JP2014178625A - プリンタ及びその給紙制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】用紙の補給回数を最小限に抑えて給紙トレイへの用紙補給を促すことでユーザによる補給回数や補給時の工数を極力低減できるプリンタを提供する。
【解決手段】プリンタの制御部に備えられるエンジン制御部の用紙補給判断機能では、印刷に使用する用紙のサイズ、種類が該当する給紙トレイに格納されているかを判定する機能として、用紙管理情報から用紙種類毎の使用枚数を求めてトレイの残紙枚数と比較(S110)してトレイに未格納の使用用紙が有るかを判定(S120)した結果、有れば補給対象とするトレイを選択する第1の選択処理(S130)を行った後、無い場合と同様に使用枚数より残紙枚数の少ない用紙種類が有るかを判定(S140)した結果、無ければ用紙補給必要なしとし、有れば補給対象とするトレイを選択する第2の選択処理(S150)を行う用紙補給必要性判定処理を実施して、用紙補給するトレイと補給要求表示時期とを判別する。
【選択図】図3

Description

本発明は、複数の給紙トレイから用紙補給を効率良く実施するプリンタ及びその給紙制御方法に関する。
従来、複数の給紙トレイを有するプリンタにおいて、用紙補給を効率良く実施するため、給紙トレイ数より多い種類の用紙を使用する印刷や、グルーピングした複数の給紙トレイの総格納枚数を超える同一種類の用紙を使用した大量印刷を行う際に、給紙中の給紙トレイ内の用紙が無くなる前にユーザに対して他の給紙トレイへの用紙補給を促し、印刷を停止しないようにする技術が提案されている。
係る周知技術として、例えば大量印刷を行う場合等においてスムーズに印刷を行うことができ、印刷効率の向上を可能とする「印刷装置及びその給紙方法」(特許文献1参照)が挙げられる。
上述した特許文献1に係る技術は、ユーザによる用紙の補給回数を少なくさせる目的で、給紙トレイの格納容量と残用紙枚数、使用予定の用紙枚数に基づいて給紙トレイへの補給要求を管理し、用紙補給をユーザに促す機能を持たせている。
しかしながら、その用紙補給管理手法では、用紙を補給する給紙トレイを選択する際に装置全体の給紙トレイを有効に利用する点での検討が十分でなく、単に一定の優先順位で未使用中の給紙トレイを選択して用紙補給を促したり、補給対象の用紙種類設定がなされている他の給紙トレイのみを補給対象の給紙トレイとして用紙補給を促すため、補給回数やユーザへの補給時期を促す回数に無駄が生じ、ユーザの補給回数が増大し、また用紙補給時のユーザの用紙補給工数についても考慮されておらず、例えば用紙サイズの変更作業が必要で補給時の工数が多い給紙トレイに対して、用紙サイズ変更と補給とを指示する手間が掛かってしまう。
即ち、特許文献1に係る技術は、補給対象の給紙トレイを選択する際にプリンタ全体の給紙トレイの中から補給回数を極力減らすため最適な給紙トレイを選択することで、ユーザの用紙補給処理の回数を減らすような点についての考慮が十分ではなく、条件によっては過度な用紙補給を実施してしまうという問題が解消され得ないものとなっている。
本発明は、このような問題点を解決すべくなされたもので、その技術的課題は、用紙の補給回数を最小限に抑えて給紙トレイへの用紙補給を促すことでユーザによる補給回数や補給時の工数を極力低減できるプリンタ及びその給紙制御方法を提供することにある。
上記技術的課題を解決するため、本発明の第1の手段は、それぞれ異なるサイズ、種類の用紙を格納した複数の給紙トレイを有すると共に、当該複数の給紙トレイ毎に格納している当該用紙についての枚数、サイズ、種類を検出する機能を持つプリンタであって、受信済みの印刷ジョブを用紙種類毎に集計した用紙管理情報から印刷に使用する用紙についてのサイズ、用紙種類毎の使用枚数を求める印刷用紙算定手段と、印刷用紙算定手段で得られた印刷に使用する用紙についての用紙種類毎の使用枚数、複数の給紙トレイに格納している装置全体での用紙枚数、複数の給紙トレイ毎の最大用紙格納枚数に対する残紙枚数に基づいて印刷開始前にどの給紙トレイに用紙補給を行うかを判断する用紙補給判断手段と、を備え、用紙補給判断手段は、用紙補給時に複数の給紙トレイの全部を選択対象とし、印刷に使用する用紙についてのサイズ、種類が該当する給紙トレイに格納されているか否かを判定する機能として、用紙管理情報から用紙種類毎の使用枚数を求めて当該給紙トレイの残紙枚数と比較して該当する給紙トレイに未格納の使用用紙があるか否かを判定した結果、未格納の使用用紙があれば使用する用紙種類が格納されている給紙トレイが存在しないとみなして補給対象とする給紙トレイを選択する第1の選択処理を行った後、未格納の使用用紙がない場合と同様に使用枚数より残紙枚数の少ない用紙種類があるか否かを判定した結果、ない場合には用紙補給の必要性がないとみなし、ある場合には使用する用紙種類が格納されている給紙トレイが存在しないとみなして補給対象とする給紙トレイを選択する第2の選択処理を行う処理フローの用紙補給必要性判定処理を実施して、当該用紙補給する給紙トレイと補給要求表示時期とを判別することを特徴とする。
