JP6711580B2 - 撮像システム、外部装置、撮像装置、レンズユニット、駆動装置、プログラム - Google Patents

撮像システム、外部装置、撮像装置、レンズユニット、駆動装置、プログラム Download PDF

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Description

本発明は、撮像素子により画像を取得する撮像装置と、その撮像装置から画像を受信してライブビュー表示する外部機器とを備えた撮像システムに関するものである。
デジタルカメラのズームの方法として、リング部材などの操作によりズームレンズを手動で移動させるのではなく、モーターを用いてズームレンズを移動させる電動ズームを用いることが知られている。例えば、コンパクトデジタルカメラでは、ボタン部材やスライド部材の操作によりズームを制御する方法などが用いられている。また、一眼レフカメラでは、パワーズーム機能を有するレンズを用いたり、通常のズームレンズにズームアダプターを取り付けたりすることにより、電動ズームを実現することができる。
その一方で、遠隔操作端末でデジタルカメラのズーム制御を行うことが想定される。この場合、通信にある程度時間がかかるため、操作部材によりズームの停止を指示してから実際にズームが停止するまでにタイムラグが発生してしまう。
特許文献1には、カメラが遠隔操作端末に基準画像を送信し、基準画像に対するズーム倍率等の情報を遠隔操作端末から受信し、指定されたズーム倍率となるようにレンズを駆動するという技術が開示されている。このように基本画像からのズーム倍率を指定したズーム制御を行えば、遠隔制御による通信タイムラグを気にすることなくユーザの意図するズーム倍率にズームを制御することが出来る。
特開2014−154905号公報
しかしながら、上述の特許文献1に開示された従来技術では、遠隔制御によるズーム倍率のズレは発生しないが、ズーム制御を行うための基準画像を送信する必要がある。また、ズームインする場合は、基準画像を作成するためにわざわざ光学的にズームを動かし広角の画像を取得しなければならない。そのため、ユーザにとっては使い勝手の良いものではない。
本発明は上述した課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、遠隔制御によりズーム制御を行う場合に、ユーザの意図する構図に正確に合わせられるようにズームを制御することを可能にしたシステムを提供することである。
本発明に係わる撮像システムは、撮像装置と、該撮像装置からのライブビュー画像を表示する外部装置とが通信可能に構成された撮像システムであって、前記撮像装置は、ズームレンズを含む撮影光学系を通過して形成された被写体像を撮像する撮像手段と、前記ズームレンズの位置についての情報と、前記ズームレンズの位置を前記撮影光学系の光軸方向に駆動可能な駆動装置が装着されているか否かを示す情報とを取得する取得手段と、前記撮像手段により得られるライブビュー画像に、該ライブビュー画像が撮像された時点の前記ズームレンズの位置についての情報を付帯させて前記外部装置に送信する送信手段と、を有し、前記外部装置は、イブビュー画像と、該ライブビュー画像に付帯する前記ズームレンズの位置についての情報と、前記駆動装置が装着されているか否かを示す情報と前記撮像装置から受信する受信手段と、前記ライブビュー画像を表示する表示手段と、前記撮像装置に前記ズームレンズの移動開始および停止を指示する指示手段と、前記指示手段により前記ズームレンズの移動開始が指示された後で前記ズームレンズの停止が指示された場合に、前記ズームレンズの停止が指示された時点で前記表示手段に表示されていたライブビュー画像に付帯する前記ズームレンズの位置についての情報と対応する前記ズームレンズの位置を目標位置として指定する指定手段と、前記受信手段により受信した、前記駆動装置が装着されているか否かを示す情報に基づいて、前記駆動装置が装着されていると判定され、且つ、前記指示手段により前記ズームレンズの移動開始および停止の指示がされている場合、前記指示手段による前記ズームレンズの移動開始および停止の指示を前記撮像装置を介して前記駆動装置に送信し、前記受信手段により受信した、前記駆動装置が装着されているか否かを示す情報に基づいて、前記駆動装置が装着されていると判定され、且つ、前記指定手段により前記目標位置が指定されている場合、前記目標位置に関する情報を前記撮像装置を介して前記駆動装置に送信する送信手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、遠隔制御によりズーム制御を行う場合に、ユーザの意図する構図に正確に合わせられるようにズームを制御することを可能にしたシステムを提供することができる。
本発明の第1の実施形態の撮像システムの構成を示す模式図。 第1の実施形態におけるレンズユニットの構成を示すブロック図。 第1の実施形態におけるデジタルカメラの構成を示すブロック図。 第1の実施形態のデジタルカメラの背面側の外観図。 第1の実施形態におけるパワーズームアダプターの構成を示すブロック図。 第1の実施形態における携帯端末の構成を示すブロック図。 第1の実施形態における携帯端末を利用したリモートライブビュー表示アプリケーションの操作及び表示画面の例を示す図。 第1の実施形態における携帯端末を利用したリモートライブビュー表示を行う全体システムの例を示す図。 携帯端末を利用したリモートライブビュー表示アプリケーションでのズーム制御の操作遅延の例を示す図。 第1の実施形態における携帯端末を利用したリモートライブビュー表示アプリケーションでのズーム制御シーケンスを示すフローチャート。 第1の実施形態における携帯端末を利用したリモートライブビュー表示アプリケーションでのズーム制御シーケンスを示すフローチャート。 第1の実施形態における携帯端末を利用したリモートライブビュー表示アプリケーションでのズーム制御シーケンスを示すフローチャート。 第1の実施形態における携帯端末を利用したリモートライブビュー表示アプリケーションでのズーム制御シーケンスを示すフローチャート。 第1の実施形態における携帯端末を利用したリモートライブビュー表示アプリケーションでのズーム制御シーケンスを示すフローチャート。 第1の実施形態における携帯端末を利用したリモートライブビュー表示アプリケーションでのズーム制御シーケンスを示すフローチャート。 第1の実施形態における携帯端末を利用したリモートライブビュー表示アプリケーションでのズーム制御シーケンスを示すフローチャート。 第1の実施形態における携帯端末を利用したリモートライブビュー表示アプリケーションでのズーム制御シーケンスを示すフローチャート。 第2の実施形態における携帯端末を利用したリモートライブビュー表示アプリケーションでのズーム制御シーケンスを示すフローチャート。
