JP2014176097A - 全デジタル送信器ノイズ補正 - Google Patents

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Abstract

【課題】歪みを推定するために、送信器−受信器の受信器で受信される信号中の非線形送信器信号歪みの全デジタルモデルが使用されてもよい。次いで、推定された歪みは、受信信号の信号品質を改善するために、受信信号から相殺されてもよい。
【解決手段】デジタル非線形モデルは、送信器−受信器の送信器の送信信号のデジタル版に、式または変換を適用することによって、非線形歪み項を推定する、推定回路の一部であってもよい。非線形項を、受信器で受信器周波数で受信される到来信号から後で減算することができるように、推定される非線形項の周波数を、送信器周波数から離れるようにシフトさせるために、ミキサーが使用されてもよい。回路および方法が提供される。
【選択図】図1

Description

全二重無線周波数(RF)送信器−受信器および送受信器は、RF信号を同時に送信および受信することができる。典型的に、送信帯域および受信帯域は、受信器での送出送信器信号からの干渉を最小限にするように、相互からオフセットされている。送信帯域は、受信帯域とは異なるが、送信信号の成分は、依然として受信器で受信信号に漏れ、干渉を生じる場合がある。この干渉は、受信器の感度を低下させており、そのため、受信器のより弱い信号を受信する能力が低下する。
受信信号に漏れる成分は、送信器−受信器回路の非線形特性によって生じる場合がある。例えば、送信器の増幅器は、送出信号を線形に増幅するように設計されているが、実際には、製造上の限界および他の制約が、送出信号の異なる成分の非線形増幅をもたらしている。この非線形増幅は、受信器で受信される到来信号を歪ませている。他の場合では、信号サンプリング中の非線形近似誤差等の送信器−受信器回路の他の非線形特性もまた、受信信号を歪ませている。
受信器での歪みを最小限にするための既存の解決策は、これらの回路の線形性を改善すること、非線形項を除去する追加のフィルタを含むことによって歪みの非線形源を低減すること、ならびにフィルタ適応および収束率を改善することに着目してきた。これらの改善および追加のフィルタは、より多くの電力を消費する追加の要素を伴う、より大きく、より高価な回路をもたらした。より大きく、より高価であり、かつ多大な電力を消費する回路は、スマートフォン、タブレット、および他のモバイルRF機器等、より少ない電力を消費するように設計された、より小さいサイズの携帯型機器には向いていない。
また、これらの既存の解決策は、複数の送信器および1個以上の受信器を含むシステムにも好適ではない。複数の送信器を伴うシステムでは、各受信器での信号は、1個のみではなくそれ以上の送信器からの送出信号によって歪められている場合がある。複数の送信器システムにおける歪みを最小限にするための既存の回路は、これらのより小さい携帯型の電池式の機器には、大き過ぎ、高価過ぎ、かつ電力を消費し過ぎる。
最後に、これらのより小さい携帯型機器の送信器および受信器は、指定される信号帯域の利用可能なチャネルのサブセットのみを使用してもよい。これらの機器が利用可能なチャネルのサブセットのみを使用する場合、信号帯域の未使用のチャネルにおけるいかなる歪みも、到来受信チャネルから除去する必要はない。既存の解決策は、未使用のチャネルを含む信号帯域全体から歪みを除去することに着目していた。したがって、この解決策は、未使用のチャネルの歪みを除去する必要がないにも関わらず、未使用のチャネルの歪みを除去するために、余分な処理時間および電力を必要とした。
高い費用効率で受信信号の送信器信号歪みを最小限にすることができる、より小さい低電力の送信器ノイズ補正回路の必要性が存在する。また、アクティブチャネルのみ、および/または複数の送信器からの歪みを除去することができる、携帯型機器に好適なより小さい低電力の送信器ノイズ補正回路の必要性も存在する。
図1は、本発明の実施形態の第1の例示的な回路を示す。 図2は、本発明の実施形態の第2の例示的な回路を示す。 図3は、本発明の実施形態の第3の例示的な回路を示す。 図4は、本発明の実施形態の第4の例示的な回路を示す。 図5は、本発明の実施形態の例示的な方法を示す。
全二重RF送信器−受信器を含むが、これに限定されない、送信器−受信器の受信器で受信される信号の非線形送信器信号歪みの全デジタルモデルが、歪みを推定するために使用されてもよい。次いで、推定された歪みは、受信信号の信号品質を改善するために、受信信号から相殺されてもよい。デジタル非線形モデルは、送信器−受信器で送信される信号のデジタル版に、式または変換を適用することによって非線形歪み項を推定する、推定回路の一部であってもよい。本明細書に記載されるように非線形歪みを推定し、相殺するために、全デジタル回路を使用することで、より小さく、より費用効果が高く、また電力消費もより少ない、ノイズ補正回路の開発および製造が可能になる。
送信器および受信器が異なる周波数で動作する場合、後で非線形項を受信器周波数の到来信号から減算することができるように、送信信号の推定される非線形項の周波数を、送信器周波数から離れるようにシフトさせるために、ミキサーが使用されてもよい。場合によっては、ミキサーは、送信器周波数と受信器周波数との間のオフセットに基づき、推定される非線形項を中間周波数にシフトさせてもよい。
場合によっては、周波数がシフトされた推定された非線形項は、非線形項が、受信器で受信される到来信号の対応するセクションと時間整合されるまで、遅延ユニットで遅延されてもよい。これは、確実に、非線形項が対応する送信器干渉項を含有する受信信号の対応するセクションから減算されるようにし得る。場合によっては、デシメータが、推定された非線形項を、受信到来信号の周波数と合致する周波数にダウンサンプリングしてもよい。
いったん推定された非線形項が受信到来信号の周波数となり、対応する非線形干渉項を含有する受信到来信号の対応するセクションと同期されると、到来受信信号からノイズ項を除去するために、推定された非線形項が、受信到来信号から減算されてもよい。
