JP2014168618A - ヘアアイロン - Google Patents

ヘアアイロン Download PDF

Info

Publication number
JP2014168618A
JP2014168618A JP2013042982A JP2013042982A JP2014168618A JP 2014168618 A JP2014168618 A JP 2014168618A JP 2013042982 A JP2013042982 A JP 2013042982A JP 2013042982 A JP2013042982 A JP 2013042982A JP 2014168618 A JP2014168618 A JP 2014168618A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hair
housing
heater plate
hair iron
heater
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2013042982A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshihide Morikawa
敏英 森川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2013042982A priority Critical patent/JP2014168618A/ja
Publication of JP2014168618A publication Critical patent/JP2014168618A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

【課題】毛髪に熱を伝えるプレートの温度を正確に検知することが可能なヘアアイロンを提供する。
【解決手段】ヘアアイロン1は、一方が他方に対して接近、離隔するよう互いに揺動可能な略直方体形状をなす第1筐体10及び第2筐体30と、第1筐体10及び第2筐体30の接近時に毛髪を挟持して加熱する対をなす第1挟持部11及び第2挟持部31と、を備え、第1挟持部11は毛髪に熱を伝えるヒータープレート12と、ヒータープレート12に熱を伝えるヒーター51と、ヒータープレート12の温度を検知するためのサーミスタ50と、を有し、サーミスタ50は前記ヒータープレート12に設けた孔の中に設けられる。
【選択図】図1

