JP2014168329A - 積層鉄心の製造方法および積層鉄心の製造ライン - Google Patents

積層鉄心の製造方法および積層鉄心の製造ライン Download PDF

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徹 山際
Hisaaki Shimozu
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Abstract

【課題】加工部材の幅方向に2以上の鉄心板を配置して打ち抜くものにおいて、加工部材の補給の際に先の加工部材の終端部と次の加工部材の始端部とを溶接するもので材料歩留まりの向上と作業性の向上を図る。
【解決手段】積層鉄心の製造方法は、加工部材をアンコイラから繰り出す工程と、加工部材のひずみをレベラーで除去する工程と、加工部材をプレス装置により打ち抜いて鉄心板を形成する工程と、レベラーとプレス装置との間にある切断溶接装置によって先の加工部材の終端部および次の加工部材の始端部を切断しその切断された先の加工部材の終端部と次の加工部材の始端部とを溶接する工程と、を備える。プレス装置は千鳥状に鉄心板を配置して加工部材を打ち抜く。切断溶接装置は、先の加工部材の終端部および次の加工部材の始端部を加工部材の送り方向に直角な幅方向に対して斜めの直線状であって鉄心板のうち回転子鉄心板を避けた位置で切断および溶接する。
【選択図】図4

Description

本発明の実施形態は、積層鉄心の製造方法および積層鉄心の製造ラインに関する。
回転電機の固定子鉄心や回転子鉄心は、例えば次のような工程で製造される。まず、加工部材となる薄い帯状の電磁鋼板をロール状に巻回した状態でアンコイラに配置する。ロール状の電磁鋼板は、アンコイラによって繰り出され、レベラーによって巻回などによるひずみが除去された後、プレス装置へ送られる。プレス装置へ送られた電磁鋼板は、プレス装置の金型によって鉄心板の形状に打ち抜かれる。そして、打ち抜かれた鉄心板は、金型内で複数枚積層されて鉄心ブロックを構成する。その後、さらに別の工程においてこの鉄心ブロックを複数個結束させて積層鉄心が完成する。
ここで、アンコイラに配置された電磁鋼板を消費すると、次の加工部材を補給するために、アンコイラに次のロール状の電磁鋼板が配置される。このとき、先の電磁鋼板の終端部と次の電磁鋼板の始端部とを溶接することで、先の電磁鋼板の送りに引っ張られて次の電磁鋼板が繰り出される。これによれば、加工部材の補給の度に、加工部材をプレス装置に配置し直す必要がないため、作業性の向上が図られる。
しかし、先の電磁鋼板の終端部と次の電磁鋼板の始端部とが溶接された溶接部位は、溶接熱などの影響によって加工部材本来の特性から変化していることが多い。そのため、打ち抜かれた鉄心板に溶接部位が含まれると、製品特性に影響を及ぼすおそれがある。そして、高速で回転する回転子鉄心板については、溶接部分が含まれることによる製品特性の影響がより大きい。そのため、従来では、鉄心板に溶接部位が含まれる場合には、その鉄心板を取り除いて廃棄等していたが、この場合、溶接部位を含む鉄心板を取り除くための作業者の手間や廃棄する材料が増えるため、このような溶接部位の存在は、材料歩留まりの向上や作業性の向上を阻害していた。
ここで、加工部材の送り方向に対し鉄心板が一列に配置されるいわゆる単列配置のものでは、溶接部位を隣り合う鉄心板の間に配置することで、溶接部分が打ち抜かれなくなり、上述した問題を回避することができる。しかし、加工部材の幅方向に複数列配置されてこれら列毎に鉄心板の中心を交互にずらして配置するいわゆる千鳥配置のものでは、上述した問題を解消することは難しかった。
特開2012−178920号公報
そこで、加工部材の幅方向に2以上の鉄心板を千鳥状に配置して打ち抜くものにおいて、次の加工部材の補給の際に、先の加工部材の終端部と次の加工部材の始端部とを溶接するものであっても、溶接部位に係る加工部材の廃棄を低減し材料歩留まりの向上を図るとともに作業性の向上を図ることができる積層鉄心の製造方法および積層鉄心の製造ラインを提供する。
