JP2014175689A - 情報機器、表示方法、及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】比較的小さな表示領域で、簡易な操作で文字を入力可能とする。
【解決手段】情報機器10は、入力を検出する入力検出部12と、該入力検出部12によって文字の入力が検出されると、該文字から始まる変換候補を推測する変換候補推測部13と、入力された文字を中心に、推測変換候補の単語又は文節を扇状に表示装置11に表示し、推測変換候補の単語又は文節が選択されると、選択された単語又は文節の周りに、続く推測変換候補の単語又は文節を扇状に表示装置11に表示する制御部14とを備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、情報機器、表示方法、及びプログラムに関する。
タッチパネルの利用範囲が拡大するに従い、タッチパネルを用いて文章入力を行う機会が増えてきている。しかし、タッチパネルでは、クリック感がないためのレスポンスの減少、ある文字を確定させるための入力範囲のあいまいさによる文字の打ちにくさ、指先の肌の特性による個人差など、複数の要因が絡み合って、文字を入力しやすいとは、決して言えない状況である。
ところで、推測変換候補を用いて文章を入力するには、文字を入力する機構と、推測候補変換を表示する表示部分、入力した文章を表示する部分などが必要となる。関連の携帯電話では、10キーを搭載していることが多かった。そのため、文章を入力する際には、10キーを用いて文字を入力していた。これに対して、スマートフォンなどでは、物理的に10キーがないことが多く、文字を入力する場合には、その文字自体を表示しなければならない。
すなわち、スマートフォンやタブレットなどのタッチパネルを搭載したデバイスにおいては、図8に示すように、文章を入力するために、表示部1の画面上に、入力した文章を表示するエリア2、推測変換候補を表示するエリア3、文字自体を表示するエリア4を確保する必要がある。このように、関連の携帯電話と比べると、文字自体を表示するエリア4を表示しなければならないため、他の部分の表示が小さくなってしまう。そのため、タッチパネルを搭載したデバイスにおいては、文章を入力しやすい方式が求められている。
例えば、特許文献1には、文字入力画面に、所望の文字を指定、入力するための文字選択領域と、該文字選択領域で指定された文字又は文字列、あるいは前回選択された内容から、ユーザが入力しようとしていると予測される仮名、漢字、文節、記号などの入力候補を表示、選択させるための単語・文節選択領域と、カーソル位置に、単語・文節選択領域において選択、確定された入力候補が表示される文章入力領域とを表示する技術が提案されている。
また、特許文献2には、ソフトウェアキーボードを表示し、アルファベットが選択されると、該アルファベットから始まる複数の文字候補を円形に表示し、該複数の文字候補から所望する文字候補を指定すると、該文字候補から始まる推測変換される複数の変換候補を円形に表示し、該複数の変換候補から所望する単語を選択する技術が提案されている。
特開2009−251808号公報 特開2012−032872号公報
しかしながら、上記特許文献1の技術では、表示部の画面上に、文字選択領域、単語・文節選択領域、及び文章入力領域を表示する必要があり、表示画面上での視線の移動が多くなり、操作が煩雑になるという問題があった。
また、上記特許文献2の技術では、入力文字の周囲に円形に複数の文字候補を表示するので、視線の移動が少なくなるものの、比較的大きな表示領域が必要となり、操作が煩雑になるという問題があった。
そこで本発明は、比較的小さな表示領域で、簡易な操作で文字を入力することができる情報機器、表示方法、及びプログラムを提供することを目的とする。
本発明の情報機器は、入力を検出する入力検出部と、前記入力検出部によって文字の入力が検出されると、該文字から始まる変換候補を推測する変換候補推測部と、前記入力された文字を中心に、前記変換候補推測部によって推測された前記推測変換候補の単語又は文節を扇状に表示し、前記入力検出部によって前記推測変換候補の単語又は文節が選択されたことが検出されると、選択された単語又は文節の周りに、続く推測変換候補の単語又は文節を扇状に表示する制御部と、を備える情報機器である。
