JP2014171192A - Av機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】各種機能の設定を行い易いAV機器を提供することを目的とすることである。
【解決手段】設定画面を表示する設定画面表示部と、前記設定画面表示部が設定画面に表示した設定項目に対して設定の可否を判定する判定部と、前記判定部が設定不可と判定した設定項目が設定不可である原因を特定する原因特定部と、前記原因特定部が特定した原因の解決方法を特定する解決方法特定部と、前記解決方法特定部が特定した解決方法に基づいて所定の処理を実行する実行部と、を備える構成とする。
【選択図】図2
【解決手段】設定画面を表示する設定画面表示部と、前記設定画面表示部が設定画面に表示した設定項目に対して設定の可否を判定する判定部と、前記判定部が設定不可と判定した設定項目が設定不可である原因を特定する原因特定部と、前記原因特定部が特定した原因の解決方法を特定する解決方法特定部と、前記解決方法特定部が特定した解決方法に基づいて所定の処理を実行する実行部と、を備える構成とする。
【選択図】図2
Description
本発明は、設定画面において各種機能の設定を行うことができるAV(Audio Visual)機器に関する。
AV機器としてCD、DVD、BD(Blu-ray Disc(登録商標))、ハードディスクなどを記録媒体とする再生装置や記録再生装置、テレビ受像機などが普及している。近年、AV機器の多機能化や外部機器との接続によるシステム化に伴い、機器の設定画面においてユーザが設定できる項目が多くなっている。
それら項目の中には何らかの理由により現在操作できない状態にあるものもあり、グレーアウトで表示されるなど、現在操作できる項目(設定可能項目)とは視覚的に区別されていることが多い。現在操作できない項目(設定不可項目)について設定したい場合は何らかの操作を行って設定可能状態にしなければならないが、ユーザはなぜその項目が設定不可なのかを知ることが困難な場合がある。
ユーザへ現在の状態を知らせる技術として、特許文献1には、ユーザにより指定された操作を実行することができないときに、タイトル制作者又は装置仕様により操作が禁止されている場合は「タイトル制作者又は装置仕様により操作が禁止されている」旨のメッセージを表示し、該当するデータがなく操作が不可能である場合は「該当するデータがなく操作が不可能である」旨のメッセージを表示するDVD再生装置が開示されている。
しかしながら、特許文献1の技術は再生に関する技術であり、機器の設定画面においてその項目が設定不可である原因を知ることができるものではない。そして、設定不可項目を設定可能にする方法を知ることもできない。したがって、ユーザは製品の説明書等を読んで対処方法を探してその対処方法に沿って操作を順次行う必要があるので時間と手間を要し、ユーザにとって各種機能の設定を容易に行うことができない状況が発生していた。
本発明は、各種機能の設定を行い易いAV機器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、設定画面を表示する設定画面表示部と、前記設定画面表示部が設定画面に表示した設定項目に対して設定の可否を判定する判定部と、前記判定部が設定不可と判定した設定項目が設定不可である原因を特定する原因特定部と、前記原因特定部が特定した原因の解決方法を特定する解決方法特定部と、前記解決方法特定部が特定した解決方法に基づいて所定の処理を実行する実行部と、を備えることを特徴とする。
上記のAV機器において、前記設定画面表示部が設定画面に表示した設定項目に対する決定操作を検出する操作検出部と備え、前記実行部は前記操作検出部の検出結果に基づいて所定の処理を実行することが望ましい。
上記のAV機器において、前記解決方法特定部が特定した解決方法が他の設定項目の設定変更を要する場合に、前記実行部は前記所定の処理として前記他の設定項目の設定画面を表示することが望ましい。
上記のAV機器において、前記他の項目が2以上ある場合に前記所定の処理は各他の設定項目の設定画面を設定変更を要する順に表示することが望ましい。
また上記のAV機器において、前記実行部は前記他の設定項目の設定画面の表示要求があった場合に前記他の設定項目の設定画面を表示することが望ましい。