本実施形態の積層鉄心の製造方法は、複数の鉄心板を積層して回転電機の積層鉄心を得る積層鉄心の製造方法であって、ロール状に形成された加工部材をアンコイラから繰り出す工程と、前記アンコイラから繰り出された前記加工部材のひずみをレベラーで除去する工程と、前記レベラーを通過した前記加工部材をプレス装置により順次所定の寸法間隔で打ち抜いて前記鉄心板を形成する工程と、前記アンコイラに先に配置されていた先の加工部材が消費されて前記アンコイラに次の加工部材を配置する際に、前記レベラーと前記プレス装置との間に設けられた切断溶接装置によって、前記先の加工部材の終端部および前記次の加工部材の始端部を切断し、その切断された前記先の加工部材の終端部と前記次の加工部材の始端部とを溶接する工程と、を備える。前記プレス装置は、前記加工部材の送り方向に対して直角な幅方向に2列以上となる千鳥状に前記鉄心板を配置して前記加工部材を打ち抜く。前記切断溶接装置は、前記先の加工部材の終端部および前記次の加工部材の始端部を、前記加工部材の送り方向に直角な幅方向に対して斜めの直線状であって前記鉄心板のうち回転子鉄心を避けた位置で切断および溶接する。
本実施形態の積層鉄心の製造ラインは、積層鉄心の製造方法に用いられるものであって、ロール状に形成された加工部材を繰り出すアンコイラと、前記アンコイラから繰り出された前記加工部材のひずみを除去するレベラーと、前記レベラーを通過した前記加工部材を順次所定の寸法間隔で打ち抜いて前記鉄心板を形成するプレス装置と、前記レベラーと前記プレス装置との間に設けられ、前記アンコイラに先に配置されていた先の加工部材が消費されて前記アンコイラに次の加工部材を配置する際に、前記先の加工部材の終端部および前記次の加工部材の始端部を切断し、その切断された前記先の加工部材の終端部と前記次の加工部材の始端部とを溶接する切断溶接装置と、を備える。前記プレス装置は、前記加工部材の送り方向に対して直角な幅方向に2列以上となる千鳥状に前記鉄心板を配置して前記加工部材を打ち抜く。前記切断溶接装置は、前記先の加工部材の終端部および前記次の加工部材の始端部を、前記加工部材の送り方向に直角な幅方向に対して斜めの直線状であって前記鉄心板のうち回転子鉄心板を避けた位置で切断および溶接する。
第一実施形態による固定子鉄心を示す図 回転子鉄心を示す図 固定子鉄心および回転子鉄心の製造ラインの概略構成を示す図 プレス装置で打ち抜かれる際の固定子鉄心板と回転子鉄心板との配列および切断溶接部位の位置を示す図 切断溶接装置を示す図 第二実施形態による図4相当図 第三実施形態による図4相当図 第四実施形態による図3相当図 検出装置周辺の構成を示す図 制御装置による制御内容を示すフローチャート
以下、複数の実施形態による積層鉄心の製造方法および積層鉄心の製造ラインを、図面を参照して説明する。なお、各実施形態において実質的に同一の構成部位には同一の符号を付し、説明を省略する。
(第一実施形態)
本実施形態では、例としてインナロータ型の回転電機に用いられる積層鉄心を対象として説明する。本実施形態において、積層鉄心は、図1に示す固定子鉄心10と、図2に示す回転子鉄心20とから構成されている。図1に示す固定子鉄心10は、全体として円筒形に構成されており、複数のスロット11および複数の耳部12を一体に有している。スロット11は、固定子鉄心10の円筒形の内周に沿って等間隔に設けられ、径方向の内側から外側へ向かって窪むように形成されている。スロット11には、図示しないコイルが設けられる。
耳部12は、固定子鉄心10の外周において径方向の外側へ向かって突出するように形成されている。耳部12は、固定子鉄心10の外周に沿って等間隔に三個つまり120°間隔で設けられている。耳部12は、その内側に締結用穴13を有している。締結用穴13は、耳部12を固定子鉄心10の軸方向へ貫いて形成されている。固定子鉄心10は、詳細は図示しないが、締結用ボルトを締結用穴13に通して筺体に固定される。
図2に示す回転子鉄心20は、全体として円柱形に構成されている。回転子鉄心20の外径は、固定子鉄心10の内径よりもやや小さく設定されている。回転子鉄心20は、シャフト挿入孔21および複数の磁石挿入孔22を有している。シャフト挿入孔21は、回転子鉄心20の中心部を軸方向に円形に貫いて形成され、図示しないシャフトが挿入される。磁石挿入孔22は、回転子鉄心20の径方向の外側近傍にあって回転子鉄心20を矩形状に貫いて形成され、図示しない永久磁石が挿入される。シャフトおよび永久磁石が取り付けられた回転子鉄心20は、コイルが設けられた固定子鉄心10の内側に配置され、これにより回転電機が構成される。
固定子鉄心10は、図1に示すように、複数個の固定子鉄心ブロック14を組み合わせて構成されている。同様に、回転子鉄心20も、図2に示すように、複数個の回転子鉄心ブロック23を組み合わせて構成されている。固定子鉄心ブロック14は、固定子鉄心板15を複数枚積層して構成され、同様に、回転子鉄心ブロック23も、回転子鉄心板24を複数枚積層して構成されている。そして、これら固定子鉄心板15および回転子鉄心板24は、加工部材となる厚さ0.5mm程度の薄い電磁鋼板を打ち抜いて形成されている。
