JP2014182744A - ディスク制御装置およびディスクの減設方法、ストレージシステム、並びにコンピュータ・プログラム - Google Patents

ディスク制御装置およびディスクの減設方法、ストレージシステム、並びにコンピュータ・プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】減設対象ディスクに格納されたデータを、コピー元のパーティションと同じ冗長グループを構成するパーティションを持たない他ディスクの空き領域へとコピーすることで、データを消失することなく、かつ、冗長性を保持しつつ、ディスクアレイを構成しているディスク単体での減設を行う。
【解決手段】ディスク制御装置1は、ディスク装置6のパーティションの位置と、そのパーティションを識別する情報と、前記複数のディスク装置の冗長グループを識別する情報とが関連付けされた管理テーブル4を参照することにより、減設対象であるディスク装置に格納されている情報のコピー元パーティションと、コピー先パーティションとを決定すると共に、コピー元パーティションに格納されている情報を、コピー先パーティションにコピーする。
【選択図】図1

Description

本発明は、ディスク制御装置およびディスクの減設方法に関し、例えば、データを複数のディスク装置に分散して格納するディスク制御装置及びディスクの減設方法に関する。
一般的なディスクアレイ装置は、複数のディスク装置(以下、単にディスクという)を搭載し、大容量ディスクとして扱う装置である。ディスクアレイは、装置の信頼性や処理能力を向上させるRAID(Redundant Array of Independent Disks)技術が採用されているため、RAID(レイド)装置とも呼ばれる。
特許文献1では、ディスクアレイ装置に、ディスクを増設する技術が開示されている。
特許文献1で対象としているディスクアレイ装置について、図6と図7を参照して、説明する。
図6は、特許文献1で対象としているディスクアレイ装置のブロック図である。
図6を参照すると、ディスクアレイ装置25は、ホストコンピュータ10にファイバチャネルのような汎用バス18を通じて接続されたディスクアレイコントローラ11と、このディスクアレイコントローラ11に同じくファイバチャネルのような汎用バス19を通じて接続された複数のディスク装置20〜24を使って所定のRAIDタイプのディスクアレイを提供する。ここで、ディスク装置20〜24は、すべて同じ記憶容量を持つ。
ディスクアレイコントローラ11は、インターフェースチップ12と、バッファメモリ13と、メモリコントローラ14と、マイクロプロセッサ15と、ローカルメモリ16と、インターフェースチップ17とを有する。
インターフェースチップ12は、ディスクアレイコントローラ11をホストコンピュータ10と汎用バス18で接続するインタフェース、インターフェースチップ17は、ディスクアレイコントローラ11を複数のディスク装置20〜24と汎用バス19で接続するインタフェースである。それらのインターフェースチップ12と17の間には、リードデータおよびライトデータを格納するバッファメモリ13と、それを制御するメモリコントローラ14と、それらを統括的に制御するマイクロプロセッサ16と、マイクロコードや各種の制御情報を格納するローカルメモリ17とが設けられている。
図7は、特許文献1で対象としているディスクアレイ装置のディスク構成を示す図である。
図7に示すように、本ディスクアレイ装置は、ハードディスクの物理構成とRAID制御を切り離して、RAIDを仮想化している。そして、ディスクの記憶領域を等分割した各分割領域を1つのパーティションとして、異なるディスクのパーティションを組み合わせて冗長グループを作成する。同じ冗長グループを構成するパーティションを異なるディスクに配置することにより、ディスク故障時のデータの復旧を可能としている。
特開2005−99998号公報
上述したディスクアレイを構成しているディスクのうち、1台のディスクを減設したい場合に、減設対象ディスクに格納されたデータを既存のディスクへコピーするとRAID構成が崩れてしまうおそれがある。そのため、容易にはコピーが実施できず、ディスク単体での減設をすることは困難である。本願において、減設は、ディスクアレイを構成しているディスクを物理的に切り離すことを意味するものとする。
