JP2014176343A - 猫用爪研ぎ器 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡素な構造によって、交換時における爪研ぎ部の取付けを容易にするとともに、爪研ぎ時における爪研ぎ部の外れを防止することができる猫用爪研ぎ器を提供する。
【解決手段】本体部10に設けられた凹部20に対して爪研ぎ部30を着脱自在とした猫用爪研ぎ器において、爪研ぎ部30は、互いに接合されずに重ねられた複数の段ボール片33aを重なり方向Dに延びる板状部材32の表面に接合して形成され、凹部20は、開口長L1が底面長L2より短く形成され、開口長L1が重なり方向Dにおける爪研ぎ部30の長さL3より短く形成されている。
【選択図】図5

Description

本発明は、猫の爪研ぎに用いる猫用爪研ぎ器に関する。
一般に、猫は、爪を研ぐ習性があり、家の柱、壁、床、家具、敷物等を引っ掻いて損傷させることがある。このような損傷を回避するための猫用爪研ぎ器として、従来、例えば実用新案登録第3173403号公報に記載されるように、段ボール片を重ねて形成された爪研ぎ器が知られている。この爪研ぎ器は、本体部に設けられた凹部に対して爪研ぎ部を着脱自在としている。この爪研ぎ器では、猫の爪研ぎにより損傷した爪研ぎ部を交換することにより、長期間の使用が可能となる。
実用新案登録第3173403号公報
ところで、このような爪研ぎ器では、本体部への爪研ぎ部の着脱形態によっては、交換時に爪研ぎ部の取付けが難しくなったり、爪研ぎ時に爪研ぎ部が外れ易くなったりすることがある。
そこで、本発明は、簡素な構造によって、交換時における爪研ぎ部の取付けを容易にするとともに、爪研ぎ時における爪研ぎ部の外れを防止することができる猫用爪研ぎ器を提供しようとするものである。
本発明に係る猫用爪研ぎ器は、本体部に設けられた凹部に対して爪研ぎ部を着脱自在としたものである。猫用爪研ぎ器において、爪研ぎ部は、互いに接合されずに重ねられた複数の段ボール片を重なり方向に延びる板状部材の表面に接合して形成され、凹部は、開口長が底面長より短く形成され、開口長が重なり方向における爪研ぎ部の長さより短く形成されている。
本発明に係る猫用爪研ぎ器において、爪研ぎ部は、互いに接合されずに重ねられた複数の段ボール片を重なり方向に延びる板状部材の表面に接合して形成されているので、板状部材を曲げることにより、重なり方向に沿って爪研ぎ部を容易に撓ませることができる。
そして、凹部は、開口長が底面長より短く形成され、開口長が重なり方向における爪研ぎ部の長さより短く形成されている。このため、重なり方向に沿って爪研ぎ部を撓ませて開口長より短くすることにより、爪研ぎ部を凹部へ容易に進入させて取り付けることができる。また、凹部へ進入した爪研ぎ部が撓み状態を解かれて開口長より長く復元することにより、爪研ぎ部を凹部から容易に外れ難くすることができる。
本発明によれば、簡素な構造によって、交換時における爪研ぎ部の取付けを容易にするとともに、爪研ぎ時における爪研ぎ部の外れを防止することができる猫用爪研ぎ器を提供することができる。
本発明の実施形態に係る猫用爪研ぎ器を示す斜視図である。 図1に示す爪研ぎ器の分解斜視図である。 図2のIII−III線沿いの断面図である。 図2のIV−IV線沿いの断面図である。 爪研ぎ部の取付け手順を示す断面図である。 爪研ぎ時に爪研ぎ面に作用する力を示す断面図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施形態に係る猫用爪研ぎ器について詳細に説明する。なお、図面の説明において同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
以下では、図1から図4を参照して本発明の実施形態に係る猫用爪研ぎ器の構成について説明する。図1は、本発明の実施形態に係る猫用爪研ぎ器を示す斜視図である。図2は、図1に示す爪研ぎ器の分解斜視図である。図3は、図2のIII−III線沿いの断面図であり、図4は、図2のIV−IV線沿いの断面図である。
爪研ぎ器は、猫の爪研ぎに用いるものである。図1から図4に示すように、爪研ぎ器は、本体部10に設けられた凹部20に対して爪研ぎ部30を着脱自在としている。
爪研ぎ部30は、複数の段ボール片を重ねて形成される。なお、段ボールの中芯の波に対して平行な辺の長さを紙幅といい、波に対して垂直な辺の長さを流れという。
