JP2014170547A - 電子装置及びソリッドステートディスク固定装置 - Google Patents

Abstract

【課題】ソリッドステートディスクを容易に着脱することができる電子装置及びそのソリッドステートディスク固定装置を提供すること。
【解決手段】本発明に係るソリッドステートディスク固定装置は、ソリッドステートディスクを固定するために用いられ、支持ロッド及び係止部を備える。支持ロッドは、固定部及び固定部に対して垂直に連接された支持部を含み、固定部の内面には、ソリッドステートディスクの一端と係合するための係止孔が設けられており、支持部の一方側の側面には、ソリッドステートディスクの側辺と係合するための凹溝が設けられており、ソリッドステートディスクの側辺には、切欠きが設けられており、係止部は、支持ロッドに装着され且つ切欠き内に伸びて、ソリッドステートディスクを支持ロッドに位置決めする。
【選択図】図１

Description

本発明は、電子装置及びそのソリッドステートディスク（Ｓｏｌｉｄ Ｓｔａｔｅ Ｄｉｓｋ）固定装置に関するものである。

従来から、サーバ等の電子装置のソリッドステートディスクは、通常、サーバのハウジングの内部のマザーボードのスロットに挿入接続されている。よって、ソリッドステートディスクを着脱する時、サーバを開く必要があり、非常に不便である。

本発明は以上の問題点に鑑みてなされたものであり、ソリッドステートディスクを容易に着脱することができる電子装置及びそのソリッドステートディスク固定装置を提供することを目的とする。

上記の課題を解決するために、本発明に係る電子装置は、収容筐体と、ソリッドステートディスクと、連接ロッドと、支持ロッドと、係止部と、を備える。前記収容筐体には、スロットが設けられており、前記連接ロッドは、前記スロット内に着脱可能に装着され、前記支持ロッドは、前記連接ロッドに装着され且つ前記スロットの内部に収容され、前記支持ロッドは、前記連接ロッドに固定される固定部及び前記固定部に対して垂直に連接された支持部を含み、前記固定部の内面には、前記ソリッドステートディスクの一端と係合するための係止孔が設けられており、前記支持部の一方側の側面には、前記ソリッドステートディスクの側辺と係合するための凹溝が設けられており、前記ソリッドステートディスクの側辺には、切欠きが設けられており、前記係止部は、前記支持ロッドに装着され且つ前記切欠き内に伸びて、前記ソリッドステートディスクを前記支持ロッドに位置決めする。

また、上記の課題を解決するために、本発明に係るソリッドステートディスク固定装置は、ソリッドステートディスクを固定するために用いられ、支持ロッド及び係止部を備え、前記支持ロッドは、固定部及び前記固定部に対して垂直に連接された支持部を含み、前記固定部の内面には、前記ソリッドステートディスクの一端と係合するための係止孔が設けられており、前記支持部の一方側の側面には、前記ソリッドステートディスクの側辺と係合するための凹溝が設けられており、前記ソリッドステートディスクの側辺には、切欠きが設けられており、前記係止部は、前記支持ロッドに装着され且つ前記切欠き内に伸びて、前記ソリッドステートディスクを前記支持ロッドに位置決めする。

従来の技術と異なり、本発明のソリッドステートディスク固定装置は、サーバの収容筐体のディスクドライブを装着するためのスロット内に装着されるため、サーバの内部空間を活用することができる。また、固定用フレームの支持ロッドの階段孔と該支持ロッドに装着された係止部品との組み合せにより、ソリッドステートディスクを容易に固定することができる。

本発明の実施形態に係るソリッドステートディスク固定装置を含む電子装置の分解斜視図である。 図１に示したソリッドステートディスク固定装置を別の視点から見た図である。 図２のＩＩＩ−ＩＩＩ線に沿った断面図である。 図２の組立斜視図である。 本発明の電子装置の使用過程を示す図である。 本発明の電子装置の使用過程を示す図である。 本発明の電子装置の使用過程を示す図である。

図１に示すように、本発明の電子装置は、収容筺体３００と、ソリッドステートディスク固定装置１００（以下、ＳＳＤ固定装置１００と称する）と、三つのソリッドステートディスク５００と、を備える。ソリッドステートディスク固定装置１００は、固定用フレーム２０及び三つの係止部品４０を備える。本実施形態において、前記電子装置は、サーバである。

収容筺体３００は、フロントボード３０１及び互いに対向して位置する２つの側板３０２を備える。フロントボード３０１には、収容筺体３００の内部まで貫通しているスロット３０４が設けられている。本実施形態において、スロット３０４には、ディスクドライブを装着する。各側板３０２におけるスロット３０４に近い箇所には、スロット３０４と連通する第二係止孔３０６がそれぞれ設けられている。

