JP2014167230A - 手摺り用照明構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】手摺り棒の設計的自由度を低下させることなく、手摺り棒周辺を照らすことが可能な手摺り用照明構造を提供する。
【解決手段】手摺り棒1を支持すると共に被取付面Kに固着されるブラケット2に、人の存在を検知するための感知センサ32と、LED灯33と、を取着した。
【選択図】図1

Description

本発明は、手摺り用照明構造に関する。
従来、廊下や階段を夜間に歩行する際に、天井の照明を点灯させなくても、手摺り棒の内部に設けた照明器で周辺を照らして、安全に歩行できるようにした手摺り用照明構造があった(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−107531号公報
しかし、手摺り棒内に照明器収納空間を設ける必要や、その収納空間と手摺り棒の強度を両立させる必要があるため、手摺り棒の形状や材質、寸法等が制限されるといった問題があった。つまり、手摺り棒の設計自由度が低くなるといった問題があった。
そこで、本発明は、手摺り棒の設計自由度を低下させることなく、手摺り棒周辺を照らすことが可能な手摺り用照明構造の提供を目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の手摺り用照明構造は、手摺り棒を支持すると共に被取付面に固着されるブラケットに、人の存在を検知するための感知センサと、LED灯と、を取着した構造である。
また、上記感知センサと、上記LED灯と、上記手摺り棒近傍の明るさを検知するための明暗センサと、LED灯用蓄電池とを、内有するケーシングを備え、上記手摺り棒よりも下方部位、かつ、上記手摺り棒よりも上記被取付面側部位に、上記ケーシングを取着し、上記LED灯は、上記ブラケットの前方下方の人歩行面に向かって照射する構造である。
また、上記ケーシングは、上記被取付面に固着後の上記ブラケットに、着脱自在に取着される構造である。
また、上記ブラケットは、上記被取付面に固着する取付片と、該取付片から前方上方へ突出する手摺り棒支持用アーム部と、を有し、上記ケーシングは、上記取付片に外嵌状に取着されて、ブラケット装飾カバーを兼用した構造である。
本発明によれば、手摺り棒内部に、照明器収納空間を設ける必要が無く、手摺り棒を様々な形状や材質で形成できる。壁面等の被取付面に、LED灯や感知センサを取り付ける専用の保持具や取付空間が必要なく、施工を容易かつ迅速に行うことができると共に美観に優れた手摺り構造が得られる。
本発明の実施の一形態を示す斜視図である。 側面図である。 要部分解斜視図である。 要部分解斜視図である。 図3の要部横断面図である。 使用状態を示す斜視図である。 他の実施形態を示す側面図である。 他の実施形態の要部分解斜視図である。
以下、図示の実施形態に基づき本発明を詳説する。
本発明に係る手摺り用照明構造は、図1及び図2に示すように、歩行を補助するための手摺り棒1を下方から支持すると共に、鉛直面状の壁面等の被取付面Kに固着されるブラケット2を備えている。
そして、手摺り棒1(ブラケット2)近傍の明るさを検知して明暗を判定するための明暗センサ31と、人の存在を検知するための感知(人感)センサ32と、LED灯33と、乾電池等のLED灯用蓄電池34と、制御回路基板35とを、内有するケーシング3を、ブラケット2に取着している。
図2に示すように、ケーシング3は、(ブラケット2において)手摺り棒1(の軸心)よりも下方部位、かつ、(ブラケット2において)手摺り棒1よりも被取付面K側部位に取着している。
手摺り棒1よりも被取付面K側に取着とは、被取付面Kから手摺り棒1の前面1aまでの手摺り棒突出寸法Sよりも、被取付面Kからケーシング3の前面3aまでのケーシング突出寸法Zが小さくなるように取着することである。
ブラケット2は、被取付面Kにネジ止め等の固着手段(ネジ部材等の固着具)9によって固着される取付片21と、取付片21の上端から前方上方へ突出する手摺り棒支持用アーム部22と、を有している。
アーム部22は、板状の取付片21の上端から前方へ水平状に突出する板状の突出部22aと、突出部22aの前端から前方上方へ(傾斜状乃至弯曲状に)延伸する板状の曲がり部22bと、曲がり部22bの上端から上方へ延伸した鉛直板状の手摺り棒支持部22cと、を有している。