本発明の第2の手段は、それぞれ異なるサイズ、種類の用紙を格納した複数の給紙トレイを有すると共に、当該複数の給紙トレイ毎に格納している当該用紙についての枚数、サイズ、種類を検出する機能を持つプリンタの給紙制御方法であって、印刷用紙算定手段により、受信済みの印刷ジョブを用紙種類毎に集計した用紙管理情報から印刷に使用する用紙についてのサイズ、用紙種類毎の使用枚数を求める印刷用紙算定ステップと、用紙補給判断手段により、印刷用紙算定ステップで得られた印刷に使用する用紙についての用紙種類毎の使用枚数、複数の給紙トレイに格納している装置全体での用紙枚数、複数の給紙トレイ毎の最大用紙格納枚数に対する残紙枚数に基づいて印刷開始前にどの給紙トレイに用紙補給を行うかを判断する用紙補給判断ステップと、を有し、用紙補給判断ステップでは、用紙補給判断手段により、用紙補給時に複数の給紙トレイの全部を選択対象とし、印刷に使用する用紙についてのサイズ、種類が該当する給紙トレイに格納されているか否かを判定する処理として、用紙管理情報から用紙種類毎の使用枚数を求めて当該給紙トレイの残紙枚数と比較して該当する給紙トレイに未格納の使用用紙があるか否かを判定した結果、未格納の使用用紙があれば使用する用紙種類が格納されている給紙トレイが存在しないとみなして補給対象とする給紙トレイを選択する第1の選択処理を行った後、未格納の使用用紙がない場合と同様に使用枚数より残紙枚数の少ない用紙種類があるか否かを判定した結果、ない場合には用紙補給の必要性がないとみなし、ある場合には使用する用紙種類が格納されている給紙トレイが存在しないとみなして補給対象とする給紙トレイを選択する第2の選択処理を行う処理フローの用紙補給必要性判定処理を実施して、当該用紙補給する給紙トレイと補給要求表示時期とを判別することを特徴とする。
本発明によれば、用紙の補給要求を行う際に受信済みの印刷ジョブの使用予定の用紙について、用紙種類毎の使用枚数、給紙部における各給紙トレイに格納している装置全体の用紙枚数、各給紙トレイ内の残紙枚数に基づいて用紙補給が必要なことを印刷開始前に判断し、ユーザによる用紙補給回数が少なくなるように給紙トレイの選択を行い、用紙使用に先立つ用紙補給要求の表示のタイミングを判断する用紙補給必要性判定処理を実施するため、用紙の補給回数を最小限に抑えて給紙トレイへの用紙補給を促すことでユーザによる補給回数や補給時の工数を極力低減できるようになる。
本発明の実施例1に係るプリンタの基本構成を示したブロック図である。 図1に示すプリンタの制御部で管理する印刷ジョブに応じた用紙管理情報を例示した模式図であり、(a)は印刷ジョブAに関する模式図、(b)は印刷ジョブBに関する模式図である。 図1に示すプリンタの制御部で実施する用紙補給必要性判定処理の動作処理を示したフローチャートである。 図3に示す用紙補給必要性判定処理に含まれる第1の選択処理に係る細部の動作処理を示したフローチャートである。 図3に示す用紙補給必要性判定処理に含まれる第2の選択処理に係る細部の動作処理を示したフローチャートである。
以下に、本発明のプリンタ及びその給紙制御方法について、実施例を挙げ、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の実施例1に係るプリンタ10の基本構成を示したブロック図である。このプリンタ1は、ネットワーク通信や印刷ジョブの画像データへの展開を行う制御部100と、展開された画像データを用紙に対して転写定着を行うエンジン200と、から構成される。
このうち、制御部100は、ユーザがプリンタ10への設定変更を行うと共に、それに伴う状態を表示する操作部130と、操作部130を制御する操作部制御部111と、ネットワークや上位装置との間の通信を制御する通信制御部112と、印刷データを画像データに変換する画像生成部113と、生成された画像データをエンジン200に送ってエンジン200を制御するエンジン制御部114と、印刷ジョブのデータを格納する印刷データ格納部121と、プリンタ10で使用する制御情報を格納する制御情報格納部122と、画像生成部113で生成された画像データを格納する画像データ格納部123と、を備えている。
尚、ここでの操作部制御部111、通信制御部112、画像生成部113、及びエンジン制御部114は、機能上で制御プログラム110を成すもので、印刷データ格納部121、制御情報格納部122、画像データ格納部123は機能上でデータ格納エリア120を成すものである。
エンジン200は、印刷に使用する用紙を格納する複数の給紙トレイ(ここではトレイ1〜トレイ6を備えている)を持つ給紙部210と、制御部100で展開した画像データを用紙に転写して定着を行う転写定着部220と、印刷処理の終了した用紙を排紙用に格納する排紙部230と、を持つ。
