JP2014172555A - 衛星観測システム - Google Patents

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Abstract

【課題】急激に変動する気象条件に対応して、観測用リソースの効果的な活用を実現する観測衛星を用いた衛星観測システムを提案する。
【解決手段】観測衛星1側に複数の撮像計画を持たせる。様々な気象情報を取得する気象情報取得手段2a〜2cから生成した観測地画を保有し、最新の観測地域情報により撮像計画を立案し、あるいは複数の撮像計画から最適な計画を選択する機能を備える。観測地域情報を観測開始前までに地上から観測衛星に送信することで、観測地域の気象情報に基づき、軌道上で撮像計画を最適化する。
【選択図】図1

Description

この発明は地表観測用センサを有する衛星による衛星観測システムに関するものである。
従来の光学観測衛星は、利用者からの撮像要求が入った時点で観測計画を立案し、要求があった場所を撮像する。
この場合、通常であるならば緊急観測要求の方が、定常的な観測要求より優先されており、撮像地域が近い場合は定常の観測計画がキャンセルされることもある。画像を扱う会社等では緊急度の高い画像は、定常の画像取得をキャンセルすることも考慮され、定常の画像よりも高価なものとなっている。
従来、最新の気象条件を取り込んで最適な観測点での観測計画を立案し、衛星に向けてこの観測計画を送信するというアイディアが出されていた(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−241455号公報 特開2001−122199号公報
従来の観測方法では、最新の運用計画に基づき撮像を実施していた。そのため、撮像結果は、地上で画像化されたものを評価するまで判断できなかった。従来の観測方法では、急激に変動する気象条件には対応できず、結果的に撮像に適さない観測点の撮像を優先してしまい、本来なら撮像可能な観測点を見送ってしまう等、最適条件での撮像機会を逃してしまうという課題があった。
またこのような動作では衛星に搭載されたレコーダのデータ領域を観測に適さない情報で専有し、かつこれをダウンリンクするために、地上局の時間的なリソースを効率的に使用できないという課題があった。
本発明は係る課題を解決するためになされたものであり、急激に変動する気象条件に対応して、観測用リソースの効果的な活用を実現する観測衛星を用いた衛星観測システムを提案することを目的とする。
この発明に係る観測衛星を用いた観測システムは、地表観測用センサを有する衛星と、各地の気象情報を取得する気象観測センタと、予め定められた観測対象地域の位置情報と予め定められた観測対象地点の優先度の情報と、前記観測対象地域の位置情報と優先度の情報に基づき予め作成された観測計画を、前記衛星に送信すると共に、前記気象観測センタから入力した気象情報を用いて前記観測対象地域の気象情報を、随時、前記衛星に送信する運用管制センタとを備え、前記衛星は、観測地点記憶部と、観測地点決定部と、観測制御部とを有し、前記観測地点記憶部は前記運用管制センタから受信した前記位置情報と前記優先度の情報と前記観測計画を記憶し、前記観測地点決定部は、前記位置情報と前記優先度の情報と、前記運用管制センタから随時送信される前記観測対象地域の最新の気象情報を用いて、観測計画を更新し、前記観測制御部は、更新された前記観測計画に基づき観測対象地域を観察する。
本発明に係る観測衛星を用いた観測システムによれば、撮像の直前まで、撮像に適した条件に合わせて自律的に運用計画の変更が実施でき、軌道上および地上局の撮像リソースの効率化を図ることができる。
