JP2014181964A - レーダ装置及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】レーダ装置及びプログラムにおいて、データの転送速度が比較的低い場合でも比較的多い数の検知対象の検知結果を出力することを目的とする。
【解決手段】物体を検知するレーダ装置において、送信波に対する反射波に基づいて前記物体を検知して検知結果を出力し、検知結果を記憶する第1の記憶部と、複写命令に基づいて第1の記憶部に記憶された情報を複写して記憶する第2の記憶部とを設け、第1の記憶部または第2の記憶部のいずれかをアクセス先として選択し、アクセス先の記憶部に記憶されている検知結果を出力するよう構成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、レーダ装置及びプログラムに関する。
物体などを検知する走査型のレーダ装置は、監視システムなどで用いられる。例えば、FM−CW(Frequency Modulated-Continuous Wave)レーダ装置は、送信波の周波数を周期的に変化させて間断なく送信し続ける。検知対象からの反射波が受信される時には送信波の周波数が変化しているので、送信波と受信される反射波の周波数の差を測定して反射波の時間の遅れを測定することで、FM−CWレーダ装置から検知対象までの距離と、検知対象の移動速度を検知できる。このため、FM−CWレーダ装置を例えば交通監視システムで用い、FM−CWレーダ装置が監視する道路の各車線を走行する車両の台数及び速度を検知することで、道路の各車線の混雑度合を把握したり、車線上に存在するゴミなどの障害物を検知することができる。
FM−CWレーダ装置は、周波数の上昇区間の送信波と反射波との差分と、周波数の下降区間の送信波と反射波との差分とをペアリングすることで、検知対象を検知する。例えば、一定時間に定められた数のペアの検知結果を定められたフォーマットで外部へ出力する。このため、ペアリングの結果、ペアの数が非常に多くなると、検知対象のデータの比較的高い転送速度で転送することが望ましい。しかし、高速でデータ転送可能なレーダ装置を開発するのでは、開発期間及び開発コストが増加し、比較的安価なレーダ装置を作成することは難しい。
一方、検知対象のデータの転送速度が比較的低い場合には、一定時間に検知できる検知対象の数(即ち、ペアの数)が限られてしまう。このため、例えば車載用のレーダのような、比較的安価ではあるがデータの転送速度が比較的低いレーダを用いた場合、開発期間及び開発コストの増加は抑えられるものの、検知できる検知対象の数が限られてしまう。
特開2006−163879号公報 特開2001−223660号公報
従来のレーダ装置では、データの転送速度が比較的低い場合、比較的多い数の検知対象の検知結果を出力することは難しい。
そこで、1つの側面では、本発明は、データの転送速度が比較的低い場合でも比較的多い数の検知対象の検知結果を出力可能なレーダ装置及びプログラムを提供することを目的とする。また、1つの側面では、レーダ装置の走査に応じて得られた検知結果の記憶内容の転送処理が、次の走査に応じて得られる新たな検知結果による更新が行われるまでに完了しない場合であっても、先の検知結果の内容の転送を可能とすることを目的とする。
本発明の一観点によれば、物体を検知するレーダ装置であって、送信波に対する反射波に基づいて前記物体を検知し、前記物体の検知結果を出力する検知手段と、前記検知結果を記憶する第1の記憶部と、複写命令に基づいて前記第1の記憶部に記憶された情報を複写して記憶する第2の記憶部とを有する記憶手段と、前記第1の記憶部または前記第2の記憶部のいずれかをアクセス先として選択し、前記アクセス先の記憶部に記憶されている検知結果を出力する選択手段を備えたレーダ装置が提供される。
本発明の他の観点によれば、レーダの走査に応じて得られた検知結果に基づいて記憶内容を順次更新する第1の記憶部と、複写命令に基づいて前記第1の記憶部に記憶された情報を複写して記憶する第2の記憶部とを有する記憶手段と、前記レーダの第1の走査に応じて得られた第1の検知結果を、前記第1の走査の次の第2の走査に応じて得られる第2の検知結果に基づく前記第1の記憶部の記憶内容の更新が行われるよりも前に前記第2の記憶部に複写し、前記更新の前と後の双方の期間において、前記第1の記憶部または前記第2の記憶部のうち前記第1の検知結果を記憶している記憶部から記憶内容を読み出して出力する出力制御手段を備えたレーダ装置が提供される。
1つの態様では、データの転送速度が比較的低い場合でも比較的多い数の検知対象の検知結果を出力することができる。
また、他の1つの態様では、レーダ装置の走査に応じて得られた検知結果の記憶内容の転送処理が、次の走査に応じて得られる新たな検知結果による更新が行われるまでに完了しない場合であっても、先の検知結果の内容の転送が可能となる。
一実施例におけるレーダ装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 一実施例におけるレーダ装置のソフトハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 レーダ装置の処理の一例を説明するフローチャートである。 検知対象までの距離及び走査角度範囲の中心から検知対象の位置までの角度の閾値を用いたフィルタ処理の一例を説明する図である。 検知対象の移動方向及び速度の閾値を用いたフィルタ処理の一例を説明する図である。 追跡処理の一例を説明するフローチャートである。 結合処理の一例を説明するフローチャートである。 変換処理の一例を説明するフローチャートである。 更新処理の一例を説明するフローチャートである。 グループ化処理の一例を説明する図である。 選択処理の一例を説明するフローチャートである。 分割転送を説明するフローチャートである。 第1のモードの動作を説明する図である。 第2のモードの動作を説明する図である。 第3のモードの動作を説明する図である。
