JP2014182552A - 生体認証装置、生体認証方法及び生体認証用コンピュータプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】生体認証装置(1)は、過去の生体認証時において利用者の生体情報を表す過去データが取得された際の生体情報の特徴などを表す過去状態情報を記憶する記憶部(5)と、利用者の生体情報を表すデータを取得する生体情報取得部(4)と、利用者の生体情報を表すデータから、そのデータ取得時における利用者の生体情報の特徴などを表す現状態情報を抽出する状態情報抽出部(11、16)と、現状態情報と過去状態情報の類似度合いを表す再現度を算出する再現度算出部(12)と、利用者の生体情報を表すデータが過去データそのものあるいは過去データの一部を改変したものであると推定される閾値と再現度を比較し、再現度がその閾値以上である場合、利用者を認証しない不正アクセス判定部(13)とを有する。
【選択図】図2
Description
また、不正利用者が、何らかの方法により、過去に認証に成功した時の入力生体画像なと、登録利用者の生体情報を表すデータを不正に取得し、そのデータを生体認証装置へ入力することで、不正に認証を受けようとすることがある。これはリプレイ攻撃と呼ばれる。
また、リプレイ攻撃では、過去に認証に成功したデータが利用されるので、生体認証装置は、不正利用者を誤って認証してしまうおそれがある。
上記の一般的な記述及び下記の詳細な記述の何れも、例示的かつ説明的なものであり、請求項のように、本発明を限定するものではないことを理解されたい。
上記のように、ヒルクライミング攻撃またはリプレイ攻撃が行われるときの生体画像に表された生体情報は、過去に同一人物の照合に利用された生体画像に表された生体情報と非常に類似している。一方、登録利用者本人が利用者として認証を求める場合でも、生体情報を表すデータが生成される度に、生体情報を含む部位の状態が異なったり、生体情報撮影時の生体情報を含む部位の姿勢など、撮影時の環境の状態が異なる。そのため、最新の照合時において取得された生体画像に表された生体情報は、過去に照合に利用された生体画像に表された生体情報とある程度異なる。
また、本明細書において、「照合処理」という用語は、利用者の生体情報と登録利用者の生体情報の相違度合いまたは類似度合いを表す指標を算出する処理を示すために使用される。また、「生体認証処理」という用語は、照合処理だけでなく、照合処理により求められた指標を用いて、利用者を認証するか否かを決定する処理を含む、認証処理全体を示すために使用される。
なお、生体情報取得部4は、スライド式の指紋センサを有してもよい。この場合、生体情報取得部4は、指紋センサに対して指をスライドさせている間に、所定の時間間隔で順次部分画像を生成する。部分画像には、その指の表面の指紋の一部が写されており、複数の部分画像を生成された時間順に連結することで、その指の指紋全体が写った生体画像が合成される。
さらに記憶部5は、生体情報取得部4から受け取った生体画像を一時的に記憶してもよい。
あるいは、特徴情報抽出部11は、生体画像そのもの、あるいは生体画像上の指紋が写った領域を含む一部の領域を生体画像から切り出して、特徴情報としてもよい。
なお、記憶部5は、再現度の算出に要する演算量を抑制するために、過去特徴情報と関連付けられた生体画像の取得時刻から一定期間が経過すると、その過去特徴情報を消去してもよい。その一定期間は、例えば、1か月、3か月、6か月あるいは1年に設定される。
なお、入力部3を介して入力された識別情報と一致する登録利用者の識別情報と関連付けられた過去特徴情報が複数存在する場合、再現度算出部12は、過去特徴情報ごとに再現度を算出する。そして再現度算出部12は、過去特徴情報ごとの再現度のうちの最大値を求め、再現度の最大値を不正アクセス判定部13へ通知する。
一方、再現度が不正判定閾値未満である場合、不正アクセス判定部13は、不正なアクセスは行われていないと判定し、その判定結果を処理部6へ通知する。
処理部6は、現特徴情報と登録特徴情報を照合部14へ渡す。