Description

本発明はヘアアイロンに関する。
従来のヘアアイロンは特許文献1に開示されている。特許文献1に記載の従来のヘアアイロンは、毛髪を挟持するプレートと、このプレートへ熱を伝えるヒーターと、ヒーターの温度を検知するサーミスタと、を備える。このサーミスタで検知した温度を基に、プレートの温度を制御している。
特開2012−196360号公報
しかしながら、上記従来のヘアアイロンは、サーミスタの検知対象がプレート本体でなく、薄い背面プレートを隔てたヒーターであったことから、ヒーターからプレートに熱を伝える際に発生する伝熱誤差が影響し、プレートの温度設定に誤差が発生するといった問題があった。例えば試作時において、プレートを200℃にするためヒーターを400℃に設定する必要があったが、ヒーターの温度制御は変位誤差が大きいため、それに伴いプレートの変位誤差も大きくなっていた。
本発明は、上記の点に鑑みなされたものであり、正確にプレートの温度を検知することが可能なヘアアイロンを提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明のヘアアイロンは、一方が他方に対して接近、離隔するよう互いに揺動可能な略直方体形状をなす第1筐体及び第2筐体と、前記第1筐体及び前記第2筐体の接近時に毛髪を挟持して加熱する対をなす前記第1筐体に設けた第1挟持部及び前記第2筐体に設けた第2挟持部と、を備え、前記第1挟持部は毛髪に熱を伝えるヒータープレートと、前記ヒータープレートに熱を伝えるヒーターと、前記ヒータープレートの温度を検知するためのサーミスタと、を有し、前記サーミスタは前記ヒータープレートに設けた孔の中に設けられることを特徴とする。
この構成によれば、ヒータープレートに設けた孔の中にサーミスタが設けられることにより、ヒータープレートの温度を直に検知できるため、正確にプレートの温度を検知することが可能となる。
また、上記構成のヘアアイロンにおいて、前記ヒータープレートに設けた孔は、前記ヒータープレートの断面が一定形状となる方向に貫通していることを特徴とする。
この構成によれば、ヒータープレートを長手方向に押し出す押出成形により生成することで、貫通孔も容易に生成することが可能となる。
また、上記構成のヘアアイロンにおいて、前記ヒータープレートは、前記第2挟持部に対向する面を有する対向部と、前記対向部の両端において前記第2挟持部から離れる方向に延出した延出部と、前記延出部の延出側端部を前記ヒータープレートの中央部に向けて折り曲げた折曲部と、からなり、前記孔は前記折曲部に設けたことを特徴とする。
この構成によれば、ヒータープレートの対向部又は延出部に孔を設ける必要がないため、ヒータープレートの左右方向の幅(厚み)が広がることなく、ヘアアイロンのコンパクト化が可能となる。
また、上記構成のヘアアイロンにおいて、前記対向部と前記折曲部の間に前記ヒーターが固定されていることを特徴とする。
この構成によれば、ヒータープレートがヒーターの周囲を覆うため、ヒーターからヒータープレートへの伝熱効率が向上する。
本発明の構成によれば、毛髪に熱を伝えるプレートの温度を正確に検知することが可能なヘアアイロンを提供することができる。
本発明の実施形態のヘアアイロンの外観斜視図である。 本発明の実施形態のヘアアイロンの側面図である。 本発明の実施形態のヘアアイロンの平面図である。 図3に示すヘアアイロンのIV−IV線における断面図である。 図2に示すヘアアイロンのV−V線における断面図である。 図2に示すヘアアイロンのVI−VI線における断面図である。 図3に示すヘアアイロンのVII−VII線における断面図にして、第1筐体と第2筐体との間を開放した状態を示すものである。 図3に示すヘアアイロンのVIII−VIII線における断面図にして、第1筐体と第2筐体との間を閉鎖した状態を示すものである。 図3に示すヘアアイロンのVIIII−VIIII線における断面図にして、第1筐体と第2筐体との間を閉鎖した状態の斜面図を示すものである。 本発明の実施形態のヘアアイロンと比較例のヘアアイロンとの性能の違いを検証するための試験方法の説明図である。 本発明の実施形態のヘアアイロンと比較例のヘアアイロンとの毛髪の伸び率(140℃)の違いを示すグラフである。 本発明の実施形態のヘアアイロンと比較例のヘアアイロンとの毛髪の伸び率(200℃)の違いを示すグラフである。 本発明の実施形態のヘアアイロンと比較例のヘアアイロンとの毛髪の帯電量(140℃)の違いを示すグラフである。 本発明の実施形態のヘアアイロンと比較例のヘアアイロンとの毛髪の帯電量(200℃)の違いを示すグラフである。
以下、本発明の実施形態を図1〜図14に基づき説明する。
最初に、本発明の実施形態のヘアアイロンについて、図1〜図3を用いてその構造の概略を説明する。図1はヘアアイロンの外観斜視図、図2はヘアアイロンの側面図、図3はヘアアイロンの平面図である。
ヘアアイロン1は、図1〜図3に示すように2個の長手状をなす本体筐体である第1筐体10と第2筐体30とを備える。第1筐体10及び第2筐体30は互いに外周の一部に外側に膨らむ曲面を有する略直方体形状をなす。
第1筐体10及び第2筐体30は長手状に延びる各々の一端にヒンジ部2を備える。第1筐体10及び第2筐体30はヒンジ部2を介して一方が他方に対して接近、離隔するよう互いに揺動可能に連結される。ヒンジ部2に隣接して、使用者がヘアアイロン1を把持する把持部3が設けられる。使用者は第1筐体10と第2筐体30とを接近させてそれらの間を閉じるようにして把持部3を把持する。
第1筐体10及び第2筐体30は長手状に延びる各々のヒンジ部2と反対側の一端に対をなす第1挟持部11、第2挟持部31を各々備える。第1筐体10に設けた第1挟持部11は第1ヒータープレート12を備え、第2筐体30に設けた第2挟持21は第2ヒータープレート32を備える。第1ヒータープレート12及び第2ヒータープレート32は第1筐体10及び第2筐体30の接近時に互いの加熱面が対向するように設けられる。すなわち、第1挟持部11及び第2挟持部31は第1筐体10及び第2筐体30の接近時に毛髪を挟持して加熱する。
第1筐体10は第1挟持部11を設けた一面を正面10fとする背面に開口する空気の吸込口13と、側面10sに開口する空気の吹出口14とを備える。吸込口13は第1筐体10の長手方向の略中央部に設けられ、吹出口14は第1挟持部11に隣接して設けられる。吸込口13と吹出口14とは後述する送風ダクト15により連通される。
なお以下、第1筐体10の第1挟持部11を設けた一面を第1筐体10の「正面」10fと称し、この正面10fに隣接する面を第1筐体10の「側面」10sと称し、正面10fと反対側を向く面を第1筐体10の「背面」10bと称する。すなわち、図3は第1筐体10を背面10b側から見た平面図となる。また、第1筐体10の正面10fに隣接し、第1筐体10の長手方向と略平行に延びる2箇所の側面10sを「左右の側面」と称することがある。さらに、これら左右の側面10sが対向する方向を第1筐体10の「幅方向」と称することがある。
