JP2014171138A - 遠隔撮影装置システム - Google Patents
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Abstract
【課題】外部装置から撮像装置に対しロックを掛け、撮像装置のボタン類の操作を不可にしている時に、外因により外部装置側のコマンド発行アプリケーションがスリープした際に、ロックが掛かったままとなり、撮像装置のボタン類が操作不可のままとなってしまうことを防止することを提供する。
【解決手段】撮像装置を遠隔操作する外部装置であって、撮像装置にロックを掛け、撮像装置側のボタン類の操作を不可にしてから、撮影設定コマンドを撮像装置へ送信し、通信手段、表示手段、入力手段、制御手段を備えており、システム制御手段によって検出されたアプリケーションのスリープイベントを取得するスリープイベント取得手段を備え、スリープイベントを取得すると、通信手段を介し、撮像装置のロックを解除し、撮像装置側のボタン類の操作を可能にしてからスリープ状態に入ることを特徴とする構成とした。
【選択図】 図1
【解決手段】撮像装置を遠隔操作する外部装置であって、撮像装置にロックを掛け、撮像装置側のボタン類の操作を不可にしてから、撮影設定コマンドを撮像装置へ送信し、通信手段、表示手段、入力手段、制御手段を備えており、システム制御手段によって検出されたアプリケーションのスリープイベントを取得するスリープイベント取得手段を備え、スリープイベントを取得すると、通信手段を介し、撮像装置のロックを解除し、撮像装置側のボタン類の操作を可能にしてからスリープ状態に入ることを特徴とする構成とした。
【選択図】 図1
Description
本発明は、外部装置と接続した撮像装置を、外部装置からリモート制御し、撮影条件を変更し撮影する遠隔撮影装置システムに関し、特にリモート制御で実施する撮影において、外部装置と撮像装置の状態ずれの解消を目的とし、円滑なリモート撮影の提供に関するものである。
従来、撮像装置又は、撮像機能が設けられている端末装置を、携帯電話などの他の端末装置で遠隔操作し、撮影を行うものがある。遠隔操作で撮影する場合は、撮影コマンドや撮影設定を行う際に、遠隔操作を行う端末装置である外部装置と撮像装置で状態ずれが発生しないよう、撮像装置側にロックを掛け、ボタン類の操作を不可にするのが一般的である。
特許文献1では、被写体の撮像を行う撮像部と、近距離無線通信を行う近距離無線通信部を有し、前記撮像部を遠隔操作する側の機器から前記近距離無線通信部を介して受信された遠隔操作コマンドに応じて、前記撮像部を撮像制御する撮像制御部と、前記撮像部で連続的に撮像されている現在の撮像画像を、前記遠隔操作する側の機器に対して、順次、近距離無線送信すると共に、遠隔操作する側の機器からシャッタコマンドを受信した際に、得られた撮像画像を、遠隔操作する側の機器に対して近距離無線送信する撮像画像送信部を有することを特徴とする撮像装置が開示されている。
通常、外部装置から撮像装置に対し撮影設定を行う際に、撮像装置側で操作を行われることで、外部装置と撮像装置との状態ずれが発生してしまうことを防止するために、外部装置から撮像装置にロックを掛け、撮像装置のボタン類の操作を不可にする。従来技術では、この時外因により外部装置側のコマンド発行アプリケーションがスリープした際に、ロックが掛かったままとなり、撮像装置のボタン類が操作不可のままとなってしまう。
例えば、図3で外部装置からカメラ設定処理をする際(S101)、外部装置は撮像装置に対しロックを掛けるコマンドを発行し(S102)、撮影設定中に、撮像装置側でボタン類の操作不可とする(S103)。外部装置は、撮像装置に対し撮影設定を行なう(S104)。その後、外部装置は撮像装置に対しロックを解除するコマンドを発行し(S105)、撮像装置側ではボタン操作を可能なように変更する(S106)。
この時、外部装置からカメラ設定処理を行う際(S101´)、外部装置から撮像装置側にロックを掛けるコマンドを発行し(S102´)、撮像装置側でボタン類の操作を不可としている状態で(S103´)、外部装置側のコマンド発行アプリケーションが外因によりスリープ状態に入ると(S107)、撮像装置側は、ボタン類の操作が不可になったままとなり、外部装置側のアプリケーションがスリープから復帰した場合、外部装置側からはロックを掛けている状態にないのに関わらず、ボタン類は操作不可のままとなってしまう。この場合は、撮像装置を一旦切断して、再接続しないことには撮像装置は復帰できないことになる。
そこで本発明の目的は、外部装置側のアプリケーションがスリープ状態に入るイベントを取得し、スリープ状態に入る前に、外部装置側に対して、ロック解除させることにより、カメラが操作不可のままになってしまうことを防止するシステムを提供することである。
