JP2014176874A - C反り矯正機 - Google Patents

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Abstract

【課題】ストリップが上に凸の状態及び下に凸の状態のいずれの場合で反っていても、C反りを矯正することができるC反り矯正機を提供する。
【解決手段】ストリップSの一方の板面側に軸線が板幅方向に延びるように配置され、ストリップSの一方の板面側からストリップSを押圧可能な一対の矯正ロール2と、ストリップSの他方の板面側の一対の第1の矯正ロール2の下方位置に軸線が板幅方向に延びるように配置され、ストリップSの他方の板面側からストリップSを押圧可能な一対の第2の矯正ロール3とを備える。一対の矯正ロール2および一対の矯正ロール3は、ストリップSの板幅方向の略中央位置を中心に左右対称となるように軸線l1,l2が上下に傾斜しており、ストリップSに生じる反りの向きに応じて、一対の矯正ロール2および一対の矯正ロール3の傾斜向きを上下反転可能である。
【選択図】図7

Description

本発明は、C反り矯正機に関する。
熱間圧延したいわゆるホットコイルと呼ばれる帯状の鋼板(ストリップ)の表面には、鋼板の加熱時に酸化皮膜(スケール)が形成される。スケールが存在すると、鋼板の溶接性や表面性状が低下するため、これを防止するために、プレス成形後に、加熱時に形成されたスケールを除去する必要がある。このスケールの除去には、例えばブラシロール機等が用いられる。ブラシロール機は、鋼板の上下を挟むようにして配置されたブラスロールを備え、ブラシロールの周面に植設されたブラシ毛により、上下のブラシロールの間を搬送される鋼板の上下両面を研削することで、スケールを除去する。
ここで、搬送される実際の鋼板には、鋼板の板幅方向の反り変形(いわゆるC反り変形)が生じてしまう。このC反りが生じたまま鋼板がブラシロールにより研削されると、ブラシロールの損傷が激しく、また、鋼板の表面を十分満足に研削できないという問題がある。そこで、この鋼板のC反りを一時的に矯正するために、ブラシロール機の近傍(上流側又は下流側)にC反り矯正機が配備されている(例えば特許文献1,2参照)。
特許文献1,2に記載のC反り矯正機は、鋼板の一方面側に、鋼板の幅方向の左翼領域及び右翼領域と対向するように配置される第1、第2ロールと、鋼板の他方面側に、鋼板の幅方向の中央領域対向するように配置される水平な第3ロールとを備え、第1、第2ロールは、傾斜した状態で配置されている。例えば、鋼板Sが下に凸の状態で反っている場合には、第1、第2ロールがハの字状となるように傾斜した状態で鋼板の上方に配置されるとともに、水平な第3ロールが鋼板の下方に配置されるタイプのC反り矯正機が用いられ、第1、第2ロールと第3ロールとの間に鋼板を通し、上下から鋼板を挟んで鋼板が若干上に凸の状態で反る逆C反り湾曲となるように押圧することで、鋼板のC反りが一時的に矯正される。また、鋼板Sが上に凸の状態で反っている場合には、第1、第2ロールが逆ハの字状となるように傾斜した状態で鋼板の下方に配置されるとともに、水平な第3ロールが鋼板の上方に配置されるタイプのC反り矯正機が用いられ、第1、第2ロールと第3ロールとの間に鋼板を通し、上下から鋼板を挟んで鋼板が若干下に凸の状態で反る逆C反り湾曲となるように押圧することで、鋼板のC反りが一時的に矯正される。このC反りが矯正された状態でブラシロール機による研削処理が行われることで、ブラシロールの損傷等が防止されている。
しかし、この特許文献1,2に記載のC反り矯正機では、鋼板が比較的板幅の長いものである場合には、第1、第2ロールで鋼板の板幅方向の左翼領域及び右翼領域を、第3ロールで鋼板の板幅方向の中央領域を押圧した際に、鋼板がきれいな逆C反り湾曲となるように変形せずに、中央領域が凹むM字状に変形するため、改良の余地があった。
