JP2014178761A - 警備システム - Google Patents

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Abstract

【課題】通常の警報器の動作に対して手馴れた侵入者に対しても威嚇効果の期待できる警備システムを提供する。
【解決手段】複数のセンシング領域Sa〜Scにわたって設けられた警備対象領域R内に、侵入者Iを検知するためのセンサ2a〜2dを複数備え、当該複数のセンサのうちいずれかが侵入者Iを検知した際に、警報を発する警報器5a〜5eを1つ以上備え、警報器5の発報タイミング及び音量を制御する警報器制御手段を備えた警備システム1であって、警報器制御手段が、センサのうちいずれかが侵入者Iを検知した際に、当該センサ2x(2a)と同一又は近隣のセンシング領域Sa,Sbに対して備えられた警報器5a,5bの音量を小さくする警備システム。
【選択図】図4

Description

本発明は、複数のセンシング領域にわたって設けられた警備対象領域内に、侵入者を検知するためのセンサを複数備え、当該複数のセンサのうちいずれかが侵入者を検知した際に、警報を発する警報器を1つ以上備え、前記警報器の発報タイミング及び音量を制御する警報器制御手段を備えた警備システムに関する。
いわゆるホームセキュリティサービスに用いられる警備システムにおいては、通常、監視エリア内に侵入者が検知された際に、警報音や音声などによって侵入者を威嚇するように構成されている。また、侵入者が現場に残留している場合に、監視エリアに駆けつけた警備員や当該エリアの住人が侵入者と出くわすと危険であるため、検知後も侵入者を威嚇し続ける必要がある。威嚇方法としては、例えば、特許文献1に示すように、1度警報を鳴らした後、時間をおいて複数の警報を鳴らすといったように、2段階に警報を鳴らす方法がある。
特開2003−228783号公報
しかしながら、上述のように、異常を検知してから同じ様な警報音を鳴らし続ける方法では、手慣れた侵入者などの場合には、警報音を手がかりに警報器自体を破壊される場合があり、侵入者に対する威嚇効果を充分確保できない場合があり得る。
本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、通常の警報器の動作に対して手馴れた侵入者に対しても威嚇効果の期待できる警備システムの提供を目的とする。
本発明に係る警備システムの特徴は、複数のセンシング領域にわたって設けられた警備対象領域内に、侵入者を検知するためのセンサを複数備え、当該複数のセンサのうちいずれかが侵入者を検知した際に、警報を発する警報器を1つ以上備え、前記警報器の発報タイミング及び音量を制御する警報器制御手段を備えた警備システムであって、前記警報器制御手段が、前記センサのうちいずれかが侵入者を検知した際に、当該センサと同一又は近隣のセンシング領域に対して備えられた前記警報器の音量を小さくする点にある。
上記特徴構成によれば、侵入者が検知されたセンシング領域付近に設けられた警報器の音量が小さくなる。このため、警報音を手がかりに侵入者によって警報器の位置が特定され、当該警報器が破壊されるおそれを小さくできる。よって、警報器が破壊されやすい場合に比べて、長時間警報を発することができ、侵入者に対する威嚇効果が期待できる警備システムを提供できる。
さらなる特徴は、前記警報器制御手段が、前記センサのうちいずれかが侵入者を検知した際に、前記同一の又は近隣のセンシング領域以外に対して備えられた前記警報器の音量を大きくする点にある。
上記特徴構成によれば、侵入者が検知されたセンシング領域の警報器の音量が小さくなると共に、離れた位置にある警報器の音量が大きくなる。よって、離れた位置からの警報が、侵入者の耳に入りやすくなる。よって、侵入者は、近くにある警報器の位置が特定しづらくなり、初期に始動した警報器が破壊される可能性が低減される。さらに、当該初期に始動した警報器の警報音を無視して窃盗などの不法行為が続けられる場合も、離れた位置にある警報器の音量が大きくなることで、威嚇効果を上げることができる。また、侵入者が大きな音の警報を発する警報器を破壊するには、当該警報器の探索時間を要することとなる。よって、より長時間警報を発することができ、侵入者に対する威嚇効果が一層期待できる警備システムを提供できる。
