JP2014170998A - Mems素子、電子デバイス、電子機器および移動体 - Google Patents

Mems素子、電子デバイス、電子機器および移動体 Download PDF

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Abstract

【課題】振動漏れを抑制し、振動効率の低下を抑制することができるMEMS素子を得ることを目的とする。
【解決手段】基板と、前記基板の主面上に形成され、第1固定電極を備える第1導電層と、前記第1固定電極と離間し、前記主面の法線方向矢視で前記第1固定電極に重なり合う領域を有し、前記主面に沿って延在する上部電極と、前記主面に接続されている第2固定電極と前記上部電極の一方の端部とを接続し前記上部電極を支持する支持電極と、を備える第2導電層と、を備える共振子と、を備え、前記上部電極は、前記上部電極の前記一方の端部を振動元部とし、他方の端部を振動先端部として、前記振動先端部から前記振動元部の方向に形成されたスリット状の切り欠き部によって分割される複数の駆動電極を備えているMEMS素子。
【選択図】図1

Description

本発明は、MEMS素子、電子デバイス、電子機器および移動体に関する。
近年、精密加工技術の一つとして半導体製造方法を用いたMEMS(Micro Electronics Mechanical Systems)素子の需要が拡大してきている。例えば特許文献1に示すように、基板上に形成された第1電極と、第1電極に対向配置される梁部を備える第2電極を備え、梁部を第1電極と第2電極との間に発生する静電力によって振動させるMEMS振動子が開示されている。
特開2012−85085号公報
しかし、特許文献1に示すMEMS振動子では、梁部の振動が梁部を支持する支持部介して基板に漏れてしまう、いわゆる振動漏れを生じ、所望の振動効率が得られないという課題があった。
そこで、振動漏れを抑制し、振動効率の低下を抑制することができるMEMS素子を得ることを目的とする。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態または適用例として実現することが可能である。
〔適用例1〕本適用例のMEMS素子は、基板と、前記基板の主面上に形成され、第1固定電極を備える第1導電層と、前記第1固定電極と離間し、前記主面の法線方向矢視で前記第1固定電極に重なり合う領域を有し、前記主面に沿って延在する上部電極と、前記主面に接続されている第2固定電極と前記上部電極の一方の端部とを接続し前記上部電極を支持する支持電極と、を備える第2導電層と、を備える共振子と、を備え、前記上部電極は、前記上部電極の前記一方の端部を振動元部とし、他方の端部を振動先端部として、前記振動先端部から前記振動元部の方向に形成されたスリット状の切り欠き部によって分割される複数の駆動電極を備えていることを特徴とする。
本適用例のMEMS素子によれば、上部電極に形成されたスリット上の切り欠き部によって分割された複数の駆動電極を励振させることで、支持電極、第2固定電極を介して基板への振動漏れを抑制することができる。従って、高いQ値を有するMEMSと共に、高い振動効率を有する振動子を備えるMEMS素子を得ることができる。
〔適用例2〕上述の適用例において、前記第1固定電極は、前記主面の法線方向矢視において、前記第2導電層の複数の前記駆動電極に個々に重なり合う複数の電極部を備えていることを特徴とする。
上述の適用例によれば、複数の駆動電極を個々に制御することが可能となり、振動漏れが抑制された高いQ値を有するMEMS振動子が、更に高い振動効率を有することになる。これにより、高いQ値を有すると共に、高い振動効率を有するMEMS振動子を備えるMEMS素子を得ることができる。
〔適用例3〕上述の適用例において、前記切り欠き部の前記振動元部方向の端部が前記支持電極の領域内に在ることを特徴とする。