以下、本発明の実施形態について、添付図面を参照して詳細に説明する。
(第1の実施形態)
<撮像システムの構成>
本実施形態では、撮像装置と携帯端末とを無線で通信可能に接続し、携帯端末から撮像装置の撮影動作を制御する撮像システムについて説明する。図1は、本実施形態の撮像システムの構成を示す模式図である。
図1において、レンズ交換式の撮像装置であるデジタル一眼レフカメラ101(以下、デジタルカメラと称する)を用いた撮像システムを示している。レンズユニット102はデジタルカメラ101に着脱可能に装着される。パワーズームアダプター103はレンズユニット102に着脱可能に装着される。パワーズームアダプター103は、モーターを内蔵し、歯車等の機械的なカップリングによりレンズユニット102のズームレンズを電動で駆動(電動ズーム)することができる。スマートフォン等の携帯端末106は、デジタルカメラ101に対して外部機器として遠隔コントロールを行う。デジタルカメラ101と携帯端末106とは、アクセスポイント104を経由して接続を行うインフラストラクチャーモードにより画像データを含む各種信号の送受信が可能である。なお、デジタルカメラ101と携帯端末106との接続方式は、アクセスポイント104を利用せずに機器同士でネットワークを構築するアドホックモード等であってもよい。遠隔コントロールとは、デジタルカメラ101で撮影される被写体105の画像を携帯端末106側で確認するとともに、携帯端末106側でズーム指示を行ったりする動作のことである。携帯端末106側でズーム指示を行う場合は、デジタルカメラ101に信号を送信し、レンズユニット102を介してパワーズームアダプター103にズーム指示を送る。パワーズームアダプター103はそのズーム指示に基づきレンズユニット102のズームレンズ群を駆動する。
<レンズユニットの構成>
図2は、被写体像を形成するレンズユニット(撮影光学系)102の構成を示すブロック図である。図2において、ズームレンズ群1は光軸方向に移動することにより焦点距離を変更し、フォーカスレンズ群3は光軸方向に移動することによりピント位置を変更する。ここでは説明の便宜上レンズユニット102内のレンズをこれらの2つのレンズ群で代表して示しているが、実際は更に多数のレンズ群から構成される。絞り2は、レンズ群1,3を通過する光量を調整する。焦点調節回路13は、フォーカスレンズ群3を駆動して、焦点調節を行う。
絞り駆動回路14は、レンズ群1,3の間に配置された絞り2を駆動する。ズームエンコーダ32は、ズームレンズ群1の光軸方向における位置を検出する。アダプター通信部31は、パワーズームアダプター103のレンズ通信部504(図5参照)と通信を行う。これにより、レンズユニット102とパワーズームアダプター103の間で制御コマンドを送受信することが可能となる。具体的には、携帯端末106からデジタルカメラ101を介して通知されたズーム制御指示をパワーズームアダプター103に送信したり、パワーズームアダプター103の状態を受信したりする。
CPU35は、レンズユニット102の各部の制御を司る中央演算処理装置である。RAM33は、CPU35の作業領域として用いられる。ROM34は、レンズユニット102を制御するための制御プログラム等が格納されている。カメラ通信部36は、デジタルカメラ101と通信を行う。これにより、レンズユニット102とデジタルカメラ101の間で制御コマンドを送受信することが可能となる。具体的には、レンズユニット102の状態をデジタルカメラ101に送信したり、携帯端末106からデジタルカメラ101に通知されたズーム制御指示をデジタルカメラ101から受信したりする。
<デジタルカメラの構成>
図3は、本実施形態におけるデジタルカメラ101の構成を示すブロック図である。図3において、主ミラー4は、光学ファインダによる被写体像の観察状態か否かに応じて撮影光路に対して傾斜状態或いは退避状態に配置される。サブミラー5は、主ミラー4を通過した光束をカメラ筐体の下方に位置する焦点検出用のレンズ系11及びラインセンサ12に向けて反射する。6はシャッタである。撮像素子7は、CCD型撮像素子或いはCMOS型撮像素子が用いて構成される。液晶表示部8は、ファインダ内に内蔵され、レンズ群1,3の予定結像面に配置されたピント板及び測距枠のマーク等を表示する。ペンタプリズム9は、ファインダ光路変更用のプリズムである。A/D変換回路29は、ファインダ光路系の上部に配置された測光回路の出力をA/D変換する。10は接眼レンズであり、これを介してユーザは被写体を観察することができる。
ミラー駆動回路15は、主ミラー4を駆動する。ラインセンサ駆動回路16は、ラインセンサ12を駆動する。焦点検出用のレンズ系11を介して入射した光束はラインセンサ12で光電変換され、位相差検出方式の焦点検出が行われる。シャッタ駆動回路17は、シャッタ6を駆動する。撮像素子駆動回路18は、撮像素子7を駆動する。A/D変換回路19は、撮像素子7から出力されるアナログ画像信号をデジタル画像信号に変換する。信号処理回路20は、デジタル画像信号に対して信号処理を施す。
RAM21は、デジタル画像信号等を一時的に保存する。ROM22は、デジタルカメラ101を制御するための制御プログラム等を格納する。メモリーカード23は、デジタル画像信号を最終的に記録する記録媒体である。CPU24は、デジタルカメラ101の各部の制御を司る中央演算処理装置である。背面液晶表示部(LCD)25は、撮像したデジタル画像信号に対応する撮影画像の表示や撮影パラメータ変更等のメニュー表示、又はライブビュー画像の表示等を行う。
スイッチ入力部26は、図3に示すシャッタボタン37で操作されるレリーズスイッチ(レリーズSW)、各種機能ボタン、図3に示す選択サブダイヤル38、電源スイッチ等の各種ボタンの操作に連動して信号の入力を行う。スイッチ入力部26は、ユーザにより該当ボタンが操作されると、対応する信号をCPU24に送出する。レリーズSWは、2つ以上の接点を有するスイッチから構成され、例えば押下される量に応じて状態が2段階に切り替わる構造となっている。レリーズSWを途中まで押下した場合には第1の接点(SW1)が選択され、最後まで押下した場合には第2の接点(SW2)が選択される。SW1が選択された場合にはAF(自動焦点調節)やAE(自動露出調節)等の撮影準備動作が行われ、SW2が選択された場合には撮影動作及びデジタル画像信号の作成動作及び記録動作が行われる。