そこで、現在のC反り矯正機は、図11(a)に示すように、鋼板Sを挟むように上下に対向配置された矯正ロール100及びサポートロール101を備えており、矯正ロール及びサポートロールはそれぞれ2つ1組で設けられている。鋼板Sが上に凸の状態で反っている場合には、一対の矯正ロール100及びサポートロール101がともに逆ハの字状となるように傾斜した状態で配置されるタイプのC反り矯正機に鋼板Sを通し、図11(b)に示すように、鋼板Sの上下から矯正ロール100及びサポートロール101で鋼板Sを挟んで適量の曲げ変形を与えることによって、鋼板SのC反りが矯正される。また、図12(a)に示すように、鋼板Sが下に凸の状態で反っている場合には、一対の矯正ロール100及びサポートロール101がともにハの字状となるように傾斜した状態で配置されるタイプのC反り矯正機に鋼板Sを通し、図12(b)に示すように、鋼板Sの上下から矯正ロール100及びサポートロール101でストリップSを挟んで適量の曲げ変形を与えることによって、鋼板SのC反りが一時的に矯正される。このC反り矯正機では、鋼板が比較的板幅の長いものであっても、良好に鋼板をきれいな逆C反り湾曲となるように変形させることができる。なお、このC反り矯正機は、熱間圧延されたホットコイルと呼ばれる帯状の鋼板のスケールを除去する際のC反りを矯正するだけでなく、冷間圧延された帯状の鋼板の表面を洗浄用のブラシロール機で洗浄等する際のC反りを矯正するためにも用いられている。
特開平4−228224号公報 特開平4−258315号公報
しかしながら、図11及び図12に示すC反り矯正機では、例えば上に凸の状態で反っている鋼板Sに対して、一対の矯正ロール100及びサポートロール101がともにハの字状となるように傾斜した状態で配置されるタイプのC反り矯正機を用いてC反りを矯正しようとしても、C反りを矯正できないという問題がある。つまり、鋼板Sが上に凸の状態で反っている場合と、下に凸の状態で反っている場合とで、それぞれ矯正ロール100及びサポートロール101の傾斜向きが異なるタイプのC反り矯正機によりC反りを矯正する必要がある。2種類のC反り矯正機をブラシロール機の上流側又は下流側に前後に並べて設置することができれば、上記問題を解決できるが、2台並べてC反り矯正機を設置するとその分の設置スペースやコストが必要となって膨大な設備規模及び設備費用を要するという問題がある。また、そもそも、鋼板Sの生産ラインでは、ブラシロール機の上流側又は下流側の位置に、C反り矯正機を2台も並べて配置できるスペースがないのが現状であり、省スペースで鋼板Sに生じるC反りの向きに関係なくC反りを矯正できるC反り矯正機が望まれている。
本発明は、上記した問題に着目してなされたもので、帯状の鋼板等のストリップが上に凸の状態で反っている場合及び下に凸の状態で反っている場合のいずれの場合においても、C反りを矯正することができるC反り矯正機を提供することを目的とする。
本発明の前記目的は、搬送される帯状のストリップに生じた板幅方向の反りを矯正するためのC反り矯正機であって、ストリップの一方の板面側に軸線が前記板幅方向に延びるように配置され、ストリップの一方の板面側からストリップを押圧可能な一対の第1の矯正ロールと、ストリップの他方の板面側の前記一対の第1の矯正ロールの下方位置に軸線が前記板幅方向に延びるように配置され、ストリップの他方の板面側からストリップを押圧可能な一対の第2の矯正ロールと、を備え、前記一対の第1の矯正ロールは、前記板幅方向の略中央位置を中心に左右対称となるように前記軸線が上下に傾斜しており、前記一対の第2の矯正ロールは、それぞれ上方に位置する前記第1の矯正ロールと同じ傾斜向きとなるように前記軸線が上下に傾斜しており、ストリップに生じる反りの向きに応じて、前記第1の矯正ロール及び前記第2の矯正ロールの傾斜向きを上下反転可能であるC反り矯正機によって達成される。