開示のレーダ装置及びプログラムの一実施形態では、送信波に対する反射波に基づいて物体を検知した検知結果を記憶する第1の記憶部と、複写命令に基づいて第1の記憶部に記憶された情報を複写して記憶する第2の記憶部とを用い、第1の記憶部または第2の記憶部のいずれかをアクセス先として選択し、アクセス先の記憶部に記憶されている検知結果を出力する。
開示のレーダ装置及びプログラムの他の実施形態では、レーダの走査に応じて得られた検知結果に基づいて記憶内容を順次更新する第1の記憶部と、複写命令に基づいて第1の記憶部に記憶された情報を複写して記憶する第2の記憶部とを用い、レーダの第1の走査に応じて得られた第1の検知結果を、第1の走査の次の第2の走査に応じて得られる第2の検知結果に基づく第1の記憶部の記憶内容の更新が行われるよりも前に第2の記憶部に複写し、更新の前と後の双方の期間において、第1の記憶部または第2の記憶部のうち第1の検知結果を記憶している記憶部から記憶内容を読み出して出力する。
以下に、開示のレーダ装置及びプログラムの各実施例を図面と共に説明する。
図1は、一実施例におけるレーダ装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。図1に示すレーダ装置1は、アンテナ部11、アナログ・デジタル変換部(以下、「ADC(Analog-to-Digital Converter)部」と言う)12及び信号処理部13を有する。アンテナ部11は、信号処理部13からの送信信号の送信波を検知対象(図示せず)を含む走査領域に対して送信し、検知対象などからの反射波を受信する。検知対象は、物体の一例である。アンテナ部11で受信された反射波は、ADC部12によりデジタル信号に変換されてから信号処理部13に入力される。
信号処理部13は、プロセッサの一例であるCPU(Central Processing Unit)131、記憶部132及び外部装置(図示せず)とのインタフェースを提供するインタフェース手段の一例であるインタフェース(I/F)部133がバス134で接続された構成を有する。尚、CPU131、記憶部132及びI/F部133の接続は、バス134を用いたバス接続に限定されるものではない。
CPU13は、信号処理部13全体の制御を司り、プログラムを実行することで信号処理部13にレーダ装置1の機能を実現させる。記憶部132は、CPU131が実行するプログラム、CPU131が実行するプログラム、演算などで用いるデータ、演算などの中間データ、検知対象のデータ(測定データ、検知データを含む)、履歴データを含む各種データを格納する。プログラムは、CPU131にアンテナ部11で受信された反射波の処理を実行させるものであっても良い。記憶部132は、後述する第1の記憶部(または、第1の記憶領域)及び第2の記憶部(または、第2の記憶領域)を提供する記憶手段の一例であり、一または複数の記憶装置で形成しても良い。
記憶部132は、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体で形成可能である。コンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、半導体記憶装置(または、メモリ)であっても良い。また、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体が磁気記録媒体、光記録媒体、光磁気記録媒体などの場合、記憶部132はロードされた記録媒体に対して情報の読み書きを行うリーダ・ライタで形成可能である。I/F部133は、外部装置と有線または無線で通信可能である。
図2は、一実施例におけるレーダ装置のソフトハードウェア構成の一例を示すブロック図である。図2に示す例では、信号処理部13は外部装置の一例であるCAN(Controller Area Network)装置31に接続されている。CAN装置31は、CAN32に接続されている。
信号処理部13は、オペレーティングシステム(OS:Operating System)21、フィルタ部22、追跡部23、グループ化部24、抽出部25,選択部26、信号送信部27及びCANインタフェース(I/F)28を有する。信号処理部13の各部21〜28の機能は、CPU131がプログラムを実行することで実現できる。各部22〜28は、OS21の制御下で夫々の機能を実現できる。
信号送信部27は、周知の方法で送信信号を生成してアンテナ部11に送信し、アンテナ部11から送信波を送信させる。
フィルタ部22は、アンテナ部11から送信した送信波に対してアンテナ部11を介して受信した反射波に基づいて、周知の方法で生成された検知対象の測定データ(または、検知結果)にフィルタ処理を施す。レーダ装置1が例えばFM−CWレーダ装置の場合、周波数の上昇区間の送信波と反射波との差分と、周波数の下降区間の送信波と反射波との差分とをペアリングすることで、検知対象を検知することができる。生成された検知対象の測定データは、レーダ装置1から検知対象までの距離、レーダ装置1の走査角度範囲の例えば中心から検知対象の位置までの角度、検知対象の速度、検知対象から得られる反射波の強度などのパラメータを含む。なお、検知対象の速度が正の値であるか負の値であるかに基づき、検知対象の移動方向を検知することができるので、上記パラメータには検知対象の速度も含まれる。フィルタ処理では、各パラメータに対して設定された閾値を用いて検知対象を絞り込んだ検知データを生成する。
追跡部23は、生成された検知対象の検知データの連続性を確認し、検知データの連続性に対して設定された閾値を用いて連続性が閾値以上で高い検知データを、追跡するべき検知対象の検知データと判定する追跡処理を行うことで、ノイズなどを除去する。
グループ化部24は、検知対象の検知データのうち、位置、速度などの差が一定未満である複数の検知対象を周知の方法で単一の検知対象と判定して1つのグループにグループ化するグループ化処理を行い、1つのグループ内の複数の検知対象の検知データを結合(または、マージ)する。
抽出部25は、検知対象の検知データを、例えば上記のパラメータに対する所定の条件でソートして優先順位を付ける抽出処理を行う。抽出部25は、例えば出力するデータ数に応じて優先順位の高い検知データから抽出して出力する。