本発明の実施の形態1に係る観測システムの構成を説明する図である。 本発明の実施の形態1に係る観測システムの運用計画の立案フローを説明する図である。 本発明の実施の形態1の観測システムの緊急要求受理時の運用フローを説明する図である。 本発明の実施の形態1に係る観測システムの定常計画と最終実行計画の概念を説明する図である。 本発明の実施の形態1に係る観測システムの緊急計画実施時の最終実行計画の概念を説明する図である。 本発明の実施の形態1に係る観測システムの他の緊急計画実施時の最終実行計画の概念を説明する図である。 本発明の実施の形態2に係る観測システムを説明する図である。 本発明の実施の形態1、2に係る観測衛星の機能構成を説明する図である。 本発明の実施の形態2に係る衛星管制センタ内部の機能構成を説明する図である。 従来の運用計画の立案フローを示した図である。 従来の緊急要求受理時の運用フローを示した図である。 従来の緊急計画実施時の最終実行計画の概念を示した図である。 従来の観測衛星の緊急観測運用イメージの一例である。 従来の観測衛星の緊急観測運用イメージの他の例である。 本発明の実施の形態2に係る観測システムの観測運用を説明する図である。 準天頂衛星を中継衛星とした場合の運用の概念を示した図である。
まず、従来の観測衛星の運用方法について図を用いて説明した後、本発明の実施の形態について説明する。
通常の観測衛星では、地球の全表面を撮像できるようにするため、軌道として極軌道を選択するケースが多い。その時の可視時間(ある地上局に対して衛星が見える時間)は1周回(90〜100分)に1回(時間として10分以下。高度によって多少変化する。)である。
図10、図11は従来の観測衛星による観測の際の運用フローを示した図である。また図12〜図14は、従来の観測衛星における観測運用のイメージを示した図である。
最初に、通常の観測に関する図10、図12、図13を用い、その運用方法について説明する。
図10において、ユーザからの定常的な要求は、既に運用管制センタ105に出されているものとする。この段階で気象観測センタ104は、気象衛星103からの情報を基に気象情報を観測し、運用管制センタ105内の計画立案105a(以下、運用管制センタ(計画立案)105aとする)は、最新の気象情報の取得を行う(図10の121,122)。
運用管制センタ(計画立案)105aは、この最新の気象情報に基づき運用計画を立案する(図10の123)。
運用管制センタ(計画立案)105aは、この定常時の運用計画(定常計画)を運用管制センタ105内の衛星管制105b(以下、運用管制センタ(衛星管制)105bとする)に送る。
運用管制センタ(衛星管制)105bは、観測衛星101の可視時間帯にこの運用計画(定常計画)を地上局106を介して送信し、観測衛星101はこれを受信する。(図10の124,125)
観測衛星101は受信した定常計画に従い観測の実行(図10の126)を行い、観測結果を地上局107の可視時間帯に送信する(図10の127)。
地上局であるデータ処理センタ107は、観測結果を受信(図10の128)し、受信した観測結果をデータ処理して、このデータ処理の結果に基づき観測が良好に行われたかの判定(図10の129)を行う。
観測が良好に行われた場合は、データ処理が行われたデータをユーザに送信し、ユーザがこれを受信することにより、一連のデータの流れが終了する(図10の130、132)。
一方、データ処理の結果により観測結果が使用できないものであった場合は、運用管制センタ(計画立案)105aに観測の再計画を実施させる(図10の131)。
再計画の後、運用管制センタ(衛星管制)105bや観測衛星101は図10で説明した運用フローの124以降を繰り返し実行することとなる。
次に、ユーザから緊急に観測要求(緊急要求)がかけられた場合の運用フローを図11〜図13を参照して説明する。図11の運用フローにおいて、121から126までは前の説明(図10の運用フロー)と同じである。
図11において、ユーザから緊急要求141が運用管制センタ(計画立案)105aに出されると、運用管制センタ(計画立案)105aはこれを受信する。(図11の141、142)。
運用管制センタ(計画立案)105aは、この要求を受信すると最新の気象情報を気象観測センタ104から取得し、緊急時の運用計画の立案を実施する(図11の122a、123a)。
運用管制センタ(計画立案)105aは立案した運用計画(緊急計画)を運用管制センタ(衛星管制)105bに送る。
運用管制センタ(衛星管制)105bは観測衛星101の可視時間帯に地上局106を介してこの運用計画(緊急計画)を送信し、観測衛星101はこれを受信する(図11の124a,125a)。
観測衛星101は、受信した緊急計画に従い緊急要求があった緊急観測地点A(図12参照)の観測の実行(図11の126a)を行い、観測結果を地上局107の可視時間帯に送信する(図11の127)。