また、第1筐体10は第1筐体10と第2筐体30との間を開放、閉鎖するための開閉ツマミ4をその側面10sに備える。開閉ツマミ4はその側面10sに沿ってスライドさせることができ、そのスライドに連動する後述するロック機構40が第1筐体10と第2筐体30との間の開放、閉鎖を実現する。また、ヘアアイロン1はヒンジ部2側の端部から延びる電源コード5とその先端に設けた電源プラグ6とを備え、商用交流電源から電力の供給を受け、動作する。
続いて、ヘアアイロン1の詳細な構成について、図1〜図3に加えて図4〜図9を用いて説明する。図4は図3に示すヘアアイロン1のIV−IV線における断面図、図5は図2に示すヘアアイロン1のV−V線における断面図、図6は図2に示すヘアアイロン1のVI−VI線における断面図、図7は図3に示すヘアアイロン1のVII−VII線における断面図にして、第1筐体10と第2筐体30との間を開放した状態を示すもの、図8は図3に示すヘアアイロン1のVIII−VIII線における断面図にして、第1筐体10と第2筐体30との間を閉鎖した状態を示すものである。図9は図3に示すヘアアイロンのVIIII−VIIII線における断面図にして、第1筐体と第2筐体との間を閉鎖した状態の斜面図を示すものである。なお、図7〜図9ではヘアアイロン1の内部の一部の構成要素の描画を省略している。
第1筐体10は、図4及び図5に示すように送風ダクト15を備える。送風ダクト15吸込口13と吹出口14とを連通させる。吸込口13には第1筐体10に開口した複数の通気孔13aと、塵埃を捕集するフィルタ13bとが配置される。
送風ダクト15の吸込口13と隣接する箇所に送風ファン16が配置される。送風ファン16は例えばシロッコファンからなり、不図示のファンモータ及び羽根車を備える。羽根車はその回転軸線が第1筐体10の正面10fと交差する方向、すなわち図4における左右横方向に延び、その吸気口16aが吸込口13に面する。送風ファン16の排気口16bは吹出口14が配置された第1挟持部11の方向、すなわち図4及び図5における上方を指向する。送風ファン16のファンモータによって羽根車が回転すると、吸込口13から吹出口14に向かって送風ダクト15に気流が流通する。なお、本実施形態では送風ファン16をシロッコファンとしたが、プロペラファンやターボファン形式の送風ファンであっても良い。
送風ダクト15の、送風ファン16の空気流通方向下流側には空気の流れを整えるための整流部である整流リブ17が複数設けられる。整流リブ17は送風ファン15が流通させる気流を、第1筐体10の正面10fを挟み互いに反対方向を向く2箇所の側面10s、すなわち図5における分岐部20の左右の側面10sの中間CL1に関して前記2箇所の側面10s各々に向かって対称になるよう整流する。
本実施形態のように、送風ファン16がシロッコファンであって羽根車の回転軸線が第1筐体10の正面10fと交差するように送風ファン16を設けたとき、送風ファン16の排気口16bは第1筺体10の幅方向中心(図5のCL1)に対して偏倚する。すなわち、図5に示すように、排気口16bは第1筺体10の右側寄りに設けられる。一方、このように偏倚した排気口16bに対して、後述する帯電粒子発生装置18の一対の放電電極18a(図5参照)は第1筺体10の幅方向中心(図5のCL1)に関して略左右対称となる位置に配置される。しかしながら、第1筺体10の幅方向中心に対して偏った位置に形成された排気口16bから空気が排気されても、整流リブ17により一対の放電電極18aに対して均等に空気を流通させることができる。したがって、一対の放電電極18a各々から等量のイオンを放出することが可能となる。
さらにその下流には、帯電粒子発生装置18が配置される。帯電粒子発生装置18は空気イオンの帯電粒子を放出するための放電に用いる一対の放電電極18a(図5参照)やその他電子部品がハウジングに設けられ、例えば図4に示すようにパッケージ化されている。第1筺体10の背面10bに着脱可能に設けたカバー10cを取り外すことで、帯電粒子発生装置18はヘアアイロン1に対して着脱が可能である。一対の放電電極18aには交流波形またはインパルス波形から成る正負各々の電圧が印加され、放電電極18aのコロナ放電により生成されたイオンが送風ダクト15に放出される。
正電圧を印加した放電電極18aのコロナ放電により空気中の水分子が電離して水素イオンが生成される。この水素イオンが溶媒和エネルギーにより空気中の水分子とクラスタリングする。これにより、H(HO)m(mは0または任意の自然数)から成る正の空気イオンの帯電粒子が発生して気流に混合される。
また、負電圧を印加した放電電極18aのコロナ放電により空気中の酸素分子または水分子が電離して酸素イオンが生成される。この酸素イオンが溶媒和エネルギーにより空気中の水分子とクラスタリングする。これにより、O (HO)n(nは任意の自然数)から成る負の空気イオンの帯電粒子が発生して気流に混合される。
なお、本実施形態では帯電粒子発生装置18によって正イオン及び負イオンを発生することとしているが、正イオンのみまたは負イオンのみを発生しても良い。
また、本発明において、帯電粒子には空気イオンのほかに帯電微粒子水も含むものとする。このとき、帯電粒子発生装置18を例えば静電霧化装置によって構成しても良い。静電霧化装置によってラジカル成分を含む帯電微粒子水が生成される。すなわち、静電霧化装置に設けた放電電極をペルチェ素子により冷却することで放電電極の表面に結露水が生じる。次に、放電電極に負の高電圧を印加すると、結露水から負イオンを含む帯電微粒子水が生成される。また、放電電極に正の高電圧を印加すると、結露水から正イオンを含む帯電微粒子水が生成される。
送風ダクト15の、帯電粒子発生装置18の設置箇所の空気流通方向下流側には図5に示す絞り部19が設けられる。絞り部19は送風ダクト15の、帯電粒子発生装置18の設置箇所より流路の断面積が狭くなっている。
送風ダクト15の、絞り部19の空気流通方向下流側には図5に示す分岐部20が設けられる。分岐部20は分岐リブ20aを備える。分岐リブ20aは第1筐体10の正面10fを挟み互いに反対方向を向く2箇所の側面10s、すなわち図5における分岐部20の左右の側面10sに向けて送風ダクト15の流路を分岐させる。
分岐部20によって分岐された送風ダクト15の空気流通方向下流端に2箇所の吹出口14が設けられる。2箇所の吹出口14は、図6に示すように第1筐体10の正面10f(図6における下面)を挟み互いに反対方向を向く左右2箇所の側面10sに各々設けられる。2箇所の吹出口14には各々第1筐体10に開口した、第1筐体10の長手方向に沿って並ぶ複数の通気孔14aが配置される。