また上記のAV機器において、前記解決方法特定部が特定した解決方法が他の設定項目の設定変更を要する場合に、前記実行部は前記所定の処理として前記他の設定項目の設定を変更して前記判定部により設定不可と判定された設定項目の設定を可能とすることが望ましい。
また上記のAV機器において、前記実行部は前記他の設定項目の設定変更要求があった場合に前記他の設定項目の設定を変更して前記判定部により設定不可と判定された設定項目の設定を可能とすることが望ましい。
また上記のAV機器において、前記実行部は前記所定の処理としてさらに、前記解決方法特定部が特定した解決方法の少なくとも一部を報知することが望ましい。
また上記のAV機器において、前記実行部は解決方法の報知要求があった場合に前記解決方法特定部が特定した解決方法の少なくとも一部を報知することが望ましい。
また上記のAV機器において、前記設定画面表示部は前記判定部の判定結果に基づいて設定可能な設定項目と設定不可な設定項目とを視認可能に表示した設定画面を表示することが望ましい。
本発明によれば、設定画面に表示された設定項目に対して設定の可否が判定され、設定が不可な設定項目に関して設定不可である原因及びその原因の解決方法が特定されて所定の処理が実行される。つまりユーザは自身で設定が不可である設定項目に関して設定不可である原因及びその解決方法を特定する必要がない。加えて特定された解決方法に基づいて所定の処理が実行されるのでユーザはAV機器の各種設定を行い易くなる。
<第1実施形態>
以下に本発明のAV機器の一実施形態としてHDD(ハードディスクドライブ)一体型光ディスク装置を例に説明する。なお、AV機器としてはCD、DVD、BD等の光ディスク、ハードディスクなどを記録媒体とする再生装置や記録再生装置、テレビ受像機などが挙げられる。
以下に本発明のAV機器の一実施形態としてHDD(ハードディスクドライブ)一体型光ディスク装置を例に説明する。なお、AV機器としてはCD、DVD、BD等の光ディスク、ハードディスクなどを記録媒体とする再生装置や記録再生装置、テレビ受像機などが挙げられる。
図1は、HDD一体型光ディスク装置10の構成及びその周辺機器を示すブロック図である。HDD一体型光ディスク装置10には、テレビ等の表示装置11と、ケーブルテレビや衛星放送等のセットトップボックス又はビデオデッキ等の録画再生装置に代表される外部装置12とが接続されている。本HDD一体型光ディスク装置10はBD及びDVDの録画/再生に対応している。またHDD一体型光ディスク装置10は、リモコン13によって操作可能である。
HDD一体型光ディスク装置10は、チューナ16と、映像/音声圧縮伸長部17と、HDD記録再生部18と、BD/DVD記録再生部19と、OSD(On Screen Display)部20と、映像出力部21と、音声出力部22と、メモリ23と、リモコン受信部24と、外部I/F25と、制御部26とを備えている。
チューナ16は、アンテナ15で受信したデジタルテレビ放送信号を復調、デジタル化する。映像/音声圧縮伸長部17は、チューナ16や外部装置12から受け取った映像/音声データをMPEG2等に準拠して圧縮符号化したり、HDD記録再生部18又はBD/DVD記録再生部19で再生された圧縮された映像/音声データを伸長復号したりする。
HDD記録再生部18は、映像/音声圧縮伸長部17から受け取った圧縮された映像/音声データをHDDに記録したり、HDDに記録されたデータを再生したりする。BD/DVD記録再生部19は、映像/音声圧縮伸長部17から受け取った圧縮された映像/音声データを挿入されたDVD又はBDに記録したり、DVD又はBDに記録されたデータを再生したりする。
OSD部20は、各種設定値を表示装置11の一部に表示しながら設定できるようにする。これにより、ユーザは設定画面で各種機能の設定を行うことができる。映像出力部21は、OSD部20からの映像信号をアナログ化し、表示装置11へ出力する。音声出力部22は、映像/音声圧縮伸長部17からの音声信号をアナログ化し、表示装置へ出力する。
メモリ23は、ROMやRAMからなり、各種プログラムや各種データ等を記憶する。リモコン受信部24は、赤外線受光部等からなり、リモコン13からの信号を受信する。外部I/F25は、外部装置12が接続される外部入力端子等からなる。