図11の運用フロー128以降は、通常の観測時の運用フロー(図10)と同じである。
従来(例えば特許文献1)は、上述の運用フローのように運用計画の再立案時(図10の123a)に、緊急観測地点Aの最新の気象情報を気象観測センタ104から入手し、観測地点の最適化を図る。最新の気象情報は気象静止衛星102から地上局103を経由して随時入手され、所定の間隔で更新されている情報を基に観測計画を立案する。
しかしながら、図12に示すように、緊急観測地点Aの位置によっては定常的な観測地点Bの観測が出来なくなることがある。この場合、定常観測地点Bをキャンセルすることになる(キャンセルの理由は、ほぼ同一の時刻での観測時間の重複や、近接している時間帯における衛星のアジリティ能力からの制約等によるものとし、理由は限定しない)。
定常観測地点Bをキャンセルして立案された運用計画は運用管制センタ105から対象の観測衛星101に地上局106を介して送信される。観測衛星101は送られてきた運用計画を、事前に送られていた定常観測地点を観測するとされた運用計画に上書きして更新し、この更新計画に基づいて衛星運用を実施する。
図14に、緊急時の運用計画と実行結果のイメージを示す。
観測衛星101には事前に送信されていた定常計画が設定されており、定常計画では定常観測地点B、C、Dを順に観測する計画であったとする。ここで緊急観測要求により緊急観測地点Aへの観測要求が出された場合、緊急計画では緊急要求Aと、定常観測B、Dのキャンセルを運用計画として立案することとなる。従来はこの立案時点において、最新の気象情報を用いるようにしていた。
しかしながら、従来、観測衛星101では一度運用計画を衛星が受信すると、要求された観測地域の気象条件がその後どのようなに変化しても撮像が実行され、撮像された画像データは次の可視時間において地上局107において地上にダウンリンクされていた。従来のシステムでは、画像データがダウンリンクされた時点でデータの良否を判定することになっていた(図10の129、図11の129)
したがって、図13の絵で表すように観測地点の気象条件が悪い場合には、ダウンリングされた画像データには雲しか映っていない場合もあり得た。特に夏季の積乱雲など急激に発生・成長する雲などは、衛星軌道の1周回のサイクル、すなわち計画を送れる間隔では対処できず、結局撮像した結果からしか画像の良否が判定できないという課題があった。
すなわち、従来の観測方法では、運用計画時点の最新の気象条件を運用計画に取り込むが、運用計画を観測衛星101に送信した後は運用計画の変更はできず、最新の運用計画の観測条件の精度と頻度を高めることに過ぎなかった。
実施の形態1.
次に、本発明の実施の形態1に係る観測衛星の観測方法について、図1〜図6、図8および図9を用いて説明する。
図1は、実施の形態1に係る観測衛星を用いた観測システムの構成を説明する図である。
実施の形態1に係る衛星観測システムは、地表観測用センサを有する観測衛星1と、気象を観測する気象観測センサ(気象観測手段)2と、気象観測衛星(気象観測手段)2oと通信リンクを形成する気象衛星通信リンク形成用地上局3と、気象衛星通信リンク形成用地上局3から気象情報を受信する気象観測センタ4と、作成した観測衛星1の観測計画を観測衛星通信リンク形成用地上局6に送信すると共に、気象観測センタ4から気象情報を取得し、気象情報から作成した観測地域の気象情報(観測地域情報)を観測地域情報伝送用地上局7に送信する運用管制センタ5と、運用管制センタ5から受信した観測計画(運用計画)を観測衛星に送信する観測衛星通信リンク形成用地上局6と、運用管制センタ5から受信した観測地域の気象情報を観測衛星に送信する観測地域情報伝送用地上局7と、観測衛星1や観測地域情報伝送用地上局7と接続され、観測計画や観測地域情報を中継するデータ中継装置8と、観測衛星が観測した観測データを受信する観測データダウンリンク用地上局9と、観測データを処理するデータ処理センタ10から構成される。
図8は、観測衛星1が備える機能構成を説明する図であり、観測地点を記憶する観測地点記憶部51と、最新観測地域情報52を入力して観測地点を決定し、観測計画を立案する観測地点決定部53と、観測を実行する観測制御部54を備える。
