JP2014168361A - モータ - Google Patents

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慎悟 鈴木
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Abstract

【課題】位置検出センサ43の進角調整専用の孔および部品を不要にし、構造の簡略化及び低コスト化が図れるモータを提供する。
【解決手段】ブラシレスDCモータ1の制御基板40は、固定子鉄心22から突設される端子片28に対応する位置毎に、対応する端子片28を挿入できる貫通孔48Aが周方向に複数設けられている。前記端子片28を挿入する貫通孔48Aを選択することで、前記位置検出センサ43の進角量を調整可能とする。
【選択図】図3

Description

本発明は、モータに関する。
ブラシレスDCモータでは、ロータの位置を検出する位置検出センサと、この位置検出センサで検出したロータ位置にもとづき巻線の駆動制御を行うICとを実装した制御基板をステータに対向して設けたものがある。この位置検出センサの最適な取り付け位置は、電機子反作用などの影響や負荷電流などにより異なるため、位置検出センサを予め使用する負荷に合わせて最適な位置にシフト(進角)させて配線基板上に取り付けることが知られている。
この種の従来のモータにおいて、位置検出センサの進角を調整するために、ステータ側に位置決めピンを突設する一方で、制御基板には位置決めピンをいずれかの位置に位置決めするための複数の貫通孔を固定子が配置される箇所の周方向に沿って設けた構造が知られている(特許文献1参照)。
特開平08−80021号公報
しかしながら、上記従来の構造では、位置検出センサの進角調整(位置決め)用の専用のピンとその挿通を受ける貫通孔を設ける必要があり、制御基板の回路構造が複雑化し、装置のコストアップを招くおそれがあった。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、位置検出センサの進角調整専用の孔および部品を不要にし、構造の簡略化及び低コスト化が図れるモータを提供することを目的とする。
本発明は、回転軸と着磁部とを有する回転子と、固定子鉄心と巻線とを有する固定子と、前記回転子の位置を検出する位置検出センサが載置され、同位置検出センサを前記回転子と対向するように、前記回転子の軸方向に配置した制御基板と、前記固定子に設けられ、前記制御基板と前記巻線とを電気的に接続する複数の端子片とを備え、前記制御基板には、少なくとも一つの端子片に対し、同端子片を挿入できる貫通孔が周方向に複数設けられ、同端子片を挿入する貫通孔を選択することで、前記位置検出センサの進角量を調整可能とすることを特徴とするモータである。
上記モータは、前記端子片、及び同端子片を挿入できる前記貫通孔は、前記位置検出センサよりも外径側に設けられるモータである。
上記モータは、前記複数の貫通孔は、隣接する貫通孔同士がそれぞれ一部重なり合うように形成されるモータである。
請求項1に記載の発明によれば、端子片を挿入できる貫通孔を複数設けたため、端子片を挿入する貫通孔を選択することで、前記位置検出センサの進角量を調整できるようになり、前記貫通孔が、制御基板と巻線(端子片)との接合用の孔と、位置検出センサの進角調整用の孔とを兼ねることができる。
請求項2に記載の発明によれば、端子片、及び貫通孔が前記位置検出センサよりも外径側に設けられるため、位置検出センサの進角量を細かく設定することができる。
請求項3に記載の発明によれば、前記複数の貫通孔は、隣接する貫通孔同士がそれぞれ一部重なり合うように形成されるため、位置検出センサの進角量をさらに細かく設定することができる。
第1の実施形態におけるブラシレスDCモータの構造を示す断面図である。 固定子の構造を示す図である。 ハウジングに収容された制御基板を示す平面図である。 制御基板に設けられる貫通孔の第1及び第2の実施形態を示す図である。 位置検出センサ進角調整のための制御基板の回動動作を示す平面図である。
以下、添付図面を参照して本発明を実施するための形態(以下、実施形態という)について詳細に説明する。なお、本実施形態の説明の全体を通して同じ要素には同じ番号を付している。本発明の一実施形態について図面を参照して説明する。本実施形態のモータはブラシレスDCモータ、あるいは該ブラシレスDCモータを実装する空気調和機等の機器に適用される。