上述の適用例によれば、切り欠き部の振動元部の端部が前記第2固定電極から離れており、振動の影響が基板に伝わり難くなるために振動漏れが抑圧され、高いQ値を有するMEMS振動子を備えるMEMS素子を得ることができる。
〔適用例4〕上述の適用例において、前記切り欠き部の前記振動元部方向の端部が前記上部電極の領域内に在ることを特徴とする。
上述の適用例によれば、切り欠き部の振動元部の端部が第2固定電極から離れており、振動の影響が基板に伝わり難くなるために振動漏れが抑圧され、高いQ値を有するMEMS振動子を備えるMEMS素子を得ることができる。
〔適用例5〕上述の適用例において、前記切り欠き部は、2以上の偶数箇所形成され、前記切り欠き部を挟んで隣り合う前記駆動電極の振動方向が逆方向であることを特徴とする。
上述の適用例によれば、隣り合う駆動電極の振動方向が逆方向であることにより、振動元部での振動が相殺され、振動漏れを抑制することができる。従って、高いQ値を有するMEMS振動子を備えるMEMS素子を得ることができる。
〔適用例6〕上述の適用例において、前記切り欠き部を2か所有し、前記切り欠き部の間に配置される第1駆動電極と、前記第1駆動電極に前記切り欠き部を挟んで隣り合う2個の第2駆動電極と、を備え、前記第1駆動電極の幅をW1、前記第2駆動電極の幅をW2とした場合、
0.1≦W1/W2≦2.0
であることを特徴とする。
上述の適用例によれば、第1駆動電極と2個の第2駆動電極の振動のバランスがとれて、高いQ値を有するMEMS振動子を備えるMEMS素子を得ることができる。
〔適用例7〕上述の適用例において、
1.4≦W1/W2≦1.8
であることを特徴とする。
上述の適用例によれば、第1駆動電極と2個の第2駆動電極の振動のバランスがとれて、高いQ値を有するMEMS振動子を備えるMEMS素子を得ることができる。
〔適用例8〕本適用例の電子デバイスは、上述のMEMS素子と、前記MEMS素子を駆動する回路を含む制御回路と、を備えることを特徴とする。
本適用例の電子デバイスによれば、振動漏れが抑制され、所望の共振周波数を安定して取り出すことができる高いQ値を有するMEMS素子を備えることにより、所望の共振周波数を安定して取り出すことができる。
〔適用例9〕本適用例の電子機器は、上述のMEMS素子、または上述の電子デバイスを備えることを特徴とする。
本適用例の電子機器によれば、振動漏れが抑制され、所望の共振周波数を安定して取り出すことができる高いQ値を有するMEMS素子を備える所望の共振周波数を安定して取り出すことができる電子デバイスを備え、安定した電子機器の動作を得ることができる。
〔適用例10〕本適用例の移動体は、上述のMEMS素子、または上述の電子デバイス、または上述の電子機器を備えることを特徴とする。
本適用例の移動体によれば、振動漏れが抑制され、所望の共振周波数を安定して取り出すことができる高いQ値を有するMEMS素子を備える所望の共振周波数を安定して取り出すことができる電子デバイス、電子機器を備え、安定した動作を得ることができる。
第1実施形態に係るMEMS素子を示す、(a)は平面図、(b)は(a)に示すA−A´部の断面図、(c)は(a)に示すB−B´部および(b)に示すC−C´部の断面図。 第1実施形態に係るMEMS素子に備えるMEMS振動子の動作を説明する線画。 第1実施形態に係るMEMS素子に備えるMEMS振動子の形成条件を説明する、(a)は平面図、(b),(c)は(a)に示すD−D´部の断面図、(d)はQ値の分布を示すグラフ。 第1実施形態に係るMEMS素子に備えるMEMS振動子の形成条件を説明する、(a)は平面図、(b)はQ値の分布を示すグラフ、(c)はMEMS振動子のその他の形態を示す平面図。 MEMS振動子のその他の形態を示す平面図。 第2実施形態に係る電子デバイスを示す断面図。 第3実施形態に係る電子機器としてのスマートフォンを示す外観図。 第3実施形態に係る電子機器としてのデジタルスチルカメラを示す外観図。 第4実施形態に係る移動体としての自動車を示す外観図。
以下、図面を参照して、本発明に係る実施形態を説明する。
