JP2014176288A - 慣性力を動力とする動力生成装置及び発電装置 - Google Patents
慣性力を動力とする動力生成装置及び発電装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2014176288A JP2014176288A JP2013074253A JP2013074253A JP2014176288A JP 2014176288 A JP2014176288 A JP 2014176288A JP 2013074253 A JP2013074253 A JP 2013074253A JP 2013074253 A JP2013074253 A JP 2013074253A JP 2014176288 A JP2014176288 A JP 2014176288A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- motive power
- power
- generator
- generating device
- power generation
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
Abstract
【課題】 慣性力を動力とする、小型かつ簡素な構造の動力生成装置と、その動力生成装置で生成された動力で作動する発電機を備えている発電装置と、を提供する。
【解決手段】 支柱4によって支えられた回転体1と、該回転体1内に設置した多角形のレール2と、駆動装置及び制御装置により駆動、制御する複数の可動ウエイト3と、を備え、前記回転体1の回転に合わせ、前記可動ウエイト3を、前記レール2に沿って、順次駆動させることにより発生する慣性モーメントを動力とする動力生成装置と、該動力生成装置によって生成された動力で作動する発電機5と、を備えていることを特徴とする。
【選択図】図1
【解決手段】 支柱4によって支えられた回転体1と、該回転体1内に設置した多角形のレール2と、駆動装置及び制御装置により駆動、制御する複数の可動ウエイト3と、を備え、前記回転体1の回転に合わせ、前記可動ウエイト3を、前記レール2に沿って、順次駆動させることにより発生する慣性モーメントを動力とする動力生成装置と、該動力生成装置によって生成された動力で作動する発電機5と、を備えていることを特徴とする。
【選択図】図1
Description
この発明は、慣性力を動力とする動力生成装置及び発電装置に関する。
近年、地球環境に対する配慮から、発電の分野においては、その動力を化石燃料や原子力から、自然エネルギーを利用した風力、太陽光等に移行しようという動きが広がっている。
しかしながら、このような自然エネルギーを利用した発電装置は、その設置場所及び設置空間に多大の制約を受け、尚かつ自然エネルギーの持つ不安定性のため、安定した発電を持続できないという問題を抱えている。
そこでこの発明は、慣性力を動力とする、小型かつ簡素な構造の動力生成装置と、その動力生成装置で生成された動力で作動する発電機と、を備えている発電装置を提供することを目的とする。
そこでこの発明は、慣性力を動力とする、小型かつ簡素な構造の動力生成装置と、その動力生成装置で生成された動力で作動する発電機と、を備えている発電装置を提供することを目的とする。
第一発明は、支柱4によって支えられた回転体1と、該回転体1内に設置した多角形のレール2と、駆動装置及び制御装置により駆動、制御する複数の可動ウエイト3と、を備え、前記回転体1の回転に合わせ、前記可動ウエイト3を、前記レール2に沿って順次駆動させることにより発生する慣性モーメントを動力とする動力生成装置である。
第二発明は、第一発明の動力生成装置と、該動力生成装置によって生成された動力で作動する発電機5と、を備えている発電装置である。
第二発明は、第一発明の動力生成装置と、該動力生成装置によって生成された動力で作動する発電機5と、を備えている発電装置である。
第一発明及び第二発明によれば、環境に優しく、設置場所を選ばず、小型かつ簡素な構造で、低コストの、安定した動力の生成及び発電を行なうことができる。
また、生成する動力量及び発電量は、回転体1の径、可動ウエイト3の質量、及び可動ウエイト3の移動速度の、各要素の増減により調整が可能である。
この発明の実施形態を、図1〜図5に示す。
支柱4によって支えられた回転体1と、該回転体1内に設置した正三角形のレール2と、駆動装置及び制御装置により駆動、制御する二つの可動ウエイト3と、を備え、前記回転体1の回転に合わせ、前記可動ウエイト3を、前記レール2に沿って順次駆動させることにより発生する慣性モーメントを動力とする動力生成装置によって、発電機5を作動させて発電する発電装置である。
支柱4によって支えられた回転体1と、該回転体1内に設置した正三角形のレール2と、駆動装置及び制御装置により駆動、制御する二つの可動ウエイト3と、を備え、前記回転体1の回転に合わせ、前記可動ウエイト3を、前記レール2に沿って順次駆動させることにより発生する慣性モーメントを動力とする動力生成装置によって、発電機5を作動させて発電する発電装置である。
まず図1は、支柱4によって支えられた、回転体1内に設置した正三角形のレール2の、三角形の頂点二ヶ所に配置した同質量の二つの可動ウエイト3の一つが、前記回転体1の最下点に位置している状態である。
図2は、回転体1が30度回転した時に、可動ウエイト3の一つが、正三角形のレール2の斜辺長の1/4の距離を駆動した状態である。
図3は、回転体1が60度回転した時に、可動ウエイト3の一つが、正三角形のレール2の斜辺長の1/2の距離を駆動した状態である。
図4は、回転体1が90度回転した時に、可動ウエイト3の一つが、正三角形のレール2の斜辺長の3/4の距離を駆動した状態である。
図5は、回転体1が120度回転した時に、可動ウエイト3の一つが、正三角形のレール2の斜辺長の全距離を駆動した状態で、かつ、図1と同じ状態である。
この時、反時計廻りの慣性モーメントをMg、可動ウエイト3の一個分の質量をW、回転体1の回転軸中心から可動ウエイト3までの水平距離を、それぞれL1、L2とすると