また、場合によっては、デジタル化送信および受信信号を、減算器によってノイズ項が除去された後の受信信号と比較する、適応エンジンも提供されてもよい。適応エンジンは、次いで、比較に基づき、非線形性モデルにおける誤差を推定し、次いで、誤差をさらに低減するように、非線形性モデルの更新された係数を生成してもよい。適応エンジンは、誤差が排除されるか、ないしは最小化されるまで、誤差を反復的に推定し続けてもよい。
アンダーサンプリングによるエイリアシングを回避するために、送信されるアナログRF信号のデジタル版をより高い周波数に補間するために、インターポレータが使用されてもよい。送信信号のアンダーサンプリングの可能性がない場合は、インターポレータを使用する必要はない。
前述されるように、推定回路は、非線形性モデルに従って、送信されるアナログRF信号のデジタル版に、式または変換を適用することによって、非線形干渉項を推定してもよい。異なる実施形態では、異なる種類の非線形性モデルが使用されてもよい。場合によっては、非線形性モデルは、受信器で受信される信号と干渉し得る、送信信号中の非線形項をモデル化するように構成されてもよい。非線形項は、送信信号が送信器によって送信される前に、送信信号を増幅するために使用される電力増幅器によって生じる、予期される非線形性に基づいてモデル化されてもよい。
また、逆歪み回路、増幅器、および/または他の源によって生じる送信器ベースバンド信号中の非線形性等、他の非線形項もモデル化されてもよい。適用されるいかなる逆歪みも、理想的に、残存歪みを残さないべきではあるが、実際には、これは、典型的に起こらない。残存歪みは、受信器で受信される信号に漏れる場合があり、これは、受信器の感度を低下させる(desense)場合がある。推定回路は、この残存歪みを受信信号から除去することができるように、この残存歪みをモデル化してもよい。場合によっては、ベースバンド非線形性は、モデル化される必要はない。例えば、送信されるベースバンド信号の逆歪みがない、または最小である場合、ベースバンド非線形性のモデル化が実施される必要はない。
また、他の種類の非線形相互変調歪みおよび干渉もモデル化されてもよい。これらの他の種類の非線形項には、外部遮断器または送信器と混変調する他の機器からの混変調項、送信器からの漏れが二次、三次、または広くは任意の次数の歪みを通して受信器フロントエンドで受信されるベースバンド信号に混入する際の非線形性および非線形干渉項を含むが、これらに限定されない、任意の種類の非線形干渉項が挙げられる。
場合によっては、また、非線形信号歪みモデルは、非線形項に加えて、線形項も含んでもよい。線形項は、周波数分割二重モードにおける周波数変化の影響等の特定の線形関数をモデル化するために使用されてもよい。また、受信信号に対する歪みの影響を推定するために、クロッキングスプリアスまたはサンプリングイメージを含むが、これらに限定されない、送信器によって生じる任意の他の種類の信号歪みもモデル化されてもよい。モデル化の結果は、受信信号から歪みを相殺し、除去するために使用されてもよい。
推定回路が非線形送信器ベースバンド信号歪みをモデル化する場合、少なくとも一部において、以下の方程式に従って、非線形性が推定されてもよい。
Figure 2014176097
上記の方程式(1)では、Iは、送出デジタル信号の同相成分を表してもよく、Qは、送出デジタル信号の異相成分を表してもよく、jは、虚数単位を表してもよく、αおよびβは、信号ベースバンド歪みモデルのモデル係数を表してもよく、mは、関連変数の現在値(0)および過去値(1、2、…、MBB)に対応する指数(0〜MBB)を表してもよく、kは、k=1が線形項を表し、k=2が二次項を表す等、非線形性の次数を表してもよく、nは、離散型時間またはインスタンスに基づく時間指数を表してもよく、xは、モデル化された非線形送信器ベースバンドの出力を表してもよい。
推定回路が受信器での送信器からの非線形歪みをモデル化する場合、非線形歪みは、少なくとも一部において、以下の方程式に従って推定されてもよい。
Figure 2014176097
上記の方程式(2)では、aは、送信器信号歪みモデルのモデル係数を表してもよく、mおよびmは、関連変数の異なる現在(0)および/または過去(1、2、…、MBB)値を比較するための変数の異なる指数を表してもよく、yは、受信器での送信器からのモデル化された非線形歪みの出力を表してもよい。例えば、m=m=0である場合、指数n−m−m=nは、過去値を有さない現在のサンプル指数に対応する。項mもまた、RF包絡線の記憶深度または|x(n−m)|等の振幅変調項を表してもよく、一方、項mは、振幅変調|x(n−m)|と複素包絡線項x(n−m−m))との間の交差項を表してもよい。
異なる実施形態では、異なるモデル化方程式が使用されてもよい。例えば、場合によっては、方程式(1)および/もしくは(2)の代わりに、または方程式(1)および/もしくは(2)に加えて、ボルテラ級数あるいは記憶多項関数が使用されてもよい。
図1は、送信器185と、受信器186とを含む、全二重無線のための第1の例示的な全デジタルノイズ補正回路100を示す。回路100では、送信器185で送信される送出デジタル信号は、アナログ−デジタル変換器(ADC)181でアナログ信号に変換されてもよい。送出デジタル信号の複製もまた、推定回路120に経路指定されてもよい。
推定回路120は、全二重無線の受信器186での送信器185からの非線形歪みをモデル化するフィルタおよび/または他の構成要素を含んでもよい、非線形性信号歪みモデル121を含んでもよい。非線形歪みは、送信器でアナログ信号に変換され、送信される、送出デジタル信号の複製の解析に基づき、モデル化されてもよい。
推定回路120にミキサー130が接続されてもよい。ミキサー130は、推定回路の出力を周波数オフセット信号と混合してもよい。この混合は、推定回路出力を、無線の送信周波数と受信周波数との間の差を表す中間周波数オフセットにシフトさせてもよい。