制御部26は、マイクロプロセッサ等からなり、HDD一体型光ディスク装置10の各部を制御する。本実施形態において制御部26は設定画面表示部261、判定部262、操作検出部263、原因特定部264、解決方法特定部265及び実行部266を有する。なお本実施形態では説明の簡略化のために一の制御部26が設定画面表示部261、判定部262、操作検出部263、原因特定部264、解決方法特定部265及び実行部266を有する構成をを示したものであって当該構成に限られるものではない。例えば一の制御部26が各部の機能を包括的に有することとしてもよいし、複数の機能を有する構成部(例えば原因特定部264及び解決方法特定部265の機能を有する原因・解決方法特定部)を有することとしてもよい。以下、図2のフローチャートに示す処理に沿って、各部の機能について詳説する。
図2は、第1実施形態のHDD一体型光ディスク装置10の制御部26が実行する処理の流れを示すフローチャートである。ユーザによりリモコン13の設定キー等が操作されて各種機能の設定を行う設定画面の表示要求があると、ステップS10において制御部26の設定画面表示部261はメモリ23から設定画面を読み出し、OSD部20を介して表示装置11へ設定画面を出力する。設定項目が多い場合には設定項目の内容毎にジャンル分けされ複数階層を有する設定画面がメモリ23に記憶されていてもよい。
最初に表示装置11に表示される設定画面は第1層のメニューであり、そのメニューの内の1の項目が決定操作された場合に第2層のメニューが表示され、さらに第2層のメニューの内の1の項目が決定操作された場合に第3層のメニューが表示されるというように順次深い階層が表示される。図3には第3層までメニューを有する設定項目のツリーリストの一例を示す図であるが、階層数は3層に限られるものではなく、また、メニュー及び項目の数及び内容もこれに限られるものではない。
図4は設定画面30の一例を示す図であり、設定画面30には項目としてCEC(Consumer Electronics Control)などが表示されている。判定部262は設定画面30に表示される各項目について設定の可否を判定する(以下、設定が可能な項目を「設定可能項目」といい、設定が不可な項目を「設定不可項目」ともいう。)。そして、設定可能項目は通常色(例えば黒色)で表示され、何らかの理由で現在設定内容を変更できない設定不可項目はグレーアウトで表示されている。グレーアウトすることで変更できない項目であることを視覚的に知らせることができる。図4では、「映像設定」、「CEC」、「録画予約設定」、「初期設定」、「各種情報」の文字は通常色で表示され、「外部装置の連動」及び「表示装置の連動」の文字はグレーアウトで表示されている。また、各項目を選択するカーソル31は、選択している項目(カーソルが当たっている項目)を反転表示させる。ユーザはリモコン13の上下左右キー等でカーソル31を移動させて所望の項目を選択することができ、グレーアウトされている項目も選択することができる。図4ではカーソル31が「音声設定」上にあり、「音声設定」の文字は通常色の反転表示となっている。また、「音声設定」が決定操作されると、図4に示すように音声設定に関する第2層のメニューが表示される。
なお、設定画面の表示態様はこれに限られるものではなく、設定不可項目であることを視覚的に知らせるための他の態様で設定画面を表示することとしてもよい。例えば図5に示すように設定可能項目のみを配置した設定画面30aと設定不可項目のみを配置した設定画面30bを並べて表示することとしてもよい。図5では設定画面30bにおいて設定不可項目をグレーアウトで表示しておりユーザは左側の設定画面30aで設定可能項目であると視覚的に区別可能である。なお、設定可能項目と設定不可項目を同一のフォントで表示する場合には例えば設定画面30aの上部に「設定可能項目」、設定画面30bの上部に「設定不可項目」等の文字を表示することで視覚的に区別可能に表示とすればよい。
ステップS10からはステップS11へ進んで、制御部26の操作検出部261は設定画面において設定不可項目(第1の項目)に対して決定操作が行われたか否かを判定する。そして、ステップS11において設定不可項目に対して決定操作が行われると、ステップS12へ進む。
なお、本フローチャートでは設定不可項目に対して決定操作が行われた場合に以下のフローチャートに進むこととしているがこれに限られるものではなく、設定不可項目に対して決定操作が行われない場合にもステップS12に以降に進むこととしてもよい。すなわち判定部262により、第1の項目が設定不可であると判定された場合にステップS12に進んで第1の項目が設定不可である原因を特定することとしてもよい。