各ソリッドステートディスク５００は、矩形の回路基板５０２及び回路基板５０２の両面に貼り付けられている複数のメモリチップ５０４をそれぞれ備える。回路基板５０２の一方側には、少なくとも２つの切欠き５０６が設けられている。回路基板５０２の一端には、収容筐体３００のＳＡＴＡポート（図示されない）に挿入接続されるコネクタ５０７が設けられている。回路基板５０２の前記一端の反対側の他端には、複数の係止片５０８が設けられている。

固定用フレーム２０は、矩形の連接ロッド２２及び三つの支持ロッド２４を備える。連接ロッド２２の一方側の側面の中央部には、操作部２２１が設けられている。本実施形態において、操作部２２１は、連接ロッド２２上に設けられた窪みである。

図２〜図４に示すように、連接ロッド２２における操作部２２１の反対側の側面には、三つの固定凹部２２２が設けられている。また、この三つの固定凹部２２２が設けられている側面の両端には、２つの弾性フック２２４が対称的に設けられている。

各支持ロッド２４は、「Ｌ」字状を呈し、固定部２４２及び固定部２４２の一端から固定部２４２に対して垂直に延伸する支持部２４４を備える。固定部２４２の内側面には、固定部２４２の長さ方向に沿って、複数の細長い形状の第一係止孔２４３が設けられている。支持部２４４の一方側の側面の中央部には、支持部２４４の長さ方向に沿って１つの凹溝２４５が設けられている。凹溝２４５は、支持部２４４の固定部２４２から離れる一端の端面を貫通する。また、各支持部２４４における係止部品４０の片側には、凹溝２４５と連通している階段孔２４６が設けられている（図３を参照）。階段孔２４６は、収容部２４６ａ及びスライドガイド部２４６ｂを含む。収容部２４６ａの横断面は、スライドガイド部２４６ｂの横断面より大きい。収容部２４６ａとスライドガイド部２４６ｂとの間には、階段面２４６ｃがさらに形成されている。

各係止部品４０は、ほぼ「工」字状を呈し、係止部４２及び弾性部材４４を備える。係止部４２は、対応する収容部２４６ａの内部にスライド可能に収容される基底部４２２及び、ほぼ「Ｔ」字状を呈する操作ブロック４２４を含む。操作ブロック４２４は、スライドガイド部２４６ｂ内に挿入されるスライド部４２５及びスライド部４２５の一端に突設された操作部４２６を含む。弾性部材４４は、支持ロッド２４の階段面２４６ｃと基底部４２２との間で弾性圧縮されるように収容される。本実施形態において、弾性部材４４はコイルバネである。

本発明のＳＳＤ固定装置１００を組み立てる場合、上述した三つの支持ロッド２４の固定部２４２を、連接ロッド２２の三つの固定凹部２２２内にそれぞれ挿入する。

図５〜図７に示すように、ＳＳＤ固定装置１００を使用する場合、先ず、各係止部品４０の操作部４２６を上方へ引っぱって、係止部品４０のスライド部４２５を、対応する支持ロッド２４のスライドガイド部２４６ｂに沿ってスライドさせ、且つ係止部品４０の基底部４２２を収容部２４６ａ内に収容させる。これにより、弾性部材４４は、基底部４２２により押圧されて弾性変形する。次に、１つのソリッドステートディスク５００の回路基板５０２の係止片５０８を、支持ロッド２４の第一係止孔２４３に対応させた後、係止片５０８がそれぞれ第一係止孔２４３内に挿入されるまで、回路基板５０２の切欠き５０６が設けられた一方側を、支持ロッド２４の凹溝２４５内にスライド挿入する。これにより、回路基板５０２の切欠き５０６は基底部４２２に対向するので、操作部４２６に対する外力を解除すると、弾性部材４４は、弾性復帰して、基底部４２２を下へ推進して、基底部４２２を切欠き５０６内に係合させる。

ソリッドステートディスク５００が装着されたＳＳＤ固定装置１００を収容筺体３００内に装着する場合、ソリッドステートディスク５００のコネクタ５０７が設けられた一端を収容筐体３００のスロット３０４内に挿入して、連接ロッド２２の２つの弾性フック２２４を収容筐体３００の２つの側板３０２の内面に当接させて、該２つの弾性フック２２４を弾性変形させる。２つの弾性フック２２４の位置が収容筐体３００の２つの第二係止孔３０６の位置にそれぞれ対応すると、２つの弾性フック２２４は弾性復帰して第二係止孔３０６内に係合される。この際、ソリッドステートディスク５００のコネクタ５０７は、対応するＳＡＴＡポート内にそれぞれ挿入されて、収容筐体３００のマザーボードに電気的に接続される。

ソリッドステートディスク５００を取り出す場合、収容筐体３００の内部に向けて固定用フレーム２０の２つの弾性フック２２４を押圧して、弾性フック２２４を対応する第二係止孔３０６から離脱させる。次いで、固定用フレーム２０の操作部２２１を収容筐体３００から離れる方向に向けて引っ張って、ソリッドステートディスクの固定装置１００及びソリッドステートディスク５００をスロット３０４から取り出す。次いで、各係止部品４０の操作部４２６を上方へ引っ張って、係止部品４０の基底部４２２をソリッドステートディスク５００の切欠き５０６から離脱させて、ソリッドステートディスク５００を固定用フレーム２０内から取り出す。

