JP2014170717A - 光源ユニット及び車両用灯具 - Google Patents

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Abstract

【課題】組立時における作業効率の向上を図る。
【解決手段】
複数のベース板11、12、13、14と、少なくとも第1の領域21と第2の領域22と第3の領域23を含む複数の領域を有し各領域が複数のベース板のそれぞれに取り付けられたフレキシブルプリント配線板20と、第1の領域に設けられた光源30と、第2の領域に配置され光源に電力を供給するための給電部40とを備えた。第1の領域、第2の領域、第3の領域及び第4の領域を有するフレキシブルプリント配線板が各領域間で折り曲げられるため、金属材料によって形成された各ベース体の折曲加工を行う作業が不要であり、作業工程を減らすことができ、組立時における作業効率の向上を図ることができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、光源ユニット及び車両用灯具に関する。詳しくは、ベース板にフレキシブルプリント配線板が取り付けられフレキシブルプリント配線板に光源と給電部が設けられて構成された光源ユニット及びこれを備えた車両用灯具の技術分野に関する。
特開2011−134677号公報
例えば、発光ダイオード(LED:Light Emitting Diode)が光源として用いられた光源ユニットがあり、このような光源ユニットは、例えば、光源から出射された光を照明光として照射する車両用灯具に備えられている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載された光源ユニットは、上下方向を向く基部と前後方向を向く屈曲部とが一体に形成されたベース体を有し、光源として機能する発光ダイオードが基部に設けられている。
ところが、特許文献1に記載された光源ユニットにあっては、金属板を折り曲げて上下方向を向く基部と前後方向を向く屈曲部とを有するベース体を形成しているため、金属板の折曲加工を行う作業が必要であり、作業工程が多く作業効率が悪いという問題があった。
そこで、本発明の光源ユニット及び車両用灯具は、組立時における作業効率の向上を図ることを目的とする。
第1に、本発明に係る光源ユニットは、複数のベース板と、少なくとも第1の領域と第2の領域と第3の領域を含む複数の領域を有し前記各領域が前記複数のベース板のそれぞれに取り付けられたフレキシブルプリント配線板と、前記第1の領域に配置された光源と、前記第2の領域に配置され前記光源に電力を供給するための給電部とを備え、前記フレキシブルプリント配線板が前記複数の領域間で折り曲げられているものである。
従って、本発明に係る光源ユニットにあっては、フレキシブルプリント配線板が折り曲げられることにより組み立てられる。
第2に、上記した本発明に係る光源ユニットにおいては、前記光源を制御する制御回路が少なくとも前記第2の領域又は前記第3の領域の何れかの領域に設けられていることが望ましい。
従って、光源が配置されていない領域に制御回路が配置される。
第3に、上記した本発明に係る光源ユニットにおいては、前記第2の領域の一端部と前記第2の領域の一端部が取り付けられた前記ベース板の一端部とはコネクターが接続される接続部として設けられ、前記接続部に前記給電部が設けられることが望ましい。
従って、フレキシブルプリント配線板の一部及びベース板の一部が接続部として機能する。
第4に、上記した本発明に係る光源ユニットにおいては、前記複数のベース板のいずれかに位置決め部が設けられ、灯具構成部品に、前記位置決め部によって位置決めされた状態で着脱可能に取り付けられることが望ましい。
従って、車両用灯具全体が車体に装着された状態で光源ユニットのみが装着又は離脱されることが可能な構成とされている。
本発明に係る車両用灯具は、少なくとも一方に開口されたランプハウジングと前記ランプハウジングの開口を覆うカバーとカバーを介して外部に照射される光を出射するための光源ユニットを備えた車両用灯具であって、前記光源ユニットは、複数のベース板と、少なくとも第1の領域と第2の領域と第3の領域を含む複数の領域を有し前記各領域が前記複数のベース板のそれぞれに取り付けられたフレキシブルプリント配線板と、前記第1の領域に設けられた光源と、前記第2の領域に設けられ前記光源に電力を供給するための給電部とを備え、前記フレキシブルプリント配線板が前記複数の領域間で折り曲げられているものである。
