JP2014175047A5 - - Google Patents

Description

図８Ｄは、円形のスエージ穴４４８と非円形である外表面４６４Ｄとを伴う突出塔形部４４６Ｄを有する底板４４４Ｄを示す。この実施形態において、表面部分４６５Ｄは、外表面４６４Ｄに非円形の形状を付与する弓状の外形を有する。表面部分４６５Ｄは、外表面４６４Ｄの約３分の１を占め、外表面４６４Ｄの他の３分の２の半径とは異なる半径によって規定される。突出塔形部４４６Ｄは、表面部分４６５Ｄにおいて突出塔形部４４６Ｄの他の３分の２よりも小さい厚さを有する。突出塔形部４４６Ｄの薄い部分（表面部分４６５Ｄ）は、スエージ穴４４８の中心を通る横軸を中心に対称である。図８Ｅは、図８Ｄの鏡像を示し、円形のスエージ穴４４８と非円形である外表面４６４Ｅとを伴う突出塔形部４４６Ｅを有する底板４４４Ｅを含む。この実施形態において、弓状の表面部分４６５Ｅは、突出塔形部４４６Ｅの約３分の１を占め、突出塔形部４４６Ｅの他の３分の２よりも小さい厚さを作り出す。突出塔形部４４６Ｅの薄い部分は、スエージ穴４４８の中心を通る横軸を中心に対称である。図８Ｆは、上記の２つの例を組み合わせたものであり、円形のスエージ穴４４８と非円形である外表面４６４Ｆとを伴う突出塔形部４４６Ｆを有する底板４４４Ｆを示す。この実施形態において、２つの弓状の表面部分４６５Ｆおよび４６５Ｆ′は、外表面４６４Ｆに非円形の形状を付与する。表面部分４６５Ｆは、外表面４６４Ｆの約３分の１を占め、表面部分４６５Ｆ′は、外表面４６４Ｆの他の約３分の１を占める。表面部分４６５Ｆ，４６５Ｆ′の両方は、外表面４６４Ｆの他の３分の１の半径とは異なる半径によって規定される。突出塔形部４４６Ｆは、表面部分４６５Ｆ，４６５Ｆ′において突出塔形部４４６Ｆの他の３分の１よりも小さい厚さを有する。突出塔形部４４６Ｆの薄い部分は、底板４４４Ｆおよびこれが組み込まれて得られるサスペンションアセンブリの長手方向を中心に対称であり、スエージ穴４４８の中心を中心として横方向において対称である。図８Ｄ、図８Ｅ、および図８Ｆの全てにおいて、アクチュエータアームの開口に組み込まれてスエージングされると、非円形の突出塔形部による横方向またはロール方向の圧縮が減少する。

図８Ｇは、両方が横方向および長手方向において対称である図８Ｃと図８Ｆとを組み合わせたものである。具体的には、図８Ｇは、円形のスエージ穴４４８と非円形である外表面４６４Ｇとを伴う突出塔形部４４６Ｇを有する底板４４４Ｇを示す。この実施形態において、外表面４６４Ｇに円形の部分はなく、外表面４６４Ｇは４つの弓状の線分から形成される。突出塔形部４４６Ｇは、底板４４４Ｇおよびこれが組み込まれて得られるサスペンションアセンブリの長手方向を中心に対称であり、スエージ穴４４８の中心を中心として横方向において対称である。

図９Ｇは、図９Ｃおよび図９Ｆの両方を組み合わせたものであり、これら両方は横方向および長手方向において対称である。具体的に、図９Ｇは、非円形の開口４５８Ｇを有するアクチュエータアーム４２８Ｇを示す。この実施形態においては、開口４５８Ｇに円形の部分はないが、開口４５８Ｇは４つの弓状の線分から形成される。開口４５８Ｇは、アクチュエータアーム４２８Ｇおよびこれが組み込まれて得られるサスペンションアセンブリの長手方向を中心に対称であり、横方向において開口４５８Ｇの中心を中心として対称である。

Claims (5)

1. ヘッドスタックアセンブリであって、
   開口を有するアクチュエータアームと、
   開口を伴う搭載領域を有する荷重ビームを含むヘッドサスペンションアセンブリと、
   前記ヘッドサスペンションアセンブリを前記アクチュエータアームに取り付けるように適合された底板とを備え、前記底板は外表面とスエージング穴とを有する突出塔形部を含み、
   前記アクチュエータアームの開口、前記突出塔形部の外表面、または前記スエージング穴のうちのいずれか１つは非円形である、ヘッドスタックアセンブリ。
2. 前記アクチュエータアームの開口、前記突出塔形部の外表面、または前記スエージング穴のうちのいずれか１つは長円または楕円である、請求項１に記載のヘッドスタックアセンブリ。
3. 前記アクチュエータアームの開口、前記突出塔形部の外表面、または前記スエージング穴のうちのいずれか１つは、長軸の短軸に対する比率が１．００４７：１から１．０４２９：１の長円または楕円である、請求項２に記載のヘッドスタックアセンブリ。
4. ロール方向およびピッチ方向を有するヘッドスタックアセンブリであって、
   開口を有するアクチュエータアームと、
   開口を伴う搭載領域を有する荷重ビームを含むヘッドサスペンションアセンブリと、
   前記ヘッドサスペンションアセンブリを前記アクチュエータアームに取り付けるように適合された底板とを備え、前記底板は外表面とスエージング穴とを有する突出塔形部を含
   み、
   前記アクチュエータアーム、前記荷重ビーム、および前記底板は、前記アクチュエータアームの開口および前記搭載領域の開口を通る前記突出塔形部とともに配列およびスエージングされ、前記ピッチ方向よりも前記ロール方向において前記突出塔形部と前記アクチュエータアームの開口との間の圧縮が増大する、ヘッドスタックアセンブリ。
5. ディスクドライブにおいてアクチュエータアームにヘッドサスペンションをスエージングする方法であって、
   開口を伴う搭載領域を有する荷重ビームを含むヘッドサスペンションアセンブリを設け、開口を有するアクチュエータアームを設け、外表面と内表面を伴うスエージング穴とを有する突出塔形部を含む底板を設けるステップを備え、前記アクチュエータアームの開口、前記突出塔形部の外表面、または前記スエージング穴のうちの少なくとも１つは非円形であって、方法はさらに、
   前記アクチュエータアームの前記開口と同心で前記搭載領域に前記開口を位置決めするステップと、
   前記アクチュエータアームと前記底板との間に前記搭載領域が位置決めされるように前記搭載領域の開口および前記アクチュエータアームの開口に前記突出塔形部を挿入するステップと、
   スエージングボールを前記スエージング穴に挿入するステップとを備える、方法。