観測地点記憶部51は、複数の観測地点の位置情報および基本優先度を記憶している。観測地点決定部53は、観測地点記憶部51の情報に最新観測地点情報52の情報を加味して最終的な観測地点を決定し、観測計画を立案する。観測制御部54は、観測地点決定部53が立案した観測計画に基づき、観測を実行する。これらの観測地点記憶部51、観測地点決定部53、観測制御部54の実現手段はH/WおよびS/Wのいずれで構成されてもよく、手段自身は限定しない。
運用管制センタ5は、気象観測センタ4や、観測衛星1との通信リンク形成用の地上局6や、データ中継衛星8経由で観測衛星1との通信リンク形成用の地上局7と、接続が可能となっている。
図9は、運用管制センタ5が有する機能構成を説明する図であり、定常の運用要求を記憶した定常要求記憶部61と、運用計画を立案する計画立案部63と、気象観測センタ4と接続し最新の観測地点情報を取得する観測地点情報取得部62と、ユーザからの緊急観測要求を受信するユーザインタフェース部65と、光学観測衛星に運用計画や最新の観測点情報を地上局6,7やデータ中継衛星8を介して送信する衛星管制部64を備える。
気象観測センタ4は、気象を観測する気象観測手段として、一つ以上の気象衛星2oや、地上に配置された気象センサ2a、2b、2c等の観測手段と接続し、各地点の気象情報を取得可能である。なお、この気象観測手段の気象を観測可能な手段であればよく、特別限定するものではない。
次に、本発明の実施の形態1における観測システムの運用フローについて、図2、図3を用いて説明する。
図2は、実施の形態1に係る観測システムにおける、定常の運用計画の立案フローを説明する図である。
ユーザから要求は既に運用管制センタ5に設けられた計画立案部(以下、運用管制センタ(計画立案)5aとする)に定常的な要求が出されているものとする。
この段階で、気象観測センタ4は、気象衛星2oや地上の観測点近傍に設けられた気象センサ(2a,2b,2c,・・・)からの情報を基に気象情報を観測し、運用管制センタ(計画立案)5aは最新の気象情報の取得を行う(図2の21、22)。
運用管制センタ(計画立案)5aは、この最新の気象情報に基づき運用計画を立案する(図2の23)。
運用管制センタ(計画立案)5aは、この運用計画(定常計画)を運用管制センタ(衛星管制)5bに送る。
運用管制センタ(衛星管制)5bは、観測衛星1の可視時間帯に地上局6を介して、観測衛星1に運用計画(定常計画)を送信し、観測衛星1はこれを受信する。(図2の24、25)。
図4は、観測衛星1に送られた運用計画(定常計画)の内容(イメージ)を表した図である。
観測衛星1は、内部の観測地点記憶部51(図8参照)にこの運用計画(定常計画)を記憶する。運用管制センタ(衛星管制)5bから送られた運用計画(定常計画)は優先度が最も高い優先度1の定常計画と、優先度2の定常計画の2つの運用計画とする。
観測衛星1による地表観測の途中で、観測衛星1に対して最新気象情報の更新がなされなければ、観測衛星1により、優先度1の定常運用計画、すなわち図4中に網掛けで示した地点(B,C,D)の観測が順に実行される。
一方、気象観測センタ4は、常に気象の観測を高頻度で実施している(例えば、5分間隔で降水情報を更新している)。気象の観測は気象衛星からの情報だけではなく、地上における観測点の観測センサの情報などを総合的に用いている。
運用管制センタ(計画立案)5aは、これらの最新気象情報に基づき、観測地域の気象情報を作成する(図2の26、27)。
なお、本実施の形態では、この時の各観測地域の気象情報を、地点毎の被雲率(雲天率ともいう)というパラメータで代表することとする。一例として、図4に示す通り、地点B,C,D,E,Fの被雲率は、それぞれ62%,33%,23%,41%、20%であったとする。
観測衛星1が最初に観測を実施する観測地点Bの軌道上観測開始位置(c)に到達する前に、運用管制センタ(衛星管制)5bは、この最新観測地域情報52を、データ中継衛星用地上局7およびデータ中継衛星8を介して、観測衛星1に送信する(図2の29)。
このとき、運用管制センタ(衛星管制)5bが送信する情報は運用計画ではなく必要最低限の最新観測地域情報52である。
