃料電池10を用いることができる。従って、商用電源52が停電しているときであっても、燃料電池10から補機41、42へ電気を供給することで、燃料電池10は独立して発電することができる。
また、スイッチ81を介して燃料電池10から補機41、42へ電気を供給するため、ダイオード83のみを介して燃料電池10から補機41、42へ電気を供給する場合と比較して、電気の損失が少なく、高効率で電気を補機41、42へと供給することができる。
また、補機41、42が燃料電池10及び商用電源52に接続されているときには、電源部としての商用電源52からの電気、及び、燃料電池10で発電された電気により、補機41、42を運転することができる。このため、商用電源52において停電が発生した場合であっても、燃料電池10から電気が補機41、42へ供給されているため、補機41、42が停止することを防ぐことができ、燃料電池10における発電が停止することを防ぐことができる。
また、切替回路85は、燃料電池10から補機41、42へ電流を供給する整流作用を有する電子素子としてのダイオード83と、補機41、42を、電源部としての商用電源52から切り離した状態として燃料電池10に接続するためのスイッチ81とを有する。このため、スイッチ81を切り替えているときであっても、ダイオード83を介して燃料電池10から補機41、42へ電流が供給されるため、補機41、42が駆動停止することを防ぐことができる。
また、燃料電池用系統連系システム1は、系統連系インバータ30が出力する電流の電流値を制御可能な状態に系統連系インバータ30を維持するための模擬信号を、系統連系インバータ30に供給する系統模擬信号供給部54を備える。このため、系統連系インバータ30が模擬信号を検出することにより、系統51の停電時であっても、系統連系インバータ30が動作を停止することを防ぐことができる。
本発明は、上記実施形態に限定されることはなく、特許請求の範囲に記載された技術的範囲において変形が可能である。例えば、電源部は、商用電源52と無停電電源とを有し、商用電源52と無停電電源とは、択一的に用いられてもよい。具体的には、トランス及び平滑回路53と商用電源52との間に、UPSを電気的に接続する。そして商用電源52の停電時に、UPSから補機41、42に対して電気を供給するようにしてもよい。
また、系統模擬信号供給部54は、UPSや発電機等により構成されていたが、これらに限定されない。例えば、燃料電池10からの直流電圧を、模擬信号としての系統51と同一の交流電圧(例えば、AC200V)に変換可能なDC/ACインバータにより構成されてもよい。
また、切替回路85は、ダイオード83とスイッチ81とを有していたが、これに限定されない。切替回路は、補機41、42を燃料電池10に接続するか又は補機41、42を燃料電池10及び電源部に接続するかの切り替えを行うことができればよい。従って例えば、ダイオード83に代えて、燃料電池10から補機41、42へ電流を供給する整流作用を有する電子素子を用いてもよい。
また、燃料電池10は、SOFCにより構成されていたが、SOFCに限定されない。例えば、PEFC(固体高分子形燃料電池)等を用いてもよい。また、各電圧の値等は、本実施形態に記載の値に限定されない。また、本実施形態では、スイッチ81が用いられたが、スイッチ81に限定されず、例えば、スイッチ81に代えて、リレーなどの開閉器が用いられてもよい。
1 燃料電池用系統連系システム
10 燃料電池
20 DC/DCコンバータ(昇圧コンバータ部)
30 系統連系インバータ(系統連系インバータ部)
41 補機(交流駆動型補機)
42 補機(直流駆動型補機)
43 DC/ACインバータ(補機用インバータ部)
44 DC/DCコンバータ(補機用コンバータ部)
51 系統(商用電源系統)
52 商用電源(電源部)
54 系統模擬信号供給部
81 スイッチ
83 ダイオード(電子素子)
85 切替回路

Claims (6)

  1. 燃料電池と、
    前記燃料電池における発電に用いられる補機と、
    前記燃料電池とは別個独立して設けられた電源部と、
    前記燃料電池から出力される直流電圧を所定の直流電圧に変換する昇圧コンバータ部と、
    前記昇圧コンバータ部から出力される直流電圧を交流電圧に変換して系統に供給すると共に、前記昇圧コンバータ部から出力される直流電流を所定の電流値に制御して系統に供給する系統連系インバータ部と、
    前記補機を前記燃料電池に接続するか又は前記補機を前記燃料電池及び前記電源部に接続するかの切り替えを行う切替回路と、を備える燃料電池用系統連系システム。
  2. 前記切替回路は、前記燃料電池から前記補機へ電流を供給する整流作用を有する電子素子と、前記補機を、前記電源部から切り離した状態として前記燃料電池に接続するためのスイッチとを有する請求項1に記載の燃料電池用系統連系システム。
  3. 前記補機は、交流電圧により駆動可能な交流駆動型補機を有し、
    前記燃料電池用系統連系システムは、前記燃料電池から出力され前記切替回路に供給された直流電圧を、交流電圧に変換して前記交流駆動型補機へ出力する補機用インバータ部を備える請求項1又は請求項2に記載の燃料電池用系統連系システム。
  4. 前記補機は、直流電圧により駆動可能な直流駆動型補機を有し、
    前記燃料電池用系統連系システムは、前記燃料電池から出力され前記切替回路に供給された直流電圧を所定の直流電圧に変換して、前記直流駆動型補機へ出力する補機用コンバータ部を備える請求項1〜請求項3のいずれかに記載の燃料電池用系統連系システム。
  5. 前記電源部は、商用電源と無停電電源とを有し、
    前記商用電源と前記無停電電源とは、択一的に用いられる請求項1〜請求項4のいずれかに記載の燃料電池用系統連系システム。
  6. 前記系統連系インバータ部が出力する電流の電流値を制御可能な状態に前記系統連系インバータ部を維持するための模擬信号を、前記系統連系インバータ部に供給する系統模擬信号供給部を備える請求項1〜請求項5のいずれかに記載の燃料電池用系統連系システム。
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