本発明の表示方法は、入力を検出する入力検出ステップと、前記文字の入力が検出されると、該文字から始まる変換候補を推測する変換候補推測ステップと、前記入力された文字を中心に、前記推測された前記推測変換候補の単語又は文節を扇状に表示し、前記推測変換候補の単語又は文節が選択されたことが検出されると、該選択された単語又は文節の周りに、続く推測変換候補の単語又は文節を扇状に表示する制御ステップと、を含む表示方法である。
本発明のプログラムは、情報機器のコンピュータに、入力を検出する入力検出機能、前記文字の入力が検出されると、該文字から始まる変換候補を推測する変換候補推測機能、前記入力された文字を中心に、前記推測された前記推測変換候補の単語又は文節を扇状に表示し、前記推測変換候補の単語又は文節が選択されたことが検出されると、該選択された単語又は文節の周りに、続く推測変換候補の単語又は文節を扇状に表示する制御機能、を実行させるプログラムである。
この発明によれば、比較的小さな表示領域で、簡易な操作で文字を入力することができる。
本発明の第1実施形態による情報機器10の構成を示すブロック図である。 本第1実施形態による情報機器10の動作を説明するためのフローチャートである。 本第1実施形態による情報機器10の表示例を示す模式図である。 本第2実施形態のスマートフォンなどの情報処理装置20の構成を示すブロック図である。 本第2実施形態の情報処理装置20の動作を説明するためのフローチャートである。 本第2実施形態の情報処理装置20の表示例を示す模式図である。 本発明のその他の実施形態による表示例を示す模式図である。 関連の文字入力方法の一例を示す模式図である。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。
A.第1実施形態
図1は、本発明の第1実施形態による情報機器10の構成を示すブロック図である。図1において、情報機器10は、入力検出部12、変換候補推測部13、及び制御部14を備えている。表示装置11は、液晶表示器や、有機EL(Electro Luminescence)表示器などからなる。入力検出部12は、指やペンなどの物体で触れることにより、情報入力が可能なタッチパネルや、マウスなどのポインティングデバイスからの入力を検出する。変換候補推測部13は、入力検出部12によって文字の入力が検出されると、該文字から始まる少なくとも1つ以上の変換候補(単語又は文節)を推測する。なお、変換候補は、単語、文節以外にも文節を繋げた文章であってもよいし、あるいは予め辞書登録しておいた文字列や定型文(「ご」に対して「ご苦労様です。」など)でもよいし、顔文字などでもよい。以下では、「単語又は文節」という。
制御部14は、入力された文字を中心に、変換候補推測部13によって推測された、推測変換候補の単語又は文節を表示装置11に扇状に表示する。また、制御部14は、入力検出部12からの入力によって、推測変換候補の単語又は文節が選択されると、選択された単語又は文節の周りに、変換候補推測部13によって選択された推測された上記単語又は文節に対する、続く推測変換候補の単語又は文節を表示装置11に扇状に表示する。
図2は、本第1実施形態による情報機器10の動作を説明するためのフローチャートである。また、図3(a)、(b)は、本第1実施形態による情報機器10の表示例を示す模式図である。まず、入力検出部12から文字入力が検出されたか否かを判別し(ステップS10)、文字入力が検出されるまで待機する(ステップS10のNO)。なお、文字入力は、表示装置11に表示したソフトウェアキーボードから、タッチパネルや、マウスなどで選択することで行う。一方、文字入力が検出されると(ステップS10のYES)、変換候補推測部13は、入力された文字から始まる少なくとも1つ以上の変換候補(単語又は文節)を、変換履歴や辞書などを参照して推測し(ステップS12)、制御部14は、入力された文字を中心に、推測変換候補の単語又は文節を表示装置11に扇状に表示する(ステップS14)。
図3(a)に示す例では、表示装置11に、入力された文字「あ」を中心に、推測変換候補の単語又は文節として、「明日」、「ありがとう」、「あります」、「アイディア」、「朝」、「新しい」、「アプリ」が、扇状に表示されている。ユーザは、タッチ操作、またはマウスなどのポインティングデバイスにより、推測変換候補の単語又は文節の中から、所望する変換候補を選択すればよい。