次に、固定子鉄心10および回転子鉄心20の製造方法について説明する。
図3に示すように、固定子鉄心10および回転子鉄心20の製造ライン30は、アンコイラ41、レベラー42、ロールフィーダ43、プレス装置50、切断溶接装置60、および制御装置70などから構成されている。固定子鉄心10および回転子鉄心20の加工部材となる電磁鋼板90は、ロール状に巻回した状態でアンコイラ41に配置される。電磁鋼板90は、ロールフィーダ43によって順次所定の寸法間隔すなわち一定ピッチで次工程へ送られて加工される。この場合、制御装置70は、ロールフィーダ43による電磁鋼板90のピッチ送りと、プレス装置50におけるプレス加工とを同期させている。
具体的には、製造ライン30では、まず、第一工程として、アンコイラ41に配置された電磁鋼板90を、アンコイラ41によってロール状を解きながら繰り出す。次に、第二工程として、ロール状に巻回することにより電磁鋼板90に生じたひずみを、レベラー42によって除去する。その後、電磁鋼板90は切断溶接装置60を通過し、ロールフィーダ43によってプレス装置50へ送られる。そして、第三工程として、プレス装置50によって、固定子鉄心板15および回転子鉄心板24が打ち抜かれ、これら固定子鉄心板15および回転子鉄心板24をそれぞれ積層して、固定子鉄心ブロック14および回転子鉄心ブロック23を構成する。
プレス装置50は、上金型51および下金型52を有している。上金型51および下金型52は複数個、この場合図4に示すように2列×4個の抜き型形状を有している。プレス装置50は、図4に示すように、白抜き矢印で示す方向へ向って電磁鋼板90を順番に次の抜き型形状へ送りながら、第一段階S1から第四段階S4までの四段階で打ち抜くことで、固定子鉄心板15および回転子鉄心板24を形成する。
本実施形態において、プレス装置50は、図4に示すように、固定子鉄心板15および回転子鉄心板24を、電磁鋼板90の送り方向に対する幅方向に2列の複列配列に配置して打ち抜く。この場合、鉄心板15、24は、電磁鋼板90に対していわゆる千鳥形状に配置されている。なお、図4において、電磁鋼板90は、紙面左側から右側へ送られる。また、図4では、各段階S1〜S4において既に打ち抜かれた形状を実線で示し、次段階以降で打ち抜かれる形状を説明のために二点鎖線で示している。そして、電磁鋼板90の送り方向へ隣り合う任意の二組の固定子鉄心板15および回転子鉄心板24のうち、図4の紙面下側のものを鉄心板N11、N12とし、紙面上側のものを鉄心N21、N22とする。この場合、鉄心板N11、N21は、同一段階において加工される。同様に、鉄心板N12、N22は、同一段階において加工される。また、鉄心板N11、N21は、鉄心板N12、N22より先に加工される。すなわち、鉄心板N11、N21は、鉄心板N12、N22の下流側にあるものとする。
また、任意の鉄心板15、24を基準とした場合、電磁鋼板90の送り方向における下流側をその鉄心板15、24の前側とし、上流側をその鉄心板15、24の後側とする。ここで、電磁鋼板90の送り方向について見ると、下側の鉄心板N11の後側半分は、上側の鉄心板N21の前側半分と重なっている。同様に、下側の鉄心板N12の前側半分は、上側の鉄心板N21の後側半分と重なっている。また、下側の鉄心板N12の後側半分は、上側の鉄心板N22の前側半分と重なっている。すなわち、電磁鋼板90の送り方向において、一方の列にある鉄心板15、24の中心は、他方の列において前後に隣接する二組の鉄心板15、12の間に位置している。
プレス装置50は、鉄心板N11、N21を打ち抜く前、つまり第一段階S1を行う前に、まずパイロット穴95、96を打ち抜く。パイロット穴95、96は、それぞれ電磁鋼板90の幅方向の両側部分にあって、電磁鋼板90の送り方向に隣接する二組の鉄心板15、24の間、すなわち鉄心板N11、N12の間、および鉄心板N21、N22の間に位置している。パイロット穴95、96には図示しないパイロットピンが挿入され、そのパイロットピンの移動に伴って電磁鋼板90が移動される。また、プレス装置50は、パイロット穴95、96を基準にして、鉄心板15、24を打ち抜く位置を決定する。