上記目的を達成するために、本発明は、撮像装置を遠隔操作する外部装置であって、撮像装置にロックを掛け、撮像装置のボタン類の操作を不可にしてから、撮影設定コマンドを撮像装置へ送信し、撮像装置から変更された撮影設定値を受信する通信手段と、受信した撮影設定値を表示する表示手段と、撮影コマンドを入力する入力手段と、外部装置上のアプリケーションを制御するシステム制御手段を備えており、システム制御手段によって検出されたアプリケーションのスリープイベントを取得するスリープイベント取得手段を備え、スリープイベントを取得すると、前記通信手段を介し、撮像装置のロックを解除してからスリープ状態に入ることを特徴とする。
本発明によれば、撮像装置を外部装置上のアプリケーションを遠隔操作して撮影する際、カメラ設定のために撮像装置にロックを掛け、ボタン類の操作を不可にした場合、外部装置において、外因により外部装置側のアプリケーションがスリープ状態に入った際も、撮像装置のボタン類が操作不可のままになり、再接続しないと撮影行為が継続できなくなることを回避することが可能となる。
以下に、本発明の好ましい実施の形態を、添付の図面に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明の実施形態にかかわるリモート制御での撮影において、携帯端末103のアプリケーションがスリープ状態に入ってしまった場合の処理手順である。
[実施例1]
以下、図面を参照して、本発明の第1の実施例による、遠隔撮影において、外部装置より撮像装置を遠隔制御して撮影する場合、撮影設定時に外部装置より撮像装置にロックを掛け、撮影設定を行う方法について説明する。
以下、図面を参照して、本発明の第1の実施例による、遠隔撮影において、外部装置より撮像装置を遠隔制御して撮影する場合、撮影設定時に外部装置より撮像装置にロックを掛け、撮影設定を行う方法について説明する。
以下、図面を参照して、本発明の第1の実施例による、遠隔撮影装置について説明する。
図2は、本実施形態に係る遠隔撮影が実行可能なシステムの構成例を示す図である。図2の遠隔撮影システムは、デジタル一眼レフカメラ(以下、デジタルカメラ)101、このデジタルカメラ101に対して外部機器として遠隔操作を行うスマートフォンやタブレットなどの携帯端末103。デジタルカメラ101と携帯端末103は、公知の無線LANにより接続されており、画像データを含む各種信号の送受信が可能になっている。
デジタルカメラ101と携帯端末103の接続方式はアドホックなどの直接接続であっても、アクセスポイント102などを介してのインフラストラクチャーであってもどちらでもよい。
本例での遠隔撮影とは、デジタルカメラ101で撮影される被写体像を携帯端末103側で確認するとともに携帯端末103側でレリーズ指示を行う撮影方法と、被写体確認は携帯端末103で行い、レリーズ指示はデジタルカメラ101のシャッタボタンで行うような撮影方法をも含んでいる。撮影された画像は携帯端末103でも確認が行えるシステムである。後者の撮影方法はデジタルカメラ101のファインダや背面液晶のライブビュー画像を確認し難いような撮影、たとえば超低位置からの撮影シーンなどに有効である。
<デジタルカメラハードウェア構成説明>
図5は、デジタルカメラ101の概略構成を示すブロック図である。1、3は撮影レンズであり、ここでは説明の便宜上2枚のレンズで図示しているが、実際は更に多数枚のレンズから構成される。2は絞りであり、撮影レンズ1、3を通過した光量を調整する。4は主ミラーであり、ファインダ系による被写体像の観察状態に応じて撮影光路に対して傾斜状態或いは退避状態に設定される。5はサブミラーであり、主ミラー4を通過した光束をカメラ筐体の下方に位置する焦点検出のためのレンズ系11及びラインセンサ12へ向けて反射する。
図5は、デジタルカメラ101の概略構成を示すブロック図である。1、3は撮影レンズであり、ここでは説明の便宜上2枚のレンズで図示しているが、実際は更に多数枚のレンズから構成される。2は絞りであり、撮影レンズ1、3を通過した光量を調整する。4は主ミラーであり、ファインダ系による被写体像の観察状態に応じて撮影光路に対して傾斜状態或いは退避状態に設定される。5はサブミラーであり、主ミラー4を通過した光束をカメラ筐体の下方に位置する焦点検出のためのレンズ系11及びラインセンサ12へ向けて反射する。
6はシャッタである。7は撮像素子であり、CCD型撮像素子或いはCMOS型撮像素子として構成される。8は液晶表示部であり、ファインダ内に内蔵され、撮影レンズ1、3の予定結像面に配置されたピント版及び測距枠のマーク等を表示する。9はペンタプリズムであり、ファインダ光路変更用のプリズムである。10は接眼レンズであり、これを介して撮影者は被写体を観察することができる。11は焦点検出用のレンズである。12はラインセンサであり、焦点検出を行う。
