JP2003161018A - 照明付き手摺装置 - Google Patents

照明付き手摺装置

Info

Publication number
JP2003161018A
JP2003161018A JP2001358755A JP2001358755A JP2003161018A JP 2003161018 A JP2003161018 A JP 2003161018A JP 2001358755 A JP2001358755 A JP 2001358755A JP 2001358755 A JP2001358755 A JP 2001358755A JP 2003161018 A JP2003161018 A JP 2003161018A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bracket
wiring
cover
wiring recess
passage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001358755A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3935341B2 (ja
Inventor
Junichi Hayashi
淳一 林
Zenji Yasumoto
善次 安本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Woodtec Corp
Original Assignee
Asahi Woodtec Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Woodtec Corp filed Critical Asahi Woodtec Corp
Priority to JP2001358755A priority Critical patent/JP3935341B2/ja
Publication of JP2003161018A publication Critical patent/JP2003161018A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3935341B2 publication Critical patent/JP3935341B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E04BUILDING
    • E04FFINISHING WORK ON BUILDINGS, e.g. STAIRS, FLOORS
    • E04F11/00Stairways, ramps, or like structures; Balustrades; Handrails
    • E04F11/18Balustrades; Handrails
    • E04F2011/1868Miscellaneous features of handrails not otherwise provided for
    • E04F2011/1872Miscellaneous features of handrails not otherwise provided for illuminated

