JP2014167230A - 手摺り用照明構造 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】手摺り棒1を支持すると共に被取付面Kに固着されるブラケット2に、人の存在を検知するための感知センサ32と、LED灯33と、を取着した。
【選択図】図1
Description
また、上記感知センサと、上記LED灯と、上記手摺り棒近傍の明るさを検知するための明暗センサと、LED灯用蓄電池とを、内有するケーシングを備え、上記手摺り棒よりも下方部位、かつ、上記手摺り棒よりも上記被取付面側部位に、上記ケーシングを取着し、上記LED灯は、上記ブラケットの前方下方の人歩行面に向かって照射する構造である。
また、上記ケーシングは、上記被取付面に固着後の上記ブラケットに、着脱自在に取着される構造である。
また、上記ブラケットは、上記被取付面に固着する取付片と、該取付片から前方上方へ突出する手摺り棒支持用アーム部と、を有し、上記ケーシングは、上記取付片に外嵌状に取着されて、ブラケット装飾カバーを兼用した構造である。
本発明に係る手摺り用照明構造は、図1及び図2に示すように、歩行を補助するための手摺り棒1を下方から支持すると共に、鉛直面状の壁面等の被取付面Kに固着されるブラケット2を備えている。
そして、手摺り棒1(ブラケット2)近傍の明るさを検知して明暗を判定するための明暗センサ31と、人の存在を検知するための感知(人感)センサ32と、LED灯33と、乾電池等のLED灯用蓄電池34と、制御回路基板35とを、内有するケーシング3を、ブラケット2に取着している。
手摺り棒1よりも被取付面K側に取着とは、被取付面Kから手摺り棒1の前面1aまでの手摺り棒突出寸法Sよりも、被取付面Kからケーシング3の前面3aまでのケーシング突出寸法Zが小さくなるように取着することである。
アーム部22は、板状の取付片21の上端から前方へ水平状に突出する板状の突出部22aと、突出部22aの前端から前方上方へ(傾斜状乃至弯曲状に)延伸する板状の曲がり部22bと、曲がり部22bの上端から上方へ延伸した鉛直板状の手摺り棒支持部22cと、を有している。
また、ブラケット2から保持ケース部材5を取り外さなくとも、カバー部材6のみを取り外せば、LED灯用蓄電池34の交換が可能な電池ホルダ部52を有している。保持ケース部材5は大量生産が容易な樹脂製が好ましい。
また、カバー部材6にLED灯33の光が透光可能な透光部63やセンサ用窓部64を設けている。透光部63はLED灯33の光を広範囲に拡散可能な材質で形成し、透光部63を除いた残部は、樹脂製、金属製、木製等自由であるが、大量生産や装飾が容易な樹脂製が好ましく、ブラケッット2や手摺り棒1や被取付面Kの材質に近い質感や色彩を有するように装飾や塗装をするのが好ましい。
また、明暗センサ31は、LED灯33の明るさが、明暗判定に影響しないように設けている。例えば、ブラケット2の近傍かつLED灯33の照射域外の明るさを検知するように設けている。或いは、LED灯33の点灯中は暗信号を発信するように設けている。
また、感知センサ32は、タイマーを内有し、人を検知した後に、点灯所定時間、人検知信号を発信するものである。つまり、制御回路基板35は、ブラケット2近傍から人が居なくなっても、点灯所定時間だけLED灯33が点灯するように構成している。また、点灯所定時間は、1分以上5分以下が望ましい。
また、感知センサ32は、手摺り棒1に沿ってブラケット2の真正面に歩行者が到着するよりも前に検知可能な(ブラケット2を中心として歩行方向上流側の歩行者を検知可能な)広角の検知範囲性能を有するのが望ましい。
つまり、制御回路基板(盤)35は、手摺り棒1を十分に視認可能な明るさの場合は、手摺り棒1近傍に人がいても、LED灯33が点灯しないように構成している。
また、保持ケース部材5とカバー部材6の着脱構造は、スライド嵌め込み型や係止凹凸部型、係止爪型等自由であるが、ドライバーやレンチ等の工具を使用せずに着脱可能なものが好ましい。
先ず、図4に示すように、ブラケット2の取付片21を、廊下や階段、玄関の壁面等の被取付面Kに固着する。ブラケット2のみを、被取付面Kに固着すれば良いので、位置決めや、ネジの下孔あけ、ネジ締め作業(被取付面固定作業)が容易に行える。
保持ケース部材5の取付作業と、手摺り棒1の取付作業を略同時に、或いは、所望の取付作業から行うことができ、作業効率が向上する。
明暗センサ31と、感知センサ32と、LED灯33と、LED灯用蓄電池34と、制御回路基板35とを、夫々のケーシング3に内蔵しているので、天井や床下、壁内部等に、センサ用配線や電気供給用配線、コンセントの設置等を行う必要がなく、様々な生活空間に容易かつ迅速に対応できる。
また、手摺り棒1の内部に配線や照明が必要なく、通路の角部や隅部、階段の踊り場等に合わせて、弯曲(カーブ)した手摺り棒1や、デザイン性の高い美観に優れた手摺り棒1を用いる(設計する)ことが可能となる。