13は焦点調節回路であり、撮影レンズ1、3内に配置され、焦点調節を行う。28はA/D変換回路であり、ファインダ光路系の上部に配置された測光回路とその出力をA/D変換する。14は絞り駆動回路であり、撮影レンズ1、3内に配置され、絞り2を駆動する。15はミラー駆動回路であり、主ミラー4を駆動する。16はラインセンサ駆動回路であり、ラインセンサ12を駆動する。17はシャッタ駆動回路であり、シャッタ6を駆動する。18は撮像素子駆動回路であり、撮像素子7を駆動する。19はA/D変換回路であり、撮像素子7から出力されるアナログ撮影信号をデジタル撮影信号に変換する。20は信号処理回路であり、デジタル撮影信号に対して信号処理を施す。
21はRAMであり、デジタル画像信号等を一時的に保存する。22はROMであり、デジタルカメラ101を制御するための制御プログラム等を格納する。23はコンパクトフラッシュ(登録商標)(CF)であり、デジタル画像信号を最終的に記録する記録媒体である。24はCPUであり、デジタルカメラ101の各部の制御を司る中央演算処理装置である。25は背面液晶表示部(LCD)であり、撮像したデジタル画像信号に対応する撮影画像の表示や撮影パラメータ変更などのメニュー表示、またはライブビュー画像の表示などを行う。
26はスイッチ入力部であり、図6に示すシャッタボタン37で操作されるレリーズスイッチ(以下レリーズSW)、各種機能ボタン、ダイヤル38、電源スイッチ等の各種ボタンの操作に連動する入力を行う。スイッチ入力部26は、撮影者により該当ボタンが操作されると対応する信号をCPU24に送出する。レリーズSWは、少なくとも2つ以上の接点を有するスイッチから構成され、例えば、押下される量に応じて状態が2段階に切り替わる構造となっている。レリーズSWを途中まで押下した場合には第1の接点(SW1)が選択され、最後まで押下した場合には第2の接点(SW2)が選択される。SW1が選択された場合にはAF(自動焦点)やAE(自動露出)等の撮影準備動作を行い、SW2が選択された場合には撮影動作及びデジタル画像信号の作成動作及び記録動作を行う。
27は通信部であり、LAN(Local Area Network)やUSB(Universal Serial Bus)などのインタフェースを有し、携帯端末103のような外部機器と接続することによって、デジタルカメラ101で撮影した画像の送信や外部機器からデジタルカメラ101の遠隔制御を可能としている。
28は電源であり、デジタルカメラ101の駆動源となっている。一般的にリチウムイオン電池などの充電型の電源が用いられている。
図6は、デジタルカメラ101の背面側の外観図である。デジタルカメラ101の筐体の上面部には、シャッタボタン37が配設されている。また、筐体の背面部には、選択サブダイヤル38、ライブビュー開始/終了ボタン42、撮影画像の確認用及び機能メニュー表示用の背面液晶表示部25が配設されている。
各種スイッチやダイヤルなどの操作情報は入力部26からCPU24に送られ状態や操作されたボタンの状況に応じてCPU24がデジタルカメラ101を統括コントロールする。
<携帯端末のハードウェア構成説明>
図4は、本発明の一実施形態に係る携帯端末103のハードウェア構成を示す図である。携帯端末とは、具体的には携帯電話機、スマートフォン、タブレット機器、PDA(Personal Digital Assistant)、携帯型AVプレイヤー、電子ブック、電子辞書等である。
図4は、本発明の一実施形態に係る携帯端末103のハードウェア構成を示す図である。携帯端末とは、具体的には携帯電話機、スマートフォン、タブレット機器、PDA(Personal Digital Assistant)、携帯型AVプレイヤー、電子ブック、電子辞書等である。
この携帯端末103は、CPU400、フラッシュメモリ401、RAM402、内蔵カメラ403、マイク404、スピーカ405、イヤホン406、タッチパネル410、液晶表示部411、スイッチ412、通信部413、外部I/F(インタフェース)414を有する。さらに携帯端末103は、GPS(Global Positioning System)センサ407や電子コンパス408などを有するものもある。これらのほか、携帯端末103は、通話用のアンテナや通話用の通信モジュール等を有していてもよい。
CPU400は、携帯端末103で実行される処理を統括的に制御する。
RAM402は、CPU400の作業領域として用いられ、CPU400が処理するコンテンツ等の各種データや、各種アプリケーションのプログラムを一時的に格納する。