携帯端末通信部27は、LAN(Local Area Network)やUSB(Universal Serial Bus)等のインタフェースを有し、携帯端末106のような外部機器と接続される。これにより、デジタルカメラ101で撮影した画像の外部機器への送信や、外部機器からのデジタルカメラ101の遠隔制御等を可能としている。デジタルカメラ101の駆動源となる電源28は、一般的にはリチウムイオン電池等の充電型の電源が用いられる。レンズ通信部30は、レンズユニット102と通信を行い、携帯端末106から通知されたズーム制御指示に基づく指示をレンズユニット102に送信する。
図4は、本実施形態のデジタルカメラ101の背面側の外観図である。デジタルカメラ101の筐体の上面部には、シャッタボタン37が配設されている。また、筐体の背面部には、選択サブダイヤル38、ライブビュー開始/終了ボタン42、撮影画像の確認用及び機能メニュー表示用の背面液晶表示部25が配設されている。各種スイッチやダイヤル等の操作情報はスイッチ入力部26からCPU24に送られ、状態や操作されたボタンの状況に応じてCPU24がデジタルカメラ101を統括的にコントロールする。
<パワーズームアダプターの構成>
図5は、本実施形態におけるパワーズームアダプター103の構成を示すブロック図である。図5において、パワーズームアダプター103は、CPU500、モータドライバ505、ギヤ駆動部503、ROM501、RAM502、レンズ通信部504を備える。CPU500は、パワーズームアダプター103の動作を統括的に制御する。ギヤ駆動部503はモーターを有し、CPU500の指示により、モータドライバ505を介して駆動制御される。パワーズームアダプター103がレンズユニット102に装着されると、ギヤ駆動部503がレンズユニット102のズームレンズ群1を駆動するギヤに噛み合い、モーターの回転によりズームレンズ群1をレンズユニット102の光軸方向に駆動する。RAM502は、CPU500の作業領域として用いられる。ROM501は、CPU500が実行する制御プログラムを記憶している。レンズ通信部504は、レンズユニット102のアダプター通信部31と通信を行う。これにより、レンズユニット102とパワーズームアダプター103の間で制御コマンドを送受信することが可能となる。具体的には、ズーム制御指示を受信したり、パワーズームアダプター103の状態を送信したりする。
<携帯端末の構成>
図6は、本実施形態における携帯端末106の構成を示すブロック図である。携帯端末106としては、スマートフォンやタブレット端末以外にも、携帯電話機、PDA(Personal Digital Assistant)、携帯型AVプレイヤー、電子ブック、電子辞書等がある。携帯端末106は、CPU600、フラッシュメモリ601、RAM602を備える。また、内蔵カメラ603、マイク604、スピーカ605、イヤホン606、タッチパネル610、液晶表示部611、スイッチ612、カメラ通信部613、外部インタフェース614、電源615を備える。さらに、GPS(Global Positioning System)センサ607や電子コンパス608等を備えるものもある。その他に、通話用のアンテナや通話用の通信モジュール等を備えていてもよい。
CPU600は、携帯端末106で実行される処理を統括的に制御する。RAM602は、CPU600の作業領域として用いられ、CPU600が処理するコンテンツ等の各種データや、各種アプリケーションのプログラムを一時的に格納する。フラッシュメモリ601は、内蔵カメラ603により撮像されたデジタル写真画像や動画像等の各種コンテンツ、CPU600が実行する各種制御プログラムや各種アプリケーションプログラムを記憶する。液晶表示部611は、例えばTFT(Thin Film Transistor)等のLCDやOELD(Organic Electro-Luminescence Display)であり、アプリケーションUI(User Interface)を表示する。また、液晶表示部611はタッチパネル610と一体的に設けられている。タッチパネル610は、アプリケーションの実行により液晶表示部611に写真やGUI(Graphical User Interface)が表示された状態において、ユーザのタッチ操作を検出し、CPU600に伝える。タッチパネル610の動作方式としては、例えば抵抗被膜方式や静電容量方式が用いられるが、その他の方式が用いられてもよい。タッチパネル610は、例えば写真表示アプリケーションの実行中に、ユーザが写真を選択して全画面表示したり、ピンチインやピンチアウトにより画像を拡大、縮小したりすることも可能にしている。
スイッチ612は、例えば電源スイッチ、起動ボタン等、タッチパネル610では入力できないユーザの操作等を受け付け、入力信号をCPU600に伝える。イヤホン606及びスピーカ605は、フラッシュメモリ601等に記録された、又はカメラ通信部613、外部インタフェース614等から入力された音声信号を出力する。カメラ通信部613は、インターネットやLAN等のネットワークを介して、デジタルカメラ101との間で通信処理を行う。カメラ通信部613は、無線LANモジュールを備えていてもよいし、WWAN(Wireless Wide Area Network)モジュールを備えていてもよい。外部インタフェース614は、例えばUSBやHDMI(High-Definition Multimedia Interface)等の各種規格に準じて、アプリケーションやコンテンツデータのやり取りを行う。電源615は、携帯端末106用の電源であり、一般的にはリチウムイオン電池等の充電型の電源が用いられる。
次に、本実施形態における撮像システムの動作について説明する。
<ライブビュー表示>
デジタルカメラ101では、構図を確認する方法として、従来のフイルムカメラと同様にピント板に結像した画像をファインダで確認する方法の他に、撮像素子7に結像した画像をリアルタイムに背面液晶表示部25に表示して確認する方法がある。この方法を一般にライブビュー表示と呼ぶ。デジタルカメラ101でライブビュー表示を行う場合、ライブビュー開始/終了ボタン42を押下することによりライブビュー表示モードに切り替わり、デジタルカメラ101は撮像素子7で結像した画像をリアルタイムに背面液晶表示部25に表示する。これにより、ユーザは画像全体の構図等を見ながらデジタルカメラ101を移動させたりズームをしたりすることで、アングル調整を行うことができる。このとき、主ミラー4は退避状態に設定されるとともにシャッタ6は開かれ、撮像素子7に被写体像が投影される。すなわち、ファインダ光路は遮断され、光学ファインダでの被写体確認はできなくなる。