フィルタ部22、追跡部23、グループ化部24及び抽出部25は、送信波に対する反射波に基づいて検知対象を検知して検知結果を出力する検知手段の一例である。フィルタ部22、追跡部23、グループ化部24及び抽出部25の処理を施された検知データは、記憶部132に格納される。この例では、抽出部25の抽出処理を施された検知データは、記憶部132の第1の記憶部(または、第1の記憶領域)に格納される。
選択部26は、検知対象の検知データを一度のタイミングで出力可能(即ち、外部へ出力可能)な数を超える検知データが記憶部132の第1の記憶部(または、第1の記憶領域)に格納されていると判断した場合に、第1の記憶部に格納された検知データの記憶部132の第2の記憶部(または、第2の記憶領域)への複写を指示する複写命令を出力する。選択部26は、複写命令を出力した場合に記憶部132の第2の記憶部(または、第2の記憶領域)をアクセス先として選択する。
また、選択部26は、第1の記憶部がアクセス先として選択されている場合には、第1の記憶部に格納されている先頭の検知データから所定個数の検知データを出力対象として第1の記憶部から読み出す選択処理を行う。一方、第2の記憶部がアクセス先として選択されている場合には、選択部26は、第2の記憶部に格納されている検知データのうち、出力対象(または、送信対象)として選択済みではない未出力(または、未送信)の検知データから所定個数の検知データを出力対象として第2の記憶部から読み出す選択処理を行う。
レーダ装置1は、所定時間毎に送信波の送信と反射波の受信を繰り返して検知対象を検知するので、第1の記憶部はこの所定時間毎に新たな検知データで上書きされる。そして、第1の記憶部に格納された検知データの数が一度のタイミングで出力可能な数を超えていれば、選択部26は第1の記憶部に格納された検知データの第2の記憶部への複写を指示し、次の出力タイミングでは、第2の記憶部に格納されている検知データを出力する。第2の記憶部に複写する内容は、第1の記憶部の内容の全てではなく、未送信の検知データに限定しても良い。
なお、選択部26は、第1の記憶部に格納された検知データの個数に応じて、複写命令を出力するか否かを判断しても良い。この場合、第1の記憶部に格納された検知データの数が、一度のタイミングで出力可能な数以下であれば、第1の記憶部に格納された検知データを第2の記憶部に複写する必要はない。そこで、選択部26は第1の記憶部に格納された検知データの数に応じて、複数回に分けて出力するか、或いは、1回で出力するかを決定する選択処理を行うことで、毎回複数回に分けて送信するよりも、よりリアルタイムに近い検知データの出力を実現できる。
なお、第1の記憶部から第2の記憶部に検知データを複写するタイミングは、第1の記憶部が次に更新をされる前であれば良い。つまり、第1の記憶部に検知データが格納された直後に第2の記憶部に複写しも良く、第1の記憶部が次に更新をされる直前に第2の記憶部に複写しても良い。
選択部26は、第1の記憶部または第2の記憶部のいずれかをアクセス先として選択し、アクセス先の記憶部に記憶されている検知結果を出力する選択手段の一例として機能し得る。
また、選択部26は、レーダの第1の走査に応じて得られた第1の検知結果を、第1の走査の次の第2の走査に応じて得られる第2の検知結果に基づく第1の記憶部の記憶内容の更新が行われるよりも前に第2の記憶部に複写し、更新の前と後の双方の期間において、第1の記憶部または第2の記憶部のうち第1の検知結果を記憶している記憶部から記憶内容を読み出して出力する制御手段の一例として機能し得る。
CANI/F28は、選択部26により選択された記憶部に格納されている検知結果をCAN装置31を介してCAN32へ出力する。
従って、本実施例では、空間方向の検知データの数(または、量)を優先し、時間方向に検知データを間引くことができる。また、時間方向に検知データを間引く間に計測された新しい検知データは、追跡部23などの処理に寄与する。さらに、検知データの数が1回で出力可能であれば、新たに計測された検知データを後続の検知データとして使用する。レーダ装置1から出力された検知データが分割転送されたものであるか否かは、出力される検知データの各パケットに含まれる例えばN(Nは1回で出力可能な検知データの数)個目のオブジェクト情報の一部にどのような分割転送をされたデータであるかを示すフラグを書き込んでおくことで、例えばCAN装置31はフラグに基づいた処理で検知データを復号可能である。レーダ装置1から出力された検知データを受信するCAN装置31は、検知データに基づいて、例えばレーダ装置1が監視する道路の各車線の混雑度合を把握したり、車線上に存在するゴミなどの障害物を検知することができる。
上記の検知データの分割転送は、特に検知データの更新頻度よりも一度に検知できる検知対象の数を重視するシステムにおいて効果的である。このようなシステムとしては、例えば単位時間当たりの交通量を測定するトラフィックカウンタ、渋滞の状況を知るための車列長検知システム、路上の静止している検知対象を障害物として検知する路上障害物検知システムなどがある。検知データを分割転送している間、出力される検知データは古いままであるが、新たに計測された検知データは追跡部23などの処理に寄与するため、検知データの更新時の連続性は確保される。
図3は、レーダ装置の処理の一例を説明するフローチャートである。図3において、ステップS1では、フィルタ部22がフィルタ処理を実行し、ステップS2では、追跡部23が追跡処理を実行する。ステップS3では、グループ化部24がグループ化処理を実行し、ステップS4では、抽出部25が抽出処理を実行する。ステップS5では、選択部26が選択処理を実行し、処理は終了する。当然ながら、選択処理により選択された結果は、レーダ装置1から通信可能な外部装置へ出力されることになる。なお、ステップS2,S3の順序を逆にして、ステップS3のグループ化処理を行ってからステップS2の追跡処理を行うようにしても良い。