フラッシュメモリ401は、内蔵カメラ403により撮像されたデジタル写真画像や動画像等の各種コンテンツやCPU400が実行する各種制御プログラムや各種アプリケーションプログラムを記憶する。
液晶表示部411は、例えばTFT(Thin Film Transistor)等のLCDやOELD(Organic Electro-Luminescence Display)であり、アプリケーションUI(User Interface)を表示する。また液晶表示部411はタッチパネル410と一体的に設けられている。タッチパネル410は、アプリケーションの実行により写真やGUI(Graphical User Interface)が表示された状態において、ユーザのタッチ操作を検出し、CPU400へ伝える。タッチパネル410の動作方式としては、例えば抵抗被膜方式や静電容量方式が用いられるが、その他の方式が用いられてもよい。タッチパネル410は、例えば、写真表示アプリケーションの実行中に、ユーザが写真を選択して全画面表示をしたり、ピンチインやピンチアウトによる画像の拡大や縮小したりも可能にしている。
スイッチ412は、例えば電源スイッチ、起動ボタン等、タッチパネル410では入力できないユーザの操作等を受け付け、入力信号をCPU400へ伝える。
イヤホン406及びスピーカ405は、上記フラッシュメモリ401等に記憶された、または通信部413、外部I/F414等から入力された音声信号を出力する。
通信部413は、インターネットやLAN(Local Area Network)等のネットワークを介して、他の機器との間で通信処理を行う。当該通信部413は、無線LAN(Local Area Network)モジュールを有していてもよいし、WWAN(Wireless Wide Area Network)モジュールを有していてもよい。
外部I/F(インタフェース)414は、例えばUSB(Universal Serial Bus)やHDMI(High-Definition Multimedia Interface)等の各種規格に準じて、アプリケーションやコンテンツデータのやり取りを行う。
415はタイマーやリアルタイムクロックモジュールであり、CPU400に対して時間イベントを与える。携帯端末103では省電力のために無操作無状態が続くと端末をスリープ状態にする機能がある。携帯端末103内のOSはスリープ状態移行を検出すると各起動アプリケーションに対してスリープ実施に先駆けてスリープのイベントを発行する。
また、携帯端末103は操作者がスイッチ412を押す事により起動するアプリケーションプログラムを切り替える事も出来る。この時切り替えられる側のアプリケーションはスリープ状態に移行と同等のイベントが発行されアプリケーションプログラムが停止される。
電源416は携帯端末103用の電源である。一般的にリチウムイオン電池などの充電型の電源が用いられている。
<ライブビュー説明>
次に、本実施形態に係るリモート撮影システムによる撮影動作について説明する。デジタルカメラ101では、フイルムカメラと同様にピント版に結像した画像をファインダで確認する従来通りのピント確認の他に、撮像素子7に結像した画像をリアルタイムに背面液晶表示部25で確認しながら構図確認やピント合わせを行う撮影方法がある。この撮影方法をライブビュー撮影と呼ぶこととする。
次に、本実施形態に係るリモート撮影システムによる撮影動作について説明する。デジタルカメラ101では、フイルムカメラと同様にピント版に結像した画像をファインダで確認する従来通りのピント確認の他に、撮像素子7に結像した画像をリアルタイムに背面液晶表示部25で確認しながら構図確認やピント合わせを行う撮影方法がある。この撮影方法をライブビュー撮影と呼ぶこととする。
デジタルカメラ101でライブビュー撮影を行う場合には、ライブビュー開始/終了ボタン42を押下することによりライブビュー撮影モードに切り替わり、デジタルカメラ101は撮像素子7で結像した画像をリアルタイムに背面液晶表示部25に表示する。これにより、撮影者は画像全体の構図や色合等を見た状況に基づいてデジタルカメラ101を移動させる等することで、アングル調整を行うことができる。このとき、撮像素子7に映像を投影させるため主ミラー4は退避状態に設定され、シャッタ6を開く。即ち、ファインダ光路は遮断され、ファインダでの被写体確認はできなくなる。
また、デジタルカメラ101の背面液晶表示部25に表示される画像は拡大することが可能で、且つ、拡大する位置を移動することが可能である。ライブビュー撮影でのピント合わせは、ピントを合わせたい部分を背面液晶表示部25に拡大表示すると共に表示画像を確認しながらオートフォーカスやマニュアルフォーカスにより行う。