ケーシング3は、取付片21に外嵌状に取着し、取付片21や固着具9を歩行者等の人から隠して、美観を向上させている。つまり、ケーシング3はブラケット装飾カバーを兼用している。また、平面視(真上から見て)突出部22aによって、ケーシング3が殆ど見えないように(ケーシング3の75%以上が隠れるように)、突出部22aとケーシング3との平面視形状を設定している。
図3に示すように、ケーシング3は、明暗センサ31と検知センサ32と複数のLED灯33と複数のLED灯用蓄電池34と制御回路基板35とを保持する保持ケース部材5と、保持ケース部材5に着脱自在に外嵌状に取着するカバー部材6と、を備えている。
保持ケース部材5は、LED灯33がブラケット2(被取付面K)の前方下方に向かって照射するように、LED灯33の照射側先端部を、前方下傾状に保持している。つまり、LED灯33を側面視でアーム部22の基部と取付片21の隅部に設けている。
また、ブラケット2から保持ケース部材5を取り外さなくとも、カバー部材6のみを取り外せば、LED灯用蓄電池34の交換が可能な電池ホルダ部52を有している。保持ケース部材5は大量生産が容易な樹脂製が好ましい。
カバー部材6は、保持ケース部材5の前面側、左右側面側、下面側(取付片21の前面、左右側面、下面)を包囲するように、保持ケース部材5に取着して、図1及び図2に示すように、ケーシング3とアーム部22とが一体状のような(ケーシング3がアーム部22を下方から支持しているような、或いは、ケーシング3から曲がり部22bや手摺り棒支持部22cが突出しているような)外観を演出して、美観を向上させている。また、カバー部材6は、被取付面Kに当接し、被取付面Kからケーシング3が突設されているような外観も演出する。なお、カバー部材6は、保持ケース部材5の上面を覆うように設けても良い。
また、カバー部材6にLED灯33の光が透光可能な透光部63やセンサ用窓部64を設けている。透光部63はLED灯33の光を広範囲に拡散可能な材質で形成し、透光部63を除いた残部は、樹脂製、金属製、木製等自由であるが、大量生産や装飾が容易な樹脂製が好ましく、ブラケッット2や手摺り棒1や被取付面Kの材質に近い質感や色彩を有するように装飾や塗装をするのが好ましい。
明暗センサ31は、手摺り棒1(ブラケット2)近傍の明るさを検知して明るさが暗いと判定した場合に暗信号を発信する。
また、明暗センサ31は、LED灯33の明るさが、明暗判定に影響しないように設けている。例えば、ブラケット2の近傍かつLED灯33の照射域外の明るさを検知するように設けている。或いは、LED灯33の点灯中は暗信号を発信するように設けている。
感知センサ32は、ブラケット2近傍に人の存在を検知して人が存在する場合に、人感知信号を発信する。
また、感知センサ32は、タイマーを内有し、人を検知した後に、点灯所定時間、人検知信号を発信するものである。つまり、制御回路基板35は、ブラケット2近傍から人が居なくなっても、点灯所定時間だけLED灯33が点灯するように構成している。また、点灯所定時間は、1分以上5分以下が望ましい。
また、感知センサ32は、手摺り棒1に沿ってブラケット2の真正面に歩行者が到着するよりも前に検知可能な(ブラケット2を中心として歩行方向上流側の歩行者を検知可能な)広角の検知範囲性能を有するのが望ましい。
制御回路基板(制御部)35は、暗信号を受信し、かつ、人感知信号を受信した場合に、LED灯33の点灯を開始するように構成している。
つまり、制御回路基板(盤)35は、手摺り棒1を十分に視認可能な明るさの場合は、手摺り棒1近傍に人がいても、LED灯33が点灯しないように構成している。
また、図3乃至図5に示すように、ケーシング3は、被取付面Kに固着後の取付片21に、着脱自在に取着している。故障等が発生した場合に、被取付面Kからブラケット2を取り外すことなく、ケーシング3を交換でき、修理やメンテナンスを容易にしている。
具体的には、図5に示すように、保持ケース部材5の背壁部51に上下方向に沿った横断面T字型空間を形成する蟻溝部55を設け、さらに、取付片21の背面側かつ左右中間位置に上下方向に沿った凸条部21aを設けて、取付片21の左右側縁部21b,21bと被取付面Kとの間に上下方向に沿った左右一対の差込用空間21d,21dを形成して、取付片21が蟻溝部55内を上下方向にスライドして抜き差し(着脱)可能に構成している。つまり、取付片21を蟻溝部55に抜き差し可能な横断面T字型の帯板形状としている。