減算器160が、ミキサー130、および受信される到来アナログ信号をデジタルコードに変換するADC190に接続されてもよい。減算器160は、受信器で受信され、周波数がシフトされた推定回路出力を、ADC190でデジタルコードに変換されたデジタル化到来信号から減算してもよい。この減算は、受信到来信号中の送信器からのモデル化された非線形歪みを相殺し得る。
低域通過フィルタ182が、ADC181に接続されてもよく、所定の遮断周波数より高い、ADC181で変換された送出信号のアナログ信号を減衰させてもよい。ミキサー183は、低域通過フィルタ182、およびフィルタ処理されたアナログ信号の周波数を、ベースバンド周波数からフィルタ処理された送出アナログ信号を送信するために使用される送信周波数にシフトさせるように選択される、振動信号に接続されてもよい。シフトされた信号を低電力RF信号から送信器アンテナを駆動するための高電力信号に増幅するために、ミキサー183に電力増幅器184が接続されてもよい。送信器185は、高電力信号を送信するように、電力増幅器184に接続されてもよい。
受信器186は、所定の受信帯域内の到来RF信号を受信するように構成されてもよい。受信器186は、受信器186および/またはそのアンテナによって捕獲される到来RF信号を増幅する、低ノイズ増幅器であってもよい、増幅器187に接続されてもよい。
増幅器187が、ミキサー188に接続されてもよい。ミキサー188は、増幅された到来信号の周波数を、受信到来信号を処理するために使用される所定のベースバンド受信器周波数にシフトさせるように選択される、振動信号に接続されてもよい。
低域通過フィルタ189が、ミキサー188に接続されてもよく、所定の遮断周波数より高い、周波数がシフトされた受信到来信号を減衰させてもよい。フィルタ処理されたアナログ到来信号をデジタルコードに変換するために、低域通過フィルタ189にADC190が接続されてもよい。加えて、図1は、直接送信器−受信器アーキテクチャを図示するが、推定回路、ミキサー、および減算器を含むが、これらに限定されない、本明細書に記載される全デジタルノイズ補正原理および構成要素はまた、スーパーヘテロダイン、固定中間周波数(IF)、低中間周波数(LIF)、および/もしくは超低中間周波数(VLIF)アーキテクチャを含む、他の送信器ならびに/または受信器アーキテクチャにも適用されてもよい。
図2は、送信器285と、受信器286とを含む、全二重無線のための第2の例示的な全デジタルノイズ補正回路200を示す。回路200では、送信器285で送信される送出デジタル信号は、アナログ−デジタル変換器(ADC)281でアナログ信号に変換されてもよい。送出デジタル信号の複製もまた、インターポレータ210および/または適応エンジン270に経路指定されてもよい。
インターポレータ210は、エイリアシングを防止するために、到来信号の帯域に含まれる送出デジタル信号または送出デジタル信号の少なくとも一部分を補間してもよい。インターポレータ210は、低周波数のためにアンダーサンプリングが生じ得る場合に、送出デジタル信号のサンプリング周波数を上昇させてもよい。インターポレータは、推定回路220に接続されてもよい。
推定回路220は、モデル221および222を含んでもよい、1つ以上の非線形性信号歪みモデルを含んでもよい。非線形モデル221は、全二重無線の受信器186での送信器185からの非線形歪みをモデル化するフィルタおよび/または他の構成要素を含んでもよい。非線形モデル221は、送信器185で送信する前のベースバンド信号の非線形歪みをモデル化するフィルタおよび/または他の構成要素を含んでもよい。この非線形歪みは、ベースバンド信号経路中の増幅器または歪みの他の源によってもたらされる場合がある。
非線形モデル222は、送信器285と受信器286との間の非線形信号歪みをモデル化してもよい。非線形歪みは、続いてアナログ信号に変換され、送信器285で送信される、送出デジタル信号の複製の解析に基づいてモデル化されてもよい。非線形モデル221および222の両方が使用される場合、推定回路220は、全二重無線の送信器285と受信器286との間の非線形性をモデル化する前に、最初に、送信器ベースバンド非線形性をモデル化してもよい。送信器ベースバンド非線形性モデル221の出力は、送信器−受信器非線形性モデル222への入力として使用されてもよい。
推定回路220にミキサー230が接続されてもよい。ミキサー230は、推定回路220の出力を周波数オフセット信号と混合してもよい。この混合は、推定回路出力を、無線の送信周波数と受信周波数との間の差を表す中間周波数オフセットにシフトさせてもよい。
ミキサー230に遅延ユニット240が接続されてもよい。遅延ユニット240は、推定回路出力を、推定回路出力が減算器260で到来信号の対応する部分と同期されるまで遅延させてもよい。
第1のデシメータ250が、ミキサー230と減算器260との間に接続されてもよい。第1のデシメータ250は、減算器260が、ダウンサンプリングされた推定回路出力を到来信号から減算する前に、混合推定回路出力を、到来受信信号の周波数または別の所定の出力周波数にダウンサンプリングしてもよい。
第2のデシメータ291が、減算器260と、受信器286で受信される到来アナログ信号をデジタルコードに変換するADC290との間に接続されてもよい。第2のデシメータ250は、減算器260が、間引かれた推定回路出力を、間引かれたデジタル化到来信号から減算する前に、デジタル化到来受信信号を、第1のデシメータ250の出力周波数と一致する所定の出力周波数にダウンサンプリングしてもよい。この減算は、受信到来信号中の送信器からのモデル化された非線形歪みを相殺してもよい。
低域通過フィルタ282が、ADC281に接続されてもよく、所定の遮断周波数より高い、ADC281で変換された送出信号のアナログ信号を減衰させてもよい。ミキサー283は、低域通過フィルタ282、およびフィルタ処理されたアナログ信号の周波数を、ベースバンド周波数からフィルタ処理された送出アナログ信号を送信するために使用される送信周波数にシフトさせるように選択される、振動信号に接続されてもよい。シフトされた信号を低電力RF信号から送信器アンテナを駆動するための高電力信号に増幅するために、ミキサー283に電力増幅器284が接続されてもよい。送信器285は、高電力信号を送信するように、電力増幅器284に接続されてもよい。