従って、フレキシブルプリント配線板が折り曲げられることにより、光源ユニットが組み立てられる。
本発明によれば、フレキシブルプリント配線板が複数の領域間で折り曲げられて光源ユニットが組み立てられるため、作業工程を減らすことができ、組立時における作業効率の向上を図ることができる。
図2乃至図7と共に本発明光源ユニット及び車両用灯具の実施の形態を示すものであり、本図は、車両用灯具の概略断面図である。 第1の実施の形態における光源ユニットの斜視図である。 第1の実施の形態における光源ユニットが組み立てられる前の状態を示す斜視図である。 第1の実施の形態における光源ユニットの展開図である。 第2の実施の形態における光源ユニットの斜視図である。 第2の実施の形態における光源ユニットの展開図である。 第2の実施の形態における接続部と接続コネクターを一部を断面にして示す拡大側面図である。
以下に、本発明光源ユニット及び車両用灯具を実施するための形態について添付図面を参照して説明する。
車両用灯具100は、ランプボデイ101とカバー102を備えている(図1参照)。ランプボデイ101とカバー102によって灯具外筺103が構成され、灯具外筺103の内部空間は灯室104として形成されている。ランプボデイ101は前方に開口された凹部を有し、開口がカバー102によって閉塞されている。ランプボデイ101の後端部には第1の挿通孔101aと第2の挿通孔101bが形成されている。ランプボデイ101の後端部には第2の挿通孔101bの周囲に取付孔101c、101cが形成されている。
ランプボデイ101には、第1のランプユニット50と第2のランプユニット60が取り付けられている。第1のランプユニット50は、例えば、ヘッドランプとして機能し、第2のランプユニット60は、例えば、DRL(Daytime Running Lamp)として機能する。尚、第1のランプユニット50と第2のランプユニット60はそれぞれヘッドランプとDRLに限られることはなく、第1のランプユニット50と第2のランプユニット60としては、フォグランプ、クリアランスランプ、ターンシグナルランプ、ストップランプ、テールランプ、リアコンビネーションランプ等の各種のランプを用いることが可能である。
第1のランプユニット50と第2のランプユニット60は、例えば、左右に並んで配置されている。尚、第1のランプユニット50と第2のランプユニット60は、例えば、上下に並んで配置されていてもよい。第1のランプユニット50は第1の挿通孔101aに挿通された状態で取り付けられている。第2のランプユニット60は第2の挿通孔101bに挿通された状態で取付孔101c、101cに取付ネジ200、200が螺合されることによって取り付けられている。
第1のランプユニット50は光を出射する光源部51と光源部51から出射された光を反射するリフレクター52とを有している。光源部51は、後端部が灯室104の外側に位置され、他の部分が灯室104に位置されている。
第2のランプユニット60は光源ユニット1とインナーレンズ61を有している。インナーレンズ61は光源ユニット1から出射される光を透過するように透過性を有している。インナーレンズ61は凹状部62と被取付部63を有している。
凹状部62は前方に開口された凹状に形成されており、光源ユニット1の前方側に位置されている。凹状部62の内周部には後方へ突出された一対の位置決めピン62a、62aが設けられている。凹状部62の略中央部には突出部64が設けられている。突出部64は前方に突出され、後方に開口された凹部を有している。突出部64の光源ユニット1側の面にはレンズステップ64aが形成されている。レンズステップ64aは光源ユニット1から出射される光を制御する機能を有している。
被取付部63は凹状部62の外周部から後方へ突出され、凹状部62と一体に形成されている。被取付部63は、後端部がランプボデイ101にネジ止めされることにより取り付けられている。
以下に、第1の実施の形態における光源ユニット1について説明する(図1乃至図3参照)。
光源ユニット1は、例えば、上下に貫通された略角筒状に形成されている。光源ユニット1はユニット本体部10、フレキシブルプリント配線板20、光源30、30、30及びコネクター(給電部)40を備えている(図2乃至図4参照)。
ユニット本体部10は、それぞれ熱伝導性の高い金属材料等によって板状に形成された第1のベース体11と第2のベース体12と第3のベース体13と第4のベース体14を有している。