図1、図5の時は、Mg=W×L1
図2、図3の時は、Mg=W(L1−L2) ここでL1>L2
図4の時は、 Mg=W(L1+L2)
となり、120度回転時のどの状態でも、反時計廻りの慣性モーメントを生成し回転体1を回転させ続ける事が可能である。
図1、図5の時は、Mg=W×L1
図2、図3の時は、Mg=W(L1−L2) ここでL1>L2
図4の時は、 Mg=W(L1+L2)
となり、120度回転時のどの状態でも、反時計廻りの慣性モーメントを生成し回転体1を回転させ続ける事が可能である。
また、仕事量=質量×移動距離
であるから、回転体1を回転させる仕事量と、可動ウエイト3を駆動させる仕事量の関係は、回転体1の半径をrとすると
回転体1の質量×2rπ÷3>可動ウエイト3の質量×2rcos30
となる。
であるから、回転体1を回転させる仕事量と、可動ウエイト3を駆動させる仕事量の関係は、回転体1の半径をrとすると
回転体1の質量×2rπ÷3>可動ウエイト3の質量×2rcos30
となる。
以上により、生成した回転動力によって発電機5を作動させ、発電を行なうことができる。
生成する動力量及び発電量は、回転体1の径、可動ウエイト3の質量、及び可動ウエイト3の移動速度の、各要素の増減により調整が可能である。
1 回転体
2 レール
3 可動ウエイト
4 支柱
5 発電機
2 レール
3 可動ウエイト
4 支柱
5 発電機
Claims (2)
- 支柱によって支えられた回転体と、該回転体内に設置した多角形のレールと、駆動装置及び制御装置により駆動、制御する複数の可動ウエイトと、を備え、前記回転体の回転に合わせ、前記可動ウエイトを、前記レールに沿って、順次駆動させることにより発生する慣性モーメントを動力とすることを特徴とする動力生成装置。
- 請求項1に記載の動力生成装置と、該動力生成装置によって生成された動力で作動する発電機と、を備えていることを特徴とする発電装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013074253A JP2014176288A (ja) | 2013-03-12 | 2013-03-12 | 慣性力を動力とする動力生成装置及び発電装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013074253A JP2014176288A (ja) | 2013-03-12 | 2013-03-12 | 慣性力を動力とする動力生成装置及び発電装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014176288A true JP2014176288A (ja) | 2014-09-22 |
Family
ID=51697014
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013074253A Pending JP2014176288A (ja) | 2013-03-12 | 2013-03-12 | 慣性力を動力とする動力生成装置及び発電装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2014176288A (ja) |
-
2013
- 2013-03-12 JP JP2013074253A patent/JP2014176288A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
AU2015202816B2 (en) | Driving device | |
JP2013040595A (ja) | 重力発電装置 | |
US20080174121A1 (en) | Gravitational magnetic energy convertor | |
JP2019085895A (ja) | 混合型風力発電機 | |
US20190229578A1 (en) | Gyration energy generator | |
JP5409879B2 (ja) | 発電機 | |
JP2014176288A (ja) | 慣性力を動力とする動力生成装置及び発電装置 | |
ES2579704T3 (es) | Procedimiento para convertir la energía de las olas en electricidad por medio de una central undimotriz y central undimotriz | |
KR20130078949A (ko) | 동물을 이용한 발전장치 | |
JP4857319B2 (ja) | 発電装置 | |
JP2014020226A (ja) | 動力補助装置 | |
JP6085043B1 (ja) | 高効率発電装置 | |
JP2006307822A5 (ja) | ||
JP2007002831A (ja) | 永久機関ではないが、車軸等の寿命までを有効に活用する回転機 | |
US9197111B2 (en) | Work output device | |
JP2015212529A (ja) | 回転運動発生装置 | |
GB2469483A (en) | Vertical Axis Wind Turbine | |
JP3170852U (ja) | フライホイール付きの回転モーメント発電装置 | |
CN105332858A (zh) | 一种重力及永磁助力的发电装置 | |
JP3186716U (ja) | 引力発電機 | |
KR20150039542A (ko) | 래칫기어로 작동되는 중력발전기의 회전체 | |
JP2019124215A (ja) | 重力で回転する機械 | |
ES2899332A1 (es) | Rueda volante con péndulo cíclico | |
JP2005207400A (ja) | 重力推進回転装置 | |
CN201994003U (zh) | 广告牌兼发电装置 |