上記構成のC反り矯正機において、その好ましい実施態様は、前記第1の矯正ロール及び前記第2の矯正ロールは、回転駆動される水平軸及び前記水平軸と互いの軸線がずれるように固定された傾斜軸を備える偏心軸の前記傾斜軸回りに支持されており、前記水平軸が回転して前記傾斜軸が旋回することにより前記第1の矯正ロール及び前記第2の矯正ロールの傾斜向きが上下反転することを特徴としている。
また、さらに好ましい実施態様においては、前記第1の矯正ロール及び前記第2の矯正ロールは、前記傾斜軸に回転可能に支持されていることを特徴としている。
本発明に係るC反り矯正機によると、ストリップが上に凸の状態で反っている場合及び下に凸の状態で反っている場合のいずれの場合においても、C反りを矯正することができるので、省スペース・低コストで上下のC反りを良好に矯正することができる。
本発明の一実施形態に係るC反り矯正機の正面図を示す。なお、図1においては、回転軸8,9を一部省略して示している。また、ガイドフレーム11を一部断面図で示している。 図1のC反り矯正機の上面図である。なお、図2では、回転軸8を一部断面図で示している。また、回転軸8の右側については電動シリンダ15を省略して示している。 図1のC反り矯正機の側面図である。 図1の矢印A側から見た側面図である。 図1の第1の矯正ロール及び第2の矯正ロールを拡大して示す図である。 図5の側面図である。 第1の矯正ロールの正面図であり、一部断面図を示している。 第2の矯正ロールの正面図であり、一部断面図を示している。 ストリップが上に凸の状態で反っている場合の本実施形態のC反り矯正機の動作を示す説明図である。 ストリップが下に凸の状態で反っている場合の本実施形態のC反り矯正機の動作を示す説明図である。 ストリップが上に凸の状態で反っている場合の従来例のC反り矯正機の動作を示す説明図である。 ストリップが下に凸の状態で反っている場合の従来例のC反り矯正機の動作を示す説明図である。
以下、本発明の実態形態について添付図面を参照して説明する。図1〜図4は、本発明の一実施形態に係るC反り矯正機1を示す。このC反り矯正機1は、例えば製鉄業のストリップ生産ラインに設置され、搬送される帯状の鋼板等のストリップSが、ストリップ生産設備の所要箇所に配備された研削用又は洗浄用のブラシロール機、リンガーロール機等の処理装置を通過する際に、ストリップSに生じた板幅方向の反りを一時的に矯正するためのものであり、これらの処理装置(図示例ではストリップSの表面を研削するブラシロール機10)の前方位置又は後方位置(すなわち、ストリップSの搬送方向の上流位置又は下流位置)に設置される。
C反り矯正機1は、ストリップSの一方の板面側(図示例では上面側)に配置される一対の第1の矯正ロール2と、ストリップSの他方の板面側(図示例では下面側)に配置される一対の第2の矯正ロール3とを備えている。ストリップSは、上下の矯正ロール2,3の間を通過する。第1の矯正ロール2はポリウレタン樹脂等の樹脂製やステンレス等の金属製である。また、第2の矯正ロール3もポリウレタン樹脂等の樹脂製やステンレス等の金属製であり、第1、第2の矯正ロール2,3をいずれも樹脂製又は金属製に形成することもできるし、一方を樹脂製、他方を金属製に形成することもできる。第1、第2の矯正ロール2,3の角部は、ストリップSを傷付けないようにするためにアールに面取りされていることが好ましい。
一対の第1の矯正ロール2及び第2の矯正ロール3は、円筒状に形成され、長手方向に沿う軸線l1、l2がストリップSの板幅方向に延びるように配置されている。また、一対の第1の矯正ロール2及び第2の矯正ロール3は、ストリップSの板幅方向の略中央位置を中心に左右対称となるように軸線l1、l2(図5を参照)が上下に傾斜しており、図示例では、逆ハの字状(左側のロール2,3が右下がり、右側のロール2,3が左下がり)となるように配置されている。各第2の矯正ロール3は、ストリップSを挟んで、対応する第1の矯正ロール2の下方位置に配置されている。
一対の第1の矯正ロール2は、図5及び図6に示すように、ストリップSの上方において板幅方向に延びる上方ビーム4に取り付けられている。
