JP2014180312A - マットレス - Google Patents
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Abstract
【課題】使用者が離れようとしていることを知らせることができるマットレスを提供する。
【解決手段】マットレス1は、通常のマットレスに使用される素材で構成された本体2と、本体2に加えられた圧力を検知し、かつ、本体2の温度を検知する圧力温度センサ3と、圧力温度センサ3が圧力を検知した領域である圧力検知領域の総面積である圧力検知領域総面積が減少し、かつ、所定の値以下になった場合に、通信回線を介して警報信号をナースステーションなどに設置されたコンピュータに送信する警報信号送信部4とを備える。圧力温度センサ3は、第1〜第12の圧力温度センサ(3A〜3L)の集合体である。第1〜第12の圧力温度センサ(3A〜3L)は、4行3列に並べて配置されている。
【選択図】図1
【解決手段】マットレス1は、通常のマットレスに使用される素材で構成された本体2と、本体2に加えられた圧力を検知し、かつ、本体2の温度を検知する圧力温度センサ3と、圧力温度センサ3が圧力を検知した領域である圧力検知領域の総面積である圧力検知領域総面積が減少し、かつ、所定の値以下になった場合に、通信回線を介して警報信号をナースステーションなどに設置されたコンピュータに送信する警報信号送信部4とを備える。圧力温度センサ3は、第1〜第12の圧力温度センサ(3A〜3L)の集合体である。第1〜第12の圧力温度センサ(3A〜3L)は、4行3列に並べて配置されている。
【選択図】図1
Description
本発明はマットレスに関する。詳しくは、例えば病院のベッドに使用されるマットレスに係るものである。
近年、患者の高齢化に伴い、認知症の患者の入院も増加している。そのため、病院内において予期せぬ突発的事故が多発する傾向にある。このような事故として、例えば、病院内の徘徊時における転倒、ベッドからの転落が挙げられる。
そして、病院内の徘徊時における転倒、ベッドからの転落によって、骨折、頭部打撲、頭部打撲による脳出血などが引き起こされる。また、骨折手術や脳血管手術を行なうと、その後、長期安静が必要となる。
そして、長期安静になると、全身の筋力が低下して寝たきり状態にいたる廃用症候群、食思低下からの全身衰弱、および易感染性による肺炎で、死に至る場合もある。
そこで、患者などがベッドから離れたことを看護師などに確実かつ速やかに通報するために、例えば特許文献1には、図8に示すようなベッド通報装置が記載されている。
すなわち、特許文献1に記載されたベッド通報装置は、ベッド使用者がベッド126から離れたことを検知し離床信号を出力する圧力感知マット124と、圧力感知マット124からの離床信号を受信し外部に注意信号を表示する外部表示手段(図示せず。)とを備える。
圧力感知マット124は、患者などがベッドから離れる際に足が接する床上に設置されている。患者などがベッドから離れようとして、圧力感知マット124上に足を載せると、圧力感知マット124はこれに応じて離床信号を出力する。
また、離床信号は、看護師などの所在室(ナースステーション)に設置された外部表示手段(図示せず。)に送られ、表示パネル(図示せず。)で、患者などがベッドから離れたことが表示される。
これにより、看護師などは、患者などがベッドから離れる動作を起こしたことを迅速に認識することができ、その対応手段をとることができる。
しかしながら、予期せぬ突発的事故として、徘徊時における転倒の件数よりも、ベッドからの転落の件数の方が多く、しかもベッドからの転落の件数は最多である。
そして、特許文献1に記載されたベッド通報装置の外部表示手段が表示した時点では、すでに患者がベッドから転落するなどベッドから離れた状態である。
従って、特許文献1に記載されたベッド通報装置は、患者がベッドから転落する可能性が高いことを看護師などに知らせ、転落を予防したいという医療現場でのニーズを満足させるものではなかった。
本発明は、以上の点に鑑みて創案されたものであり、使用者が離れようとしていることを知らせることができるマットレスを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明のマットレスは、本体と、該本体に加えられた圧力を検知する圧力検知部と、該圧力検知部が圧力を検知した領域である圧力検知領域の総面積である圧力検知領域総面積が減少し、かつ、所定の値以下になった場合に、警報信号を送信する警報信号送信部とを備える。