<リモートライブビュー説明>
一方、ライブビュー撮影は、デジタルカメラ101単体での撮影のみでなく、デジタルカメラ101に通信部で接続された外部機器と連携することで外部機器から遠隔操作することも可能である。たとえば、外部機器として携帯端末103から被写体を確認しながらの遠隔撮影操作を行うこともできる。この場合、デジタルカメラ101では撮像素子7に結像した画像を外部装置出力用のデジタル画像を生成し、逐次携帯端末103からの要求に応じてデジタル画像を送信する。携帯端末103は逐次受信したデジタル画像をリアルタイムに液晶表示部411に表示する。この撮影方法をリモートライブビュー撮影と呼ぶこととする。リモートライブビュー撮影の場合も、被写体の確認だけでなくピントを合わせる位置を指定することや、撮影パラメータを変更するなどカメラ操作同様に行うことができる。
一方、ライブビュー撮影は、デジタルカメラ101単体での撮影のみでなく、デジタルカメラ101に通信部で接続された外部機器と連携することで外部機器から遠隔操作することも可能である。たとえば、外部機器として携帯端末103から被写体を確認しながらの遠隔撮影操作を行うこともできる。この場合、デジタルカメラ101では撮像素子7に結像した画像を外部装置出力用のデジタル画像を生成し、逐次携帯端末103からの要求に応じてデジタル画像を送信する。携帯端末103は逐次受信したデジタル画像をリアルタイムに液晶表示部411に表示する。この撮影方法をリモートライブビュー撮影と呼ぶこととする。リモートライブビュー撮影の場合も、被写体の確認だけでなくピントを合わせる位置を指定することや、撮影パラメータを変更するなどカメラ操作同様に行うことができる。
<リモート撮影アプリ>
図7は、携帯端末103を利用したリモートライブビュー撮影アプリケーションの操作及び表示画面の例を示す図である。図7において、起動されたアプリケーションは液晶表示部411に対してGUI(Graphical User Interface)表示をする事により撮影する被写体の確認や撮影制御を行える。
図7は、携帯端末103を利用したリモートライブビュー撮影アプリケーションの操作及び表示画面の例を示す図である。図7において、起動されたアプリケーションは液晶表示部411に対してGUI(Graphical User Interface)表示をする事により撮影する被写体の確認や撮影制御を行える。
携帯端末103においてリモート撮影機能が実行されると、デジタルカメラ101ではリモートライブビュー撮影アプリケーションからの指示によりライブビューが開始される。501はリモートライブビュー画面であり、携帯端末103においてリモートライブビュー撮影でのファインダに相当する。デジタルカメラ101の撮像素子7に結像した画像をデジタル画像として取得表示を繰り返すことで、ライブビュー画像をリアルタイムで表示させることができる。このことにより、撮影者は遠隔操作においてもカメラ操作と同じように被写体の確認を行う事ができ、構図や色合いの確認やシャッタチャンスを捉える事を可能とする。
撮影にはさまざまな被写体が考えられるので、出来る限り現実の被写体の動きからタイムラグを発生することなく表示されることが望まれる。また、リモートライブビュー画面501では画像上のタップ操作でピント合わせの位置をデジタルカメラ101に指定したり、ピンチイン操作により画像拡大をしたりすることもできる。
502は遠隔用シャッタボタンであり、このボタンをタップ操作することによりデジタルカメラ101に対して撮影要求が出され撮影が実施される。撮影された画像は504のプレビューエリアにサムネイルで表示される。撮影画像を確認したい場合は、プレビューエリア504をタップすることで液晶表示部411に大きく撮影画像が表示され画像の詳細確認が行える。撮影画像の確認についての説明は、図7を用いて別途後述する。
503は撮影パラメータ変更のための操作ボタンであり、シャッタスピードや絞り値やISO感度といった各種撮影パラメータを変更する機能を提供する。
505は遠隔ライブビュー開始/終了ボタンであり。カメラ背面のライブビュー開始/終了ボタン42と同様にデジタルカメラ101のライブビュー機能を遠隔操作にてコントロールできる。撮影中の被写体が現れるまで待つなどといった長時間の待ち時間が発生する時などは、このボタン操作でライブビューを停止状態にしておくことで、携帯端末103とデジタルカメラ101共に消費電力を大幅に抑えることができる。撮影者が目視で被写体を直接確認できる撮影現場においては効果的な省電力手段である。
図1に遠隔装置からデジタルカメラ101の設定変更を行う場合の例をフローチャートにて示す。
