JP2014175876A - 機能管理装置、遠隔制御システム、機能管理装置の制御方法、制御プログラムおよび記録媒体 - Google Patents

機能管理装置、遠隔制御システム、機能管理装置の制御方法、制御プログラムおよび記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】第1の機能と相反する第2の機能とが共に利用可能となるように機能を管理する。
【解決手段】機能一覧テーブル(40)から、利用可能な状態に処理すべき機能を特定する機能特定手段(20)と、特定された機能を処理する機能有効化手段(21、23)とを備え、機能特定手段は、ユーザによって選択された機能を、第1の機能として特定するとともに、当該第1の機能に関連付けられている対機能を、処理すべき第2の機能として特定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、機器を操作する機能管理装置、遠隔制御システム、機能管理装置の制御方法、制御プログラムおよび記録媒体に関するものである。
従来、情報処理装置において、ユーザが当該情報処理装置または他の機器を操作するためのユーザインターフェースが提供されている。ユーザインターフェースに関して、操作を簡易に行うための工夫が存在する。例えば、機器に実行させる機能を、簡易な画像で表現し、ユーザに選択可能に表示する。ユーザは、機能の内容を画像から直感的に理解し選択して、所望の機能を簡易に呼び出すことが可能である。
なお、画像とは、具体的には、標章、図形、記号、マーク、イラストなどであり、これらの電子データは、近年、アイコン、スタンプ、シール、絵文字などと呼ばれている。以下では、アイコンという用語を用いて説明するが、ここで用いるアイコンという用語は、上述したあらゆる画像を排除するものではない。
このようにアイコンを用いた技術において、ユーザの利便性をさらに高めるための工夫が、例えば、特許文献1〜3に開示されている。特許文献1には、入力されたデータを保存する時に、当該データに関連付けるアイコンを、ユーザ自身が選択/作成できるようにする情報処理システムが開示されている。特許文献2には、文書の内容を視認できるアイコンを簡易に作成する文書情報処理システムが開示されている。特許文献3には、プリンタドライバにおいて印刷設定を保存する際に付加するアイコンを自動生成する付加アイコン生成方法が開示されている。
特開2006−209515号公報(2006年8月10日公開) 特開平11−31062号公報(1999年2月2日公開) 特開2006−31347号公報(2006年2月2日公開)
近年、情報処理装置を用いて、遠隔地の機器を遠隔操作することが実現可能になっている。ユーザは、上述したとおり情報処理装置に表示されたアイコンを操作して、遠隔地にある機器の機能を簡易に呼び出せる。しかし、こうして簡易に機能を呼び出せることで利便性が高まる一方で、アイコンの選択を誤ったとき、または、事情により望まない機能が実行されているときなど、いざというときに、当該機能と相反する機能、例えば、当該機能を取り消す機能を、元の機能と同様に簡易に呼び出すことができなければ不便である。特に、遠隔地の機器を操作する場合には、ある機能に加えて、該機能を取り消すための機能も簡易に呼び出せれば、ユーザにとってより便利であるし、安心である。
従来の特許文献1〜3の技術では、ある機能に対して容易にアイコンを紐付けることはできるが、該機能と相反する対の機能に関しては考慮されていない。そのため、相反する機能は簡易に呼び出せるようにはならず、遠隔操作を行うための便利かつ安心なユーザインターフェースが実現できないという問題がある。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、機能を呼び出すためのインターフェースと、該機能と相反する機能を呼び出すためのインターフェースとを情報処理装置において共存させることによりユーザの利便性を向上させる機能管理装置、遠隔制御システム、機能管理装置の制御方法、制御プログラムおよび記録媒体を実現することにある。
本発明の一態様に係る機能管理装置は、上記課題を解決するために、端末装置によって指定された機能を被制御機器に実行させる遠隔制御システムにおいて上記機能を管理する機能管理装置であって、上記遠隔制御システムには、上記機能を、当該機能と相反する対機能と関連付けて記憶する機能記憶部が含まれており、上記端末装置によってあらかじめ選択された機能を、上記端末装置が指定可能な状態に処理すべき第1の機能として特定するとともに、当該第1の機能に関連付けられている対機能を、指定可能な状態に処理すべき第2の機能として特定する機能特定手段と、上記機能特定手段によって特定された上記第1および第2の機能を、上記端末装置が指定可能な状態に処理する機能有効化手段とを備えている。
本発明の一態様によれば、機能を呼び出すためのインターフェースと、該機能と相反する対の機能を呼び出すためのインターフェースとを情報処理装置において共存させることによりユーザの利便性を高めるという効果を奏する。
本発明の一実施形態におけるエージェントサーバおよび家族伝言板サーバの要部構成を示すブロック図である。 家族伝言板システムの概要を示す図である。 記憶部に記憶される機能一覧テーブルの一具体例を示す図である。 記憶部に記憶されるシール一覧テーブルの一具体例を示す図である。 記憶部に記憶されるマップ情報の一具体例を示す図である。 (a)〜(c)は、機能登録処理において処理されるシナリオの一具体例を示す図である。 (a)〜(f)は、一実施形態において機能登録時に携帯端末に表示される画面の一具体例を示す図である。 記憶部に記憶される登録シナリオDBの一具体例を示す図である。 (a)は、携帯端末に表示される家族伝言板のアプリケーション画面のうち、コメント編集時の画面例を示す図であり、(b)は、投稿コメント一覧の画面例を示す図である。 記憶部に記憶されている機能素材テーブルの一具体例を示す図である。 記憶部に記憶されている機能レシピテーブルの一具体例を示す図である。 機能実行指示部が処理する各種データの一具体例を示す図である。 (a)は、複数個の家電操作機能を含む第1のシナリオが作成されたときに、携帯端末に表示される確認画面の一例を示す図である。(b)相反する第2のシナリオについて携帯端末に表示される確認画面の一具体例を示す図である。(c)相反する第2のシナリオの確認画面の他の具体例を示す図である。 (a)は、第1のシナリオについて携帯端末に表示される確認画面の一具体例を示す図であり、(b)は、該第1のシナリオに相反する第2のシナリオの確認画面の一具体例を示す図である。 他の実施形態においてシールを登録シナリオDBから削除するときに、携帯端末に表示される操作画面の一具体例を示す図である。 他の実施形態において機能登録時に携帯端末に表示される画面の一具体例を示す図である。 コメント編集時の画面において、携帯端末に表示されるシールパレットの一具体例を示す図である。 シナリオ作成部および機能登録部によって実行される機能登録処理の流れを示すフローチャートである。
以下で説明する各実施形態では、一例として、本発明の機能管理装置を、遠隔操作システムに適用した例について説明する。なお、上記遠隔操作システムは、一例として、家族伝言板システムによって実現される。
なお、以下の図面において同一または相当する部分には、同一の参照符号を付すものとし、それらの説明は重複して行なわない。また、図面における長さ、大きさおよび幅などの寸法関係ならびに形状は、図面の明瞭化と簡略化のために適宜に変更されており、実際の寸法および形状を表してはいない。
≪実施形態1≫
本発明の実施形態1について、図1〜12に基づいて説明すると以下の通りである。
〔家族伝言板システムの概要〕
本発明の実施形態における家族伝言板システムの概要を図2に基づいて説明する。図2は、家族伝言板システム100の概要を示す図である。
図2に示すとおり、家族伝言板システム100は、エージェントサーバ1、家族伝言板サーバ2、およびホームサーバ3を含む。本発明の遠隔操作システムは、家族伝言板システム100を構築する上記の各装置と、その各装置に通信可能に接続する携帯端末4(携帯端末4a、4b、および、4cなど)と、携帯端末4によって遠隔操作される遠隔操作対象機器(掃除ロボット5および家庭内機器)とによって構成される。
家族伝言板システム100とは、家族伝言板サーバ2が提供する家族伝言板を介して、1世帯の家族が1つのコミュニティを形成し、家族の各メンバ(例えば、お父さん、お母さん、子供など。以下ユーザ)が、それぞれの携帯端末4を用いて、コメントを投稿するシステムである。本実施形態では、ユーザが家族伝言板に対して、家庭内機器を操作する内容のコメント(図2の「家庭内機器操作指示」に相当)を投稿すると、そのコメントの内容にしたがって、遠隔操作対象機器に所定の機能を実行させることが可能である。すなわち、家族伝言板システムは、ユーザ(家族の各メンバ)が家庭内機器を遠隔操作するためのユーザインターフェース(UI)として機能する。
より具体的には、家族伝言板には、ユーザ(図示の例ではお父さん、お母さん、子供)が所持する携帯端末4a、4b、および4cがアクセスし、各ユーザは自身の携帯端末を用いて、家族伝言板を介して、書き込みおよび閲覧を行うことができるようになっている。特に、本実施形態では、ユーザは、予め家庭内機器の機能が紐付けられた画像を携帯端末4上で選択し、当該画像をコメントに含めて投稿することによって簡単に家庭内機器操作指示を家族伝言板サーバ2に送信することができる。以下では、機能が紐付けられる上記画像を「シール」という用語を用いて説明するが、ここで用いるシールという用語は、上述したあらゆる画像を排除するものではない。シールを用いた機器の遠隔操作方法については具体例を挙げて後述する。
上記シール付きのコメントを家族伝言板サーバ2が受け付けると、シールに紐付けられた機能がエージェントサーバ1に伝達される。エージェントサーバ1は、ホームサーバ3と通信して、上記機能を実行するように指示して、遠隔操作を実現する。
なお、家族伝言板システム100は、ユーザ間のコミュニケーションツールとして機能してもよく、各ユーザは、他のユーザ宛てのコメントを投稿し、家族伝言板を介してユーザ間で会話をしてもよい。
本発明の機能管理装置は、上述の家族伝言板システム100において、エージェントサーバ1として実現される。エージェントサーバ1は、家族伝言板に対して投稿された家庭内機器操作指示の内容に基づいて、上記家族の家宅内で稼働する家庭内機器に対して、指示された機能を実行するように命令(図2の「操作指示」に相当)を供給する装置である。なお、エージェントサーバ1は、必須ではないが、図示しないコメント投稿部を備えてもよい。コメント投稿部は、上記家宅内で稼働する家庭内機器に、家族の一員としての疑似人格を付与し、その擬人化された家庭内機器(以下、擬人化機器)の代理で、当該家族の上記家族伝言板にコメントを投稿することができる。