第1のベース体11と第2のベース体12は前後方向を向き対向した状態で前後に離隔して配置されている。第1のベース体11は第2のベース体12の前方に配置されている。第3のベース体13と第4のベース体14は左右方向を向き対向した状態で左右に離隔して配置されている。第3のベース体13は第4のベース体14の左側に配置されている。
第1のベース体11は第3のベース体13及び第4のベース体14と非接触状態で配置されている。第2のベース体12は第3のベース体13と非接触状態で配置されており、第4のベース体14と結合された状態で配置されている。
第1のベース体11は前後方向から見てほぼ四角形状に形成されている。第1のベース体11には挿通孔11a、11aが形成されている。挿通孔11a、11aはそれぞれ対角線上に位置された角部付近に形成されている。なお、挿通孔11aの個数及び位置は特に限定されるものではない。
第2のベース体12は主体部16と第1突状取付部17、17が一体に形成されて成る。主体部16は前後方向から見てほぼ四角形状に形成されている。第1突状取付部17、17は主体部16からそれぞれ側方における外側に突出され、前後方向から見てほぼ半円形状に形成されている。第1突状取付部17、17にはそれぞれ取付ネジ200、200が挿通される挿通孔17a、17aが形成されている。右側の第1突状取付部17の主体部16寄りの位置には上方に開口された切欠部17bが形成されている。
第3のベース体13は左右方向から見てほぼ四角形状に形成されている。第3のベース体13には後方に開口された切欠部13aが形成されている。切欠部13aは後端部に形成され、第1突状取付部17より一回り大きい半円形状に形成されている。切欠部13aによって光源ユニット1が展開された状態における第3のベース体13と第1突状取付部17の干渉が回避される(図4参照)。
第4のベース体14は左右方向から見てほぼ四角形状に形成されている(図2乃至図4参照)。第4のベース体14は第3のベース体13よりも前後方向の長さが長く形成されている。第4のベース体14の後端寄りの位置には縦長の係合孔14aが形成されている。係合孔14aは上下方向における長さが第2のベース体12の第1突状取付部17の上下方向における長さよりも長くされている。
フレキシブルプリント配線板20はユニット本体部10の周囲を覆うように取り付けられている。具体的には、フレキシブルプリント配線板20は第4のベース体14の後端寄りの位置から第2のベース体12の右端寄りの位置まで各ベース体11、12、13、14の外側の面に貼り付けられている。
フレキシブルプリント配線板20は第1の領域21、第2の領域22、第3の領域23、第4の領域24、前側連結部25、25及び後側連結部26により構成されている。
第1の領域21、第2の領域22、第3の領域23及び第4の領域24はそれぞれ第1のベース体11、第2のベース体12、第3のベース体13及び第4のベース体14の各外面に取り付けられている。
第1の領域21には挿通孔21a、21aが形成されている。挿通孔21a、21aはそれぞれ第1のベース体11の挿通孔11a、11aに対応する箇所に位置されている。
第1の領域21には光源30、30、30が取り付けられている。光源30は、例えば、基板31と基板31上に搭載された発光ダイオード32とを有している。なお、光源30の個数は特に限定されない。
第2の領域22の中央部には図示しない電源回路からの電力を光源30、30、30に供給する給電部として機能するコネクター40が配置されている。第2の領域22にはコネクター40の周囲に光源30、30、30の発光状態を制御する制御回路27、27、・・・が配置されている。
第3の領域23には光源30、30、30の発光状態を制御する制御回路28、28、・・・が配置されている。
第4の領域24は第4のベース体14における係合孔14aの前側の部分に取り付けられている。第4の領域24には光源30、30、30の発光状態を制御する制御回路29、29、・・・が配置されている。
前側連結部25、25はそれぞれ折り曲げられた状態で第1の領域21と第3の領域23及び第1の領域21と第4の領域24を連結している。前側連結部25、25には上下両端部を除く部分にそれぞれ縦長の開口部25a、25aが形成されている。
後側連結部26は折り曲げられた状態で第2の領域22と第3の領域23を連結している。後側連結部26には後方に開口され第3のベース体13の切欠部13aよりも一回り大きい半円状の切欠部26aが形成されている。切欠部26aからは左側の第1突状取付部17が突出されている。
以下に、光源ユニット1の組立の手順について説明する(図2乃至図4参照)。