(第1実施形態)
図1に第1実施形態に係るMEMS素子を示し、(a)は後述する被覆層および蓋部を除いた状態での平面図、(b)は(a)に示すA−A´部の断面図、(c)は(a)に示すB−B´部断面であり、(b)におけるC−C´部断面の断面図でもある。図1(b),(c)に示すように、本実施形態に係るMEMS素子100は、ウエハー基板11と、ウエハー基板11の主面11aに形成された第1酸化膜12と、第1酸化膜12上に形成された窒化膜13と、により構成される基板10を備えている。ウエハー基板11は、シリコン基板であり、半導体製造装置および半導体製造方法を用いて、MEMS素子100は製造される。
基板10の主面10a、すなわち窒化膜13の表面13a、には第1導電層21と第2導電層22とが形成されている。第1導電層21は、図1(a)に示すように主面10aの表面に第1固定電極として、3個の電極部としての下部電極21a,21b,21cと、下部電極21a,21b,21cと図示しない外部配線とを接続する下部電極配線部21d,21e,21fとを備えている。
第2導電層22は、下部電極21a,21b,21cに対向配置される上部電極22aと、主面10a上に配置される第2固定電極としての上部電極配線部22bと、上部電極22aを下部電極21a,21b,21cに離間、対向させ、上部電極配線部22bと接続する支持電極22cと、を備えている。なお、上部電極配線部22bは、図示しない外部配線に接続される。上部電極22aには切り欠き部22d,22eが形成され、切り欠き部22d,22eによって,3個の駆動電極22f,22g,22hが形成されている。この第1導電層21および第2導電層22は、導電性のポリシリコンをフォトリソグラフィーによりパターニングすることで形成される。なお、第1導電層21および第2導電層22は、本実施形態ではポリシリコンを用いる例を示すが、これに限定されるものではない。
第1導電層21に備える下部電極21a,21b,21cと、第2導電層22に備える上部電極22aの駆動電極22f,22g,22hは、図1(a),(c)に示すように互いに対向配置され、駆動電極22f,22g,22hが可動可能な空間としての間隙部Gを備えるMEMS振動子20が構成されている。図示しない外部駆動装置からMEMS振動子20に交流の電荷が付加され、静電力によって駆動電極22f,22g,22hが振動する。
MEMS振動子20は、基板10の主面10a上に形成された空間部Sに収容されるように形成されている。空間部Sは、次のように形成される。第1導電層21および第2導電層22が形成された後、第2酸化膜40を形成する。第2酸化膜40には、第2導電層22の形成と同時にポリシリコンによる、後述する空間壁部30の最下層33と接続されるように最下層33が露出される穴が形成され、第1配線層31がフォトリソグラフィーによるパターニングにより形成される。
更に、第3酸化膜50が第2酸化膜40上に形成される。第3酸化膜50には、第1配線層31が露出する穴が形成され、第2配線層32がフォトリソグラフィーによるパターニングにより形成される。第2配線層32は、後述する空間壁部30の最上層を構成する壁部32aと、MEMS振動子20を収納する空間Sを構成する蓋部32bと、を備えている。更に、第2配線層32の蓋部32bは、空間Sを形成するために製造過程で形成された空間Sの領域にある第2酸化膜40および第3酸化膜50をリリースエッチングするための開口32cを備えている。
次に、第2配線層32の開口32cを露出させるように保護膜60が形成され、開口32cより第2酸化膜40および第3酸化膜50をエッチングするエッチング液が導入され、リリースエッチングより空間Sが形成される。空間Sは、最下層33と、第1配線層31と、第2配線層32と、によって形成される空間壁部30に囲まれた領域である。