なお、マニューシャマッチング及びパターンマッチングの手順は、再現度算出部12にて説明した手順と同様である。
処理部6は、入力部3を介して照合対象となる登録利用者の識別情報を取得する(ステップS101)。また処理部6は、生体情報取得部4から、利用者の生体画像を取得する(ステップS102)。
認証判定部15は、類似度が認証判定閾値以上か否か判定する(ステップS108)。類似度が認証判定閾値以上である場合(ステップS108−Yes)、認証判定部15は、利用者の生体情報と登録利用者の生体情報は一致すると判定する。そして認証判定部15は、利用者を認証する(ステップS109)。
一方、類似度が認証判定閾値未満である場合(ステップS108−No)、認証判定部15は、利用者の生体情報と登録利用者の生体情報は一致しないと判定する。そして認証判定部15は、利用者を認証しない(ステップS110)。
ステップS109またはS110の後、処理部6は、生体認証処理を終了する。
リスト500の各行には、記憶部5に記憶された順に、一つの過去特徴情報が格納されている。そしてリスト500の左端の各欄には、過去特徴情報の番号が格納されている。またリスト500の左から2番目の列の各欄には、過去特徴情報が抽出された生体画像の取得時刻が格納されている。またリスト500の左から3番目の列の各欄には、生体認証に成功したか否かを表すフラグが格納されている。この例では、フラグが’1’であれば認証に成功したことを表し、フラグが’0’であれば認証に失敗したことを表す。そしてリスト500の右端の列の各欄には、過去特徴情報が格納されている。以下では、過去特徴情報が抽出された生体画像の取得時刻を、単に取得時刻と呼ぶ。この例では、1番目の過去特徴情報の取得時刻と2番目の過去特徴情報の取得時刻の差は1分よりも長いので、1番目の過去特徴情報は、2番目以降の過去特徴情報とは別のセッションに属する。一方、2番目の過去特徴情報の取得時刻と3番目の過去特徴情報の取得時刻の差、及び、3番目の過去特徴情報の取得時刻と4番目の過去特徴情報の取得時刻の差は、何れも1分未満であるため、2番目〜4番目の過去特徴情報は、同一セッションに属する。そのため、例えば、4番目の過去特徴情報が得られたとき、再現度算出部12は、リスト500の2番目及び3番目の過去特徴情報について、ヒルクライミング攻撃判定のための再現度を算出する。
処理部6は、入力部3を介して照合対象となる登録利用者の識別情報を取得する(ステップS201)。また処理部6は、生体情報取得部4から、利用者の生体画像を取得する(ステップS202)。
認証判定部15は、類似度が認証判定閾値以上か否か判定する(ステップS205)。類似度が認証判定閾値以上である場合(ステップS205−Yes)、認証判定部15は、利用者の生体情報と登録利用者の生体情報は一致すると判定し、その旨を再現度算出部12へ通知する。
図7において、処理部61の各部には、図2に示された処理部6の対応する構成要素と同じ参照番号を付した。第3の実施形態による処理部61は、第1の実施形態による処理部6と比較して、環境情報抽出部16を有する点で異なる。
あるいは、環境情報抽出部16は、隆線に相当する画素の輝度平均値と谷線に相当する画素の輝度平均値との差をコントラストとして算出し、そのコントラストを環境情報としてもよい。この差は、例えば、生体画像取得時における、指の表面の乾燥度合いに応じて変化する。
あるいまた、環境情報抽出部16は、環境情報として、複数の特徴量、例えば、隆線の幅、被写体領域の重心の位置及びコントラストのうちの少なくとも二つを求めてもよい。
なお、記憶部5は、再現度の算出に要する演算量を抑制するために、特徴情報及び環境情報が記憶されてから一定期間が経過すると特徴情報及び環境情報を消去してもよい。その一定期間は、例えば、1か月、3か月、6か月あるいは1年に設定される。
あるいは、再現度算出部12は、生体再現度と環境再現度の平均値を再現度としてもよい。