この最新観測地域情報52を受信した観測衛星1は、観測衛星1の内部の観測地点決定部53において、観測計画の再立案を軌道上で実施する。
観測地点決定部53は、最立案した観測計画を観測制御部54に送る。
観測地点決定部53から観測計画を受信した観測制御部54は、観測計画に基づいて地表観測を実行する(図2の32)。
観測地点決定部53の動作について図4の例を用いて説明する。
図4で示した例では、地点Bの被雲率は92%、地点Eの被雲率41%となっている。このときの閾値を被雲率50%と設定しているものとすると、地点Bは優先度1だが、被雲率が高いため、観測地点決定部53は地点Bより地点Eの観測を優先することとする。また、地点Dと地点Fの被雲率はそれぞれ23%と20%であり、地点Fの方が被雲率は低いが、閾値内であれば優先度の高い地点Dの観測が優先することとする。
こうして、最終的に実行される運用計画は、地点Bのキャンセル、地点E、地点C,地点Dの観測となる。このとき、地点Fは優先度2であるため、基本的にキャンセルではない。
このように本実施の形態では、観測衛星自身が衛星軌道上で観測計画を立案する。
本発明の特徴部分である観測衛星の軌道上での観測計画の立案に関しては、技術的には軌道上の観測衛星内部でなくても可能である。
しかしながら、以下に述べる課題のため、軌道上において観測計画を立案することが効果的である。
観測地域情報はできるだけ最新の情報が効果的である。そのため、可能な限り観測直前で再計画を立てた方がよい。これを実現するためには、観測地域直前での通信リンクの形成が条件になる。しかし、通常のデータ中継衛星のデータ伝送レートはそれほど高い通信レートを持っていない。そのため、運用計画のような長い情報をすべて送りなおしていては、データ中継衛星という通信リソースを専有してしまい、現実的ではなかった。また、このようなデータ中継衛星は、データ中継対象が一つではないため、リソース専有期間を長くすることで他ユーザとの競合が起こり、確実な運用が難しくなる。
このため、データ中継衛星を使用する場合であっても、できるだけ短時間でのデータ伝送、すなわち伝送するデータ量の最小化が必要となる。
本実施の形態に係る衛星観測システムでは、運用管制センタ(衛星管制)5bは、運用計画よりデータ量が少ない観測地域情報52のみを観測衛星1に送信する。そして観測衛星1は、観測地域情報52を用いて軌道上で観測計画を再立案するようにした。これにより、データ中継衛星というリソースの専有時間を最短化することができるようになる。
観測衛星1による軌道上での観測計画の再立案の結果に基づき、観測衛星1は観測を実行し、観測結果(観測データ)を地上局9の可視時間帯に送信する(図2の34)。
一方、運用管制センタ(計画立案)5aは、最新観測地域情を作成(図2の27)後、軌道上と同じロジックで観測計画を再立案(図2の28)する。運用管制センタ(計画立案)5aは、再立案した観測計画をデータ処理センサ10に送信する。
このようにすることで、データ処理センタ10では、観測衛星1より送られてくる観測データがどの地域のデータであるのか、事前に識別しておくことが可能となり、データ処理の準備を整えておくことができる。
地上局9は観測衛星1から観測結果の受信を行い、観測結果をデータ処理し、このデータ処理の結果を要求元のユーザに送信する(図2の35,36,37)
次に、ユーザから緊急に観測要求(緊急要求)がなされた場合の運用フローを、図3を用いて説明する。
図3において、運用フロー21〜25までは上述した図2の定常状態における運用フローと同じであるため、ここでは説明を省略する。
ユーザから緊急要求41が出されると、運用管制センタ(計画立案)5aがこれを受信する(図3の41、42)。
運用管制センタ(計画立案)5aは、緊急要求41を受信すると、最新の気象情報を気象観測センタ4から取得し、運用計画の立案を実施する(図3の26a,43)。
運用管制センタ(計画立案)5aは、立案した運用計画(緊急計画)を運用管制センタ(衛星管制)5bに送信する。
衛星管制5bは、この運用計画(緊急計画)を観測衛星1の可視時間帯に地上局6を介して送信し、観測衛星1はこれを受信する(図3の44、25a)。
図5は、観測衛星1に送られた運用計画(緊急計画)の内容(イメージ)を表した図である。