また、別の特徴は、前記警報器が、複数のセンシング領域に対してそれぞれ設けられ、前記センサによる侵入者の検知に従って、前記同一の又は近隣のセンシング領域以外に対して備えられた前記警報器であって、遠隔のセンシング領域に対して備えられた前記警報器の音量を順次大きくする点にある。
上記特徴構成によれば、侵入者が検知されたセンシング領域から離れた位置にある警報器ほど、警報の音量が大きくなる。すなわち、侵入者から最も離れた位置にある警報器が、最も大きな音量で警報を発する。よって、侵入者は、近くにある警報器の位置を特定しづらくなる。また、侵入者が大きな音の警報を発する警報器を破壊しようとした場合、最も探索時間を要することとなる。よって、より長時間警報を発することができ、侵入者に対する威嚇効果が一層期待できる警備システムを提供できる。
さらに、別の特徴は、前記警報器制御手段が、前記センサのうちいずれかが侵入者を検知した際に、前記同一の又は近隣のセンシング領域以外に対して備えられた前記警報器であって、特定の前記警報器の音量を大きくする点にある。
上記特徴構成によれば、侵入者が検知されたセンシング領域から離れた位置にある特定の警報器の音量が大きくなる。よって、侵入者は、近くにある警報器の位置が特定しづらくなる。また、侵入者が大きな音の警報を発する特定の警報器に注意が向かうと考えられるため、特定の警報器を、例えば、破壊されても、警備システムの機能として実質的に影響のない警報器としておくことにより、侵入者検知以降のタイムカウント、センターへの連絡等の機能を確実に果たすことができる。或は、あらかじめ破壊しづらい位置に設置するなどすることで、より長時間警報を発することができ、侵入者に対する威嚇効果が一層期待できる警備システムを提供できる。
また、別の特徴は、前記警備対象領域内の照明の点灯を制御するための第1照明制御手段を備え、前記第1照明制御手段が、前記センサのうちいずれかが侵入者を検知した際に、前記同一の又は近隣のセンシング領域に備えられた照明を消灯または点滅させる点にある。
上記特徴構成によれば、照明が消灯または点滅することにより、侵入者の不安を煽ることができると考えられ、より高い威嚇効果が期待できる警備システムを提供することができる。
さらに、別の特徴は、前記警備対象領域内に人感センサ付照明と、前記人感センサ付照明の点灯を制御するための第2照明制御手段とを備え、前記第2照明制御手段が、前記センサのうちいずれかが侵入者を検知した際に、前記人感センサ付照明を、当該人感センサ付照明の人感センサが反応しない時に点灯し、当該人感センサが反応した時に消灯するように制御する点にある。
上記特徴構成によれば、侵入者が逃走時、人感センサ付照明の前を通る際に、照明が消灯する。よって、侵入者は急に足元が見づらくなるため、侵入者の不安を煽ることができると考えられ、より高い威嚇効果が期待できる警備システムを提供することができる。
また、別の特徴は、前記警報器を複数備え、前記警報器制御手段が、前記センサのうちいずれかが侵入者を検知した際に、前記複数の警報器を、時系列で見て順にまたはランダムに発報させる点にある。
上記特徴構成によれば、発報する警報器が時系列で変化していくため、侵入者が警報器の位置を特定しづらくなる。また、警報器の位置が変化することによって、侵入者の不安を煽ることができると考えられる。よって、侵入者に対する威嚇効果が期待できる警備システムを提供できる。
本発明の実施形態に係る警備システムの概略図 本発明の実施形態に係るコントローラーの動作を示す概略図 本発明の実施形態に係るコントローラーの構成を示すブロック図 本発明の実施形態に係る警備システムの動作例を示す図 本発明の実施形態に係る警報器制御手段の動作を示すフローチャート