プレス装置50は、パイロット穴95、96を打ち抜いた後、第一段階S1において、固定子鉄心10の締結用穴13や回転子鉄心20の磁石挿入孔22などを打ち抜く。次に、プレス装置50は、第二段階S2において、固定子鉄心10のスロット11および回転子鉄心20のシャフト挿入孔21を打ち抜く。そして、プレス装置50は、第三段階S3において、回転子鉄心20の外形を打ち抜く。これにより、回転子鉄心板24が得られる。このとき、打ち抜かれた回転子鉄心板24は、第三段階S3の金型内で所定枚数が積層され、これにより回転子鉄心ブロック23が得られる。
その後、プレス装置50は、第四段階S4において、固定子鉄心10の耳部12を含めた外形を打ち抜く。これにより、固定子鉄心板15が得られる。このとき、打ち抜かれた固定子鉄心板15は、回転子鉄心板24と同様に、第四段階の金型内で所定枚数が積層され、これにより固定子鉄心ブロック14が得られる。
このように電磁鋼板90の加工が順次行われ、アンコイラ41に配置されていた電磁鋼板90が消費されると、加工部材の補給のために、アンコイラ41に次のロール状の電磁鋼板90が配置される。なお、電磁鋼板90のうち、アンコイラ41に先に配置されていた電磁鋼板90と新たに配置される電磁鋼板90とを区別する場合は、先に配置されていた電磁鋼板90を先の電磁鋼板901と示し、新たに配置される電磁鋼板90を次の電磁鋼板902と示す。
次の電磁鋼板902がアンコイラ41に配置されると、次の電磁鋼板902の始端部は、先の電磁鋼板901の終端部がロールフィーダ43を通過する前に、先の電磁鋼板901の終端部に接合される。これにより、先の電磁鋼板901がロールフィーダ43で送られることに伴い、先の電磁鋼板901に引っ張られて次の電磁鋼板902がアンコイラ41から繰り出される。
次に、図5も参照して、先の電磁鋼板901の終端部903と次の電磁鋼板902の始端部904との接合について説明する。先の電磁鋼板901の終端部903は、アンコイラ41とプレス装置50との間に設けられた切断溶接装置60によって切断および溶接が行われる。これにより、先の電磁鋼板901と次の電磁鋼板902との接合部分には、図4に示す切断溶接部位91が形成される。切断溶接装置60は、図5に示すように、切断部61および溶接部65を有している。切断部61は、上刃62および下刃63を有している。切断部61は、上刃62および下刃63によって電磁鋼板90を送り方向に対して傾斜した直線状に切断する。
溶接部65は、図5に示すように、基台66、溶接トーチ67、およびクランプ68を有している。基台66には、レベラー42およびプレス装置50における電磁鋼板90の載置面と同じ高さ位置で、電磁鋼板90が載置される。溶接トーチ67は、溶接電極671を有し、先の電磁鋼板901の終端部903と次の電磁鋼板902の始端部904とを溶接接合する。クランプ68は、第一クランプ681および第二クランプ682を有している。第一クランプ681は、溶接電極671に対して電磁鋼板90の送り方向の下流側に設けられている。第二クランプ682は、溶接電極671に対して電磁鋼板90の送り方向の上流側に設けられている。先の電磁鋼板901の終端部903と次の電磁鋼板902の始端部904とを溶接する際、先の電磁鋼板901は、第一クランプ681と基台66との間に挟まれて固定され、次の電磁鋼板902は、第二クランプ682と基台66との間に挟まれて固定される。
切断部61によって切断され溶接部65によって溶接された切断溶接部位91は、図4に示すように、電磁鋼板90の幅方向に対して斜めの直線状であって、鉄心板15、24のうち回転子鉄心板24を避けることが可能な角度に形成される。そして、プレス装置50によって鉄心板15、24を打ち抜く際に、切断溶接部位91を、図4に二点鎖線で示す所定位置A1の線上に位置させる。この所定位置A1は、切断溶接部位91を該所定位置A1の線上に配置した場合に、鉄心板15、24のうち回転子鉄心板24を避けた位置となるように設定されている。これにより、プレス装置50は、切断溶接部位91が回転子鉄心板24に含まれないようにして、該回転子鉄心板24を打ち抜くことができる。なお、所定位置A1は、電磁鋼板90の送り方向に対して前後方向、およびその角度について、ある程度の許容範囲を有していてもよい。
製造ライン30は、切断溶接部位91を所定位置A1の線上に位置させるため、プレス装置50と切断溶接装置60との位置関係を次のように規定している。すなわち、図4に示すように、プレス装置50の上金型51および下金型52において任意の所定位置A1を基準Bとし、図3および図5に示すように、切断溶接装置60の切断部61の位置を切断位置Cとした場合、基準Bから切断位置Cまでの距離L1を、電磁鋼板90の送り方向へ隣接する鉄心板15、24の中心間距離すなわち製品ピッチPの整数n倍に規定する。