吹出口14に隣接するその内側には第1ヒータープレート12のホルダー21が設けられる。ホルダー21は第1筐体10の長手方向に沿って見た断面形状が第1ヒータープレート12側を開口した台形形状をなす。ホルダー21は第1ヒータープレート12を設けた第1筐体10の正面10f(図6における下面)に対して傾斜をなす斜面部21aを備える。斜面部21aは2箇所の吹出口14各々に対して設けられる。斜面部21aの箇所及び吹出口14を通る空気は図6に白抜き矢印で描画した方向に流通する。
これにより、第1ヒータープレート12及び第2ヒータープレート32に挟持され加熱される直前直後の毛髪に冷風及びイオンを与えることができる。したがって、加熱された毛髪を急速に冷却することによりくせの改善率が向上するだけでなく、毛髪を挟持してスライドさせる際に摩擦により毛髪に帯電する静電気を毛髪がまとまっている間に効率的に除電することが可能となる。
図4に示すように、第1筐体10の、送風ダクト15よりヒンジ部2側の部分には主制御基板22が設けられる。一方、第2筐体30の、主制御基板22と対向する部分には副制御基板23が設けられる。
また、第1筐体10及び第2筐体30の、送風ダクト15よりヒンジ部2側の部分にはロック機構40が設けられる。ロック機構40はスライド部材41、フック部42、受け部43、及びヒンジ部凹部44を備える。
スライド部材41は、図5、図7及び図8に示すように送風ダクト15に近接する第1筐体10の長手方向略中央部からヒンジ部2の箇所にかけて延びている。スライド部材41は、図5に示すように送風ダクト15に近接する一端が第1筐体10の幅方向中央部に位置し、長手方向略中央部が開閉ツマミ4の方向に湾曲して開閉ツマミ4と係合する。スライド部材41は開閉ツマミ4のスライドに連動して第1筐体10の長手方向(図5における上下方向)に沿って移動する。なお、図7及び図8ではスライド部材41が2個の部材に分かれているように見えるが、実際には図5に示すように連続した単一の部材で構成される。
フック部42はスライド部材41の送風ダクト15に近接する一端に設けられる。フック部42は第1筐体10の第2筐体30と対向する面に配置され、その鉤状部分が第2筐体30の方を向いて第1筐体10から突出する。
受け部43は第2筐体30の第1筐体10と対向する面に設けられる。受け部43は第1筐体10及び第2筐体30を接近させ互いの間を閉鎖したときのフック部42に対応する箇所に配置される。受け部43はフック部42の鉤状部分を受け入れ可能な形状、大きさをなす。
ヒンジ部凹部44は受け部43を設けた第2筐体30のヒンジ部2に近接する箇所に設けられる。ヒンジ部凹部44はスライド部材41のヒンジ部2に近接する一端41aに対応する箇所に設けられる。ヒンジ部凹部44はヒンジ部2を中心とする揺動とともにフック部42を設けた第1筐体10に対して相対的に回転変位する。ヒンジ部凹部44はスライド部材41のヒンジ部2側の一端41aを受け入れ可能な形状、大きさをなす。
このような構成のロック機構40において、スライド部材41は開閉ツマミ4のスライドに連動してフック部42を受け部43に対する係合位置(図8参照)と係合解除位置(図7参照)との間で移動させる。なお、スライド部材41は、図8に示すように第1筐体10及び第2筐体30を接近させて互いの間が閉鎖された状態にあるときに、そのヒンジ部2側の一端41aがヒンジ部凹部44に進入してフック部42を受け部43に対する係合位置に移動させる。
一方、第1筐体10及び第2筐体30を離隔させて互いの間が開放された状態にあるとき、ヒンジ部凹部44は第2筐体30とともにヒンジ部2の軸線周りに第1筐体10に対して相対的に回転変位する。これにより、ヒンジ部2の軸線周りに関して、スライド部材41のヒンジ部2側の一端41aの位置とヒンジ部凹部44の位置とにずれが生じる。したがって、スライド部材41は、図7に示すように第1筐体10と第2筐体30との間が開放状態にあるときに、そのヒンジ部2側の一端41aがヒンジ部凹部44に進入することができずフック部42を受け部43に対する係合解除位置で維持する。
上記構成のヘアアイロン1において不図示の動作スイッチが操作されて加熱動作、送風動作が指示されると、送風ファン16、帯電粒子発生装置18、第1ヒータープレート12及び第2ヒータープレート32が駆動される。これにより、ヘアアイロン1は吸込口13を介してヘアアイロン1の外部の空気を送風ダクト15に吸い込む。空気に含まれる塵埃はフィルタ13bにより捕集される。
送風ダクト15を流通する空気には帯電粒子発生装置18の放電電極18aで発生した帯電粒子である正イオン及び負イオンが放出される。その空気に含まれる正イオン及び負イオンは絞り部19を通過するときに混合される。正イオン及び負イオンが混合された空気は分岐部20においてその流通方向が2方向に分けられる。イオンを含む空気は吹出口14からヘアアイロン1の外部に向かって送出される。
第1挟持部11及び第2挟持部31は第1筐体10及び第2筐体30の接近時に第1ヒータープレート12及び第2ヒータープレート32で毛髪を挟持して加熱することにより整髪を行う。このとき、吹出口14からイオンを含む空気が送出されるので、毛髪にイオンを与えることができる。吹出口14は第1筐体10の第1挟持部11を設けた正面10fを挟み互いに反対方向を向く2箇所の側面10sに設けられているので、吹出口14に整髪剤が詰まったり、整髪中の毛髪自体が吹出口14を塞いだりすることが抑制される。イオンによって毛髪に潤いを付与するとともに、第1ヒータープレート12及び第2ヒータープレート32の挟持により発生した毛髪の静電気が除電される。
第1ヒータープレート12は、第2ヒータープレート32に対向する面を有する対向部12aと、対向部12aの両端から背面側に延出した延出部12bと、延出部12bの延出側端部を第1ヒータープレート12の中央部に向けて折り曲げた折曲部12cと、が一体成形されたものからなる(図9参照)。第1ヒータープレート12の折曲部12cに孔を設け、その孔の中にサーミスタ50が設けられる。一般的にヒータープレートは伝熱性の高い金属が用いられるため、第1ヒータープレートの折曲部12cの温度を検知すれば、同一材質で一体成形された対向部12aの温度も正確に検知することが可能となる。
ここで、対向部12aに孔を設け、その孔の中にサーミスタ50を設けようとした場合、対向部12aのプレートがサーミスタ50の断面積を確保できるだけの厚みが必要となる。また、延出部12bに孔を設け、その孔の中にサーミスタ50を設けようとした場合、延出部12bにサーミスタ50の断面積を確保できるだけの厚みが必要となることから、第1筺体10の内部に有する吹出口14までの通気路が狭くなるため、吹出口14から出る風量が低下する。よって、折曲部12cに孔を設け、その孔にサーミスタ50を設けることで、第1筺体10の左右方向のコンパクト化が可能となる。
第1ヒータープレート12は、アルミニウム合金等の材質を用いた押出成形で生成する。押出成形は、断面形状が一定な部品を容易に生成できることから、第1ヒータープレート12の折曲部12cに設けた孔は、第1ヒータープレートの断面が一定形状となる方向に押し出すことで、貫通孔として容易に成形できる。