〔第1実施形態〕
〔警備システムの構成〕
以下では本願発明に係る警備システム1を、図を用いて説明する。図1に示すように、警備システム1は、警備対象領域R内に侵入者Iを検知するためのセンサ2を複数備える。センサ2には、赤外線センサ、パッシブセンサ、窓や扉の開閉を検知するマグネットセンサー、窓ガラスの破壊音を検知するオーディオセンサなどを用いることができる。各センサ2が侵入者Iの侵入を検知する領域であるセンシング領域Sは、センサ2の数に応じて、警備対象領域R内に複数設けられている。
これらのセンサ2は、警備対象領域R内に備えられたコントローラー3と通信可能に構成され、図2に示すように、侵入者Iを検知した際、コントローラー3に侵入者を検知した旨を知らせる通知信号dを送信するように構成されている。
コントローラー3は、演算装置及び記憶領域を備えたマイクロコンピュータからなり、センサ2をはじめ各種機器の制御を行うように構成されている。また、本実施形態においては、図3に示すようにコントローラー3は、スピーカーを備え、自ら警報を発報可能に構成されている。すなわち、コントローラー3は、警報器5としても動作可能に構成されている。
図1に示すように、警備システム1は、複数のセンサ2のうちいずれかが侵入者Iを検知した際に、警報を発する警報器5を1つ以上備える。より詳しくは、コントローラー3が、センサ2からの通知信号dを受信した際、警報器5に発報命令oを送信することで、警報器5が発報するように構成されている。警報器5としては、コントローラー3に加え、警備対象領域Rの出入り口に設けられたいわゆる入出力操作器、ガス漏れ警報器、火災センサ、窓センサ、インターホンなどを用いることができる。
警報器5は、図2に示すように、コントローラー3と通信可能に構成され、コントローラー3から警報を発報する旨を示す発報命令oを受信した際に、警報を発報するように構成されている。
また、本実施形態においては、警備対象領域R内に、照明6に加え、人感センサ付照明7が備えられている。コントローラー3は、警備対象領域R内の照明6及び人感センサ付照明7と通信に構成され、これらの照明の点灯を制御可能に構成されている。
本願発明においては、コントローラー3がセンサ2から通知信号dを受信した際に、警報器5に送信する発報命令oならびに、通知信号dを受信した際の照明6及び人感センサ付照明7の制御方法に特徴を有する。以下では、これらの特徴について詳述する。
〔コントローラーの構成〕
図3に示すように、コントローラー3は、各警報器5の発報タイミング及び音量を制御する警報器制御手段31を備える。より詳しくは、本実施形態においては、警報器5は、警報の音量を調整可能に構成されており、コントローラー3が警報器5に送信する発報命令oに、発報時の警報の音量を指定する音量指定情報が含まれている。警報器制御手段31は、コントローラー3が警報器5に発報命令oを送信するタイミング及び発報命令oに含まれる音量指定情報を決定することで、警報器5の発報タイミング及び音量を制御する。
また、本実施形態においては、コントローラー3が、センサ2からの通知信号dを受信した際、当該センサ2から受信したことを記憶するように構成され、さらに、最後に通知信号dを受信したときの通信相手であるセンサ2を記憶するセンサ記憶手段36を備えている。
さらに、コントローラー3は、各センサ2及び警報器5間の距離に関する情報を記憶する距離情報データベースDBを備えている。本実施形態においては、距離情報データベースDBには、センサ2及び警報器5に加え、照明6との間の距離に関する情報も記憶している。具体的には、例えば、距離情報データベースDBには、センサ2、警報器5、及び照明6の3次元の位置情報が記憶されている。これらの位置情報は、あらかじめ警備システム1の構築時に入力されると良い。
また、コントローラー3は、警備対象領域R内の照明6の点灯を制御するための第1照明制御手段32を備える。具体的には、第1照明制御手段32は、照明6を点灯、点滅、及び消灯できるように構成されている。