定常時の計画として、観測衛星1の内部の観測地点記憶部51には優先度1の定常計画と、優先度2の定常計画の二つの運用計画を保持している。
ここで、運用計画(緊急計画)が受信されると、観測地点記憶部51には、緊急度0(最優先)の運用計画(緊急計画)が追加される。
このとき、観測衛星1に対して途中で最新気象情報の更新がなされなければ、優先度0の緊急計画および優先度1の定常運用計画、すなわち図中網掛けで示した地点(A,D)の観測が実行されることになる。
一方、運用管制センタ(計画立案)5aでは、気象観測センタ4から取得した最新気象情報に基づき観測地域の気象情報を作成する(図3の26b)。
図4に示す通り、地点A、B、C、D、E、Fの被雲率は、それぞれ42%、33%、18%、21%、32%、16%であったとする。
観測衛星1が最初に観測を実施する観測地点Bの軌道上観測開始位置(c)に到達する前に、運用管制センタ(衛星管制)5bは、この最新観測地域情報52を、データ中継衛星用地上局7およびデータ中継衛星8を介して、観測衛星1に送信する(図3の29)。
この情報を受信した観測衛星1は、観測衛星1の内部の観測地点決定部53において、観測計画の再立案を軌道上で実施する。
観測地点決定部53は、この実施結果を観測制御部54に送る。
観測地点決定部53から観測計画を受信した観測制御部54は、観測計画に基づいて地表観測を実行する(図3の32a)。
観測地点決定部53の動作について図5の例を用いて説明する。
図5の例では、地点Bの被雲率は33%、地点Aの被雲率42%となっている。地点Bは優先度1だが、地点Aの優先度が0(最優先)のため、観測地点決定部53は、地点Aの観測を優先する。
こうして、最終的に実行される運用計画は、地点Bおよび地点Cの観測キャンセル、地点A、地点Dの観測となる。
また、ここで最新気象情報が別の値である時の例を図6に示す。
地点A、B、C、D、E、Fの被雲率はそれぞれ88%,22%,43%,78%,12%,5%であったとする。この例では、地点Bの被雲率は22%、地点Cの被雲率43%、地点Aの被雲率88%となっている。地点Aは優先度0だが、被雲率が閾値の50%を超えているため、優先度1の地点B、地点Cの観測を優先する。また、地点Dと地点Fでも、優先度1の地点Dの被雲率が閾値50%を超えており、優先度2の地点Fが閾値以下であることから、観測地点決定部53は地点Fを優先する。
こうして、最終的に実行される運用計画は、地点Aおよび地点Dの観測キャンセル、地点B、地点C、地点Fの観測となる。
なお、緊急要求により運用計画立案時(図3の43)に既に最新気象情報および予測値から緊急観測地点Aが観測に適さないとされていた場合は計画から外しておくことが普通であり、本実施の形態ではあくまでも突発的に気象状況が激変し、観測に適さなくなったことを想定している。
また、本発明においては、ユーザからの緊急要求や最新気象情報の如何に関わらず、予め運用管制センタは予め複数の運用計画を立案し複数の運用計画を衛星に送信しておき、衛星は最新の気象情報の結果や緊急要求に基づきその中の1つの運用計画を選択して実行し、その他の運用計画はキャンセルするように運用してもよい。
また、別の運用として、衛星は予め複数の運用計画を立案しておき、最新の気象情報の結果や緊急要求に基づきその中の1つの運用計画を選択して実行し、その他の運用計画をキャンセルするようにしてもよい。
このように、観測衛星1は、受信した最新観測地域情報52に従い運用計画を再立案し、再立案した観測計画に基づき、観測を実行(図3の32a)する。観測衛星1は、観測結果を地上局9の可視時間帯に送信する。(図3の33、34)。
図3の運用フロー35以降は通常(定常)観測時の運用フローと同じであるため、説明を省略する。
このように本実施の形態では、ユーザからの緊急要求があった際に、観測衛星自身が衛星軌道上で観測計画を再立案する。
運用管制センタ(衛星管制)5bは、運用計画よりデータ量が少ない観測地域情報52のみを観測衛星1に送信する。そして観測衛星1は、観測地域情報52を用いて軌道上で観測計画を再立案するようにした。これにより、ユーザからの緊急要求があった際にもデータ中継衛星というリソースの専有時間を最短化することができるようになる。
実施の形態2.