尚、ここでの給紙部210の各給紙トレイには、それぞれサイズや種類の異なる用紙を格納することが可能であり、その個数も任意に変更できるものである。各給紙トレイについては、通常トレイ毎に用紙の格納容量が異なるもので、例えばトレイ1、トレイ4が大容量トレイであり、トレイ5、トレイ6が中容量トレイであり、トレイ2、トレイ3は少容量トレイであるような構成となる。ここでの各給紙トレイについては、それぞれ複数の用紙についてのサイズと種類とをサポートして、各給紙トレイの設定を変えることで異なるサイズの用紙を補給することが可能となっている。
次に、プリンタ10の動作概要を説明する。制御部100では、ネットワークや上位装置から印刷ジョブの印刷データと使用する用紙情報を含む印刷指示情報とを通信制御部112で受信し、画像生成部113が印刷データをエンジン200に送るために画像データに変換する。このとき、エンジン制御部114では受信済みの印刷ジョブを用紙種類毎に集計した用紙管理情報から印刷に使用する用紙についてのサイズ、用紙種類毎の使用枚数を求める印刷用紙算定手段として働き、求めた印刷に使用する用紙についてのサイズ、用紙種類毎の使用枚数をデータ格納エリア120の制御情報格納部122に格納する。
画像データは、一旦画像データ格納部123に格納された後、エンジン200の印刷準備ができると、エンジン制御部114が指定された印刷順に画像データと使用する給紙トレイの用紙枚数を含む制御情報をエンジン200へ送信する。エンジン200では給紙部210が指定された給紙トレイから用紙を給紙し、転写定着部220が画像データを用紙に転写して定着させてから排紙部230へ送る。エンジン200では給紙部210の各給紙トレイにおける用紙有無や残量(残紙枚数)をチェックして制御部100へ報告する。各給紙トレイにおける残紙枚数は、例えば特開2010−24976号公報に開示された手法等を採用してエンジン200で求めて制御部100へ報告することができる。
そこで、制御部100のエンジン制御部114は、印刷に使用する用紙についての用紙種類毎の使用枚数、各給紙トレイに格納している装置全体での用紙枚数、各給紙トレイ毎の最大用紙格納枚数に対する残紙枚数に基づいて印刷開始前に給紙部210におけるどの給紙トレイに用紙補給を行うかを判断する用紙補給判断手段として機能する。因みに、ここでは、用紙についてのサイズ、種類を組み合わせて用紙種類としており、用紙サイズと用紙種類との何れかが異なれば別の用紙種類とみなしている。具体的に云えば、サイズA5の普通紙とサイズA4の普通紙、サイズA5の裏紙とサイズA4の裏紙はそれぞれ別の用紙種類とする。
給紙部210における各給紙トレイ(トレイ1〜トレイ6)への用紙補給要求を出す判断は、制御部100のエンジン制御部114の用紙補給判断機能により、新しい印刷ジョブの解析で印刷に使用する用紙種類毎の使用枚数が判明したときの第1の条件、各給紙トレイの何れかの用紙が空になったときの第2の条件、使用する用紙種類の印刷が終了してその用紙種類が格納してある給紙トレイが使用可能になったときの第3の条件の何れかを満たすとき、後述する用紙補給必要性判定処理を起動してその必要性を判断する。但し、第1の条件及び第3の条件は後述する用紙管理情報の更新により判定し、第2の条件はエンジン200からの通知により判定する。その他、印刷ジョブのキャンセル等で印刷する用紙や各給紙トレイの設定に変更が生じたときにも用紙補給必要性判定処理を起動するが、係る処理については後文で詳述する。
図2は、プリンタ10の制御部100で管理する印刷ジョブに応じた用紙管理情報を例示した模式図であり、同図(a)は印刷ジョブAに関する模式図、同図(b)は印刷ジョブBに関する模式図である。
用紙管理情報は、プリンタ10の内部で印刷ジョブ毎に用紙種類毎の使用枚数を管理するための情報であり、図2(a)、図2(b)に示されるように印刷ジョブA、印刷ジョブB毎に作成され、そのジョブで使用される用紙種類とその使用枚数とを格納するようになっている。
図2(a)の印刷ジョブA用紙管理情報では、A4の普通紙を1000枚とA3の普通紙を100枚使用し、図2(b)の印刷ジョブB用紙管理情報では、A4の普通紙を10000枚、A4の水色用紙を1枚使用する場合を例示している。印刷ジョブAはA4サイズとA3サイズとの混在ジョブであり、印刷ジョブBは水色の用紙を区切り紙として本文をA4普通紙で10000枚印刷する場合を示している。
用紙管理情報の更新は、新たな印刷ジョブの解析で使用する用紙種類が確定した場合、新たな印刷ジョブに対応する用紙管理情報を作成するときの第4の条件、印刷が終了して用紙が排紙部230へ排紙されたとき、その用紙種類の使用枚数を減算するときの第5の条件、印刷ジョブの印刷が終了するとそのジョブの用紙管理情報を削除するときの第6の条件の何れかを満たす場合に実施される。
用紙管理情報を調べて用紙補給必要性判定処理を起動するのは、上述した第1の条件と第3の条件とを満たす場合であるが、第1の条件は用紙管理情報を更新するときの第4の条件が発生した場合であり、第3の条件は用紙管理情報を更新するときの第5の条件が発生したとき、他の印刷ジョブの用紙管理情報の同じ用紙種類の使用枚数を調べた結果、全ての用紙管理情報の使用枚数がゼロになった場合である。用紙補給必要性判定処理では、用紙管理情報を給紙部210における各給紙トレイに格納されている残紙枚数と比較することで用紙補給が必要か否かを判定する。