特許文献1に提案されている技術は、ディスクを増設することを目的にしており、ディスクを減設する場合について考慮していない。
そこで、本発明は、減設対象ディスクに格納されたデータを、コピー元のパーティションと同じ冗長グループを構成するパーティションを持たない他ディスクの空き領域へとコピーすることで、データを消失することなく、かつ、冗長性を保持しつつ、ディスクアレイを構成しているディスク単体での減設を行うことを主たる目的とする。
上記の目的を達成すべく、本発明に係るディスク制御装置は、以下の構成を備えることを特徴とする。
即ち、本発明に係るディスク制御装置は、
複数のディスク装置の記憶領域が論理的に分割されることによって得られた各領域を表すパーティションの位置と、そのパーティションを識別する情報と、前記複数のディスク装置のうち異なるディスク装置間において該パーティションを複数組み合わせてなる冗長グループを識別する情報とが関連付けされた管理テーブルを、前記複数のディスク装置のうちの減設対象であるディスク装置を示す減設対象情報に基づいて参照することにより、該減設対象であるディスク装置に格納されている情報のコピー元パーティションと、コピー先パーティションとを決定すると共に、前記決定されたコピー元パーティションに格納されている情報を、前記コピー先パーティションにコピーするようコピー手段を制御する制御手段を備える
ことを特徴とする。
同目的を達成する本発明に係るディスクの減設方法は、
情報処理装置が、複数のディスク装置の記憶領域が論理的に分割されることによって得られた各領域を表すパーティションの位置と、そのパーティションを識別する情報と、前記複数のディスク装置のうち異なるディスク装置間において該パーティションを複数組み合わせてなる冗長グループを識別する情報とが関連付けされた管理テーブルを、前記複数のディスク装置のうちの減設対象であるディスク装置を示す減設対象情報に基づいて参照することにより、該減設対象であるディスク装置に格納されている情報のコピー元パーティションと、コピー先パーティションとを決定すると共に、前記決定されたコピー元パーティションに格納されている情報を、前記コピー先パーティションにコピーするよう制御する
ことを特徴とする。
また、同目的を達成する本発明に係るストレージシステムは、
複数のディスク装置の記憶領域が論理的に分割されることによって得られた各領域を表すパーティションの位置と、そのパーティションを識別する情報と、前記複数のディスク装置のうち異なるディスク装置間において該パーティションを複数組み合わせてなる冗長グループを識別する情報とが関連付けされた管理テーブルと、前記複数のディスク装置のうちの減設対象であるディスク装置を示す減設対象情報に基づいて前記管理テーブルを参照することにより、該減設対象であるディスク装置に格納されている情報のコピー元パーティションと、コピー先パーティションとを決定すると共に、前記決定されたコピー元パーティションに格納されている情報を、前記コピー先パーティションにコピーするよう制御する制御手段と、前記制御手段により制御され、前記コピー元パーティションに格納されている情報を、前記コピー先パーティションにコピーするコピー手段とを備える
ことを特徴とする。
更に、同目的は、上記構成を有するディスクの減設方法、並びにディスク制御装置を、コンピュータによって実現するコンピュータ・プログラム、及びそのコンピュータ・プログラムが格納されている、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体によっても達成される。
上記の本発明によれば、減設対象ディスクに格納されたデータを、コピー元のパーティションと同じ冗長グループを構成するパーティションを持たない他ディスクの空き領域へとコピーすることで、データを消失することなく、かつ、冗長性を保持しつつ、ディスクアレイを構成しているディスク単体での減設を行うことができる。