Landscapes

  • Steps, Ramps, And Handrails (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 メンテナンスに伴う作業を簡便に行うことが
できる照明付き手摺装置を提供する。 【解決手段】 通路に沿ってブラケット取付板3が付設
される。このブラケット取付板3の長手方向に沿って所
定間隔おきに通路側に突出して複数個のブラケット4…
が設けられる。通路を照明する照明手段5がブラケット
4に設けられる。隣接するブラケット4、4に跨って手
摺棒6が取り付けられる。照明手段5に接続された給電
線7が、ブラケット4に通路側に開口して設けられた第
1配線用凹部42内から、ブラケット取付板3にその長手
方向に沿いかつ通路側に開口して設けられ第1配線用凹
部42に連通した第2配線用凹部30内にわたって収容され
る。第1配線用凹部42の開口部42aに、この開口部42aを
覆う第1カバー4bが着脱自在に装着される。また、第2
配線用凹部30の開口部30aに、この開口部30aを覆う第2
カバー3bが着脱自在に装着される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、戸建住宅や集合
住宅等における階段や廊下、玄関等の通路に取り付けら
れる照明付き手摺装置に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】戸建住
宅や集合住宅の階段や廊下等の側壁面に、歩行ガイド用
或いは歩行補助用として丸棒状の手摺棒を有する手摺装
置が取り付けられる場合がある。
【0003】ところで、このような手摺装置において、
夜間等の暗がりにおいても明確に通路を認識することが
できるように照明手段を備えたものが汎用されている。
この照明付き手摺装置においては、良好な外観体裁を確
保する観点から、通常、照明手段に接続された給電線が
隠蔽されるように構成されている。例えば、特開平8−
120875号公報に記載の照明付き手摺装置は、手摺
棒を支持するためのブラケットに照明手段が設けられた
ものであり、該照明手段に接続された給電線が、ブラケ
ット内部に設けられた第1配線空間内と、手摺棒内にそ
の長手方向に沿っ設けられ前記第1配線空間に連通した
第2配線空間内とに収容されて隠蔽されるように構成さ
れてなるものである。この第2配線空間は、手摺棒にそ
の長手方向に沿って下方に開口する凹溝と、該凹溝を覆
う態様で手摺棒に着脱自在に取り付けられたキャップ体
とから構成されるものとなされている。
【0004】しかしながら、この特開平8−12087
5号公報に記載の照明付き手摺装置は、その給電線等の
メンテナンスに伴う作業において不便であるという難点
があった。即ち、この照明付き手摺装置は手摺棒の下方
に開口する凹溝内に給電線が収容されているため、該給
電線の交換等のメンテナンス時に、その作業を床面等の
下面や側壁面に密着した窮屈な姿勢で行わなければなら
ず、作業がし辛いという問題があった。もとより、手摺
棒をブラケット等から取り外して作業をすることによ
り、作業がし易くなるものの、手摺棒をブラケットから
取り外す等の新たな作業を要することとなり、その作業
に手間暇を要し、面倒であった。しかも、第1配線空間
に対応する給電線において断線等の問題が発生した場合
には、ブラケットを解体して修理等しなければならず、
その作業が面倒なものであった。
【0005】一方、上述の照明付き手摺装置の他に、特
開平11−45615号公報に記載されているような照
明付き手摺装置が知られている。この照明付き手摺装置
は、ブラケットの上部に設けられた手摺本体装着部に照
明手段が設けられたものであり、該照明手段に接続され
た給電線が、ブラケット内部に設けられた第1配線空間
内から、ブラケットが取り付けられるブラケット取付板
にその長手方向に沿いかつ通路側に開口して設けられ前
記第1配線用凹部に連通した第2配線用凹部内にわたっ
て収容されると共に該凹部の開口部に該開口部を覆う溝
カバーが固定ねじにより固着されて隠蔽されているもの
である。この照明付き手摺装置によれば、溝カバーを取
り外すことにより通路側から給電線の交換等の作業をす
ることができ、作業がし易いという利点がある。
【0006】しかしながら、この照明付き手摺装置にお
いても、メンテナンスに伴う作業における不便さが充分
に解消されていないものであった。即ち、前記の溝カバ
ーがねじで固定されているため、これを取り外すのに手
間がかかり、面倒であると共に、上記の特開平8−12
0875号公報に記載の照明付き手摺装置と同様に、第
1配線空間に対応する給電線の断線等の問題が発生した
場合には、ブラケットを取付板及び手摺棒から取り外し
て給電線を取り替えなければならず、その作業が面倒な
ものであった。
【0007】この発明は、上述の問題点に鑑みてなされ
たものであり、メンテナンスに伴う作業を簡便に行うこ
とができる照明付き手摺装置を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題解決のための手段】上記目的を達成するために、
この発明にかかる照明付き手摺装置は、通路に沿って壁
面に付設されるブラケット取付板と、該ブラケット取付
板の長手方向に沿って所定間隔おきに通路側に突出して
設けられた複数個のブラケットと、前記ブラケットに設
けられ前記通路を照明する照明手段と、隣接する前記ブ
ラケットに跨って取り付けられた手摺棒とを備え、前記
照明手段に接続された給電線が、前記ブラケットに通路
側に開口して設けられた第1配線用凹部内から、前記ブ
ラケット取付板にその長手方向に沿いかつ通路側に開口
して設けられ前記第1配線用凹部に連通した第2配線用
凹部内にわたって収容され、前記第1配線用凹部の開口
部に、該開口部を覆う第1カバーが着脱自在に装着され
ると共に、前記第2配線用凹部の開口部に、該開口部を
覆う第2カバーが着脱自在に装着されていることを特徴
とする。
【0009】この発明によれば、前記照明手段に接続さ
れた給電線が、前記ブラケットに設けられた第1配線用
凹部内と、前記ブラケット取付板に設けられた第2配線
用凹部内とに跨って収容されると共に、前記第1配線用
凹部及び第2配線用凹部の開口部には、それぞれ第1及
び第2カバーが装着されているので、給電線を隠蔽する
ことができ、良好な外観体裁を確保することができる。
しかも、第1カバー及び第2カバーは、それぞれ第1及
び第2配線用凹部の開口部に着脱自在に装着されている
ので、これを取り外すことにより、簡単に給電線を露呈