ステップS1のフィルタ処理の一例を、図4及び図5と共に説明する。図4は、レーダ装置1から検知対象までの距離及びレーダ装置1の走査角度範囲100の中心Cから検知対象の位置までの角度の閾値を用いたフィルタ処理の一例を説明する図である。この例では、フィルタ処理は、検知対象の測定データを図4に示す走査角度範囲100内で、且つ、距離の最大閾値RmaxTと最小閾値RmaxTの間の距離範囲の検知データに絞る。さらに、フィルタ処理は、検知対象の測定データを図4に示す走査角度範囲100内で、且つ、中心Cから左方向(反時計方向)への角度の最小閾値ATLと右方向(時計方向)への角度の最大閾値ATRの間の角度範囲の検知データに絞る。この例では便宜上、中心Cから右方向(時計方向)を正とする。
図5は、検知対象の移動方向及び速度の閾値を用いたフィルタ処理の一例を説明する図である。この例では、フィルタ処理は、検知対象の測定データを図5に示す走査角度範囲100内で、且つ、移動速度が所定速度以下であり移動方向が下方向である検知対象101の検知データに絞る。この場合、走査角度範囲100内であっても、移動方向が下であっても移動速度が所定速度を超えている検知対象103及び移動速度が所定速度以下であっても移動方向が上方向(即ち、下方向以外)の検知対象103の検知データは夫々除外される。
図6は、ステップS2の追跡処理の一例を説明するフローチャートである。図6において、ステップS21では結合(または、マージ)処理を行い、ステップS22では変換処理を行う。ステップS23では更新処理を行い、処理は終了する。
図7は、ステップS21の結合処理の一例を説明するフローチャートである。図7において、ステップS211では、周波数の上昇区間の送信波と反射波との差分と、周波数の下降区間の送信波と反射波との差分とをペアリングした検知データPAIRDATA[i]を取得する。ステップS212では、記憶部132に格納されている検知データの履歴(以下、「履歴データ」と言う)PAIRDATA_HISTORY[j]を取得する。ステップS213では、格納されている履歴データPAIRDATA_HISTORY[j]の中にステップS211で取得した検知データPAIRDATA[i]と同じ検知対象のデータがあるか否かを判定し、判定結果がYESであると処理はステップS214へ進み、判定結果がNOであると処理はステップS215へ進む。ステップS214では、取得した検知データPAIRDATA[i]と略同じ(即ち、差が一定の範囲内である)検知データが履歴データPAIRDATA_HISTORY[j]の中あるか否かを判定し、判定結果がYESであると処理はステップS216へ進み、判定結果がNOであると処理はステップS217へ進む。ステップS215では、取得した検知データPAIRDATA[i]を新たな履歴データPAIRDATA_HISTORY[j]として記憶部132に格納し、処理はステップS218へ進む。ステップS216では、取得した検知データPAIRDATA[i]を格納されている履歴データPAIRDATA_HISTORY[j]と結合(または、マージ)し、処理はステップS218へ進む。ステップS217では、格納されている履歴データPAIRDATA_HISTORY[j]についてステップS212〜S216の処理を所定回数繰り返し、処理はステップS218へ進む。ステップS218では、取得した検知データPAIRDATA[i]についてステップS211〜S217を所定回数繰り返し、処理は図6のステップS22へ進む。
図8は、ステップS22の変換処理の一例を説明するフローチャートである。図8において、ステップS221では、格納されている履歴データ配列PAIRDATA_HISTORY[]を検知対象である確率の高い順にソートする。検知対象である確率は、例えばレーダ装置1から検知対象までの距離、レーダ装置1の走査角度範囲の例えば中心から検知対象の位置までの角度、検知対象の速度、検知対象の移動方向、検知対象から得られる反射波の強度などのパラメータに基づいて周知の方法で算出可能である。ステップS222では、データ転送先となるPAIRDATA[]配列の添字変数numをnum=0に設定する。ステップS224では、検知対象である確率(certainty)が閾値CERTAINTY_THRESH以上であるか否かを判定し、判定結果がYESであると処理はステップS225へ進み、判定結果がNOであると処理はステップS227へ進む。ステップS225では、履歴データPAIRDATA_HISTORY[i]に格納されたオブジェクトデータを検知データPAIRDATA[num]に変換する。ステップS226では、パラメータnをn=n+1(または、n++)にインクリメントする。ステップS227では、履歴データPAIRDATA_HISTORY[i]について、ステップS223〜S226の処理を所定回数繰り返す。ステップS228では、ステップS223〜S227の処理でデータを埋められることの無かった、構造体PAIRDATA配列[]の残り要素をクリアする。例えば、PAIRDATA_HISTORY[]からデータが変換されなかったPAIRDATA[]の各要素にデータ無しを示すNULLを格納しても良い。ステップS229では、検知データPAIRDATA[i]を検知対象までの距離の近い順にソートし、処理は図6のステップS23へ進む。
図9は、ステップS23の更新処理の一例を説明するフローチャートである。図9において、ステップS231では、履歴データPAIRDATA_HISTORY[i]を取得する。ステップS232では、履歴データPAIRDATA_HISTORY[i]の古さを示すパラメータoldnessをoldness=oldness+1にインクリメントする。ステップS233では、パラメータoldnessが閾値OLDNESS_THRESH以上であるか否かを判定し、判定結果がNOであると処理はステップS234へ進み、判定結果がYESであると処理はステップS235へ進む。ステップS234では、履歴データPAIRDATA_HISTORY[i]が新しいものと判断して更新し、処理はステップS236へ進む。ステップS235では、履歴データPAIRDATA_HISTORY[i]が所定時間以上が経過した古い(または、有効期限が切れた)データとして破棄し、処理はステップS236へ進む。ステップS237では、履歴データPAIRDATA_HISTORY[]を検知対象までの距離の近い順にソートし、処理は図6に戻り追跡処理は終了する。