対向部12aの背面側にはヒーター51が隣接され、ヒーター51のさらに背面側に背面プレート52が隣接されている。また、ヒーター51の両側に延出部12bを有し、延出部12bから背面プレートを囲うように折曲部12cによってヒーター51及び背面プレートが覆われる。よって、ヒーター51は第1ヒータープレート12に覆われた状態で固定されていることから、ヒーター51から第1ヒータープレート12への伝熱効率が高い。
第2ヒータープレート32に隣接するヒーター53は、第1ヒータープレート12に隣接するヒーター51と同一抵抗で直列に回路接続されている。すなわちヒーター51とヒーター53は同一温度になることから、第1ヒータープレート12及び第2ヒータープレート32の温度は、サーミスタ50で検知した温度を基に制御すればよい。
続いて、毛髪に付加されたくせに対して、本実施形態のヘアアイロン1の使用による毛髪のくせの改善について、表1、表2、図10、図11及び図12を用いて説明する。図10は本実施形態のヘアアイロン1(実施例)と比較例のヘアアイロンとの性能の違いを検証するための試験方法の説明図である。表1及び図11は本実施形態のヘアアイロン1(実施例)と比較例のヘアアイロンとの毛髪の伸び率(140℃)の違いを示す表及びグラフ、表2及び図12は本実施形態のヘアアイロン1(実施例)と比較例のヘアアイロンとの毛髪の伸び率(200℃)の違いを示す表及びグラフである。なお、図10には後述する帯電量の違いを検証する試験の際に用いる静電気測定器102を描画しているがここでは使用しない。
毛髪に付加されたくせの改善はヘアアイロン1の使用の前後における毛髪の伸び率の違いで検証した。試料として3人分の人毛黒髪(株式会社ビューラックス製BS−PGM)を用い、各毛髪に対して1回の試験を行った。なお、1回の試験は、ヘアアイロン1による各毛髪に対する3回の整髪処理からなる。試験環境としては、温度20℃、湿度29%RHであった。
試料Hは輪ゴム101(図10参照)で束ねた長さ50cm、15gの毛束を1%ドデシル硫酸ナトリウム水溶液内で10回上下に揺動した後に10分間浸漬している。その後、試料Hを水洗いしてタオルで水分を取り、さらにイオンなしの温風により乾燥している。続いて、試料Hをイオン交換水に15分間浸漬してタオルで水分を取り、直径26mmの試験管に巻き付けて乾燥機で乾燥させることで試料Hにくせを付加している。
試験方法は、図10に示すように吊り下げた試料Hの上端をヘアアイロン1で挟み、下方向に5秒間で移動して整髪処理を行った後、試料Hの全長を測定した。上述のとおり、3人分の毛髪に対して各3回の整髪処理を行った。
試験は本実施形態のヘアアイロン1の送風ファン16、帯電粒子発生装置18、第1ヒータープレート12及び第2ヒータープレート32を駆動した状態で行った(実施例)。比較のための比較例1は送風ファン16及び帯電粒子発生装置18の駆動を停止し、第1ヒータープレート12及び第2ヒータープレート32を駆動した状態で行った。第1ヒータープレート12及び第2ヒータープレート32の温度条件としては140℃、200℃の2通りの条件を選択した。
図11及び図12の縦軸は毛髪の平均伸び率(%)を示し、横軸は整髪の処理回数を示している。毛髪の伸び率(%)は、(整髪処理後の毛髪の伸び長cm/初期(整髪処理前)の毛髪の全長cm)×100で表す。
140℃の試験結果、表1及び図11によれば、送風ファン16及び帯電粒子発生装置18の駆動を停止した比較例1に対して、送風ファン16及び帯電粒子発生装置18を駆動させた実施例のほうが毛髪の伸び率が高くなっている。同様に、200℃の試験結果、表2及び図12によれば、比較例1に対して、実施例のほうが毛髪の伸び率が高くなっている。
上記試験結果によれば、実施例は比較例1と比較して毛髪のくせの改善率が高いことが分かる。したがって、送風ファン16及び帯電粒子発生装置18を駆動させて吹出口14からイオンを含む空気を送出させることにより、毛髪に潤いを付与して効率の良い整髪を行うことができる。
続いて、本実施形態のヘアアイロン1の使用時の毛髪の帯電量について、表3、表4、図13及び図14を用いて説明する。表3及び図13は本実施形態のヘアアイロン1(実施例)と比較例のヘアアイロンとの毛髪の帯電量(140℃)の違いを示す表及びグラフ、表4及び図14は本実施形態のヘアアイロン1(実施例)と比較例のヘアアイロンとの毛髪の帯電量(200℃)の違いを示す表及びグラフである。なお、試験方法の説明として図10を用いる。
試料として10人分の人毛黒髪(株式会社ビューラックス製BS−PGM)を用い、各毛髪に対して1回の試験を行った。なお、1回の試験は、ヘアアイロン1による各毛髪に対する3回の整髪処理からなる。試験環境としては、ヘアアイロン1の温度条件が140℃のときに温度20℃、湿度37%RHであり、ヘアアイロン1の温度条件が200℃のときに温度25℃、湿度21%RHであった。
試料Hは輪ゴム101(図10参照)で束ねた長さ30cm、15gの毛束を1%ドデシル硫酸ナトリウム水溶液内で10回上下に揺動した後に10分間浸漬している。その後、試料Hを水洗いしてタオルで水分を取り、さらにイオンなしの温風により乾燥している。
試験方法は、図10に示すように吊り下げた試料Hの上端をヘアアイロン1で挟み、下方向に10cm/sの速度で移動して整髪処理を行った。上述のとおり、10人分の毛髪に対して各3回の整髪処理を行った。試料Hの帯電量は、静電気測定器102を用いて試料Hの輪ゴム101から下方に15cmの位置の帯電電位を2cm離れた位置から測定した。また、静電気測定器102を用いてヘアアイロン1の帯電電位を2cm離れた位置から測定した。そして、試料Hとヘアアイロン1との帯電電位差を算出した。
試験は本実施形態のヘアアイロン1の送風ファン16、帯電粒子発生装置18、第1ヒータープレート12及び第2ヒータープレート32を駆動した状態で行った(実施例)。比較のための比較例2は帯電粒子発生装置18の駆動を停止し、送風ファン16、第1ヒータープレート12及び第2ヒータープレート32を駆動した状態で行った。比較例3は送風ファン16及び帯電粒子発生装置18の駆動を停止し、第1ヒータープレート12及び第2ヒータープレート32を駆動した状態で行った。第1ヒータープレート12及び第2ヒータープレート32の温度条件としては140℃、200℃の2通りの条件を選択した。
図13及び図14の縦軸は試料Hとヘアアイロン1との帯電電位差(kV)を示し、横軸は各試験条件を示している。
140℃の試験結果、表3及び図13によれば、帯電粒子発生装置18の駆動を停止した比較例2、送風ファン16及び帯電粒子発生装置18の駆動を停止した比較例3に対して、送風ファン16及び帯電粒子発生装置18を駆動させた実施例のほうが帯電電位差が低くなっている。同様に、200℃の試験結果、表4及び図14によれば、比較例2、比較例3に対して、実施例のほうが帯電電位差が低くなっている。