１００ ソリッドステートディスクの固定装置
３００ 収容筺体
３０１ フロントボード
３０２ 側板
３０４ スロット
３０６ 第二係止孔
５００ ソリッドステートディスク
５０２ 回路基板
５０４ メモリチップ
５０６ 切欠き
５０７ コネクタ
５０８ 係止片
２０ 固定用フレーム
２２ 連接ロッド
２２１ 操作部
２２２ 固定凹部
２２４ 弾性フック
２４ 支持ロッド
２４２ 固定部
２４３ 第一係止孔
２４４ 支持部
２４５ 凹溝
２４６ 階段孔
２４６ａ収容部
２４６ｂ スライドガイド部
２４６ｃ 階段面
４０ 係止部品
４２ 係止部
４４ 弾性部材
４２２ 基底部
４２４ 操作ブロック
４２５ スライド部
４２６ 操作部

Claims (8)

1. ソリッドステートディスクを固定するために用いられ、支持ロッド及び係止部を備え、前記支持ロッドは、固定部及び前記固定部に対して垂直に連接される支持部を含み、前記固定部の内面には、前記ソリッドステートディスクの一端と係合するための係止孔が設けられており、前記支持部の一方側の側面には、前記ソリッドステートディスクの側辺と係合するための凹溝が設けられており、前記ソリッドステートディスクの側辺には、切欠きが設けられており、前記係止部は、前記支持ロッドに装着され且つ前記切欠き内に伸びて、前記ソリッドステートディスクを前記支持ロッドに位置決めすることを特徴とするソリッドステートディスク固定装置。
2. 前記支持ロッドには、前記凹溝と連通する階段孔が設けられており、前記階段孔は、収容部及びスライドガイド部を含み、前記収容部の横断面は、前記スライドガイド部の横断面より大きく、
   前記係止部は、前記収容部の内部にスライド可能に収容される基底部及び操作ブロックを含み、前記操作ブロックは、前記スライドガイド部内に挿入されるスライド部及び前記スライド部の一端に突設された操作部を含み、前記基底部は、前記ソリッドステートディスクの前記切欠きと互いに係合することを特徴とする請求項１に記載のソリッドステートディスク固定装置。
3. 前記階段孔の前記収容部と前記スライドガイド部との間には、階段面がさらに形成され、１つの弾性部材は、前記スライド部の一方側で前記支持ロッドの前記階段面と前記基底部との間に弾性圧縮されるように収容されることを特徴とする請求項２に記載のソリッドステートディスク固定装置。
4. 収容筐体と、ソリッドステートディスクと、連接ロッドと、支持ロッドと、係止部と、を備える電子装置であって、
   前記収容筐体には、スロットが設けられており、前記連接ロッドは、前記スロット内に着脱可能に装着され、前記支持ロッドは、前記連接ロッドに装着され且つ前記スロットの内部に収容され、前記支持ロッドは、前記連接ロッドに固定される固定部及び前記固定部に対して垂直に連接された支持部を含み、前記固定部の内面には、前記ソリッドステートディスクの一端と係合するための第一係止孔が設けられており、前記支持部の一方側の側面には、前記ソリッドステートディスクの側辺と係合するための凹溝が設けられており、前記ソリッドステートディスクの側辺には、切欠きが設けられており、前記係止部は、前記支持ロッドに装着され且つ前記切欠き内に伸びて、前記ソリッドステートディスクを前記支持ロッドに位置決めすることを特徴とする電子装置。
5. 前記連接ロッドには、前記固定部を収容するための固定凹部が設けられ、前記凹溝は、長さ方向に沿って、前記支持部の一方側の側面の中央部に設けられ、且つ前記支持部の前記固定部から離れる一端の端面を貫通し、前記ソリッドステートディスクは、前記凹溝内にスライド可能に係合されることを特徴とする請求項４に記載の電子装置。
6. 前記ソリッドステートディスクの一端には、前記支持ロッドの前記第一係止孔内に挿入される複数の係止片が設けられ、前記ソリッドステートディスクの他端には、前記収容筐体のＳＡＴＡポートに挿入接続されるコネクタが設けられていることを特徴とする請求項４または５に記載の電子装置。
7. 前記スロットは、前記収容筐体のディスクドライブに適用する取付スロットであることを特徴とする請求項４から６のいずれか一項に記載の電子装置。
8. 前記連接ロッドの両端には、２つの弾性フックが対称的に設けられ、前記収容筐体の対向する２つの側板における前記スロットに近い箇所には、前記スロットと連通する第二係止孔がそれぞれ設けられ、前記連接ロッドの弾性フックは、前記収容筐体の両側の前記第二係止孔と互いに係合することを特徴とする請求項４から７のいずれか一項に記載の電子装置。