図10は、グループ化処理の一例を説明する図である。図10中、図4と同一部分には同一符号を付し、その説明は省略する。この例では、グループ化処理は、検知対象の検知データを走査角度範囲100内で、且つ、位置、速度などの差が一定未満である複数の検知対象104を周知の方法で単一の検知対象と判定して1つのグループ105にグループ化するグループ化処理を行い、1つのグループ105内の複数の検知対象104の検知データを結合(または、マージ)する。
図11は、選択処理の一例を説明するフローチャートである。図11において、ステップS51では、カウンタDivCounterが0であるか否かを判定する。カウンタDivCounterは、例えばCPU131の内部カウンタである。ステップS51の判定結果がYESであると、ステップS52では、上記のフィルタ処理、追跡処理、グループ化処理、及び抽出処理を施された検知データをレーダ装置1の外部へ出力するための記憶部132内の記憶部(または、記憶領域)OutData[]を記憶部132の第1の記憶部(または、第1の記憶領域)PAIRDATA[]に設定する。ステップS53では、記憶部OutData[]の記憶容量がフル(即ち、使用可能な記憶領域が無い状態)であるか否かを判定し、判定結果がNOであると処理はステップS54へ進み、判定結果がYESであると処理は後述するステップS59へ進む。
ステップS54では、第2のモードであるか否かを判定し、判定結果がYESであると処理はステップS55へ進み、NOであると処理はステップS57へ進む。ステップS55では、フラグDiv.flagを第2のモードを示す、或いは、第3のモードで且つレーダ装置1の1測定周期で得られる検知データの数が一定数を超えることを示す値0x1に設定し、ステップS56では、カウンタDivCounterを1に設定する。ステップS57では、フラグDiv.flagを第1のモードを示す、或いは、第2または第3のモードで且つ1測定周期で得られる検知データの数が一定数以下であることを示す値0x0に設定し、カウンタDivCounterを0にリセットする。ステップS56またはステップS58の後、処理は終了する。フラグDiv.flagは、第3のモードで且つレーダ装置1の1測定周期で得られる検知データの数が一定数、即ち、レーダ装置1からCANI/F28を介してネットワークへ、1回の送信タイミングで送信するオブジェクト数を超える場合に検知データを出力する際、後述する分割転送回数nのi(i=1〜n)番目の転送であることを示す値0xiとなる。
図12は、ステップS59の分割転送を説明するフローチャートである。図12において、ステップS61では、第1のモードであるか否かを判定し、判定結果がYESであると処理は図11の処理へ戻り、選択処理は終了する。一方、ステップS61の判定結果がNOであると、ステップS62では、記憶部132の第1の記憶部PAIRDATA[]中、未転送の検知データが格納されている領域(remain of)、即ち、PAIRDATA[]の先頭から上記一定数番目以降のデータが格納されている領域を、記憶部132の第2の記憶部(または、第2の記憶領域)OutBuffer[]に設定する。ステップS63では、第3のモードであるか否かを判定し、判定結果がYESであると、ステップS64では、第2の記憶部OutBuffer[]が空であるか否かを判定する。ステップS64の判定結果がYESであると、ステップS65では、カウンタDivCounterを0にリセットし、処理は図11の処理へ戻り、選択処理は終了する。ステップS64またはステップS65の判定結果がNOであると、ステップS66では、カウンタDivCounterを1に設定し、処理は図11の処理へ戻り、分割転送処理は終了する。
図11の説明に戻るに、ステップS51の判定結果がNOであると、即ち、分割転送処理が実行された場合、ステップS71では、レーダ装置1の外部へ出力するための記憶部132内の記憶部OutData[]を第2の記憶部OutBuffer[]に設定する。
ここで、OutData[]の要素の個数は、前述の一定数、即ち、レーダ装置1からCANI/F28を介してネットワークへ、1回の送信タイミングで送信するオブジェクト数に設定されている。そして、ステップS71では、OutBuffer[]のうち、DivCounterから1を引いた値に上記一定数を掛けた数番目の要素の次の要素から、一定数個分の要素を、OutData[]に格納することになる。DivCounterが1で一定数が20である場合には、OutBuffer[0]から[19]までの要素がOutData[]に格納されることになる。これは、PAIRDATA[]に当てはめてみると、DivCounterの値に上記一定数を掛けた数番目の要素の次の要素から、一定数個分の要素がOutData[]に格納されることに相当する。
ステップS72では、カウンタDivCounterをDivCounter=DivCounter+1(または、DivCounter++)にインクリメントし、ステップS73では、カウンタDivCounterの値が後述する分割転送回数n以上であるか否かを判定する。ステップS73の判定結果がYESであると、ステップS74では、フラグDiv.flagを第3のモードの分割転送回数nの最後の(即ち、n番目)の転送であることを示す値0xFに設定し、ステップS75では、カウンタDivCounterを0にリセットし、選択処理を終了する。一方、ステップS73の判定結果がNOであると、ステップS76では、フラグDiv.flagの値をカウンタDivCounterの値に設定し、選択処理を終了する。
なお、CANI/F28は、OutData[]に格納されたデータを、CAN装置31を介してCAN32へ出力する。