させることができ、問題がある給電線部分の修理等、そ
のメンテナンスに伴う作業が簡便になる。また、第1配
線用凹部及び第2配線用凹部は、それぞれ通路側に開口
しているので、通路側からこれらの作業をすることがで
きる。このため、窮屈な姿勢を強いられることなく、メ
ンテナンスに伴う作業がし易くなる。
【0010】この発明において、前記ブラケットは、通
路側に向かって上方に傾斜する傾斜部位を有し、該傾斜
部位に前記照明手段が設けられてなるのが好ましい。こ
のように構成すれば、照明範囲を有効に活用して通路を
明るく照らすことができる。
【0011】またこの発明において、前記照明手段は、
前記第1カバーに着脱自在に装着されてなるのが好まし
い。このように構成すれば、第1カバーの取り外しに伴
い照明手段に接続された給電線が第1配線用凹部内から
引き出され、メンテナンスに伴う作業が一層簡便にな
る。
【0012】更にこの発明において、前記照明手段に接
続された給電線は、複数本の短尺電線がコネクタにより
結線されたものであるのが好ましい。このように構成す
れば、問題のある給電線部分を簡単に交換することがで
き、給電線のメンテナンス作業がより一層簡便になる。
【0013】更にまたこの発明において、前記手摺棒
は、前記第1配線用凹部内の上部取付孔を通じてねじ等
の第1固着具で前記ブラケットに取り付けられる一方、
前記ブラケットは、前記第1配線用凹部内の下部取付孔
を通じてねじ等の第2固着具で前記ブラケット取付板に
取り付けられてなるのが好ましい。このように構成すれ
ば、第1及び第2固着具が共に第1配線用凹部内に収容
され、この状態で該第1配線用凹部の開口部に第1カバ
ーが装着されるので、給電線を隠蔽するための第1カバ
ーを有効に利用して各固着具を隠蔽することができ、見
栄えを向上させることができる。
【0014】またこの発明において、前記照明手段は、
発光ダイオードから構成されてなるのが好ましい。この
ように構成すれば、発光ダイオードは消費電力が少ない
ので経済的である共に、発光ダイオードはほとんど発熱
しないので熱変形などの高温障害を防止することができ
る。
【0015】更にこの発明において、前記複数のブラケ
ットに設けられた照明手段は、各々電源と並列に接続さ
れてなるのが好ましい。このように構成すれば、1箇所
の断線により全ての照明手段が消灯するという事態を回
避することができる。しかも、給電線における断線等の
異常部分の予測が付け易く、メンテナンス作業が一層簡
便になる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係る照明付き手
摺装置を図面に示した一実施形態に基づいて説明する。
【0017】この照明付き手摺装置(1)は、図1ない
し図3に示すように、階段や廊下等の通路における側壁
(2)に沿って、施工されるものであって、通路に沿っ
て側壁(2)面に付設されるブラケット取付板(3)
と、該ブラケット取付板(3)の長手方向に沿って所定
間隔おきに取り付けられた複数個のブラケット(4)…
と、前記各ブラケット(4)に設けられ前記通路を照明
する照明手段(5)と、隣接する前記ブラケット(4)
(4)間に跨って取り付けられた手摺棒(6)とを主要
構成部材として備える。なお、図1においては、発明の
理解を容易にするため、手摺棒(6)の支持スパン(ブ
ラケット4の取付間隔)が、実際のものよりも短く表さ
れている。
【0018】ブラケット取付板(3)は、上述のよう
に、廊下、階段等の通路の側壁(2)に沿ってその壁面
に付設される帯状の板状体であり、取付板本体(3a)と
第2カバー(3b)とを備える。
【0019】取付板本体(3a)は、ブラケット取付板
(3)の主要部をなす長尺矩形の板状体であり、その通
路側の面における幅方向(図1ないし図3における高さ
方向)中央部に、長手方向に沿って連続して直線状に延
びる第2配線用凹部(30)が設けられている。この第2
配線用凹部(30)は、断面視略コ字状に形成されると共
に、その幅が後述するブラケット本体(4a)の固着面
(41b)よりも小さく形成され、該凹部内(30)に後述
する給電線(7)及びコネクタ(8)を収容し得るもの
となされている。また、取付板本体(3a)は、その通路
側の面における第2配線用凹部(30)を挟む上下両縁部
に、平行する二本の装飾溝部(31)(31)が長手方向に
連続して延びるように形成されている。
【0020】取付板本体(3a)は、その材質が特に限定
されるものではないが、合板や中質繊維板、木粉が混入
された合成樹脂成形品などの木質板は見栄えが良く、温
かみも感じられるので好適に使用される。取付板本体
(3a)における露呈表面には、紙、合成樹脂シート等の
模様印刷シートが貼着されたり、或いは着色処理、塗装
処理等が施されたりして任意の化粧がなされていても良
い。
【0021】上記の取付板本体(3a)における第2配線
用凹部(30)の開口部(30a)には、これを覆うように
第2カバー(3b)が着脱自在に装着されている。
【0022】即ち、この第2カバー(3b)は、図1、図
2及び図4に示すように、細長板状の硬質合成樹脂成形
品である。第2カバー(3b)は、その幅が第2配線用凹
部(30)の開口部(30a)よりも若干大きく形成されて
いる一方、その長さが隣接するブラケット(4)(4)
の取付間隔に対応して形成されている。また、第2カバ
ー(3b)の裏面(通路と反対側の面)における上下方向
両縁部には、2本の鈎状係止リブ(32)(32)が通路と
反対側に突出しかつ長手方向に沿って連続して設けられ
ている。この2本の鈎状係止リブ(32)(32)は、図4
に示すように、通路と反対側の方向に水平に延びる水平
片(32a)(32a)と、該水平片(32a)(32a)の先端に
僅かに外方に張り出して形成された係止膨出部(32b)
(32b)とから構成されている。水平片(32a)(32a)
の外側面はそれぞれ取付板本体(3a)の第2配線用凹部
(30)内側面に当接されるように形成される一方、係止
膨出部(32b)は先端に向かうにつれ内側に傾斜する案
内面として形成され、第2カバー(3b)が第2配線用凹
部(30)に強制的に嵌合装着し得るものとなされてい
る。
【0023】この第2カバー(3b)は、その材質が特に
限定されるものではなく、例えばABS樹脂、ポリプロ
ピレン樹脂、ポリスチレン樹脂等の合成樹脂や合成ゴム
等からなるものを使用することができる。
【0024】また、この第2カバー(3b)の表面(通路
側の面)も、取付板本体(3a)と同様に、紙、合成樹脂