MEMS振動子20に設けられている間隙部Gは、上述した空間Sの形成時におけるリリースエッチングにより形成される。すなわち、第1導電層21が形成された後、下部電極21a上に図示しない第4酸化膜が形成され、第4酸化膜上に上部電極22aが形成される。そして、第4酸化膜がリリースエッチングによって、第2酸化膜40および第3酸化膜50とともに除去され、間隙部Gが形成される。なお、上述したリリースエッチングによって除去される空間Sに相当する領域の第2酸化膜40および第3酸化膜50、そして第4酸化膜は、犠牲層と呼ばれている。
リリースエッチングが終了し、空間Sが形成されると被覆層70が形成され、保護膜60に覆われていない第2配線層32の蓋部32bを覆い、開口32cが封止される。これにより空間Sは密閉される。駆動電極22f,22g,22hが振動することによって発生する空気抵抗が増大しない為に空間Sは高真空であることが好ましいが、低真空や大気圧であってもよい。
図2は、MEMS振動子20の駆動状態における上部電極22aに備える駆動電極22f,22g,22hの挙動を説明する概念図である。図2(a)に示すMEMS振動子20の駆動電極22f,22g,22hでは、中央の駆動電極22gに隣り合う駆動電極22f、22hの先端部がH(−)の方向に駆動されて駆動電極22f´、22h´となるように変形した場合、中央の駆動電極22gの先端部はH(+)の方向に変形して駆動電極22g´となり、これらの変形に起因する復元力によって、図2(b)に示すように、中央の駆動電極22gの先端部がH(−)の方向に変形すると共に駆動されて駆動電極22g´´となり、中央の駆動電極22gに隣り合う駆動電極22f,22hの先端部が中央の駆動電極22gとは逆の方向、すなわちH(+)の方向に変形して駆動電極22f´´,22h´´となる。このような変形を交互に繰り返す振動モードにおいてMEMS振動子20を駆動することにより、互いに逆の方向に変形する駆動電極の振動元部側の振動が相殺されて、振動漏れを抑圧することができる。
また、図2(a)に示すMEMS振動子20の駆動電極22f、22hの先端部がH(−)方向に駆動されて駆動電極22f´、22h´となるように変形した場合、中央の駆動電極22gの先端部はH(+)の方向に変形して駆動電極g´となり、これらの変形によって発生した復元力によって、図2(b)に示すように、駆動電極22f,22hの先端部がH(+)の方向に変形して駆動電極22f´´,22h´´となり、中央の駆動電極22gの先端部がH(−)の方向に変形して駆動電極22g´´となるように、駆動電極22fと22hのみを駆動してもよい。
更に、図2(b)に示すMEMS振動子20の中央の駆動電極22gの先端部がH(−)の方向に駆動されて駆動電極22g´´となるように変形した場合、中央の駆動電極22gに隣り合う駆動電極22f,22hの先端部が、中央の駆動電極22gとは逆の方向、すなわちH(+)の方向に変形して駆動電極22f´´,22h´´となり、これらの変形によって発生した復元力によって、図2(a)に示すように、駆動電極22f、22hの先端部がH(−)方向に変形して駆動電極22f´、22h´となり、中央の駆動電極22gの先端部はH(+)の方向に変形して駆動電極g´となるように、駆動電極22gのみを駆動してもよい。
このように、本実施形態に係るMEMS素子100のMEMS振動子20では、駆動部としての3つの駆動電極のうちの中央の駆動電極22gに対して、隣り合う駆動電極22f,22hが異なる方向に振動する、いわゆる逆相の駆動がされる。このように駆動電極22f,22g,22hを互いに逆相で駆動させることにより、支持電極22cに接続される上部電極22aの駆動電極22f,22g,22hの振動元部では、駆動電極22f,22g,22hの振動が相殺され、支持電極22cへの振動漏れが抑制される。その結果、基板10の主面10aに形成された上部電極配線部22bへの振動漏れが抑制され、基板10への振動漏れが抑制されることとなる。
図3(a)はMEMS振動子20の平面図、(b),(c)は(a)に示すD−D´部の断面におけるMEMS振動子20の模式図的に描いた拡大断面図、(d)は振動漏れのみを考慮したQ値(QL)と切り欠き部形態との関係を示すグラフ、である。
