JP2014172547A - 自動二輪車用ラジアルタイヤ - Google Patents

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Abstract

【課題】乗り心地性能、タイヤ成形性、及び耐久性等を確保しながら、優れた操縦安定性能を発揮する。
【解決手段】クロスベルト構造のベルト層において、一方のベルトプライのベルトコードに3×3×0.17のスチールコードが用いられ、かつ他方のベルトプライのベルトコードに1670dtex/2のアラミドコードが用いられる。スチールコードは、コード1本当たりの曲げ剛性が10.0〜12.0g・cmの範囲、かつ100N荷重時のコードの伸びL100が1.5〜2.0%の範囲である。アラミドコードは、44N荷重時のコードの伸びL44が0.5〜1.5%の範囲である。
【選択図】図1

Description

本発明は、特に大型車両の後輪用タイヤとして好適であり、スチールコードのベルトプライと、アラミドコードのベルトプライとからなるクロスベルト構造のベルト層を具えた自動二輪車用ラジアルタイヤに関する。
ラジアルタイヤのベルト層として、スチールコード(ベルトコード)がタイヤ周方向に対して10〜30°の角度で配列された2枚のベルトプライを用い、このベルトプライを、ベルトコードが互いに交差する向きで半径方向内外に重ね 合わせた所謂クロスベルト構造が、四輪車両用タイヤに広く採用されている。
しかし自動二輪車用ラジアルタイヤでは、車体を大きく傾斜させて旋回するという特性上、トレッド面は、四輪車両用タイヤに比して曲率半径が非常に小さな凸円弧状プロファイルで形成されている。そのため、走行時、ベルトコードにより大きな歪みを受ける。従って、乗用車用タイヤのベルトコードに一般に採用されているスチールコードを、自動二輪車用ラジアルタイヤのベルトコードに採用した場合、コードの圧縮疲労による強力低下が大きくなり耐久性が低下するという傾向を招く。
そのため、自動二輪車用ラジアルタイヤのベルト層(クロスベルト構造)には、圧縮疲労に強い有機繊維コードが一般に採用される。特に、操縦安定性能の確保のためにアラミドコードが採用される傾向が強い(例えば特許文献1参照。)。
しかしながらアラミドコードは有機繊維コードのうちでよりモジュラスが高いコードではあるが、操縦安定性能の点では不十分であり、さらなる検討が望まれる。
なお下記の特許文献2には、線径0.10mm以下の極細フィラメントを用いたスチールコードをベルトコードに使用することで圧縮疲労に起因した耐久性低下を克服した自動二輪車用ラジアルタイヤが提案されている。しかし係るベルトコードの場合、極細フィラメントのコストが大であり、かつ入手が難しい。また操縦安定性能の点でも満足しうるレベルに至っていない。
特開H04−365602号公報 特開2008−100552号公報
そこで発明は、コードの曲げ剛性及び伸びを特定したコード構造3×3×0.17のスチールコードを用いたベルトプライ、及びコード伸びを特定したアラミドコードを用いたベルトプライを併用することを基本として、乗り心地性能、タイヤ成形性、及び耐久性等を確保しながら、優れた操縦安定性能を発揮しうる自動二輪車用ラジアルタイヤを提供することを課題としている。
本発明のうち請求項1記載の発明は、トレッド部のトレッド面がタイヤ赤道からトレッド端まで凸円弧状に湾曲してのび、かつ前記トレッド端間のタイヤ軸方向距離であるトレッド巾がタイヤ最大巾をなすとともに、前記トレッド部からサイドウォール部をへてビード部のビードコアに至るカーカスと、このカーカスの半径方向外側かつトレッド部の内部に配されるベルト層とを具え自動二輪車用ラジアルタイヤであって、
前記ベルト層は、ベルトコードがタイヤ周方向に対して10〜30°の角度で配列された2枚のベルトプライを、前記ベルトコードが互いに交差する向きで半径方向内外に重ねることにより形成され、
しかも、一方のベルトプライは、ベルトコードとして、コード構造が3×3×0.17のスチールコードが用いられ、かつ他方のベルトプライは、ベルトコードとしてコード構造が1670dtex/2のアラミドコードが用いられるとともに、
前記スチールコードは、コード1本当たりの曲げ剛性が10.0〜12.0g・cm、かつ100N荷重時のコードの伸びL100が1.5〜2.0%であり、しかも
前記アラミドコードは、44N荷重時のコードの伸びL44が0.5〜1.5%であることを特徴としている。
また請求項2では、前記アラミドコードは、半径方向外側のベルトプライのベルトコードに用いられることを特徴としている。
また請求項3では、前記スチールコードは、各ストランドを構成する3本のスチールフィラメントのうちの2本に、撚り合わせ前の状態で波状に型付けされた型付けフィラメントを用いたことを特徴としている。