歩行者は、暗い中で天井側照明器のスイッチを探す必要がなく、安全に歩行できる。
ブラケット2は、円形板状の取付片21と、取付片21から前方上方へ突出するエルボ形状の手摺り棒支持用アーム部22と、を有している。
アーム部22は、取付片21の中央部から前方へ水平状に突出する棒状の突出部22aと、突出部22aの前端から前方上方へ弯曲状に延伸する棒状の曲がり部22bと、曲がり部22bの上端に設けられた円弧状の手摺り棒支持部22cと、を有している。
半円ドーム状の保持ケース部材5及び半円ドーム状のカバー部材6は、アーム部22の基部を逃がすための切欠部15を有し、アーム部22の基部と取付片21に外嵌状に配設され、相互に取着して(アーム部22の基部と取付片21を挟むようにして合体して)ケーシング3を形成する。また、ケーシング3は被取付面Kに接し、被取付面Kとの一体感を演出して美観を向上させる。そして、図7及び図8に示した実施の形態では、既設のブラケット2に対して、後付け等によって簡単に取付けできる利点がある。或いは、複数配設されるブラケット2の内の所望のものにのみ選択的に取付けることも容易である。他の構成及び作用は図1乃至図6の実施形態と同様である。
2 ブラケット
3 ケーシング
21 取付片
22 手摺り棒支持用アーム部
31 明暗センサ
32 感知センサ
33 LED灯
34 LED灯用蓄電池
K 被取付面
Y 人歩行面
ブラケット2は、円形板状の取付片21と、取付片21から前方上方へ突出するエルボ形状の手摺り棒支持用アーム部22と、を有している。
アーム部22は、取付片21の中央部から前方へ水平状に突出する棒状の突出部22aと、突出部22aの前端から前方上方へ弯曲状に延伸する棒状の曲がり部22bと、曲がり部22bの上端に設けられた円弧状の手摺り棒支持部22cと、を有している。
半円ドーム状の保持ケース部材5及び半円ドーム状のカバー部材6は、アーム部22の基部を逃がすための切欠部15を有し、アーム部22の基部と取付片21に外嵌状に配設され、相互に取着して(アーム部22の基部と取付片21を挟むようにして合体して)ケーシング3を形成する。また、ケーシング3は被取付面Kに接し、被取付面Kとの一体感を演出して美観を向上させる。そして、図7及び図8に示した参考例では、既設のブラケット2に対して、後付け等によって簡単に取付けできる利点がある。或いは、複数配設されるブラケット2の内の所望のものにのみ選択的に取付けることも容易である。他の構成及び作用は図1乃至図6の実施形態と同様である。
2 ブラケット
3 ケーシング
5 保持ケース部材
6 カバー部材
21 取付片
22 手摺り棒支持用アーム部
31 明暗センサ
32 感知センサ
33 LED灯
34 LED灯用蓄電池
63 透光部
64 センサ用窓部
K 被取付面
Y 人歩行面
Claims (4)
- 手摺り棒(1)を支持すると共に被取付面(K)に固着されるブラケット(2)に、人の存在を検知するための感知センサ(32)と、LED灯(33)と、を取着したことを特徴とする手摺り用照明構造。
- 上記感知センサ(32)と、上記LED灯(33)と、上記手摺り棒(1)近傍の明るさを検知するための明暗センサ(31)と、LED灯用蓄電池(34)とを、内有するケーシング(3)を備え、
上記手摺り棒(1)よりも下方部位、かつ、上記手摺り棒(1)よりも上記被取付面(K)側部位に、上記ケーシング(3)を取着し、
上記LED灯(33)は、上記ブラケット(2)の前方下方の人歩行面(Y)に向かって照射する請求項1記載の手摺り用照明構造。 - 上記ケーシング(3)は、上記被取付面(K)に固着後の上記ブラケット(2)に、着脱自在に取着される請求項2記載の手摺り用照明構造。
- 上記ブラケット(2)は、上記被取付面(K)に固着する取付片(21)と、該取付片(21)から前方上方へ突出する手摺り棒支持用アーム部(22)と、を有し、
上記ケーシング(3)は、上記取付片(21)に外嵌状に取着されて、ブラケット装飾カバーを兼用した請求項2又は3記載の手摺り用照明構造。
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JPH10302542A (ja) * | 1997-04-22 | 1998-11-13 | Matsushita Electric Works Ltd | 手摺りブラケット台座 |
JP2003161018A (ja) * | 2001-11-26 | 2003-06-06 | Asahi Woodtec Corp | 照明付き手摺装置 |
JP2004339924A (ja) * | 2003-04-24 | 2004-12-02 | Naigai:Kk | 手摺用表示装置 |
JP2011208369A (ja) * | 2010-03-29 | 2011-10-20 | Naigai:Kk | 手摺り用ブラケット |
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