図3は、プリンタ10の制御部100(エンジン制御部114)で実施する用紙補給必要性判定処理の動作処理を示したフローチャートである。
図3を参照すれば、エンジン制御部114の用紙補給必要性判定処理では、まず各印刷ジョブの用紙種類毎に集計された用紙管理情報から用紙種類毎の使用枚数を求めて給紙トレイの残紙枚数と比較する(ステップS110)処理を行った後、給紙部210における各給紙トレイに未格納の使用用紙が有るか否かの判定(ステップS120)を行う。この判定の結果、未格納の使用用紙が有れば使用する用紙種類が格納されている給紙トレイが存在しないとみなして第1の選択処理である補給対象の給紙トレイの選択処理−1(ステップS130)を行った後、未格納の使用用紙が無い場合と同様に使用枚数より残紙枚数の少ない用紙種類があるか否かの判定(ステップS140)を行う。ここでの給紙トレイの選択処理−1(ステップS130)は、給紙部210における各給紙トレイ内に使用する用紙種類が無い場合の処理(詳細は後述する)であり、用紙補給が必要か否かを判定して必要な場合にどの給紙トレイに補給要求を行うかを選択するものである。
次に、先のS110の比較結果で使用枚数より残紙枚数の少ない用紙種類が有るか否かの判定(ステップS140)の結果、無い場合には用紙補給の必要性がないとみまして動作処理を終了するが、有る場合には使用する用紙種類が格納されている給紙トレイが存在しないとみなして第2の選択処理である補給対象の給紙トレイの選択処理−2(ステップS150)を行った後に動作処理を終了する。ここでの給紙トレイの選択処理−2(ステップS150)は、給紙部210における各給紙トレイ内に使用する用紙種類が存在するものの、残紙枚数が印刷に使用するのに十分でなくて用紙補給が必要になる場合の処理(詳細は後述する)であり、用紙補給が必要か判定して必要な場合にどの給紙トレイに補給要求を行うかを選択するものである。
要するに、制御部100のエンジン制御部114の用紙補給判断機能では、用紙補給時に給紙部210における各給紙トレイの全部を選択対象とし、印刷に使用する用紙についてのサイズ、種類が該当する給紙トレイに格納されているか否かを判定する機能として、図3を参照して説明したように、用紙管理情報から用紙種類毎の使用枚数を求めて給紙トレイの残紙枚数と比較(ステップS110)して該当する給紙トレイに未格納の使用用紙が有るか否かを判定(ステップS120)した結果、未格納の使用用紙が有れば使用する用紙種類が格納されている給紙トレイが存在しないとみなして補給対象とする給紙トレイを選択する第1の選択処理(ステップS130)を行った後、未格納の使用用紙が無い場合と同様に使用枚数より残紙枚数の少ない用紙種類があるか否かを判定(ステップS140)した結果、無い場合には用紙補給の必要性がないとみなし、有る場合には使用する用紙種類が格納されている給紙トレイが存在しないとみなして補給対象とする給紙トレイを選択する第2の選択処理(ステップS150)を行う処理フローの用紙補給必要性判定処理を実施することにより、用紙補給する給紙トレイと補給要求表示時期とを判別する。
このような用紙補給必要性判定処理を実施すれば、用紙補給が必要な場合を検出したとき、印刷でその用紙を使用する前に補給回数が少なくなるように給紙部210における各給紙トレイを選択し、用紙補給の要求を行うか否かの判定を行うことができるため、印刷を停止することなく用紙補給を行うことが可能になる。
第1の選択処理(ステップS130)、第2の選択処理(ステップS150)で用紙補給の要求が必要と判断された給紙トレイは、制御部100の操作部130に表示してオペレータに通知する。ここで、プリンタ10の周りに常にオペレータがいないような場合には、ネットワーク等を使用してオペレータに用紙補給の必要がある旨の情報が伝わる場所へ係る情報を送信することも可能である。
図4は、図3の用紙補給必要性判定処理に含まれる第1の選択処理(給紙トレイの選択処理−1)に係る細部の動作処理を示したフローチャートである。
図4を参照すれば、この第1の選択処理は、使用する用紙種類が格納されている給紙トレイが存在しない場合にユーザに用紙補給を促す補給要求トレイを選択する処理であり、初期的にプリンタ10の給紙部210が持つ全部の給紙トレイのうち、現在の印刷ジョブを印刷するのに必要な給紙トレイを補給要求トレイの候補である用紙補給候補から削除すると共に、補給対象の用紙種類をサポートしない給紙トレイも用紙補給候補から削除することにより、補給候補トレイリストから今後給紙に必要な給紙トレイとサポートしない給紙トレイとを削除(ステップS210)する処理を行い、各給紙トレイのうちの使用しない給紙トレイを選択対象とする。