次に、入力検出部12からの入力によって、扇状に表示された推測変換候補の単語又は文節のうち、いずれかの単語又は文節が選択されたことが検出されたか否かを判別し(ステップS16)、選択されたことが検出されるまで待機する(ステップS16のNO)。
そして、いずれかの単語又は文節が選択されたことが検出された場合には(ステップS16のYES)、選択された単語又は文節を確定し(ステップS18)、文章の入力が終了したか否かを判別する(ステップS20)。そして、文章の入力が終了していない場合には(ステップS20のNO)、ステップS12に戻る。そして、変換候補推測部13は、ステップS12で、選択された単語又は文節に続く、少なくとも1つ以上の次の変換候補(単語又は文節)を、変換履歴や辞書などを参照して推測し、ステップS14で、選択された単語又は文節を中心に、次の推測変換候補の単語又は文節を表示装置11に扇状に表示する。
図3(b)に示す例では、図3(a)に示す状態で、単語又は文節「ありがとう」が選択された場合であって、表示装置11に、選択された単語又は文節「ありがとう」を中心に、選択された単語又は文節に続く、次の推測変換候補の単語又は文節として、「……」、「ございます」、「ね」、「。」、「有り難う」、「有難う」、「……」が、扇状に表示されている。ユーザは、タッチパネルへのタッチ操作や、またはマウスなどのポインティングデバイスにより、次の推測変換候補の単語又は文節の中から、所望する変換候補を選択すればよい。
以降、制御部14は、推測変換候補の単語又は文節が選択される度に、選択された単語又は文節を中心に、その次の推測変換候補の単語又は文節を、表示装置11に扇状に表示するという処理を繰り返す。そして、入力検出部12からの入力によって、文章の入力を終了したことが検出されると(ステップS20のYES)、制御部14は、それまでに選択され確定された単語又は文節を、所定のバッファに格納したり、表示装置11に表示したりするなどした後、当該処理を終了する。
上述した第1実施形態によれば、入力文字、または確定した文字を中心に、その推測変換候補の単語又は文節を扇状に表示するようにしたので、比較的小さな表示領域で、簡易な操作で入力することができる。
また、上述した第1実施形態によれば、文章を入力する際に必要となる手順が減るので、文章を入力する速度を向上させることができる。
B.第2実施形態
次に、本発明の第2実施形態について説明する。
図4は、本第2実施形態のスマートフォンなどの情報処理装置20の構成を示すブロック図である。図4において、情報処理装置20は、通信部21、メモリ22、表示部23、タッチパネル24、及びCPU25を備えている。通信部21は、通信回線網に接続可能な通信機能や、無線LAN(Local Area Network)の規格に従い、所定のアクセスポイントに接続可能な無線通信機能などを有し、携帯電話通信網やインターネットなどに接続する。
メモリ22は、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)からなる。ROMは、後述するCPU25により実行されるプログラムや動作等に必要とされる各種パラメータなどを記憶している。RAMは、CPU25がプログラムを実行した際の一時的なデータや、各種アプリケーションプログラム、アプリケーションの実行に必要な各種パラメータ、コンテンツなどのデータを記憶する。なお、上記ROM11、RAM12は、フラッシュメモリ等の書き換え可能な不揮発性メモリであってもよい。
表示部23は、液晶表示器や、有機EL(Electro Luminescence)表示器などからなり、特定の機能やアプリケーションなどに紐付けられているアイコンや、アプリケーションの動作画面、ソフトウェアキーボードなどを表示する。特に、本第2実施形態では、表示部23は、文章入力や、検索文字などの文字入力時に、入力した文字を中心に、該文字から扇状に推測変換候補を表示し、扇状に表示された推測変換候補をタッチ操作で選択することで、さらに、その後に続く推測変換候補の文字や文節があれば、それらを更に扇状に表示することを繰り返すことで、文章の入力を行っていく。これにより、比較的小さな表示領域で、容易に連続して文章や、検索文字などを入力することがきる。