ここで、本体に加えられた圧力を検知する圧力検知部によって、本体上に横になった使用者が本体に加える圧力を検知することができる。
また、圧力検知部が圧力を検知した領域である圧力検知領域の総面積である圧力検知領域総面積が減少し、かつ、所定の値以下になった場合に、警報信号を送信する警報信号送信部によって、使用者と本体との接触総面積が減少したことを知らせることができる。
ここで、「所定の値」とは、ゼロより大きい値である。
ここで、「所定の値」とは、ゼロより大きい値である。
また、本発明のマットレスにおいて、圧力検知領域総面積は、本体の縁部に沿った圧力検知領域の総面積であるものとすることができる。
この場合、使用者が睡眠中の使用者と本体との接触総面積の減少を知ることができる。なぜなら、使用者が起きていて本体の縁部に沿った領域との接触総面積が減少すれば、マットレスから落ちないように接触総面積が増加するよう体を動かすからである。
また、本発明のマットレスにおいて、圧力検知領域総面積は、本体の一方の縁部とこの縁部に対向する他方の縁部とに挟まれた圧力検知領域の総面積であるものとすることができる。
この場合、使用者が本体の一方の縁部とこの縁部に対向する他方の縁部とに挟まれた領域に立っているときの使用者と本体との接触総面積の減少を知ることができる。
また、本発明のマットレスは、本体の温度を検知する温度検知部を備え、圧力検知部は、温度検知部が温度を検知した本体の領域の圧力を検知するものとすることができる。
この場合、本体に圧力を与えるもののうち体温を有する人体に絞って圧力を検知することができ、検知精度を向上させることができる。
また、本発明のマットレスは、圧力検知領域の位置および圧力検知領域総面積に応じて警報レベルを設定する警報レベル設定部を備え、警報信号は、警報レベル設定部が設定した警報レベルに応じて種別されたものとすることができる。
この場合、警報信号を受けた者は、すぐにマットレスに駆けつけるべき警報レベルかどうかを判断できる。
また、本発明のマットレスは、本体に接触した人体の心電図信号を検知し、かつ、検知した心電図信号を送信する心電図信号検知送信部を備えるものとすることができる。
この場合、本体上に横になった使用者の生死を判定することができる。
また、上記の目的を達成するために、本発明のマットレスは、本体と、該本体に加えられた圧力を検知する圧力検知部と、該圧力検知部が圧力を検知した領域である圧力検知領域の形状が所定の形状になった場合に、警報信号を送信する警報信号送信部とを備える。
ここで、本体に加えられた圧力を検知する圧力検知部によって、本体上に横になった使用者が本体に加える圧力を検知することができる。
また、ここで言う「所定の形状」とは、本体の縁部に偏った形状を意味する。
また、圧力検知部が圧力を検知した領域である圧力検知領域の形状が所定の形状になった場合に、警報信号を送信する警報信号送信部によって、使用者が本体の縁部に偏って本体上に横になっていること知らせることができる。
また、圧力検知部が圧力を検知した領域である圧力検知領域の形状が所定の形状になった場合に、警報信号を送信する警報信号送信部によって、使用者が本体の縁部に偏って本体上に横になっていること知らせることができる。
本発明に係るマットレスは、使用者が離れようとしていることを知らせることができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明し、本発明の理解に供する。
図1は、本発明を適用したマットレスの一例を示す概略図である。
図1は、本発明を適用したマットレスの一例を示す概略図である。
図1に示す本発明のマットレス1は、通常のマットレスに使用される素材で構成された本体2を備える。
また、本発明のマットレス1は、本体2に加えられた圧力を検知し、かつ、本体2の温度を検知する圧力温度センサ(圧力検知部と温度検知部の一例である。)3を備える。
また、本発明のマットレス1は、本体2に加えられた圧力を検知し、かつ、本体2の温度を検知する圧力温度センサ(圧力検知部と温度検知部の一例である。)3を備える。