まず、本体部10について説明する。なお、以下では、本体部10において凹部20が設けられる側の面を「表面」、これと反対側の面を「裏面」という。また、本体部10において凹部20に取り付けられる爪研ぎ部30が横断する方向を「短手方向」、これと直交して本体部10が延びる方向を「長手方向」という。
本体部10の裏面には、本体部10の長手方向の両端部に2つの当接部11が設けられる。当接部11は、床面又は壁面等の設置面に当接する部分として形成される。2つの当接部11は、例えば、双方が床面に設置されたり、一方が床面、他方が壁面に設置されたり、一方が高い床面、他方が低い床面に設置されたりする。
本体部10の裏面には、2つの当接部11の間に2つの切欠き部12が設けられる。切欠き部12は、本体部10の裏面を表面側に切欠き又は窪ませて形成される。切欠き部12は、本体部10又は爪研ぎ器の持ち運び時に把持される部分として形成されてもよく、猫が隠れることができる空間として形成されてもよい。なお、切欠き部12の数は、上記例に限定されない。
本体部10の中心部には、本体部10の長手方向の中央部に空洞部13が設けられる。空洞部13は、少なくとも一端が本体部10の外部、例えば本体部10の短手方向の側面に開口している。空洞部13は、湯たんぽ、電気あんか、ヒータ等の熱源装置を配置する空間として形成される。なお、空洞部13の数は、上記例に限定されない。
本体部10は、本体部材14と結合部材15により形成される。本体部材14は、本体部10の短手方向に複数の段ボール片を重ねて形成される。段ボール片は、段ボールを本体部10の長手方向の断面形状に相当する形状に切断して形成される。本体部材14は、切断面の形状(中芯の波の大きさ、切断面の方向等)が異なる段ボール片を組合せて形成されてもよい。結合部材15は、例えば、棒状の部材であり、短冊状の複数の段ボール片を重ねて接着して形成される。
本体部材14には、結合部材15が嵌め込まれる溝16が設けられる。本実施形態では、本体部材14の表面に設けられた3つの溝16に3つの結合部材15が嵌め込まれ、本体部材14の裏面に当接部11に対応して設けられた2つの溝16に2つの結合部材15が嵌め込まれる。結合部材15は、例えば、溝16より僅かに大きい断面を有するように形成されて溝16に圧入されてもよく、接着剤を介して溝16に挿入されてもよい。これにより、段ボール片の表面同士を接合することを要せずに、本体部10を容易に形成することができる。なお、結合部材15の数及び配置は、上記例に限定されない。
本体部10の表面には、本体部10の長手方向に並んで3つの凹部20が設けられる。本体部10における凹部20が設けられた面は、凹部20が設けられる部分が他の部分より窪むように本体部10の長手方向に湾曲している。3つの凹部20は、本体部20の窪みを2つの仕切り部材、例えば前述した2つの結合部材15で仕切ることにより形成される。凹部20は、爪研ぎ部30を収容する空間として形成される。なお、凹部20の数は、上記例に限定されない。
図3に示すように、凹部20は、開口長L1が底面長L2より短く、開口長L1が爪研ぎ部30の長さL3より短く形成される。開口長L1は、凹部20の上端同士を底面形状に則って結んだ長さであり、底面長L2は、凹部20の下端同士を底面に沿って結んだ長さである。開口長L1及び底面長L2はいずれも、凹部20に取り付けられる爪研ぎ部30の段ボール片33aの重なり方向Dと一致する方向における長さである。爪研ぎ部30の長さL3は、段ボール片33aの重なり方向Dにおける長さである。
凹部20は、本体部10の短手方向の中央部に設けられた第1の凹部21と、本体部10の短手方向の両側部に設けられて第1の凹部21より深い第2の凹部22とを有する。第2の凹部22は、凹部20に取り付けられた爪研ぎ部30の一部が係合する被係合部として形成される。
凹部20は、第2の凹部22に設けられて第2の凹部22より深い第3の凹部23を有する。第3の凹部23は、凹部20に爪研ぎ部30が取り付けられた状態で本体部10の側面に露出している(図1参照)。第3の凹部23は、凹部20に取り付けられた爪研ぎ部30を取り外す際に指が挿入される挿入部として形成される。
つぎに、爪研ぎ部30について説明する。なお、以下では、爪研ぎ部30において爪研ぎ面31となる側の面を「表面」、これと反対側の面を「裏面」という。また、爪研ぎ部30において本体部10の短手方向に対応する方向を「短手方向」、これと直交して爪研ぎ部30が延びる方向を「長手方向」という。