ステップS12において制御部26の原因特定部264はステップS10で決定操作が行われた第1の項目が設定不可である原因を特定する。そして、ステップ12において第1の項目が設定不可である原因を特定した場合に、ステップS13に進む。
ステップS13において制御部26の解決方法特定部265はステップS12で原因特定部264が特定した原因の解決方法を特定する。そして、ステップS13において解決方法を特定した場合に、ステップS14に進む。
ステップS14において制御部26の実行部266は所定の制御を実行する。ここで実行部266が実行する所定の制御について図6を参照して詳説する。図6は実行部266が実行する処理の流れを示すフローチャートである。ステップS20において実行部266は図2のフローチャートのステップS13で解決方法特定部265が特定した方法が、設定可能項目である他の項目(第1の項目とは異なる第2の項目)の設定を変更することであるか否かを判定する。言い換えれば他の項目の設定を変更することで第1の項目が設定可能となるか否かを判定する。解決方法特定部265が特定した方法が、設定可能な他の項目(第1の項目とは異なる第2の項目)の設定を変更することでなければステップS21に進み、そうであればステップS22に進む。
ステップS21において実行部266は第1の項目が設定不可な原因及び/又は第1の項目を設定可能とするための解決方法を報知する。第1の項目が設定不可な原因及び第1の項目を設定可能とするための解決方法を報知する場合を例に説明する。
図4に示す設定画面では上述したように「表示装置の連動」はグレーアウトされ設定不可項目である。この「表示装置の連動」が選択されて決定操作が行われた場合であって、「表示装置の連動」が設定不可である原因がHDMIが差さっていないことである場合には、図7に示すように「HDMIが差さっていないため表示装置の連動の設定ができません」というメッセージが表示された画面40を表示装置11の下部のスペースに表示する。ユーザは当該メッセージを見ることで設定不可である原因(HDMIが差さっていない)及び設定可能とするための方法(HDMIを差す)を認識することができる。なお、このメッセージとともにHDMI端子の位置を示す画像を表示すると、ユーザがより理解しやすくなる。
なお、本ステップで第1の項目が設定不可な原因として特定される他の例としては、解像度の設定において表示装置側が対応していない解像度がある場合など、主に外部機器に関するものが挙げられる。
また、画面40を表示する位置は表示装置11の下部に限られるものではなく任意の位置とすればよい。表示装置11内の空きスペース(文字が表示されていない部分)を活用することで設定画面を隠すことなく画面40等を表示することが可能である。空きスペースが存在しない場合は例えば画面40等をポップアップ画面として表示装置11の中央部にポップアップすることとしてもよい。
また、本例では報知の態様として表示装置11に表示する場合について説明したが、例えばスピーカ等を介して音声案内にて報知することとしてもよい。
ステップS22において実行部266は第2の項目の設定の変更に関して、自動で第2の項目の設定を変更するモード(自動設定モード)であるか、手動で第2の項目の設定を変更するモード(手動設定モード)であるかを判定する。第2の項目の変更に関して自動設定モードとするか手動設定モードとするかはユーザが設定可能とされる。第2の項目の設定の変更に関して自動設定モードであればステップS23に進み、手動設定モードであればステップS24に進む。
ステップS23において実行部266は第1の項目が設定可能となるように第2の項目の設定を変更する。なお、実行部266は第2の項目の設定を変更した後に、例えば図8に示すように「CECの設定をオンにしました」というメッセージが表示された画面50を表示することとしてもよい。これによりユーザはどの項目の設定が変更されたかを認識することができる。
ステップS24において実行部266は第2の項目の設定を変更可能な設定画面を表示する。例えば図9に示すようにポップアップ画面50が表示装置11の中央部に表示される。ポップアップ画面60には、「CECがオフになっているため表示装置の連動の設定を変更できません。オンにしますか?」というメッセージが表示されるとともに、「はい」又は「いいえ」が選択決定可能に表示される。ユーザは設定内容を変更したい場合、すなわちCECの設定を「入」にしたい場合には「はい」にカーソルを当てた状態で決定操作を行えばよい(決定キーを押下すればよい)。