実施の形態2に係る衛星観測システムについて、以下、図を参酌しながら説明する。図7は、実施の形態2に係る観測システムを説明する図である。
実施の形態1との相違点は、データ中継衛星8に代わって、地上局7から直接情報を伝送している点であり、観測地域情報の送信手段が異なる。
本実施の形態においては、地上局7は地上局6のような大型のアンテナを持つ必要がない。これは観測衛星1に送信する最新観測地域情報が従来の運用計画情報より極めて小さいデータ量にすることにより、情報送信レートを低くすることができるためであり、従来の衛星運用管制に使用していた大型のアンテナを使用することなく、小型の可搬アンテナでもデータ送信が可能となる。
これはデータ量が小さいため、大出力のアンテナを用いなくとも、小型のアンテナで伝送レートを低くしても伝送可能となるためである。
例えば、日本の国土を数か所観測することを考慮した場合、通常ならば極軌道で北極側から日本上空に進行する観測衛星に対して、北海道で観測地域情報をアップリンクすれば、ほぼ日本全土の最適観測地点を送ることが可能となる。
このようにして観測した観測の一例を図15に示す。
最新の観測地域情報伝送手段としての地上局を宗谷岬(仮に『宗谷局』とする)に設置したとする。
日本の主要な観測点として、北海道/札幌、東京、大阪、福岡、沖縄/那覇の5都市を想定する。このとき、宗谷局から衛星に対してコマンドを送信できる地平からの角度(仰角)を5°とし、各都市の観測可能な角度は地表に対して30°以上の角度、逆に言えば観測点から仰角30°以上の範囲を観測可能帯とする。
観測衛星の高度を600kmの極軌道の光学観測衛星としたとき、ある日の宗谷局のコマンド送信可能開始時刻が12時30分48秒であったとする。このときの各都市の観測可能帯の通過時刻は以下の通りです。(解析間隔:12秒で計算)
札幌:12時34分36秒−38分00秒
東京:12時36分48秒−39分48秒
大阪:12時36分48秒−40分48秒
博多:12時37分24秒−41分24秒
那覇:12時39分24秒−43分24秒
これらすべての都市を観測するならば、宗谷局から観測衛星にコマンドが送信可能になる12時30分48秒から最初の観測点である札幌の観測可能時間帯12時34分36秒より前に通信を終了させる必要がある。ここではコマンド送信準備に30秒程度かかることを想定しても、約3分の間隔がある。しかし、この3分を時間いっぱいに使用して、通信すると、札幌の観測可能時間帯に入ると同時に観測する必要があれば、その前に観測準備を終了させなければならない。この点を考慮すると、観測準備(すなわち観測機器の立ち上げおよび衛星の光学機器を観測点に向けるためのアジリティ操作等)に2分程度を想定すると、データ伝送は1分以下で実行され、かつ軌道上での運用計画を立案しなければならない。
以上のことを考慮すると、直前に伝送できるデータ量は小さくなければならなくなる。
本発明のような観測方式を採用することで、軌道上の撮像リソースの無駄を排除し、光学画像を最大限に取得することが可能となる。
なお、本実施の形態では気象衛星とデータ通信衛星が別の衛星として描かれているが、同一の衛星でもよい。
また、データ通信衛星は静止衛星に限定することなく、準天頂衛星のような衛星でもよい。
一例として、準天頂衛星を用いて東南アジアの国々の観測を実施する場合について説明する。
構成および基本的な動作は第1の実施例と同じであるため、詳細は割愛する。
準天頂衛星は、図16のような軌道を3台の衛星で周回し、上部の輪の部分を使用して、日本国上空域に疑似的に静止しているような状態を作り出す衛星である。したがって、下部の輪の部分での運用はあまり想定されていない。この使用されていない部分の軌道域において、観測衛星への最新地域情報の伝送を実施することが可能である。
たとえば、3機の準天頂衛星A、B、Cが軌道上に配置されているとき、準天頂衛星Aが日本上空域を抜ける図16中(a)で示された点にあるとき、準天頂衛星Bはこれから日本上空域に入るため(a)の位置にあり、準天頂衛星Cは(e)の位置にある。