この後、用紙補給可能な給紙トレイが有るか否かの判定(ステップS220)を行い、無ければ全ての給紙トレイが用紙補給候補から外れる場合に該当するので動作処理を終了する(但し、印刷が進んで給紙トレイが空になったときには再度本判定処理が実施される)が、有れば引き続いて用紙補給可能な給紙トレイが複数有るか否かに判定(ステップS230)を行う。この判定の結果、用紙補給可能な給紙トレイが複数無ければ一つだけある用紙補給候補の給紙トレイを補給要求トレイに設定して用紙補給可能なトレイを選択(ステップS260)する処理を行った後、そのトレイへの用紙補給要求を表示する(ステップS280)処理を行ってから動作処理を終了するが、用紙補給可能な給紙トレイが複数有れば引き続いて用紙補給候補の給紙トレイの最大用紙格納枚数と必要とされる給紙枚数とを比較して1回で用紙補給可能なトレイ有りか否かの判定(ステップS240)を行う。
この判定の結果、1回で給紙可能な用紙補給候補が有れば、その給紙トレイを一番給紙が簡単な給紙トレイの用紙補給候補として選択(ステップS250)する処理を行った後、そのトレイへの用紙補給要求を表示する(ステップS280)処理を行ってから動作処理を終了するが、1回で給紙可能な用紙補給候補が無ければ、用紙補給候補トレイから容量が最大の給紙トレイを補給要求トレイに設定して選択(ステップS270)する処理を行った後、そのトレイへの用紙補給要求を表示する(ステップS280)処理を行ってから動作処理を終了する。
以上に説明した第1の選択処理を含む用紙補給必要性判定処理について、具体的な条件を設定した場合の具体例を説明する。ここでは、給紙トレイの状況として、トレイ1についての用紙サイズがA4、格納可能枚数(最大用紙格納枚数)が1000、トレイ内枚数が400、トレイ2についての用紙サイズがA4、格納可能枚数が200、トレイ内枚数が200、トレイ3についての用紙サイズがLetter、格納可能枚数が200、トレイ内枚数が50、トレイ4についての用紙サイズがA3、格納可能枚数が1000、トレイ内枚数が500、トレイ5についての用紙サイズがA5、格納可能枚数が500、トレイ内枚数が100、トレイ6についての用紙サイズがLetter、格納可能枚数が500、トレイ内枚数が200であるとする。また、印刷ジョブの状況として、ジョブ1についてのジョブ状態が印刷中、使用用紙がA4、使用枚数が200、ジョブ2についてのジョブ状態が印刷待ち、使用用紙がA3、使用枚数が200、ジョブ3についてのジョブ状態が印刷待ち、使用用紙がB4及びA4、それらの使用枚数が300であるとする。
こうした状況下では、処理フローとして、最初にジョブ1をトレイ1から給紙して印刷中にジョブ3の解析が終了してジョブ3で使用する用紙のサイズ、枚数が判明し、図3を参照して説明した用紙補給必要性確認処理が起動されることになる。この用紙補給必要性確認処理では、図3中のS110で用紙種類毎の使用予定枚数と給紙トレイ内の残紙枚数とが確認され、現在の使用予定枚数についてはA4が500枚、A3が200枚、B4が300枚であり、給紙トレイ内の残紙枚数についてはA4が650枚、A3が900枚、Letterが250枚、A5が100枚と確認される。この場合、給紙トレイにないB4用紙の給紙300枚が必要であるため、図4を参照して説明した第1の選択処理が起動される。
そこで、第1の選択処理では、S210でこれから印刷に使用するA4、A3の格納されているトレイ1、トレイ2、トレイ4を用紙補給候補から削除する。また、S230で給紙トレイの格納枚数から1回の用紙補給で済む給紙トレイ5、給紙トレイ6を用紙補給候補とする。更に、S250でトレイ5、トレイ6のうちの補給をし易いトレイ5(残紙枚数が少ないことによる)を選択し、補給要求トレイとしてS280でトレイ5に対して用紙補給要求を表示する。
このように、第1の選択処理で給紙部210における各給紙トレイのうちの使用しない給紙トレイを選択対象として、最初に使用する用紙枚数より大きな容量の給紙トレイ、次に使用する用紙枚数に近い容量の給紙トレイを優先的に選択すれば、新たな用紙種類が必要となったとき、必要枚数を格納可能なトレイを優先的に使用することで、給紙回数を削減することができる。また、印刷を実行する前に用紙補給の要求を出すので用紙補給時に印刷が停止することも防止できる。
図5は、図3の用紙補給必要性判定処理に含まれる第2の選択処理(給紙トレイの選択処理−2)に係る細部の動作処理を示したフローチャートである。
図5を参照すれば、この第2の選択処理は、使用する用紙種類が格納されている給紙トレイが存在しても格納されている用紙枚数が少ない場合にユーザに用紙補給を促す補給要求トレイを選択する処理であり、初期的に補給対象と異なる用紙種類が格納され、今後使用する予定の給紙トレイを用紙補給候補から削除すると共に、補給対象の用紙種類をサポートしない給紙トレイも用紙補給候補から削除することにより、補給候補トレイリストから補給対象の用紙種類と異なり、今後給紙に必要になる給紙トレイとサポートしない給紙トレイとを削除(ステップS310)する処理を行い、各給紙トレイのうちの同じ用紙のサイズ、種類の格納されている給紙トレイと未使用の給紙トレイとを選択対象とする。