このような画面50が表示されない場合にユーザはカーソルを「表示装置の連動」から「CEC」に移動して「CEC」を選択すると共に決定操作を行って「CEC」の第2層の項目を表示した上で、CECの設定を変更しなければならず手間である(図3参照)。これに比べて本例では画面50に表示される「はい」を決定操作するだけでCECの設定が変更できる。
なお、本ステップでは画面60を表示装置11の中央部にポップアップ表示することとしたが表示装置11内の空きスペースに表示することとしてもよい。
本実施形態によれば、本発明によれば、設定画面の設定不可項目対して決定操作を行った場合に、設定不可である原因及びその原因の解決方法が特定されて所定の処理が実行される。つまりユーザは自身で決定操作に係る項目が設定不可である原因及びその解決方法を特定する必要がない。加えて特定された解決方法に基づいて所定の処理が実行されるのでユーザはAV機器の各種設定を行い易くなる。
また、解決方法が他の項目の設定変更を要する場合に、所定の制御として他の項目の設定の設定画面が表示されるのでユーザは表示された設定画面に対して決定操作を行うだけで簡単に設定不可であった項目を設定可能とすることができる。或いは、自動的に他の項目の設定が変更して設定不可であった項目を設定可能とするので、ユーザによる操作を要さず設定不可であった項目を設定可能とすることができる。
また、設定画面に設定可能項目と設定不可項目がある場合に、両者を視覚的に区別可能に表示するので、ユーザが設定可能項目と設定不可項目を間違えることがない。
<第2実施形態>
図2及び図6に示したフローチャートでは設定不可項目に対して決定操作が行われた(図2のフローチャートのステップS11)後に各ステップの処理が行われて所定の制御が行われることとした。しかしながら所定の制御は設定不可項目に対して決定操作が行われた場合にのみ行われるものでなくてもよく、例えば設定不可項目に対して決定操作が行われる前、すなわち選択状態においても所定の処理を実行することとしてもよい。図10は第2実施形態のHDD一体型光ディスク装置10の制御部26が実行する処理の流れを示すフローチャートである。
図2及び図6に示したフローチャートでは設定不可項目に対して決定操作が行われた(図2のフローチャートのステップS11)後に各ステップの処理が行われて所定の制御が行われることとした。しかしながら所定の制御は設定不可項目に対して決定操作が行われた場合にのみ行われるものでなくてもよく、例えば設定不可項目に対して決定操作が行われる前、すなわち選択状態においても所定の処理を実行することとしてもよい。図10は第2実施形態のHDD一体型光ディスク装置10の制御部26が実行する処理の流れを示すフローチャートである。
なお、上述したように第2実施形態の制御部26は図2に示すフローチャートの処理と図10に示すフローチャートの処理の双方を行う。両フローチャートで共通する判定フローに関しては一方の判定フローの結果に基づいて順次処理を実行すればよい。図2のフローチャートのステップS10、S12、S13は夫々図10のフローチャートS30、S32、33と同様であるため説明を省略する。
ステップS31において制御部26は設定画面において設定不可項目(第1項目)が選択されたか否かを判別する。そして、ステップS31において設定不可項目が選択されると、ステップS32へ進む。
ステップS34において実行部266は第1の項目が設定不可な原因及び/又は第1の項目を設定可能とするための解決方法を報知する。第1の項目が設定不可な原因及び第1の項目を設定可能とするための解決方法を報知する場合を例に説明する。
図4に示す設定画面では上述したように「表示装置の連動」はグレーアウトされ設定不可項目である。この「表示装置の連動」が選択された場合に「表示装置の連動」が設定不可である原因が、CECの設定がオフ(切)になっていることである場合に、図11に示すように「CECがオフであるため表示装置の連動の設定ができません。」というメッセージが表示された画面70を表示装置11の下部のスペースに表示する。ユーザは当該メッセージを見ることで設定不可である原因(CECがオフである)及び設定可能とするための方法(CECをオンにする)を認識することができる。