エージェントサーバ1は、家族伝言板のサービスを利用するコミュニティ(家族)ごとに、その家族の家宅の間取り、および、設置されている家庭内機器の情報を保持する。また、エージェントサーバ1は、各種家庭内機器の機能の一覧を保持し、どのような機能を遠隔操作によって呼び出すことができるのかをユーザの携帯端末4に提示することができる。エージェントサーバ1は、家族伝言板を介してユーザの携帯端末4より受け付けた家庭内機器操作指示を、ホームサーバ3または家庭内機器が理解する命令シーケンス(図2の操作指示)に変換する機能を持つ。この変換は、上記ユーザが居住する家宅の間取りに応じて実行される。
家族伝言板サーバ2は、携帯端末4a、4b、および4cに対する家族伝言板の表示画面の提示、呼び出し可能な機能を紐付けたシールの提示、および書き込みの管理等の、家族伝言板に関する処理全般を行う。家族伝言板サーバ2は、エージェントサーバ1が管理しているすべての機能のうち、上記家族伝言板を利用する各ユーザが呼び出せる機能について、シールと紐付けて保持する。
ホームサーバ3は、掃除ロボット5または家庭内機器と、エージェントサーバ1との間の情報の送受信を統括して制御する。具体的には、ホームサーバ3は、エージェントサーバ1から受信した操作指示を解析し、その操作指示にしたがって掃除ロボット5または他の家庭内機器の動作制御を行う。なお、ホームサーバ3は、掃除ロボット5から取得した情報、および家庭内機器から取得した情報をエージェントサーバ1に送信してもよい。
ホームサーバ3には、掃除ロボット5が無線通信接続されていると共に、その他の家庭内機器が有線または無線にて通信接続されている。なお、本実施形態では、掃除ロボット5が他の家庭内機器と区別され、掃除ロボット5は家庭内機器を直接制御することができる構成となっている。掃除ロボット5によって制御される家庭内機器として、空調装置6、照明装置7、および、イオン発生器8が図示されているが、家庭内機器の種類および数は特に限定されない。家庭内機器としては、この他にも、テレビ、録画装置、スピーカ、冷蔵庫、電子レンジ、空気清浄機、加湿器、扇風機などの各種家電が含まれていてもよい。
なお、家宅に、エージェントサーバ1が遠隔操作できる機器が掃除ロボット5以外にない場合、つまり、複数の家庭内機器に対する統括的な制御の必要がない場合には、ホームサーバ3を設けずに、掃除ロボット5が直接エージェントサーバ1と情報を送受信する構成であってもよい。
携帯端末4a、4b、および4cは、家族伝言板の閲覧、書き込み、特に、掃除ロボット5および他の家庭内機器の操作指示を行うための装置である。同図では、携帯端末4a、4b、および4cがスマートフォンである例を示しているが、家族伝言板の閲覧、書き込み、および操作指示を行うことができるものであればこれに限られない。携帯端末4a、4b、および4cを特に区別する必要がない場合には、これらの総称として携帯端末4を用いる。
掃除ロボット5は、自動で床の掃除を行う自走式の掃除機である。さらに、掃除ロボット5は、家庭内機器(後述の空調装置6、照明装置7およびイオン発生器8)に制御信号を送信してこれを操作する機能を有している。制御信号を送信する機構としては、赤外線、Bluetooth(登録商標)などの適宜の近距離無線通信機構が採用される。また、掃除ロボット5は、上述の機能の他にも、動作ログの記憶機能、充電残量の検出および出力機能、画像撮影機能、音声認識機能、音声出力機能等を備えている。
空調装置6は、冷房、暖房、除湿等の空調に係る機能を備えた、いわゆるエアコンである。照明装置7は、LED等の光源を備えた照明装置であり、明るさまたは色などを調整する機能を備えている。具体的には、本実施形態では、照明装置7は、全灯(100%の明るさで点灯)、点灯(前回消灯直前の所定の明るさで点灯)、常夜灯(常夜灯の明るさおよび色で点灯)、八重桜(特定色で点灯)、ソメイヨシノ(特定色で点灯)、および、消灯の機能を備えている。イオン発生器8は、イオンを発生させて、イオンを含む空気を室内に供給する機能を備えた送風装置である。
以上のとおり、家族伝言板システム100において、エージェントサーバ1は、家族伝言板サーバ2を介して、遠隔操作できる機能をユーザに提示し、ユーザによって指定された機能を受け付けて、当該機能を家庭内機器に実行させるよう制御する。
エージェントサーバ1は、本発明の機能管理装置として、機能を呼び出すためのインターフェースと、該機能と相反する対の機能を呼び出すためのインターフェースとを共にユーザに提供することにより、機能対の一方だけが利用できるという不便な状況を回避する。そのためのエージェントサーバ1の構成について、より詳細に説明する。
なお、以下では、機能対の一例として、機器の電源を入れるなどして、機器を稼働させる第1の機能をオン機能と称し、該機器の稼働を取り消す第2の機能をオフ機能と称する。オン機能とオフ機能とは相反する関係にある機能対である。
〔各サーバの構成〕
図1は、エージェントサーバ1および家族伝言板サーバ2の要部構成を示すブロック図である。
図1に示すとおり、本実施形態におけるエージェントサーバ1は、制御部10および記憶部11を備え、家族伝言板サーバ2は、制御部12および記憶部13を備えている。さらに、各サーバは、図示しない通信部をそれぞれ備えている。さらに、各サーバは、各サーバの運用者が操作するのに用いる表示部および入力部(図示せず)をそれぞれ備えていてもよい。
図示しない各通信部は、通信網を介して外部の装置と通信を行うものである。各通信部によって、インターネットを介して、エージェントサーバ1、家族伝言板サーバ2、ホームサーバ3、および、携帯端末4が、互いに接続しデータの送受信を行うことができる。
記憶部11および記憶部13は、制御プログラム、OSプログラム、アプリケーションプログラム、および、該アプリケーションプログラムを実行するときに読み出す各種データを非一時的に記憶するものである。例えば、記憶部は、ROM(read only memory)、フラッシュメモリ、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(登録商標)(Electrically EPROM)、HDD(Hard Disc Drive)などの記憶装置によって実現される。
制御部10および制御部12は、それぞれ、エージェントサーバ1および家族伝言板サーバ2が備える各部を統括制御するものである。
本実施形態のエージェントサーバ1の制御部10は、機能ブロックとして、少なくとも、シナリオ作成部20、機能登録部21、および画面生成部23を備えている。家族伝言板サーバ2の制御部12は、機能ブロックとして、少なくとも、投稿受付部30およびシナリオ伝達部31を備えている。上述した各制御部の各機能ブロックは、例えば、CPU(central processing unit)等が、ROM(read only memory)、NVRAM(non-Volatile random access memory)等で実現された記憶部に記憶されているプログラムを不図示のRAM(random access memory)等に読み出して実行することで実現できる。
なお、必要に応じて、制御部10は、機能実行指示部22、機能削除部24の機能ブロックを備えていてもよい。本実施形態において説明しない機能ブロックについては、他の実施形態において後述する。
〔エージェントサーバ1の機能構成(機能登録編)〕
家族伝言板システム100では、携帯端末4を持つユーザは、シールを用いて掃除ロボット5の機能を簡単に呼び出せる構成である。シールを機能の呼び出しに利用できる状態にするために、エージェントサーバ1は、ユーザが指定するシールおよび機能を紐付けて、その対応関係を家族伝言板サーバ2の記憶部13に記憶する役割を果たす。このように、シールと機能との対応関係を記憶部13に記憶し、当該シールを投稿できる状態にすることを、ここでは「機能の登録」と称する。つまり、エージェントサーバ1は、ユーザの指示にしたがって、機能を登録することができる。
制御部10のシナリオ作成部20は、複数の機能を実行する順番に組み合わせて機能の集合体を作成するものである。この1以上の機能の集合体をシナリオと称する。シナリオ作成部20は、第一に、ユーザによって指定された機能を選択して第1のシナリオを作成し、第二に、ユーザによって指定された上記機能がオン機能である場合には、それと相反するオフ機能を選択して、第1のシナリオを反対の動きを示す第2のシナリオを作成する。
機能登録部21は、機能の集合体、すなわち、シナリオ作成部20によって作成されたシナリオに対して、適切なシールを紐付け、シールが紐付けられたシナリオを家族伝言板サーバ2に登録するものである。機能登録部21は、選択された機能に応じて適切なシールを自ら選択して紐付けてもよいし、ユーザによって指定されたシールを紐付けてもよい。
画面生成部23は、ユーザから所望の機能および所望のシールの指定を受け付けるための入力画面を作成し、ユーザの携帯端末4に提供するものである。
上記各部の機能について、記憶部11または記憶部13に保持されるデータの構造図を参照しながらより詳細に説明する。
(機能一覧テーブル)
図3は、記憶部11に記憶される機能一覧テーブル40の一具体例を示す図である。なお、図3において機能一覧をテーブル形式のデータ構造にて示したことは一例であって、機能一覧のデータ構造を限定する意図はない。以降、データ構造を説明するためのその他の図においても同様である。
機能一覧テーブル40には、ユーザがシールを用いて呼び出すことができる機能が格納されている。なお、本実施形態では、エージェントサーバ1が直接遠隔操作する対象の機器は、掃除ロボット5であり、機能一覧テーブル40には、掃除ロボット5が実行可能な機能が格納されている。なお、掃除ロボット5は、その他の家庭内機器を制御する機能(家電操作機能)を有しているので、被制御機器である家庭内機器によって間接的に実現される機能が、機能一覧テーブル40に格納されていてもよい。
機能一覧テーブル40は、1つの機能について、機能種別、操作対象家電、機能、ペア機能のカラムを有し、これらのデータの集合体を機能IDに紐付けることにより、1つの機能として一意に識別できる構造である。
カラム「機能種別」には、掃除ロボット5が実行する機能の種別が格納される。機能種別「家電操作」は、掃除ロボット5がその他の家庭内機器を制御する機能を意味する。「動作」は、操作対象がなく、掃除ロボット5が自機のみで果たす機能を意味する。「移動」は、自走式の掃除ロボット5が充電台から目的の地点に移動する機能を意味する。
カラム「操作対象家電」には、機能種別が「家電操作」である場合に、操作対象となる家庭内機器が格納される。図3では、図2の空調装置6は「エアコン」、照明装置7は「LED照明」などと示されている。
カラム「機能」には、掃除ロボット5が実行する機能の具体的内容が格納される。機能種別「家電操作」の場合には、掃除ロボット5が操作対象家電に実行させる機能の内容が格納される。