この後、用紙補給候補で必要な用紙枚数について、1回で用紙補給可能な給紙トレイが有るか否かの判定(ステップS320)を行い、無ければ用紙補給候補のうち容量が最大の給紙トレイを補給要求トレイに選択(ステップS340)する処理を行うが、有れば一回で給紙可能な給紙トレイを用紙補給候補に残し、用紙補給候補のうちで一番給紙が簡単な給紙トレイ(同じ用紙種類が設定されている給紙トレイがあればその給紙トレイ、なければ用紙サイズの同じ給紙トレイ等、給紙のし易い給紙トレイ)を補給要求トレイに選択(ステップS330)する処理を行い、何れの場合もその後は選択された補給要求トレイに給紙対象の用紙種類が設定されているか否かを確認するために、給紙トレイには同じ用紙種類が格納されているか否かの判定(ステップS350)を行う。
この判定の結果、格納されていなければ異なる用紙種類であるとみなして該当する給紙トレイに対して用紙補給要求を表示する(ステップS380)処理を行ってから動作処理を終了するが、格納されていれば引き続いてその給紙トレイに残紙が有るか否かの判定(ステップS360)を行う。この判定の結果、残紙が無ければ該当する給紙トレイに対して用紙補給要求を表示する(ステップS380)処理を行ってから動作処理を終了するが、残紙が有れば対象の給紙トレイの残紙を早く減らすべく、可能な範囲で印刷時の使用優先順を上げる等の手法で給紙トレイを空にして給紙トレイを本トレイに変更する(ステップS370)処理を行ってから動作処理を終了する。
以上に説明した第2の選択処理を含む用紙補給必要性判定処理について、具体的な条件を設定した場合の具体例を説明する。ここでは、給紙トレイの状況として、トレイ1についての用紙サイズがA4、格納可能枚数(最大用紙格納枚数)が1000、トレイ内枚数が100、トレイ2についての用紙サイズがA3、格納可能枚数が200、トレイ内枚数が100、トレイ3についての用紙サイズがA4、格納可能枚数が200、トレイ内枚数が50、トレイ4についての用紙サイズがA3、格納可能枚数が1000、トレイ内枚数が200、トレイ5についての用紙サイズがA4、格納可能枚数が500、トレイ内枚数が50、トレイ6についての用紙サイズがA3、格納可能枚数が500、トレイ内枚数が300であるとする。また、印刷ジョブの状況として、ジョブ1についてのジョブ状態が印刷中、使用用紙がA4、使用枚数が100、ジョブ2についてのジョブ状態が印刷待ち、使用用紙がA3、使用枚数が220、ジョブ3についてのジョブ状態が印刷待ち、使用用紙がA3及びA4、それらの使用枚数がそれぞれ100、1000であるとする。
こうした状況下では、処理フローとして、最初にジョブ1をトレイ1から給紙して印刷中にジョブ3の解析が終了してジョブ3で使用する用紙サイズ、枚数が判明し、図3を参照して説明した用紙補給必要性判定処理が起動されることになる。この用紙補給必要性判定処理では、図3中のS110で用紙種類毎の使用予定枚数と給紙トレイ内の残紙枚数とが確認され、現在の使用予定枚数についてはA4が1100枚、A3が320枚、給紙トレイ内の残紙枚数についてはA4が300枚、A3が600枚と確認される。この場合、図3中のS130でA4が800枚不足し、A4の給紙が必要なために図5を参照して説明した第2の選択処理が起動される。
そこで、第2の選択処理では、1回目の補給要求トレイの選択処理を実行し、S310でトレイのうちの使用予定のA3が格納されているトレイ2、4、6を候補から削除する。また、S320、S330で候補の給紙トレイのうち一回で補給可能なトレイ1を補給候補とする。更に、S350でトレイ1の用紙が使用中なのでトレイ1を給紙トレイに指定して処理を抜けるが、トレイ1の用紙を使い果たしたときには、図3を参照して説明した用紙補給必要性判定処理が起動される。このとき、用紙の状況はA4用紙を100枚使用したことにより、現在の使用予定枚数についてはA4が1000枚、A3が320枚、給紙トレイ内の残紙枚数についてはA4が200枚、A3が600枚となることが確認される。この場合、A4が800枚不足し、A4の給紙が必要なために図5を参照して説明した第2の選択処理が起動される。
そこで、第2の選択処理では、2回目の補給要求トレイの選択処理を実行し、S310で給紙トレイのうち使用予定のA3が格納されているトレイ2、4、6を候補から削除する。また、S320でA4が格納されている給紙トレイのうち一回で補給可能なトレイ1を候補とする。更に、S350でトレイ1の用紙無しの状態が確認されるため、補給要求トレイとしてS380でトレイ1に対して用紙補給要求を表示する。
このように、第2の選択処理で給紙部210における各給紙トレイのうちの同じ用紙のサイズ、種類の格納されている給紙トレイと未使用の給紙トレイとを選択対象として、最初に使用する用紙枚数より大きな容量の給紙トレイ、次に使用する用紙枚数に近い容量の給紙トレイを優先的に選択すれば、プリンタ内の用紙枚数が少なくなり用紙補給が必要なとき、1回で用紙補給可能なトレイに優先的に用紙補給要求を出すことができ、用紙補給の回数を減らすことができる。また、印刷を実行する前に用紙補給の要求を出すために用紙補給時に印刷が停止することも防止できる。更に、未使用の用紙を使い切った後で用紙補給の要求を出すことにより、不要な補給要求も抑止することができる。