<携帯端末でのリモートライブビュー表示>
ライブビュー表示は、上述したようにデジタルカメラ101単体で行うだけでなく、デジタルカメラ101に接続された外部機器の表示部においても行うことができる。例えば外部機器として携帯端末106の液晶表示部611で被写体を確認しながら遠隔撮影操作を行うこともできる。この場合、デジタルカメラ101は、撮像素子7で生成された画像から外部装置への出力用のライブビュー画像を生成し、逐次携帯端末106からの要求に応じてライブビュー画像を送信する。携帯端末106では、逐次受信したライブビュー画像をリアルタイムに液晶表示部611に表示する。この方法をリモートライブビュー表示と呼ぶこととする。リモートライブビュー表示の場合も、ユーザは表示されるライブビュー画像で構図を見ながらズームをしたりすることで、アングル調整を行うことができる。
<リモートライブビュー表示アプリケーション>
図7は、本実施形態における携帯端末106を利用したリモートライブビュー表示アプリケーションの操作及び表示画面の例を示す図である。
リモートライブビュー表示アプリケーションが起動されると、起動されたアプリケーションは、図7(a)に示すように、液晶表示部611にGUIを表示させる。これにより、ユーザは被写体の確認やズーム制御を行うことができる。携帯端末106においてリモート表示機能が実行されると、デジタルカメラ101は、リモートライブビュー表示アプリケーションからの指示によりライブビュー画像の携帯端末106への送信を開始する。送信されたライブビュー画像はリモートライブビュー画面701に表示される。リモートライブビュー画面701は、携帯端末106においてはファインダに相当する。デジタルカメラ101の撮像素子7により生成された画像をライブビュー画像として表示することを繰り返すことで、ライブビュー画像をリアルタイムで表示させることができる。これにより、ユーザは遠隔操作においてもカメラの操作と同様に被写体の確認を行うことができ、構図確認が可能となる。また、リモートライブビュー画面701で構図を確認し、ズーム制御を行うこともできる。
液晶表示部611にリモートライブビュー開始/終了ボタン702が配置され、カメラ背面のライブビュー開始/終了ボタン42と同様にデジタルカメラ101のライブビュー機能の開始と終了を遠隔操作でコントロールすることができる。また、ズーム制御ボタン703を操作することでズームインやズームアウトが可能となる。ズーム位置表示バー704は、現在表示しているライブビュー画像に対するズーム位置を表示している。
図7(b)において、ズームアウトする際の操作について説明する。ズーム制御ボタン703を押下したまま図中左方向にずらすとズームアウトが開始(移動開始)されてズーム位置がワイド側に移動していき、リモートライブビュー画面701に表示される被写体は次第に小さくなっていく。その際に、ズーム位置表示バー704に表示されるズーム位置も次第に図中左方向にずれていく。さらに、ズーム制御ボタン703を押下状態から離すと、ズーム位置の移動が停止する。
図7(c)において、ズームインする際の操作について説明する。ズーム制御ボタン703を押下したまま図中右方向にずらすとズームインが開始されてズーム位置がテレ側に移動していき、リモートライブビュー画面701に表示される被写体は次第に大きくなっていく。その際に、ズーム位置表示バー704に表示されるズーム位置も次第に図中右方向にずれていく。さらに、ズーム制御ボタン703を押下状態から離すと、ズーム位置の移動が停止する。
このようにして、リモートライブビュー表示アプリケーションにより、構図確認やズーム制御を行うことができる。
<リモートライブビュー表示における全体システム>
図8は、本実施形態における携帯端末106を利用したリモートライブビュー表示を行う全体システムの例を示す図である。
まず、図8(a)を参照して、リモートライブビュー表示アプリケーションでライブビュー画像を表示する際のシステム構成について説明する。デジタルカメラ101からレンズユニット102にズーム位置取得の要求をする。レンズユニット102は、ズームエンコーダ32によりズーム位置を検出し、検出したズーム位置の情報をデジタルカメラ101に通知する。デジタルカメラ101は撮像素子7上に結像された被写体像から外部装置への出力用のライブビュー画像を生成し、生成されたライブビュー画像にレンズユニット102から通知されたズーム位置の情報を付帯させて携帯端末106に送信する。この時にライブビュー画像に付帯させるズーム位置の情報は、携帯端末106に送ろうとしているライブビュー画像がデジタルカメラ101で撮像されたタイミングにおけるズーム位置に対応するものとする。ライブビュー画像とズーム位置の同期の取り方は、画像とズーム位置に取得した時刻がわかるような識別子を付けて管理する等の方法があるが特に方法は問わない。
次に、図8(b)を参照して、リモートライブビュー表示アプリケーションでズーム制御を行う際のシステムについて説明する。携帯端末106からデジタルカメラ101にズーム指示をする。デジタルカメラ101はこの指示を受け、レンズユニット102にこのズーム指示を送る。レンズユニット102もこの指示を受け、さらにこの指示をパワーズームアダプター103に送る。パワーズームアダプター103はギヤ駆動部503内のモーターを回転させてレンズユニット102のズームレンズ群1を光軸方向に駆動させ、ズーミングを行う。このように、携帯端末106、デジタルカメラ101、レンズユニット102、パワーズームアダプター103が連携してライブビュー画像の表示を行ったり、ズーム指示を行ったりする。
<ズーム制御におけるタイムラグ>
図9は、携帯端末106を利用したリモートライブビュー表示アプリケーションでのズーム制御の操作遅延の例を示す図である。携帯端末106を利用してズーム制御を行う場合、図8で説明したように携帯端末106からデジタルカメラ101、レンズ102を介してパワーズームアダプター103に指示が届く。そのため、ユーザがズーミングの開始指示を出してから実際にズーミングが開始されるまで、あるいはユーザがズーミングの停止指示を出してから実際にズーミングが停止されるまでにタイムラグが発生する。特に、携帯端末106とデジタルカメラ101間はネットワークを介して接続されるため、特にタイムラグが発生しやすい。