また、圧力温度センサ3は、第1〜第12の圧力温度センサ(3A〜3L)の集合体である。また、第1〜第12の圧力温度センサ(3A〜3L)は、4行3列に並べて配置されている。
また、本発明のマットレス1は、圧力温度センサ3が圧力を検知した領域である圧力検知領域の総面積である圧力検知領域総面積が減少し、かつ、所定の値以下になった場合に、通信回線を介して警報信号をナースステーションなどに設置されたコンピュータに送信する警報信号送信部4を備える。
例えば、第1の圧力温度センサ3Aと、第6の圧力温度センサ3Fと、第7の圧力温度センサ3Gとが圧力を検知した場合、圧力検知領域総面積は、第1の圧力温度センサ3Aと、第6の圧力温度センサ3Fと、第7の圧力温度センサ3Gという3つの圧力温度センサの圧力検知領域の合計面積となる。
また、本明細書において、圧力検知領域総面積を、便宜上、圧力を検知した圧力温度センサの個数で示すこととする。例えば、3つの圧力温度センサの圧力検知領域の総面積であれば、「3」となる。
また、圧力検知領域総面積の所定の値として、圧力検知領域の位置ごとに異なる値を設定することができる。
すなわち、例えば、本体の縁部に沿った圧力検知領域の総面積の所定の値と、本体の一方の縁部と一方の縁部に対向する他方の縁部とに挟まれた圧力検知領域の総面積の所定の値として、互いに異なる値を設定できる。なお、同じ値でもよいことは勿論である。
すなわち、例えば、本体の縁部に沿った圧力検知領域の総面積の所定の値と、本体の一方の縁部と一方の縁部に対向する他方の縁部とに挟まれた圧力検知領域の総面積の所定の値として、互いに異なる値を設定できる。なお、同じ値でもよいことは勿論である。
また、圧力温度センサ3は、本体の温度を検知した場合に、その本体の領域の圧力を検知する。
これにより、本体に圧力を与えるもののうち体温を有する人体に絞って圧力を検知することができ、人体以外の物による圧力まで検知した場合よりも検知精度が高い。
これにより、本体に圧力を与えるもののうち体温を有する人体に絞って圧力を検知することができ、人体以外の物による圧力まで検知した場合よりも検知精度が高い。
また、警報信号送信部4が警報信号を送信するときに、ブザー音が発せられる。
また、ナースステーションなどに設置されたコンピュータから本発明のマットレス1に制御信号を送信して、ブザー音をオフにすることができる。
また、ナースステーションなどに設置されたコンピュータから本発明のマットレス1に制御信号を送信して、ブザー音をオフにすることができる。
また、本発明のマットレス1は、圧力検知領域の位置および圧力検知領域総面積に応じて警報レベルを設定する警報レベル設定部4Aを備える。
そして、警報信号送信部4が送信する警報信号は、警報レベル設定部4Aが設定した警報レベルに応じて種別されている。
そして、警報信号送信部4が送信する警報信号は、警報レベル設定部4Aが設定した警報レベルに応じて種別されている。
また、警報信号は、文字、音声、またはこれらの組み合わせである。
例えば、本体2の一方の縁部と、この縁部に対向する他方の縁部とに挟まれた圧力検知領域の総面積が「4」の場合、すなわち、第5〜第8の圧力温度センサ(3E〜3H)が圧力を検知した場合は、「安全」という警報レベルが設定される。
またさらに、使用者が手や足を広げて、例えば第2の圧力温度センサ3Bや第12の圧力温度センサ3Lが圧力を検知し、圧力検知領域の総面積が「6」の場合も、「安全」という警報レベルが設定される。
また、例えば、本体2の縁部に沿った圧力検知領域の総面積が「4」の場合、すなわち、第1〜第4の圧力温度センサ(3A〜3D)が圧力を検知した場合、もしくは第9〜第12の圧力温度センサ(3I〜3L)が圧力を検知した場合は、本体2の縁部に近づいているので、「やや危険」という警報レベルが設定される。
また、例えば、本体2の縁部に沿った圧力検知領域の総面積が「2」の場合、すなわち、例えば、第1の圧力温度センサ3Aと第2の圧力温度センサ3Bが圧力を検知した場合、もしくは第9の圧力温度センサ3Iと第10の圧力温度センサ3Jが圧力を検知した場合は、「危険」という警報レベルが設定される。
また、例えば、本体2の縁部に沿った圧力検知領域の総面積が「1」の場合、すなわち、例えば、第1の圧力温度センサ3Aが圧力を検知した場合、もしくは第9の圧力温度センサ3Iが圧力を検知した場合は、「非常に危険」という警報レベルが設定される。