図3(a)に示す上部電極22aに備える駆動電極22f,22g,22hに分割する切り欠き部22d,22eは、図3(b),(c)に示す第2導電層22の下部電極21a,21b,21cに対向する面側において、上部電極22aと支持電極22cとの交点Pを基準として、次のように配置される。
先ず図3(b)に示すように、切り欠き部22d,22eが、交点Pより上部電極22a側、すなわち切り欠き部22d,22eが上部電極22aの領域内に形成され、駆動電極22f,22g,22hが形成される場合、すなわち交点Pより切り欠き部22d,22eまでの距離L2が、
L2≧0
の場合、すなわちL2が(+)である場合には、図3(d)に示すように、L2が(+)を示す●印の値のように、振動漏れが抑制された高いQ値(QL)を示し、安定した発信周波数を有するMEMS振動子20を得ることができる。
また、図3(c)に示すように、切り欠き部22d,22eが、交点Pより支持電極22c側、すなわち切り欠き部22d,22eが支持電極22cの領域内に形成され、駆動電極22f,22g,22hが形成される場合、すなわち交点Pより切り欠き部22d,22eまでの距離L2が、
L2<0
の場合、すなわちL2が(−)である場合においても、図3(d)に示すように、L2が(−)を示す◇印の値のように、従来技術におけるMEMS振動子のQ値より振動漏れが抑制された高いQ値(QL)を示し、安定した発信周波数を有するMEMS振動子20を得ることができる。
図4(a)はMEMS振動子20部の平面図、(b)は振動漏れのみを考慮したQ値(QL)と駆動電極の幅との関係を示すグラフ、である。図4(a)に示すように、中央の第1駆動電極としての駆動電極22gの電極幅をW1、中央の駆動電極22gに隣り合う第2駆動電極としての駆動電極22f,22hの幅をW2とし、中央の駆動電極22gに対して、中央の駆動電極22gに隣り合う駆動電極22f,22hを逆相で駆動させるMEMS振動子20において、
η=W1/W2
とすると、図4(b)に示すQ値(QL)グラフでも分かる通り、
0.1≦η≦2.0
の条件にて駆動電極22gの幅W1、および駆動電極22f,22hの幅W2を設定することにより、従来技術におけるMEMS振動子のQ値より高く、振動漏れが抑制されたQ値(QL)を示し、安定した発信周波数を有するMEMS振動子20を得ることができる。
更に、
1.4≦η≦1.8
の条件により、なお高いQ値(QL)を有するMEMS振動子を得ることができる。なお、切り欠き部22d,22eの幅Wsは、振動漏れを強く抑制するために、製作可能な最小幅で形成されることが好ましい。
なお、図1(a)および図4(a)に示したMEMS振動子20における下部電極21a,21b,21cと、駆動電極22f,22g,22hと、の平面視における重なりの形態は図4(c)に示す形態であっても良い。図4(c)に示すように、中央の駆動電極22gに対応する下部電極21bは、幅方向で部分的に駆動電極22gに隣り合う駆動電極22fと対向する領域を有している。同様に、下部電極21bは、幅方向で部分的に駆動電極22gに隣り合う駆動電極22hと対向する領域を有している。このように下部電極21a,21b,21cが形成された場合であっても、振動漏れが抑制された高いQ値(QL)を示し、安定した発信周波数を有するMEMS振動子を得ることができる。
上述した本実施形態に係るMEMS素子100は、3つの駆動電極22f,22g,22hを備えるMEMS振動子20を例示したがこれに限定されない。例えば、図5(a)に示すように、上部電極23aに4つの切り欠き部23b,23c,23d,23eが形成され、5つの駆動電極23f,23g,23h,23j,23kを備えるMEMS振動子20Aであっても良い。