本発明の第1の実施形態に係るディスクアレイ装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第2の実施形態に係る各ディスクのパーティションが構成する冗長グループの情報を格納する管理テーブルである。 本発明の第2の実施形態におけるディスク減設処理手順を説明する図である。 本発明の第3の実施形態に係る各ディスクのデータ書き込み位置を格納する管理テーブルである。 本発明の第3の実施形態に係るディスク内のパーティション数の変更方法を説明する図である。 特許文献1で対象としているディスクアレイ装置のブロック図である。 特許文献1で対象としているディスクアレイ装置のディスク構成を示す図である。
次に、本発明を実施する形態について図面を参照して詳細に説明する。
<第1の実施形態>
図1は、本発明の第1の実施形態に係るディスクアレイ装置の構成を示すブロック図である。
本実施形態に係るディスクアレイ装置は、ディスク制御装置1と、減設対象情報3と、管理テーブル4と、コピー部5と、ディスク6とを有する
ディスク制御装置1は、制御部2を有する。
減設対象情報3は、制御部2に提供する情報であって、例えば、ディスクアレイ装置の管理者が決定する情報である。減設対象情報3は、減設するディスクを示す情報である。
管理テーブル4は、ディスクアレイ装置を構成するディスク6ごとにパーティション情報と冗長グループ情報が関連付けられて格納されている。パーティション情報は、パーティション位置とパーティション番号である。冗長グループ情報は、各パーティションに格納されたデータがどの冗長グループに属するかを示す情報、例えば、冗長グループ番号である。
制御部2は、減設対象情報3を元に、管理テーブル4を参照して、減設対象ディスク内にあるコピー元のパーティションと、減設対象以外のディスク内にあるコピー先のパーティションを求める。制御部2は、コピー元のパーティションに格納されたデータを、コピー先のパーティションにコピーするように、コピー部5に指示する。
制御部2よりコピーを指示されたコピー部5は、コピー元として指定されたパーティションに格納されたデータを、コピー先として指定されたパーティションにコピーする。コピーを行う技術自体は、現在では一般的な技術を採用できるので、本実施形態における詳細な説明は省略する。
制御部2は、コピー部5によるコピーが完了した後に、管理テーブル4を、コピー後の状態に合わせた内容に変更する。
このように、制御部2は、減設対象ディスクに格納された有効なデータを、減設対象ディスク内にあるパーティションごとに、他のハードディスク内にあるパーティションへコピーする。制御部2は、コピーを完了することにより、減設対象ディスクを減設することが可能になる。
なお、本発明の一実施形態として、上述した各構成を有するディスク制御装置1について説明した。しかしながら、本発明は、減設対象情報3に基づいて管理テーブル4を参照することによって、ディスクアレイ装置を構成するディスク6の中から減設対象ディスクを特定し、特定した減設対象ディスクの内容を、コピー部5を利用してコピーするディスク制御装置1には限定されない。即ち、本発明の他の見知として、制御部2と、管理テーブル4と、コピー部5とを有するストレージシステム(ディスクアレイ装置)も、本発明の実施形態を構成すると捉えることができる。
以上、説明したように、第1の実施形態には、減設対象ディスクに格納された有効なデータを、コピー元のパーティションと同じ冗長グループを構成するパーティションを持たない他ディスクの空き領域へとコピーすることで、データを消失することなく、かつ、冗長性を保持しつつ、ディスクアレイ装置を構成しているディスク単体での減設を行うことができるという効果がある。
その理由は、本実施形態に係るディスクアレイ装置は、ディスクアレイ装置を構成する各ディスクのパーティションが構成する冗長グループ情報を管理テーブルに格納し、その管理テーブルを参照することにより、減設対象ディスク内に格納されたデータのコピー先を決定しているためである。
なお、上述した実施形態において図1に示した制御部2(ディスク制御装置1)は、専用の装置によって実現してもよいが、上述した当該制御部2の機能を実現可能なコンピュータ・プログラムを、ハードウェア資源であるコンピュータ(情報処理装置)が有するCPU(Central Processing Unit)において実行することによっても達成可能である。
<第2の実施形態>
次に上述した第1の実施形態に係るディスクアレイ装置を基本とする第2の実施形態について説明する。
図7に例示するように、ディスクアレイを構成する5つのディスクは、各々のディスクがそれぞれ4つのパーティションに等分割されている。そして、4つの異なるディスクからパーティションを1つずつ選択して、冗長グループを構成している。