先ず、順に並べられた第2のベース体12、第3のベース体13、第1のベース体11及び第4のベース体14の各面に、光源30、制御回路27、28、29及びコネクター40が配置されたフレキシブルプリント配線板20が接着剤等によって貼り付けられる(図4参照)。
次いで、前側連結部25、25及び後側連結部26がそれぞれ折り曲げられる(図3参照)。このとき前側連結部25、25及び後側連結部26にはそれぞれ開口部25a、25a及び切欠部26aが形成されているため、これらの部分が容易に屈曲されると共にフレキシブルプリント配線板20の屈曲される部分への負荷の発生を抑制することができる。
次に、第2のベース体12と第4のベース体14が結合される(図2参照)。第2のベース体12と第4のベース体14の結合に際しては、先ず、第2のベース体12に対して第4のベース体14が持ち上げられた状態で右側の第1突状取付部17が係合孔14aに挿通される。
続いて、第4のベース体14が第2のベース体12に対して下方へ移動され、切欠部17bに第4のベース体14の一部が挿入されて嵌合され、第2のベース体12と第4のベース体14が結合される。第2のベース体12と第4のベース体14が結合された状態では、第2のベース体12と第4のベース体14の左右方向及び前後方向における相互の移動が規制される。
第2のベース体12と第4のベース体14が結合された状態においては、隣接する各ベース体11、12、13、14同士のなす角度が90度とされている。従って、光源ユニット1は略角筒状に組み立てられる。
また、上記のように組み立てられた光源ユニット1の挿通孔21a、21aと挿通孔11a、11aには順にインナーレンズ61の凹状部62に設けられた位置決めピン62a、62aが挿通される。光源ユニット1は位置決めピン62a、62aによりインナーレンズ61に対して位置決めされ、例えば、位置決めピン62a、62aがかしめられることによりインナーレンズ61に取り付けられる。従って、挿通孔11a、11aはインナーレンズ61に対する位置決め部として機能する。
なお、インナーレンズ61に対する光源ユニット1の取付作業において位置決めピン62a、62aを第1のベース体11の挿通孔11a、11a、第1の領域21の挿通孔21a、21aに挿通しようとするときに、位置決めピン62a、62aに対する挿通孔11a、11a、21a、21aの位置がずれている場合であっても、フレキシブルプリント配線板20を撓めて位置決めピン62a、62aに挿通孔11a、11a、21a、21aを位置合わせすることが可能であり、インナーレンズ61に対する光源ユニット1の取付作業を容易に行うことができる。
光源ユニット1は挿通孔17a、17aにそれぞれ挿通された取付ネジ200、200が取付孔101c、101cに螺合されることによりランプボデイ101に位置決めされて取り付けられる(図1参照)。従って、第1突状取付部17、17はランプボデイ101に対する位置決め部及び取付部として機能する。このように光源ユニット1はランプボデイ101に取付ネジ200、200を用いて取り付けられるため、ランプボデイ101に対して着脱可能とされている。
上記のように構成された光源ユニット1においては、コネクター40に接続コネクター120が接続される(図1参照)。上記のように光源ユニット1が構成された状態において、電源回路から接続コネクター120、コネクター40及びフレキシブルプリント配線板20を介して発光ダイオード32、32、32に電流が供給され、発光ダイオード32、32、32から光が出射される。発光ダイオード32、32、32から出射された光はインナーレンズ61及びカバー102を透過されて外部に照射される。
次に、第2の実施の形態に係る光源ユニット1Aについて説明する(図5乃至図7参照)。
なお、第2の実施の形態において、第1の実施の形態と同様の構成については第1の実施の形態における光源ユニット1と同様の部分に付した符号と同じ符号を付して説明は省略又は簡略化する。
光源ユニット1Aは上下に貫通された略角筒状に形成されている。光源ユニット1Aはユニット本体部70、フレキシブルプリント配線板80及び光源30、30、30を備えている。
ユニット本体部70は、それぞれ熱伝導性の高い金属材料等によって板状に形成された第1のベース体71と第2のベース体72と第3のベース体73と第4のベース体74を有している。
第1のベース体71と第3のベース体73は前後方向を向き対向した状態で前後に離隔して配置されている。第1のベース体71は第3のベース体73の前方に配置されている。第2のベース体72と第4のベース体74は左右方向を向き対向した状態で左右に離隔して配置されている。第2のベース体72は第4のベース体74の左側に配置され、前後方向における長さが第4のベース体74よりも長くされている。
