JP2014166271A5 - - Google Patents

Description

上記の目的を達成するための本発明の一態様による画像処理装置は以下の構成を備える。すなわち、
眼部の所定の部位を撮像した複数の動画像を取得する画像取得手段と、
前記複数の動画像の少なくとも一つの動画像を用いて血管領域を特定する特定手段と、
前記複数の動画像のそれぞれについて、前記特定された血管領域内の特定の血管枝において血球列の大きさを計測する計測手段と、を備える。

Claims (23)

1. 眼部の所定の部位を撮像した複数の動画像を取得する画像取得手段と、
   前記複数の動画像の少なくとも一つの動画像を用いて血管領域を特定する特定手段と、
   前記複数の動画像のそれぞれについて、前記特定された血管領域内の特定の血管枝において血球列の大きさを計測する計測手段と、を備えることを特徴とする画像処理装置。
2. 前記計測手段は、前記複数の動画像のそれぞれにおいて、前記血球列の大きさに基づく計測値の経時変化を計測することを特徴とする請求項１に記載の画像処理装置。
3. 前記複数の動画像のそれぞれについて計測された前記経時変化を表示手段に表示させる表示制御手段を更に備えることを特徴とする請求項２に記載の画像処理装置。
4. 前記計測手段は、前記複数の動画像のそれぞれについて、心拍もしくは脈波データの共通の位相の範囲において計測された前記血球列の大きさに基づく複数の計測値を計測することを特徴とする請求項１乃至３のいずれか１項に記載の画像処理装置。
5. 前記複数の計測値の統計値に基づき計測値の信頼度を算出する算出手段を更に有することを特徴とする請求項４に記載の画像処理装置。
6. 前記特定された血管領域における血管分岐に基づいて、血管枝を決定する決定手段を更に備え、
   前記計測手段は、前記決定された血管枝において前記血球列の大きさを計測することを特徴とする請求項１乃至５のいずれか１項に記載の画像処理装置。
7. 眼部の部位を撮像した動画像を取得する画像取得手段と、
   前記動画像から血管領域を特定する特定手段と、
   前記特定された血管領域における血管分岐に基づいて、血管枝を決定する決定手段と、を備えることを特徴とする画像処理装置。
8. 前記動画像を用いて、前記決定された血管枝における血球列の大きさを計測する計測手段を更に備えることを特徴とする請求項７に記載の画像処理装置。
9. 前記決定手段は、血管領域において検出した血管分岐を両端とする領域を血管枝候補とし、前記血管枝候補から血管の長さおよび径に基づいて、前記血管枝を決定することを特徴とすることを特徴とする請求項６乃至８のいずれか１項に記載の画像処理装置。
10. 前記決定手段は、さらに、前記血管枝候補の動画像内の経時的な輝度値の差もしくはばらつき、の少なくとも一つに基づいて、前記血管枝を決定することを特徴とする請求項９に記載の画像処理装置。
11. 前記決定手段は、前記動画像について前記特定された血管領域から前記血管枝を決定し、他の動画像における血管枝を、前記一つの動画像と前記他の動画像の位置関係に基づいて決定することを特徴とする請求項６乃至１０のいずれか１項に記載の画像処理装置。
12. 前記特定手段は、前記動画像の隣接フレーム間で差分処理して得た差分動画像に基づいて、血球が移動した領域を前記血管領域として特定することを特徴とする請求項１乃至１１のいずれか１項に記載の画像処理装置。
13. 前記特定手段は、前記差分動画像の平面方向の輝度分散が閾値以上の領域を前記血球が移動した領域として特定することを特徴とする請求項１２に記載の画像処理装置。
14. 補償光学ＳＬＯ像撮像装置と通信可能な通信手段をさらに備え、
    前記画像取得手段は、前記通信手段を介して前記補償光学ＳＬＯ像撮像装置から眼部に関する画像を取得することを特徴とする請求項１乃至１３のいずれか１項に記載の画像処理装置。
15. 眼部の所定の部位を撮像した複数の動画像を取得する画像取得工程と、
    前記複数の動画像の少なくとも一つの動画像を用いて血管領域を特定する特定工程と、
    前記複数の動画像のそれぞれについて、前記特定された血管領域内の特定の血管枝において血球列の大きさを計測する計測工程と、を有することを特徴とする画像処理方法。
16. 前記計測工程では、前記複数の動画像のそれぞれにおいて、前記血球列の大きさに基づく計測値の経時変化を計測することを特徴とする請求項１５に記載の画像処理方法。
17. 前記複数の動画像のそれぞれについて計測された前記経時変化を表示手段に表示させる表示制御工程を更に有することを特徴とする請求項１６に記載の画像処理方法。
18. 前記計測工程では、前記複数の動画像のそれぞれについて、心拍もしくは脈波データの共通の位相の範囲において計測された前記血球列の大きさに基づく複数の計測値を計測することを特徴とする請求項１５乃至１７のいずれか１項に記載の画像処理方法。
19. 前記複数の計測値の統計値に基づき計測値の信頼度を算出する算出工程を更に有することを特徴とする請求項１８に記載の画像処理方法。
20. 前記特定された血管領域における血管分岐に基づいて、血管枝を決定する決定工程を更に有し、
    前記計測工程では、前記決定された血管枝において前記血球列の大きさを計測することを特徴とする請求項１５乃至１９のいずれか１項に記載の画像処理方法。
21. 眼部の部位を撮像した動画像を取得する画像取得工程と、
    前記動画像から血管領域を特定する特定工程と、
    前記特定された血管領域における血管分岐に基づいて、血管枝を決定する決定工程と、を有することを特徴とする画像処理方法。
22. 前記動画像を用いて、前記決定された血管枝における血球列の大きさを計測する計測工程を更に有することを特徴とする請求項２１に記載の画像処理方法。
23. コンピュータを、請求項１乃至１４のいずれか１項に記載された画像処理装置の各手段として機能させるためのプログラム。