さらに、コントローラー3は、人感センサ付照明7の点灯を制御するための第2照明制御手段33を備える。具体的には、第2照明制御手段33は、人感センサ付照明7の人感センサが人の存在を検知した際に人感センサ付照明7を点灯させる通常モードと、人感センサ付照明7の人感センサが人の存在を検知した際に人感センサ付照明7を消灯させる威嚇モードとを切り替え可能に構成されている。
〔コントローラーによる警報器の制御〕
センサ2が侵入者Iを検知した場合における警報器制御手段31の動作を、図4に示す警備システム1及び図5のフローチャートを用いて説明する。以下の説明においては、侵入者Iを検知したセンサ2を、侵入者検知センサ2xと呼ぶ。なお、図4に示す例においては、センサ2aが侵入者検知センサ2xに相当する。
1.特定の警報器の発報
図5に示すように、侵入者Iが侵入者検知センサ2xにより検知されると、侵入者検知センサ2xからコントローラー3に通知信号dが送信される。まず、コントローラー3が通知信号dを受信し、警報器制御手段31による処理が開始される(ステップ#1)。
警報器制御手段31は、まず通知信号dの送信元である侵入者検知センサ2xが、センサ記憶手段36に記憶されたセンサ2と同一か否かを確認する(ステップ#2)。なお、最初に通知信号dを受信した場合には、センサ記憶手段36には何も記憶されていないため、ステップ#3に進む。
次に、警報器制御手段31は、侵入者検知センサ2xをセンサ記憶手段36に記憶する(ステップ#3)。図4の例では、警報器制御手段31は、センサ記憶手段36にセンサ2aから通知信号dを受信した旨を記憶する。
次に、あらかじめ囮となるように決められた特定の警報器5deが、侵入者検知センサ2xのセンシング領域S又は近隣のセンシング領域S以外に存在しているか否かを確認する。ここで、「侵入者検知センサ2xのセンシング領域S又は近隣のセンシング領域S以外」とは、「侵入者検知センサ2xとは離れたセンシング領域S」を意味する。なお、ここでいう「離れた」とは、所定値以上の距離が離れていることを意味する。
ここで、特定の警報器5deとしては、外部から警備対象領域Rが視認され易い位置にある警報器5を設定しておくと良い。例えば、窓センサを設定すると良い。このような構成とすることで、侵入者Iが近づきづらくなり、警報器5を破壊される可能性を抑えることができる。図4の例では、警報器5dを特定の警報器5deとしている。
あるいは、特定の警報器5deとしては、破壊されても、警備システム1の機能として実質的に影響のない警報器5としておくことも可能である。即ち、侵入者I検知以降のタイムカウント、及びセンターへの報知等の機能を果たす機器(コントローラー3)を、上述の特定の警報器5deとは別に設定しておくことで、破壊される可能性の極めて低い機器により、警備システム1側の機能を確保できる。
上述の侵入者検知以降のタイムカウントは、監視エリア側で安全確認ができない場合に、一定時間経過後も監視センター側に真に侵入者の侵入が継続している状況をセンター側に報知するのに役立つ。
特定の警報器5deについてより詳しく説明すると、警報器制御手段31は、距離情報データベースDBから侵入者検知センサ2xと特定の警報器5deとの距離情報を取得し、当該距離情報に基づいて侵入者検知センサ2xと特定の警報器5deとの距離を取得する(ステップ#4)。本実施形態においては、侵入者検知センサ2x及び特定の警報器5deの位置情報から、当該2点間の距離を算出する。
続いて、侵入者検知センサ2xと特定の警報器5deとの距離が、所定値以上か否かを確認する(ステップ#5)。ここで、所定値としては、侵入者Iが即座に移動不可能な距離を設定すると良い。例えば、図4の例では、一部屋分に相当する距離を設定すると良い。