図9(a)において、ズーム制御ボタン703を押下したまま右にずらすとズームインが開始されズーム位置がテレ側に移動していき、リモートライブビュー画面701に表示される被写体は次第に大きくなっていく。また、ズーム位置表示バー704に表示されるズーム位置も次第に図中右方向にずれていく。その後、ユーザは図9(b)に示したズーム位置においてズームを停止したいと考え、ズーム制御ボタン703を押下状態から離したとする。この場合、ユーザがズームの停止を指示しても、その指令はネットワークを介してデジタルカメラ101に届く。そのため、ユーザの停止指示のタイミングからタイムラグを持ってデジタルカメラ101、結果的にはパワーズームアダプター103がズームの停止指示を受け取ることになる。そして、ズームは図9(c)に示すように、ユーザが停止したいと意図した図9(b)の位置を通り越し、リモートライブビュー画面701に表示される画像はより拡大された画像となる。また、ズーム位置表示バー704に表示されるズーム位置も停止指示のタイミングの位置よりも図中右側にずれた位置となる。このように、携帯端末106を利用してズーム制御を行う場合、特にネットワークを介して制御を行う場合には、タイムラグが発生し、意図した構図にならない場合がある。以下、これを防止する方法について説明する。
<ズーム制御方法>
図10A〜図10Hは、本実施形態における携帯端末106を利用したリモートライブビュー表示アプリケーションでのズーム制御シーケンスを示すフローチャートである。具体的には、リモートでズームを制御してもタイムラグが発生することでずれが生じてしまうことなく、ユーザの意図した構図でズームを停止させるためのズーム制御方法を示している。
図10A〜図10Dを参照して、ライブビュー画像表示の動作について説明する。なお、図10Aのフローチャートの動作は、例えばライブビューの1フレームの画像が撮像されるごと(例えば1/30秒間隔ごと)に繰り返されるものとする。
まず、リモートライブビュー表示アプリケーションが起動されると、カメラ側では、図10Aに示すように、ステップS1001において、CPU24がレンズ通信部30を介してレンズユニット102からレンズ情報を取得する。レンズ情報とは、ズーム位置やパワーズームアダプター(図ではPZAと記載する)103の装着有無などの情報である。ステップS1002において、CPU24はレンズ情報を参照しパワーズームアダプター103の装着有無を確認する。ステップS1003において、CPU24はパワーズームアダプター103が装着されているか否かを判断する。装着されていない場合は、ステップS1004を実施しない。装着されている場合はステップS1004において、CPU24はレンズ通信部302を介してレンズユニット102からパワーズームアダプター情報を取得する。パワーズームアダプター情報とはパワーズームアダプター103の駆動状態(駆動中/停止中)や駆動方向などの情報である。
ステップS1005において、CPU24はライブビュー画像に付帯情報を付けて携帯端末通信部27を介して携帯端末106に送信する。付帯情報とは、レンズ情報とパワーズームアダプター情報である。ステップS1006においてCPU24はある一定時間(例えば1フレームの時間)経過したことを確認する。経過したらステップS1001に戻り、ステップS1001〜ステップS1006を繰り返す。
一方、レンズ側では、図10Bに示すように、ステップS1011においてCPU35はレンズ情報の取得要求またはパワーズームアダプター情報の取得要求がデジタルカメラ101から通知されたかを確認する。通知された場合は、ステップS1012において、CPU35は通知された取得要求がレンズ情報の取得要求であるかを確認する。レンズ情報の取得要求である場合は、ステップS1013において、CPU35はカメラ通信部36を介してデジタルカメラ101側にレンズ情報を通知する。レンズ情報の取得要求でない場合は、ステップS1014において、CPU35はパワーズームアダプター情報の取得要求であるかを確認し、パワーズームアダプター情報でもない場合には、このフローを終了する。パワーズームアダプター情報の取得要求である場合には、ステップS1015において、CPU35はアダプター通信部31を介してパワーズームアダプター103からパワーズームアダプター情報を取得する。そして、ステップS1016においてCPU35はカメラ通信部36を介してデジタルカメラ101側にパワーズームアダプター情報を通知する。
一方、パワーズームアダプター103側では、図10CのステップS1021において、CPU500はパワーズームアダプター情報の取得要求が通知されたかを確認する。通知された場合は、ステップS1022において、CPU500はレンズ通信部504を介してレンズユニット102側にパワーズームアダプター情報を通知する。
最後に、携帯端末106側では、図10DのステップS1031においてCPU600はライブビュー画像とその付帯情報を受信したかを確認する。受信した場合はステップS1032において、CPU600はライブビュー画像の更新をする。ステップS1033において、CPU600は付帯情報を参照しパワーズームアダプター103の装着有無を確認する。ステップS1034において、CPU600はパワーズームアダプター103が装着されているかを判断し、パワーズームアダプター103が装着されていない場合は、ステップS1035においてズーム操作ができないようなUI(ユーザーインターフェイス)に変更する。例えば、ズーム制御ボタン703をグレーアウトするなどの処理を行う。パワーズームアダプター103が装着されている場合は、ステップS1036において、CPU600はズーム操作ができるUIに変更する。ここでは、パワーズームアダプター情報をやり取りし装着有無に応じてUIを変更する方法を説明しているが、パワーズームアダプター情報をやり取りせずUIを変更しなくてもよい。
ステップS1037において、CPU600は付帯情報を参照し、ズーム位置表示バー704に表示しているズーム位置を更新する。ステップS1038において、CPU600は通知された付帯情報にある最新のズーム位置を記憶して保持する。この場合、リモートライブビュー画面701に表示されるライブビュー画像は、デジタルカメラ101から送られた最新の画像であり、記憶される付帯情報は、この最新の画像が撮像された時点のズーム位置の情報である。なお、ここでは付帯情報が通知される毎にパワーズームアダプター103の装着有無を確認し、UIを変更するような方法について説明したが、装着有無に変化があった時のみUIを変更するような方法でもよい。