受信器286は、所定の受信帯域内の到来RF信号を受信するように構成されてもよい。受信器286は、受信器286および/またはそのアンテナによって捕獲される到来RF信号を増幅する、低ノイズ増幅器であってもよい、増幅器287に接続されてもよい。
増幅器287が、ミキサー288に接続されてもよい。ミキサー288は、増幅された到来信号の周波数を、受信到来信号を処理するのに使用される所定のベースバンド受信器周波数にシフトさせるように選択される、振動信号に接続されてもよい。
低域通過フィルタ289が、ミキサー288に接続されてもよく、所定の遮断周波数より高い、周波数がシフトされた受信到来信号を減衰させてもよい。フィルタ処理されたアナログ到来信号をデジタルコードに変換するために、低域通過フィルタ289にADC290が接続されてもよい。
適応エンジン270は、推定回路220、減算器260に入力される到来受信信号、減算器260の出力、インターポレータ210、および/または推定回路220への入力に接続されてもよい。適応エンジン270は、減算器260の出力(混合推定回路出力をデジタル化到来信号から減算した後の)を、デジタル化到来信号および送出デジタル信号と比較するように構成されてもよい。適応エンジン270は、比較に基づき、推定回路220のモデル化された非線形性における誤差を特定してもよい。適応エンジン270は、特定される誤差を低減するように、推定回路220内のモデル221および/または222等の1つ以上の非線形性モデルの少なくとも1つの非線形性モデル係数を修正してもよい。
また、適応エンジン270は、特定される誤差が最小化されるまで、減算器260の出力を、デジタル化到来信号および送出デジタル信号と反復的に比較し、推定回路220内の少なくとも1つの非線形性モデル係数を修正するようにも構成されてもよい。特定される誤差は、誤差がもはや検出可能ではない場合、または誤差が所定の誤差閾値未満となる場合に、最小化されてもよい。
図3は、送信器385と、受信器386とを含む、全二重無線のための第3の例示的な全デジタルノイズ補正回路300を示す。回路300では、送信器385で送信される送出デジタル信号は、アナログ−デジタル変換器(ADC)381でアナログ信号に変換されてもよい。送出デジタル信号の複製もまた、送出デジタル信号をチャネルベースで別個のチャネルに分離することによって、送出デジタル信号を別個のチャネル(チャネルch0〜chNとして示される)にチャネル化し、次いで、各チャネルを別個に出力し得る、チャネルスプリッタ305等のチャネル化回路でチャネル化されてもよい。
チャネルの1つ以上の各々に、推定回路320、ミキサー330、および減算器360が提供されてもよい。推定回路320は、ADC381でアナログ信号に変換される前のデジタル化送出信号を受信してもよく、ADC381に接続されてもよい。推定回路320はまた、非線形信号歪みモデル321も含んでもよく、それぞれのチャネルの1つ以上の送信器385と受信器386との間の非線形信号歪みをモデル化してもよい。推定回路320は、それぞれのチャネルの各々にカスタマイズされた、モデル化された歪みを出力してもよい。チャネルの各々に、ミキサー330および減算器360が提供されてもよい。
各ミキサー330は、推定回路320に接続されてもよい。各ミキサー330は、それぞれのチャネルの推定回路320の出力を、それぞれのチャネルの周波数オフセット信号と混合してもよい。
各減算器360は、それぞれのチャネルのミキサー330に接続されてもよく、それぞれのチャネルの混合推定回路出力を、ADC390に接続されるデジタル逓降変換器(DDC)392等のチャネル化回路によって出力される、それぞれのチャネルのチャネル化されたデジタル化到来信号から減算してもよい。DDC392は、受信器386からの到来受信信号を、それがADC390でデジタルコードに変換された後、到来デジタル信号をチャネルベースで別個のチャネルに分離し、次いで、各チャネルを別個に出力することによって、別個のチャネル(チャネルch0〜chNとして示される)にチャネル化してもよい。
推定回路320は、モデル321、221、および222を含んでもよい、1つ以上の非線形性信号歪みモデルを含んでもよい。遅延ユニット240およびデシメータ250等の遅延ユニットおよび/またはデシメータは、減算器360が、ダウンサンプリングされた推定回路出力を到来信号から減算する前に、推定される歪みを受信信号の対応するセクションと同期させるように、および/またはそれぞれのチャネルの混合推定回路出力を、到来受信信号の周波数もしくは別の所定の出力周波数にダウンサンプリングするように、チャネルベースで各ミキサー330に接続されてもよい。
デジタル化到来受信信号を所定の出力周波数にダウンサンプリングするために、第2のデシメータが、チャネルベースで減算器360とDDC392との間に接続されてもよい。
低域通過フィルタ382が、ADC381に接続されてもよく、所定の遮断周波数より高い、ADC381で変換された送出信号のアナログ信号を減衰させてもよい。ミキサー383は、低域通過フィルタ382、およびフィルタ処理されたアナログ信号の周波数を、ベースバンド周波数からフィルタ処理された送出アナログ信号を送信するために使用される送信周波数にシフトさせるように選択される、振動信号に接続されてもよい。シフトされた信号を、低電力RF信号から送信器アンテナを駆動するための高電力信号に増幅するために、ミキサー383に電力増幅器384が接続されてもよい。送信器385は、高電力信号を送信するように、電力増幅器384に接続されてもよい。
受信器386は、所定の受信帯域内の到来RF信号を受信するように構成されてもよい。受信器386は、受信器386および/またはそのアンテナによって捕獲される到来RF信号を増幅する、低ノイズ増幅器であってもよい、増幅器387に接続されてもよい。
増幅器387が、ミキサー388に接続されてもよい。ミキサー388は、増幅された到来信号の周波数を、受信到来信号を処理するのに使用される所定のベースバンド受信器周波数にシフトさせるように選択される、振動信号に接続されてもよい。