図13は、第1のモードの動作を説明する図である。図13は、検知データPAIRDATA[170]が170個の検知対象objectのデータを含む例を示す。レーダ装置1の測定周期は例えば50msであり、測定周期毎に上位の20個の検知データobject0〜object19が記憶部132の第1の記憶部PAIRDATA[]から記憶部OutData[170]に転送されて格納される。この例では、識別子indexが23〜169の検知データにはNODATAで示すように検知対象のデータが存在しないが、第1のモードでは、検知対象のデータが存在するか否かに関わらず、測定周期毎に上位の一定数N(この例では20個)の検知データが記憶部132の記憶部OutData[170]に格納されてレーダ装置1の外部へ出力される。また、上位の20個を超える分の検知データobject20〜object169は、各測定周期毎に破棄されて出力されない。
図14は、第2のモードの動作を説明する図である。図13は、検知データPAIRDATA[170]が170個の検知対象objectのデータを含む例を示す。レーダ装置1の測定周期は例えば50msであり、ある測定周期t(または、レーダのt番目の走査)で測定された検知データobject0〜object19,object20〜object39,...が20個ずつ記憶部132の記憶部OutData[170]に、予め設定された分割転送回数nで転送されて格納される。例えば、測定周期tで測定された検知データobject0〜object19が1番目の転送で第1の記憶部PAIRDATA[]から記憶部OutData[170]に転送され、測定周期t+1(または、レーダのt+1番目の走査)に相当する2番目の転送では、第1の記憶部PAIRDATA []に格納された内容が測定周期t+1で測定された検知データで上書きされても、1番目の転送時に未転送で第2の記憶部OutBuffer[]に複写(または、退避)された測定周期tで測定された検知データobject20〜object39が第2の記憶部OutBuffer[]から記憶部OutData[170]に転送され、以下同様に分割転送回数n分の転送が行われる。この例では、識別子indexが168〜169の検知データにはNODATAで示すように検知対象のデータが存在しないが、第2のモードでは、検知対象のデータが存在するか否かに関わらず、測定周期tで測定された全ての検知データobject0〜object169が記憶部132の記憶部OutData[170]に分割転送回数nで転送されて格納され、レーダ装置1の外部へ出力される。分割転送回数がn(n>1を満たす自然数)の場合、この例では測定周期50ms毎に、測定周期tで測定された20n個の検知データが出力されるので、測定周期t+1〜t+n−1で測定された検知データは破棄されて出力されない。
図15は、第3のモードの動作を説明する図である。図15は、検知データPAIRDATA[170]が170個の検知対象objectのデータを含む例を示す。第3のモードでは、記憶部132の第1の記憶部PAIRDATA[]に格納された検知データの数が1度に転送できない数であれば一定数N毎に記憶部132の記憶部OutData[170]へ分割転送し、第1の記憶部PAIRDATA[]に検知対象のデータが存在しない場合は転送しない。レーダ装置1の測定周期は例えば50msであり、測定周期毎に上位のN個(この例ではN=20)の検知データが記憶部132の記憶部OutData[170]に格納される。
図15において、例えば測定周期tで測定された検知データobject0〜object19が1番目の転送で第1の記憶部PAIRDATA[]から記憶部OutData[170]に転送され、測定周期t+1に相当する2番目の転送では、第1の記憶部PAIRDATA[]に格納された内容が測定周期t+1で測定された検知データで上書きされても、1番目の転送時に未転送で第2の記憶部OutBuffer[]に複写(または、退避)された測定周期tで測定された検知データobject20〜object39が第2の記憶部OutBuffer[]から記憶部OutData[170]に転送され、以下同様に分割転送回数n分の転送が行われる。この例では、識別子indexが40〜169の検知データにはNODATAで示すように検知対象のデータが存在しないので、分割転送回数nに達していなくても、2番目の転送で分割転送は終了し、検知対象のデータが存在しない識別子indexが40〜169の検知データは転送されず、次の測定周期t+2で測定された検知データobject0, ...に対して上記と同様の分割転送が行われる。このため、分割転送を少ない回数で完了することができる。この例では、測定周期t+1で測定された検知データは破棄されて出力されない。
上記の例では、レーダ装置1は1測定周期で例えば170個の検知対象を検知できる。しかし、例えばCANの仕様などにより、170個のうち1測定周期では20個しかレーダ装置1から出力できない場合がある。一方、例えば車列長を検知して多くの台数が滞留していることを検知すると、例えば赤信号の点灯時間を変更するなどの制御を信号機に対して行う場合がある。このような場合、リアルタイムで検知対象を検知することよりも、レーダ装置1が検知したより多くの検知対象を外部装置へ出力して滞留している車の量を把握可能にすること、即ち、更新頻度よりも一度に検知できる検知対象の数の方が優先される。そこで、上記実施例によれば、1測定周期に出力しきれない検知結果を複数回に分割して出力することで、データの転送速度が比較的低い場合でも比較的多い数の検知対象の検知結果を出力可能とすることができる。
以上の実施例を含む実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)
物体を検知するレーダ装置であって、
送信波に対する反射波に基づいて前記物体を検知し、前記物体の検知結果を出力する検知手段と、
前記検知結果を記憶する第1の記憶部と、複写命令に基づいて前記第1の記憶部に記憶された情報を複写して記憶する第2の記憶部とを有する記憶手段と、
前記第1の記憶部または前記第2の記憶部のいずれかをアクセス先として選択し、前記アクセス先の記憶部に記憶されている検知結果を出力する選択手段