なお、画面70を表示する位置は表示装置11の下部に限られるものではなく任意の位置とすればよい。表示装置11内の空きスペース(文字が表示されていない部分)を活用することで設定画面を隠すことなく画面70等を表示することが可能である。空きスペースが存在しない場合は例えば画面70等をポップアップ画面として表示装置11の中央部にポップアップすることとしてもよい。また、本例では報知の態様として表示装置11に表示する場合について説明したが、例えばスピーカ等を介して音声案内にて報知することとしてもよい。
本実施形態によれば第1実施形態と同様の効果を奏する。加えて、設定画面において設定不可項目選択され、決定操作されていないときに、その項目が設定不可な原因及び/又は第1の項目を設定可能とするための解決方法が報知されるので、ユーザはその項目の設定内容を変更できない原因を見て、その後の操作の参考にすることができる。また、設定画面において設定不可項目にカーソルが当たるだけで自動的にその項目が設定不可な原因及び/又は第1の項目を設定可能とするための解決方法が報知されるので、ユーザは通常のカーソル操作をするだけであり、取扱説明書等を読むのに比べて容易且つ短時間で原因及び/又は解決方法を知ることができる。
<その他>
第1実施形態及び第2実施形態では図2のフローチャートのステップS13又は図10のフローチャートのS33で原因特定部264が特定した原因に対する解決方法を解決方法特定部265が特定した場合に所定の制御を実行することとしているが、所定の制御を実行する前に実行の要否を選択可能に表示した画面を表示することとしてもよい。実行の要否を選択可能に表示した画面を表示するタイミングは所定の処理を実行する前の任意のタイミングであればよいが、以下では所定の処理を実行する直前に表示する場合を例に説明を行う。
第1実施形態及び第2実施形態では図2のフローチャートのステップS13又は図10のフローチャートのS33で原因特定部264が特定した原因に対する解決方法を解決方法特定部265が特定した場合に所定の制御を実行することとしているが、所定の制御を実行する前に実行の要否を選択可能に表示した画面を表示することとしてもよい。実行の要否を選択可能に表示した画面を表示するタイミングは所定の処理を実行する前の任意のタイミングであればよいが、以下では所定の処理を実行する直前に表示する場合を例に説明を行う。
例えば図6のフローチャートのステップS21の処理を行う前に、図12に示すような「設定不可です。原因、解決方法を表示しますか?」というメッセージが表示されたポップアップ画面80を表示装置11の中央部に表示するとともに、「はい」又は「いいえ」が選択決定可能に表示する。また、ステップS23を行う前に、図13に示すような、「設定不可です。設定可能に変更しますか?」というメッセージが表示されたポップアップ画面90を表示装置11の中央部に表示するとともに、「はい」又は「いいえ」が選択決定可能に表示する。また、ステップS24を行う前に、図14に示すような、「設定不可です。設定可能にしたいですか?」というメッセージが表示されたポップアップ画面100を表示装置11の中央部に表示するとともに、「はい」又は「いいえ」が選択決定可能に表示する。ユーザは各画面80、90、100で「はい」を決定操作して所定の処理の実行を要求する。
図9のフローチャートでも同様に所定の処理が実行される前に、「設定不可です。原因、解決方法を表示しますか?」というメッセージが表示されたポップアップ画面を表示装置11の中央部に表示するとともに、「はい」又は「いいえ」が選択決定可能に表示すればよい。所定の制御を実行する前に実行の要否が選択可能であるため、許可なく(要求なく)所定の処理が実行されることがない。
また、第1実施形態及び第2実施形態では第1の項目を設定不可状態から設定可能状態にするために他の項目である第2の項目の設定を変更する場合について説明したが、第1の項目を設定可能状態にするために複数の他の項目の設定の変更を要する場合にも適用可能である。
その際、また、図6のステップS21で解決方法の全部を表示することとしてもよいが、解決方法が複数の項目の設定変更に係るものとなって文字数が多くなり理解が困難となる可能性がある。そこで解決方法の一部(複数の項目のうち、任意の数の項目の設定の変更を要する旨)を報知することとしてもよい。また、図6のステップS24で全ての他の項目の設定画面を表示することとしてもよいし、設定変更を要する順に設定画面を表示することとしてもよい。後者の場合には設定の順序が分かりユーザにとって利便性が高い。