また、図示省略するが、取付片21から保持ケース部材5の脱落を防止する、抜け止め手段を備えている。抜け止め手段は、取付片21及び保持ケース部材5の一方に弾性変形可能な抜止用凸部(爪部)を設け、他方に抜止用凹部(爪掛かり部)を設けたものである。また、抜け止め手段の他の例として、取付片21と保持ケース部材5との摩擦力によって脱落を防止しても良い。
なお、取付片21と保持ケース部材5の着脱構造は、上述の上下方向蟻溝スライド型に限らず、取付片21の左右側壁部に係止用凹部を設け、保持ケース部材5の左右側壁部内面側に係止用爪部を設けて、保持ケース部材5を、取付片21の前方から接近させ、係止用爪部を弾性変形させて、取付片21に挟持状乃至抱き込み状に取着する着脱構造としても良い。特に、ドライバーやレンチ等の工具を使用せずに着脱可能なものが好ましい。
また、保持ケース部材5とカバー部材6の着脱構造は、スライド嵌め込み型や係止凹凸部型、係止爪型等自由であるが、ドライバーやレンチ等の工具を使用せずに着脱可能なものが好ましい。
次に、本発明の手摺り用照明構造の使用方法(作用)について説明する。
先ず、図4に示すように、ブラケット2の取付片21を、廊下や階段、玄関の壁面等の被取付面Kに固着する。ブラケット2のみを、被取付面Kに固着すれば良いので、位置決めや、ネジの下孔あけ、ネジ締め作業(被取付面固定作業)が容易に行える。
被取付面Kに固着後の取付片21に、保持ケース部材5を下方から接近させて、図5に示すように、蟻溝部55内に取付片21を差込状として取着し、図3に示すような取付状態となる。
保持ケース部材5の取付作業と、手摺り棒1の取付作業を略同時に、或いは、所望の取付作業から行うことができ、作業効率が向上する。
その後、保持ケース部材5にカバー部材6を包囲状に取着して、図1及び図2に示すように、ブラケット2が装飾され、ケーシング取付作業が終了する。なお、予め、保持ケース部材5にカバー部材6を取着して、その後、被取付面Kに固着後のブラケット2に取着しても良い。
施工者は、複数のブラケット2を、被取付面Kに所定の施工ピッチ寸法をもって固着し、夫々のブラケット2に、ケーシング3を取着すると共に、手摺り棒1を支持させて、手摺りの施工が終了する。
明暗センサ31と、感知センサ32と、LED灯33と、LED灯用蓄電池34と、制御回路基板35とを、夫々のケーシング3に内蔵しているので、天井や床下、壁内部等に、センサ用配線や電気供給用配線、コンセントの設置等を行う必要がなく、様々な生活空間に容易かつ迅速に対応できる。
また、手摺り棒1の内部に配線や照明が必要なく、通路の角部や隅部、階段の踊り場等に合わせて、弯曲(カーブ)した手摺り棒1や、デザイン性の高い美観に優れた手摺り棒1を用いる(設計する)ことが可能となる。
そして、図6に示すように、夜間や停電等の場合に、歩行者が手摺り棒1に沿って歩行して、ブラケット2に接近すると、LED灯33が、ブラケット2の前方下方であり、これから歩行者が進む歩行予定区域の人歩行面Yに向かって照射する。
歩行者は、暗い中で天井側照明器のスイッチを探す必要がなく、安全に歩行できる。
さらに、歩行者が手摺り棒1に沿って歩行すると、進行方向にある次のブラケット2に取着された感知センサ32が、人を検知し、LED灯33が点灯する。また、歩行者が通過したブラケット2に取着されているLED灯33は、タイマーにより、人通過後も点灯し、点灯所定時間を過ぎると自動消灯する。
つまり、昼間や天井照明器点灯中等、所定の明るさがある場合又は人がいない場合は、LED灯33は点灯せず、夜間等所定の暗さの場合に、手摺り棒1に沿って歩行する人がいると、その歩行場所に伴って、ブラケット2の下方前方が(歩行者の歩行速度や位置に対応するように)次々と照らされると共に、通過したブラケット2に取着されているLED灯33は、(点灯所定時間経過後)次々と消灯して、電力消費量を抑える。
なお、手摺り棒1に沿って隣り合うブラケット2,2に、夫々取着されたLED灯33,33及び感知センサ32,32において、一方のブラケット2のLED灯33の照射域及び感知センサ32の人感知域と、他方のブラケット2の照射域及び人感知域とが、僅かに重複するように、ブラケット2,2の施工ピッチ寸法と、LED灯33,33と、感知センサ32,32と、を設けるのが望ましい。このように設けることで、歩行者の歩行に伴って、進行方向が常にLED灯33で照らされるようになり、安全性が向上する。
次に、図7及び図8に示す他の実施形態について説明する。
ブラケット2は、円形板状の取付片21と、取付片21から前方上方へ突出するエルボ形状の手摺り棒支持用アーム部22と、を有している。