タッチパネル24は、指やスタイラス(ペン)などの直接接触を検出する接触検出型、あるいは、指やスタイラス(ペン)などが近づいたことを検出する近接検出型からなる。タッチパネル24としては、例えば、表示部23の画面の全面にタッチセンサなどの検出部を重ね合わせた外付け型や、一体で製造されている内蔵型(内蔵型には、さらに、オンセル型とインセル型がある)であってもよい。また、タッチパネル24への入力操作子としては、上述したように、指やスタイラス(ペン)などを用いる。特に、本第2実施形態では、タッチパネル24へのタッチ操作によって、文字入力や、推測変換候補の選択などを行うようになっている。
CPU25は、上述したメモリ22に記憶されているプログラムを実行することで各部の動作を制御する。本第2実施形態では、CPU25は、プログラムを実行することで、前述した第1実施形態における、タッチパネル24からの入力を検出する入力検出部や、入力文字や、確定文字に対する、少なくとも1つ以上の変換候補(単語又は文節)を推測する変換候補推測部の機能を実現する。また、CPU25は、入力された文字や確定文字(単語又は文節)を中心に、推測変換候補の単語又は文節を扇状に表示部23に表示する表示制御を実現する。
また、CPU25は、文字入力のためのソフトウェアキーボードの表示部23への表示/非表示を制御する。具体的には、CPU25は、扇状に表示されている推測変換候補の単語又は文節からユーザによって単語又は文節が選択されない場合には、ユーザが次の文字を入力するためのソフトウェアキーボードを表示し、一方、ユーザによって単語又は文節が選択されていく場合には、文字入力が不要となるのでソフトウェアキーボードを非表示(消去)とする。
次に、第2実施形態の動作について説明する。
図5は、本第2実施形態の情報処理装置20の動作を説明するためのフローチャートである。また、図6(a)〜(e)は、本第2実施形態の情報処理装置20の表示例を示す模式図である。まず、ユーザは、文章を入力する際に、その文章の最初の一文字目を入力する(図6(a))。最初の一文字目は、関連技術のように、ソフトウェアキーボードを表示部23に表示して、該ソフトウェアキーボードから1文字をタッチ操作することで入力する。情報処理装置20では、CPU25は、タッチパネル24からの出力に従って、一文字目が入力されたか否を判別し(ステップS100)、文字入力されるまで待機する(ステップS100のNO)。
一方、文字入力されると(ステップS100のYES)、CPU25は、入力された文字から始まる少なくとも1つ以上の変換候補(単語又は文節)を、変換履歴や辞書などを参照して推測し(ステップS102)、入力された文字を中心に、推測変換候補の単語又は文節を扇状に表示する(ステップS104)。このとき、CPU25は、タッチパネル24の境界を判別し、タッチパネル24の検出有効領域内に、推測変換候補の単語又は文節を扇状に表示する。これは、携帯電話によっては、表示部23の表示画面がタッチパネル24の検出有効領域より大きい場合があり、タッチ操作で選択できない部分に候補文字列の表示を行なわないようにするためである。また、このとき、CPU25は、ソフトウェアキーボードを非表示(消去)する。これにより、表示可能な領域を確保することができ、より多くの推測変換候補の単語又は文節を表示することが可能となる。
図6(a)には、表示部23に、入力された文字「あ」を表示した状態が示されており、図6(b)には、入力された文字「あ」を中心に、推測変換候補の単語又は文節として、「明日」、「ありがとう」、「あります」、「アイディア」、「朝」、「新しい」、「アプリ」を、扇状に表示している状態が示されている。ユーザは、タッチ操作により、推測変換候補の単語又は文節の中から、所望する変換候補を選択する。
次に、CPU25は、タッチパネル24からの出力に従って、扇状に表示された推測変換候補の単語又は文節のうち、いずれかの単語又は文節が選択されたか否かを判別する(ステップS106)。ここで、いずれかの単語又は文節が選択されない場合には(ステップS106のNO)、CPU25は、ソフトウェアキーボードを表示部24に表示し、タッチパネル24からの出力に従って、次の追加の文字が入力されたか否かを判別する(ステップS108)。
ユーザは、もし、その表示された推測変換候補内に選択したいものがなければ、ソフトウェアキーボードから、入力したい文章の次の文字を入力する。そして、CPU25は、次の追加の文字が入力されていない場合には(ステップS108のNO)、ステップS106に戻る。以降、推測変換候補内からいずれかの単語又は文節が選択されるか、あるいは、次の追加の文字が入力されるまで、ステップS106〜S108を繰り返す。