次に、図10E〜図10Hを参照して、ズーム制御におけるシーケンスについて説明する。携帯端末106側では、ステップS1041において、CPU600はユーザがズーム制御ボタン703を押下したまま右または左にずらしズーム開始指示を行ったかを確認する。ズーム開始指示を行った場合、ステップS1042において、CPU600はカメラ通信部613を介してズーム開始指示をデジタルカメラ101に送信する。ステップS1043において、CPU600はズーム制御ボタン703を押下した状態からユーザが指を離してズーム停止指示を行ったかを確認する。ズーム停止指示を行った場合、ステップS1044において、CPU600はカメラ通信部613を介してズーム停止指示をデジタルカメラ101に送信する。
ステップS1045において、CPU600はズーム停止を指示した時点で保持されたズーム位置を取得する。これは、ステップS1038において保持した最新のズーム位置であり、このズーム位置は、現在携帯端末106のリモートライブビュー画面701に表示されている画像に対応するズーム位置になる。言い換えれば、ユーザがズームを停止させようと指示した時点で見ていた画像に対応するズーム位置になる。つまり、ズーム停止指示からのタイムラグで、ズームレンズがユーザの意図するズーム位置を通り越してしまっても、この記憶されていたユーザが停止指示をした時点でのズーム位置に戻せば、ユーザが意図した停止位置にズームを位置決めすることができる。本実施形態では、このようにズームが一度目標を通り越してしまっても、目標位置にズームを戻すことにより、ユーザの意図するズーム位置に停止させることができる。以下では、この目標位置に戻す動作について説明する。
ステップS1046において、CPU600は、ステップS1045で取得したズーム位置を指定して、カメラ通信部613を介してズーム位置指定指示をデジタルカメラ101に送信する。ズーム位置指定指示とは、ズーム開始指示やズーム停止指示とは異なり開始や停止のタイミングを指示するのではなく、記憶しておいたユーザが停止させようと意図したズーム位置を指定してズームレンズ群を移動させるものである。
一方、デジタルカメラ101側では、図10FのステップS1051において、CPU24は、ズーム開始指示、ズーム停止指示、ズーム位置指定指示のいずれかのズーム指示を携帯端末106から受け取ったかを確認する。受け取った場合、ステップS1052において、CPU24はレンズ通信部30を介してレンズユニット102にズーム指示を通知する。
また、レンズユニット102側でも同じように、図10GのステップS1061において、CPU35は、ズーム開始指示、ズーム停止指示、ズーム位置指定指示のいずれかのズーム指示をカメラから受け取ったかを確認する。受け取った場合、ステップS1062にて、CPU35はアダプター通信部31を介してパワーズームアダプター103にズーム指示を通知する。
最後に、パワーズームアダプター103側では、図10HのステップS1071において、CPU500は、ズーム開始指示、ズーム停止指示、ズーム位置指定指示のいずれかのズーム指示をレンズ102から受け取ったか確認する。受け取った場合は、ステップS1072にて、CPU500はズーム指示の通りにギア駆動部503によってズームレンズ群1を制御する。この場合、ズーム停止指示を受けた時点で、パワーズームアダプター103はズームレンズ群1の移動を停止させる。このとき、パワーズームアダプター130が停止指示を受けるタイミングはユーザの停止指示のタイミングからタイムラグを持っているので、ズームレンズ群1が停止する位置は、ユーザが実際に停止させようとした位置を通り過ぎた位置である。そして、このズーム停止指示の後に、携帯端末106側から、ユーザがズームを停止しようとした本来のズーム位置を示すズーム位置指定指示がデジタルカメラ101に送られる。そして、そのズームの指定位置にズームレンズ群1を戻すことにより、ユーザの意図するズーム位置にズームレンズ群1を位置決めすることができる。
このように、本実施形態によれば、ズーム開始指示、ズーム停止指示を行った後に、ズーム位置指定指示を行うことで、表示されているライブビュー画像に対するズーム位置を指定出来る。そのため、図9で説明したタイムラグの課題が解決され、ユーザが希望したズーム位置が反映できるようになる。つまり、前述したズーム制御を行うことで、ユーザの意図する構図に正確に合わせられるようにズームを制御することが可能になる。
(第2の実施形態)
以下、本発明の第2の実施形態について説明する。第1の実施形態における図10A〜図10Hで説明したシーケンスと異なる部分について、図11を用いて説明する。
携帯端末106側でのライブビュー画像表示のシーケンスにおいて、ステップS1031において、CPU600はライブビュー画像及びその付帯情報を受信したかを確認する。受信した場合は、第1の実施形態では無条件にステップS1032において、ライブビュー画像の更新を行った。これに対し、第2の実施形態ではまず、ステップS1041において、CPU600はズームの停止制御中かどうかを判断する。具体的にズームの停止制御中とは、ズームの停止指示を行ってからズーム位置指定指示に基づきズーム位置が移動するまでの間のことを指す。判断の仕方としては、受信したライブビュー画像の付帯情報にあるズーム位置を参照しズーム位置指定指示で指定したズーム位置に実際に移動しているかを確認するなどの方法を用いることができる。その判断の結果、指定したズーム位置にまだ移動できておらずズーム停止が完了していなければ、ライブビュー画像の更新をしない。停止制御中でなければステップS1032においてCPU600はライブビュー画像を更新する。
このような制御を行うことで、第1の実施形態ではライブビュー画像が通知される毎に画像の更新をしていたのに対して、ステップS1044で説明したズーム停止指示をしたタイミングから、ステップS1046で指示したズーム位置に戻るまで画像の更新を止めることができる。そのため、ズームが行き過ぎてしまってから、ユーザの指示した位置に戻るまでの間に画像が更新されないため、ズームの往復動作が映像に表れることを防止できる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
(その他の実施形態)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
101:デジタルカメラ101、102:レンズユニット、103:パワーズームアダプター、106:携帯端末

Claims (19)