以上に説明した実施例1に係るプリンタ10によれば、用紙の補給要求を行う際に受信済みの印刷ジョブの使用予定の用紙について、用紙種類毎の使用枚数、給紙部210における各給紙トレイに格納している装置全体の用紙枚数、各給紙トレイ内の残紙枚数に基づいて用紙補給が必要なことを印刷開始前に判断し、ユーザによる用紙補給回数が少なくなるように給紙トレイの選択を行い、且つ複数の給紙トレイが候補になった際には補給工数の少ないトレイを選択し、用紙使用に先立つ用紙補給要求の表示のタイミングを判別するため、複数の給紙トレイを有するプリンタで給紙トレイ数より多い用紙種類を使用する印刷や、グルーピングした複数の給紙トレイの総格納枚数を超える同一用紙を使用した大量印刷を行う際に、装置全体の給紙トレイの情報、使用予定の用紙種類の情報からユーザによる用紙の補給回数を最小限に抑えられる給紙トレイへの用紙補給を促すことができる。また、用紙を補給する給紙トレイの選択の際にユーザが容易に用紙補給を行うことができる給紙トレイを選択する機能が得られる。この結果、ユーザによる補給回数や補給時の工数を極力低減することができる。
因みに、上述した実施例1に係るプリンタ10の用紙補給判断機能は、プリンタ10の給紙制御方法として換言することができる。この場合のプリンタ10の給紙制御方法は、印刷用紙算定手段により、受信済みの印刷ジョブを用紙種類毎に集計した用紙管理情報から印刷に使用する用紙についてのサイズ、用紙種類毎の使用枚数を求める印刷用紙算定ステップと、用紙補給判断手段により、印刷用紙算定ステップで得られた印刷に使用する用紙についての用紙種類毎の使用枚数、複数の給紙トレイに格納している装置全体での用紙枚数、複数の給紙トレイ毎の最大用紙格納枚数に対する残紙枚数に基づいて印刷開始前にどの給紙トレイに用紙補給を行うかを判断する用紙補給判断ステップと、を有することを基本とする。
また、ここでの用紙補給判断ステップでは、用紙補給判断手段により、用紙補給時に各給紙トレイの全部を選択対象とし、印刷に使用する用紙についてのサイズ、種類が該当する給紙トレイに格納されているか否かを判定する処理として、用紙管理情報から用紙種類毎の使用枚数を求めて給紙トレイの残紙枚数と比較して該当する給紙トレイに未格納の使用用紙が有るか否かを判定した結果、未格納の使用用紙が有れば使用する用紙種類が格納されている給紙トレイが存在しないとみなして補給対象とする給紙トレイを選択する第1の選択処理を行った後、未格納の使用用紙が無い場合と同様に使用枚数より残紙枚数の少ない用紙種類が有るか否かを判定した結果、無い場合には用紙補給の必要性がないとみなし、有る場合には使用する用紙種類が格納されている給紙トレイが存在しないとみなして補給対象とする給紙トレイを選択する第2の選択処理を行う処理フローの用紙補給必要性判定処理を実施して、用紙補給する給紙トレイと補給要求表示時期とを判別するものとなる。
その他、用紙補給判断ステップでは、図4で説明したように、用紙補給判断手段により、上記第1の選択処理で各給紙トレイのうちの使用しない給紙トレイを選択対象として、最初に使用する用紙枚数より大きな容量の給紙トレイ、次に使用する用紙枚数に近い容量の給紙トレイを優先的に選択する。また、用紙補給判断ステップでは、図5で説明したように、用紙補給判断手段により、上記第2の選択処理で各給紙トレイのうちの同じ用紙のサイズ、種類の格納されている給紙トレイと未使用の給紙トレイとを選択対象として、最初に使用する用紙枚数より大きな容量の給紙トレイ、次に使用する用紙枚数に近い容量の給紙トレイを優先的に選択する。
10 プリンタ
100 制御部
110 制御プログラム
111 操作部制御部
112 通信制御部
113 画像生成部
114 エンジン制御部
120 データ格納エリア
121 印刷データ格納部
122 制御情報格納部
123 画像データ格納部
130 操作部
200 エンジン
210 給紙部
220 転写定着部
230 排紙部
特開平09−006193号公報

Claims (6)

  1. それぞれ異なるサイズ、種類の用紙を格納した複数の給紙トレイを有すると共に、当該複数の給紙トレイ毎に格納している当該用紙についての枚数、サイズ、種類を検出する機能を持つプリンタであって、
    受信済みの印刷ジョブを用紙種類毎に集計した用紙管理情報から印刷に使用する用紙についてのサイズ、用紙種類毎の使用枚数を求める印刷用紙算定手段と、前記印刷用紙算定手段で得られた前記印刷に使用する用紙についての用紙種類毎の使用枚数、前記複数の給紙トレイに格納している装置全体での用紙枚数、前記複数の給紙トレイ毎の最大用紙格納枚数に対する残紙枚数に基づいて印刷開始前にどの給紙トレイに用紙補給を行うかを判断する用紙補給判断手段と、を備え、