また、一対の第2の矯正ロール3は、ストリップSの下方において上方ビーム4と平行に延びる下方ビーム5に取り付けられている。
上方ビーム4及び下方ビーム5には、一対のアーム6,7が間隔をあけて一体に設けられている(図2を参照)。各アーム6,7のL字の先端部には軸挿通孔60,70が形成されており、丸棒状の回転軸8,9が軸挿通孔60,70にアーム6,7と一体回転可能に挿通されている。回転軸8,9の両端部は、一対の矯正ロール2及び第2の矯正ロール3の両外側に配置された断面視H型のガイドフレーム11にベアリング13,14を介して回転可能に支持されている(図1及び図2を参照)。両ガイドフレーム11はベース12上に縦設されている。アーム6,7が回転軸8,9とともに回転し、図6の点線で示すように、上方ビーム4及び下方ビーム5が上下方向に往復動(円弧運動)することで、一対の第1の矯正ロール2がストリップSの上面側からストリップSを押圧動作するとともに、一対の第2の矯正ロール3がストリップSの下面側からストリップSを押圧動作する。
一対の第1の矯正ロール2及び一対の第2の矯正ロール3をストリップSに対して押圧動作させる駆動機として、本実施形態では、シリンダ機構(例えば電動シリンダや流体圧シリンダ、エアシリンダ)15が用いられている。図1〜図4に示すように、電動シリンダ15の筒状本体部15Aの外周面には、ガイドフレーム11側の位置及びそれとは反対側の位置に、それぞれ取付金具を介して断面視コ字型の支持アーム16の一端部が回転可能に取り付けられている。断面視コ字型の支持アーム16の他端部には軸受17が設けられ、軸受17に、上方ビーム3のアーム6に取り付けられている上方の回転軸8が挿通支持されている。電動シリンダ15の筒状本体15Aから延びる上下方向に伸縮可能なロッド15Bの先端部には、取付金具を介して断面視L字型の支持アーム18の一端部が回転可能に取り付けられている。断面視L字型の支持アーム18の他端部には軸受19が設けられ、軸受19に、下方ビーム5のアーム7に取り付けられている下方の回転軸9が挿通支持されている。
電動シリンダ15のロッド15Bが伸縮することで、上下の各支持アーム16,17の一端部が上下方向に往復動する。これにより、上下の各支持アーム16,17の他端部が正逆方向に回転することに伴い、軸受17,19を介して取り付けられた回転軸8,9が正逆方向に回転するので、アーム6,7が回転軸8,9とともに回転する。その結果、一対の第1の矯正ロール2及び一対の第2の矯正ロール3が同期してストリップSに当接及び離反するので、ストリップSが上下から押圧動作される。なお、図中、符号20で示すものは、下方のアーム7に取付金具を介して取り付けられたバランスウェイトである。一対の第1の矯正ロール2及び一対の第2の矯正ロール3は、それぞれ回転軸8,9を支点にバランスウェイト20とつり合いがとれており、搬送されるストリップSに上下波状の変動が生じた際には、一対の第1の矯正ロール2及び一対の第2の矯正ロール3は、バランスウェイト20とのつり合いを保ちながらストリップSの変動に追従する。よって、搬送されるストリップSに上下の変動が生じても、一対の第1の矯正ロール2及び一対の第2の矯正ロール3によるストリップSのC反り矯正が支障なく行われることが可能とされている。
なお、一対の第1の矯正ロール2及び一対の第2の矯正ロール3をストリップSに対して近接及び離反させて、一対の第1の矯正ロール2及び一対の第2の矯正ロール3にストリップSの押圧動作を行わせるための駆動機構としては、本実施形態のものに限られるものではない。
図5〜図8に示すように、上方ビーム4の下面には、幅方向の両外側位置にそれぞれ第1軸受21が設けられているとともに、内側位置に対向するように第2軸受22が設けられている。各第1の矯正ロール2は、内部の空洞部分に偏心軸23が挿通されており、偏心軸23の両端部が第1軸受21及び第2軸受22により軸支されている。