また、例えば、使用者が寝返りをうって本体2の縁部側に移動し、圧力検知領域総面積が「6」から「4」になった場合、警報信号送信部4は、「やや危険」という警報レベルに応じて種別された警報信号例えば「やや危険です。」という文字の警報信号を送信する。
また、本発明のマットレス1は、本体2に接触した人体の心電図信号を検知し、かつ、検知した心電図信号を、通信回線を介してナースステーションなどに設置されたコンピュータに送信する心電図信号検知送信部5を備える。
また、図1に示すように、心電図信号検知送信部5は、各列の圧力温度センサ同士の間に配置されている。
ここで、本体に加えられた圧力を検知し、かつ、本体の温度を検知できるのであれば、圧力温度センサは必ずしも12個の圧力温度センサの集合体でなくてもよい。例えば、12個より多い圧力温度センサの集合体であってもよいし、圧力温度センサは1つでもよい。
また、本体に加えられた圧力を検知できるのであれば、必ずしも圧力センサと温度センサが一体化されていなくてもよく、圧力センサと温度センサは別体であってもよい。
なお、図1において、圧力温度センサ3や、警報信号送信部4や、心電図信号検知送信部5を実線で示しているが、これらはすべて本体2に内蔵されている。
また、本発明のマットレスは、必ずしも本体の温度を検知する温度検知部を備え、圧力検知部は、温度検知部が温度を検知した本体の領域の圧力を検知するものとしなくてもよい。
しかし、本発明のマットレスが温度検知部を備え、圧力検知部が、温度検知部が温度を検知した本体の領域の圧力を検知するものとしていれば、本体に圧力を与えるもののうち体温を有する人体に絞って圧力を検知することができ、検知精度を向上させることができるので好ましい。
また、本発明のマットレスは、必ずしも圧力検知領域の位置および圧力検知領域総面積に応じて警報レベルを設定する警報レベル設定部を備え、警報信号は、警報レベル設定部が設定した警報レベルに応じて種別されたものとしなくてもよい。
しかし、本発明のマットレスが警報レベル設定部を備え、警報信号が、警報レベル設定部が設定した警報レベルに応じて種別されていれば、警報信号を受けた者は、すぐにマットレスに駆けつけるべき警報レベルかどうかを判断できるので好ましい。
また、本発明のマットレスは、必ずしも本体に接触した人体の心電図信号を検知し、かつ、検知した心電図信号を送信する心電図信号検知送信部を備えていなくてもよい。
しかし、本発明のマットレスが心電図信号検知送信部を備えていれば、本体上に横になった使用者の生死を判定することができるので好ましい。
また、第1〜第12の圧力温度センサ(3A〜3L)の代わりに、第1〜第12の圧力温度センサ(3A〜3L)が配置された範囲と略同じ範囲に相当する大きさの1つの圧力温度センサを用いることもできる。
また、本発明のマットレスの警報信号送信部は、圧力検知部が圧力を検知した領域である圧力検知領域の形状が所定の形状すなわち本体の縁部に偏った形状になったときに、警報信号を送信するようにしてもよい。
次に、本発明のマットレスが警報信号を送信するまでの流れを説明する。
図2は、本発明を適用したマットレスの本体上で患者が仰向けで寝た状態の一例を示す概略図(a)と、概略図(a)で示した状態のときの圧力検知領域の一例を示す概略図(b)である。
また、図3は、本発明を適用したマットレスの本体上で患者が横向きで寝た状態の一例を示す概略図(a)と、概略図(a)で示した状態のときの圧力検知領域の一例を示す概略図(b)である。
また、図4は、本発明を適用したマットレスの本体上で患者が座位状で寝た状態の一例を示す概略図(a)と、概略図(a)で示した状態のときの圧力検知領域の一例を示す概略図(b)である。
また、図5は、本発明を適用したマットレスの本体上で患者が立位状で寝た状態の一例を示す概略図(a)と、概略図(a)で示した状態のときの圧力検知領域の一例を示す概略図(b)である。
また、図3は、本発明を適用したマットレスの本体上で患者が横向きで寝た状態の一例を示す概略図(a)と、概略図(a)で示した状態のときの圧力検知領域の一例を示す概略図(b)である。
また、図4は、本発明を適用したマットレスの本体上で患者が座位状で寝た状態の一例を示す概略図(a)と、概略図(a)で示した状態のときの圧力検知領域の一例を示す概略図(b)である。
また、図5は、本発明を適用したマットレスの本体上で患者が立位状で寝た状態の一例を示す概略図(a)と、概略図(a)で示した状態のときの圧力検知領域の一例を示す概略図(b)である。