上記試験結果によれば、実施例は比較例2及び比較例3と比較して除電作用が高いことが分かる。したがって、送風ファン16及び帯電粒子発生装置18を駆動させて吹出口14からイオンを含む空気を送出させることにより、毛髪の静電気を除電して効率の良い整髪を行うことができる。
上記のように、ヘアアイロン1は、一方が他方に対して接近、離隔するよう互いに揺動可能な第1筐体10及び第2筐体30と、第1筐体10及び第2筐体30の接近時に毛髪を挟持して加熱する対をなす第1挟持部11及び第2挟持部31と、第1筐体10に設けた空気の吸込口13及び吹出口14と、吸込口13と吹出口14とを連通させる送風ダクト15と、送風ダクト15に気流を流通させる送風ファン16と、送風ダクト15を流通する気流に帯電粒子を放出する帯電粒子発生装置18と、を備える。そして、吹出口14を、第1筐体10の第1挟持部11を設けた一面を正面10fとする側面10sに設けている。これにより、第1筐体10の第1挟持部11を設けた正面10fに対する側面10sから側方に向かって空気イオンの帯電粒子を含む空気が吹き出される。したがって、吹出口14に整髪剤が詰まったり、整髪中の毛髪自体が吹出口14を塞いだりすることを抑制することができる。その結果、効率の良い整髪を実行することが可能である。
また、ヘアアイロン1は、吹出口14を第1筐体10の第1挟持部11を設けた正面10fを挟み互いに反対方向を向く2箇所の側面10sに設け、送風ダクト15は吹出口14に隣接する箇所に、第1挟持部11を設けた前記正面10fに向けて吹出口14が空気を吹き出すこととなる前記正面10fに対して傾斜をなす斜面部21aを備える。これにより、帯電粒子を含む空気を第1挟持部11及び第2挟持部31で挟持され整髪が行われる直前直後の毛髪に向かって吹出口14から吹き出すことができる。したがって、帯電粒子を効果的に毛髪に当てることが可能である。
また、ヘアアイロン1は、帯電粒子発生装置18が正負各々に帯電した空気イオンの帯電粒子を放出し、送風ダクト15が帯電粒子発生装置18の設置箇所の空気流通方向下流側にその設置箇所より流路の断面積が狭い絞り部19と、第1筐体10の2箇所の側面10sに設けた吹出口14各々に向けて流路が分岐する分岐部20とを備える。これにより、送風ダクト15に放出された正負各々に帯電した空気イオンの帯電粒子が絞り部19で混合される。そして、均一に混合された正負各々に帯電した空気イオンの帯電粒子が2箇所の吹出口14それぞれから吹き出される。したがって、第1挟持部11及び第2挟持部31に挟持され整髪が行われる直前直後の毛髪に正負各々に帯電した帯電粒子を当てることができる。その結果、効率の良い整髪を実行することが可能である。
また、ヘアアイロン1は、送風ファン15が流通させる気流を、第1筐体10の2箇所の側面10sの中間CL1に関して前記2箇所の側面10s各々に向かって対称になるよう整流する整流リブ17を備える。例えば、送風ファン16がシロッコファンであって羽根車の回転軸線が第1筐体10の正面10fと交差するように送風ファン16を設けたとき、送風ファン16の排気口16bは第1筺体10の幅方向中心(図5のCL1)に対して偏倚することがある。しかしながら、この構成によれば、第1筐体10の2箇所の側面10sに対して均等に空気を流通させることができる。したがって、2箇所の側面10sに設けた吹出口14各々から等量の空気を送出することが可能である。さらに、整流リブ17の下流に配置した帯電粒子発生装置18に関して、一対の放電電極18aに対して均等に空気を流通させることができる。したがって、一対の放電電極18a各々から等量のイオンを放出することが可能である。
また、送風ファン16はその回転軸線が第1挟持部11を設けた前記正面10fと交差する方向に延びている。これにより、送風ファン16の回転に起因する振動が第1挟持部11を設けた前記正面10f、すなわち第1挟持部11及び第2挟持部31による毛髪の挟持面と平行をなす方向に生じる。したがって、送風ファン16を設けた第1筐体10の第1挟持部11が毛髪のくせを伸ばして毛髪を真っ直ぐにする方向に往復変位を繰り返す。さらに、第1ヒータープレート12から毛髪への熱伝導を促進することも可能となる。また、予め毛髪に付着させた整髪剤の浸透を促進させるなど、効率の良い整髪を実行することが可能である。
さらに、ヘアアイロン1は、第1筐体10及び第2筐体30を揺動可能に連結するヒンジ部2と、第1筐体10に設けたフック部42と、第2筐体30に設けた受け部43と、受け部43を設けた第2筐体30のヒンジ部2に近接する箇所に設けたヒンジ部2を中心とする揺動とともにフック部42を設けた第1筐体10に対して相対的に回転変位するヒンジ部凹部44と、フック部42を受け部43に対する係合位置と係合解除位置との間で移動させるとともに、第1筐体10及び第2筐体30を接近させ互いの間を閉鎖したときにその一端41aがヒンジ部凹部44に進入してフック部42を受け部43に対する係合位置に移動させ、第1筐体10及び第2筐体30を離隔させ互いの間を開放したときにその一端41aがヒンジ部凹部44に進入することができずフック部42を受け部43に対する係合解除位置で維持するスライド部材41と、を備える。これにより、第1筐体10と第2筐体30との間がフック部42とヒンジ部凹部44との2箇所において閉鎖状態でロックされる。そして、第1筐体10と第2筐体30との間が閉鎖状態にあるときのみフック部42が係合位置に移動するので、フック部42と受け部43とが確実に係合して双方に位置ずれが生じない。したがって、第1筐体10と第2筐体30との間が開放状態にあるときにフック部42を意図せず係合位置へスライドさせることがないため、フック部42が受け部43やその他第2筺体30側の凸部等の意図しない箇所に接触して破損することを抑制することができる。
そして、本発明の上記実施形態の構成によれば、効率良く整髪を行うことが可能なヘアアイロン1を提供することができる。
以上、本発明の実施形態につき説明したが、本発明の範囲はこれに限定されるものではなく、発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えて実施することができる。
本発明はヘアアイロンにおいて利用可能である。
1 ヘアアイロン
2 ヒンジ部
3 把持部
4 開閉ツマミ
10 第1筐体
10f 正面
10s 側面
11 第1挟持部
12 第1ヒータープレート
12a 折曲部
12b 延出部
12c 対向部
13 吸込口
14 吹出口
15 送風ダクト
16 送風ファン
17 整流リブ(整流部)
18 帯電粒子発生装置
19 絞り部
20 分岐部
21 ホルダー
21a 斜面e部
30 第2筐体
31 第2挟持部
32 第2ヒータープレート
40 ロック機構
41 スライド部材
42 フック部
43 受け部
44 ヒンジ部凹部
50 サーミスタ
51 ヒーター(第1ヒータープレート側)
52 背面プレート
53 ヒーター(第2ヒータープレート側)