このとき、準天頂衛星Bはこれから日本上空域でのミッションに入るため、以後約8時間にわたり、最新観測地域情報の伝送は行えない。また、準天頂衛星Cは観測対象領域である東南アジア地域が可視領域にないため、データ伝送にはやや不向きである。したがって、準天頂衛星Aが軌道上を移動しながら観測衛星へのデータ伝送を実施する。しかし、準天頂衛星Aの位置が(a)から(d)に進んでいくと、(d)近傍では観測衛星とのデータ中継を行うためにはやや不向きな位置に移動してしまう。しかし、この時点で準天頂衛星Cが軌道上の位置(h)に移動しているため、データ中継手段を準天頂衛星Cに移行する。こうして、前半6時間を準天頂衛星Aで、後半2時間を準天頂衛星Cでカバーすると、8時間が経過し、準天頂衛星Bが日本上空域を抜けて位置(a)に来る。この動作を準天頂衛星B―A、準天頂衛星C−Aと繰り返すことで、静止衛星に頼ることなく、かつ準天頂衛星の主要ミッション領域でのミッションの障害にならないように運用することができる。
このように、本発明に係る衛星観測システムによれば、運用計画情報より極めてデータ容量が小さい観測地域情報を衛星に送信し、衛星が軌道上で運用計画を再立案するので、観測のための観測用リソースの効率化が図れる。
本発明が目的とする観測用リソースの効率化とは、衛星が観測する撮像リソース、撮像したが使用できない観測データを伝送する伝送時間リソース、観測衛星に最新の観測地域情報を送るための観測地域情報伝送手段の時間的リソースや物理構成の小型化等を指すものである。
1、101 観測衛星、2a、2b、2c、2o、102 気象観測手段(気象衛星、気象観測センサ)、3、103 気象衛星通信リンク形成用地上局、4、104 気象観測センタ、5、105 運用管制センタ、6、106 観測衛星通信リンク形成用地上局、7 観測地域情報伝送用地上局、8 データ中継衛星、9、107 観測データダウンリンク用地上局、10、108 データ処理センタ、A、B、C 観測地点。

Claims (6)

  1. 地表観測用センサを有する衛星と、
    各地の気象情報を取得する気象観測センタと、
    予め定められた観測対象地域の位置情報と予め定められた観測を行う観測対象地域の優先度の情報と、前記位置情報と前記優先度の情報に基づき予め作成された観測計画を、前記衛星に送信すると共に、前記気象観測センタから入力した気象情報を用いて前記観測対象地域の気象情報を、随時、前記衛星に送信する運用管制センタと、
    を備え、
    前記衛星は、観測地点記憶部と、観測地点決定部と、観測制御部とを有し、
    前記観測地点記憶部は前記運用管制センタから受信した前記位置情報と前記優先度の情報と前記観測計画を記憶し、
    前記観測地点決定部は、前記位置情報と前記優先度の情報と、前記運用管制センタから随時送信される前記観測対象地域の最新の気象情報を用いて、観測計画を更新し、
    前記観測制御部は、更新された前記観測計画に基づいて観測対象地域を観察することを特徴とする衛星観測システム。
  2. 観測地点決定部は、前記観測対象地域の最新の気象情報に基づき前記観測対象地域が観測に適しているか否かを判断して観測計画を立案し更新することを特徴とする請求項1記載の衛星観測システム。
  3. 前記地表観測用センサは光学センサであり、前記気象情報は前記観測対象地域における曇天率であることを特徴とする請求項1、2いずれか記載の衛星観測システム。
  4. 観測地域情報送信手段を備え、
    前記観測地域情報送信手段は、前記運用管制センタが送信する気象情報を中継し、前記観測衛星に送信することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか記載の衛星観測システム。
  5. 前記観測地域情報送信手段は、前記観測衛星よりも高い軌道を飛行する衛星であることを特徴とする請求項1乃至4いずれか記載の衛星観測システム。
  6. 前記観測地域情報送信手段は、地上局であることを特徴とする請求項1乃至4いずれか記載の衛星観測システム。
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