    前記用紙補給判断手段は、前記用紙補給時に前記複数の給紙トレイの全部を選択対象とし、前記印刷に使用する用紙についてのサイズ、種類が該当する給紙トレイに格納されているか否かを判定する機能として、前記用紙管理情報から前記用紙種類毎の使用枚数を求めて当該給紙トレイの残紙枚数と比較して該当する給紙トレイに未格納の使用用紙が有るか否かを判定した結果、未格納の使用用紙が有れば使用する用紙種類が格納されている給紙トレイが存在しないとみなして補給対象とする給紙トレイを選択する第1の選択処理を行った後、未格納の使用用紙が無い場合と同様に前記使用枚数より前記残紙枚数の少ない用紙種類が有るか否かを判定した結果、無い場合には用紙補給の必要性がないとみなし、有る場合には使用する用紙種類が格納されている給紙トレイが存在しないとみなして補給対象とする給紙トレイを選択する第2の選択処理を行う処理フローの用紙補給必要性判定処理を実施して、当該用紙補給する給紙トレイと補給要求表示時期とを判別することを特徴とするプリンタ。
  2. 請求項1記載のプリンタにおいて、前記用紙補給判断手段は、前記第1の選択処理で前記複数の給紙トレイのうちの使用しない給紙トレイを選択対象として、最初に使用する用紙枚数より大きな容量の給紙トレイ、次に使用する用紙枚数に近い容量の給紙トレイを優先的に選択することを特徴とするプリンタ。
  3. 請求項1記載のプリンタにおいて、前記用紙補給判断手段は、前記第2の選択処理で前記複数の給紙トレイのうちの同じ用紙のサイズ、種類の格納されている給紙トレイと未使用の給紙トレイとを選択対象として、最初に使用する用紙枚数より大きな容量の給紙トレイ、次に使用する用紙枚数に近い容量の給紙トレイを優先的に選択することを特徴とするプリンタ。
  4. それぞれ異なるサイズ、種類の用紙を格納した複数の給紙トレイを有すると共に、当該複数の給紙トレイ毎に格納している当該用紙についての枚数、サイズ、種類を検出する機能を持つプリンタの給紙制御方法であって、
    印刷用紙算定手段により、受信済みの印刷ジョブを用紙種類毎に集計した用紙管理情報から印刷に使用する用紙についてのサイズ、用紙種類毎の使用枚数を求める印刷用紙算定ステップと、用紙補給判断手段により、前記印刷用紙算定ステップで得られた前記印刷に使用する用紙についての用紙種類毎の使用枚数、前記複数の給紙トレイに格納している装置全体での用紙枚数、前記複数の給紙トレイ毎の最大用紙格納枚数に対する残紙枚数に基づいて印刷開始前にどの給紙トレイに用紙補給を行うかを判断する用紙補給判断ステップと、を有し、
    前記用紙補給判断ステップでは、前記用紙補給判断手段により、前記用紙補給時に前記複数の給紙トレイの全部を選択対象とし、前記印刷に使用する用紙についてのサイズ、種類が該当する給紙トレイに格納されているか否かを判定する処理として、前記用紙管理情報から前記用紙種類毎の使用枚数を求めて当該給紙トレイの残紙枚数と比較して該当する給紙トレイに未格納の使用用紙が有るか否かを判定した結果、未格納の使用用紙が有れば使用する用紙種類が格納されている給紙トレイが存在しないとみなして補給対象とする給紙トレイを選択する第1の選択処理を行った後、未格納の使用用紙が無い場合と同様に前記使用枚数より前記残紙枚数の少ない用紙種類が有るか否かを判定した結果、無い場合には用紙補給の必要性がないとみなし、有る場合には使用する用紙種類が格納されている給紙トレイが存在しないとみなして補給対象とする給紙トレイを選択する第2の選択処理を行う処理フローの用紙補給必要性判定処理を実施して、当該用紙補給する給紙トレイと補給要求表示時期とを判別することを特徴とするプリンタの給紙制御方法。
  5. 請求項4記載のプリンタの給紙制御方法において、前記用紙補給判断ステップでは、前記用紙補給判断手段により、前記第1の選択処理で前記複数の給紙トレイのうちの使用しない給紙トレイを選択対象として、最初に使用する用紙枚数より大きな容量の給紙トレイ、次に使用する用紙枚数に近い容量の給紙トレイを優先的に選択することを特徴とするプリンタの給紙制御方法。
  6. 請求項4記載のプリンタの給紙制御方法において、前記用紙補給判断ステップでは、前記用紙補給判断手段により、前記第2の選択処理で前記複数の給紙トレイのうちの同じ用紙のサイズ、種類の格納されている給紙トレイと未使用の給紙トレイとを選択対象として、最初に使用する用紙枚数より大きな容量の給紙トレイ、次に使用する用紙枚数に近い容量の給紙トレイを優先的に選択することを特徴とするプリンタの給紙制御方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017068043A (ja) * 2015-09-30 2017-04-06 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置

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