これにより、切断溶接装置60は、先の電磁鋼板901の終端部903を、基準Bから製品ピッチPの整数n倍となる一定の位置で切断し、次の電磁鋼板902の始端部904と溶接により接合する。つまり、先の電磁鋼板901は、基準Bから切断後の終端部903までの長さL1が製品ピッチPの整数n倍となって一定の長さとなる。これにより電磁鋼板90を製品ピッチP間隔で送った際に、切断溶接部位91を所定位置A11に位置させることができる。なお、次の電磁鋼板902の始端部904は、必要に応じて切断溶接装置60の切断部61で切断して端面を整えてもよい。
先の電磁鋼板901の終端部903と次の電磁鋼板902の始端部904の溶接は、作業者が切断溶接装置60の溶接部65を操作して手動で行ってもよいが、次のようにして自動で行うこともできる。すなわち、切断溶接装置60は、切断部61の切断位置Cと溶接部65の溶接位置Dとの距離L2を、製品ピッチPの整数m倍の距離に規定する。すると、電磁鋼板90をプレス装置50のプレス動作に同期させて製品ピッチP間隔で送った場合に、切断部61で切断された先の電磁鋼板901の終端部903を、溶接部65の下方に位置させることができる。これにより、電磁鋼板901の終端部と溶接部65との位置は、電磁鋼板90のピッチ送りによって自動で決定されるため、自動で溶接することができる。
また、切断溶接装置60の切断部61および溶接部65は、電磁鋼板90の送り方向に対して前後方向に移動可能に構成されている。この場合、切断部61の切断位置Cは、プレス装置50の基準Bを基準として決定される。また、溶接部65の溶接位置Dは、切断位置Cを基準として決定される。この構成において、対象製品が変更されて打ち抜かれる鉄心板15、24の形状が変更された場合は、変更後の製品ピッチPに応じて、距離L1、L2を変更すればよい。これにより、変更後の鉄心板15、24にも対応することができる。なお、切断溶接装置60を本体ごと移動させることによって、距離L1、L2を変更することもできる。
さらに、切断部61および溶接部65は、電磁鋼板90の送り方向に対する角度を変更可能に構成されている。つまり、切断部61および溶接部65は、対象製品が変更されて鉄心板15、24のピッチPや外径寸法が変わった場合、切断位置Cや溶接位置Dを変更して距離L1、L2を変更するとともに、変更後の所定位置A1に対応して電磁鋼板90の切断角度を変更する。これにより、切断部61の上下刃62、63を取り換えることなく、変更後の鉄心板15、24に対応させることができる。
実施形態の構成によれば、電磁鋼板90を新たに補給した際に形成される切断溶接部位91は、プレス装置50によって鉄心板15、24が打ち抜かれる際、鉄心板15、24に対して予め設定した場所に位置させることができる。そのため、切断溶接部位91が含まれることが好ましくない箇所に、切断溶接部位91を配置しないことができる。
すなわち、本実施形態において、切断溶接部位91を、鉄心板15、24のうち回転子鉄心板24に重ならない所定位置A1に位置させている。そのため、打ち抜かれた鉄心板15、24のうち少なくとも回転子鉄心板24には、切断溶接部位91が含まれない。したがって、電磁鋼板90の幅方向に対して2列以上となる千鳥状に鉄心板15、24を配置して打ち抜く構成であっても、切断溶接部位91が含まれることにより回転子鉄心板24を廃棄する必要がなくなるため、材料歩留まりが向上する。また、鉄心板15、24を積層した後に分解して切断溶接部位91を含む鉄心板15、24を取り除く必要がないため、作業性も向上する。さらに、回転子鉄心板24に切断溶接部位91が含まれることによる製品の特性の低下を防ぐことができる。
(第二実施形態)
次に、第二実施形態について図6を参照して説明する。
第二実施形態では、第一実施形態における切断溶接部位91および所定位置A1に換えて、切断溶接部位92および所定位置A2が設定されている点で、第一実施形態と異なる。すなわち、第二実施形態の切断溶接部位92は、電磁鋼板90を、回転子鉄心板24に加えて、固定子鉄心板15のスロット11を避けることが可能な角度に形成される。そして、プレス装置50によって鉄心板15、24を打ち抜く際に、切断溶接部位92を、図6に二点鎖線で示す所定位置A2上に位置させる。この所定位置A2は、切断溶接部位92を該所定位置A2の線上に位置させた場合に、鉄心板15、24のうち回転子鉄心板24および固定子鉄心板15のスロット11を避けた位置となるように設定されている。