偏心軸23は、水平方向に延びる丸棒状の第1水平軸24及び第2水平軸25と、第1水平軸24及び第2水平軸25と互いの軸線がずれるようにして連結された丸棒状の傾斜軸26とからなる。第1水平軸24及び第2水平軸25は、傾斜軸26の両端面にそれぞれ一体に取り付けられ、第1水平軸24が第1軸受21に回転可能に支持され、第2水平軸25が第2軸受22に回転可能に支持されている。第1水平軸24及び第2水平軸25は、傾斜軸26よりも外形(径)が小さく、傾斜軸26の端面の上下方向の中心位置から互いに上下にずれた偏心位置に配置されており(図7では、傾斜軸26の端面の上下方向の中心位置に対して、第1水平軸24が下方、第2水平軸25が上方、にそれぞれずれている)、第1水平軸24及び第2水平軸25は同軸上に位置している。
第1の矯正ロール2は、傾斜軸26の回りに、例えば玉軸受け27を介して回転可能に支持されている。傾斜軸26(つまりは、第1の矯正ロール2の軸線l1)の水平面(第1水平軸24)に対する傾斜角度は、限定されるものではないが、1度〜10度程度が好ましく、本実施形態では2度程度となっている。第1水平軸24は、アクチュエータにより回転駆動される。本実施形態では、アクチュエータは駆動モータ28により構成されており、第1軸受21に固定された駆動モータ28の駆動軸29に一体回転可能に連結されている。駆動モータとしては、油圧モータ、エアモータ、電動モータ等を用いることができるが、第1の矯正ロール2には、後述するように、汚れ防止のために水が噴射されるので、油圧モータを用いることが好ましい。駆動モータ28の駆動によって第1水平軸24が回転することにより、傾斜軸26が第1水平軸24を支点として旋回する。これにより、傾斜軸26の水平面に対して傾斜する向きが上下反転する。よって、第1の矯正ロール2は、傾斜軸26が水平面に対して上下反転することにより、第1の矯正ロール2の水平面に対する傾斜向きが上下反転可能なように構成されている。なお、第1水平軸24を回転駆動させるアクチュエータとしては、駆動モータ28に限られるものではなく、ロータリシリンダ(駆動源は油圧、電動、エアーのいずれであってもよい)等であっても構わない。
下方ビーム5の下面にも、図8に示すように、幅方向の両外側位置にそれぞれ第1軸受31が設けられているとともに、内側位置に対向するように第2軸受32が設けられている。各第2の矯正ロール3は、内部の空洞部分に偏心軸33が挿通されており、偏心軸33の両端部が第1軸受31及び第2軸受32により軸支されている。
第2の矯正ロール3の偏心軸33も、第1の矯正ロール2の偏心軸23と同様に、水平方向に延びる丸棒状の第1水平軸34及び第2水平軸35と、第1水平軸34及び第2水平軸35と互いの軸線がずれるようにして連結された丸棒状の傾斜軸36とからなる。第1水平軸34及び第2水平軸35は、傾斜軸36の両端面にそれぞれ一体に取り付けられ、第1水平軸34が第1軸受31に回転可能に支持され、第2水平軸35が第2軸受32に回転可能に支持されている。第1水平軸34及び第2水平軸35は、傾斜軸36よりも外形(径)が小さく、傾斜軸36の端面の中心位置から互いに上下にずれた偏心位置に配置されており(図8では、傾斜軸36の端面の上下方向の中心位置に対して、第1水平軸34が上方、第2水平軸35が下方、にそれぞれずれている)、第1水平軸34及び第2水平軸35は同軸上に位置している。
第2の矯正ロール3は、傾斜軸36の回りに、例えば玉軸受け37を介して回転可能に支持されている。傾斜軸36(つまりは、第2の矯正ロール3の軸線l2)の水平面(第1水平軸34)に対する傾斜角度は、矯正ロール2の傾斜軸26の傾斜角度とほぼ同じ(1度〜10度程度)である。第1水平軸34は、アクチュエータにより回転駆動される。本実施形態では、アクチュエータは駆動モータ38により構成されており、第1軸受31に固定された駆動モータ38の駆動軸39に一体回転可能に連結されている。