(第1の実施形態)
図1は第1の実施形態におけるブラシレスDCモータ1の構造を示す断面図である。ブラシレスDCモータ1は、ブラケット9が嵌合されたハウジング11の内部に、回転子13、この回転子13を軸方向に回転自在に支持する一対の軸受16、回転子13の周囲に配置された固定子20、及び制御基板40を収容する。
回転子(ロータ)13は、筒状のロータコア部14と、その内側に嵌合された回転軸であるシャフト12とから構成される。ロータコア部14の外周部は、着磁された着磁部14aとなっている。回転子13の着磁部14aが後述する固定子20の巻線25で発生した回転磁界から力を受けると、回転子13は回転する。
図2は固定子20の構造を示す図である。図2(A)は固定子20の側面図を示す。図2(B)は固定子20の平面図を示す。なお、図中、巻線(コイル)25は2点鎖線で輪郭だけ示されている。固定子(ステータ)20は、電磁鋼板を積層した筒状の固定子鉄心22、この固定子鉄心22に巻回される巻線25、及び固定子鉄心22を軸方向に両側から挟むように配置され、巻線25と固定子鉄心22とを絶縁する絶縁部材(インシュレータ)23を有する。
固定子鉄心22は、リング状のヨーク22aと、このヨーク22aから中心に向かって突出する複数の極歯22b、各極歯22bの先端に形成されたエッジ部22cとを有する。隣り合う極歯22bの間には、極歯22bの周りに巻線25が巻回される空間であるスロット22dが形成され、スロット22dの内壁面には、巻線25と固定子鉄心22とを絶縁する絶縁フィルム22eが設けられている。
また、絶縁部材23には、プリント配線基板である制御基板40を支持する設置台26が4箇所に設けられている。さらに、絶縁部材23の外径側には、突起状の端子片28が絶縁部材23の挟持部31によって挟持されるように3箇所に取り付けられている。この挟持部31は、巻線25と電気的に接続される。
図3はハウジング11に収容された制御基板40を示す平面図である。図中、シャフト12は省略されている。制御基板40の中央部には、シャフト12が挿通される開口部41が形成されている。制御基板40にはモータ駆動用の制御素子であるIC45が実装されている。また、制御基板40の裏面側には位置検出センサ43(点線により図示)が実装されている。
制御基板40には、絶縁部材23の3箇所に設けられた挟持部31に挟持された3個箇所の端子片28〔図2(B)参照〕のそれぞれ対向する位置(この例では3箇所)毎に、それぞれ複数の貫通孔48Aが周方向に並ぶ端子片接合部50Aが形成されている。
図4(A)は端子片接合部50Aの詳細構造を示すものである。図3に示すように、制御基板40には、端子片28に対応する3箇所位置毎にそれぞれ端子片接合部50Aが設けられている。この端子片接合部50Aには、複数の貫通孔48Aと、貫通孔48Aを囲むように配置された電極部49Aとが設けられる。電極部49Aは制御基板40に形成された図示しない回路パターンに接続される。複数の貫通孔48Aそれぞれは、当該制御基板40の開口部41の円の中心から等距離の同一円周上に設けられる。
制御基板40は、固定子鉄心22に対向配置される。このとき固定子鉄心22に取り付けられた端子片28は、各々の端子片に対応して制御基板40に設けられた端子片接合部50Aの複数の貫通孔48Aのうちの一つに挿通される。
ここで、各端子片28に対応する位置毎にそれぞれ例えば5個ずつの貫通孔48Aを設けた本実施形態によれば、一つの端子片28に対応する位置において、例えば、時計周り方向のある順番の貫通孔48Aに当該端子片28が挿通されると、他の端子片28に対応する位置においても同一順番の貫通孔48Aに当該端子片28が挿通されることとなる。
これにより、本実施形態に係る制御基板40は、端子片28を挿通する孔として時計周り方向の1番目の貫通孔48Aから5番目の貫通孔48Aのうちいずれの貫通孔48Aを選択するかにより、制御基板40を図5に矢印で示す範囲内で、制御基板40を配置する回転方向の位置を5段階にわたり選択可能となる。