例えば、生体認証システム100は、少なくとも1台の端末110とサーバ120とを有する。そして端末110とサーバ120は、有線または無線の通信ネットワーク130を介して接続される。なお、図8において、生体認証システム100が有する構成要素のうち、図1に示した生体認証装置1が有する構成要素の何れかと対応する構成要素には、生体認証装置1が有する構成要素の参照番号と同じ参照番号を付した。
記憶部21は、例えば、半導体メモリ回路を有し、生体情報取得部4により生成された生体画像を一時的に記憶する。また画像取得制御部22は、一つまたは複数のプロセッサとその周辺回路とを有し、端末110の各部を制御し、かつ、端末110で動作する各種のプログラムを実行する。そして画像取得制御部22は、生体情報取得部4により生成された生体画像を、端末110の識別情報とともに、端末110を通信ネットワーク130と接続するためのインターフェース回路を有するインターフェース部23を介してサーバ120へ送信する。さらに画像取得制御部22は、入力部3を介して入力されたユーザ識別情報もサーバ120へ送信してもよい。
(付記1)
利用者の生体情報に基づいて、当該利用者を登録利用者として認証するか否かを判定する生体認証装置であって、
過去の生体認証時において利用者の生体情報を表す過去データが取得された際の当該生体情報の特徴または取得環境の状態を表す過去状態情報を記憶する記憶部と、
利用者の生体情報を表すデータを取得する生体情報取得部と、
前記利用者の生体情報を表すデータから、当該データ取得時における利用者の生体情報の特徴または取得環境の状態を表す現状態情報を抽出する状態情報抽出部と、
前記現状態情報と前記過去状態情報の類似度合いを表す再現度を算出する再現度算出部と、
前記データが前記過去データそのものあるいは前記過去データの一部を改変したものであると推定される閾値と前記再現度を比較し、前記再現度が当該閾値以上である場合、利用者を認証しない不正アクセス判定部と、
を有する生体認証装置。
(付記2)
前記利用者の生体情報が前記登録利用者の生体情報と一致するか否かを判定する認証判定部をさらに有し、
前記記憶部は、前記過去状態情報とともに、前記過去状態情報が得られた時の生体認証に成功したか否かを表すフラグを含み、
前記再現度算出部は、
前記認証判定部が、前記利用者の生体情報と前記登録利用者の生体情報が一致すると判定した場合、前記過去状態情報のうちの生体認証に成功したことを表すフラグが付された過去状態情報と前記現状態情報との間で前記再現度を算出し、
一方、前記認証判定部が、前記利用者の生体情報と前記登録利用者の生体情報が一致しないと判定した場合、前記過去状態情報のうちの生体認証に失敗したことを表すフラグが付され、かつ、前記利用者が生体認証の試行を開始してから前記現状態情報取得までの間に繰り返された生体認証時の過去状態情報と前記現状態情報との間で前記再現度を算出する、
付記1に記載の生体認証装置。
(付記3)
前記記憶部は、過去の生体認証時における利用者の生体情報の特徴を表す情報を前記過去状態情報として記憶し、
前記状態情報抽出部は、前記利用者の生体情報を表すデータから、当該データ取得時における利用者の生体情報の特徴を表す情報を前記現状態情報として抽出する、付記1または2に記載の生体認証装置。
(付記4)
前記記憶部は、過去の生体認証時における利用者の取得環境の状態を表す情報を前記過去状態情報として記憶し、
前記状態情報抽出部は、前記利用者の生体情報を表すデータから、当該データ取得時における利用者の生体情報の取得環境を表す情報を前記現状態情報として抽出する、付記1または2に記載の生体認証装置。
(付記5)
前記生体情報は指紋または掌紋であり、
前記利用者の生体情報を表すデータは、当該利用者の生体情報が写った生体画像であり、
前記状態情報抽出部は、前記生体画像に写った指紋または掌紋の隆線の幅の平均値を、当該生体画像取得時における利用者の生体情報の取得環境を表す情報を前記現状態情報として抽出する、付記4に記載の生体認証装置。
(付記6)
前記記憶部は、過去の生体認証時における利用者の生体情報の特徴を表す第1の過去情報と、過去の生体認証時における利用者の取得環境の状態を表す第2の過去情報とを前記過去状態情報として記憶し、