第1のベース体71は第2のベース体72及び第4のベース体74と非接触状態で配置されている。第2のベース体72は第3のベース体73と結合された状態で配置されている。第3のベース体73は第4のベース体74と非接触状態で配置されている。
第1のベース体71は主体部75と突部76、76が一体に形成されて成る。主体部75は前後方向から見てほぼ四角形状に形成されている。突部76、76は主体部75からそれぞれ上下に突出され、前後方向から見てほぼ半円形状に形成されている。突部76、76の左右両端部はそれぞれ主体部75よりも左右に突出されている。突部76、76にはインナーレンズ61の位置決めピン62a、62aが挿通される挿通孔76a、76aが形成されている。
第2のベース体72は左右方向から見てほぼ四角形状に形成された主体部77を有し、主体部77の前端側の2つの角部には切欠77a、77aが形成されている。切欠77a、77aによって光源ユニット1Aが展開された状態における突部76、76と第2のベース体72の干渉が回避される(図6参照)。第2のベース体72の後端部には左右方向から見てほぼ四角形状に形成された突状部72aが設けられ、突状部72aは主体部77と一体に形成されている。主体部77と突状部72aの境界付近には縦長の係合孔72bが形成されている。突状部72aの内面(右側面)には絶縁テープ130が貼り付けられている(図7参照)。
第3のベース体73は主体部78と第2突状取付部79、79が一体に形成されて成る(図5及び図6参照)。主体部78は前後方向から見てほぼ四角形状に形成されている。第2突状取付部79、79は主体部78からそれぞれ側方における外側に突出され、前後方向から見てほぼ半円形状に形成されている。左側の第2突状取付部79は上下方向における長さが係合孔72bの上下方向における長さより短くされている。第2突状取付部79、79にはそれぞれ取付ネジ200、200が挿通される挿通孔79a、79aが形成されている。左側の第2突状取付部79の主体部78寄りの位置には上方に開口された切欠部79bが形成されている。
第4のベース体74は左右方向から見てほぼ四角形状に形成され、前端側の2つの角部に切欠74a、74aを有している。切欠74a、74aによって光源ユニット1Aが展開された状態における突部76、76と第4のベース体74の干渉が回避される(図6参照)。第4のベース体74の後端部には第2突状取付部79より一回り大きい半円形状の切欠部74bが形成されている。切欠部74bによって光源ユニット1Aが展開された状態における第2突状取付部79と第4のベース体74の干渉が回避される。
フレキシブルプリント配線板80はユニット本体部70の周囲を覆うように取り付けられている(図5及び図6参照)。具体的には、フレキシブルプリント配線板80は第3のベース体73の左端寄りの位置から突状部72a上まで各ベース体71、72、73、74の外側の面に貼り付けられている。
フレキシブルプリント配線板80は第1の領域81、第2の領域82、第3の領域83、第4の領域84、前側連結部85、85及び後側連結部86により構成されている。
第1の領域81、第2の領域82、第3の領域83及び第4の領域84はそれぞれ第1のベース体71、第2のベース体72、第3のベース体73及び第4のベース体74の各外面に取り付けられている。
第1の領域81は第1のベース体71の主体部75上に取り付けられている。第1の領域81には光源30、30、30が取り付けられている。
第2の領域82は主体部77と突状部72aを覆うように第2のベース体72のほぼ全体に取り付けられている。第2の領域82の後端部を除く部分には制御回路27、27、・・・が配置されている。第2の領域82には係合孔72bに対応する箇所に係合孔82aが形成されている。
第2の領域82の後端部には給電部として機能する電極87、87、87が配置されている。第2の領域82の後端部と第2の領域82の後端部が取り付けられた第2のベース体72の突状部72aは接続部88として設けられている。
第3の領域83には制御回路28、28が配置され、第4の領域84には制御回路29、29、・・・が配置されている。
前側連結部85、85はそれぞれ折り曲げられた状態で第1の領域81と第2の領域82及び第1の領域81と第4の領域84を連結している。なお、光源ユニット1Aにおいても、光源ユニット1と同様に、前側連結部85、85にそれぞれ開口部が形成されていてもよい。開口部が形成されることにより前側連結部85、85が容易に屈曲されると共に、フレキシブルプリント配線板80の屈曲される部分への負荷の発生を抑制することができる。