一方、ソフトウェアキーボードから、次の追加の文字が入力された場合には(ステップS108のYES)、ステップS102に戻り、CPU25は、追加の文字を含む文字に対して、変換候補(単語又は文節)を推測し、ステップS104で、入力された文字を中心に、推測変換候補の単語又は文節を扇状に表示する。ユーザは、所望する推測変換候補の単語又は文節が表示されるまで、ステップS108で、ソフトウェアキーボードから、引き続き文字を入力していく。そして、その表示された推測変換候補内に選択したいものがあれば、その候補を選択して文章を確定させる。
図6(c)に示す例では、ユーザが、入力文字「あ」から指をスライドすることにより、推測変換候補の単語又は文節の中から、所望する変換候補として「ありがとう」を選択した状態を示している。図示の例では、選択された変換候補が反転表示することで、選択されたことを明示している。
CPU25は、扇状に表示された推測変換候補の単語又は文節のうち、いずれかの単語又は文節が選択された場合には(ステップS106のYES)、選択された推測変換候補の単語又は文節を確定し、推測変換候補を消去する(ステップS110)。また、CPU25は、単語又は文節が選択された時点で、文字を単独で入力する必要がないため、ソフトウェアキーボードを非表示とする。次に、CPU25は、確定した推測変換候補の単語又は文節を縮小して表示部23に表示する(ステップS112)。
図6(d)に示す例では、選択された変換候補の「ありがとう」を残し、他の推測変換候補を消去し、さらに選択された変換候補の「ありがとう」を縮小表示した状態が示されている。
次に、CPU25は、確定候補に続く、少なくとも1つ以上の変換候補(単語又は文節)を、変換履歴や辞書などを参照して推測し(ステップS114)、確定候補の文字を中心に、推測変換候補の単語又は文節を扇状に表示する(ステップS116)。
図6(e)に示す例では、確定候補の文字「ありがとう」を中心に、推測変換候補の単語又は文節として、「…」、「ございます」、「ね」、「。」、「有り難う」、「有難う」、「…」を、扇状に表示している状態が示されている。ユーザは、タッチ操作により、推測変換候補の単語又は文節の中から、所望する変換候補を選択する。
次に、CPU25は、タッチパネル24からの出力に従って、扇状に表示された推測変換候補の単語又は文節のうち、いずれかの単語又は文節が選択されたか否かを判別する(ステップS118)。ここで、いずれかの単語又は文節が選択されない場合には(ステップS118のNO)、CPU25は、ソフトウェアキーボードを表示部23に表示し、タッチパネル24からの出力に従って、次の追加の文字が入力されたか否かを判別する(ステップS120)。
そして、ソフトウェアキーボードから、次の追加の文字が入力されていない場合には(ステップS120のNO)、ステップS118に戻る。以降、推測変換候補内からいずれかの単語又は文節が選択されるか、あるいは、ソフトウェアキーボードから、次の追加の文字が入力されるまで、ステップS118〜S120を繰り返す。
一方、ソフトウェアキーボードから、次の追加の文字が入力された場合には(ステップS120のYES)、ステップS114に戻り、CPU25は、追加の文字を含む文字に対して、変換候補(単語又は文節)を推測し、ステップS116で、入力された文字を中心に、推測変換候補の単語又は文節を扇状に表示する。ユーザは、所望する推測変換候補の単語又は文節が表示されるまで、ステップS120で、引き続き文字を入力していく。そして、その表示された推測変換候補内に選択したいものがあれば、その候補を選択して文章を確定させる。
一方、CPU25は、扇状に表示された推測変換候補の単語又は文節のうち、いずれかの単語又は文節が選択された場合には(ステップS118のYES)、選択された推測変換候補の単語又は文節を確定する(ステップS122)。CPU25は、単語又は文節が選択された時点で、文字を単独で入力する必要がないため、ソフトウェアキーボードを非表示とする。次に、CPU25は、確定操作の有無などに従って、文章の入力が終了したか否かを判別する(ステップS124)。そして、文章の入力が終了していない場合には(ステップS124のNO)、ステップS114に戻る。そして、CPU25は、ステップS114で、確定された単語又は文節に続く、少なくとも1つ以上の次の変換候補(単語又は文節)を推測し、ステップS116、確定された単語又は文節を中心に、次の推測変換候補の単語又は文節を扇状に表示する。