低域通過フィルタ389が、ミキサー388に接続されてもよく、所定の遮断周波数より高い、周波数がシフトされた受信到来信号を減衰させてもよい。フィルタ処理されたアナログ到来信号をデジタルコードに変換するために、低域通過フィルタ389にADC390が接続されてもよい。
適応エンジン370は、1つ以上のチャネルの推定回路320、各減算器360に入力されるチャネル化された到来受信信号の1つ以上のチャネル、1つ以上のチャネルの減算器360の出力、および/または1つ以上のチャネルの推定回路320への入力に接続されてもよい。適応エンジン370は、チャネルの減算器360の出力(混合推定回路出力をデジタル化到来信号から減算した後の)を、チャネルのデジタル化到来信号およびチャネルの送出デジタル信号とチャネルベースで比較するように構成されてもよい。
適応エンジン370は、比較に基づき、1つ以上のチャネルの推定回路320のモデル化された非線形性における誤差を特定してもよい。適応エンジン370は、特定される誤差を低減するように、1つ以上のチャネルの推定回路320内のモデル321等の1つ以上の非線形性モデルにおける少なくとも1つの非線形性モデル係数を修正してもよい。
また、適応エンジン370は、それぞれのチャネルの特定される誤差が最小化されるまで、減算器360の出力を、デジタル化到来信号および送出デジタル信号とチャネルベースで反復的に比較し、推定回路220内のそれぞれのチャネルの少なくとも1つの非線形性モデル係数を修正するようにも構成されてもよい。特定される誤差は、誤差がもはや検出可能ではない場合、または誤差が所定の誤差閾値未満となる場合に、最小化されてもよい。
図4は、2個以上の送信器485と、受信器486とを含む、全二重無線のための第4の例示的な全デジタルノイズ補正回路400を示す。2個の交差接続される送信器−受信器回路401および402を含むように示される回路400では、それらの各々は、図1、図2、および/または図3の回路100、200、および/または300の構成に基づいてもよい。
送信器−受信器回路401および402の各々は、ADC481および490と、フィルタ482および489と、ミキサー483および488と、増幅器484および487と、送信器485と、受信器486とを含んでもよい。低域通過フィルタ482が、ADC481に接続されてもよく、所定の遮断周波数より高い、ADC481で変換された送出信号のアナログ信号を減衰させてもよい。ミキサー483は、低域通過フィルタ482、およびフィルタ処理されたアナログ信号の周波数を、ベースバンド周波数から各送信器でフィルタ処理された送出アナログ信号を送信するために使用される送信周波数にシフトさせるように選択される、振動信号に接続されてもよい。シフトされた信号を低電力RF信号から送信器アンテナを駆動するための高電力信号に増幅するために、ミキサー483に電力増幅器484が接続されてもよい。送信器485は、高電力信号を送信するように、電力増幅器484に接続されてもよい。
受信器486は、所定の受信帯域内の到来RF信号を受信するように構成されてもよい。受信器486は、受信器486および/またはそのアンテナによって捕獲される到来RF信号を増幅する、低ノイズ増幅器であってもよい、増幅器487に接続されてもよい。
増幅器487は、ミキサー488に接続されてもよい。ミキサー488は、増幅された到来信号の周波数を、受信到来信号を処理するのに使用される所定のベースバンド受信器周波数にシフトさせるように選択される、振動信号に接続されてもよい。
低域通過フィルタ489が、ミキサー488に接続されてもよく、所定の遮断周波数より高い、周波数がシフトされた受信到来信号を減衰させてもよい。フィルタ処理されたアナログ到来信号をデジタルコードに変換するために、低域通過フィルタ489にADC490が接続されてもよい。
送信器−受信器回路401および402の各々は、各回路401および402内に、送信器−受信器回路の数と等しい、多数のノイズ補正回路415を含んでもよい。図4に示される実施例では、2個の回路401および402が存在し、したがって、各送信器−受信器回路401および402に、2個のノイズ補正回路415が提供される。各ノイズ相殺回路415は、推定回路420と、ミキサー430と、減算器460とを含んでもよい。
n個の送信器−受信器回路が存在しnが2以上である場合、n個の送信器−受信器回路の各々は、n個の推定回路と、ミキサーと、減算器とを含んでもよい。n個の推定回路420の各々は、それぞれの回路401もしくは402のADC481および/またはそのそれぞれのミキサー430に接続されてもよい。各回路401および402のn個の減算器460の各々は、回路401および402の各々の送信器485からのモデル化された非線形送信器歪みが、受信器486の各々で受信されるデジタル化到来信号から減算されるように、n個の回路401および402のうちの一意の1つのADC490のデジタル出力に接続されてもよい。
n個の送信器−受信器回路が、図3に示され、それに関して記載されるようにチャネル化された、それらの到来信号および送出信号を有する場合、n個の送信器−受信器回路の各々は、各アクティブチャネルに、n個の推定回路と、ミキサーと、減算器とを有してもよい。n個の推定回路の各々は、それぞれの回路の信号スプリッタのそれぞれのチャネル出力に接続されてもよい。各アクティブチャネルの減算器は、それぞれの回路のデジタル逓降変換器のそれぞれのチャネル出力に接続されてもよい。
また、適応エンジン270および/または370等の適応エンジンも、推定回路内の1つ以上のモデル係数を修正して、モデルにおける誤差をさらに低減するように、図2および図3に関して上述される多重送信器−受信器実施形態の推定回路の各々に接続されてもよい。
場合によっては、ノイズ相殺回路400は、2個以上の受信器485および送信器486を含んでもよい。受信器485の各々は、受信到来アナログRF信号をデジタルコードに変換する、それぞれのADC490に接続されてもよい。送信器486の各々は、送出デジタルコードを送信のためのアナログ信号に変換する、それぞれのADC481に接続されてもよい。
