JP2014175915A - 融雪機構付きアンテナ - Google Patents

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Abstract

【課題】計器着陸装置(ILS)のローカライザー装置のアンテナにおいて、アンテナ素子に着雪した雪を、風の影響を受けずに万遍なく融雪し除雪することができる、融雪機構を備えたアンテナを提供する。
【解決手段】本発明のアンテナは、アンテナ素子をアンテナカバーで覆い、前記アンテナカバーと前記アンテナ素子との間に水を注入し、前記水によって前記アンテナカバー表面に着雪する雪を融雪して除雪する、融雪機構付きアンテナである。
【選択図】 図1

Description

本発明は、融雪機構を備えたアンテナに関し、特に計器着陸装置(Instrument Landing System、ILS)のローカライザー装置のアンテナにおいて、着雪の影響を受けにくい融雪機構を備えたアンテナに関する。
計器着陸装置(Instrument Landing System、以下、ILSと略す)のローカライザー装置のアンテナは、図6に示すように、アンテナ10の中央部や周辺部などに配置した散水パイプ12の先端に取り付けた半円形などのノズル13により水14を散水することで、アンテナ素子11に付着した雪を溶かして除雪している。このような融雪機構を備えたアンテナが、特許文献1に開示されている。
特開昭63−208305号公報
しかしながら、特許文献1に開示された融雪機構を備えたアンテナには、以下の問題がある。すなわち、アンテナが強風にさらされると、散水が風にあおられてアンテナ素子まで水が届かない場合が生じる。その結果、全てのアンテナ素子に万遍なく水を掛けることができず、部分的に雪が融けずに残ってしまう。部分的な着雪の影響でローカライザー装置が機能せず、ILSの運用停止につながる場合が生じる。
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、強風などの気象の影響を受けにくく、全てのアンテナ素子を万遍なく融雪し除雪することを可能とする、融雪機構付きアンテナを提供することにある。
本発明のアンテナは、アンテナ素子をアンテナカバーで覆い、前記アンテナカバーと前記アンテナ素子との間に水を注入し、前記水によって前記アンテナカバー表面に着雪する雪を除雪する、融雪機構付きアンテナである。
本発明の融雪機構付きアンテナによれば、アンテナ素子に着雪した雪を、風などの気象の影響を受けずに万遍なく融雪し除雪することができ、ILSの安定した運用に資することができる。
本発明の実施形態の融雪機構付きアンテナの構成を示す図である。 本発明の実施形態の融雪機構付きアンテナのアンテナ素子部の断面構成を示す図である。 本発明の実施形態の融雪機構付きアンテナの構成を示す図である。 本発明の実施形態の融雪機構付きアンテナのアンテナ素子部の断面構成を示す図である。 本発明の実施形態の融雪機構付きアンテナのアンテナ素子部の断面構成を示す図である。 特許文献1の融雪機構付きアンテナの構成を示す図である。
以下、図を参照しながら、本発明の実施形態を詳細に説明する。但し、以下に述べる実施形態には、本発明を実施するために技術的に好ましい限定がされているが、発明の範囲を以下に限定するものではない。
図1は、本発明の実施形態の融雪機構付きアンテナ1の構成を示す図である。アンテナ1は、例えば、計器着陸装置(ILS)のローカライザー装置のアンテナとして使用される。また、図2は、本実施形態の融雪機構付きアンテナ1のアンテナ素子部の断面構造を示す図である。アンテナ1を構成するアンテナ素子2は、アンテナカバーであるレドーム3により覆われている。アンテナ1は略平行に並べられた棒状のアンテナ素子2の列で構成され、レドーム3は各棒状のアンテナ素子2をそれぞれ覆う。
アンテナ素子2とレドーム3との間には、水供給配管6より供給される水7が注入される。さらに、注入された水7は、ノズル4から散布されることによって、レドーム3の表面に着雪した雪を融かして除雪を行う。
レドーム3は、繊維強化プラスチック(Fiber Reinforced Plastics、FRPと略す)で形成することができる。レドーム3は、レドーム3とアンテナ素子2との間に有する水7を抜くためのドレイン5を有することができる。
ノズル4は、図2に示すように、アンテナ素子2よりも上側に設けることが好適である。すなわち、レドーム3の上側に設けることが好適である。また、これと組み合わせて、レドーム3の下側にもノズルを設けることもできる。また、さらに好適には、ノズル4は、図3に示すように、レドーム3の最上面にも設けることができる。これにより、アンテナ素子2を覆うレドーム3の表面の如何なる部分への着雪も、融雪し除雪することが可能である。
ノズル4は複数備えられ、それぞれのノズル4同士の間隔は、任意に設定することができる。例えば、積雪の多い地方向けにはノズル4同士の間隔を狭くし、散水効果を大きくすることができる。反対に、積雪の少ない地方向けにはノズル4同士の間隔を広くし、必要十分な散水効果を得るようにすることができる。
水7の散水量は、ノズルの調節により変えることができる。また、水7の散水量は、水供給配管6から供給する水7の供給量により変えることができる。また、ノズル4は、レドームの着雪した斜面に向けて指向性を持って散水するよう、設計することができる。これにより、着雪のあるレドーム3の表面に向けて、勢い良く散水することができ、除雪効果を高めることができる。
また、水7は温水とすることができる。水7を温水とすることで、気温の低い地域でも、効果的な融雪による除雪が可能となる。
また、水7を温水とすることにより、図3で多数設けたノズル4を省略し、レドーム3の形状を簡素にすることができる。図4に示すようにドレイン5をアンテナ素子2の端部などに設けることによって、レドーム表面に直接散水せずとも、温水15の熱によりレドーム表面の温度を高め、着雪した雪を融雪して除雪することが可能である。
レドーム3の断面形状は、図2に示す円形に限定されない。すなわち、例えば、図5に示すような四辺形の断面形状のレドーム9とすることもできる。この場合、四辺形の面に着雪した雪を散布した水とともに落としやすくするために、図5に示す屋根のような斜面とする構成が好適である。四辺形の他に、三辺形や任意の多辺形とすることもできる。
また、レドーム3の表面には、着雪した雪を散布した水とともに落としやすくするために、水の流れを誘導する溝などの凹凸を形成することができる。
以上の本実施形態の融雪機構付きアンテナによれば、アンテナ素子に着雪した雪を、風などの気象の影響を受けずに万遍なく融雪し除雪することができ、ILSの安定した運用に資することができる。
本発明は上記実施形態に限定されることなく、特許請求の範囲に記載した発明の範囲内で、種々の変形が可能であり、それらも本発明の範囲内に含まれるものであることはいうまでもない。
1、10 アンテナ
2、11 アンテナ素子
3、9 レドーム
4、13 ノズル
5 ドレイン
6 水供給配管
7、14 水
12 散水パイプ
15 温水