以降、推測変換候補の単語又は文節が選択される度に、選択された単語又は文節を中心に、その次の推測変換候補の単語又は文節を、扇状に表示するという処理を繰り返す。そして、確定操作の有無などに従って、文章の入力を終了したことが検出されると(ステップS124のYES)、CPU25は、それまでに選択され確定された単語又は文節を、所定のバッファに格納したり、表示部23に表示したりするなどした後、当該処理を終了する。
上述した第2実施形態によれば、入力文字、または確定した文字を中心に、その推測変換候補の単語又は文節を扇状に表示するようにしたので、比較的小さな表示領域で、簡易な操作で入力することができる。
また、上述した第2実施形態によれば、入力文字、または確定した文字をタッチ操作している指を、扇状に表示されている変換候補の単語又は文節の位置にスライド操作するだけで、所望する変換候補の単語又は文節を選択することができるので、文章を入力する際に必要となる手順が減り、文章を入力する速度を向上させることができる。
また、上述した第2実施形態によれば、所望する変換候補の単語又は文節を選択(確定)した場合には、文字入力ためのソフトウェアキーボードを非表示(消去)するようにしたので、表示可能な領域を確保することができ、推測変換候補数を増加させることができる。
C.その他の実施形態
次に、本発明のその他の実施形態について説明する。
図7は、本発明のその他の実施形態による表示例を示す模式図である。上述した第1、第2実施形態では、推測変換候補の単語又は文節を一重の扇状に表示するようにした。これに対して、その他の実施形態では、図7に示すように、推測変換候補を、二重の扇状に表示する。その際に、一重目の推測変換候補50には、単語や接続詞などの比較的短い語句を、二重目の推測変換候補60には、それよりも長い文章や語句を表示する。このように、推測変換候補を、多重の扇状に表示することにより、より多くの候補を表示することが可能となる。
なお、上述した第1、第2実施形態、またはその他の実施形態では、文章作成のための入力を想定しているが、これに限らず、例えば、ニュースの見出し(文節)を調べる際の「検索候補の選択」などにも適用可能である。
また、本発明の情報機器は、携帯電話・スマートフォンに限らず、他の装置(例えば、ゲーム機、カーナビ、タブレットPC(Personal Computer)、ノートPC、PDA(Personal Data Assistants:携帯情報端末)、デジタルカメラにも幅広く適用することができる。
以下、本発明の特徴を付記する。
上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
(付記1)
図1は、付記1の構成図である。この図に示すように、付記1記載の発明は、
入力を検出する入力検出部12と、
前記入力検出部12によって文字の入力が検出されると、該文字から始まる変換候補を推測する変換候補推測部と13、
前記入力された文字を中心に、前記変換候補推測部13によって推測された前記推測変換候補の単語又は文節を扇状に表示し、前記入力検出部12によって前記推測変換候補の単語又は文節が選択されたことが検出されると、選択された単語又は文節の周りに、続く推測変換候補の単語又は文節を扇状に表示する制御部14と、
を備える情報機器10である。
(付記2)
前記制御部は、前記入力検出部によって前記推測変換候補の単語又は文節が選択されると、選択された推測変換候補の単語又は文節を縮小表示し、該縮小表示した選択された推測変換候補の単語又は文節の周囲に、続く変換候補の単語又は文節を扇状に表示する、付記2に記載の情報機器である。
(付記3)
前記制御部は、推測変換候補の単語又は文節を扇状に表示する際に、内周側には比較的短い単語又は文節を配置し、外周側には長い単語又は文節を配置した二重表示とする、付記1または2に記載の情報機器である。
(付記4)
記入力検出部は、近接又は接触操作を検出するタッチパネルからなり、前記制御部は、前記タッチパネルの検出有効領域内に、推測変換候補の単語又は文節を扇状に表示する、付記1から3のいずれかに記載の情報機器である。