また、ノイズ相殺回路400は、2個以上のデジタルノイズ補正回路415も含んでもよい。各ノイズ補正回路415は、減算器460に接続されるミキサー430に接続される推定回路420を含んでもよく、少なくとも1個のノイズ補正回路415が、送信器ADC481の各々と各受信器ADC490との間に接続される。
各推定回路420は、それぞれの送信器485で送信される送出信号のデジタル版に基づき、それぞれの送信器485とそれぞれの受信器486との間の非線形信号歪みをモデル化してもよい。各ミキサー430は、それぞれの推定回路420の出力を、それぞれの周波数オフセット信号と混合してもよい。各減算器460は、それぞれの推定回路420からの混合推定回路出力を、それぞれの受信器ADC490でデジタル化された到来信号から減算してもよい。
図5は、異なる実施形態における例示的な方法を示す。ボックス501で、受信器で受信される到来RF信号、およびRF送信器で送信するための送出信号がデジタル化されてもよい。場合によっては、異なる受信器で受信される異なる到来無線周波数(RF)信号、および異なる送信器で送信するための異なる送出RF信号がデジタル化されてもよい。
ボックス502で、デジタル化到来信号および送出RF信号が、チャネル化され、1つ以上のチャネルにチャネルベースで分割されてもよい。
ボックス503で、チャネル化された送出信号のうちの少なくとも1つの解析に基づき、少なくとも1つのチャネル上の送信器と受信器との間の非線形信号歪みがモデル化されてもよい。2個以上の送信器および受信器が存在する場合、送信器の各々のチャネル化された送出信号のうちの少なくとも1つの解析に基づき、少なくとも1つのチャネル上の送信器の各々と受信器のうちの少なくとも1個との間の非線形歪みがモデル化されてもよい。
ボックス504で、少なくとも1つのチャネル上のモデル化された歪みが、送信器および受信器の少なくとも1つのチャネルの角周波数の差に基づき、モデル化された歪みをオフセットする、オフセット信号と混合されてもよい。2個以上の送信器および受信器が存在する場合、少なくとも1つのチャネル上の送信器の各々と少なくとも1個の受信器との間のモデル化された非線形歪みは、各それぞれの送信器および少なくとも1個の受信器の少なくとも1つのチャネルの角周波数の差に基づき、モデル化された非線形歪みをオフセットする、オフセット信号と混合されてもよい。
ボックス505で、オフセットされたモデル化された歪みが、チャネル化された到来RF信号の少なくとも1つのチャネルから減算されてもよい。2個以上の送信器および受信器が存在する場合、送信器の各々と少なくとも1個の受信器との間のオフセットされたモデル化された非線形歪みは、少なくとも1個の受信器で受信される、それぞれのチャネル化された到来RF信号から減算されてもよい。
ボックス503で非線形歪みをモデル化する前に、ボックス506で、デジタル化送出信号が補間されてもよい。
ボックス503で送信器と受信器との間の非線形歪みをモデル化する前に、ボックス507で、チャネル化された送出信号のうちの少なくとも1つの解析に基づき、非線形送信器ベースバンド信号歪みがモデル化されてもよい。ボックス503での送信器と受信器との間の非線形歪みのモデル化は、ボックス507での送信器ベースバンド信号歪みのモデル化の結果を使用して実施されてもよい。
ボックス509でオフセットされたモデル化された非線形性を間引く前に、ボックス508で、オフセットされたモデル化された非線形歪みが、チャネル化された到来RF信号の対応するセクションと時間整合されるまで、オフセットされたモデル化された非線形歪みが遅延されてもよい。
ボックス505で減算を実施する前に、ボックス509で、オフセットされたモデル化された非線形歪みが間引かれてもよい。
ボックス510で、ボックス505での減算の出力が、少なくとも1つのチャネルのチャネル化された到来信号およびチャネル化された送出信号と比較されてもよい。
ボックス511で、比較に基づき、少なくともチャネルのモデル化誤差が特定されてもよい。
ボックス512で、特定される誤差を低減するように、少なくとも1つのチャネルのモデル化において、少なくとも1つの非線形性モデル係数が修正されてもよい。
前述の説明は、例証および説明のために提示されてきた。これは、包括的ではなく、かつ、本発明の実施形態を開示される厳密な形態に限定しない。上記の教示を考慮して、修正および変形が可能である、または本発明と一致する実施形態を実践することによって取得され得る。例えば、いくつかの実施形態では、到来信号のチャネル化は、デジタル逓降変換器によって実施されてもよいが、他の場合では、チャネル化は、デジタル逓降変換器による逓降変換から独立して実施されてもよい。
100 全デジタルノイズ補正回路
120 推定回路
121 モデル
130 ミキサー
160 減算器
182 低域通過フィルタ
183 ミキサー
184 電力増幅器
185 送信器
186 受信器
187 増幅器
188 ミキサー
189 低域通過フィルタ

Claims (20)

  1. 回路であって、
    送信器でアナログ信号に変換され、送信される、送出デジタル信号の解析に基づき、受信器での前記送信器からの非線形信号歪みをモデル化する推定回路と、
    前記推定回路の出力を周波数オフセット信号と混合し、前記推定回路出力を、前記送信器の周波数と前記受信器の周波数との間の差を表す中間周波数オフセットさせる、ミキサーと、
    前記ミキサーに接続され、前記周波数がシフトされた推定回路出力を、前記受信器で受信されるデジタル化到来信号から減算する、減算器と、
    を備える、回路。
  2. 前記推定回路に接続され、前記到来信号の帯域に含まれる前記送出デジタル信号の一部分を補間する、インターポレータと、
    前記ミキサーに接続され、前記推定回路出力が前記減算器で前記到来信号の対応する部分と同期されるまで、前記推定回路出力を遅延させる、遅延ユニットと、