さらに、特定の警報器5deが、離れたセンシング領域Sに存在する場合(すなわち、侵入者検知センサ2xと特定の警報器5deとの距離が所定値以上の場合)には、警報器制御手段31から警報の音量を最大とする旨の発報命令oを特定の警報器5deに送信する。これにより、発報命令oを受信した特定の警報器5deは、他の警報器5に対して大きな音量で警報を発報する(ステップ#6)。なお、特定の警報器5deが、侵入者検知センサ2xのセンシング領域S又は近隣のセンシング領域S内に存在する場合(すなわち、侵入者検知センサ2xと特定の警報器5deとの距離が所定値未満の場合)には、ステップ#6は省略する。
ステップ#4〜#6を図4の例を用いて具体的に説明すると、まず、警報器制御手段31は、侵入者検知センサ2xであるセンサ2aと特定の警報器5deとして設定された警報器5eとの距離を算出する。この場合、センサ2aと警報器5eとは所定値(一部屋分)以上離れているため、警報器制御手段31は、警報器5eに対して、最大音量で警報を発報する旨の発報命令oを送信する。
2.特定の警報器以外の警報器の制御
続いて、警報器制御手段31は、センサ2のうちいずれかが侵入者Iを検知した際に、当該センサ2と同一又は近隣のセンシング領域Sに対して備えられた警報器5の音量を小さくする。また、本実施形態においては、同一の又は近隣のセンシング領域S以外に対して備えられた警報器5の音量を大きくする。より具体的には、複数のセンシング領域Sに対してそれぞれ設けられた警報器5が、同一の又は近隣のセンシング領域S以外に対して存在する場合に、遠隔のセンシング領域Sに対して備えられているほど、警報器5の音量が大きくなるようにする。
具体的には、コントローラー3は距離情報データベースDBから、前述の特定の警報器5deを除く全ての警報器5とセンサ2aとの距離情報を取得し、警報器5とセンサ2aとの距離を取得する(ステップ#7)。さらに、警報器制御手段31は、取得した距離に応じて、各警報器5に発報命令oを送信する(ステップ#8)。
より詳しくは、警報器制御手段31は、侵入者検知センサ2xとの距離が所定値未満の警報器5に対して、警報の音量を小さくする旨の発報命令oを送信する(ステップ#8−1)。
一方、センサ2aとの距離が所定値以上の警報器5に対して、警報の音量を大きくする旨の発報命令oを送信する(ステップ#8−2)。本実施形態においては、警報器制御手段31は、各警報器5とセンサ2aとの距離に応じて、警報の音量が大きくなるように発報命令oを送信する。具体的には、例えば、対象となる警報器5のうち、侵入者検知センサ2xとの距離が最も離れているものを最大音量とし、侵入者検知センサ2xに近づくにつれて通常の音量に近づくように音量を設定することができる。即ち、この例の場合は、遠隔位置に設置されている単数、或は複数の警報器が一斉に発報することとなる。
ステップ#7及び#8を図4の例を用いて具体的に説明すると、まず、警報器制御手段31は、センサ2aと警報器5a〜5d及びコントローラー3との距離を算出する。次に、センサ2aとの距離が所定値未満の警報器5a及び警報器5bに関しては、音量を小さくする旨の発報命令oを送信する。さらに、センサ2aとの距離が所定値以上の警報器5d、コントローラー3及び警報器5cについては、最も距離が離れている警報器5cに対しては、最大音量で警報器5を発報する旨の発報命令oを送信し、コントローラー3及び警報器5dに対しては、やや大きめの音量で警報を発報する旨の発報命令oを送信する。
3.侵入者の位置の確認
ステップ#8の処理が終わると、ステップ#2に戻り、侵入者Iの移動を監視する。具体的には、警報器制御手段31は、最初に通知信号dを受信したときの送信元である侵入者検知センサ2x以外のセンサ2から通知信号dを受信していないかを確認する(ステップ#2)。
仮に、侵入者Iが警備対象領域R内に侵入後、移動し、最初の侵入者検知センサ2x以外のセンサ2(ここでは、新たな侵入者検知センサ2xxとする:図示は省略する)が侵入者Iを検知した場合には、侵入者Iは新たな侵入者検知センサ2xxのセンシング領域Sに移動したと考えられる。よって、上述の構成とすることで、新たな侵入者検知センサ2xxの位置を基準として、ステップ#3〜#8を再度実行することにより、侵入者Iが移動後も、侵入者Iに対して近くにある警報器5の音量は小さく、遠くにある警報器5の音量が大きくなるので、より一層、警報器5の破壊がしづらい警備システム1を実現することができる。