駆動モータとしては、油圧モータ、エアモータ、電動モータ等を用いることができるが、第2の矯正ロール3には、後述するように、汚れ防止のために水が噴射されるので、油圧モータを用いることが好ましい。駆動モータ38の駆動によって第1水平軸31が回転することにより、傾斜軸36が第1水平軸31を支点として旋回する。これにより、傾斜軸36の水平面に対して傾斜する向きが上下反転する。よって、第2の矯正ロール3は、傾斜軸36が水平面に対して上下反転することにより、第2の矯正ロール3の水平面に対する傾斜向きが上下反転可能なように構成されている。なお、第1水平軸34を回転駆動させるアクチュエータとしては、駆動モータ38に限られるものではなく、ロータリシリンダ(駆動源は油圧、電動、エアーのいずれであってもよい)等であっても構わない。
なお、図2及び図4中、符号40で示すものは、汚れ防止スプレーであり、アーム6,7に横架された水平フレーム41,42に間隔をあけて複数取り付けられている。各汚れ防止スプレー40から各第1の矯正ロール2及び各第2の矯正ロール3に水等を噴射することで、各第1の矯正ロール2及び各第2の矯正ロール3が洗浄される。
上記構成のC反り矯正機1によると、搬送されるストリップSが上に凸の状態で反っている場合には、駆動モータ28,38の駆動により各第1の矯正ロール2及び各第2の矯正ロール3の第1水平軸24,34を回転させ、傾斜軸26,36を旋回させて、図9(a)に示すように、一対の第1の矯正ロール2及び一対の第2の矯正ロール3がともに逆ハの字状となるように傾斜した状態で保持する。そして、電動シリンダ15の駆動により、上下のアーム6,7を回転させ、図9(b)に示すように、一対の第1の矯正ロール2及び一対の第2の矯正ロール3をストリップSに接近させて上下から当接・押圧させる。すると、上に凸状に湾曲するストリップSの板幅方向中央領域が各第1の矯正ロール2により上方から押さえられつつ、ストリップSの板幅方向左右領域が各第2の矯正ロール3により下方からそれぞれ押さえられ、ストリップSが若干下に凸の状態で反る逆C反り湾曲となるように押圧される。このように、若干逆C反り湾曲した状態で、ストリップSがブラシロール機10に搬送されると、ストリップSの弾性力で上記した逆C反り湾曲した状態がほぼ水平状態まで戻る。これにより、ストリップSのC反り変形が一時的に矯正されるので、ストリップSの表面がブラシロール機10で良好にブラッシングされるとともに、ブラッシング機2のブラシロールの損傷も抑えることができる。なお、ストリップSの矯正時、各第1の矯正ロール2及び各第2の矯正ロール3は、ストリップSの搬送に伴い回転しながらストリップSを上下から押圧するので、局所的に磨耗するのが防止されている。
一方で、搬送されるストリップSが下に凸の状態で反っている場合には、駆動モータ28,38の駆動により各第1の矯正ロール2及び各第2の矯正ロール3の第1水平軸24,34を回転させ、傾斜軸26,36を180度旋回させることで、図10(a)に示すように、一対の第1の矯正ロール2及び一対の第2の矯正ロール3がともにハの字状となるように傾斜した状態で保持する。そして、電動シリンダ15の駆動により、上下のアーム6,7を回転させ、図10(b)に示すように、一対の第1の矯正ロール2及び一対の第2の矯正ロール3をストリップSに接近させて上下から当接・押圧させる。すると、下に凸状に湾曲するストリップSの板幅方向中央領域が各第2の矯正ロール3により下方から押さえられつつ、ストリップSの板幅方向左右領域が各第1の矯正ロール2により下方からそれぞれ押さえられ、ストリップSが若干上に凸の状態で反る逆C反り湾曲となるように押圧される。このように、若干逆C反り湾曲した状態で、ストリップSがブラシロール機10等に搬送されると、同様に、ストリップSの弾性力で上記した逆C反り湾曲した状態がほぼ水平状態まで戻るので、ストリップSのC反り変形が一時的に矯正される。