ここで制御基板40は、裏面側、すなわち固定子と軸方向に対向する面側に位置検出センサ43を有していることから、当該制御基板40の上記5段階の位置選択により、位置検出センサ43の進角量が5段階で調整可能となる。
ここで、端子片28に対応する端子片接合部50Aを、例えば、図3に示すように位置検知センサ43よりも外径側で、制御基板40の外周にできるだけ近い位置に設けた場合、端子片接合部50Aをより多段階に分けて、進角量を細かく調整することができる。また、面積的な制約から回路パターン(不図示)が隙間なく配線されるような基板開口部41の近くを避けて貫通孔48Aを形成でき、回路パターンの複雑化を回避できる。また、制御基板40の組み立てが容易に行えるようになる。
(第2の実施形態)
第2の実施形態に係る制御基板40は、第1の実施形態に係る貫通孔48Aに代えて図4(B)に示す貫通孔48Bを形成して構成される。この制御基板40では、上記貫通孔48Bの周囲に、図示しない半田により端子片と接合される電極部(ランド)49Bが設けられている。本実施形態では制御基板40の貫通孔48Bの形状のみ第1の実施形態と異なり、配置位置については第1の実施形態に係る貫通孔48Aと同様である。
本実施形態に係る貫通孔48Bは、第1の実施形態に係る各端子片28に対応する位置毎に並設される貫通孔48Aと同様の円形の孔をその一部が重なり合うように間隔を詰めて配置したものであり、重なり合う部分が削られて円弧状の切欠き部が連結された形状を有する。
このように、複数の貫通孔が、隣接部分がそれぞれ一部重なり合って切欠き部を形成し、前記切欠き部が連結されて、一つの貫通孔48Bを形成した構造を有する本実施形態の制御基板40によれば、図4(B)に示すように、貫通孔48Bの間隔を狭くすることができ、位置検出センサ43の進角量を段階的に調整できる端子片接合部50Bをさらに多段階に分けて、進角量を細かく調整することができる。なお、本実施形態では、貫通孔48Bの切欠き部の径方向距離をr、端子片28Aの直径をRとしたとき、Rはrよりも大きくなるように設定される。
なお、本発明は、上記実施形態の構成に限られるものではなく、特許請求の範囲で示した機能、または本実施の形態が持つ機能が達成できる構成であればどのようなものであっても適用可能である。
例えば、上記実施形態では、進角量を段階的に調整できる端子片接合部が各端子片ごとに設けられているが、一つの端子片のみに設けると共に、他の端子片は周方向に沿って配置される楕円形状の貫通孔としてもよい。また、各端子片28の数は上記各実施形態で示した3個に限られるものではなく、各端子片28に対応する位置の貫通孔48A、位置検出センサ43等の数も上記実施形態で示した数に限られるものではない。
1 ブラシレスDCモータ
9 ブラケット
11 ハウジング
14 ロータコア部
14a 着磁部
16 軸受
20 固定子
22 固定子鉄心
22a ヨーク
22b 極歯
22c エッジ部
22d スロット
22e 絶縁フィルム
23 絶縁部材
25 巻線
26 設置台
28 端子片
31 挟把持部
40 制御基板(プリント配線基板)
41 開口部
45 IC
48A、48B 貫通孔
49A、49B 電極部(ランド)
50A、50B 端子片接合部
71 ねじ部材

Claims (3)

  1. 回転軸と着磁部とを有する回転子と、
    固定子鉄心と巻線とを有する固定子と、
    前記回転子の位置を検出する位置検出センサが載置され、同位置検出センサを前記回転子と対向するように、前記回転子の軸方向に配置した制御基板と、
    前記固定子に設けられ、前記基板と前記巻線とを電気的に接続する複数の端子片と
    を備え、
    前記制御基板には、少なくとも一つの端子片に対し、同端子片を挿入できる貫通孔が周方向に複数設けられ、同端子片を挿入する貫通孔を選択することで、前記位置検出センサの進角量を調整可能とすることを特徴とするモータ。
  2. 前記端子片、及び同端子片を挿入できる前記貫通孔は、前記位置検出センサよりも外径側に設けられることを特徴とする請求項1記載のモータ。
  3. 前記複数の貫通孔は、隣接する貫通孔同士がそれぞれ一部重なり合うように形成されたことを特徴とする請求項1記載のモータ。

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