  1. 撮像装置と、該撮像装置からのライブビュー画像を表示する外部装置とが通信可能に構成された撮像システムであって、
    前記撮像装置は、
    ズームレンズを含む撮影光学系を通過して形成された被写体像を撮像する撮像手段と、
    前記ズームレンズの位置についての情報と、前記ズームレンズの位置を前記撮影光学系の光軸方向に駆動可能な駆動装置が装着されているか否かを示す情報とを取得する取得手段と、
    前記撮像手段により得られるライブビュー画像に、該ライブビュー画像が撮像された時点の前記ズームレンズの位置についての情報を付帯させて前記外部装置に送信する送信手段と、を有し、
    前記外部装置は、
    ライブビュー画像と、該ライブビュー画像に付帯する前記ズームレンズの位置についての情報と、前記駆動装置が装着されているか否かを示す情報とを前記撮像装置から受信する受信手段と、
    前記ライブビュー画像を表示する表示手段と、
    前記撮像装置に前記ズームレンズの移動開始および停止を指示する指示手段と、
    前記指示手段により前記ズームレンズの移動開始が指示された後で前記ズームレンズの停止が指示された場合に、前記ズームレンズの停止が指示された時点で前記表示手段に表示されていたライブビュー画像に付帯する前記ズームレンズの位置についての情報と対応する前記ズームレンズの位置を目標位置として指定する指定手段と、
    前記受信手段により受信した、前記駆動装置が装着されているか否かを示す情報に基づいて、前記駆動装置が装着されていると判定され、且つ、前記指示手段により前記ズームレンズの移動開始および停止の指示がされている場合、前記指示手段による前記ズームレンズの移動開始および停止の指示を前記撮像装置を介して前記駆動装置に送信し、前記受信手段により受信した、前記駆動装置が装着されているか否かを示す情報に基づいて、前記駆動装置が装着されていると判定され、且つ、前記指定手段により前記目標位置が指定されている場合、前記目標位置に関する情報を前記撮像装置を介して前記駆動装置に送信する送信手段と、
    を有することを特徴とする撮像システム。
  2. 前記外部装置は、前記撮像装置から送信されたライブビュー画像に付帯する前記ズームレンズの位置についての情報を記憶する記憶手段をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の撮像システム。
  3. 前記記憶手段は、前記ズームレンズの停止が指示された時点で前記表示手段に表示されていたライブビュー画像に付帯する前記ズームレンズの位置についての情報を記憶することを特徴とする請求項2に記載の撮像システム。
  4. 前記撮像装置は、前記指示手段からの前記ズームレンズの停止の指示を受信した時点での前記ズームレンズの位置から、前記指定手段により指定された位置まで前記ズームレンズを移動させることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の撮像システム。
  5. 前記外部装置は、前記ズームレンズの位置を前記指定手段により指定された位置まで戻す間は、前記ライブビュー画像の表示を更新しないことを特徴とする請求項4に記載の撮像システム。
  6. 撮像装置と通信可能な外部装置であって、
    ライブビュー画像と、該ライブビュー画像に付帯されるズームレンズの位置についての情報と、前記ズームレンズの位置を撮影光学系の光軸方向に駆動可能な駆動装置が装着されているか否かを示す情報とを前記撮像装置から受信する受信手段と、
    前記ライブビュー画像を表示する表示手段と、
    前記撮像装置にズームレンズの移動開始および停止を指示する指示手段と、
    前記指示手段により前記ズームレンズの移動開始が指示された後で前記ズームレンズの停止が指示された場合に、前記ズームレンズの停止が指示された時点で前記表示手段に表示されていたライブビュー画像に付帯する前記ズームレンズの位置についての情報と対応する前記ズームレンズの位置を目標位置として指定する指定手段と、
    前記受信手段により受信した、前記駆動装置が装着されているか否かを示す情報に基づいて、前記駆動装置が装着されていると判定され、且つ、前記指示手段により前記ズームレンズの移動開始および停止の指示がされている場合、前記指示手段による前記ズームレンズの移動開始および停止の指示を前記撮像装置を介して前記駆動装置に送信し、前記受信手段により受信した、前記駆動装置が装着されているか否かを示す情報に基づいて、前記駆動装置が装着されていると判定され、且つ、前記指定手段により前記目標位置が指定されている場合、前記目標位置に関する情報を前記撮像装置を介して前記駆動装置に送信する送信手段と、
    を備えることを特徴とする外部装置。
  7. 前記撮像装置から送信されたライブビュー画像に付帯される前記ズームレンズの位置についての情報を記憶する記憶手段をさらに備えることを特徴とする請求項6に記載の外部装置。
  8. 前記記憶手段は、前記ズームレンズの停止が指示された時点で前記表示手段に表示されていたライブビュー画像に付帯される前記ズームレンズの位置についての情報を記憶することを特徴とする請求項7に記載の外部装置。
  9. 前記外部装置は、前記撮像装置が前記指示手段からの前記ズームレンズの停止の指示を受信した時点での前記ズームレンズの位置から、前記指定手段により指定された位置まで前記ズームレンズの位置を戻す間は、ライブビュー画像の表示を更新しないことを特徴とする請求項8に記載の外部装置。
  10. ユーザから、前記ズームレンズの移動開始および停止を指示する操作を受け付ける操作手段を備え、
    前記指示手段は、前記操作手段により受け付けたユーザからの指示に基づいて前記撮像装置に前記ズームレンズの移動開始および停止を指示し、
    前記受信手段により受信した、前記駆動装置が装着されているか否かを示す情報に基づいて、前記駆動装置が装着されていないと判断すると、前記操作手段はユーザからの前記ズームレンズの移動開始および停止を指示する操作の受け付けを停止することを特徴とする請求項6乃至9のいずれか1項に記載の外部装置。
  11. 前記駆動装置が装着されていないと判断されると、前記表示手段はユーザからの前記ズームレンズの移動開始および停止の操作の受付を停止していることをユーザに通知することを特徴とする請求項10に記載の外部装置。
  12. ズームレンズを含む撮影光学系を通過して形成された被写体像を撮像する撮像手段と、
    前記ズームレンズの位置についての情報と、前記ズームレンズの位置を前記撮影光学系の光軸方向に駆動可能な駆動装置が装着されているか否かを示す情報とを取得する取得手段と、