(付記5)
前記制御部は、前記タッチパネルに対する近接又は接触操作で文字入力を可能とする文字配列画像を表示する一方、前記入力検出部によって前記推測変換候補の単語又は文節が選択されたことが検出されると、前記文字配列画像を非表示にする、付記4に記載の情報機器である。
(付記6)
入力を検出する入力検出ステップと、前記文字の入力が検出されると、該文字から始まる変換候補を推測する変換候補推測ステップと、前記入力された文字を中心に、前記推測された前記推測変換候補の単語又は文節を扇状に表示し、前記推測変換候補の単語又は文節が選択されたことが検出されると、該選択された単語又は文節の周りに、続く推測変換候補の単語又は文節を扇状に表示する制御ステップと、を含む表示方法である。
(付記7)
情報機器のコンピュータに、入力を検出する入力検出機能、前記文字の入力が検出されると、該文字から始まる変換候補を推測する変換候補推測機能、前記入力された文字を中心に、前記推測された前記推測変換候補の単語又は文節を扇状に表示し、前記推測変換候補の単語又は文節が選択されたことが検出されると、該選択された単語又は文節の周りに、続く推測変換候補の単語又は文節を扇状に表示する制御機能、を実行させるプログラムである。
10 情報機器
11 表示装置
12 入力検出部
13 変換候補推測部
14 制御部
20 情報携帯端末
21 通信部
22 メモリ
23 表示部
24 タッチパネル
25 CPU

Claims (7)

  1. 入力を検出する入力検出部と、
    前記入力検出部によって文字の入力が検出されると、該文字から始まる変換候補を推測する変換候補推測部と、
    前記入力された文字を中心に、前記変換候補推測部によって推測された前記推測変換候補の単語又は文節を扇状に表示し、前記入力検出部によって前記推測変換候補の単語又は文節が選択されたことが検出されると、選択された単語又は文節の周りに、続く推測変換候補の単語又は文節を扇状に表示する制御部と、
    を備える情報機器。
  2. 前記制御部は、前記入力検出部によって前記推測変換候補の単語又は文節が選択されると、選択された推測変換候補の単語又は文節を縮小表示し、該縮小表示した選択された推測変換候補の単語又は文節の周囲に、続く変換候補の単語又は文節を扇状に表示する、
    請求項2に記載の情報機器。
  3. 前記制御部は、推測変換候補の単語又は文節を扇状に表示する際に、内周側には比較的短い単語又は文節を配置し、外周側には長い単語又は文節を配置した二重表示とする、
    請求項1または2に記載の情報機器。
  4. 前記入力検出部は、近接又は接触操作を検出するタッチパネルからなり、
    前記制御部は、前記タッチパネルの検出有効領域内に、推測変換候補の単語又は文節を扇状に表示する、
    請求項1から3のいずれかに記載の情報機器。
  5. 前記制御部は、前記タッチパネルに対する近接又は接触操作で文字入力を可能とする文字配列画像を表示する一方、前記入力検出部によって前記推測変換候補の単語又は文節が選択されたことが検出されると、前記文字配列画像を非表示にする、
    請求項4に記載の情報機器。
  6. 入力を検出する入力検出ステップと、
    前記文字の入力が検出されると、該文字から始まる変換候補を推測する変換候補推測ステップと、
    前記入力された文字を中心に、前記推測された前記推測変換候補の単語又は文節を扇状に表示し、前記推測変換候補の単語又は文節が選択されたことが検出されると、該選択された単語又は文節の周りに、続く推測変換候補の単語又は文節を扇状に表示する制御ステップと、
    を含む表示方法。
  7. 情報機器のコンピュータに、
    入力を検出する入力検出機能、
    前記文字の入力が検出されると、該文字から始まる変換候補を推測する変換候補推測機能、
    前記入力された文字を中心に、前記推測された前記推測変換候補の単語又は文節を扇状に表示し、前記推測変換候補の単語又は文節が選択されたことが検出されると、該選択された単語又は文節の周りに、続く推測変換候補の単語又は文節を扇状に表示する制御機能、
    を実行させるプログラム。

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