この5つのディスクのうち、1つのディスクを減設する場合について説明する。
どのディスクを減設対象ディスクとして選択するかは、例えば、ディスク管理者が決定する。
ディスク管理者は、最も古いディスクを減設して処分する、あるいは、比較的新しいディスクを減設して別のディスクアレイ装置に付け替えるなどを判断することにより、減設対象ディスクを決定する。
また、ディスク管理者は、不要な冗長グループも決定する。不要な冗長グループは、例えば、冗長グループのパーティションを使用しているテナント(お客様)がいない状態であるということを根拠に選択する。
ディスク管理者は、どのテナントがどの冗長グループのパーティションを使用しているかを認識することができる。ディスク管理者は、どのテナントも利用していない冗長グループを、不要な冗長グループとして選択する。
なお、減設が可能であるディスク構成の条件は、RAIDを構成するディスク数が、冗長グループを構成するパーティション数より大きいことである。図7に示す構成では、ディスク数が5で、冗長グループを構成するパーティション数が4であるため、ディスク1台の減設が可能である。
図2は、本発明の第2の実施形態に係る各ディスクのパーティションが構成する冗長グループの情報を格納する管理テーブル35である。図2および後述する図4は、スペースの都合で、すべてのディスクを横に並べると入りきれないので、仮に3段に記述している。
図2に示すように、管理テーブル35は、ディスク30欄と、パーティション位置31欄と、パーティション番号32欄と、冗長グループ番号33欄とからなる。
管理テーブル35には、制御部2が、例えば、図7に例示するディスクアレイを構成するすべてのディスクについて、情報を格納しておく。
図3は、本発明の第2の実施形態におけるディスク減設処理手順を説明する図である。
ここでは、第5の冗長グループを使用しているテナントがいなくなり、プール全体の使用量が低下したため、ディスクを1つ減設しても他テナントの容量に影響を及ぼさないという前提で、例えば、ディスク装置20を減設するとする。
ディスク管理者は、減設対象ディスクとして、ディスク装置20を選択する(ステップS40)。
ディスク管理者は、不要な冗長グループとして、第5の冗長グループを選択する(ステップS41)。
次に、ディスクアレイ装置は、減設対象であるディスク装置20のパーティション位置0に対応するパーティションから順に、そのパーティション位置に格納されたデータを、他ディスクのパーティションにコピーする。
制御部2は、管理テーブル35内のディスク30欄に示されるディスク装置20に対応するパーティション位置31欄が“0”であるパーティション番号32欄を参照する。制御部2は、参照したパーティション番号32欄の値であるパーティション番号“140”を、コピー元であるパーティションのパーティション番号とする(ステップS42)。
制御部2は、管理テーブル35内の当該パーティション番号“140”に対応する冗長グループ番号33欄を参照する。参照した冗長グループ番号33欄は、冗長グループ“5”であり、第5の冗長グループは、不要な冗長グループとして選択されている(ステップS43にて“Yes”)。よって、制御部2は、当該パーティション位置に格納されたデータのコピーを行う必要がないと判断する。
制御部2は、ステップS43〜S48を、減設対象であるディスク装置20内のすべてのパーティションに対して行ってはいないので(ステップS49にて“No”)、管理テーブル35内の参照するパーティション位置31欄を1つ進める(ステップS50)。
制御部2は、管理テーブル35内のディスク30欄に示されるディスク装置20に対応するパーティション位置31欄が“1”に対応するパーティション番号32欄を参照する。制御部2は、参照したパーティション番号32欄の値である“110”を、コピー元であるパーティションのパーティション番号とする。
制御部2は、管理テーブル35内の当該パーティションの冗長グループ番号33欄を参照すると、冗長グループ番号33欄の値は、“2”である。第2の冗長グループは、不要な冗長グループとして選択されていない(ステップS43にて“No”)。よって、制御部2は、パーティション番号“110”のパーティションに格納されたデータを、コピー元としてコピーを行うことが決定する。