アーム部22は、取付片21の中央部から前方へ水平状に突出する棒状の突出部22aと、突出部22aの前端から前方上方へ弯曲状に延伸する棒状の曲がり部22bと、曲がり部22bの上端に設けられた円弧状の手摺り棒支持部22cと、を有している。
ケーシング3は、半球殻型(正面視円形状かつ側面視丸山型)に形成され、取付片21の前面と外周面、及び、アーム部22の基部を包囲するように、取付片21の外周面に外嵌状に着脱自在に取着(係合して)している。取付片21及び固着具9を隠しつつ、ケーシング3からアーム部22が突出しているような一体状の外観を演出して美観を向上させている。
また、ケーシング3は、図8に示すように、正面視半円型の保持ケース部材(第1ケース部材)5と、保持ケース部材5の内部を隠す正面視半円型のカバー部材(第2ケース部材)6とに(取付片21のラジアル外方へ)着脱自在に分割されるものである。
半円ドーム状の保持ケース部材5及び半円ドーム状のカバー部材6は、アーム部22の基部を逃がすための切欠部15を有し、アーム部22の基部と取付片21に外嵌状に配設され、相互に取着して(アーム部22の基部と取付片21を挟むようにして合体して)ケーシング3を形成する。また、ケーシング3は被取付面Kに接し、被取付面Kとの一体感を演出して美観を向上させる。そして、図7及び図8に示した実施の形態では、既設のブラケット2に対して、後付け等によって簡単に取付けできる利点がある。或いは、複数配設されるブラケット2の内の所望のものにのみ選択的に取付けることも容易である。他の構成及び作用は図1乃至図6の実施形態と同様である。
なお、本発明は、設計変更可能であって、ブラケット2の形状は自由である。例えば、ブラケット2のアーム部22の先端部(手摺り棒支持部22c)は、Y字形状やU字形状、或いは、手摺り棒1に外嵌状に取着して支持する円筒形状等自由である。また、ブラケット2のアーム部22は板状に限らず、円柱状や棒状、パイプ状であっても良い。また、取付片21は、正面視矩形状に限らず、正面視長円形乃至円形状等自由である。また、手摺り棒1及びブラケット2の材質は、金属製、木製、樹脂製等自由である。LED灯用蓄電池34は、各センサ31,32や制御回路基板35を作動させる電源としても良い。
以上のように本発明の手摺り用照明構造は、手摺り棒1を支持すると共に被取付面Kに固着されるブラケット2に、人の存在を検知するための感知センサ32と、LED灯33と、を取着したので、手摺り棒1内部に、照明器収納空間を設ける必要が無く、手摺り棒1を様々な形状や材質で形成できる。壁面等の被取付面Kに、LED灯33や感知センサ32を取り付ける専用の保持具や取付空間が必要なく、施工を容易かつ迅速に行うことができると共に美観に優れた手摺り構造が得られる。
また、感知センサ32と、LED灯33と、手摺り棒1近傍の明るさを検知するための明暗センサ31と、LED灯用蓄電池34とを、内有するケーシング3を備え、手摺り棒1よりも下方部位、かつ、手摺り棒1よりも被取付面K側部位に、ケーシング3を取着し、LED灯33は、ブラケット2の前方下方の人歩行面Yに向かって照射するので、手摺り棒1の把持や、歩行の邪魔とならず、手摺り棒1周辺の歩行者の進行方向足元を照らすことができる。電気の配線や、コンセントの設置などの電気工事の必要がなく、旅館やホテル、病院や介護施設等様々な生活空間に容易かつ迅速に施工できる。各センサ31,32やLED灯33を個別に施工する必要がなく、手摺り棒1や被取付面K近傍が簡素ですっきりとした外観を得られる。
また、ケーシング3は、被取付面Kに固着後のブラケット2に、着脱自在に取着されるので、被取付面Kへのブラケット取付作業を容易かつ迅速に行うことができる。LED灯用蓄電池34の交換や、各センサ31,32等の故障の際に、被取付面Kからブラケット2を取り外すことなく、ケーシング3ごと交換(取り換え)でき、容易かつ迅速に対応できる。
また、ブラケット2は、被取付面Kに固着する取付片21と、取付片21から前方上方へ突出する手摺り棒支持用アーム部22と、を有し、ケーシング3は、取付片21に外嵌状に取着されて、ブラケット装飾カバーを兼用したので、取付片21や固着具9を、歩行者から隠して、美観を向上できる。また、ケーシング3からアーム部22が突出しているような外観を演出でき、ブラケット2に高級感を与えることができる。
1 手摺り棒
2 ブラケット
3 ケーシング
21 取付片