ここで、プレス装置50の切断部61において、スロット11周辺には、細かい形状のスロット11を形成するために複数の細かい形状の刃部が密集している。そのため、当該刃部の寿命や形成されるスロット11の精度品質等を考慮すると、特性の変化した切断溶接部位92を当該刃部によって切断することは、避けるのが望ましい。本実施形態によれば、プレス装置50は、切断部61が、切断溶接部位92を含んでスロット11を切断し形成することを避けることができる。これにより、切断部61のスロット11周辺の上刃62および下刃63が切断溶接部位92を切断して劣化することを抑制し、その結果、金型51、52の寿命を延ばすことができる。さらに、これにより、スロット11周辺に切断溶接部位92が含まれることを回避できるため、固定子鉄心板15すなわち固定子鉄心10の品質の向上も図られる。なお、所定位置A2も、電磁鋼板90の送り方向に対して前後方向、およびその角度について、ある程度の許容範囲を有していてもよい。
(第三実施形態)
次に、第三実施形態について図7を参照して説明する。
第三実施形態では、切断溶接部位93および所定位置A3の構成が、上記各実施形態と異なる。ここでは、電磁鋼板90の幅方向の両端側に配置されて同一段階で打ち抜かれる二つの鉄心板N11、N21を基準として説明する。切断溶接装置60は、二つの鉄心板N11、N21のうち電磁鋼板90の送り方向の前側に位置する鉄心板N11の後側にあるパイロット穴95この場合パイロット穴951と、電磁鋼板90の送り方向の後側に位置する鉄心板N21の前側にあるパイロット穴96この場合パイロット穴961とを繋ぐような直線状に電磁鋼板90を切断および溶接する。これにより、切断溶接部位93は、鉄心板15、24のうち回転子鉄心板24を避けることが可能な角度に形成される。
そして、上記各実施形態と同様に、第一段階S1から第三段階S3において、プレス装置50によって回転子鉄心板24を打ち抜く際に、切断溶接部位93を、図7に二点鎖線で示す所定位置A3の線上に位置させる。この所定位置A3も、切断溶接部位93を該所定位置A3の線上に配置した場合に、鉄心板15、24のうち回転子鉄心板24を避けた位置となるように設定されている。これにより、プレス装置50は、切断溶接部位91が回転子鉄心板24に含まれないようにして、該回転子鉄心板24を打ち抜くことができる。なお、所定位置A3は、電磁鋼板90の送り方向に対して前後方向、およびその角度について、ある程度の許容範囲を有していてもよい。
そして、プレス装置50は、切断溶接部位93が第四段階S4における所定位置A3に来た場合に、固定子鉄心板15の外形を打ち抜くことなく、電磁鋼板90を通過させる。そして、この切断溶接部位93を含む電磁鋼板90は、プレス装置50の下流側において、他の残材とともに廃棄される。
これによれば、打ち抜かれた鉄心板15、24を、切断溶接部位91が含まれないものとすることができる。したがって、鉄心板15、24を積層した後に分解して切断溶接部位91を含む鉄心板15、24を取り除く必要がないため、作業性も向上する。さらに、回転子鉄心板24に切断溶接部位91が含まれることによる製品の特性の低下をより確実に防ぐことができる。
(第四実施形態)
次に、第四実施形態について図8から図10を参照して説明する。
第四実施形態では、プレス装置50により電磁鋼板90を打ち抜いて鉄心板15、24を形成する工程の前に、切断溶接部位91が所定の角度範囲内にあるか否かを判別する工程をさらに備えている。すなわち、製造ライン30は、切断溶接部位91の有無を検出するための検出装置80を備えている。検出装置80は、切断溶接装置60とロールフィーダ43との間に設けられている。なお、検出装置80が検出する切断溶接部位は、切断溶接部位91に限られず、第二実施形態の切断溶接部位92又は第三実施形態の切断溶接部位93であってもよい。
検出装置80は、図9に示すように、電磁鋼板90の表面又は裏面の変位を検出する変位センサなどを有しており、電磁鋼板90の切断溶接部位91にある溶接ビードなどの有無を検出する。この場合、検出装置80は、二つの検出部すなわち第一センサ81と第二センサ82とを有している。これら第一センサ81および第二センサ82は、それぞれ電磁鋼板90の幅方向の両側部分に設けられている。この場合、第一センサ81と第二センサ82との間の距離は、既知の距離Wに規定されている。