    前記ミキサーと前記減算器との間に接続され、前記減算器が、ダウンサンプリングされた前記推定回路出力を前記到来信号から減算する前に、前記推定回路出力を前記到来信号の周波数にダウンサンプリングする、デシメータと、
    をさらに備える、請求項1に記載の回路。
  3. 前記推定回路は、全二重無線の前記送信器と前記受信器との間の非線形性をモデル化する前に、送信器ベースバンド非線形性をモデル化し、前記送信器ベースバンド非線形性モデルの前記出力は、前記送信器と前記受信器との間の非線形性の前記モデル化のための入力として使用される、請求項1に記載の回路。
  4. 前記推定回路は、
    (i)少なくとも一部において、
    Figure 2014176097
    として、送信器ベースバンド非線形性をモデル化し、式中、Iは、前記送出デジタル信号の同相成分であり、Qは、前記送出デジタル信号の異相成分であり、jは、虚数単位であり、αおよびβは、前記モデル化された送信器ベースバンド非線形性のモデル係数であり、mは、関連変数の値の指数を表し、kは、非線形性の次数を表し、nは、時間指数を表し、xは、前記モデル化された送信器ベースバンド非線形性の出力を表し、
    (ii)少なくとも一部において、
    Figure 2014176097
    として、前記送信器と前記受信器との間の非線形性をモデル化し、式中、aは、前記送信器と前記受信器との間の前記モデル化された非線形性のモデル係数を表し、mおよびmは、前記変数mの異なる指数を表し、yは、前記送信器と前記受信器との間の前記モデル化された非線形性の出力である、
    請求項3に記載の回路。
  5. 前記推定回路および前記減算器に接続される適応エンジンをさらに備え、前記適応エンジンは、
    前記推定回路出力を前記デジタル化到来信号から減算した後の前記減算器の出力を、前記デジタル化到来信号および前記送出デジタル信号と比較し、
    前記比較に基づき、前記推定回路のモデル化された非線形性における誤差を特定し、
    前記特定される誤差を低減するように、前記推定回路内の少なくとも1つの非線形性モデル係数を修正する、
    ように構成される、請求項1に記載の回路。
  6. 前記適応エンジンは、前記特定される誤差が最小化されるまで、前記減算器の前記出力を、前記デジタル化到来信号および前記送出デジタル信号と反復的に比較し、前記推定回路内の少なくとも1つの非線形性モデル係数を修正するようにさらに構成される、請求項5に記載の回路。
  7. 前記推定回路および前記減算器に接続される適応エンジンをさらに備え、前記適応エンジンは、
    前記推定回路出力を前記デジタル化到来信号から減算した後の前記減算器の出力を、前記デジタル化到来信号および前記送出デジタル信号と比較し、
    前記比較に基づき、前記推定回路のモデル化された前記非線形性の各々における誤差を特定し、
    前記特定される誤差を低減するように、前記推定回路内の各モデルの少なくとも1つの非線形性モデル係数を修正する、
    ように構成される、請求項3に記載の回路。
  8. 前記送信器と、
    前記受信器と、
    前記送信器に接続される電力増幅器と、
    前記電力増幅器に接続され、前記送出デジタル信号を前記アナログ信号に変換する、第1のアナログ―デジタル変換器(ADC)と、
    前記受信器と前記減算器との間に接続される第2のADCであって、前記受信器で受信される前記到来信号をデジタル化する、第2のADCと、
    前記受信器と前記第2のADCとの間に接続されるミキサーであって、前記到来信号を振動信号と混合する、ミキサーと、
    前記受信器と前記ミキサーとの間に接続される無線周波数増幅器と、
    前記ミキサーと前記第2のADCとの間に接続される低域通過フィルタと、
    をさらに備える、請求項1に記載の回路。
  9. 前記送出デジタル信号および前記デジタル化到来信号をチャネルベースで分割し、各チャネルを別個に出力する、チャネル化回路と、
    各チャネルに1個の推定回路、1個のミキサー、および1個の減算器の、複数の推定回路、ミキサー、および減算器と、
    をさらに備え、
    各推定回路は、各それぞれのチャネルの前記送信器と前記受信器との間の非線形信号歪みをモデル化し、
    各ミキサーは、前記それぞれのチャネルの前記推定回路の出力を、前記それぞれのチャネルの周波数オフセット信号と混合し、
    各減算器は、前記それぞれのチャネルのミキサーに接続され、前記それぞれのチャネルの前記推定回路出力を、前記チャネル化回路によって出力される前記それぞれのチャネルの前記チャネル化されたデジタル化到来信号から減算する、
    請求項1に記載の回路。
  10. 前記第2のADCに接続され、前記デジタル化到来信号を逓降変換し、別個の出力でチャネル化する、デジタル逓降変換器と、
    各チャネルに1個のミキサーおよび1個の減算器の、複数のミキサーおよび減算器と、
    をさらに備え、
    前記推定回路は、各それぞれのチャネルの前記送信器と前記受信器との間の非線形性をモデル化し、前記それぞれのチャネルのそれぞれのミキサーに前記モデル化された非線形性を出力し、
    各ミキサーは、前記それぞれのチャネルの前記推定回路の出力を、前記それぞれのチャネルの周波数オフセット信号と混合し、
    各減算器は、前記それぞれのチャネルのミキサーに接続され、前記それぞれのチャネルの前記推定回路出力を、前記デジタル逓降変換器によって出力される前記それぞれのチャネルの前記チャネル化されたデジタル化到来信号から減算する、
    請求項8に記載の回路。
  11. 各チャネルの前記推定回路および前記減算器に接続される適応エンジンであって、
    前記少なくとも1つのチャネルの前記推定回路出力を減算した後の少なくとも1つのチャネルの前記減算器の出力を、前記少なくとも1つのチャネルの前記チャネル化された到来信号および前記送出信号と比較し、
    前記比較に基づき、前記少なくとも1つのチャネルの前記推定回路の前記モデル化された非線形性における誤差を特定し、
    前記特定される誤差を低減するように、前記少なくとも1つのチャネルの前記推定回路内の少なくとも1つの非線形性モデル係数を修正する、