携帯端末103からカメラ設定を変更する場合、たとえばカメラの時刻設定を携帯端末103の時刻データと同期する場合など、携帯端末103から時刻を変更している最中にシャッタボタン37が押され撮影が行われた場合には、画像に記録される時刻データに不整合が発生してしまう事がある。
このようなことを発生しないために携帯端末103からカメラ設定を変更する場合には設定処理をする際(S101)、外部装置のシステム制御手段は通信手段を介して、デジタルカメラ101に対しロックを掛けるコマンドを発行し(S102)、設定中に、デジタルカメラ101側でボタン類の操作を不可とする(S103)。
たとえば、このタイミングで外因によりスリープ状態に入った場合(S107)、携帯端末103のOSはスリープイベントを発生する。携帯端末103のリモート撮影アプリケーションに対してスリープイベントが通知され、撮像装置に対しロックを解除するコマンドを発行し(S105)、デジタルカメラ101側でボタン操作を可能なように変更する(S106)。
さらにこの時、携帯端末103は、デジタルカメラ101に対し設定を行うために保持していたカメラ設定発行コマンドをキャンセルさせることにより(S108)、外部装置のアプリケーションが、スリープ状態から復帰した場合に、外部装置と撮像装置で撮影設定値の状態ずれが発生することを防止できる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
103 外部装置として遠隔撮影操作機器となる携帯端末
400 システム制御手段
410 入力手段
411 表示手段
415 スリープイベント取得手段
413 通信手段
101 デジタルカメラ
400 システム制御手段
410 入力手段
411 表示手段
415 スリープイベント取得手段
413 通信手段
101 デジタルカメラ
Claims (2)
- 通信手段(413)を介して、撮像装置(101)とデータの送受信を行い、撮像装置を遠隔操作可能な外部装置(103)であって、システム制御手段(400)と、入力手段(410)と表示手段(411)と、スリープイベント取得手段(415)とを具備し、前記外部装置より、前記撮影装置にカメラ設定を行う場合(S101)、前記撮像装置にロックを掛け(S102)、前記撮像装置側でボタン類の操作を不可にし(S103)、撮影設定を行う(S104)。撮影設定が完了すると、前記外部装置は、前記撮像装置のロックを解除(S105)し、前記撮像装置側で、ボタン類の操作を可能にし(S106)、撮影設定処理を完了し、
前記外部装置において、アプリスリープイベントが発生すると(S107)、前記撮像装置のロックを解除し(S105)、前記撮像装置側でボタン類の操作を可能にする(S106)ことを特徴とする遠隔撮影装置システム。 - 前記外部装置は、アプリスリープイベントが発生すると(S107)、前記撮像装置のロックを解除し(S105)、前記撮像装置側でボタン類の操作を可能にする(S106)とともに、カメラ設定処理をキャンセルする(S108)ことを特徴とする請求項1に記載の遠隔撮影装置システム。
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Cited By (2)
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KR20180054745A (ko) * | 2015-10-16 | 2018-05-24 | 구글 엘엘씨 | 모바일 컴퓨팅 디바이스에 의해 캡처된 미디어를 전자 문서에 첨부하기 위한 기법들 |
EP4093044A1 (en) | 2021-05-17 | 2022-11-23 | Canon Kabushiki Kaisha | Electronic device and control method thereof, and remote control system |
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JP2018536924A (ja) * | 2015-10-16 | 2018-12-13 | グーグル エルエルシー | モバイルコンピューティング装置によってキャプチャしたメディアを電子文書に添付するための技術 |
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KR102148352B1 (ko) * | 2015-10-16 | 2020-08-26 | 구글 엘엘씨 | 모바일 컴퓨팅 디바이스에 의해 캡처된 미디어를 전자 문서에 첨부하기 위한 기법들 |
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