検出装置80は、制御装置70に接続されている。検出装置80は、第一センサ81又は第二センサ82が切断溶接部位91の変位の変化を検出すると、その検出を示す第一センサ81又は第二センサ82からの出力を制御装置70へ伝える。そして、制御装置70は、次のようにして、切断溶接部位91が所定の角度範囲内にあるか否かを判別する。
すなわち、次の電磁鋼板902の供給が行われ、電磁鋼板90に切断溶接部位91が形成されると、制御装置70は、図10に示すように、切断溶接部位91が所定の角度範囲内にあるか否かを判別する工程を開始する(スタート)。すると、制御装置70は、まず、ステップS11において、検出装置80からの信号に基づいて第一センサ81又は第二センサ82からの入力の有無を判断する。制御装置70は、何れのセンサ81、82からも入力が無ければ(ステップS11でNO)、ステップS11を繰り返す。一方、制御装置70は、何れかのセンサ81、82からの入力を検出すると(ステップS11でYES)、ステップS12へ移行する。なお、本実施形態において、ステップS11では、図9に示すように、第一センサ81により切断溶接部位91が検出される。
制御装置70は、ステップS12、S13において、電磁鋼板90の送り速度Vに基づいて電磁鋼板90の送り量dLの積算を行う。この送り量dLの積算は、ステップS13において、第二センサ82又は第一センサ81からの入力、この場合、ステップS11で検出されなかった第二センサ82からの入力があるまで行われる。その後、制御装置70は、第二センサ82からの入力を検出すると(ステップS13でYES)、ステップS14において送り量dLの積算を停止する。そして、ステップS15において、制御装置70は、積算した送り量dLと既知の距離Wとの関係から、電磁鋼板90の幅方向に対する切断溶接部位91の傾斜角度θを算出する。
その後、制御装置70は、ステップS16において、傾斜角度θが許容範囲であるか否かを判断する。傾斜角度θが許容範囲内であれば(ステップS16でYES)、当該工程を終了する(終了)。一方、制御装置70は、傾斜角度θが許容範囲から外れている場合(ステップS16でNO)、ステップS17へ移行し、製造ライン30を停止させる。そして、製造ライン30の管理者等の作業者に対し、図示しない報知手段によって切断溶接部位91の傾斜角度θが許容範囲から外れている旨を報知する。
これにより、管理者は、切断溶接部位91の傾斜角度θが許容範囲から外れている場合には、その旨を認識することができる。そして、この場合、製造ライン30が停止することから、管理者は、その後、電磁鋼板90の切断および溶接をやり直したり、許容範囲から外れた切断溶接部位91を取り除いたりするなど適切な処置を行うことができる。したがって、切断溶接部位91が誤って回転子鉄心板24に含まれることを回避することができ、その結果、回転子鉄心20の品質をより確実に維持することができる。
制御装置70は、製造ライン30を稼働させている間、図10に示す工程を常に行っていてもよい。この場合、ステップS16で傾斜角度θが許容範囲内であれば(ステップS16でYES)、ステップS11へ戻るようにすればよい。
なお、上記各実施形態は、適宜組み合わせることができる。
以上説明した実施形態の積層鉄心の製造方法によれば、切断溶接装置は、先の加工部材の終端部および次の加工部材の始端部を、加工部材の送り方向に直角な幅方向に対して斜めの直線状であって鉄心板のうち回転子鉄心板を避けた位置で切断および溶接する。これによれば、打ち抜かれた鉄心板のうち少なくとも回転子鉄心板には、切断溶接部が含まれない。したがって、切断溶接部が含まれることにより固定子鉄心板を廃棄する必要がなくなるため、材料歩留まりが向上する。また、回転子鉄心板を積層した後に分解して切断溶接部を含む回転子鉄心板を取り除く必要がないため、作業性も向上する。さらに、回転子鉄心板に切断溶接部が含まれることによる製品の特性の低下を防ぐことができる。
また、以上説明した実施形態による製造ラインは、先の加工部材の終端部および次の加工部材の始端部を、加工部材の送り方向に直角な幅方向に対して斜めの直線状であって鉄心板のうち回転子鉄心板を避けた位置で切断および溶接する切断溶接装置を備える。これによれば、上記積層鉄心の製造方法を実現することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変更は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