前記状態情報抽出部は、前記利用者の生体情報を表すデータから、当該データ取得時における利用者の生体情報の特徴を表す第1の現情報と、当該データ取得時における利用者の生体情報の取得環境を表す第2の現情報とを前記現状態情報として抽出し、
前記再現度算出部は、前記第1の現情報と前記第1の過去情報間の第1の類似度と前記第2の現情報と前記第2の過去情報間の第2の類似度とを算出し、前記第1の類似度と前記第2の類似度の何れもが高くなるほど前記再現度が高くなるように前記再現度を算出する、付記1または2に記載の生体認証装置。
(付記7)
前記記憶部は、前記過去状態情報とともに、当該過去状態情報に対応する前記利用者の生体情報を表すデータの取得時刻を記憶し、かつ、当該取得時刻に基づいて、前記過去状態情報が記憶されてから所定期間が経過した前記過去状態情報を消去する、付記1〜6の何れか一項に記載の生体認証装置。
(付記8)
前記生体情報取得部を有する端末と、
前記記憶部及び前記処理部を有するサーバとを有し、
前記端末と前記サーバとが通信ネットワークを介して接続される、付記1〜7の何れか一項に記載の生体認証装置。
(付記9)
利用者の生体情報を表すデータを取得し、
前記利用者の生体情報を表すデータから、当該データ取得時における利用者の生体情報の特徴または取得環境の状態を表す現状態情報を抽出し、
前記現状態情報と過去の生体認証時において利用者の生体情報を表す過去データが取得された際の当該生体情報の特徴または取得環境の状態を表す過去状態情報の類似度合いを表す再現度を算出し、
前記データが前記過去データそのものあるいは前記過去データの一部を改変したものであると推定される閾値と前記再現度を比較し、前記再現度が当該閾値以上である場合、利用者を認証せず、
前記再現度が前記閾値未満である場合、前記利用者を登録利用者として認証するか否かを判定する、
ことを含む生体認証方法。
(付記10)
利用者の生体情報を表すデータを取得し、
前記利用者の生体情報を表すデータから、当該データ取得時における利用者の生体情報の特徴または取得環境の状態を表す現状態情報を抽出し、
前記現状態情報と過去の生体認証時において利用者の生体情報を表す過去データが取得された際の当該生体情報の特徴または取得環境の状態を表す過去状態情報の類似度合いを表す再現度を算出し、
前記データが前記過去データそのものあるいは前記過去データの一部を改変したものであると推定される閾値と前記再現度を比較し、前記再現度が当該閾値以上である場合、利用者を認証せず、
前記再現度が前記閾値未満である場合、前記利用者を登録利用者として認証するか否かを判定する、
ことをコンピュータに実行させるための生体認証用コンピュータプログラム。
2 表示部
3 入力部
4 生体情報取得部
5 記憶部
6 処理部
7 記憶媒体アクセス装置
8 記憶媒体
11 特徴情報抽出部
12 再現度算出部
13 不正アクセス判定部
14 照合部
15 認証判定部
16 環境情報抽出部
100 生体認証システム
110 端末
120 サーバ
130 通信ネットワーク
21 記憶部
22 画像取得制御部
23、24 インターフェース部
Claims (7)
- 利用者の生体情報に基づいて、当該利用者を登録利用者として認証するか否かを判定する生体認証装置であって、
過去の生体認証時において利用者の生体情報を表す過去データが取得された際の当該生体情報の特徴または取得環境の状態を表す過去状態情報を記憶する記憶部と、
利用者の生体情報を表すデータを取得する生体情報取得部と、
前記利用者の生体情報を表すデータから、当該データ取得時における利用者の生体情報の特徴または取得環境の状態を表す現状態情報を抽出する状態情報抽出部と、
前記現状態情報と前記過去状態情報の類似度合いを表す再現度を算出する再現度算出部と、
前記データが前記過去データそのものあるいは前記過去データの一部を改変したものであると推定される閾値と前記再現度を比較し、前記再現度が当該閾値以上である場合、利用者を認証しない不正アクセス判定部と、