カラム「対機能」には、当該機能と相反する関係にある他の機能がある場合に、当該他の機能の特定する機能IDが格納される。例えば、エアコンの暖房をオンにする機能(機能ID「F002」)に対して、その対機能として、エアコンをオフにする機能(機能ID「F001」)が関連付けられている。
本実施形態では、オン機能に対して、オフ機能が対応付けられている。シナリオ作成部20は、機能一覧テーブル40の機能対を参照することにより、はじめに選択した第1の機能について、対機能の有無を判断し、対機能がある場合にはその対機能(第2の機能)を併せて選択することができる。これにより、オン機能だけが単独でシールとして登録されることがない。したがって、オン機能はシールを使って投稿できるのに、それを取り消すオフ機能はシールを使って簡易に呼び出せない、といった不都合を回避することができる。
(シール一覧テーブル)
図4は、記憶部11に記憶されるシール一覧テーブル41の一具体例を示す図である。シール一覧テーブル41には、シナリオ作成部20によって選択された機能の集合体(シナリオ)に対して、紐付けることが可能なシールが格納されている。シールはシールIDによって一意に識別されることが好ましい。シールは、特定の機能を連想させる絵柄が施されているので、紐付けを推奨する機能して、上記特定の機能を予めシールに関連付けておくことが好ましい。紐付けを推奨する機能は、図4の例では、カラム「紐付け機能」に格納される。
(マップ情報)
図5は、記憶部11に記憶されるマップ情報42の一具体例を示す図である。マップ情報42は、家族伝言板システム100の伝言板サービスを受ける家族ごとに、当該家族が居住する家宅の間取りを記憶するものである。図5に示す例では、マップ情報42は、図2に示される家族(S家とする)の家宅の間取りと、掃除ロボット5が待機する充電台の位置情報と、遠隔操作対象の各家庭内機器の位置情報と、掃除ロボット5の移動ルートとを含む。マップ情報42を保持する目的の1つに、掃除ロボット5の移動ルートを把握することがあるので、マップ情報42は、掃除ロボット5が走行できないエリアが有る場合には、その障害物の位置情報を含んでいてもよい。マップ情報42のもう1つの目的は、エージェントサーバ1が、家族ごとに、遠隔操作対象の各家庭内機器を個々に識別することである。マップ情報42において、家宅内の部屋ごとに識別情報が付与されており(例えば、リビングの「LIV」、寝室の「BED」)、各家庭内機器にも識別情報(機器名)が付与されている。よって、エージェントサーバ1は、部屋の識別情報および機器名によって1つの家宅内の家庭内機器を個々に識別することができる。
なお、移動ルートは、充電台の位置および方向と、各家庭内機器の位置情報とに基づいて、あらかじめ算出されているものとする。移動ルート算出機能は、図示しない外部装置が備えていればよく、エージェントサーバ1は、当該外部装置からマップ情報42を取得するだけでよい。
(シナリオ)
図18は、シナリオ作成部20および機能登録部21によって実行される機能登録処理の流れを示すフローチャートである。図6は、機能登録処理において処理されるシナリオの一具体例を示す図である。
エージェントサーバ1は、携帯端末4からの、機能を登録する旨の要求に応じて、機能登録処理を開始する(S1のYES)。まず、画面生成部23は、要求に応じて、機能一覧テーブル40に格納されている各機能を選択可能に表示するGUI(Graphical User Interface)画面を携帯端末4に供給し、該画面の携帯端末4の表示部に表示させる(S2)。
ユーザが携帯端末4に表示された上記GUI画面より、所望の機能を実行したい順に選択する。例えば、F015、F002、F014の順に3つの機能が選択されたとする(S3)。選択された機能のうち、F015およびF002には、操作対象家電「エアコン」が対応付けられている。このように、操作対象家電が対応付けられている機能が選択された場合には(S4のYES)、操作対象家電を一意に特定するために、画面生成部23は、ユーザがどの部屋に設置された家庭内機器を操作したいのかを問い合わせる画面を携帯端末4に表示させる(S5)。ユーザは、リビングのエアコンを所望している場合には、「リビング」を指定すればよい。
シナリオ作成部20は、携帯端末4を介して、3つの機能(例、F015、F002、F014)の選択と、操作対象家電が設置されている部屋(例、リビング)の指定とを受け付けて(S6)、図6の(a)に示すシナリオを作成する(S7)。
詳細には、シナリオ作成部20は、選択された3つの機能を順に組み合わせてシナリオを作成し、シナリオIDと、シナリオ名とを付与する。カラム「シナリオID」において、各シナリオを識別できるようにユニークな文字列が付与される。シナリオ作成部20は、選択された各機能を順に説明するテキストを、所定の規則に基づいて適宜の文字列を組み合わせて作成する。シナリオ作成部20は、作成したテキストをそのシナリオのカラム「シナリオ名」に格納する。カラム「シール」には、後に機能登録部21によって選択されたシールまたはそのシールIDが格納される。
シナリオ作成部20は、各機能のカラム「順序」に、ユーザによって指定された順序を格納する。これにより、F015、F002、F014の順に各機能が実行されることが明確になる。
シナリオ作成部20は、各機能の機能IDを「機能ID」のカラムに格納する。シナリオ作成部20は、選択された機能のうち、操作対象家電が対応付けられている機能については、ユーザによって指定された部屋の識別情報を上記機能IDと組み合わせて格納する。上述の例では、リビングのエアコンが指定された。そこで、シナリオ作成部20は、リビングを示す識別情報「LIV」を、元の機能ID「F015」、「F002」に組み合わせて、それぞれ、新たな機能ID「F015_LIV」、「F002_LIV」を作成する。これにより、異なる部屋にある別のエアコンに関連する機能を、別の機能として取り扱うことが可能となる。
なお、図3の機能一覧テーブル40において、「リビングのエアコン」、「寝室のエアコン」、・・・などのように、異なる部屋にある機器を、異なる操作対象家電として、あらかじめ取り扱う場合も考えられる。この場合、図3の機能一覧テーブル40において、機能種別「移動」の機能については、「F915:リビングのエアコン付近に移動」、「F916:寝室のエアコン付近に移動」、・・・などのように、行き先ごとに異なる機能があらかじめ準備される。上記構成では、ユーザは、機能を指定してから、移動先(部屋)を指定するという2度の操作を行わずとも、機能を1度指定する(例えば、F915)ことにより、移動先(例えば、リビング)も併せて指定することが可能である。
画面生成部23は、シナリオ作成部20が作成した、図6の(a)に示すシナリオに基づいて、作成されたシナリオの情報を提示し、ユーザに確認を促すための画面を作成し、携帯端末4に供給してもよい(図7の(a))(S8)。
次に、機能登録部21は、シナリオ作成部20によって選択された各機能(シナリオ)に合ったシールを、シール一覧テーブル41から1つ選択する。本実施形態では、機能種別が「家電操作」の機能が1つ選択される。そこで、機能登録部21は、シナリオに含まれる複数の機能のうち、代表の「家電操作」の機能に紐付けられるシールを1つ選択する。上記の例では、3つの機能のうち、「F002:エアコン暖房オン」が代表の家電操作機能である。そこで、機能登録部21は、図4のシール一覧テーブル41から、F002に対応するシールID「SE002」のシールを選択し、上記シナリオに紐付ける(S9)。図6の(b)は、機能登録部21によってシールが紐付けられたシナリオのデータ構造を示す。
画面生成部23は、機能登録部21が選択したシール、および、シナリオ作成部20が作成した「シナリオ名」を、推奨シールおよび推奨名として、ユーザに提示する画面を作成し、携帯端末4に供給してもよい(図7の(b))。ユーザは、デフォルトのシナリオ名またはシールが気に入らなければ、自身が希望するシナリオ名またはシールに変更することができる。シナリオ作成部20は、変更指示を受信した場合には(S10のYES)、その指示にしたがって、当該シナリオに紐付けるシナリオ名またはシールを変更する(S11)。シール作成ボタンがタップされると、図6の(b)のシナリオが作成される。
ここで、本発明のシナリオ作成部20は、図6の(a)または(b)の第1のシナリオが作成された段階で、作成されたシナリオの中に、相反の対機能を有する機能が含まれていないかどうかを判断する(S12)。図3の機能一覧テーブル40を参照して、シナリオ作成部20は、上述のシナリオの例において、「F002:エアコン暖房オン」には、対機能「F001:エアコンオフ」が関連付けられていると判断する。
この場合(S12のYES)、画面生成部23は、ユーザが希望するオン機能を登録するためには、オフ機能の登録も併せて必要であることを通知する画面を作成し、携帯端末4に供給してもよい(図7の(c))。OKボタンがタップされると、図6の(b)のシナリオと相反するシナリオが作成される。
以上のとおり、シナリオ作成部20は、対機能「F002」を選択して、上記第1のシナリオと相反する第2のシナリオを作成する(S13)。相反するシナリオを作成するルールとしては、特に、限定されないが、例えば、対機能があるF002だけを、F001に反転させて、残りは第1のシナリオと同様に組み合わせることが考えられる。このルールに則って、シナリオ作成部20が作成した、第2のシナリオの具体例を図6の(c)に示す。機能登録部21は、第1のシナリオと同様に、代表の機能「F001」に対応するシール(シールID「SE001」)を、第2のシナリオのシールとして紐付ける。
画面生成部23は、第1のシナリオの場合と同様に、第2のシナリオのシールを登録する過程を通知する画面を携帯端末4に供給してもよい(図7の(d)〜(f))(S14)。
機能登録部21は、以上のようにして完成させた第1のシナリオと、これと相反する第2のシナリオとを、家族伝言板サーバ2に送信する(S15)。送信された2つのシナリオは、家族伝言板サーバ2の記憶部13に記憶される登録シナリオデータベース(DB)50に格納される。こうして、機能の登録が完了する。登録シナリオDB50に、シナリオが格納されることによって、当該シナリオの機能をシールを使って呼び出せる状態となる。
(登録シナリオDB)
図8は、家族伝言板サーバ2の記憶部13に記憶される登録シナリオDB50の一具体例を示す図である。
エージェントサーバ1のシナリオ作成部20および機能登録部21によって生成されたシナリオが、図8に示すように順次登録される。シナリオが、この登録シナリオDB50に登録されると、ユーザは、携帯端末4を用いて、登録シナリオDB50からシールを読み出して、投稿コメントに添付することが可能となる。すなわち、シールを用いて簡単に、遠隔地より、家庭内機器に所定の機能を実行させることが可能となる。