後側連結部86は折り曲げられた状態で第3の領域83と第4の領域84を連結している。後側連結部86には後方に開口され切欠部74aよりも一回り大きい半円状の切欠部86aが形成されている。切欠部86aからは右側の第2突状取付部79が突出されている。
光源ユニット1Aは以下のようにして組み立てられる。
先ず、順に並べられた第3のベース体73、第4のベース体74、第1のベース体71及び第2のベース体72の各面に、光源30及び制御回路27、28、29が配置されたフレキシブルプリント配線板80が接着剤等によって貼り付けられる(図6参照)。
次いで、前側連結部85、85及び後側連結部86が折り曲げられる(図5参照)。このとき第3のベース体73に対して第2のベース体72が持ち上げられた状態で左側の第2突状取付部79が係合孔72bに挿通される。続いて、第3のベース体73が第2のベース体72に対して下方へ移動され、切欠部79bに第2のベース体72の一部が挿入されて嵌合され、第2のベース体72と第3のベース体73が結合される。これにより、第2のベース体72と第3のベース体73の左右方向及び前後方向における相互の移動が規制される。
上記のように組み立てられた光源ユニット1Aの挿通孔76a、76aにはインナーレンズ61の位置決めピン62a、62aが挿通される。光源ユニット1Aは位置決めピン62a、62aによりインナーレンズ61に対して位置決めされてインナーレンズ61に取り付けられる。
光源ユニット1Aは挿通孔79a、79aにそれぞれ挿通された取付ネジ200、200が取付孔101c、101cに螺合されることによりランプボデイ101に位置決めされて取り付けられる。従って、第2突状取付部79、79はランプボデイ101に対する位置決め部及び取付部として機能する。このように光源ユニット1Aはランプボデイ101に取付ネジ200、200を用いて取り付けられるため、ランプボデイ101に対して着脱可能とされている。
上記のように構成された光源ユニット1Aにおいては、接続部88に接続コネクター140が接続される(図7参照)。接続コネクター140は前方に開口された凹状に形成され、内部に接続端子141、142を有している。接続コネクター140には図示しない電源からの電力を供給するリード線143が接続され、リード線143が接続端子141、142に接続されている。
接続コネクター140は開口部に接続部88が挿入されることにより接続部88に接続される。接続コネクター140が接続部88に接続された状態においては、接続端子141が電極87、87、87と接触され、接続端子142は絶縁テープ130と接触される。電源回路から供給された電流は接続端子141及び電極87、87、87を介して光源30、30、30に供給される。一方、絶縁テープ130には電源回路から接続端子142を介して供給された電流が流れないため、接続端子141と142との間におけるショートの発生を防止することができる。
上記したように、光源ユニット1Aにおいては、第2の領域82が取り付けられた第2のベース体72の突状部72aに給電部として機能する電極87、87、87が設けられている。従って、別部品としてコネクターをフレキシブルプリント配線板80に取り付ける必要が無く、光源ユニット1Aの構成の簡素化を図ることができる。
上記した実施の形態では、光源ユニット1の第1突状取付部17、17及び光源ユニット1Aの第2突状取付部79、79が灯具構成部品として機能するランプボデイ101に取り付けられる例と位置決め部として機能する挿通孔11a、11aを有する第1のベース体11が灯具構成部品として機能するインナーレンズ61に取り付けられる例とを示した。但し、灯室104内に配置される部品の一部を遮蔽するエクステンション又は光源30、30、30から出射される光を反射するリフレクターが灯室104に配置されている場合には、第1突状取付部17、17及び第2突状取付部79、79がそれぞれ灯具構成部品として機能するエクステンション又はリフレクターに取り付けられてもよい。この場合にも第1突状取付部17、17及び第2突状取付部79、79は位置決め部及び取付部として機能する。
以上に記載した通り、光源ユニット1及び光源ユニット1Aにあっては、第1の領域21、第2の領域22、第3の領域23及び第4の領域24を有するフレキシブルプリント配線板20又は第1の領域81、第2の領域82、第3の領域83及び第4の領域84を有するフレキシブルプリント配線板80の各一部が各領域間で折り曲げられている。