次に、制御部2は、当該パーティション位置に格納されたデータをコピーするコピー先のディスクを決定する。
制御部2は、管理テーブル35内のディスク30欄で、先頭フィールドの値が、“20”で、減設対象ディスクを示すため、管理テーブル35内の参照するディスク30欄を1つ進める(ステップS44)。
制御部2は、管理テーブル35内のディスク30欄で、ディスク“21”の冗長グループ番号33欄を参照して、コピー元であるパーティション番号110と同じ冗長グループである第2の冗長グループを構成するパーティションが存在せず、かつ、不要な冗長グループが存在するか確認する(ステップS45)。
ディスク“21”には、コピー元と同じ冗長グループである第2の冗長グループを構成するパーティションがあるため(ステップS45にて“No”)、制御部2は、管理テーブル35内の参照するディスク30欄を1つ進める(ステップS46)。
制御部2は、ディスク“22”についても同様にステップS45を行い、ディスク“21”と同様に、コピー元と同じ冗長グループである第2の冗長グループを構成するパーティションがあるため(ステップS45にて“No”)、制御部2は、管理テーブル35内の参照するディスク30欄を1つ進める(ステップS46)。
制御部2は、管理テーブル35内のディスク30欄が“23”に該当する箇所を参照する。ディスク“23”には、コピー元と同じ冗長グループである第2の冗長グループが含まれず、かつ、不要な冗長グループとして選択された第5の冗長グループが含まれる(ステップS45にて“Yes”)ため、コピー先のディスクは、ディスク“23”に決定する。
制御部2は、パーティション番号“110”に格納されたデータを、ディスク“23”で不要な冗長グループとして選択された第5の冗長グループを構成しているパーティション番号“143”のパーティションへ、コピー部5によりコピーする(ステップS47)。
コピーが完了した後、制御部2は、管理テーブル35内のディスク“23”のパーティション位置“0”に対応するパーティション番号32欄と冗長グループ番号33欄とを、コピー元であるパーティション番号“110”に対応する値に更新する(ステップS48)。
制御部2は、ステップS43〜S48を、減設対象であるディスク装置20内のすべてのパーティションに対して行ってはいない(ステップS49にて“No”)場合には、コピー元として参照する、管理テーブル35内の参照するパーティション位置31欄を1つ進める(ステップS50)。
制御部2は、ステップS43からステップS49までの作業を減設対象ディスクのすべてのパーティションに施し、不要な冗長グループのデータを除くすべてのパーティションに格納されたデータのコピーが完了したら、ディスク装置20は、減設可能となる(ステップS51)。
本実施形態は、5つのディスクによりRAIDを構成し、その各ディスクを4つのパーティションに分割して、分割したパーティションが4つにより1つの冗長グループを構成する場合を例に説明した。しかし、ディスクアレイを構成するディスク数、1つのディスクに対するパーティション数、冗長グループを構成するパーティション数は、これに限定されることはない。
以上、説明したように、第2の実施形態には、減設対象ディスク内に格納された有効なデータを、コピー元のパーティションと同じ冗長グループを構成するパーティションを持たない他ディスクの空き領域へとコピーすることで、データを消失することなく、かつ、RAID構成を崩すことなく、ディスクを減設することができるという効果がある。
その理由は、本実施形態に係るディスクアレイ装置は、ディスクアレイを構成する各ディスクのパーティションが構成する冗長グループ情報を管理テーブルに格納し、その管理テーブルを参照することにより、減設対象ディスク内に格納されたデータのコピー先を決定しているためである。
<第3の実施形態>
本発明の第3の実施形態として、冗長グループを減らさずに、ディスクを減設する方法を説明する。
本実施形態に係るディスクアレイ装置のブロック図は、図6を参照して説明したブロック図と同様な構成である。以下、図6を参照しながら、各ディスク内のパーティション数を増やすことで、減設対象ディスク内に格納されたデータをコピーして減設する方法を示す。