を有する生体認証装置。 - 前記利用者の生体情報が前記登録利用者の生体情報と一致するか否かを判定する認証判定部をさらに有し、
前記記憶部は、前記過去状態情報とともに、前記過去状態情報が得られた時の生体認証に成功したか否かを表すフラグを含み、
前記再現度算出部は、
前記認証判定部が、前記利用者の生体情報と前記登録利用者の生体情報が一致すると判定した場合、前記過去状態情報のうちの生体認証に成功したことを表すフラグが付された過去状態情報と前記現状態情報との間で前記再現度を算出し、
一方、前記認証判定部が、前記利用者の生体情報と前記登録利用者の生体情報が一致しないと判定した場合、前記過去状態情報のうちの生体認証に失敗したことを表すフラグが付され、かつ、前記利用者が生体認証の試行を開始してから前記現状態情報取得までの間に繰り返された生体認証時の過去状態情報と前記現状態情報との間で前記再現度を算出する、
請求項1に記載の生体認証装置。 - 前記記憶部は、過去の生体認証時における利用者の生体情報の特徴を表す情報を前記過去状態情報として記憶し、
前記状態情報抽出部は、前記利用者の生体情報を表すデータから、当該データ取得時における利用者の生体情報の特徴を表す情報を前記現状態情報として抽出する、請求項1または2に記載の生体認証装置。 - 前記記憶部は、過去の生体認証時における利用者の取得環境の状態を表す情報を前記過去状態情報として記憶し、
前記状態情報抽出部は、前記利用者の生体情報を表すデータから、当該データ取得時における利用者の生体情報の取得環境を表す情報を前記現状態情報として抽出する、請求項1または2に記載の生体認証装置。 - 前記記憶部は、過去の生体認証時における利用者の生体情報の特徴を表す第1の過去情報と、過去の生体認証時における利用者の取得環境の状態を表す第2の過去情報とを前記過去状態情報として記憶し、
前記状態情報抽出部は、前記利用者の生体情報を表すデータから、当該データ取得時における利用者の生体情報の特徴を表す第1の現情報と、当該データ取得時における利用者の生体情報の取得環境を表す第2の現情報とを前記現状態情報として抽出し、
前記再現度算出部は、前記第1の現情報と前記第1の過去情報間の第1の類似度と前記第2の現情報と前記第2の過去情報間の第2の類似度とを算出し、前記第1の類似度と前記第2の類似度の何れもが高くなるほど前記再現度が高くなるように前記再現度を算出する、請求項1または2に記載の生体認証装置。 - 利用者の生体情報を表すデータを取得し、
前記利用者の生体情報を表すデータから、当該データ取得時における利用者の生体情報の特徴または取得環境の状態を表す現状態情報を抽出し、
前記現状態情報と過去の生体認証時において利用者の生体情報を表す過去データが取得された際の当該生体情報の特徴または取得環境の状態を表す過去状態情報の類似度合いを表す再現度を算出し、
前記データが前記過去データそのものあるいは前記過去データの一部を改変したものであると推定される閾値と前記再現度を比較し、前記再現度が当該閾値以上である場合、利用者を認証せず、
前記再現度が前記閾値未満である場合、前記利用者を登録利用者として認証するか否かを判定する、
ことを含む生体認証方法。 - 利用者の生体情報を表すデータを取得し、
前記利用者の生体情報を表すデータから、当該データ取得時における利用者の生体情報の特徴または取得環境の状態を表す現状態情報を抽出し、
前記現状態情報と過去の生体認証時において利用者の生体情報を表す過去データが取得された際の当該生体情報の特徴または取得環境の状態を表す過去状態情報の類似度合いを表す再現度を算出し、
前記データが前記過去データそのものあるいは前記過去データの一部を改変したものであると推定される閾値と前記再現度を比較し、前記再現度が当該閾値以上である場合、利用者を認証せず、
前記再現度が前記閾値未満である場合、前記利用者を登録利用者として認証するか否かを判定する、
ことをコンピュータに実行させるための生体認証用コンピュータプログラム。
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