図面中、10は固定子鉄心(積層鉄心)、11はスロット、15は固定子鉄心板、20は回転子鉄心(積層鉄心)、24は回転子鉄心板、30は製造ライン、41はアンコイラ、42はレベラー、50はプレス装置、60は切断溶接装置、90は電磁鋼板(加工部材)、901は先の電磁鋼板(先の加工部材)、902は次の電磁鋼板(次の加工部材)、903は終端部、904は始端部、91、92、93は切断溶接部位、95、951、96、961はパイロット穴を示す。

Claims (6)

  1. 複数の鉄心板を積層して回転電機の積層鉄心を得る積層鉄心の製造方法であって、
    ロール状に形成された加工部材をアンコイラから繰り出す工程と、
    前記アンコイラから繰り出された前記加工部材のひずみをレベラーで除去する工程と、
    前記レベラーを通過した前記加工部材をプレス装置により順次所定の寸法間隔で打ち抜いて前記鉄心板を形成する工程と、
    前記アンコイラに先に配置されていた先の加工部材が消費されて前記アンコイラに次の加工部材を配置する際に、前記レベラーと前記プレス装置との間に設けられた切断溶接装置によって、前記先の加工部材の終端部および前記次の加工部材の始端部を切断し、その切断された前記先の加工部材の終端部と前記次の加工部材の始端部とを溶接する工程と、を備え、
    前記プレス装置は、前記加工部材の送り方向に対して直角な幅方向に2列以上となる千鳥状に前記鉄心板を配置して前記加工部材を打ち抜き、
    前記切断溶接装置は、前記先の加工部材の終端部および前記次の加工部材の始端部を、前記加工部材の送り方向に直角な幅方向に対して斜めの直線状であって前記鉄心板のうち回転子鉄心板を避けた位置で切断および溶接する積層鉄心の製造方法。
  2. 前記切断溶接装置は、前記加工部材を、前記鉄心板のうち固定子鉄心板のスロットを避けた位置で切断および溶接する請求項1記載の積層鉄心の製造方法。
  3. 前記プレス装置は、前記鉄心板を打ち抜く前に、前記加工部材の幅方向の両側部分において前記加工部材の送り方向に隣接する二つの鉄心板の間に位置するパイロット穴を形成し、
    前記切断溶接装置は、前記加工部材の幅方向の両端側に配置されて同一段階で打ち抜かれる二つの鉄心板のうち前記加工部材の送り方向の前側に位置する鉄心板の後側にあるパイロット穴と前記加工部材の送り方向の後側に位置する鉄心板の前側にあるパイロット穴とを繋ぐような直線状に前記先の加工部材の終端部および前記次の加工部材の始端部を切断および溶接する請求項1又は2に記載の積層鉄心の製造方法。
  4. 前記切断溶接装置が前記先の加工部材の終端部および前記次の加工部材の始端部を切断および溶接することにより形成された切断溶接部位を前記プレス装置が打ち抜くことなく排出する工程をさらに備える請求項1から3のいずれか一項に記載の積層鉄心の製造方法。
  5. 前記プレス装置により前記加工部材を打ち抜いて鉄心板を形成する工程の前に、前記切断溶接装置により前記加工部材に形成された切断溶接部位が所定の角度範囲内にあるか否かを判別する工程をさらに備える請求項1から4のいずれか一項に記載の積層鉄心の製造方法。
  6. 請求項1から5のいずれか一項に記載の積層鉄心の製造方法に用いられるものであって、
    ロール状に形成された加工部材を繰り出すアンコイラと、
    前記アンコイラから繰り出された前記加工部材のひずみを除去するレベラーと、
    前記レベラーを通過した前記加工部材を順次所定の寸法間隔で打ち抜いて前記鉄心板を形成するプレス装置と、
    前記レベラーと前記プレス装置との間に設けられ、前記アンコイラに先に配置されていた先の加工部材が消費されて前記アンコイラに次の加工部材を配置する際に、前記先の加工部材の終端部および前記次の加工部材の始端部を切断し、その切断された前記先の加工部材の終端部と前記次の加工部材の始端部とを溶接する切断溶接装置と、を備え、
    前記プレス装置は、前記加工部材の送り方向に対して直角な幅方向に2列以上となる千鳥状に前記鉄心板を配置して前記加工部材を打ち抜き、
    前記切断溶接装置は、前記先の加工部材の終端部および前記次の加工部材の始端部を、前記加工部材の送り方向に直角な幅方向に対して斜めの直線状であって前記鉄心板のうち回転子鉄心板を避けた位置で切断および溶接する積層鉄心の製造ライン。
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