第2の実施形態と同様に、図7に示すディスク構成を持つディスクアレイ装置を例に説明する。
図7に例示する各ディスクのパーティション数を現状の4つから5つに増やすことで、増えたパーティションに、減設対象ディスクに格納されているデータをコピーする。
図4と図5を用いて、ディスク装置20を例にパーティション数を変更する方法を説明する。
図4は、本発明の第3の実施形態に係る各ディスクのデータ書き込み位置を格納する管理テーブル36である。
図4に示すように、管理テーブル36は、ディスク30欄と、パーティション位置31欄と、パーティション番号32欄と、冗長グループ番号33欄と、書き込み位置34欄とからなる。
管理テーブル36には、制御部2が、ディスクアレイを構成するすべてのディスクについて、データを保存する際、書き込んだパーティション番号、データ保存位置を関連付けて格納しておく。
図5は、本発明の第3の実施形態に係るディスク内のパーティション数の変更方法を説明する図である。
パーティション範囲60は、現在使用しているパーティションの1つである。
パーティション範囲61は、ディスクの全記憶領域を5等分に分割して、パーティションを5つに増やした際のパーティションである。パーティション範囲62はその差分である。
パーティション数の変更作業は、パーティション位置の最も大きいパーティションから順に行う(今回はパーティション位置3、パーティション番号130から始める)。
制御部2は、管理テーブル36を参照して、パーティション範囲62内に格納されているデータを検索する。パーティション範囲62内に格納されているデータが見つかった場合には、制御部2は、パーティション範囲62内に格納されているデータを、パーティション範囲61内へ移動する。データの移動後に、制御部2は、管理テーブル36の書き込み位置34欄を、データ移動後の状態に合わせて更新する。
次に、制御部2は、パーティション範囲63へ、変更前のパーティションとの差分であるパーティション範囲64内に格納されているデータを移動する。制御部2は、この作業をすべてのパーティションに対して行うことにより、データの入っていないパーティションを1つ生成することができる。
制御部2は、減設対象のディスク以外の全ディスクに同様の処理を行うことで、データの入っていないパーティションを生成し、そこへ減設対象ディスクに格納されたデータをコピーする。
減設対象ディスクからのコピーは、前述の第2の実施形態で説明した方法で行う。但し、本実施形態では、不要な冗長グループを選択しないため、図3に示した手順のうち、ステップS41、S43は実施不要で、ステップS45における「不要な冗長グループが存在する」という条件は必要ない。また、ステップS47におけるコピー先パーティションは、新規に生成して、まだデータを格納していないパーティションとなる。
このように、制御部2は、既存ディスクのパーティションを1つ増やし、減設対象ディスクに格納されたデータを、新規に生成したパーティションへコピーする。
そのため、不要な冗長グループを選択する必要がなくなり、すべての冗長グループが使用されていてもディスクの減設を行うことができる。
以上、説明したように、第3の実施形態には、冗長グループを減らさずに、減設対象ディスク内に格納された有効なデータを、コピー元のパーティションと同じ冗長グループを構成するパーティションを持たない他ディスクの空き領域へとコピーすることで、データを消失することなく、かつ、RAID構成を崩すことなく、ディスクを減設することができるという効果がある。
その理由は、本実施形態に係るディスクアレイ装置は、1つのディスク内のパーティションの数を増やすことにより、ディスクアレイ装置全体として、ディスクを減設してもパーティションの数が足りるためである。
1 ディスク制御装置
2 制御部
3 減設対象情報
4 管理テーブル
5 コピー部
6 ディスク装置
10 ホストコンピュータ
11 ディスクアレイコントローラ
12 インターフェースチップ
13 バッファメモリ
14 メモリコントローラ
15 マイクロプロセッサ
16 ローカルメモリ
17 インターフェースチップ
18 汎用バス
19 汎用バス
20 ディスク装置
21 ディスク装置
22 ディスク装置
23 ディスク装置
24 ディスク装置
25 ディスクアレイ装置
30 ディスク
31 パーティション位置
32 パーティション番号