Claims (10)

  1. アンテナ素子をアンテナカバーで覆い、前記アンテナカバーと前記アンテナ素子との間に水を注入し、前記水によって前記アンテナカバー表面に着雪する雪を除雪する、融雪機構付きアンテナ。
  2. 前記アンテナは略平行に並べられた棒状の前記アンテナ素子の列で構成され、前記アンテナカバーは前記アンテナ素子をそれぞれ覆う、請求項1記載の融雪機構付きアンテナ。
  3. 前記アンテナカバーは繊維強化プラスチックを有する、請求項1または2記載の融雪機構付きアンテナ。
  4. 前記水を前記アンテナカバー上部に設けたノズルから吐出して前記アンテナカバー表面に散水する、請求項1から3の内の1項記載の融雪機構付きアンテナ。
  5. 前記ノズルは前記アンテナ素子よりも上側に設けられた、請求項4記載の融雪機構付きアンテナ。
  6. 前記ノズルは前記アンテナカバー表面に向けた指向性を有する水を吐出する、請求項4または5記載の融雪機構付きアンテナ。
  7. 前記水は温水を有する、請求項1から6の内の1項記載の融雪機構付きアンテナ。
  8. 前記アンテナカバーの断面の外周は円周部を有する、請求項1から7の内の1項記載の融雪機構付きアンテナ。
  9. 前記アンテナカバーの断面の外周は直線部を有する、請求項1から8の内の1項記載の融雪機構付きアンテナ。
  10. 前記アンテナカバー表面は凹凸を有する、請求項1から9の内の1項記載の融雪機構付きアンテナ。
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