また、図6は、本発明を適用したマットレスの本体上で患者が立った状態の一例を示す概略図(a)と、概略図(a)で示した状態のときの圧力検知領域の一例を示す概略図(b)である。
また、図7は、本発明を適用したマットレスの本体上で患者が体勢を崩した状態の一例を示す概略図(a)と、概略図(a)で示した状態のときの圧力検知領域の一例を示す概略図(b)である。
また、図7は、本発明を適用したマットレスの本体上で患者が体勢を崩した状態の一例を示す概略図(a)と、概略図(a)で示した状態のときの圧力検知領域の一例を示す概略図(b)である。
なお、以下の例において、本体の縁部に沿った圧力検知領域の総面積の所定の値を「2」とし、本体の一方の縁部と一方の縁部に対向する他方の縁部とに挟まれた圧力検知領域の総面積の所定の値を「1」とする。
[寝た状態の例]
図2(a)は、患者6が、本発明のマットレス1の本体2の略中央領域において仰向けで寝た状態を示している。
図2(a)は、患者6が、本発明のマットレス1の本体2の略中央領域において仰向けで寝た状態を示している。
このとき、本発明のマットレス1の本体2に内蔵された第1〜第12の圧力温度センサ(3A〜3L)のうち、図2(b)に示すように第5〜第8の圧力温度センサ(3E〜3H)が圧力を検知する。
すなわち、圧力検知領域総面積は「4」である。
すなわち、圧力検知領域総面積は「4」である。
次に、図3(a)に示すように、患者6が寝返りをうって本体2の縁部に近寄り、本体2の縁部に沿って横向きで寝た状態となる。
このとき、図3(b)に示すように、第1〜第4の圧力温度センサ(3A〜3D)が圧力を検知する。
すなわち、圧力検知領域総面積は「4」であり変わらないので、警報信号は送信されない。
すなわち、圧力検知領域総面積は「4」であり変わらないので、警報信号は送信されない。
次に、図4(a)に示すように、寝ている患者6がさらに動き、座っているような姿勢(座位状)で寝た状態となる。
このとき、図4(b)に示すように、第1の圧力温度センサ3Aおよび第2の圧力温度センサ3Bが圧力を検知する。
すなわち、圧力検知領域総面積は「2」となる。圧力検知領域総面積は「4」から「2」に減少し、しかも所定の値以下になったので、警報信号送信部4が警報信号を送信する。
すなわち、圧力検知領域総面積は「2」となる。圧力検知領域総面積は「4」から「2」に減少し、しかも所定の値以下になったので、警報信号送信部4が警報信号を送信する。
この場合、警報信号送信部4は、「危険」という警報レベルに応じて種別された「危険です。」という文字および音声の警報信号を送信する。
さらに、図5(a)に示すように、寝ている患者6が動き、立っているような姿勢(立位状)で寝た状態となる。
このとき、図5(b)に示すように、第2の圧力温度センサ3Bのみが圧力を検知する。
すなわち、圧力検知領域総面積は「1」となる。圧力検知領域総面積は「2」から「1」に減少し、しかも所定の値以下になったので、警報信号送信部4が警報信号を送信する。
すなわち、圧力検知領域総面積は「1」となる。圧力検知領域総面積は「2」から「1」に減少し、しかも所定の値以下になったので、警報信号送信部4が警報信号を送信する。
この場合、警報信号送信部4は、「非常に危険」という警報レベルに応じて種別された「非常に危険です。」という文字および音声の警報信号を送信する。
[立った状態の例]
また、図6(a)は、患者6が、本発明のマットレス1の本体2の略中央領域において立った状態を示している。
また、図6(a)は、患者6が、本発明のマットレス1の本体2の略中央領域において立った状態を示している。
このとき、本発明のマットレス1の本体2に内蔵された第1〜第12の圧力温度センサ(3A〜3L)のうち、図6(b)に示すように第6の圧力温度センサ3Fおよび第7の圧力温度センサ3Gが圧力を検知する。
すなわち、圧力検知領域総面積は「2」である。
すなわち、圧力検知領域総面積は「2」である。
次に、図7(a)に示すように、立っている患者6が体勢を崩して、本体2の略中央領域において片足だけで立った状態となる。
このとき、図7(b)に示すように、第7の圧力温度センサ3Gのみが圧力を検知する。
すなわち、圧力検知領域総面積は「1」となる。圧力検知領域総面積は「2」から「1」に減少し、しかも所定の値以下になったので、警報信号送信部4が警報信号を送信する。