また、第1実施形態及び第2実施形態では図2のフローチャートのステップS12、S13及び図10のフローチャートのステップS22、S23において特定できなかった場合に処理を終了することとしているが、原因が特定できなかったこと又は解決方法を特定できなかったことを報知する制御を行うこととしてもよい。
また、第1実施形態の設定画面で設定不可項目と設定可能項目を視覚的に区別可能な表示を行う例について説明を行ったが、さらに、設定画面において設定不可項目を選択不能とする設定を行うことができることとしてもよい。例えば設定画面において設定不可項目を非表示にし、或いは、設定不可項目を表示しつつも選択不能とする。後者は例えば図4に設定画面が表示されている場合に、カーソルを下方向に一つ移動すると「CEC」が選択されるが、さらにカーソルを下方向に一つ移動した場合に「外部装置の連動」ではなく「録画予約設定」が選択される。
10 HDD一体型光ディスク装置(AV機器)
11 表示装置
12 外部装置
13 リモコン
15 アンテナ
16 チューナ
17 映像/音声圧縮伸長部
18 HDD記録再生部
19 BD/DVD記録再生部
20 OSD部
21 映像出力部
22 音声出力部
23 メモリ
24 リモコン受信部
25 外部I/F
26 制御部
261 設定画面表示部
262 判定部
263 操作検出部
264 原因特定部
265 解決方法特定部
266 実行部
11 表示装置
12 外部装置
13 リモコン
15 アンテナ
16 チューナ
17 映像/音声圧縮伸長部
18 HDD記録再生部
19 BD/DVD記録再生部
20 OSD部
21 映像出力部
22 音声出力部
23 メモリ
24 リモコン受信部
25 外部I/F
26 制御部
261 設定画面表示部
262 判定部
263 操作検出部
264 原因特定部
265 解決方法特定部
266 実行部
Claims (10)
- 設定画面を表示する設定画面表示部と、
前記設定画面表示部が設定画面に表示した設定項目に対して設定の可否を判定する判定部と、
前記判定部が設定不可と判定した設定項目が設定不可である原因を特定する原因特定部と、
前記原因特定部が特定した原因の解決方法を特定する解決方法特定部と、
前記解決方法特定部が特定した解決方法に基づいて所定の処理を実行する実行部と、
を備えることを特徴とするAV機器。 - 前記設定画面表示部が設定画面に表示した設定項目に対する決定操作を検出する操作検出部と備え、前記実行部は前記操作検出部の検出結果に基づいて所定の処理を実行する請求項1に記載のAV機器。
- 前記解決方法特定部が特定した解決方法が他の設定項目の設定変更を要する場合に、前記実行部は前記所定の処理として前記他の設定項目の設定画面を表示する請求項1記載のAV機器。
- 前記他の項目が2以上ある場合に前記所定の処理は各他の設定項目の設定画面を設定変更を要する順に表示する請求項2記載のAV機器。
- 前記実行部は前記他の設定項目の設定画面の表示要求があった場合に前記他の設定項目の設定画面を表示する請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載のAV機器。
- 前記解決方法特定部が特定した解決方法が他の設定項目の設定変更を要する場合に、前記実行部は前記所定の処理として前記他の設定項目の設定を変更して前記判定部により設定不可と判定された設定項目の設定を可能とする請求項1記載のAV機器。
- 前記実行部は前記他の設定項目の設定変更要求があった場合に前記他の設定項目の設定を変更して前記判定部により設定不可と判定された設定項目の設定を可能とする請求項5に記載のAV機器。
- 前記実行部は前記所定の処理としてさらに、前記解決方法特定部が特定した解決方法の少なくとも一部を報知する請求項2〜請求項6のいずれか1項に記載のAV機器。
- 前記実行部は解決方法の報知要求があった場合に前記解決方法特定部が特定した解決方法の少なくとも一部を報知する請求項7に記載のAV機器。
- 前記設定画面表示部は前記判定部の判定結果に基づいて設定可能な設定項目と設定不可な設定項目とを視認可能に表示した設定画面を表示する請求項1〜請求項9のいずれか1項に記載のAV機器。
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