爪研ぎ部30の裏面には、爪研ぎ部30の短手方向の中央部に板状部材32が設けられる。板状部材32は、段ボール片、合成樹脂シート、金属シート、ゴムシート、板片等の可撓性部材である。
爪研ぎ部30の表面には、爪研ぎ面31を形成する爪研ぎ部材33が設けられる。爪研ぎ部材33は、複数の段ボール片33aを重ねて形成される(図3参照)。段ボール片33aは、爪研ぎ部材33の短手方向の断面形状に相当する形状を有する。爪研ぎ部材33は、凹部20の全体を覆うように、凹部20の深さと実質的に同一の高さで形成される。
段ボール片33aは、爪研ぎ面31を形成する一方の端面と、この端面と反対側の他方の端面とに、段ボールの紙幅方向と交差する面が露出している。これにより、爪研ぎ部材33の表面に段ボールの中芯の波目が現れるので、爪研ぎ面31による爪研ぎが確実に行われる。
爪研ぎ部30は、互いに接合されずに重ねられた複数の段ボール片33aを重なり方向Dに延びる板状部材32の表面に接合して形成される(図3参照)。ここで、「互いに接合されず」とは、段ボール片33aの紙面(重なり方向Dに直交する面)同士が実質的に接合されていないことを意味する。具体的には、爪研ぎ部30は、接着剤、合成樹脂等を用いて、複数の段ボール片33aの下端面を板状部材32の表面に接合して形成される。
爪研ぎ部30の裏面には、爪研ぎ部30の短手方向の両側部に2つの係合部34が設けられる。係合部34は、板状部材32の配置平面から爪研ぎ部材33の一部を下向きに突出させて形成される。係合部34は、本体部10の第2の凹部22、つまり被係合部に係合する部分として形成される。
係合部34は、爪研ぎ部30の短手方向において第2の凹部22よりも僅かに幅広(L4>L5)に形成される(図4参照)。係合部34と板状部材32との境界には、爪研ぎ部30の短手方向の外側に向けて楔状の切り込み34aが設けられる。切り込み34aによって、爪研ぎ部30が凹部20に取り付けられた状態では、爪研ぎ部30の短手方向において係合部34から本体部10に対して付勢力(係合力)が作用する。
本体部10の長手方向中央部に位置する爪研ぎ部30の板状部材32には、開口部32aが設けられる(図3及び図4参照)。開口部32aは、爪研ぎ面31を形成する一方の端面と、この端面と反対側の端面とを連通させる。これにより、空洞部13と爪研ぎ面31とは、空洞部13の上方の段ボール片の中芯断面と、開口部32aと、開口部32aの上方の段ボール片の中芯断面とを介して連通する。なお、開口部32aは、2つ以上設けられてもよい。開口部32aによって、空洞部13に配置された熱源装置により温められた空気を爪研ぎ面31に伝達して温暖な空間を形成することで、爪研ぎ面31へのアクセスを猫に促すことができる。
爪研ぎ部30の長さL3は、板状部材32が曲げられていない状態で、凹部20の開口長L1より長い(図3参照)。爪研ぎ部30の長さL3は、段ボール片33aの重なり方向Dにおける長さである。爪研ぎ部30は、開口長L1より短く撓んだ状態で凹部20へ進入され、撓み状態を解かれて開口長L1より長く復元した状態で凹部20に係合して取り付けられる。
以下では、図5及び図6を参照して本発明の実施形態に係る猫用爪研ぎ器の作用について説明する。
図5は、爪研ぎ部30の取付け手順を示す断面図である。爪研ぎ部30の取付けに際して、まず、図5(a)に示すように、凹部20の開口長L1より短くなるように、爪研ぎ部30が段ボール片33aの重なり方向Dに沿って撓ませられる。爪研ぎ部30は、例えば、重なり方向Dの両端部を左右の手で把持し、板状部材32の中央部が上方に突出するように、板状部材32をF1の方向に曲げることにより、段ボール片33aの上端面同士の間隔が広がるように撓ませられる。
ここで、爪研ぎ部30は、互いに接合されずに重ねられた複数の段ボール片33aを重なり方向Dに延びる板状部材32の表面に接合して形成されているので、板状部材32を曲げることにより、重なり方向Dに沿って爪研ぎ部30を容易に撓ませることができる。