シート等の模様印刷シートが貼着されたり、或いは着色
処理、塗装処理等が施されたりして任意の化粧をなして
も良い。
【0025】ブラケット(4)は、手摺棒(6)をブラ
ケット取付板(3)に支持するためのものであり、ステ
ンレス、アルミニウム合金等の金属製のブラケット本体
(4a)とポリカーボネート等の合成樹脂製の第1カバー
(4b)とを備える。
【0026】ブラケット本体(4a)は、図1ないし図3
に示すように、斜め上方に延び、かつ先端に向かうにつ
れ僅かに縮径する第1傾斜部(40a)と、該第1傾斜部
(40a)の先端部に、この先端部から傾斜角度を増して
斜め上方に更に延び、かつ先端に向かうにつれ僅かに拡
径する第2傾斜部(40b)とが一体に設けられた異形鼓
型の形状をなす。また、ブラケット本体(4a)は、その
先端部が上方に開口する円弧状に形成され、手摺棒
(6)を載置し得る棒受け面(41a)として形成されて
いる一方、その基端部がブラケット取付板(3)に取り
付け得るように平坦な固着面(41b)として形成されて
いる。
【0027】このブラケット本体(4a)は、外周面にお
いてその先端部から基端部にかけて通路側に細長く開口
する第1配線用凹部(42)が設けられ、後述する給電線
(7)及び照明手段(5)が収容されるものとなされて
いる。この第1配線用凹部(42)の幅や深さは、特に限
定されるものではなく、収容される給電線(7)や照明
手段(5)の容量等を勘案して適宜決定される。また、
第1配線用凹部(42)の上下両壁部には、図5及び図6
に示すように、それぞれ手摺棒(6)又はブラケット取
付板(3)を取り付けるための第1及び第2固着具(9
a)(9b)…が挿通される固着具取付孔(46)(46)…
がこれらの両壁部を貫通してそれぞれ二つずつ設けられ
ている。更に、第1配線用凹部(42)内の上壁面におけ
る開口端部にはその凹部(42)の幅方向に細長く開口す
る係止孔(47)が棒受け面(43)にまで貫通して形成さ
れている一方、第1配線用凹部(42)内の下壁面におけ
る開口端部にはその凹部(42)の幅方向に二つ並んで細
く開口する係止小孔(48)(48)が固着面(44)にまで
貫通して形成され、これらの係止孔(47)及び係止小孔
(48)(48)により後述するように第1カバー(4b)が
着脱自在に装着されるものとなされている。なお、本実
施形態では、係止孔(47)又は係止小孔(48)(48)は
第1配線用凹部(42)内から棒受け面(43)又は固着面
(44)にまで貫通して設けられているが、これに限定さ
れるものではなく、係止凹部として形成されるものであ
っても良いことはいうまでもない。
【0028】また、ブラケット本体(4a)の第1配線用
凹部(42)内の下壁面には、上記の二つの固着具取付孔
(46)(46)間に連通孔(49)がブラケット本体(4a)
の固着面(41b)にまで貫通して設けられ、照明手段
(5)に接続された給電線(7)が第1配線用凹部(4
2)内から第2配線用凹部内(30)へと導通し得るもの
となされている。
【0029】また、図中(43a)は、第1配線用凹部(4
2)内における第1傾斜部(40a)と第2傾斜部(40b)
との境界線に対応する位置に設けられた補強用リブであ
り、凹部(42)の開口(42a)側の端面に第1カバー(4
b)が載置されるものとなされている。更に、図中(43
b)…は、第1配線用凹部(42)の内側面に左右対称に
設けられた補強用補助リブであり、上記の補強用リブ
(43a)と同様、開口側の端面に第1カバー(4b)が載
置されるものとなされている。
【0030】第1カバー(4b)は、ブラケット本体(4
a)の第1配線用凹部(42)の開口部(42a)に対応して
形成された略くの字状の板状体であり、第1配線用凹部
(42)の開口部(42a)に、これを被覆して着脱自在に
装着されている。即ち、この第1カバー(4b)は、ブラ
ケット本体(4a)の第1傾斜部(40a)に対応する板状
体とブラケット本体(4a)の第2傾斜部(40b)に対応
する板状体とが屈曲状態に一体成形されたものであり、
その先端部に上方に突出する係止突片(44)が設けられ
ている一方、その基端部に幅方向に並ぶ二つの係止小突
片(45)(45)が設けられている。この係止突片(44)
はブラケット本体(4a)の係止孔(47)に係止される一
方、係止小突片(45)(45)はブラケット本体(4a)の
係止小孔(48)(48)に係止され、第1カバー(4b)を
ブラケット本体(4a)の第1配線用凹部(42)開口部
(42a)に着脱自在に装着し得るものとなされている。
【0031】また、第1カバー(4b)の屈曲部における
裏面側には、その幅方向中央部に、その屈曲部を跨って
変形抑制リブ(43c)が突出して設けられ、第1カバー
(4b)の変形を防止するものとなされている。なお、図
中(4c)は、第1カバー(4b)を取り外す際に指や工具
等を引っ掛けるための切欠きである。
【0032】図3に明示するように、この第1カバー
(4b)における下部板状体の長手方向略中央に照明手段
装着孔(4d)が該第1カバー(4b)を貫通して設けら
れ、該照明手段装着孔(4d)には照明手段(5)である
発光ダイオードがハット型の透明カバー(50)を介して
着脱自在に装着されている。この照明手段(5)は、ブ
ラケット(4)の傾斜部位に設けられているので、斜め
下方に指し向けられ、通路を照明するものとなされてい
る。一方、透明カバー(50)は光の拡散角度を調整する
ことができるものとなされており、この手摺装置(1)
が施工される環境に応じて微妙な調整をすることができ
る。
【0033】また、照明手段(5)は、その基端部に、
他端に雄型コネクタ(8a)が設けられた第1給電線(7
a)と、他端に雌型コネクタ(8b)が設けられた第2給
電線(7b)とが接続されている。そして、これらの給電
線(7)は、ブラケット本体(4a)の固着面(41b)に
設けられた連通孔(49)を介してブラケット取付板
(3)の第2配線用凹部(30)内に導通される。
【0034】隣接するブラケット(4)(4)に設けら
れた照明手段(5)(5)は、電源に対して並列に接続
されている。即ち、図7に示すように、第1給電線(7
a)の雄型コネクタ(8a)は、隣接するブラケット
(4)のうち一方側ブラケット(4)の第2給電線(7
b)の雌型コネクタ(8b)に結合される一方、第2給電
線(7b)の雌型コネクタ(8b)は、他方側ブラケット
(4)の第1給電線(7a)の雄型コネクタ(8a)に結合
される。照明手段(5)に接続された給電線(7)の結
線は、一端に雄型コネクタ(8a)が設けられ、他端に雌