    前記撮像手段により得られるライブビュー画像に、該ライブビュー画像が撮像された時点の前記ズームレンズの位置についての情報を付帯させた情報と、前記駆動装置が装着されているか否かを示す情報とを外部装置に送信する第1の送信手段と、
    前記外部装置から、前記外部装置において前記ズームレンズの停止が指示された時点で前記外部装置の表示手段に表示されていたライブビュー画像に付帯する前記ズームレンズの位置についての情報を受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信した位置まで前記ズームレンズの位置を移動させる指示を前記駆動装置に送信する第2の送信手段と、
    を備えることを特徴とする撮像装置。
  13. 前記撮像装置は、前記外部装置からの前記ズームレンズの停止の指示を受信した時点での前記ズームレンズの位置から、前記受信手段により受信した前記ズームレンズの位置まで前記ズームレンズの位置を移動させるように制御することを特徴とする請求項12に記載の撮像装置。
  14. 前記取得手段により取得した前記駆動装置が装着されているか否かを示す情報に基づいて、前記駆動装置が装着されていると判断された場合、前記駆動装置の駆動状態に関する情報を取得することを特徴とする請求項12または13に記載の撮像装置。
  15. 前記駆動装置は、前記撮像装置に装着されたレンズ装置を介して前記撮像装置に装着されており、前記取得手段は、前記駆動装置が装着されているか否かを示す情報を前記レンズ装置から取得することを特徴とする請求項12乃至14のいずれか1項に記載の撮像装置。
  16. 外部装置にライブビュー画像を送信する撮像装置に装着されるとともに、ズームレンズを移動するための駆動手段を備えた駆動装置が装着されるレンズユニットであって、
    前記ズームレンズと、
    前記撮像装置から前記ズームレンズの位置についての情報を通知する指示を受けて、前記ズームレンズの位置についての情報を前記撮像装置を介して前記外部装置に通知する第1の通知手段と、
    前記外部装置からの前記ズームレンズの移動開始の指示および停止の指示を前記撮像装置を介して受信し、前記駆動装置に通知する第2の通知手段と、
    前記駆動装置が装着されているか否かを示す情報を前記撮像装置に通知する第3の通知手段と、
    を備え、
    前記撮像装置から前記ズームレンズの位置が指定された場合、当該位置まで前記ズームレンズの位置を移動させるように前記第2の通知手段を介して前記駆動装置に通知し、
    前記ズームレンズの位置についての情報は、前記撮像装置で前記ライブビュー画像に付帯されて前記外部装置へ送信され、
    前記駆動装置が装着されているか否かを示す情報は、前記撮像装置を介して前記外部装置へ送信されることを特徴とするレンズユニット。
  17. 前記ズームレンズの位置を検出するためのズームエンコーダをさらに備えることを特徴とする請求項16に記載のレンズユニット。
  18. ズームレンズを備えたレンズユニットを介して撮像装置に装着される駆動装置であって、
    前記レンズユニットを介して前記撮像装置から前記ズームレンズの移動開始の指示と、前記ズームレンズの移動停止の指示と、指定された位置まで前記ズームレンズを移動させる指示とを受けて前記ズームレンズを駆動する駆動手段を備え、
    前記ズームレンズの移動開始の指示と前記ズームレンズの移動停止の指示とは、
    ライブビュー画像と、該ライブビュー画像に付帯されるズームレンズの位置についての情報と、前記ズームレンズの位置を撮影光学系の光軸方向に駆動可能な前記駆動装置が装着されているか否かを示す情報とを前記撮像装置から受信する受信手段と、前記ライブビュー画像を表示する表示手段とを備える外部装置が、前記駆動装置が装着されているか否かを示す情報に基づいて、前記駆動装置が装着されていると判定し、且つ、前記外部装置が備える指示手段により前記ズームレンズの移動開始および停止の指示がされている場合に、前記外部装置から前記撮像装置と前記レンズユニットとを介して入力され、
    前記指定された位置までズームレンズを移動させる指示は、
    前記外部装置が、前記駆動装置が装着されていると判定し、且つ、前記指示手段により前記ズームレンズの移動開始が指示された後で前記ズームレンズの停止が指示された場合に、前記ズームレンズの停止が指示された時点で前記表示手段に表示されていたライブビュー画像に付帯する前記ズームレンズの位置についての情報と対応する前記ズームレンズの位置を目標位置として指定する指定手段により前記目標位置が指定されている場合に、前記外部装置から前記撮像装置と前記レンズユニットとを介して入力される
    ことを特徴とする駆動装置。
  19. コンピュータに、撮像装置と通信可能な外部装置の制御方法の各工程を実行させるためのプログラムであって、
    ライブビュー画像と、該ライブビュー画像に付帯されるズームレンズの位置についての情報と、前記ズームレンズの位置を撮影光学系の光軸方向に駆動可能な駆動装置が装着されているか否かを示す情報とを前記撮像装置から受信する受信手段と、前記ライブビュー画像を表示する表示手段と、前記撮像装置にズームレンズの移動開始および停止を指示する指示手段と、を備える外部装置の制御方法が、
    前記指示手段により前記ズームレンズの移動開始が指示された後で前記ズームレンズの停止が指示された場合に、前記ズームレンズの停止が指示された時点で前記表示手段に表示されていたライブビュー画像に付帯する前記ズームレンズの位置についての情報と対応する前記ズームレンズの位置を目標位置として指定する指定工程と、
    前記受信手段により受信した、前記駆動装置が装着されているか否かを示す情報に基づいて、前記駆動装置が装着されていると判定され、且つ、前記指示手段により前記ズームレンズの移動開始および停止の指示がされている場合、前記指示手段による前記ズームレンズの移動開始および停止の指示を前記撮像装置を介して前記駆動装置に送信し、前記受信手段により受信した、前記駆動装置が装着されているか否かを示す情報に基づいて、前記駆動装置が装着されていると判定され、且つ、前記指定工程により前記目標位置が指定されている場合、前記目標位置に関する情報を前記撮像装置を介して前記駆動装置に送信する送信工程と、
    を有することを特徴とするプログラム。
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