従って、光源ユニット1又は光源ユニット1Aを組み立てる際に、前側連結部25、25及び後側連結部26、あるいは、前側連結部85、85及び後側連結部86がそれぞれ折り曲げられるため、金属材料によって形成された各ベース体の折曲加工を行う作業が不要であり、作業工程を減らすことができ、組立時における作業効率の向上を図ることができる。
また、光源ユニット1及び光源ユニット1Aにあっては、制御回路27、28、29が第2の領域22又は第3の領域23、あるいは、第2の領域82又は第3の領域83の何れかの領域に設けられているため、制御回路27、28、29は光源30が配置された第1の領域21又は第1の領域81に存在せず、光源ユニット1及び光源ユニット1Aを小型化することができる。
また、光源ユニット1及び光源ユニット1Aはランプボデイ101、エクステンション又はリフレクターに、位置決め部として機能する第1突状取付部17又は第2突状取付部79によって位置決めされた状態で着脱可能に取り付けられる。従って、光源ユニット1及び光源ユニット1Aの交換や修理を行うときに光源ユニット1及び光源ユニット1Aをランプボデイ101等に対して容易に着脱することができ、メンテナンス性の向上を図ることができる。
尚、上記には、ベース体が4枚用いられ光源ユニットが四角形状に形成された例を示したが、用いられるベース体の枚数が3枚又は5枚以上とされ光源ユニットが四角形以外の多角形状に形成されてもよい。
また、上記各実施の形態において、前側連結部25、25又は前側連結部85、85に開口部が形成される例を示したが、いずれの前側連結部においても開口部が形成されていなくてもよい。その場合であっても、フレキシブルプリント配線板20、80が高い屈曲性を有しているため、各連結部が容易に屈曲されると共にフレキシブルプリント配線板20、80の屈曲される部分への負荷の発生を防止することができ、組立時における作業効率の向上を図ることができる。
100…車両用灯具、1…光源ユニット、101…ランプボデイ、102…カバー、11…ベース体、12…ベース体、13…ベース体、14…ベース体、20…フレキシブルプリント配線板、21…第1の領域、22…第2の領域、23…第3の領域、24…第4の領域、25…前側連結部、26…後側連結部、27…制御回路、28…制御回路、29…制御回路、30…光源、40…コネクター(給電部)、1A…光源ユニット、80…フレキシブルプリント配線板、87…電極、88…接続部、140…コネクター(給電部)

Claims (5)

  1. 複数のベース板と、
    少なくとも第1の領域と第2の領域と第3の領域を含む複数の領域を有し前記各領域が前記複数のベース板のそれぞれに取り付けられたフレキシブルプリント配線板と、
    前記第1の領域に配置された光源と、
    前記第2の領域に配置され前記光源に電力を供給するための給電部とを備え、
    前記フレキシブルプリント配線板が前記複数の領域間で折り曲げられている
    光源ユニット。
  2. 前記光源を制御する制御回路が少なくとも前記第2の領域又は前記第3の領域の何れかの領域に設けられている
    請求項1に記載の光源ユニット。
  3. 前記第2の領域の一端部と前記第2の領域の一端部が取り付けられた前記ベース板の一端部とはコネクターが接続される接続部として設けられ、
    前記接続部に前記給電部が設けられた
    請求項1又は請求項2に記載の光源ユニット。
  4. 前記複数のベース板のいずれかに位置決め部が設けられ、
    灯具構成部品に、前記位置決め部によって位置決めされた状態で着脱可能に取り付けられる
    請求項1、請求項2又は請求項3に記載の光源ユニット。
  5. 少なくとも一方に開口されたランプハウジングと前記ランプハウジングの開口を覆うカバーとカバーを介して外部に照射される光を出射するための光源ユニットを備えた車両用灯具であって、
    前記光源ユニットは、
    複数のベース板と、
    少なくとも第1の領域と第2の領域と第3の領域を含む複数の領域を有し前記各領域が前記複数のベース板のそれぞれに取り付けられたフレキシブルプリント配線板と、
    前記第1の領域に設けられた光源と、
    前記第2の領域に設けられ前記光源に電力を供給するための給電部とを備え、
    前記フレキシブルプリント配線板が前記複数の領域間で折り曲げられている
    車両用灯具。
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