本形態のMEMS振動子20Aでは、隣り合う駆動電極は逆相で駆動される。中央の駆動電極23hに対して、隣り合う駆動電極23g,23jは逆相で駆動され、駆動電極23gの一方に隣り合う駆動電極23fは駆動電極23gと逆相で駆動される、すなわち駆動電極23hと駆動電極23fとは同相で駆動される。同様に、駆動電極23jの一方に隣り合う駆動電極23kは駆動電極23jと逆相で駆動される、すなわち駆動電極23hと駆動電極23kとは同相で駆動される。
このように駆動電極23f,23g,23h,23j,23kが駆動されることにより、互いの振動方向が駆動電極23f,23g,23h,23j,23kの振動元において相殺され、振動漏れが抑制された高いQ値を有するMEMS振動子20Aを得ることができる。なお、各駆動電極23f,23g,23h,23j,23kの電極幅はMEMS上述した図4に基づく条件を、隣り合う駆動電極で満足させるように設定すればよいが、各駆動電極23f,23g,23h,23j,23kの幅を同じくすることが好ましい。
図5(b)に示すMEMS振動子20Bは、第1実施形態に係るMEMS振動子20において第1導電層21の形態が異なる。すなわち第1導電層24は、第2導電層22の上部電極22aに備える駆動電極22f,22g,22hのうち、中央の駆動電極22gに対応する下部電極24aを備えている。このように構成されたMEMS振動子20Bは、中央の駆動電極22gが駆動され、隣り合う駆動電極22f,22hは駆動されなが、中央の駆動電極22gとは逆方向に変形するモードを利用するので、駆動された駆動電極22gの振動は駆動しない駆動電極22f,22hによって駆動電極22gの振動元において振動の一部は相殺され、基板10への振動漏れを抑制することができる。このように、複数の駆動電極の全てを駆動させなくても、駆動された電極の振動元部において振動漏れを抑制することができる。
また、その他の形態の一つとして図5(c)に示す形態であっても良い。図5(c)に示すMEMS振動子20Cは、第1導電層25に備える下部電極25aが、上部電極22aの駆動電極22f,22g,22hと対向して配置されている。このように構成されたMEMS振動子20Cは、駆動電極22f,22g,22hには同じ電位の電荷が付加され、同じタイミングで同じ方向への静電力が作用する。駆動電極22fと22hを合わせた図視する平面の面積は、駆動電極22gよりも広いから、駆動電極22fと22hが紙面奥方向に変形するように駆動されて、駆動電極22gが紙面手前方向に変形し、これらの変形に起因する復元力によって、駆動電極22fと22hが紙面手前方向に変形し、駆動電極22gが紙面奥方向に変形する。但しこの場合には、駆動電極22fと22hが紙面奥方向に変形するように駆動されている際に、駆動電極22gが紙面奥方向に静電力が作用しているから振動効率は劣化するが、第1導電層25が作成し易くなる。
(第2実施形態)
図6に第2実施形態に係る電子デバイスとして、第1実施形態に係るMEMS素子100と、半導体装置と、を1チップに構成した形態を示す。図6に示す電子デバイスとしての発振器1000は、第1実施形態に係るMEMS素子100と、発信回路あるいは制御回路を含む電子回路が構成された半導体装置200(以下、IC200という)と、が一体的に形成されている。
MEMS素子100は、半導体製造装置を用い、半導体製造方法によって製造することができる微細装置であることから、IC200をMEMS素子100と同一のウエハー基板11に容易に形成することができる。IC200には、MEMS素子100を駆動する発信回路、およびMEMS素子100の周波数変動に対する駆動あるは外部への出力信号の制御を行う制御回路、などを備えている。このように、IC200を、MEMS素子100と1チップに形成することにより、小型の発振器1000を得ることができる。また、IC200に、MEMS振動子20の振動から加速度を演算する演算回路を含ませることにより、小型のジャイロセンサー2000を容易に得ることができる。
(第3実施形態)
第3実施形態に係る電子機器として、第2実施形態に係る発振器1000もしくはジャイロセンサー2000を備えるスマートフォンおよびデジタルスチルカメラについて説明する。