〔コントローラーによる照明の制御〕
本実施形態においては、第1照明制御手段32が、センサ2のうちいずれかが侵入者Iを検知した際に、同一の又は近隣のセンシング領域Sに備えられた照明6を消灯または点滅させる。具体的には、侵入者検知センサ2xが侵入者Iを検知し、コントローラー3に通知信号dが送信されると、通知信号dを受信したコントローラー3内の第1照明制御手段32が、距離情報データベースDBから侵入者検知センサ2xと各照明6との距離情報を取得する。侵入者検知センサ2xと照明6との距離が所定値未満の場合には、当該照明6に対して、消灯または点滅するように制御を行う。これにより、侵入者Iに対して警報器5だけでなく、照明6を用いた威嚇効果が期待される。
図4の例を用いて具体的に説明すると、警報器制御手段31は、照明6a〜6cのうちセンサ2aとの距離が所定値(一部屋分)未満の照明6aを点滅させる。
さらに、本実施形態においては、第2照明制御手段33が、センサ2のうちいずれかが侵入者Iを検知した際に、人感センサ付照明7を、当該人感センサ付照明7の人感センサが反応しない時に点灯し、当該人感センサが反応した時に消灯するように制御する。具体的には、侵入者検知センサ2xが侵入者Iを検知し、コントローラー3に通知信号dが送信されると、通知信号dを受信した3内の第2照明制御手段33により、警備対象領域R内に設けられた人感センサ付照明7に対して、威嚇モードに切り替えるよう制御を行う。これにより、侵入者Iに対して、より一層の威嚇効果が期待される。
〔第2実施形態〕
第1実施形態においては、警報器制御手段31が、侵入者Iを検知したセンサ2からの距離に応じて、警報器5の音量を変化させるように構成された場合の例を示した。一方、本実施形態においては、警報器制御手段31は、図5におけるステップ#8での警報器5の制御方法が異なる。なお、警報器制御手段31以外の構成については、第1実施形態と同様であるため、説明を省略する。
ステップ#1〜#7については、第1実施形態と同様のため説明を省略する。本第2実施形態においては、センサ2のうちいずれかが侵入者Iを検知した際に、警報器制御手段31は、ステップ#8において、複数の警報器5を、時系列で見て順にまたはランダムに発報させる。具体的には、警報器制御手段31は、侵入者検知センサ2xとの距離が所定値以上の警報器5のうちいずかに対して、音量が大きくなるように発報命令oを送信し、その他の警報器5に対しては、警報を停止するよう発報命令oを送信する。
このとき、音量が大きくなるように発報命令oを送信する警報器5は、一定時間ごとに順次、その位置が変化するように設定する。すなわち、警報を発報する警報器5の順番を記憶したリストLを作成、保持し、当該リストLに記憶された順番で警報器5を発報させ、発報を停止させる。ここで、リストLに記憶させる警報器5の順番としては、警報器5を、例えば、侵入者検知センサ2xからの距離順(遠い順または近い順)としても良いし、ランダムに選択しても構わない。具体的には、例えば、コントローラー3と入出力操作器とで交互に警報を発報するようにしても構わない。
〔その他の実施形態〕
(1)上記第1実施形態においては、警報器制御手段31が、センサ2のうちいずれかが侵入者Iを検知した際に、同一の又は近隣のセンシング領域S以外に対して備えられた警報器5の音量を大きくする構成の一例を示した。しかし、当該構成を省略しても構わない。この場合、具体的には図5のステップ#8−2を省略しても構わない。
(2)上記第1実施形態においては、警報器制御手段31が、センサ2による侵入者Iの検知に従って、同一の又は近隣のセンシング領域S以外に対して備えられた警報器5であって、遠隔のセンシング領域Sに対して備えられた警報器5の音量を順次大きくする構成の一例を示した。しかし、当該構成は省略しても構わない。この場合、具体的には図5のステップ#8−2において、侵入者検知センサ2xとの距離が所定値以上の場合には、一律音量が大きくなるように設定すると良い。