型コネクタ(8b)が設けられた1本又は複数本の短尺電
線を介して行うものであっても良い。このように構成す
れば、問題のある電線部分を簡単に取り替えることがで
き、給電線(7)のメンテナンスに伴う作業が簡便にな
るという利点がある。
【0035】手摺棒(6)は、通路の側壁(2)に沿っ
て長手方向に連続して延びる長尺の円形棒状体である。
なお、手摺棒(6)は、本実施形態のように中実構造で
ある必要はなく、パイプのように中空構造のものであっ
ても良い。
【0036】この手摺棒(6)は、その材質が特に限定
されるものではなく、例えばムク材、集成材、単板積層
材(LVL)、木粉が混入された合成樹脂成形品等の木
質材からなるもの、ABS樹脂、オレフィン系樹脂等の
合成樹脂からなるもの、ステンレス、アルミニウム等の
金属からなるもの等を使用することができる。中でも、
木製の材料は触れたときの感触が良く、温かみが感じら
れるので好適に使用される。また、手摺棒(6)は、長
手方向に連続して同質の材料より構成されるのが好まし
い。このように構成することにより、違和感を感じるこ
となく手摺棒(6)を伝って歩行することができる。更
に、手摺棒(6)は、上記の材質からなる棒状体の表面
に合成樹脂皮膜等を巻いたものであっても良い。
【0037】また、手摺棒(6)は、その寸法も特に限
定されるものではなく、握り易さの観点から適宜決定さ
れるが、直径25〜50mmの範囲内のものを使用する
のが好ましい。更に、手摺棒(6)の形状も特に限定さ
れるものではなく、握り易さの観点から適宜決定され
る。
【0038】上記構成の照明付き手摺装置(1)は、例
えば次のようにして階段等通路の側壁に施工される。
【0039】先ず、ブラケット取付板(3)を通路に沿
って付設する。即ち、通路の側壁(2)所定高さ位置
に、ブラケット取付板(3)を通路に沿わせて配置し、
釘やねじ等の固着具によりブラケット取付板(3)を側
壁(2)裏側の間柱やスタッド等に固定する。なお、固
着具には、釘、スクリューネイル等の釘類や木ねじ、タ
ッピングねじ等のねじ類が採用される。この固定に際し
ては、接着剤や両面粘着テープを併用することもでき
る。このようにブラケット取付板(3)が通路の側壁
(2)裏側の間柱やスタッド等に固定されるので、ブラ
ケット取付板(3)は強固に側壁(2)に固定される。
【0040】次に、照明手段(5)に接続された給電線
(7)をブラケット本体(4a)の第1配線用凹部(42)
に収容し、その給電線(7)を該凹部(42)内の下端面
に設けられた連通孔(49)を通じてブラケット本体(4
a)の固着面(41b)側から引き出す。
【0041】続いて、ブラケット取付板(3)の第2配
線用凹部(30)内に電源に接続された給電線を導入する
と共に、ブラケット取付板(3)の長手方向に沿って所
定間隔おきにブラケット本体(4a)(4a)…を、照明手
段(5)(5)…に接続された給電線(7)(7)…を
接続しつつ、取り付ける。即ち、例えば一端が電源に接
続された給電線の他端に雄型コネクタ(8a)が設けられ
ている場合には、第2給電線(7b)の雌型コネクタ(8
b)をこれに結合する一方、第1給電線(7a)をブラケ
ット取付板(3)の第2配線用凹部(30)内に配置し
て、この状態でブラケット本体(4a)を取付板(3)に
取り付ける。この取り付けは、ブラケット本体(4a)の
固着面(41b)が取付板(3)の第2配線用凹部(30)
を跨いだ状態で、その凹部(30)の上位及び下位に、ブ
ラケット本体(4a)の第1配線用凹部(42)内から取付
孔(46)(46)を通じてねじ等の第1固着具(9a)(9
a)を差し込むことにより行う。そして、ブラケット本
体(3)をブラケット取り付け板(3)に取り付けた
後、この取り付けられたブラケット本体(4a)と所定間
隔をおいて他のブラケット本体(4a)を上記と同様にし
てブラケット取付板(3)に取り付ける。給電線(7)
の接続は、最初に取り付けられたブラケット本体(4a)
から引き出された第1給電線(7a)の雄型コネクタ(8
a)に、後に取り付けられたブラケット本体(4a)から
引き出された第2給電線(7b)の雌型コネクタ(8b)を
結合して行う。この作業を順次繰り返して、所定の個数
のブラケット本体(4a)…を取付板(3)に取り付け
る。
【0042】次に、これらの複数のブラケット本体(4
a)…に跨って手摺棒(6)を取り付ける。即ち、手摺
棒(6)を各ブラケット本体(4a)の棒受け面(41a)
に載置した後、ブラケット本体(4a)の第1配線用凹部
(42)内から取付孔(46)(46)を通じてねじ等の第2
固着具(9b)を手摺棒(6)に差し込むことにより、手
摺棒(6)を各ブラケット本体(4a)…に取り付ける。
なお、上記第1固着具(9a)(9a)及び第2固着具(9
b)(9b)には、釘、スクリューネイル等の釘類や木ね
じ、タッピングねじ等のねじ類が採用されるが、取付作
業上の観点からねじ類が好ましい。
【0043】続いて、各ブラケット本体(4a)の第1配
線用凹部(42)の開口部(42a)にこれを覆って第1カ
バー(4b)を取り付けることにより、ブラケット(4)
を組み立てる。即ち、ブラケット本体(4a)の第1配線
用凹部(42)上端面における係止孔(47)に第1カバー
(4b)の係止突片(44)を差し込み、この状態で第1カ
バー(4b)を前記凹部(42)側に強制的に押し込む。す
ると、第1カバー(4b)が僅かに弾性変形して、その係
止小突片(45)(45)が前記凹部(42)の開口端部を乗
り越えて係止小孔(48)(48)に係止される。
【0044】最後に、第2カバー(3b)を、ブラケット
取付板(3)の第2配線用凹部(30)の開口部(30a)
に、該凹部(30)の露呈部分(ブラケットが取り付けら
れていない部分)を被覆する態様で、取り付ける。即
ち、第2カバー(3b)をその鈎状係止リブ(32)(32)
をブラケット取付板(3)の第2配線用凹部(30)に対
向させ、該凹部(30)に強制的に押し込む。すると、鈎
状係止リブ(32)(32)が、係止膨出部(32b)(32b)
の案内面に従って内側に弾性変形し、そのまま奥まで強
制的に押し込むと、該リブ(32)(32)の復元力により
第2カバー(3b)が第2配線用凹部(30)に強固に取り
付けられる。
【0045】而して、この照明付き手摺装置(1)は、
ブラケット(4)(4)…の照明手段(5)(5)…に
接続された給電線(7)(7)…がブラケット(4)
(4)…の第1配線用凹部(42)…内から、ブラケット
取付板(3)の第2配線用凹部(30)内にわたって収容