Claims (4)

  1. 一方が他方に対して接近、離隔するよう互いに揺動可能な略直方体形状をなす第1筐体及び第2筐体と、
    前記第1筐体及び前記第2筐体の接近時に毛髪を挟持して加熱する対をなす前記第1筐体に設けた第1挟持部及び前記第2筐体に設けた第2挟持部と、を備え、
    前記第1挟持部は毛髪に熱を伝えるヒータープレートと、
    前記ヒータープレートに熱を伝えるヒーターと、
    前記ヒータープレートの温度を検知するためのサーミスタと、を有し、
    前記サーミスタは前記ヒータープレートに設けた孔の中に設けられることを特徴とするヘアアイロン。
  2. 前記ヒータープレートに設けた孔は、前記ヒータープレートの断面が一定形状となる方向に貫通していることを特徴とする請求項1に記載のヘアアイロン。
  3. 前記ヒータープレートは、前記第2挟持部に対向する面を有する対向部と、
    前記対向部の両端において前記第2挟持部から離れる方向に延出した延出部と、
    前記延出部の延出側端部を前記ヒータープレートの中央部に向けて折り曲げた折曲部と、からなり、
    前記孔は前記折曲部に設けたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のヘアアイロン。
  4. 前記対向部と前記折曲部の間に前記ヒーターが固定されていることを特徴とする請求項3に記載のヘアアイロン。
JP2013042982A 2013-03-05 2013-03-05 ヘアアイロン Pending JP2014168618A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013042982A JP2014168618A (ja) 2013-03-05 2013-03-05 ヘアアイロン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013042982A JP2014168618A (ja) 2013-03-05 2013-03-05 ヘアアイロン