上述したとおり、オン機能に関するシナリオ(例えば、シナリオID「SC001」、「SC003」)が作成されたときには、かならず、シナリオ作成部20が、相反するオフ機能のシナリオ(シナリオID「SC002」、「SC004」)も作成する。したがって、登録シナリオDB50において、オン機能のシナリオだけが単独で登録シナリオDB50に登録されることがない。したがって、オン機能の取り消し(オフ機能)は、オン機能を呼び出すときと同じようにシールを用いて簡易に実行できるため、遠隔操作を行うための便利かつ安心なユーザインターフェースを実現することが可能となる。
なお、図3によれば、オフ機能には、対機能が対応づけられていない。したがって、ユーザの指示によって、オフ機能のシナリオが作成された場合には、オフ機能のシナリオは、単独で、登録シナリオDB50に登録されてもよい(例えば、シナリオID「SC005」)。
〔エージェントサーバ1および家族伝言板サーバ2の機能構成(遠隔操作編)〕
家族伝言板システム100では、携帯端末4を持つユーザは、登録シナリオDB50に登録されているシールをコメントに添付して家族伝言板に投稿することにより、シールに紐付けられている機能の実行指示を、遠隔地から簡便に行える。
家族伝言板サーバ2の制御部12の投稿受付部30は、携帯端末4からのコメントの投稿を受け付けるものである。投稿受付部30が受け付けたコメントは、家族伝言板に追記され、同じコミュニティに属する各ユーザが、自身の携帯端末4から閲覧できるようになる。
投稿受付部30は、コメントにシールが添付されている場合には、当該コメントが家庭内機器操作指示として投稿されたものだと判断し、投稿されたシールをシナリオ伝達部31に供給する。
図9の(a)は、携帯端末4に表示される家族伝言板のアプリケーション画面のうち、コメント編集時の画面例を示す図であり、図9の(b)は、投稿コメント一覧の画面例を示す図である。
ユーザは、コメントを家族伝言板に登録するときには、コメントエリア80にて投稿するメッセージを任意で編集した後に、そのコメントにシールを添付することができる。ユーザは、例えば、以下のようにして簡易にシールを添付することができる。ユーザは、登録シナリオDB50に登録されているシールリスト83をボタン81をタップして呼び出した後、説明文より所望の機能を確認する。そして、図9の(a)に示すとおり、ユーザは、所望の機能のシールをドラッグして、コメントエリア80にドロップすればよい。ユーザが投稿ボタン82をタップすれば、シールを添付したコメントが携帯端末4から家族伝言板サーバ2の家族伝言板へと投稿される。投稿されたコメントは、家族伝言板サーバ2の図示しないコメント処理部によって処理されて家族伝言板に反映される。そして、図9の(b)のように表示されて、各ユーザが、コメントとシールとを併せて閲覧できるようになる。
図9の(c)は、シール付きコメントが投稿されたときに、携帯端末4から家族伝言板サーバ2宛に送信されるコメントの一具体例を示す図である。
コメントは、コミュニティIDと、投稿メッセージと、投稿者と、投稿日時と、シナリオIDとを含んでいる。コミュニティIDは、家族伝言板サーバ2が家族ごとに家族伝言板を管理するために、家族ごとに付与されている識別情報である。カラム「投稿メッセージ」には、コメントエリア80にてユーザが編集したテキスト文が格納される。カラム「投稿者」には、コミュニティ内でのユーザの識別情報が格納される。各ユーザが所有する携帯端末4の固有IDが格納されてもよい。カラム「シナリオID」には、シールリスト83からユーザが選択したシールに関連付けられているシナリオIDが格納される。図9に示す例では、図8に示す登録シナリオDB50のうち、「SC001」のシールが選択された。そこで、図9の(c)に示すとおり、携帯端末4は、カラム「シナリオID」に「SC001」を格納して、このコメントを家族伝言板サーバ2に送信する。
投稿受付部30は、図9の(c)のコメントを受け付けると、カラム「シナリオID」に格納されているシナリオID「SC001」を、シナリオ伝達部31に供給する。
シナリオ伝達部31は、投稿されたシールのシナリオIDに基づいてシナリオ内の各機能を順序どおりに特定し、特定した機能および順序をエージェントサーバ1の機能実行指示部22に伝達するものである。
例えば、シナリオID「SC001」のシールが投稿された場合には、シナリオ伝達部31は、登録シナリオDB50を参照して、SC001に関連付けられている3つの機能の機能IDおよび順序(例えば、NO.1 :F015_LIV、NO.2:F002_LIV、および、NO.3:F014)を特定し、これを機能実行指示部22に伝達する。
エージェントサーバ1の制御部10の機能実行指示部22は、投稿されたシールに紐付けられた各機能の実行を掃除ロボット5に対して指示するものである。具体的には、機能実行指示部22は、後述の各種データ(図10および図11)を参照して、投稿されたシールの各機能が、掃除ロボット5によって順序どおりに実行されるように、命令シーケンスを作成する。
(機能素材テーブルおよび機能レシピテーブル)
図10は、記憶部11に記憶されている機能素材テーブル43の一具体例を示す図である。
1つの機能は、掃除ロボット5が実行する最小単位の1動作が、1以上組み合わされることにより実現する。掃除ロボット5に実行させる1動作を記述したものが1つの命令文であり、命令シーケンスは、上記命令文の集合である。
図10の機能素材テーブル43には、機能素材、すなわち、掃除ロボット5に実行させる最小単位の動作が格納されている。この機能素材を1以上組み合わせることにより、1つの機能が構成される。例えば、素材ID「FM1」〜「FM3」が、適宜の順序および適宜の回数組み合わされて、充電台から所定の地点まで移動するという1つの移動機能が構成される。
エージェントサーバ1が、マップ情報42と機能素材テーブル43とに基づいて、移動機能を都度作成してもよい。しかし、エージェントサーバ1の処理負荷をなくし、機能構成を簡素化するためには、移動機能を目的地ごとに予め作成しておくことが好ましい。そこで、本実施形態では、機能の成り立ち、すなわち、どの機能素材をどの順序で組み合わせるかを示した機能レシピを目的地ごとに作成しておき、エージェントサーバ1が必要に応じて即時読み出せるようにしておく。
図11は、記憶部11に記憶されている機能レシピテーブル44の一具体例を示す図である。
図11に示すとおり、機能ごとに、機能レシピが格納される。図3の機能一覧テーブル40において同種の機能(例えば、「F015:エアコン付近に移動」)であっても、目的地であるエアコンが、どの家宅のどの部屋のエアコンであるのかによって、機能素材に組み合わせ方が異なる。そこで、機能レシピテーブル44では、家宅を特定するコミュニティID、部屋を特定する部屋ID、および、機能IDによって、機能が一意に特定される。「F014:写真撮影」のように、家宅および部屋によって区別されず統一された機能は、機能レシピテーブル44においても機能IDのみによって特定されてもよい。
例えば、図5のマップ情報42を参照して、S家のリビングのエアコンについて、「F015:エアコン付近に移動」の機能を作成するためには、図10の機能素材テーブル43のうち、FM1の機能素材を2回、FM2の機能素材を1回、FM1の機能素材を7回、FM3の機能素材を1回、FM1の機能素材を2回、組み合わせればよい。こうして、図11に示すとおり、「S家」、「LIV(リビング)」、および、「F015」に関連付けて、上述の組み合わせ方を示した機能レシピが格納される。
なお、機能素材テーブル43および機能レシピテーブル44は、エージェントサーバ1の記憶部11にて必ずしも保持されない。例えば、図示しない外部装置が、マップ情報42および機能素材テーブル43を保持し、機能レシピテーブル44を作成して管理する構成であってもよい。エージェントサーバ1は、外部装置にアクセスして、機能レシピテーブル44を必要に応じて参照できればよい。
機能レシピテーブル44を参照できさえすれば、機能実行指示部22は、簡単に、所望の機能の機能レシピを取得し、すみやかに命令シーケンスを作成することができる。
(命令シーケンス)
図12は、機能実行指示部22が処理する各種データの一具体例を示す図である。
ユーザがシールを投稿すると、家族伝言板サーバ2のシナリオ伝達部31は、当該シールによって特定される、図12の(a)のような機能IDおよび順序を、機能実行指示部22に伝達する。図示しないが、上記シールの投稿主が、コミュニティ「S家」のメンバであることも併せて、シナリオ伝達部31から機能実行指示部22へ伝達される。
機能実行指示部22は、図12の(a)に示す機能ID(正確には、機能IDと部屋ID)、および、別途伝達されたコミュニティIDに基づいて、図11の機能レシピテーブル44から、対応する機能レシピを抽出する。図12の(a)の情報に基づいて、機能実行指示部22が機能レシピを抽出して生成された中間データの一例を図12の(b)に示す。
最後に、機能実行指示部22は、上記中間データについて、順序どおりに機能レシピを命令文に展開して、連結し、命令シーケンスを作成する。機能実行指示部22が、図12の(b)に示す中間データを展開した作成した命令シーケンスの一例を、図12の(c)に示す。
機能実行指示部22が、以上のようにして作成した命令シーケンスをホームサーバ3を介して掃除ロボット5に送信する。掃除ロボット5は、命令シーケンスに含まれる各命令文を順序どおり逐次実行する。結果として、掃除ロボット5は、ユーザが指定したシールに紐付けられているシナリオ(エアコン付近に移動し、エアコンの暖房をオンにし、写真撮影を行う)どおりに、動作することができる。
以上とおり、本発明の家族伝言板システム100によれば、ユーザは、機能素材および機能が複雑に組み合わされたシナリオを1枚のシールを用いて簡単に呼び出して、掃除ロボット5に実行させることが可能である。
そして、本発明のエージェントサーバ(機能管理装置)1によれば、オン機能のシールだけが単独で利用されることがないように、オン機能のシールが登録された場合には、必ず、オフ機能のシールを登録する。したがって、オン機能はシールを使って投稿できるのに、それを取り消すオフ機能はシールを使って簡易に呼び出せない、といった不都合を回避することができる。
また、暖房器具などのオフ機能を、オン機能と対で常に利用できる状態にしておくことは、誤って暖房器具を稼働させてしまった場合に、すぐに、オフ機能を呼び出せるため、便利であることに加えて、各ユーザが、遠隔操作システムとしての家族伝言板システム100を安心して利用できるというメリットがある。
さらに、家族伝言板および図8の登録シナリオDB50は、家族(コミュニティ)単位で行われるので、同じ家族に属するユーザは、各ユーザが登録したシールを共有し、投稿に利用することができる。そして、図9に示すとおり、家族伝言板に投稿されたシールは、家族伝言板を介して、同コミュニティ内のメンバ全員が把握することができる。このような構成では、以下のメリットがある。例えば、誤って子供(太郎)が稼働させてしまった電気器具を、大人(お母さんまたはお父さん)がそれと相反するシールを使って容易に取り消すことができる。このように、対で登録されたオフ機能を家族で共有することにより、安全性が一層増す。