このように、上記構成のC反り矯正機1では、搬送されるストリップSが上に凸の状態で反っている場合であっても、下に凸の状態で反っている場合であっても、ストリップSに生じる反りの向きに応じて、各第1の矯正ロール2及び各第2の矯正ロール3の傾斜向きを容易に上下反転させることができる。よって、1台のC反り矯正機でストリップSに生じるC反りの向きに関係なくC反りを矯正できるので、C反りの矯正のために2台のC反り矯正機を並べて設置する必要がなく、現状のストリップSの生産ラインのような、十分なスペースがブラシロール機10の上流側や下流側にない場合でも十分に設置でき、省スペース・低コストで上下のC反りを良好に矯正することができる。なお、C反り矯正機1の近傍に、ストリップSの表面状態(ストリップSの反りの向き等)を検出可能な検出器を配備し、検出器で検出されたストリップSの表面状態(ストリップSの反りの向き等)に応じて、コンピュータ等の制御装置が、駆動モータ28,38を駆動させて、各第1の矯正ロール2及び各第2の矯正ロール3の傾斜向きを上下反転させるように構成することが望ましい。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能である。例えば、上記実施形態では、偏心軸23,33により、各第1の矯正ロール2及び各第2の矯正ロール3を旋回させて、その傾斜向きを上下反転させているが、必ずしもこれに限られるものではない。例えば、一対の第1の矯正ロール2及び一対の第2の矯正ロール3の互いに対向する側の端部(ストリップSの板幅方向の内側の端部)を、それぞれ上方ビーム4及び下方ビーム5に取付金具を介して回転可能に取り付けるとともに、他方側の端部(ストリップSの板幅方向の外側の端部)に、それぞれ取付金具を介してシリンダ機構(例えば電動シリンダや流体圧シリンダ)のロッドの先端部を回転可能に取り付ける。また、シリンダ機構の本体部を、取付金具を介して上方ビーム4及び下方ビーム5に取り付ける。シリンダ機構のロッドの伸縮により、各第1の矯正ロール2及び各第2の矯正ロール3を、内側の端部を中心にして外側の端部を上下動させることで、各第1の矯正ロール2及び各第2の矯正ロール3の水平面に対する傾斜向きを上下反転させるように構成してもよい。
1 C反り矯正機
2 第1の矯正ロール
3 第2の矯正ロール
23,33 偏心軸
24,34 第1水平軸
26,36 傾斜軸
28,38 駆動モータ
29,39 駆動軸
S ストリップ

Claims (3)

  1. 搬送される帯状のストリップに生じた板幅方向の反りを矯正するためのC反り矯正機であって、
    ストリップの一方の板面側に軸線が前記板幅方向に延びるように配置され、ストリップの一方の板面側からストリップを押圧可能な一対の第1の矯正ロールと、
    ストリップの他方の板面側の前記一対の第1の矯正ロールの下方位置に軸線が前記板幅方向に延びるように配置され、ストリップの他方の板面側からストリップを押圧可能な一対の第2の矯正ロールと、を備え、
    前記一対の第1の矯正ロールは、前記板幅方向の略中央位置を中心に左右対称となるように前記軸線が上下に傾斜しており、
    前記一対の第2の矯正ロールは、それぞれ上方に位置する前記第1の矯正ロールと同じ傾斜向きとなるように前記軸線が上下に傾斜しており、
    ストリップに生じる反りの向きに応じて、前記第1の矯正ロール及び前記第2の矯正ロールの傾斜向きを上下反転可能であるC反り矯正機。
  2. 前記第1の矯正ロール及び前記第2の矯正ロールは、回転駆動される水平軸及び前記水平軸と互いの軸線がずれるように固定された傾斜軸を備える偏心軸の前記傾斜軸回りに支持されており、前記水平軸が回転して前記傾斜軸が旋回することにより前記第1の矯正ロール及び前記第2の矯正ロールの傾斜向きが上下反転する請求項1に記載のC反り矯正機。
  3. 前記第1の矯正ロール及び前記第2の矯正ロールは、前記傾斜軸に回転可能に支持されている請求項2に記載のC反り矯正機。
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