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2014168618A true JP2014168618A (ja) 2014-09-18

Family

ID=51691513

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013042982A Pending JP2014168618A (ja) 2013-03-05 2013-03-05 ヘアアイロン

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2014168618A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3801118A4 (en) * 2018-06-05 2022-03-16 Kenford Industrial Company Limited HAIR APPLIANCE WITH ION GENERATOR
CN114190675A (zh) * 2021-03-17 2022-03-18 杭州乐秀电子科技有限公司 一种新型直卷发器

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3801118A4 (en) * 2018-06-05 2022-03-16 Kenford Industrial Company Limited HAIR APPLIANCE WITH ION GENERATOR
CN114190675A (zh) * 2021-03-17 2022-03-18 杭州乐秀电子科技有限公司 一种新型直卷发器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6055315B2 (ja) ヘアアイロン
JP6030454B2 (ja) ヘアケア装置
JP5863404B2 (ja) ヘアケア装置
WO2013069572A1 (ja) へアアイロン
JP2004357763A (ja) ヘアードライヤー
US20170095050A1 (en) Multiple Purpose Hair Dryer
JP3594961B2 (ja) 髪処理装置
CN111671218A (zh) 头发定型装置
JP2014168618A (ja) ヘアアイロン
CN212260765U (zh) 头发定型装置
CN109068824A (zh) 吹风机
JP5800772B2 (ja) ヘアドライヤー
JP6599296B2 (ja) ヘアケア装置
JP2012254317A5 (ja)
CN202858157U (zh) 吹风机
JP3568949B2 (ja) 髪処理装置
US2576368A (en) Hair drier combined with comb
JP2013099457A (ja) ヘアドライヤ
JPWO2018235306A1 (ja) ヘアアイロン
JP2003310339A (ja) 髪処理装置
CN110403326B (zh) 一种干发器
JP2014212871A (ja) ヘアケア装置
JP6839731B2 (ja) ヘアケア装置
CA2562330A1 (en) Hair straightener iron with ionic treatment
CN210696424U (zh) 热风梳

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20150423