さらに、本発明の家族伝言板システム100によれば、掃除ロボット5が撮影した写真、取得された部屋の温度などの情報が、ホームサーバ3を介してエージェントサーバ1に伝達される。エージェントサーバ1は、家宅について得られた情報を、擬人化された掃除ロボット5のキャラクタからのコメントとして、家族伝言板に投稿することができる。各ユーザは、自分が指示した機能が掃除ロボット5によって確実に実行されたことを、投稿された写真、または、コメントによって確認することができる。例えば、暖房器具がオフになり、部屋の温度が下がったことを確認できる。このように、遠隔地からでも、家庭内機器の動作状況を確認することができるので、ユーザは、より一層安心して遠隔操作システムとしての家族伝言板システム100を利用することができる。
≪実施形態2≫
実施形態2では、エージェントサーバ1は、ユーザの要求に応じて、1つのシナリオに、機能種別が「家電操作」である機能を、複数個含めることができる。そして、エージェントサーバ1は、複数個の家電操作機能を含むシナリオと相反するシナリオを作成することができる。
図13の(a)は、シナリオ作成部20が複数個の家電操作機能を含むシナリオを作成したときに、携帯端末4に表示される確認画面の一例を示す図である。図示の例において、エージェントサーバ1のシナリオ作成部20は、ユーザの指示にしたがって、以下のシナリオを作成したとする。
まず、掃除ロボット5に充電台(図5参照)からリビングのエアコン付近に移動させる(移動機能:F015)。次に、掃除ロボット5にリビングのエアコンの暖房をオンにする制御信号を該エアコンに対して出させる(家電操作機能:F002)。次に、掃除ロボット5にその場(エアコン)の写真を撮影させる(動作:F014)。次に、掃除ロボット5に、リビングのイオン発生器をオンにする制御信号を該イオン発生器に対して出させる(家電操作機能:F012)。次に、掃除ロボット5に時計回りに90度回転させる(回転機能:F018)。最後に、その場(イオン発生器)の写真を撮影させる(動作:F014)。機能登録部21は、実施形態1と同様の方法で、以上の掃除ロボット5の機能を含む1つのシナリオに、1つのシールに割り当てて登録する。本実施形態では、家電操作機能が複数個あるので、機能登録部21は、シナリオ中最初に実行される家電操作機能を代表として、当該シナリオに紐付けられるシールを1つ選択してもよい。あるいは、最後に実行される家電操作機能のシールを1つ選択してもよい。あるいは、図4に示すシール一覧テーブル41において、家電操作機能(特にオン機能)が複数個含まれている場合のシールを予め登録しておき、機能登録部21は、オン機能が複数個シナリオに含まれている場合には、当該シールを1つ選択してもよい。
実施形態1と同様に、シナリオ作成部20は、先に作成した第1のシナリオにおいて、対機能を有する機能が含まれているか否かを判断し、対機能を持つ機能が含まれている場合には、第1のシナリオと相反する第2のシナリオを作成する。
上述の例では、図3を参照して、家電操作機能F002に対して、対機能F001が、家電操作機能F012に対して、対機能F011が対応付けられている。そこで、シナリオ作成部20は、家電操作機能F002およびF012に代えて、対機能F001およびF001を含む第2のシナリオを作成する。画面生成部23は、相反する第2のシナリオが作成されたこと、および、そのシナリオの内容をユーザに通知する画面を作成し、携帯端末4に供給してもよい(図13の(b))。
以上のとおり、家電操作機能が複数個含まれたシナリオが登録された場合でも、それと相反するシナリオが自動的に作成される。具体的には、ユーザの意思でオン機能を1以上含むシールが作成されると、それと相反するオフ機能を含んだシールが自動作成される。したがって、オン機能だけが実行可能という状態を回避することができる。
≪実施形態3≫
実施形態3では、シナリオ作成部20は、相反する第2のシナリオを作成する場合には、第1のシナリオに含まれていた複数個の機能のうち、機能種別に応じて省略できるものを、第2のシナリオから省いてもよい。
図13の(a)に示す第1のシナリオにおいて、対機能が対応付けられているのは、2番目および4番目の家電操作機能である。また、これらの家電操作機能を実行するためには、操作対象家電の付近へ移動するという移動機能は必須である。
以上のことから、シナリオ作成部20は、元の家電操作機能の対機能と、移動機能とを残し、その他の種別の機能(例えば、「動作」、「回転」)を省略して、第2のシナリオを作成してもよい。なお、本実施形態における機能種別「回転」の機能は、撮影など、掃除ロボット5の向きが関係する機能と組み合わせて利用するために予め用意されている独立した機能である。一方、機能種別「移動」の機能の中には、目的地にたどり着く(家電を制御する)ために移動機能の一部として掃除ロボット5が回転(方向転換)するサブ機能が含まれている。以下では、移動機能の一部として掃除ロボット5が回転することを「方向転換」と称し、上記の独立した機能「回転」と区別する。すなわち、撮影などの機能と併せて「回転」の機能が省略されることがあっても、省略されずに残された「移動」の機能に含まれる「方向転換」のサブ機能が省略されることはない。また、掃除ロボット5が指向性を有する赤外線などの通信手段を用いて家電を制御する場合には、家電を制御する(特にオフにする)ために方向転換する機能は省けない。よって、省略されない「移動」の機能は、方向転換のサブ機能のみで構成されることがあってもよい。
図13の(a)に示す第1のシナリオに対して、実施形態3に基づいて作成された、相反する第2のシナリオの具体例を図13の(c)に示す。
オン機能またはオフ機能に無関係な機能が省略された状態で、オフ機能を含んだシナリオおよびそのシールが自動作成される。したがって、オン機能だけが実行可能という状態を回避することができる。その上、シナリオにおいて、オフ機能に無関係な機能が省略されるため、より迅速に主目的のオフ機能が実行されるようなシナリオが作成される。したがって、オン機能の誤操作を迅速に取り消すオフ機能のシナリオをシールで呼び出すことが可能になるので、ユーザは、より一層安心して遠隔操作システムとしての家族伝言板システム100を利用することができる。
≪実施形態4≫
実施形態4では、シナリオ作成部20は、相反する第2のシナリオを作成する場合には、対機能がオフ機能に関するものであればこれらの機能を残し、対機能がオン機能に関係するものであればこれらの機能を積極的に省くことが好ましい。
例えば、図14の(a)に示す第1のシナリオが作成されたとする。ここで、2番目の家電操作機能(F001)には、図3に示すとおり、対機能が関連付けられていない。仮に対機能が関連付けられているとしても、F001はオフ機能であるので、対機能としてはオン機能が関連付けられることになる。一方、4番目の家電操作機能(F002)には、オフ機能であるF001が関連付けられている。
シナリオ作成部20は、2番目の家電操作機能(オフ機能F001)については、対機能が対応付けられていないので、相反するシナリオに対機能を含める必要がないと判断する。なお、上記オフ機能に対して対機能(オン機能)が対応付けられているとしても、シナリオ作成部20は、相反するシナリオにおいてオン機能を積極的に採用する必要はないと判断してこの対機能を省略する。さらに、シナリオ作成部20は、1番目の移動機能について、これは、2番目の家電操作機能のために必要であった移動機能であるので、2番目の家電操作機能を省略するならばこれも不要になると判断して、1番目の移動機能を併せて省略する。
すなわち、シナリオ作成部20は、元の第1のシナリオと相反する第2のシナリオを作成するときには、第1のシナリオの各機能を裏返す。すなわち、各機能を、当該機能に対機能がある場合にはその対機能に差し替える。その結果、対機能としてのオフ機能とそのために必要な移動機能とを残し、オン機能およびオン機能のための移動機能、ならびに、オン機能またはオフ機能に無関係な機能を省略する。
以上のとおり、実施形態4によれば、第1のシナリオを取り消す第2のシナリオとして、オフ機能のみを迅速に実行するシナリオが作成され(図14の(b))、そのシールが登録される。よって、オン機能だけが実行可能という状態を回避することができる。その上、無関係な機能に加えて、オン機能およびオン機能に関わる移動機能も省略されるため、より一層迅速かつ安全にオフ機能が実行される。
≪実施形態5≫
実施形態5では、エージェントサーバ1は、ユーザからの要求にしたがって、登録されたシール(シナリオ)を削除することができる。そして、エージェントサーバ1は、シナリオが削除された結果、削除されたシナリオと相反するシナリオのみが残りそのためにオン機能が単独で残ることがないように、以下の構成に基づいて機能管理を実現する。
実施形態5のエージェントサーバ1において、制御部10は、実施形態1〜4の構成と比較して、さらに、機能削除部24を備えている構成である。
機能削除部24は、登録シナリオDB50に登録されたシナリオを削除するものである。すなわち、機能削除部24は、利用可能な状態で登録シナリオDB50に格納されていたシールの登録を抹消して、当該シールに紐付けられていたシナリオ(1以上の機能)を呼び出せないようにする。
基本的に、機能削除部24は、ユーザからの要求に応じて、指定されたシールを登録シナリオDB50から削除する。例えば、ユーザは、携帯端末4を用いてエージェントサーバ1にアクセスし、不要になったシールを指定して削除を指示することが考えられる(図15の(a))。
例えば、エージェントサーバ1は、図8に示す登録シナリオDB50のうち、シナリオID「SC004」のシールについて削除する旨の要求を携帯端末4から受信したとする。
機能削除部24は、上記要求にしたがって、登録シナリオDB50から、シナリオID「SC004」のシナリオを削除する。
本実施形態では、機能削除部24は、指定されたシナリオを削除した後、あるいは、削除対象として上記シナリオを特定した後、削除対象である第1のシナリオについて、相反する第2のシナリオが存在するか否かを判断する。つまり、機能削除部24は、削除される機能を対機能として持つ他の機能が、登録シナリオDB50に登録されたままになっていないかを判断する。
上述の例では、シナリオID「SC004」には、オフ機能F005が含まれており、当該オフ機能は、図3の機能一覧テーブル40において、オン機能F006〜F010の対機能として関連付けられている。ここで、登録シナリオDB50からシナリオID:SC004のシナリオが削除されると、登録シナリオDB50に含まれているオン機能F006〜F010の対機能が、オフ機能F005が無い状態で単独で残される虞がある。