    ように構成される、適応エンジンをさらに備える、請求項10に記載の回路。
  12. n≧2個の請求項10の回路を備える、多重送信器−受信器ノイズ相殺回路であって、前記n個の請求項10の回路の各々は、
    各アクティブチャネルにn個の推定回路と、ミキサーと、減算器と、を含み、
    各アクティブチャネルの前記n個の推定回路の各々は、前記それぞれの回路の前記信号スプリッタの前記それぞれのチャネル出力に接続され、
    各アクティブチャネルの前記減算器は、前記それぞれの回路の前記デジタル逓降変換器の前記それぞれのチャネル出力に接続される、
    多重送信器−受信器ノイズ相殺回路。
  13. 各々がそれぞれのアナログ−デジタル変換器(ADC)に接続される、複数の受信器と、
    各々がそれぞれのADCに接続される、複数の送信器と、
    各デジタルノイズ補正回路が、減算器に接続されるミキサーに接続される推定回路を含み、少なくとも1個のデジタルノイズ補正回路が、前記送信器の各々と前記受信器ADCとの間に接続される、複数のデジタルノイズ補正回路と、
    を備え、
    各推定回路は、前記それぞれの送信器で送信される送出信号のデジタル版に基づき、それぞれの送信器とそれぞれの受信器との間の非線形信号歪みをモデル化し、
    各ミキサーは、前記それぞれの推定回路の出力を、それぞれの周波数オフセット信号と混合し、
    各減算器は、前記それぞれの推定回路からの前記推定回路出力を、前記それぞれの受信器ADCでデジタル化された到来信号から減算する、
    ノイズ相殺回路。
  14. 受信器で受信される到来無線周波数(RF)信号と、RF送信器で送信するための送出信号とをデジタル化することと、
    前記デジタル化到来信号および送出信号をチャネル化することと、
    前記チャネル化された送出信号のうちの少なくとも1つの解析に基づき、少なくとも1つのチャネル上の前記送信器と前記受信器との間の非線形信号歪みをモデル化することと、
    少なくとも1つのチャネル上の前記モデル化された歪みを、前記送信器および前記受信器の前記少なくとも1つのチャネルの角周波数の差に基づき、前記モデル化された歪みをオフセットする、オフセット信号と混合することと、
    前記オフセットされたモデル化された歪みを、前記チャネル化された到来RF信号の前記少なくとも1つのチャネルから減算することと、
    を含む、方法。
  15. 非線形歪みをモデル化する前に、前記デジタル化送出信号を補間することと、
    前記減算の前に、前記オフセットされたモデル化された非線形歪みを間引くことと、
    をさらに含む、請求項14に記載の方法。
  16. 前記オフセットされたモデル化された非線形歪みを間引く前に、前記オフセットされたモデル化された非線形歪みが、前記チャネル化された到来RF信号の対応するセクションと時間整合されるまで、オフセットされたモデル化された非線形歪みを遅延させることをさらに含む、請求項15に記載の方法。
  17. 前記送信器と前記受信器との間の非線形歪みをモデル化する前に、前記チャネル化された送出信号のうちの少なくとも1つの解析に基づき、非線形送信器ベースバンド信号歪みをモデル化することと、
    前記モデル化された非線形送信器ベースバンド信号歪みの結果を使用して、前記送信器と前記受信器との間の前記非線形歪みをモデル化することと、
    をさらに含む、請求項14に記載の方法。
  18. 非線形歪みをモデル化する前に、前記デジタル化送出信号を補間することと、
    前記送信器と前記受信器との間の非線形歪みをモデル化する前に、前記チャネル化された送出信号のうちの少なくとも1つの解析に基づき、非線形送信器ベースバンド信号歪みをモデル化することと、
    前記モデル化された非線形送信器ベースバンド信号歪みの結果を使用して、前記送信器と前記受信器との間の前記非線形歪みをモデル化することと、
    前記送信器と前記受信器との間の前記モデル化された非線形歪みが、前記チャネル化された到来RF信号の対応するセクションと時間整合されるまで、前記送信器と前記受信器との間の前記モデル化された非線形歪みを遅延させることと、
    前記遅延の終了後に、前記送信器と前記受信器との間の前記遅延されたモデル化された非線形歪みを間引くことと、
    をさらに含む、請求項14に記載の方法。
  19. 複数の受信器で受信される複数の到来無線周波数(RF)信号、および複数のRF送信器で送信するための複数の送出信号をデジタル化することと、
    前記デジタル化到来信号および送出信号の各々をチャネル化することと、
    前記送信器の各々の前記チャネル化された送出信号のうちの少なくとも1つの解析に基づき、少なくとも1つのチャネル上の前記送信器の各々と前記受信器のうちの少なくとも1個との間の非線形歪みをモデル化することと、
    少なくとも1つのチャネル上の前記送信器の各々と前記少なくとも1個の受信器との間の前記モデル化された非線形歪みを、各それぞれの送信器および前記少なくとも1個の受信器の前記少なくとも1つのチャネルの角周波数の差に基づき、前記モデル化された非線形歪みをオフセットする、オフセット信号と混合することと、
    前記送信器の各々と前記少なくとも1個の受信器との間の前記オフセットされたモデル化された非線形歪みを、前記少なくとも1個の受信器で受信される前記それぞれのチャネル化された到来RF信号から減算することと、
    をさらに含む、請求項14に記載の方法。
  20. 前記少なくとも1つのチャネルの前記減算の出力を、前記チャネル化された到来信号および前記チャネル化された送出信号と比較することと、
    前記比較に基づき、前記少なくとも1つのチャネルのモデル化誤差を特定することと、
    前記特定される誤差を低減するように、前記少なくとも1つのチャネルの前記モデル化における少なくとも1つの非線形性モデル係数を修正することと、
    をさらに含む、請求項14に記載の方法。
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