つぎに、爪研ぎ部30の係合部34を本体部10の第2の凹部22と位置合わせした状態で、図5(b)に示すように、爪研ぎ部30が凹部20へ進入させられる。なお、爪研ぎ部30は、爪研ぎ部材33の上端の長さが凹部20の開口長L1より多少大きくても、段ボール片33aの弾力性により重なり方向Dに沿って圧縮された状態で凹部20へ進入させられる。このように、重なり方向Dに沿って爪研ぎ部30を撓ませて開口長L1より短くすることにより、爪研ぎ部30を凹部20へ容易に進入させることができる。
そして、凹部20へ爪研ぎ部30が進入すると、図5(c)に示すように、爪研ぎ部30の撓み状態が解かれて、爪研ぎ部30の両端部が凹部20に係合(係合力F2)して取り付けられる。このように、凹部20へ進入した爪研ぎ部30が撓み状態を解かれて開口長L1より長く復元することにより、爪研ぎ部30を凹部20から容易に外れ難くすることができる。また、爪研ぎ部30の両側部の係合部34が本体部10の両側の第2の凹部22に係合し、爪研ぎ部30の両側から本体部10に係合力(図6の係合力F3)が作用する。
なお、爪研ぎ部30の取り外しに際しては、本体部10に対して爪研ぎ部30が持ち上げられる。爪研ぎ部30は、例えば、本体部10の両側の第3の凹部23に指を挿入し、爪研ぎ部30の係合部34を把持した状態で持ち上げられる。
爪研ぎ部30が持ち上げられる際には、爪研ぎ部30の両側から本体部10に作用する係合力(図6の係合力F3)に抗して、第2の凹部22に対する係合部34の係合が解かれる。また、凹部20の長手方向の両端部に爪研ぎ部30の両端部が引っ掛かることにより、凹部20の開口長L1より短くなるように、爪研ぎ部30が段ボール片33aの重なり方向Dに沿って撓む。これにより、爪研ぎ部30が凹部20の開口を通じて凹部20から取り外される。
図6は、爪研ぎ時の爪研ぎ面31に作用する力を示す断面図である。爪研ぎ時には、猫が爪研ぎ面31を引っ掻くことにより、本体部10から爪研ぎ部30を離脱させる力F4、F5が爪研ぎ面31に作用する。
しかし、図6(a)に示すように、爪研ぎ面31の長手方向に作用する離脱力F4には、凹部20と爪研ぎ部30との間に作用する係合力F2により抵抗することができる。また、図6(b)に示すように、爪研ぎ面31の短手方向に作用する離脱力F5には、凹部20と爪研ぎ部30との間に作用する係合力F3により抵抗することができる。したがって、爪研ぎ時における爪研ぎ部30の外れを防止することができる。
以上説明したように、本発明の実施形態に係る猫用爪研ぎ器によれば、爪研ぎ部30は、互いに接合されずに重ねられた複数の段ボール片33aを重なり方向Dに延びる板状部材32の表面に接合して形成されているので、板状部材32を曲げることにより、重なり方向Dに沿って爪研ぎ部30を容易に撓ませることができる。
そして、凹部20は、開口長L1が底面長L2より短く形成され、開口長L1が重なり方向Dにおける爪研ぎ部30の長さL3より短く形成されている。このため、重なり方向Dに沿って爪研ぎ部30を撓ませて開口長L1より短くすることにより、爪研ぎ部30を凹部20へ容易に進入させて取り付けることができる。また、凹部20へ進入した爪研ぎ部30が撓み状態を解かれて開口長L1より長く復元することにより、爪研ぎ部30を凹部20から容易に外れ難くすることができる。
また、本体部10における凹部20が設けられた面は、凹部20が設けられる部分が他の部分より窪むように本体部10の長手方向に湾曲している。これにより、本体部10の湾曲によって、開口長L1より長い底面長L2を有する凹部20を容易に形成することができる。
また、凹部20は、本体部10の短手方向の中央部に設けられた第1の凹部21と、本体部10の短手方向の両側部に設けられて第1の凹部21より深い第2の凹部22とを有し、爪研ぎ部30の短手方向の両側部には、第2の凹部22に係合する係合部34が設けられている。これにより、第2の凹部22に係合部34を係合することにより、本体部10と爪研ぎ部30との係合を容易に確保することができる。
また、凹部20は、第2の凹部22に設けられて第2の凹部22より深い第3の凹部23を有し、第3の凹部23は、凹部20に爪研ぎ部30が取り付けられた状態で本体部10の側面に露出している。これにより、第3の凹部23に指等を挿入することにより、本体部10から爪研ぎ部30を容易に取り外すことができる。
また、爪研ぎ部30は、爪研ぎ面31を形成する一方の端面と、この端面と反対側の他方の端面に、段ボールの紙幅方向と交差する面が露出している。これにより、爪研ぎ面31に現れる段ボールの中芯の波目に対して爪を確実に引っ掻けることができる。