を備えたことを特徴とするレーダ装置。
(付記2)
前記選択手段は、一度のタイミングで出力可能な数を超える検知結果が前記第1の記憶部に格納されていると判断した場合に前記複写命令を出力し、前記複写命令を出力した場合に前記第2の記憶部を前記アクセス先として選択することを特徴とする、付記1記載のレーダ装置。
(付記3)
前記選択手段は、
前記第1の記憶部が前記アクセス先として選択されている場合には、前記第1の記憶部に格納されている先頭の検知結果から所定個数の検知結果を出力対象とし、
前記第2の記憶部が前記アクセス先として選択されている場合には、該第2の記憶部に格納されている検知結果のうち、出力対象として選択済みではない検知結果から所定個数の検知結果を出力対象とすることを特徴とする、付記1または2記載のレーダ装置。
(付記4)
前記選択手段は、前記検知手段から出力され前記第1の記憶部に記憶された検知結果の個数に応じて、前記複写命令を出力するか否かを判断することを特徴とする、付記1乃至3のいずれか1項記載のレーダ装置。
(付記5)
レーダの走査に応じて得られた検知結果に基づいて記憶内容を順次更新する第1の記憶部と、複写命令に基づいて前記第1の記憶部に記憶された情報を複写して記憶する第2の記憶部とを有する記憶手段と、
前記レーダの第1の走査に応じて得られた第1の検知結果を、前記第1の走査の次の第2の走査に応じて得られる第2の検知結果に基づく前記第1の記憶部の記憶内容の更新が行われるよりも前に前記第2の記憶部に複写し、前記更新の前と後の双方の期間において、前記第1の記憶部または前記第2の記憶部のうち前記第1の検知結果を記憶している記憶部から記憶内容を読み出して出力する出力制御手段
を備えたことを特徴とする、レーダ装置。
(付記6)
前記出力制御手段は、一度のタイミングで出力可能な数を超える検知結果が前記第1の記憶部に格納されていると判断した場合に前記複写命令を出力し、前記複写命令を出力した場合に前記第2の記憶部を前記アクセス先として選択することを特徴とする、付記5記載のレーダ装置。
(付記7)
前記出力制御手段は、
前記第1の記憶部が前記アクセス先として選択されている場合には、前記第1の記憶部に格納されている先頭の検知結果から所定個数の検知結果を出力対象とし、
前記第2の記憶部が前記アクセス先として選択されている場合には、該第2の記憶部に格納されている検知結果のうち、出力対象として選択済みではない検知結果から所定個数の検知結果を出力対象とすることを特徴とする、付記5または6記載のレーダ装置。
(付記8)
前記出力制御手段は、前記レーダから出力され前記第1の記憶部に記憶された検知結果の個数に応じて、前記複写命令を出力するか否かを判断することを特徴とする、付記5乃至7のいずれか1項記載のレーダ装置。
(付記9)
前記出力制御手段は、前記第1の記憶部に前記第1の検知結果が書き込まれると直ちに前記第2の検知結果を前記第1の記憶部から前記第2の記憶部に複写することを特徴とする、付記5乃至8のいずれか1項記載のレーダ装置。
(付記10)
前記出力制御手段は、前記第2の記憶部が次の更新をされる直前に、前記第1の検知結果を前記第2の記憶部に複写することを特徴とする、付記5乃至8のいずれか1項記載のレーダ装置。
(付記11)
コンピュータに、レーダ装置のアンテナ部が受信した送信波に対する反射波の処理を実行させるプログラムであって、
前記反射波に基づいて前記物体を検知し、前記物体の検知結果を出力する検知手順と、
前記検知結果を記憶する第1の記憶部と、複写命令に基づいて前記第1の記憶部に記憶された情報を複写して記憶する第2の記憶部とのうち、前記第1の記憶部または前記第2の記憶部のいずれかをアクセス先として選択し、前記アクセス先の記憶部に記憶されている検知結果を出力する選択手順
を前記コンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
(付記12)
前記選択手順は、一度のタイミングで出力可能な数を超える検知結果が前記第1の記憶部に格納されていると判断した場合に前記複写命令を出力し、前記複写命令を出力した場合に前記第2の記憶部を前記アクセス先として選択することを特徴とする、付記11記載のプログラム。
(付記13)
前記選択手順は、
前記第1の記憶部が前記アクセス先として選択されている場合には、前記第1の記憶部に格納されている先頭の検知結果から所定個数の検知結果を出力対象とし、
前記第2の記憶部が前記アクセス先として選択されている場合には、該第2の記憶部に格納されている検知結果のうち、出力対象として選択済みではない検知結果から所定個数の検知結果を出力対象とすることを特徴とする、付記11または12記載のプログラム。
(付記14)
前記選択手順は、前記検知手順で出力され前記第1の記憶部に記憶された検知結果の個数に応じて、前記複写命令を出力するか否かを判断することを特徴とする、付記11乃至13のいずれか1項記載のプログラム。
(付記15)
コンピュータに、レーダ装置の走査に応じて得られた検知結果の処理を実行させるプログラムであって、
前記検知結果を、前記検知結果に基づいて記憶内容を順次更新する第1の記憶部と、複写命令に基づいて前記第1の記憶部に記憶された情報を複写して記憶する第2の記憶部に記憶する記憶手順と、
前記レーダの第1の走査に応じて得られた第1の検知結果を、前記第1の走査の次の第2の走査に応じて得られる第2の検知結果に基づく前記第1の記憶部の記憶内容の更新が行われるよりも前に前記第2の記憶部に複写し、前記更新の前と後の双方の期間において、前記第1の記憶部または前記第2の記憶部のうち前記第1の検知結果を記憶している記憶部から記憶内容を読み出して出力する出力制御手順
を前記コンピュータに実行させることを特徴とする、プログラム。
(付記16)
前記出力制御手順は、一度のタイミングで出力可能な数を超える検知結果が前記第1の記憶部に格納されていると判断した場合に前記複写命令を出力し、前記複写命令を出力した場合に前記第2の記憶部を前記アクセス先として選択することを特徴とする、付記15記載のプログラム。
(付記17)
前記出力制御手順は、