そこで、機能削除部24は、削除予定のオフ機能F005と相反するオン機能F006〜F010のいずれかが含まれたシナリオを併せて削除する。図8に示す例では、機能削除部24は、シナリオID「SC004」のシナリオを削除するときには、これと相反するシナリオID「SC003」のシナリオも併せて登録シナリオDB50から削除する。
上記構成によれば、オフ機能のシールが削除される場合には、そのオフ機能によって取り消されるオン機能のシールも併せて削除される。よって、オン機能だけが単独で実行可能な状態となることを回避することができる。
なお、画面生成部23は、機能削除部24によって特定された削除対象のシナリオに紐付けられたシールの一覧をユーザに提示して、併せて削除することを確認させる画面を作成し、携帯端末4に供給してもよい(図15の(b)および(c))。
≪実施形態6≫
上述の各実施形態では、掃除ロボット5に所定の家電操作を行わせるために、ユーザは、機能一覧テーブル40から、移動経路と家電操作機能とを正しい組み合わせで選択しなければならなかった。機能一覧テーブル40を単に提示するのみでは、正しい組み合わせが分かりにくいために、ユーザがシナリオを適切に編集できない、あるいは、編集をするのに煩雑な操作を強いられて負担に感じるという問題がある。
上記問題を解決するために、実施形態6では、エージェントサーバ1は、ユーザがより簡易にシールを登録するための便利なユーザインターフェースを提供する。
本実施形態のエージェントサーバ1は、図5に示すマップ情報42に基づいて、掃除ロボット5が操作対象家電を操作できる地点(図5の星印)と、その地点にいる場合に掃除ロボット5が操作できる操作対象家電とを対応付けて把握している。
エージェントサーバ1が、携帯端末4から、機能を登録する旨の要求を受け付けると、まず、画面生成部23は、掃除ロボット5の移動ルート(目的地)をユーザに指定させるための画面を携帯端末4に供給する(図16の(a))。図16の(a)において、移動ルートの選択肢は、マップ情報42において、家電を操作できる場所として定義されている地点(P1〜P5)の分だけ用意されればよい。
地点(P1〜P5)のいずれかが指定されると、次に、画面生成部23は、掃除ロボット5が指定された地点にあるときに操作できる操作対象家電をユーザに指定させるための画面を携帯端末4に供給する(図16の(b))。例えば、地点P1(リビングのエアコン付近)が指定された場合、地点P1には、リビングのエアコンとリビングのイオン発生器とが対応付けられている。よって、画面生成部23は、これらを選択肢として含む画面を携帯端末4に供給する。
操作対象家電が指定されると、画面生成部23は、当該操作対象家電に対して行える機能を選択肢として含む画面を携帯端末4に供給する(図16の(c))。これにより、実際に操作対象家電に実行させたい機能をユーザに指定させることができる。ここで、画面生成部23は、3種類のオン機能に対して1種類のオフ機能が対機能として対応付けられていることが、ユーザにとって視覚的に分かり易い画面を提供すること好ましい。
以上のように、移動ルート(充電台から目的地まで)、操作対象家電、および、機能が指定されることにより、シナリオ作成部20は、機能一覧テーブル40から、必要な機能(具体的には、移動機能および家電操作機能)を読み出し、正しい組み合わせでシナリオを作成することができる。作成されたシナリオの確認画面が画面生成部23から携帯端末4に供給されてもよい(図16の(d))。一方、ユーザは、次々に表示される画面の中から呼び出したい機能に関連する選択肢を選ぶだけでよく、正しい組み合わせを意識せずとも簡易にシナリオを編集することができる。
図16の(d)のようにシナリオが作成されて以降は、上述の各実施形態と同様に、シナリオ名およびシールが指定されて(図7の(b))、機能登録部21によって完成したシナリオが登録シナリオDB50に登録される。
なお、本実施形態においても、シナリオ作成部20は、オン機能を含むシナリオが登録されるときには、それと相反するオフ機能を含む第2のシナリオを作成し、機能登録部21が、2つのシナリオを併せて登録する。これにより、オン機能だけが実行可能であるという状態を回避することができる。
≪実施形態7≫
上述の実施形態1〜6の構成によれば、登録シナリオDB50において、オン機能に加えて、それを取り消すためのオフ機能が常に登録されている状態であり、両方ともシールを用いて呼び出すことができる。
しかしながら、何らかのエラーによって登録シナリオDB50の中に、オン機能が単独で残ってしまう場合が想定される。このような場合でも、オン機能を実行したもののオフ機能が呼び出せないといった状況は回避すべきである。あるいは、実施形態1〜6の構成がなくともオン機能が単独で実行可能であるという状態を回避したい。
そこで、実施形態7では、オン機能のシールが投稿された場合に、そのオフ機能のシールが利用可能な状態でなければ、投稿されたオン機能を無効にする家族伝言板システム100を実現する。
本実施形態では、機能の無効化は、機能実行指示部22によって実現される。家族伝言板にシール付きコメントが投稿されると、シナリオ伝達部31から、当該シールに紐付けられているシナリオが機能実行指示部22に伝達される。機能実行指示部22は、図示しない通信部を介して登録シナリオDB50にアクセスし、伝達された第1のシナリオと相反する第2のシナリオが登録されているか否かを確認する。つまり、機能実行指示部22は、第1のシナリオに含まれているオン機能を取り消すためのオフ機能を含む第2のシナリオを検索する。ここで、機能実行指示部22は、第2のシナリオが登録シナリオDB50に登録されていることを確認した場合には、実施形態1と同様に命令シーケンスを作成してホームサーバ3に対して機能を実行するように指示する。一方、第2のシナリオを登録シナリオDB50から検出できなかった場合には、機能実行指示部22は、命令シーケンスの作成を中止し、第1のシナリオを実行しない旨を家族伝言板サーバ2に対して返信する。
上記構成によれば、オン機能のシールが投稿された場合であっても、それを取り消すためのオフ機能が利用できる状態にない場合には、機能実行指示部22は、掃除ロボット5に上記オン機能を実行させないようにすることができる。したがって、オン機能を実行したもののオフ機能が呼び出せないといった状況を回避することができる。これにより、各ユーザが、遠隔操作システムとしての家族伝言板システム100を安心して利用できるというメリットがある。
なお、オン機能が登録されているにもかかわらず、オフ機能が登録されていないということが判明した場合、エージェントサーバ1の図示しないコメント投稿部は、掃除ロボット5のキャラクタとして、オフ機能のシールの登録を促すコメント(「エアコンをオンさせたいなら、オフシールも準備しておいてね!」など)を、家族伝言板サーバ2の家族伝言板に投稿してもよい。これにより、オン機能だけが実行可能であるという状態を改善することができる。
≪実施形態8≫
実施形態8では、機能の無効化は、家族伝言板サーバ2のシナリオ伝達部31によって実現されてもよい。この場合、家族伝言板にシール付きコメントが投稿されると、シナリオ伝達部31は、登録シナリオDB50を参照し、投稿されたシールに紐付けられている第1のシナリオと相反する第2のシナリオが登録されているか否かを確認する。ここで、第2のシナリオが登録シナリオDB50に登録されていることを確認した場合には、シナリオ伝達部31は、実施形態1と同様に、指定された第1のシナリオをエージェントサーバ1の機能実行指示部22に伝達する。一方、第2のシナリオを登録シナリオDB50から検出できなかった場合には、シナリオ伝達部31は、第1のシナリオを機能実行指示部22に伝達することを中止する。シナリオ伝達部31は、シナリオの伝達を中止する代わりに、エージェントサーバ1の図示しないコメント投稿部に対して、投稿されたシールと相反するシールが登録されていない旨を通知してもよい。このようにすれば、コメント投稿部は、実施形態7と同様に、オフ機能のシールの登録を促すコメントを、家族伝言板サーバ2の家族伝言板に投稿できる。
≪実施形態9≫
上述の各実施形態では、エージェントサーバ1は、1つのシールに複数個の機能を紐付ける構成であり、ユーザはシールを利用して一連の機能を簡易に呼び出すことができた。実施形態9では、エージェントサーバ1は、1つのシールに1つの家電操作機能が紐付けられている機能一覧テーブル40を保持する構成であり、1つのシールが選択されると、それに紐付けられている1つの家電操作機能とそのために必要な移動機能とを特定してホームサーバ3に対して指示する構成である。
したがって、上記構成では、シールとそれに紐付ける機能とをユーザに選ばせてシールを登録するという一連の処理は不要となる。また、家族伝言板サーバ2が登録シナリオDB50を保持している必要もない。
そこで、実施形態9では、エージェントサーバ1の画面生成部23は、オン機能のシールとオフ機能のシールとをセットにして、両者が選択可能な状態でシールを提示するための画面を、家族伝言板サーバ2に供給する。家族伝言板サーバ2が供給された画面を携帯端末4に表示させることにより、ユーザは双方のシールを利用することができる。
本実施形態では、画面生成部23は、図9に示すコメント投稿画面において、シールリスト83の代わりに、シールパレットを作成する。
図17の(a)および(b)は、コメント投稿画面において、携帯端末4に表示されるシールパレット83’の一具体例を示す図である。エージェントサーバ1は、ユーザの携帯端末4から、操作対象家電を指定する情報とともにその家電に関するシールを呼び出す要求を受け付ける。例えば、リビングのエアコンが指定された場合、画面生成部23は、機能一覧テーブル40からエアコンに関する機能と、当該機能に紐付けられたシールとを読み出して、シールパレット83’を作成する。画面生成部23は、オン機能のシールとともに、これらのオン機能を取り消すためのオフ機能のシールを併せてシールパレット83’に含める(例えば、図17の(a))。さらに、図17の(b)に示すとおり、各機能は、どの機能がどの機能の対機能であるのかが分かるように提示されることが好ましい。
ユーザは、図17の(a)および(b)に示すとおり、携帯端末4に表示されたシールパレット83’を操作することにより、オン機能のシールだけでなく、オフ機能のシールを投稿することができる。つまり、オン機能だけなく、オフ機能も簡易に呼び出すことが可能である。これにより、オン機能だけが実行可能であるという状態を回避することができる。
シールパレットの他の例としては、例えば、キッチンのテレビが指定された場合、画面生成部23は、機能一覧テーブル40からテレビに関する機能と、当該機能に紐付けられたシールとを読み出してこれらのシールを表示するためのシールパレットを作成する。具体的には、画面生成部23は、「テレビの音量を上げる機能(第1の機能)」のシールと、その対機能である「テレビの音量を下げる機能(第2の機能)」のシールとをシールパレットに配置して、ユーザがどちらも選択できるように携帯端末4に表示させる。
≪実施形態10:ソフトウェアによる実現例≫