また、板状部材32には、爪研ぎ面31を形成する一方の端面と、この端面と反対側の他方の端面とを連通させる開口部32aが設けられている。これにより、爪研ぎ面31とは反対側に熱源装置を配置することにより、熱源装置から生じる熱により爪研ぎ面31を温暖に保つことができる。
なお、前述した実施形態は、本発明に係る猫用爪研ぎ器の最良な実施形態を説明したものであり、本発明に係る猫用爪研ぎ器は、本実施形態に記載したものに限定されるものではない。本発明に係る猫用爪研ぎ器は、各請求項に記載した発明の要旨を逸脱しない範囲で本実施形態に係る猫用爪研ぎ器を変形し、または他のものに適用したものであってもよい。
例えば、前述した実施形態では、段ボールにより本体部10を形成する場合について説明した。しかし、本体部10は、段ボール、厚紙、合成紙、合成樹脂、木のいずれか1つ以上により形成されてもよい。また、段ボールにより本体部10を形成する場合、段ボール片の重なり方向は、適宜選択することができるが、爪研ぎ部30における段ボール片33aの重なり方向Dと直交させることにより、爪研ぎ器の剛性を高めることができる。
また、前述した実施形態では、凹部20に取り付けられた状態で、段ボール片33aの重なり方向Dが本体部10の長手方向と一致するように爪研ぎ部30を形成する場合について説明した。しかし、爪研ぎ部30は、段ボール片33aの重なり方向Dが本体部10の短手方向と一致するように形成されてもよい。
また、前述した実施形態では、凹部20が設けられる部分が他の部分より窪むように本体部10の長手方向に湾曲させて本体部10の表面を形成する場合について説明した。しかし、本体部10の表面は、凹部20が設けられる部分が他の部分より膨らむように形成されてもよく、平坦に形成されてもよい。この場合、凹部20の開口長L1が底面長L2より短くなるように、凹部20の断面形状を調節すればよい。
また、前述した実施形態では、本体部10の表面に複数の凹部20を設け、凹部20同士の間で開口長L1及び底面長L2を同一とする場合について説明した。しかし、複数の凹部20は、互いに異なる寸法で形成されてもよい。
また、前述した実施形態では、本体部10と爪研ぎ部30の係合を実現するために、第1の凹部21の両側部に第2の凹部22を設け、爪研ぎ部30の両側に凸状の係合部34を設ける場合について説明した。しかし、本体部10と爪研ぎ部30の係合は、例えば、凹凸の位置、数等を変更した他の構成により実現されてもよい。
10…本体部、20…凹部、21…第1の凹部、22…第2の凹部、23…第3の凹部、30…爪研ぎ部、31…爪研ぎ面、32…板状部材、33…爪研ぎ部材、33a…段ボール片、34…係合部。

Claims (6)

  1. 本体部に設けられた凹部に対して爪研ぎ部を着脱自在とした猫用爪研ぎ器において、
    前記爪研ぎ部は、互いに接合されずに重ねられた複数の段ボール片を重なり方向に延びる板状部材の表面に接合して形成され、
    前記凹部は、開口長が底面長より短く形成され、前記開口長が前記重なり方向における前記爪研ぎ部の長さより短く形成されている、
    猫用爪研ぎ器。
  2. 前記本体部における前記凹部が設けられた面は、前記凹部が設けられる部分が他の部分より窪むように前記本体部の長手方向に湾曲している、請求項1に記載の猫用爪研ぎ器。
  3. 前記凹部は、前記本体部の短手方向の中央部に設けられた第1の凹部と、前記本体部の短手方向の両側部に設けられて前記第1の凹部より深い第2の凹部とを有し、
    前記爪研ぎ部の短手方向の両側部には、前記第2の凹部に係合する係合部が設けられている、請求項1又は2に記載の猫用爪研ぎ器。
  4. 前記凹部は、前記第2の凹部に設けられて前記第2の凹部より深い第3の凹部を有し、
    前記第3の凹部は、前記凹部に前記爪研ぎ部が取り付けられた状態で前記本体部の側面に露出している、請求項3に記載の猫用爪研ぎ器。
  5. 前記爪研ぎ部は、爪研ぎ面を形成する一方の端面、及び該端面と反対側の他方の端面に、段ボールの紙幅方向と交差する面が露出している、請求項1〜4のいずれか一項に記載の猫用爪研ぎ器。
  6. 前記板状部材には、前記一方の端面と前記他方の端面とを連通させる開口部が設けられている、請求項5に記載の猫用爪研ぎ器。
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