され、これらの第1配線用凹部(42)…及び第2配線用
凹部(30)は、第1及び第2カバー(4b)(3b)…によ
り覆われているので、給電線(7)(7)…が露出せ
ず、良好な外観体裁を確保することができる。しかも、
第1配線用凹部(42)内に第1及び第2固着具(9a)
(9b)が収容されているので、第1カバー(4b)を利用
することによりこれらの固着具(9a)(9b)も隠蔽する
ことができ、見栄えの向上を図ることができる。
【0046】また、ブラケット(4)…は、ブラケット
取付板(3)を介して側壁(2)に取り付けられるもの
となされているので、ブラケット(4)を任意の位置に
強固に取り付けることができる。即ち、ブラケット
(4)を通路の側壁(2)に強固に取り付けるにあたっ
て、間柱等の取付強度の大きい位置に限定されず、しか
も補強材等を必要とせず、任意の位置に取り付けること
ができる。従って、この照明付き手摺装置(1)は、リ
フォームに好適に用いることができる。
【0047】更に、照明手段(5)がブラケット(4)
の上方に傾斜する傾斜部位に対応する第1カバー(4b)
に設けられているので、照明範囲を有効に活用して通路
を照明することができる。しかも、照明手段(5)は通
路に指し向けられて設けられることとなるので、光が直
接目に入らず、不快感を感じさせない。また、照明手段
(5)として発光ダイオードを採用しているので、経済
的であり、透明カバー(50)等の熱変形などの高温障害
を防止することができる。更に、発光ダイオードは他の
照明手段に比べて柔らかい照明を演出することができ
る。
【0048】更にまた、複数のブラケット(4)…に設
けられた照明手段(5)…は、各々電源と並列に接続さ
れてなるので、1箇所の断線により全ての照明手段
(5)…が消灯するという事態を回避することができ
る。しかも、給電線(7)…における断線等の異常部分
の予測が付け易く、メンテナンス作業が一層簡便にな
る。
【0049】これらの照明手段(5)は、ブラケット
(4)の第1傾斜部(40a)に設けられているので、手
摺棒(6)を伝って歩行する場合でも手などで握られて
遮光されることもなく、確実に通路を照明することがで
きる。
【0050】一方、この照明付き手摺装置(1)におい
て、給電線(7)や照明手段(5)等のメンテナンスを
行う場合には、第1カバー(4b)及び第2カバー(3b)
を取り外して給電線(7)及び照明手段(5)を露呈さ
せて行う。即ち、第1カバー(4b)の切欠き(4c)に指
や工具などを差し入れて、この状態で強制的に引き剥が
すと、第1カバー(4b)の係止小突片(45)(45)が係
止小孔(48)(48)から抜け出し、第1配線用凹部(4
2)の開口端部を乗り越えて係止状態が解除され、第1
カバー(4b)を取り外すことができる。一方、第2カバ
ー(3b)は、その長手方向一端部を指などで引っ掛けて
通路側に引っ張ることにより簡単に取り外すことができ
る。そして、問題のある給電線(7)の部分や照明手段
(5)を交換等することによりメンテナンスを行う。
【0051】このように、本実施形態の照明付き手摺装
置(1)は、第1カバー(4b)及び第2カバー(3b)が
第1配線用凹部(30)及び第2配線用凹部(42)に着脱
自在に装着されているので、これを取り外すことによ
り、簡単に給電線(7)及び照明手段(5)を露呈させ
ることができ、問題がある給電線(7)の部分、照明手
段(5)を簡単に交換などすることができる等、給電線
(7)及び照明手段(5)のメンテナンスが簡便にな
る。また、第1配線用凹部(42)及び第2配線用凹部
(30)は、それぞれ通路側に開口しているので、通路側
からこれらの作業をすることができる。このため、窮屈
な姿勢を強いられることなく、メンテナンスに伴う作業
がし易くなる。
【0052】また、照明手段(5)が、第1カバー(4
b)に着脱自在に装着されているので、第1カバー(4
b)の取り外しに伴い照明手段(5)に接続された給電
線(7)が第1配線用凹部(42)内から引き出される。
このため、メンテナンス作業における利便性が向上す
る。一方、照明手段(5)を第1カバー(4b)から簡単
に取り外して交換することができ、メンテナンス作業が
し易いという利点がある。
【0053】以上に、この発明の一実施形態にかかる照
明付き手摺装置(1)について説明したが、この発明は
上記実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸
脱しない範囲で、種々の変更が可能である。例えば以下
のような変更が可能である。
【0054】上記実施形態では、第1カバー(4b)は細
長い板状体として形成されたものを用いたが、これに限
定されるものではなく、例えば第1カバーが立体的に形
成されたものを用いても良い。
【0055】ブラケット(4)の形状は、上記実施形態
では側面視く字状に形成したものを用いたが、例えば円
弧状や、L字状、斜めに立ち上がった棒状等に形成した
ものを用いても良い。
【0056】また、第1カバー(4b)及び第2カバー
(3b)の第1配線用凹部(42)及び第2配線用凹部(3
0)に対する装着構造は、上記実施形態のものに限定さ
れず、各カバーが着脱自在に各凹部に装着されるもので
あればその他の構造を採用することもできる。
【0057】上記実施形態では照明手段(5)として発
光ダイオードが採用されているが、これに限定されるも
のではなく、その他電球等を採用するものであっても良
い。
【0058】上記実施形態では、照明手段(5)が第1
傾斜部(40a)に対応する位置に設けられているが、第
2傾斜部(40b)に設けられているものであっても良
く、第1傾斜部(40a)に設けられている場合と同様の
作用効果を奏する。また、照明手段(5)は、通路を照
明するものであればよいので、ブラケットによっては傾
斜部位以外の部位に設けられているものであっても良
い。
【0059】更に、照明手段(5)は、上記実施形態の
ように第1カバー(4b)に装着されているものに限定さ
れず、例えば照明手段が第1配線用凹部内に装着される
と共に、第1カバーが透明樹脂(半透明樹脂又は着色透
明樹脂を含む)から形成され、第1カバーを介して通路
を照明するものであっても良い。
【0060】その他、部材構成、各部材の形状、大きさ
等、細部構成についての種々の設計変更も可能であるこ
とは言うまでもない。
【0061】
【発明の効果】以上のように、この発明の照明付き手摺
装置によれば、給電線を隠蔽することができて良好な外
観体裁を確保することができる一方、第1カバー及び第