エージェントサーバ1の制御ブロック(特にシナリオ作成部20、機能登録部21、機能実行指示部22、画面生成部23および機能削除部24)、ならびに、家族伝言板サーバ2の制御ブロック(特に、投稿受付部30およびシナリオ伝達部31)は、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、CPU(Central Processing Unit)を用いてソフトウェアによって実現してもよい。
後者の場合、エージェントサーバ1および家族伝言板サーバ2の各々は、各機能を実現するソフトウェアであるプログラムの命令を実行するCPU、上記プログラムおよび各種データがコンピュータ(またはCPU)で読み取り可能に記録されたROM(Read Only Memory)または記憶装置(これらを「記録媒体」と称する)、上記プログラムを展開するRAM(Random Access Memory)などを備えている。そして、コンピュータ(またはCPU)が上記プログラムを上記記録媒体から読み取って実行することにより、本発明の目的が達成される。上記記録媒体としては、「一時的でない有形の媒体」、例えば、テープ、ディスク、カード、半導体メモリ、プログラマブルな論理回路などを用いることができる。また、上記プログラムは、該プログラムを伝送可能な任意の伝送媒体(通信ネットワークや放送波等)を介して上記コンピュータに供給されてもよい。なお、本発明は、上記プログラムが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。
なお、上述の各実施形態では、1以上の各種オン機能に、1のオフ機能を対機能として関連付けて管理し、オン機能が単独で利用されないようにする構成について説明したが、これに限定されない。例えば、生命維持装置などのように安全面からオフ機能よりもオン機能が優先される状況では、反対に、オフ機能が単独で利用されないように、対機能の関連付けを設定した機能一覧テーブル40を保持してもよい。また、第1の機能および第2の機能は、オン機能、オフ機能に限定されない。第1の機能が単独で利用可能に管理されるよりも、第1の機能および第2の機能がそろって利用可能に管理されることが好ましい状況では、本発明は好適に利用される。
〔まとめ〕
本発明の態様1に係る機能管理装置は、上記課題を解決するために、端末装置によって指定された機能を被制御機器に実行させる遠隔制御システムにおいて上記機能を管理する機能管理装置であって、上記遠隔制御システムには、上記機能を、当該機能と相反する対機能と関連付けて記憶する機能記憶部が含まれており、上記端末装置によってあらかじめ選択された機能を、上記端末装置が指定可能な状態に処理すべき第1の機能として特定するとともに、当該第1の機能に関連付けられている対機能を、指定可能な状態に処理すべき第2の機能として特定する機能特定手段と、上記機能特定手段によって特定された上記第1および第2の機能を、上記端末装置が指定可能な状態に処理する機能有効化手段とを備えている。
上記構成によれば、機能特定手段は、端末装置から第1の機能だけ選択された場合に、第1の機能だけでなく、該第1の機能と相反する第2の機能も併せて、処理対象として特定することができる。そのため、機能有効化手段は、端末装置が選択した第1の機能を指定可能な状態に処理するとともに、相反する第2の機能も併せて、指定可能な状態に処理することができる。
これにより、第1の機能の一方だけが選択された場合であっても、その第1の機能と、相反する第2の機能とがセットで、指定可能な状態に処理される。したがって、端末装置は、第1の機能だけでなく、第2の機能も指定して、被制御機器に実行させることが可能となる。こうして、端末装置のユーザは、第1の機能を選択するだけで、第1の機能と同じく、相反する第2の機能を利用することができるようになるため、利便性が向上するという効果を奏する。
本発明の態様2に係る機能管理装置では、上記態様1において、上記遠隔制御システムには、上記被制御機器に実行させる機能を示す情報を、上記端末装置が読み出して指定することが可能な状態で記憶する機能情報記憶部が含まれており、上記機能有効化手段は、上記機能特定手段によって特定された機能を示す情報を、上記機能情報記憶部に登録することにより、当該機能を指定可能な状態に処理する機能登録手段であってもよい。
上記構成によれば、上記端末装置が、上記機能情報記憶部に記憶されている情報を指定することによって、被制御機器に実行させたい機能を指定することができる。上記機能登録手段は、上記端末装置のユーザによって選択された第1の機能を示す情報だけでなく、相反する第2の機能を示す情報も併せて上記機能情報記憶部に登録する。
これにより、相反する第2の機能が指定できずに、第1の機能だけが単独で指定できる状態を回避することができるので、第1の機能の実行を指示したものの、それを取り消したいという場合に、第2の機能が指定できないといった不都合を回避することができる。
本発明の様態3に係る機能管理装置では、上記様態2において、上記機能を示す情報は、1以上の機能が紐付けられた画像であり、上記機能登録手段は、上記機能特定手段によって特定された機能に、所定の画像を紐付けて上記機能情報記憶部に登録することにより、当該機能を指定可能な状態に処理してもよい。
上記構成によれば、ユーザは、端末装置を用いて、機能を連想させる画像を選んで簡単に、被制御機器に実行させたい機能を指定することができる。これにより、機能を指定する際のユーザの利便性が向上する。
本発明の様態4に係る機能管理装置では、上記様態3において、上記機能特定手段は、上記端末装置によってあらかじめ選択された複数の機能を第1の機能群として特定するとともに、第1の機能群の各機能の対機能を第2の機能群として特定し、上記機能登録手段は、上記機能特定手段によって特定された第1および第2の機能群のそれぞれに対して、所定の1画像を紐付けて上記機能情報記憶部に登録してもよい。
上記構成によれば、機能が複数になっても、第1の機能群と、それと相反する第2の機能群とは、併せて、上記機能情報記憶部に登録される。また、1つの画像に複数の機能が紐付けられており、ユーザは、1つの画像を選択するだけで、それに紐付く複数の機能を1度にまとめて指定することができる。これにより、機能を指定する際のユーザの利便性がさらに向上する。
本発明の様態5に係る機能管理装置では、上記様態4において、上記第1の機能群には、対機能が関連付けられていない独立した第3の機能が含まれており、上記機能特定手段は、上記第3の機能を上記第2の機能群から省いてもよい。
上記構成によれば、ユーザによって選択された第1の機能群が、画像に紐付けられて登録されるとともに、相反する第2の機能群も同様に登録される。その際、第2の機能群は、第1の機能群に含まれる機能と同数の機能を含むのではなく、第1の機能群に含まれる機能が対機能を有する場合に、その対機能のみを含むように特定される。つまり、相反関係にない第3の機能が省かれて、相反する機能群として有意義な第2の機能群が登録される。これにより、ユーザは、第1の機能群をより迅速に取り消す第2の機能群を指定することができるようになる。
本発明の様態6に係る機能管理装置では、上記様態2〜5において、上記端末装置からの要求に応じて、当該要求において指定された機能を示す情報を上記機能情報記憶部から削除する機能削除手段を備え、上記機能削除手段は、削除対象として指定された第2の機能が対機能として関連付けられている第1の機能の情報が上記機能情報記憶部に登録されている場合に、当該第1の機能の情報を、上記第2の機能の情報とともに削除することが好ましい。
上記構成によれば、上記機能情報記憶部に登録されている第2の機能の情報が削除されるときには、この第2の機能を対機能として有していた第1の機能の情報も併せて削除される。これにより、第1の機能だけが単独で上記機能情報記憶部に残ることを回避できる。したがって、第1の機能の実行を指示したものの、それを取り消したいという場合に、第2の機能が指定できないといった不都合を回避することができる。
本発明の様態7に係る機能管理装置では、上記様態6において、上記機能記憶部において、複数種類の第1の機能に対して、1種類の第2の機能が対機能として関連付けられており、上記機能削除手段は、削除対象として指定された上記第2の機能に対応するすべての第1の機能の情報を、該第2の機能の情報とともに削除する一方、上記複数種類の第1の機能のいずれか1つが削除対象として指定された場合であって、その他の第1の機能の情報が上記機能情報記憶部に登録されている場合には、対応する上記第2の機能の情報を削除しないことが好ましい。
上記構成によれば、上記機能記憶部において、第1の機能の複数に対して、1つの対機能(第2の機能)が関連付けられている。上記機能削除手段は、第2の機能の情報を上記機能情報記憶部から削除する指示を受けた場合には、第2の機能を対機能としているすべての第1の機能の情報も併せて削除する。一方、第1の機能のいずれか1つを削除する指示を受けた場合には、上記機能削除手段は、対応する第2の機能を削除することはしない。対応する第2の機能を削除してしまうと、その他の第1の機能が単独で上記機能情報記憶部に残ってしまうからである。以上のとおり、第1の機能だけが単独で上記機能情報記憶部に残ることを回避できるので、第1の機能を取り消したい場合に、第2の機能が指定できないといった不都合を回避することができる。
本発明の様態8に係る機能管理装置では、上記様態1〜7において、上記被制御機器に実行させる機能が上記端末装置によって指定されたことに応じて、当該機能を上記被制御機器が実行可能な1以上の命令文からなる命令シーケンスに変換して、該被制御機器に送信する機能実行指示手段を備え、上記機能実行指示手段は、上記端末装置によって指定された第1の機能に、第2の機能が対機能として対応付けられており、かつ、上記第2の機能が、上記機能有効化手段によって指定可能な状態に処理されていない場合には、上記指定された第1の機能に係る変換または送信を中止することが好ましい。
上記構成によれば、第2の機能が指定できない状態にあっては、第1の機能が指定されたとしても、上記機能実行指示手段は、被制御機器に第1の機能を実行させないようにする。具体的には、第1の機能の命令シーケンスを作成したり、それを被制御機器に送信したりすることを中止する。こうして、第1の機能がユーザに指定されたとしても、第2の機能が指定できない状態であるかぎり、被制御機器が第1の機能を実行しない構成が実現できる。したがって、第1の機能の実行を指示したものの、それを取り消したいという場合に、第2の機能が指定できないといった不都合を回避することができる。
本発明の様態9に係る機能管理装置では、上記様態1〜8において、上記機能有効化手段は、上記端末装置からの要求に応じて、上記機能特定手段によって特定された上記第1の機能を選択肢として含むとともに、上記第2の機能を選択肢として含む画面を生成する画面生成手段であってもよく、上記画面生成手段によって生成された上記画面が上記端末装置に表示されることにより、上記第1の機能および上記第2の機能がともに指定可能な状態になる。