図7はスマートフォン3000を示す外観図である。スマートフォン3000には基準クロックの発信源としての図示しない発振器1000と、スマートフォン3000の姿勢を検出するジャイロセンサー2000と、が組み込まれている。ジャイロセンサー2000が組み込まれることにより、いわゆるモーションセンシングが実施され、スマートフォン3000の姿勢を検出することができる。ジャイロセンサー2000の検出信号は、例えばマイクロコンピューターチップ3100(以下、MPU3100という)に供給され、MPU3100はモーションセンシングに応じてさまざまな処理を実行することができる。その他、モーションセンシングは、携帯電話機、携帯型ゲーム機、ゲームコントローラー、カーナビゲーションシステム、ポインティングシステム、ヘッドマウンティングディスプレイ、タブレットパソコン等の電子機器でジャイロセンサー2000を組み込むことにより、利用することができる。
図8はデジタルスチルカメラ4000(以下、カメラ4000という)を示す外観図である。カメラ4000には基準クロックの発信源としての図示しない発振器1000と、カメラ4000の姿勢を検出するジャイロセンサー2000と、が組み込まれている。組み込まれたジャイロセンサー2000の検出信号は手ぶれ補正装置4100に供給される。手ぶれ補正装置4100はジャイロセンサー2000の検出信号に応じて、例えばレンズセット4200内の特定のレンズを移動させ、手ぶれによる画像不良を抑制することができる。また、デジタルビデオカメラへジャイロセンサー2000および手ぶれ補正装置4100を組み込むことによりカメラ4000と同様に手ぶれの補正をすることができる。
(第4実施形態)
第2実施形態に係る発振器1000、もしくはジャイロセンサー2000を備える第4実施形態としての移動体の具体例として、自動車について説明する。図9は、第4実施形態に係る自動車5000の外観図である。図9に示すように、自動車5000にはジャイロセンサー2000が組み込まれている。ジャイロセンサー2000は車体5100の姿勢を検出する。ジャイロセンサー2000の検出信号は車体姿勢制御装置5200に供給される。車体姿勢制御装置5200は供給された信号に基づき車体5100の姿勢状態を演算し、例えば車体5100の姿勢の応じた緩衝装置(いわゆるサスペンション)の硬軟を制御したり、個々の車輪5300の制動力を制御したりすることができる。このようなジャイロセンサー2000を用いた姿勢制御は、二足歩行ロボット、航空機、あるいはラジコンヘリコプターなどの玩具に利用することができる。
また図9の自動車5000は、搭載されている図示しない各種電子制御式装置(例えば、電子制御式燃料噴射装置、電子制御式ABS装置、電子制御式一定速度走行装置など)の基準クロックを発生するタイミングデバイスとして、第1実施形態に係るMEMS素子100を用いている。また、第2実施形態に係る発振器1000を備える移動体としては、上記自動車5000に限らず、自走式ロボット、自走式搬送機器、列車、船舶、飛行機、人口衛星などを含む移動体のタイミングデバイスとして好適に用いることができ、いずれの場合にも上記実施形態で説明した効果が反映された移動体を提供することができる。
10…基板、20…MEMS振動子、30…空間壁部、40…第2酸化膜、50…第3酸化膜、60…保護膜、70…被覆層、100…MEMS素子。