(3)上記実施形態においては、警報器制御手段31が、同一の又は近隣のセンシング領域S以外に対して備えられた警報器5であって、特定の警報器5deの音量を大きくする構成の一例を示した。しかし、当該構成は省略しても構わない。この場合、具体的には、図5のステップ#4〜#6を省略しても構わない。
(4)上記実施形態においては、警備システム1内のコントローラー3が、第1照明制御手段32及び第2照明制御手段33を備える構成の一例を示した。しかし、本願発明に係る警備システム1は、第1照明制御手段32及び第2照明制御手段33を備えない構成としても構わない。
本発明は、複数のセンシング領域にわたって設けられた警備対象領域内に、侵入者を検知するためのセンサを複数備え、当該複数のセンサのうちいずれかが侵入者を検知した際に、警報を発する警報器を1つ以上備え、前記警報器の発報タイミング及び音量を制御する警報器制御手段を備えた警備システムに適応可能である。
1 :警備システム
2a〜2d:センサ
2x :侵入者検知センサ
3 :コントローラー(警報器)
5a〜5e:警報器
5de :特定の警報器
6a〜6c:照明
7 :人感センサ付照明
31 :警報器制御手段
32 :第1照明制御手段
33 :第2照明制御手段
36 :センサ記憶手段
I :侵入者
R :警備対象領域
S :センシング領域

Claims (7)

  1. 複数のセンシング領域にわたって設けられた警備対象領域内に、侵入者を検知するためのセンサを複数備え、当該複数のセンサのうちいずれかが侵入者を検知した際に、警報を発する警報器を1つ以上備え、前記警報器の発報タイミング及び音量を制御する警報器制御手段を備えた警備システムであって、
    前記警報器制御手段が、前記センサのうちいずれかが侵入者を検知した際に、当該センサと同一又は近隣のセンシング領域に対して備えられた前記警報器の音量を小さくする警備システム。
  2. 前記警報器制御手段が、前記センサのうちいずれかが侵入者を検知した際に、前記同一の又は近隣のセンシング領域以外に対して備えられた前記警報器の音量を大きくする請求項1に記載の警備システム。
  3. 前記警報器が、複数のセンシング領域に対してそれぞれ設けられ、前記センサによる侵入者の検知に従って、前記同一の又は近隣のセンシング領域以外に対して備えられた前記警報器であって、遠隔のセンシング領域に対して備えられた前記警報器の音量を順次大きくする請求項1又は2記載の警備システム。
  4. 前記警報器制御手段が、前記センサのうちいずれかが侵入者を検知した際に、前記同一の又は近隣のセンシング領域以外に対して備えられた前記警報器であって、特定の前記警報器の音量を大きくする請求項1〜3のいずれか一項に記載の警備システム。
  5. 前記警備対象領域内の照明の点灯を制御するための第1照明制御手段を備え、
    前記第1照明制御手段が、前記センサのうちいずれかが侵入者を検知した際に、前記同一の又は近隣のセンシング領域に備えられた照明を消灯または点滅させる請求項1〜4のいずれか一項に記載の警備システム。
  6. 前記警備対象領域内に人感センサ付照明と、
    前記人感センサ付照明の点灯を制御するための第2照明制御手段とを備え、
    前記第2照明制御手段が、前記センサのうちいずれかが侵入者を検知した際に、前記人感センサ付照明を、当該人感センサ付照明の人感センサが反応しない時に点灯し、当該人感センサが反応した時に消灯するように制御する請求項1〜5のいずれか一項に記載の警備システム。
  7. 前記警報器を複数備え、
    前記警報器制御手段が、前記センサのうちいずれかが侵入者を検知した際に、前記複数の警報器を、時系列で見て順にまたはランダムに発報させる請求項1又は2に記載の警備システム。
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