これにより、第1の機能の一方だけが選択された場合であっても、その第1の機能と、相反する第2の機能とがセットで、指定可能な状態に処理される。すなわち、第1の機能の選択肢および第2の機能の選択がともに選択可能な状態で、端末装置の表示部に表示される。したがって、端末装置のユーザは、第1の機能だけでなく、第2の機能も指定して、被制御機器に実行させることが可能となる。こうして、端末装置のユーザは、第1の機能を選択するだけで、第1の機能と同じく、相反する第2の機能を利用することができるようになるため、利便性が向上するという効果を奏する。
本発明の様態10に係る機能管理装置では、上記様態1〜9において、上記第1の機能は、被制御機器を稼働させるオン機能であってもよく、上記第2の機能は、該被制御機器の稼働を取り消すオフ機能であってもよい。
上記構成によれば、オフ機能を、オン機能と対で常に指定できる状態にしておくことができる。つまり、オン機能だけが単独で利用できるという不都合な状態を回避することができる。より具体的には、誤って被制御機器を稼働させてしまった場合に、すぐに、その稼働を取り消すオフ機能を呼び出せる。そのため、便利であることに加えて、各ユーザが、遠隔操作システムを安心して利用できるというメリットがある。
本発明の様態11に係る遠隔制御システムは、上記課題を解決するために、上記様態2〜7における機能管理装置と、1以上の上記端末装置が利用可能な電子伝言板を管理する伝言板サーバとを含み、上記伝言板サーバは、上記端末装置が上記機能情報記憶部から読み出した情報を含むコメントを上記電子伝言板に投稿すると、投稿された上記情報に紐付けられた機能を上記機能管理装置に通知し、上記機能管理装置は、通知された機能を実行するように上記被制御機器に命令する。
これにより、電子伝言板のサービスを利用して簡易な操作で機能を呼び出すことができるので、ユーザは簡単に遠隔地にある被制御機器を遠隔操作することが可能となる。
本発明の様態12に係る機能管理装置の制御方法は、上記課題を解決するために、端末装置によって指定された機能を被制御機器に実行させる遠隔制御システムにおいて上記機能を管理する機能管理装置の制御方法であって、上記遠隔制御システムには、上記機能を、当該機能と相反する対機能と関連付けて記憶する機能記憶部が含まれており、上記端末装置によってあらかじめ選択された機能を、上記端末装置が指定可能な状態に処理すべき第1の機能として特定するとともに、当該第1の機能に関連付けられている対機能を、指定可能な状態に処理すべき第2の機能として特定する機能特定ステップと、上記機能特定ステップにて特定された上記第1および第2の機能を、上記端末装置が指定可能な状態に処理する機能有効化ステップとを含む。
なお、上記機能管理装置は、コンピュータによって実現してもよく、この場合には、コンピュータを上記各手段として動作させることにより上記機能管理装置をコンピュータにて実現させる機能管理装置の制御プログラム、およびそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も、本発明の範疇に入る。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
本発明は、被制御機器に実行させる機能を管理する機能管理装置であって、当該機能を、ユーザが利用できる状態(被制御機器に実行させる機能を、端末装置などを操作して呼び出すことができる状態)に処理する機能管理装置に利用することができる。本発明の機能管理装置は、遠隔地にある被制御機器に、端末装置から指定した機能を実行させる遠隔制御システムにおいて、特に好適に利用することができる。
1 エージェントサーバ(機能管理装置)
2 家族伝言板サーバ
3 ホームサーバ
4a〜c 携帯端末(端末装置)
5 掃除ロボット
6 空調装置
7 照明装置
8 イオン発生器
10 制御部
11 記憶部(機能記憶部)
12 制御部
13 記憶部(機能情報記憶部)
20 シナリオ作成部(機能特定手段)
21 機能登録部(機能有効化手段/機能登録手段)
22 機能実行指示部(機能実行指示手段)
23 画面生成部(機能有効化手段/画面生成手段)
24 機能削除部(機能削除手段)
30 投稿受付部
31 シナリオ伝達部
40 機能一覧テーブル(機能記憶部)
41 シール一覧テーブル
42 マップ情報
43 機能素材テーブル
44 機能レシピテーブル
50 登録シナリオDB(機能情報記憶部)
100 家族伝言板システム(遠隔制御システム)

Claims (14)

  1. 端末装置によって指定された機能を被制御機器に実行させる遠隔制御システムにおいて上記機能を管理する機能管理装置であって、上記遠隔制御システムには、上記機能を、当該機能と相反する対機能と関連付けて記憶する機能記憶部が含まれており、
    上記端末装置によってあらかじめ選択された機能を、上記端末装置が指定可能な状態に処理すべき第1の機能として特定するとともに、当該第1の機能に関連付けられている対機能を、指定可能な状態に処理すべき第2の機能として特定する機能特定手段と、
    上記機能特定手段によって特定された上記第1および第2の機能を、上記端末装置が指定可能な状態に処理する機能有効化手段とを備えていることを特徴とする機能管理装置。
  2. 上記遠隔制御システムには、上記被制御機器に実行させる機能を示す情報を、上記端末装置が読み出して指定することが可能な状態で記憶する機能情報記憶部が含まれており、
    上記機能有効化手段は、上記機能特定手段によって特定された機能を示す情報を、上記機能情報記憶部に登録することにより、当該機能を指定可能な状態に処理する機能登録手段であることを特徴とする請求項1に記載の機能管理装置。
  3. 上記機能を示す情報は、1以上の機能が紐付けられた画像であり、
    上記機能登録手段は、上記機能特定手段によって特定された機能に、所定の画像を紐付けて上記機能情報記憶部に登録することにより、当該機能を指定可能な状態に処理することを特徴とする請求項2に記載の機能管理装置。
  4. 上記機能特定手段は、上記端末装置によってあらかじめ選択された複数の機能を第1の機能群として特定するとともに、第1の機能群の各機能の対機能を第2の機能群として特定し、
    上記機能登録手段は、上記機能特定手段によって特定された第1および第2の機能群のそれぞれに対して、所定の1画像を紐付けて上記機能情報記憶部に登録することを特徴とする請求項3に記載の機能管理装置。
  5. 上記第1の機能群には、対機能が関連付けられていない独立した第3の機能が含まれており、
    上記機能特定手段は、上記第3の機能を上記第2の機能群から省くことを特徴とする請求項4に記載の機能管理装置。
  6. 上記端末装置からの要求に応じて、当該要求において指定された機能を示す情報を上記機能情報記憶部から削除する機能削除手段を備え、
    上記機能削除手段は、削除対象として指定された第2の機能が対機能として関連付けられている第1の機能の情報が上記機能情報記憶部に登録されている場合に、当該第1の機能の情報を、上記第2の機能の情報とともに削除することを特徴とする請求項2から5までのいずれか1項に記載の機能管理装置。
  7. 上記機能記憶部において、複数種類の第1の機能に対して、1種類の第2の機能が対機能として関連付けられており、
    上記機能削除手段は、削除対象として指定された上記第2の機能に対応するすべての第1の機能の情報を、該第2の機能の情報とともに削除する一方、上記複数種類の第1の機能のいずれか1つが削除対象として指定された場合であって、その他の第1の機能の情報が上記機能情報記憶部に登録されている場合には、対応する上記第2の機能の情報を削除しないことを特徴とする請求項6に記載の機能管理装置。
  8. 上記被制御機器に実行させる機能が上記端末装置によって指定されたことに応じて、当該機能を上記被制御機器が実行可能な1以上の命令文からなる命令シーケンスに変換して、該被制御機器に送信する機能実行指示手段を備え、
    上記機能実行指示手段は、上記端末装置によって指定された第1の機能に、第2の機能が対機能として対応付けられており、かつ、上記第2の機能が、上記機能有効化手段によって指定可能な状態に処理されていない場合には、上記指定された第1の機能に係る変換または送信を中止することを特徴とすることを特徴とする請求項1から7までのいずれか1項に記載の機能管理装置。
  9. 上記機能有効化手段は、上記端末装置からの要求に応じて、上記機能特定手段によって特定された上記第1の機能を選択肢として含むとともに、上記第2の機能を選択肢として含む画面を生成する画面生成手段であり、
    上記画面生成手段によって生成された上記画面が上記端末装置に表示されることにより、上記第1の機能および上記第2の機能がともに指定可能な状態になることを特徴とする請求項1から8までのいずれか1項に記載の機能管理装置。
  10. 上記第1の機能は、被制御機器を稼働させるオン機能であり、上記第2の機能は、該被制御機器の稼働を取り消すオフ機能であることを特徴とする請求項1から9までのいずれか1項に記載の機能管理装置。
  11. 請求項2から7までのいずれか1項に記載の機能管理装置と、
    1以上の上記端末装置が利用可能な電子伝言板を管理する伝言板サーバとを含み、
    上記伝言板サーバは、上記端末装置が上記機能情報記憶部から読み出した情報を含むコメントを上記電子伝言板に投稿すると、投稿された上記情報に紐付けられた機能を上記機能管理装置に通知し、
    上記機能管理装置は、通知された機能を実行するように上記被制御機器に命令することを特徴とする遠隔制御システム。
  12. 端末装置によって指定された機能を被制御機器に実行させる遠隔制御システムにおいて上記機能を管理する機能管理装置の制御方法であって、上記遠隔制御システムには、上記機能を、当該機能と相反する対機能と関連付けて記憶する機能記憶部が含まれており、
    上記端末装置によってあらかじめ選択された機能を、上記端末装置が指定可能な状態に処理すべき第1の機能として特定するとともに、当該第1の機能に関連付けられている対機能を、指定可能な状態に処理すべき第2の機能として特定する機能特定ステップと、
    上記機能特定ステップにて特定された上記第1および第2の機能を、上記端末装置が指定可能な状態に処理する機能有効化ステップとを含むことを特徴とする、機能管理装置の制御方法。
  13. 請求項1から10までのいずれか1項に記載の機能管理装置としてコンピュータを機能させるための制御プログラムであって、コンピュータを上記各手段として機能させるための制御プログラム。
  14. 請求項13に記載の制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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