22 手摺り棒支持用アーム部
31 明暗センサ
32 感知センサ
33 LED灯
34 LED灯用蓄電池
K 被取付面
Y 人歩行面
上記目的を達成するために、本発明の手摺り用照明構造は、被取付面に固着される取付片を有し、手摺り棒を支持するブラケットと、上記手摺り棒近傍の明るさを検知するための明暗センサと、人の存在を検知するための感知センサと、上記ブラケットの前方下方の人歩行面に向かって照射するLED灯と、LED灯用蓄電池と、を内有し、上記ブラケットの上記取付片に外嵌状に取着してブラケット装飾カバーを兼用するケーシングと、を備え、上記ケーシングは、上記明暗センサと上記感知センサと上記LED灯と上記LED灯用蓄電池とを保持する保持ケース部材と、センサ用窓部と上記LED灯の光が透過可能な透光部とを有するカバー部材と、を備え、上記保持ケース部材は、上記被取付面に固着後の上記ブラケットの上記取付片に、着脱自在に取着し、上記カバー部材は、上記保持ケース部材の前面側と左右側面側と下面側を包囲するように上記保持ケース部材に着脱自在に外嵌状に取着する構造である。
本発明の実施の一形態を示す斜視図である。 側面図である。 要部分解斜視図である。 要部分解斜視図である。 図3の要部横断面図である。 使用状態を示す斜視図である。 参考例を示す側面図である。 参考例の要部分解斜視図である。
次に、図7及び図8に示す参考例について説明する。
ブラケット2は、円形板状の取付片21と、取付片21から前方上方へ突出するエルボ形状の手摺り棒支持用アーム部22と、を有している。
アーム部22は、取付片21の中央部から前方へ水平状に突出する棒状の突出部22aと、突出部22aの前端から前方上方へ弯曲状に延伸する棒状の曲がり部22bと、曲がり部22bの上端に設けられた円弧状の手摺り棒支持部22cと、を有している。
また、ケーシング3は、図8に示すように、正面視半円型の保持ケース部材(第1ケース部材)5と、保持ケース部材5の内部を隠す正面視半円型のカバー部材(第2ケース部材)6とに(取付片21のラジアル外方へ)着脱自在に分割されるものである。
半円ドーム状の保持ケース部材5及び半円ドーム状のカバー部材6は、アーム部22の基部を逃がすための切欠部15を有し、アーム部22の基部と取付片21に外嵌状に配設され、相互に取着して(アーム部22の基部と取付片21を挟むようにして合体して)ケーシング3を形成する。また、ケーシング3は被取付面Kに接し、被取付面Kとの一体感を演出して美観を向上させる。そして、図7及び図8に示した参考例では、既設のブラケット2に対して、後付け等によって簡単に取付けできる利点がある。或いは、複数配設されるブラケット2の内の所望のものにのみ選択的に取付けることも容易である。他の構成及び作用は図1乃至図6の実施形態と同様である。
1 手摺り棒
2 ブラケット
3 ケーシング
保持ケース部材
カバー部材
21 取付片
22 手摺り棒支持用アーム部
31 明暗センサ
32 感知センサ
33 LED灯
34 LED灯用蓄電池
63 透光部
64 センサ用窓部
K 被取付面
Y 人歩行面

Claims (4)

  1. 手摺り棒(1)を支持すると共に被取付面(K)に固着されるブラケット(2)に、人の存在を検知するための感知センサ(32)と、LED灯(33)と、を取着したことを特徴とする手摺り用照明構造。
  2. 上記感知センサ(32)と、上記LED灯(33)と、上記手摺り棒(1)近傍の明るさを検知するための明暗センサ(31)と、LED灯用蓄電池(34)とを、内有するケーシング(3)を備え、
    上記手摺り棒(1)よりも下方部位、かつ、上記手摺り棒(1)よりも上記被取付面(K)側部位に、上記ケーシング(3)を取着し、
    上記LED灯(33)は、上記ブラケット(2)の前方下方の人歩行面(Y)に向かって照射する請求項1記載の手摺り用照明構造。
  3. 上記ケーシング(3)は、上記被取付面(K)に固着後の上記ブラケット(2)に、着脱自在に取着される請求項2記載の手摺り用照明構造。
  4. 上記ブラケット(2)は、上記被取付面(K)に固着する取付片(21)と、該取付片(21)から前方上方へ突出する手摺り棒支持用アーム部(22)と、を有し、
    上記ケーシング(3)は、上記取付片(21)に外嵌状に取着されて、ブラケット装飾カバーを兼用した請求項2又は3記載の手摺り用照明構造。
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