33 冗長グループ番号
34 書き込み位置
35 管理テーブル
36 管理テーブル

Claims (7)

  1. 複数のディスク装置の記憶領域が論理的に分割されることによって得られた各領域を表すパーティションの位置と、そのパーティションを識別する情報と、前記複数のディスク装置のうち異なるディスク装置間において該パーティションを複数組み合わせてなる冗長グループを識別する情報とが関連付けされた管理テーブルを、前記複数のディスク装置のうちの減設対象であるディスク装置を示す減設対象情報に基づいて参照することにより、該減設対象であるディスク装置に格納されている情報のコピー元パーティションと、コピー先パーティションとを決定すると共に、前記決定されたコピー元パーティションに格納されている情報を、前記コピー先パーティションにコピーするようコピー手段を制御する制御手段を
    備えることを特徴とするディスク制御装置。
  2. 前記減設対象情報は、不要な冗長グループを識別する情報を含むことを特徴とする請求項1記載のディスク制御装置。
  3. 前記制御手段は、前記ディスク装置の記憶領域を分割して得られる領域の数を増やすことにより、パーティションの数を増やし、増やした領域に、前記減設対象であるディスク装置に格納されている情報を、コピーするよう前記コピー手段を制御することを特徴とする請求項1記載のディスク制御装置。
  4. 前記ディスク装置は、RAID構成をなすことを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載のディスク制御装置。
  5. 情報処理装置が、複数のディスク装置の記憶領域が論理的に分割されることによって得られた各領域を表すパーティションの位置と、そのパーティションを識別する情報と、前記複数のディスク装置のうち異なるディスク装置間において該パーティションを複数組み合わせてなる冗長グループを識別する情報とが関連付けされた管理テーブルを、前記複数のディスク装置のうちの減設対象であるディスク装置を示す減設対象情報に基づいて参照することにより、該減設対象であるディスク装置に格納されている情報のコピー元パーティションと、コピー先パーティションとを決定すると共に、前記決定されたコピー元パーティションに格納されている情報を、前記コピー先パーティションにコピーするよう制御することを特徴とするディスクの減設方法。
  6. 複数のディスク装置の記憶領域が論理的に分割されることによって得られた各領域を表すパーティションの位置と、そのパーティションを識別する情報と、前記複数のディスク装置のうち異なるディスク装置間において該パーティションを複数組み合わせてなる冗長グループを識別する情報とが関連付けされた管理テーブルと、
    前記複数のディスク装置のうちの減設対象であるディスク装置を示す減設対象情報に基づいて前記管理テーブルを参照することにより、該減設対象であるディスク装置に格納されている情報のコピー元パーティションと、コピー先パーティションとを決定すると共に、前記決定されたコピー元パーティションに格納されている情報を、前記コピー先パーティションにコピーするよう制御する制御手段と、
    前記制御手段により制御され、前記コピー元パーティションに格納されている情報を、前記コピー先パーティションにコピーするコピー手段とを
    備えることを特徴とするストレージシステム。
  7. 複数のディスク装置の記憶領域が論理的に分割されることによって得られた各領域を表すパーティションの位置と、そのパーティションを識別する情報と、前記複数のディスク装置のうち異なるディスク装置間において該パーティションを複数組み合わせてなる冗長グループを識別する情報とが関連付けされた管理テーブルを、前記複数のディスク装置のうちの減設対象であるディスク装置を示す減設対象情報に基づいて参照することにより、該減設対象であるディスク装置に格納されている情報のコピー元パーティションと、コピー先パーティションとを決定すると共に、前記決定されたコピー元パーティションに格納されている情報を、前記コピー先パーティションにコピーするよう制御する制御機能を、コンピュータに実行させる
    ことを特徴とするコンピュータ・プログラム。
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