〔適用例1〕本適用例のMEMS素子は、基板と、振動子と、を備え前記振動子は、前記基板の主面上に設けられている第1固定電極と、前記第1固定電極と離間し、前記主面の法線方向矢視で前記第1固定電極に重なり合う領域を有している上部電極と、前記上部電極の一方の端部を接続している支持電極と、を有し、前記上部電極は、前記上部電極の他方の端部から前記支持電極の方向に延びているスリット状の切り欠き部によって分割された複数の駆動電極を有する、ことを特徴とする。また、本適用例のMEMS素子は、基板と、振動子と、を備え、前記振動子は、前記基板の主面上に設けられ、第1固定電極を有する第1導電層と、前記第1固定電極と離間し、前記主面の法線方向矢視で前記第1固定電極に重なり合う領域を有し、前記主面に沿って延在する上部電極と、前記主面に接続されている第2固定電極と前記上部電極の一方の端部とを接続し前記上部電極を支持する支持電極と、を有する第2導電層と、を有し、前記上部電極は、前記上部電極の前記一方の端部を振動元部とし、他方の端部を振動先端部として、前記振動先端部から前記振動元部の方向に延びているスリット状の切り欠き部によって分割され複数の駆動電極を備えていることを特徴とする。
本適用例の電子機器によれば、振動漏れが抑制され、所望の共振周波数を安定して取り
出すことができる高いQ値を有するMEMS素子または電子デバイスを備え、安定した電子機器の動作を得ることができる。
本適用例の移動体によれば、振動漏れが抑制され、所望の共振周波数を安定して取り出
すことができる高いQ値を有するMEMS素子または電子デバイス、電子機器を備え、安定した動作を得ることができる。

Claims (10)

  1. 基板と、
    前記基板の主面上に形成され、第1固定電極を備える第1導電層と、
    前記第1固定電極と離間し、前記主面の法線方向矢視で前記第1固定電極に重なり合う領域を有し、前記主面に沿って延在する上部電極と、前記主面に接続されている第2固定電極と前記上部電極の一方の端部とを接続し前記上部電極を支持する支持電極と、を備える第2導電層と、を備える共振子と、を備え、
    前記上部電極は、前記上部電極の前記一方の端部を振動元部とし、他方の端部を振動先端部として、前記振動先端部から前記振動元部の方向に形成されたスリット状の切り欠き部によって分割される複数の駆動電極を備えている、
    ことを特徴とするMEMS素子。
  2. 前記第1固定電極は、前記主面の法線方向矢視において、前記第2導電層の前記複数の駆動電極に個々に重なり合う複数の電極部を備えている、
    ことを特徴とする請求項1に記載のMEMS素子。
  3. 前記切り欠き部の前記振動元部方向の端部が前記支持電極の領域内に在ることを特徴とする請求項1または2に記載のMEMS素子。
  4. 前記切り欠き部の前記振動元部方向の端部が前記上部電極の領域内に在ることを特徴とする請求項1または2に記載のMEMS素子。
  5. 前記切り欠き部は、2以上の偶数箇所形成され、前記切り欠き部を挟んで隣り合う前記駆動電極の振動方向が逆方向である、
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載のMEMS素子。
  6. 前記切り欠き部を2か所有し、前記切り欠き部の間に配置される第1駆動電極と、前記第1駆動電極に前記切り欠き部を挟んで隣り合う2個の第2駆動電極と、を備え、
    前記第1駆動電極の幅をW1、前記第2駆動電極の幅をW2とした場合、
    0.1≦W1/W2≦2.0
    である、
    ことを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載のMEMS素子。
  7. 請求項6に記載のMEMS素子において、
    1.4≦W1/W2≦1.8
    である、
    ことを特徴とする。
  8. 請求項1から7のいずれか一項に記載のMEMS素子と、
    前記MEMS素子を駆動する回路を含む制御回路と、を備える、
    ことを特徴とする電子デバイス。
  9. 請求項1から7のいずれか一項に記載のMEMS素子、または請求項8に記載の電子デバイスを備える、
    ことを特徴とする電子機器。
  10. 請求項1から7のいずれか一項に記載のMEMS素子、または請求項8に記載の電子デバイス、または請求項9に記載の電子機器を備える、
    ことを特徴とする移動体。
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