すなわち、圧力検知領域総面積は「1」となる。圧力検知領域総面積は「2」から「1」に減少し、しかも所定の値以下になったので、警報信号送信部4が警報信号を送信する。
以上のように、本発明のマットレスは、圧力検知部が圧力を検知した領域である圧力検知領域の総面積である圧力検知領域総面積が減少し、かつ、所定の値以下になった場合に、警報信号を送信するので、マットレスの使用者と本体との接触総面積が減少したことを知らせることができる。
従って、本発明のマットレスは、マットレスの使用者が離れようとしていることを知らせることができる。
よって、本発明のマットレスを、例えば病院のベッドに用いて、マットレスの使用者である患者がベッドから転落する可能性が高いことを看護師などに知らせ、転落を予防したいという医療現場でのニーズを満足させることができる。
よって、本発明のマットレスを、例えば病院のベッドに用いて、マットレスの使用者である患者がベッドから転落する可能性が高いことを看護師などに知らせ、転落を予防したいという医療現場でのニーズを満足させることができる。
また、警報信号を送信する際の通信回線を、広域通信網とすることで、病院から離れた独居老人などの安否確認も病院において行うことができる。
1 マットレス
2 本体
3 圧力温度センサ
3A 第1の圧力温度センサ
3B 第2の圧力温度センサ
3C 第3の圧力温度センサ
3D 第4の圧力温度センサ
3E 第5の圧力温度センサ
3F 第6の圧力温度センサ
3G 第7の圧力温度センサ
3H 第8の圧力温度センサ
3I 第9の圧力温度センサ
3J 第10の圧力温度センサ
3K 第11の圧力温度センサ
3L 第12の圧力温度センサ
4 警報信号送信部
4A 警報レベル設定部
5 心電図信号検知送信部
6 患者
2 本体
3 圧力温度センサ
3A 第1の圧力温度センサ
3B 第2の圧力温度センサ
3C 第3の圧力温度センサ
3D 第4の圧力温度センサ
3E 第5の圧力温度センサ
3F 第6の圧力温度センサ
3G 第7の圧力温度センサ
3H 第8の圧力温度センサ
3I 第9の圧力温度センサ
3J 第10の圧力温度センサ
3K 第11の圧力温度センサ
3L 第12の圧力温度センサ
4 警報信号送信部
4A 警報レベル設定部
5 心電図信号検知送信部
6 患者
Claims (7)
- 本体と、
該本体に加えられた圧力を検知する圧力検知部と、
該圧力検知部が圧力を検知した領域である圧力検知領域の総面積である圧力検知領域総面積が減少し、かつ、所定の値以下になった場合に、警報信号を送信する警報信号送信部とを備える
マットレス。 - 前記圧力検知領域総面積は、前記本体の縁部に沿った圧力検知領域の総面積である
請求項1に記載のマットレス。 - 前記圧力検知領域総面積は、前記本体の一方の縁部と同縁部に対向する他方の縁部とに挟まれた圧力検知領域の総面積である
請求項1に記載のマットレス。 - 前記本体の温度を検知する温度検知部を備え、
前記圧力検知部は、該温度検知部が温度を検知した前記本体の領域の圧力を検知する
請求項1〜3のいずれか1つに記載のマットレス。 - 前記圧力検知領域の位置および前記圧力検知領域総面積に応じて警報レベルを設定する警報レベル設定部を備え、
前記警報信号は、該警報レベル設定部が設定した警報レベルに応じて種別された
請求項1〜4のいずれか1つに記載のマットレス。 - 前記本体に接触した人体の心電図信号を検知し、かつ、検知した心電図信号を送信する心電図信号検知送信部を備える
請求項1〜5のいずれか1つに記載のマットレス。 - 本体と、
該本体に加えられた圧力を検知する圧力検知部と、
該圧力検知部が圧力を検知した領域である圧力検知領域の形状が所定の形状になった場合に、警報信号を送信する警報信号送信部とを備える
マットレス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013054887A JP2014180312A (ja) | 2013-03-18 | 2013-03-18 | マットレス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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