2カバーを取り外すことにより簡単に給電線を露呈させ
ることができ、問題がある給電線の部分を簡単に交換等
することができる等、給電線のメンテナンスが簡便にな
る。また、第1配線用凹部及び第2配線用凹部は、それ
ぞれ通路側に開口しているので、通路側からこれらの作
業をすることができる。このため、窮屈な姿勢を強いら
れることなく、メンテナンスに伴う作業がし易くなる。
【0062】この発明において、前記ブラケットは、通
路側に向かって上方に傾斜する傾斜部位を有し、該傾斜
部位に前記照明手段が設けられてなる場合には、照明範
囲を有効に活用して通路を照らすことができるという利
点がある。
【0063】またこの発明において、前記照明手段が、
前記第1カバーに着脱自在に装着されてなる場合には、
第1カバーの取り外しに伴い照明手段に接続された給電
線が第1配線用凹部内から引き出され、メンテナンスに
伴う作業が一層簡便になるという利点がある。
【0064】更にこの発明において、前記照明手段に接
続された給電線が、複数本の短尺電線がコネクタにより
結線されたものである場合には、問題のある電線部分を
簡単に取り替えることができ、給電線のメンテナンス作
業がより一層簡便になるという利点がある。
【0065】更にまたこの発明において、前記手摺棒
は、前記第1配線用凹部内の上部取付孔を通じてねじ等
の第1固着具で前記ブラケットに取り付けられる一方、
前記ブラケットは、前記第1配線用凹部内の下部取付孔
を通じてねじ等の第2固着具で前記ブラケット取付板に
取り付けられてなる場合には、給電線を隠蔽するための
第1カバーを有効に利用して第1及び第2固着具を隠蔽
することができ、見栄えを向上させることができるとい
う利点がある。
【0066】またこの発明において、前記照明手段は、
発光ダイオードから構成されてなる場合には、経済的で
ある共に、その周辺の部材が合成樹脂等で構成されてい
る場合でも熱変形などの高温障害を防止することができ
る。
【0067】更にこの発明において、前記複数のブラケ
ットに設けられた照明手段が、各々電源と並列に接続さ
れてなる場合には、1箇所の断線により全ての照明手段
が消灯するという事態を回避することができるという利
点がある。しかも、給電線における断線等の異常部分の
予測が付け易く、メンテナンス作業が一層簡便になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態である照明付き手摺装置を
示す斜視図である。
【図2】同手摺装置を分解して示す斜視図である。
【図3】図1におけるIII−III線断面図である。
【図4】図1におけるIV−IV線断面図である。
【図5】ブラケット本体を示す正面図である。
【図6】ブラケット本体を示す底面図である。
【図7】照明手段の接続状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1…照明付き手摺装置 2…側壁 3…ブラケット取付板 3b…第2カバー 4…ブラケット 4b…第1カバー 5…照明手段 6…手摺棒 7…給電線 8…コネクタ 30…第2配線用凹部 42…第1配線用凹部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通路に沿って壁面に付設されるブラケッ
    ト取付板と、該ブラケット取付板の長手方向に沿って所
    定間隔おきに通路側に突出して設けられた複数個のブラ
    ケットと、前記ブラケットに設けられ前記通路を照明す
    る照明手段と、隣接する前記ブラケットに跨って取り付
    けられた手摺棒とを備え、 前記照明手段に接続された給電線が、前記ブラケットに
    通路側に開口して設けられた第1配線用凹部内から、前
    記ブラケット取付板にその長手方向に沿いかつ通路側に
    開口して設けられ前記第1配線用凹部に連通した第2配
    線用凹部内にわたって収容され、 前記第1配線用凹部の開口部に、該開口部を覆う第1カ
    バーが着脱自在に装着されると共に、 前記第2配線用凹部の開口部に、該開口部を覆う第2カ
    バーが着脱自在に装着されていることを特徴とする照明
    付き手摺装置。
  2. 【請求項2】 前記ブラケットは、通路側に向かって上
    方に傾斜する傾斜部位を有し、該傾斜部位に前記照明手
    段が設けられてなる請求項1に記載の照明付き手摺装
    置。
  3. 【請求項3】 前記照明手段は、前記第1カバーに着脱
    自在に装着されてなる請求項1又は請求項2に記載の照
    明付き手摺装置。
  4. 【請求項4】 前記照明手段に接続された給電線は、複
    数本の短尺電線がコネクタにより結線されたものである
    請求項1ないし請求項3のいずれか1に記載の照明付き
    手摺装置。
  5. 【請求項5】 前記手摺棒は、前記第1配線用凹部内の
    上部取付孔を通じてねじ等の第1固着具で前記ブラケッ
    トに取り付けられる一方、 前記ブラケットは、前記第1配線用凹部内の下部取付孔
    を通じてねじ等の第2固着具で前記ブラケット取付板に
    取り付けられてなる請求項1ないし請求項4のいずれか
    1に記載の照明付き手摺装置。
  6. 【請求項6】 前記照明手段は、発光ダイオードから構
    成されてなる請求項1ないし請求項5のいずれか1に記
    載の照明付き手摺装置。
  7. 【請求項7】 前記複数のブラケットに設けられた照明
    手段は、各々電源と並列に接続されてなる請求項1ない
    し請求項6のいずれか1に記載の照明付き手摺装置。
JP2001358755A 2001-11-26 2001-11-26 照明付き手摺装置 Expired - Fee Related JP3935341B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001358755A JP3935341B2 (ja) 2001-11-26 2001-11-26 照明付き手摺装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001358755A JP3935341B2 (ja) 2001-11-26 2001-11-26 照明付き手摺装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003161018A true JP2003161018A (ja) 2003-06-06
JP3935341B2 JP3935341B2 (ja) 2007-06-20