本発明は叙上の如く、クロスベルト構造における一方のベルトプライに、曲げ剛性が10.0〜12.0g・cmの範囲と低く、かつ伸びL100(100N荷重時)が1.5〜2.0%の範囲と大きいコード構造3×3×0.17のスチールコードを採用している。
そのため、線径0.1mm以下の極細フィラメントを使用することなく、コードに耐圧縮疲労性を付与して必要なタイヤ耐久性を確保することができる。特に、曲げ剛性を10.0g・cm以上とすることで操縦安定性能を向上しうる。また曲げ剛性を12.0g・cm以下とすることで、タイヤ形成時、予め円筒状に形成したベルト層を、自動二輪車用ラジアルタイヤ特有の小な凸円弧状プロファイルに沿って容易にプルダウンさせることができ、タイヤ成形性を維持することができる。
またスチールコードの伸びL100を1.5%以上とすることで、乗り心地性能およびタイヤ耐久性を確保でき、逆に2.0%以下とすることで、タイヤ強度および操縦安定性能を確保することができる。なお前記範囲の曲げ剛性、及び伸びL100を得るためには、スチールコードに多数の型付けフィラメントを用い、かつ撚り数を多くすることが必要となる。特に3x3構造では、フィラメント数が9本と多く、かつ下撚りと上撚りとによって撚り数も多くなる。そのため3x3構造は、上記コード物性を得るために、不可欠なものとなる。
またクロスベルト構造における他方のベルトプライに、伸びL44(44N荷重時)が0.5〜1.5%の範囲のコード構造1670dtex/2のアラミドコードを採用している。このようなアラミドコードを採用することで、前記スチールコードによる作用効果を維持しながら、重量増加を低く抑えることが可能となる。
本発明の自動二輪車用ラジアルタイヤの一実施例を示す断面図である。 (A)は一方のベルトプライのベルトコードに用いるスチールコードを示す断面図、(B)は他方のベルトプライのベルトコードに用いるアラミドコードを示す断面図である。 スチールコードに用いる型付けフィラメントを示す側面図である。 スチールコードの曲げ剛性の測定方法を説明する図面である。
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。
図1に示すように、本実施形態の自動二輪車用ラジアルタイヤ1は、トレッド部2からサイドウォール部3をへてビード部4のビードコア5に至るカーカス6と、このカーカス6の半径方向外側かつトレッド部2の内部に配されるベルト層7とを具える。
前記トレッド部2の表面であるトレッド面2Sは、タイヤ赤道Cからトレッド端Teまで凸円弧状に湾曲してのびる。また前記トレッド端Te、Te間のタイヤ軸方向距離であるトレッド巾TWは、タイヤ最大巾をなす。これにより、広い範囲に亘ってトレッド面2Sが形成され、車体を大きく傾斜させた自動二輪車特有の旋回を行うことが可能となる。
前記カーカス6は、カーカスコードをタイヤ周方向に対して75〜90°の角度で配列させた1枚以上、本例では1枚のカーカスプライ6Aから形成される。カーカスコードとしては、ナイロン、ポリエステル、レーヨン等の有機繊維コードが好適に採用される。前記カーカスプライ6Aは、前記ビードコア5、5間を跨るプライ本体部6aの両端に、前記ビードコア5をタイヤ軸方向内側から外側に折り返して係止されたプライ折返し部6bを一連に具える。このプライ本体部6aとプライ折返し部6bとの間には、前記ビードコア5からタイヤ半径方向外方に先細状にのびるビード補強用のビードエーペックスゴム8が設けられる。
前記ベルト層7は、ベルトコードをタイヤ周方向に対して例えば10〜30°の角度で配列した2枚のベルトプライ7A、7Bからなるクロスベルト構造を有する。即ち、前記ベルトプライ7A、7Bは、ベルトコードが互いに交差する向きで半径方向内外に重ね合わせて配される。
そして本発明では、一方のベルトプライ7Aには、ベルトコードとして、図2(A)に示すように、コード構造が3×3×0.17のスチールコード10が用いられる。また他方のベルトプライ7Bには、ベルトコードとして、図2(B)に示すように、コード構造が1670dtex/2のアラミドコード11が用いられる。なお半径方向外側のベルトプライ7Bのベルトコードをアラミドコード11とすることが、以下の理由により好ましい。もし半径方向外側のベルトプライ7Bにスチールコード10を用いた場合、ベルトプライ7Aよりも大きな歪が生じて成形できないことから、曲げ剛性の低いアラミドコードを半径方向外側のベルトプライに使用する。
ここで、前記スチールコード10は、コード1本当たりの曲げ剛性が10.0〜12.0g・cmの範囲、かつ100N荷重時のコードの伸びL100が1.5〜2.0%の範囲に設定される。即ち、コード構造3×3×0.17の通常のスチールコードに対して、曲げ剛性が低く、かつ伸びL100が大きく設定されている。そのため、線径0.17mmのスチールフィラメントfを使用しながらも、耐圧縮疲労性を付与することでき、必要なタイヤ耐久性を確保しうる。特に、曲げ剛性を10.0g・cm以上とすることで操縦安定性能を向上しうる。また曲げ剛性を12.0g・cm以下とすることで、タイヤ形成時、予め円筒状に形成したベルト層を、自動二輪車用ラジアルタイヤ特有の小な凸円弧状プロファイルに沿って容易にプルダウンさせることができ、タイヤ成形性を維持することができる。なお曲げ剛性が10.0g・cmを下回ると、ベルト剛性が不足し操縦安定性能を十分に向上させることができない。逆、曲げ剛性が12.0g・cmを越えると、タイヤ成型時にベルト層7をプルダウンさせることが難しくなり、タイヤ成形性を低下させる。
前記スチールコード10の「曲げ剛性」は、スチールコード10を、その撚りが解けないように70mmの長さで溶断して試験片Aをうるとともに、例えば米国テーバ社製の剛性度試験器(Model 150-D)等を用いて測定する。具体的には、図4に模式的に示すように、試験片Aの一端を固定するとともに、この固定端から50mmの長さでのびる試験片Aの他端A1に力Fを負荷し、該試験片Aの前記他端A1での開き角度が15゜になったときの抗力(曲げ硬さ)を測定することにより得られる。
また前記スチールコード10では、その伸びL100を1.5%以上としているため、耐圧縮疲労性(耐久性)および乗り心地性能を確保することができる。また伸びL100を2.0%以下とすることで、タイヤ強度および操縦安定性能を確保することができる。前記伸びL100が1.5%を下回ると、耐圧縮疲労性が低下しタイヤ耐久性を損ねるとともに、乗り心地性能の低下を招く。逆に2.0%を越えると、コードの曲げ剛性が前記範囲内である場合にも、ベルト層7が変形し易くなってタイヤ強度を損ねるとともに、操縦安定性能の低下を招く。
なお前記範囲の曲げ剛性、及び伸びL100を得るためには、スチールコード10に多数本の型付けフィラメントfaを用い、かつ撚り数を多くすることが必要である。特に3x3構造の場合、フィラメント数が9本と多く、かつ下撚りと上撚りとによって撚り数も多くなる。そのため3x3構造は、上記コード物性(曲げ剛性および伸びL100)を得るために、不可欠なものとなる。
図3に示すように、前記型付けフィラメントfaとは、撚り合わせ前の状態で予め波状に型付けされたフィラメントであって、型付けの波高さHとして0.15〜0.25mm、かつ波ピッチPとして3.0〜3.6mmの範囲が好ましい。前記波高さHが0.25mmを越える場合、および波ピッチPが3.0mm未満の場合、型付け加工によるフィラメントへのダメージが大きくなってコード強力やタイヤ強度の低下を招く。逆に、前記波高さHが0.15mm未満の場合、および波ピッチPが3.6mmを越える場合、型付けが過小となって、前記範囲の曲げ剛性、及び伸びL100を得ることが難しくなる。
本例では、各ストランド12を構成する3本のスチールフィラメントfのうちの2本を、型付けフィラメントfaとしている。即ち、コード1本当たり、6本の型付けフィラメントfaが用いられる。なお、全てのフィラメントを型付けフィラメントfaとした場合、寸法が不安定となって上記物性を精度良く得ることができなくなる。またストランド12中の型付けフィラメントfaの本数が1本の場合には、上記物性を得ることが難しくなる。
また上記物性を得るためには、前記スチールコード10の下撚り数N1と上撚り数N2との和(N1+N2)が9回/10cm以上とするのが好ましい。9回以下の場合には、前記範囲の伸びL100を得るために、波高さHを増やす、及び/又は波ピッチPを細かくする必要が生じ、型付け加工によるダメージが大きくなるという不利を招く。本例では、下撚り数N1と上撚り数N2とが同数のバランス撚りを採用しているが、比N1/N2が0.8〜1.2の範囲で撚り数を相違させることもできる。
なおスチールフィラメントfとしては、JIS G3506に定める下記の表1規定のものが好適に採用しうる。
Figure 2014172547
次に、前記アラミドコード11では、44N荷重時のコードの伸びL44が0.5〜1.5%の範囲に設定される。このようなアラミドコード11を採用することで、前記スチールコード10による作用効果を維持しながら、重量増加を低く抑えることが可能となる。前記伸びL44が0.5%を下回る場合、乗り心地性能の悪化を招き、逆に1.5%を越えると、タイヤ強度が低下するとともに操縦安定性能の悪化を招く。
前記伸びL44は、アラミドコード11の撚り数Nを調整することで達成しうる。本例のアラミドコード11は、下撚り数Nと上撚り数Nとは同数のバランス撚りであり、その撚り数Nを23〜50回/10cmとすることで、伸びL44を前記範囲としている。
なお前記ベルトプライ7A、7Bに用いるトッピングゴムとしては、特に規制されることがなく、例えば表2に示す如き従来的なゴム組成のものが好適に採用しうる。
Figure 2014172547
以上、本発明の特に好ましい実施形態について詳述したが、本発明は図示の実施形態に限定されることなく、種々の態様に変形して実施しうる。
図1のタイヤ構造をなし、かつ表1の仕様のベルトコードを有する自動二輪車用ラジアルタイヤ(160/60ZR17)を試作するとともに、各試供タイヤの、乗り心地性能、操縦安定性能、タイヤ強度、タイヤ耐久性、タイヤ成型性、タイヤ重量をテストし、比較した。表1に記載以外は実質的に同仕様としている。
スチールコードの打ち込み本数は、37.5本/50mm、アラミドコードの打ち込み本数は、35本/50mm、であり、トッピングゴムには前記表2に記載のゴム組成のものを使用した。
(1)乗り心地性能、及び操縦安定性能:
試供タイヤを、リム(MT4.50×17)、内圧(250kPa)の条件下にて、スポーツタイプの大型自動二輪(1000cc)の後輪に装着し、ドライアスファルト路面のタイヤテストコースを走行した。そのときの、乗り心地性能、操縦安定性能(コーナ旋回性)をドライバーの官能評価により10点法でそれぞれ評価した。何れも8点以上あれば合格とする。
(2)タイヤ強度:
試供タイヤを、リム(MT4.50×17)、内圧(250kPa)の条件下にて、トレッド面に鉄棒を押し付け、タイヤ破壊時の強力を評価した。結果は、比較例1を100とする指数で評価した。値が大なほど優れている。
(3)タイヤ耐久性:
ドラム試験機を用い、試供タイヤをリム(MT4.50×17)、内圧(320kPa)、荷重(1.35kN)、室温25±5℃°での条件下にて、キャンバ角0°にて、速度270km/hで走行させ、トレッド部に損傷が生じるまでの走行距離で評価した。結果は、比較例1を100とする指数で評価した。値が大なほど優れている。
(4)タイヤ成形性:
100本のタイヤを形成したときのベルト層形成時の不良の発生数を表示した。
(5)タイヤ質量:
タイヤ1本の質量を、比較例1を100とする指数で評価した。値が小なほど軽量である。
Figure 2014172547
Figure 2014172547
表に示すように、実施例のタイヤは、乗り心地性能、タイヤ成形性、及び耐久性等を確保しながら、優れた操縦安定性能を発揮しうるのが確認できる。
1 自動二輪車用ラジアルタイヤ
2 トレッド部
2S トレッド面
3 サイドウォール部
4 ビード部
5 ビードコア
6 カーカス
7 ベルト層
7A、7B ベルトプライ
10 スチールコード
11 アラミドコード
12 ストランド
C タイヤ赤道
f スチールフィラメント
fa 型付けフィラメント
Te トレッド端

Claims (3)

  1. トレッド部のトレッド面がタイヤ赤道からトレッド端まで凸円弧状に湾曲してのび、かつ前記トレッド端間のタイヤ軸方向距離であるトレッド巾がタイヤ最大巾をなすとともに、前記トレッド部からサイドウォール部をへてビード部のビードコアに至るカーカスと、このカーカスの半径方向外側かつトレッド部の内部に配されるベルト層とを具え自動二輪車用ラジアルタイヤであって、
    前記ベルト層は、ベルトコードがタイヤ周方向に対して10〜30°の角度で配列された2枚のベルトプライを、前記ベルトコードが互いに交差する向きで半径方向内外に重ねることにより形成され、
    しかも、一方のベルトプライは、ベルトコードとして、コード構造が3×3×0.17のスチールコードが用いられ、かつ他方のベルトプライは、ベルトコードとしてコード構造が1670dtex/2のアラミドコードが用いられるとともに、
    前記スチールコードは、コード1本当たりの曲げ剛性が10.0〜12.0g・cm、かつ100N荷重時のコードの伸びL100が1.5〜2.0%であり、しかも
    前記アラミドコードは、44N荷重時のコードの伸びL44が0.5〜1.5%であることを特徴とする自動二輪車用ラジアルタイヤ。
  2. 前記アラミドコードは、半径方向外側のベルトプライのベルトコードに用いられることを特徴とする請求項1記載の自動二輪車用ラジアルタイヤ。
  3. 前記スチールコードは、各ストランドを構成する3本のスチールフィラメントのうちの2本に、撚り合わせ前の状態で波状に型付けされた型付けフィラメントを用いたことを特徴とする請求項1又は2記載の自動二輪車用ラジアルタイヤ。
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