前記第1の記憶部が前記アクセス先として選択されている場合には、前記第1の記憶部に格納されている先頭の検知結果から所定個数の検知結果を出力対象とし、
前記第2の記憶部が前記アクセス先として選択されている場合には、該第2の記憶部に格納されている検知結果のうち、出力対象として選択済みではない検知結果から所定個数の検知結果を出力対象とすることを特徴とする、付記15または16記載のプログラム。
(付記18)
前記出力制御手順は、前記レーダから出力され前記第1の記憶部に記憶された検知結果の個数に応じて、前記複写命令を出力するか否かを判断することを特徴とする、付記15乃至17のいずれか1項記載のプログラム。
(付記19)
前記出力制御手順は、前記第1の記憶部に前記第1の検知結果が書き込まれると直ちに前記第2の検知結果を前記第1の記憶部から前記第2の記憶部に複写することを特徴とする、付記15乃至18のいずれか1項記載のプログラム。
(付記20)
前記出力制御手順は、前記第2の記憶部が次の更新をされる直前に、前記第1の検知結果を前記第2の記憶部に複写することを特徴とする、付記15乃至18のいずれか1項記載のプログラム。
以上、開示のレーダ装置及びプログラムを実施例により説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の範囲内で種々の変形及び改良が可能であることは言うまでもない。
1 レーダ装置
11 アンテナ部
12 ADC部
13 信号処理部
21 OS
22 フィルタ部
23 追跡部
24 グループ化部
25 抽出部
26 選択部
27 信号送信部
28 CAN I/F
31 CAN装置
131 CPU
132 記憶部
133 I/F部

Claims (9)

  1. 物体を検知するレーダ装置であって、
    送信波に対する反射波に基づいて前記物体を検知し、前記物体の検知結果を出力する検知手段と、
    前記検知結果を記憶する第1の記憶部と、複写命令に基づいて前記第1の記憶部に記憶された情報を複写して記憶する第2の記憶部とを有する記憶手段と、
    前記第1の記憶部または前記第2の記憶部のいずれかをアクセス先として選択し、前記アクセス先の記憶部に記憶されている検知結果を出力する選択手段
    を備えたことを特徴とするレーダ装置。
  2. 前記選択手段は、一度のタイミングで出力可能な数を超える検知結果が前記第1の記憶部に格納されていると判断した場合に前記複写命令を出力し、前記複写命令を出力した場合に前記第2の記憶部を前記アクセス先として選択することを特徴とする、請求項1記載のレーダ装置。
  3. 前記選択手段は、
    前記第1の記憶部が前記アクセス先として選択されている場合には、前記第1の記憶部に格納されている先頭の検知結果から所定個数の検知結果を出力対象とし、
    前記第2の記憶部が前記アクセス先として選択されている場合には、該第2の記憶部に格納されている検知結果のうち、出力対象として選択済みではない検知結果から所定個数の検知結果を出力対象とすることを特徴とする、請求項1または2記載のレーダ装置。
  4. 前記選択手段は、前記検知手段から出力され前記第1の記憶部に記憶された検知結果の個数に応じて、前記複写命令を出力するか否かを判断することを特徴とする、請求項1乃至3のいずれか1項記載のレーダ装置。
  5. レーダの走査に応じて得られた検知結果に基づいて記憶内容を順次更新する第1の記憶部と、複写命令に基づいて前記第1の記憶部に記憶された情報を複写して記憶する第2の記憶部とを有する記憶手段と、
    前記レーダの第1の走査に応じて得られた第1の検知結果を、前記第1の走査の次の第2の走査に応じて得られる第2の検知結果に基づく前記第1の記憶部の記憶内容の更新が行われるよりも前に前記第2の記憶部に複写し、前記更新の前と後の双方の期間において、前記第1の記憶部または前記第2の記憶部のうち前記第1の検知結果を記憶している記憶部から記憶内容を読み出して出力する出力制御手段
    を備えたことを特徴とする、レーダ装置。
  6. 前記出力制御手段は、前記第1の記憶部に前記第1の検知結果が書き込まれると直ちに前記第2の検知結果を前記第1の記憶部から前記第2の記憶部に複写することを特徴とする、請求項5記載のレーダ装置。
  7. 前記出力制御手段は、前記第2の記憶部が次の更新をされる直前に、前記第1の検知結果を前記第2の記憶部に複写することを特徴とする、請求項5記載のレーダ装置。
  8. コンピュータに、レーダ装置のアンテナ部が受信した送信波に対する反射波の処理を実行させるプログラムであって、
    前記反射波に基づいて前記物体を検知し、前記物体の検知結果を出力する検知手順と、
    前記検知結果を記憶する第1の記憶部と、複写命令に基づいて前記第1の記憶部に記憶された情報を複写して記憶する第2の記憶部とのうち、前記第1の記憶部または前記第2の記憶部のいずれかをアクセス先として選択し、前記アクセス先の記憶部に記憶されている検知結果を出力する選択手順
    を前記コンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  9. コンピュータに、レーダ装置の走査に応じて得られた検知結果の処理を実行させるプログラムであって、
    前記検知結果を、前記検知結果に基づいて記憶内容を順次更新する第1の記憶部と、複写命令に基づいて前記第1の記憶部に記憶された情報を複写して記憶する第2の記憶部に記憶する記憶手順と、
    前記レーダの第1の走査に応じて得られた第1の検知結果を、前記第1の走査の次の第2の走査に応じて得られる第2の検知結果に基づく前記第1の記憶部の記憶内容の更新が行われるよりも前に前記第2の記憶部に複写し、前記更新の前と後の双方の期間において、前記第1の記憶部または前記第2の記憶部のうち前記第1の検知結果を記憶している記憶部から記憶内容を読み出して出力する出力制御手順
    を前記コンピュータに実行させることを特徴とする、プログラム。
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