Family

ID=19169881

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001358755A Expired - Fee Related JP3935341B2 (ja) 2001-11-26 2001-11-26 照明付き手摺装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3935341B2 (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011208369A (ja) * 2010-03-29 2011-10-20 Naigai:Kk 手摺り用ブラケット
JP2012087545A (ja) * 2010-10-20 2012-05-10 Daiken Corp 照明付手摺
JP2014167230A (ja) * 2013-02-28 2014-09-11 Shimooka:Kk 手摺り用照明構造
JP2015183394A (ja) * 2014-03-20 2015-10-22 大日工業株式会社 手すりユニットおよび手すり設備
US10378181B2 (en) 2016-05-19 2019-08-13 Caterpillar Inc. Guard rail with insert
JP2020133169A (ja) * 2019-02-15 2020-08-31 株式会社Lixil ブラケット
USD991023S1 (en) 2017-12-21 2023-07-04 Lustre Products Ltd. Modular rail system connector
US11739536B2 (en) * 2017-12-19 2023-08-29 Lustre Products Ltd. Modular rail system

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016119038A1 (en) * 2015-01-27 2016-08-04 Peak Innovations Inc. Corner bracket

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011208369A (ja) * 2010-03-29 2011-10-20 Naigai:Kk 手摺り用ブラケット
JP2012087545A (ja) * 2010-10-20 2012-05-10 Daiken Corp 照明付手摺
JP2014167230A (ja) * 2013-02-28 2014-09-11 Shimooka:Kk 手摺り用照明構造
JP2015183394A (ja) * 2014-03-20 2015-10-22 大日工業株式会社 手すりユニットおよび手すり設備
US10378181B2 (en) 2016-05-19 2019-08-13 Caterpillar Inc. Guard rail with insert
US11739536B2 (en) * 2017-12-19 2023-08-29 Lustre Products Ltd. Modular rail system
US20230374790A1 (en) * 2017-12-19 2023-11-23 Lustre Products Ltd. Modular rail system
USD991023S1 (en) 2017-12-21 2023-07-04 Lustre Products Ltd. Modular rail system connector
JP2020133169A (ja) * 2019-02-15 2020-08-31 株式会社Lixil ブラケット
JP7344646B2 (ja) 2019-02-15 2023-09-14 株式会社Lixil ブラケット

Also Published As

Publication number Publication date
JP3935341B2 (ja) 2007-06-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
USD489798S1 (en) Shower holder attachment
USD448865S1 (en) Foam-backed, vinyl siding panel
USD503775S1 (en) Shower head and handle
JP2003161018A (ja) 照明付き手摺装置
USD582670S1 (en) Handbag
USD477364S1 (en) Cubicle clip
USD488253S1 (en) Lampshade
US6558018B1 (en) Vehicle light apparatus
USD518145S1 (en) Shower head
USD492118S1 (en) Combined toothbrush set and wallmount therefor
USD508748S1 (en) Electric torch
JP4015108B2 (ja) 屋内用照明手摺り
JP4430706B2 (ja) 屋内用照明手摺りユニットとその継ぎ足し施工法
USD420568S (en) Decorative light removable fastener for vinyl siding
USD481448S1 (en) Illuminating potty trainer with toilet seat-activated on/off switch
JP2004060252A (ja) 照明付き手摺装置
CN210992642U (zh) 牙齿美白仪
USD437046S1 (en) Combined motor housing, blade irons, switch housing and light fixture unit for a ceiling fan
USD479349S1 (en) Automobile ceiling light
USD477740S1 (en) Towel bar
USD466733S1 (en) Tissue box cover with horizontal projecting ribs
USD499478S1 (en) Ceiling fan light kit
JP2008106551A (ja) 照明付階段
USD475681S1 (en) Panel for a power supply device
USD480490S1 (en) Torch

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040927

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060929

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061031

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061218

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070227

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070319

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R3D02

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100330

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110330

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110330

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130330

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees