JP2014165984A - 金属閉鎖形スイッチギヤの放圧装置 - Google Patents

金属閉鎖形スイッチギヤの放圧装置 Download PDF

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俊之 植木
Takatsugu Nakayama
崇嗣 中山
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Abstract

【課題】アーク事故による内部圧力上昇時に、確実に放圧動作をさせ、高温ガスを外部に放出する。
【解決手段】箱体1に天井板2を有する金属閉鎖形スイッチギヤの放圧装置において、天井板2の所定位置に、曲折したスリット10を設け、スリット10の両先端部を、所定の間隔を持って配置された複数の開口孔11で結ぶことを特徴とし、内部圧力上昇時に、複数の開口孔11を支点として、曲折板12を外側方向に折り曲げるものである。
【選択図】 図1

Description

本発明の実施形態は、内部圧力上昇を防止する金属閉鎖形スイッチギヤの放圧装置に関する。
従来、金属閉鎖形スイッチギヤには、アーク事故による内部圧力上昇時に箱体の破損、飛散などを防止するため、高温ガスを天井外部に放出することが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
この種の放圧装置を図5に示すが、箱体1の天井板2には、開口部3が設けられ、この開口部3を塞ぐような放圧板4が設けられている。放圧板4の一辺には、複数のヒンジ5の一方がスポット溶接などで固定され、他方もスポット溶接などで天井板2に固定されている。放圧板4は、ヒンジ5を支点として回動自在となる。
これにより、内部圧力上昇時に、放圧板4が回動し、高温ガスを放出するものの、放圧板4が回動する前に、圧力上昇の方向や大きさなどによってはヒンジ5が変形したり、破損することがある。すると、放圧板4を充分に回動させることができず、高温ガスの放出に支障をきたすことがある。このため、圧力上昇の方向などに影響を受けず、確実に高温ガスを放出することのできるものが望まれていた。
特開平10−322811号公報
本発明が解決しようとする課題は、内部圧力上昇時に、確実に高温ガスを外部に放出することのできる放圧機能を持たせた金属閉鎖形スイッチギヤの放圧装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、実施形態の金属閉鎖形スイッチギヤの放圧装置は、箱体に天井板を有する金属閉鎖形スイッチギヤの放圧装置において、前記天井板の所定位置に、曲折したスリットを設け、前記スリットの両先端部を、所定の間隔を持って配置された複数の開口孔で結んだことを特徴とする。
本発明の実施例1に係る金属閉鎖形スイッチギヤの放圧装置の構成を示す斜視図。 本発明の実施例1に係る金属閉鎖形スイッチギヤの放圧装置の動作を説明する斜視図。 本発明の実施例1に係る開口孔の長さを説明する上面図。 本発明の実施例2に係る金属閉鎖形スイッチギヤの放圧装置の構成を示す斜視図。 従来の金属閉鎖形スイッチギヤの放圧装置の構成を示す斜視図。
本発明の実施形態は、天井板そのものに放圧機能を持たせることである。以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
先ず、本発明の実施例1に係る金属閉鎖形スイッチギヤの放圧装置を図1〜図3を参照して説明する。図1は、本発明の実施例1に係る金属閉鎖形スイッチギヤの放圧装置の構成を示す斜視図、図2は、本発明の実施例1に係る金属閉鎖形スイッチギヤの放圧装置の動作を説明する斜視図、図3は、本発明の実施例1に係る開口孔の長さを説明する上面図である。なお、従来と同様の構成部分は、同一符号を付した。
図1に示すように、箱体1の天井板2には、所定の位置にコ字状のスリット10が設けられている。コ字状のスリット10の両先端部を結ぶ線上には、複数の開口孔11が所定の間隔を保って設けられている。スリット10と開口孔11は、板厚方向に貫通しており、プレス加工などで打ち抜いて形成される。なお、スリット10と開口孔11に囲まれたエリアが、従来の放圧板に相当する曲折板12となる。天井板2の板厚は、1〜2mmである。
次に、内部圧力上昇時の動作について説明する。図2に示すように、箱体1内の圧力が上昇すると、開口孔11を設けた線上を支点とし、曲折板12が外側に折り曲げられて塑性変形し、高温ガスを外部に放出することができる。この塑性変形は、圧力上昇の方向や大きさなどに影響を受け難く、スリット10で囲まれたエリアを開放する。複数の開口孔11の配置は、直線上が好ましい。
次に、開口孔11の大きさについて説明する。図3に示すように、複数の開口孔11の長さの総計をL1とし、開口孔11間の長さの総計をL2とすると、L1=L2としている。L1>L2とすると、圧力上昇時に、折り曲がり易くなるが、過大な圧力上昇時に曲折板12が飛散することがある。また、L1<L2とすると、折り曲がり難くなり、高温ガスの放出が不十分になることがある。ここで、L1=L2(同等)とは、寸法公差、加工公差などを含むものとする。
これにより、アーク事故による内部圧力上昇時に、開口孔11を設けた線上で塑性変形を起こすので、動作機能を優先させることができる。また、事故品は、再利用をしないものであるので、コスト低減を図れる。更に、従来のようなヒンジが不要であり、簡易な構造で部品点数の削減ができる。
上記実施例1の金属閉鎖形スイッチギヤの放圧装置によれば、天井板2にコ字状のスリット10を設け、両先端部を複数の開口孔11で結んでいるので、内部圧力上昇時に、開口孔11を設けた線上を支点として折り曲がり、スリット10で囲まれたエリアが開放され、確実に高温ガスを外部に放出することができる。
上記実施例1では、スリット10をコ字状で説明したが、U字状、丸状、多角形状などのいずれでもよい。これらをまとめて、曲折したスリットと定義する。このようなスリットでは、スリット10の全長を、複数の開口孔11で結んだ長さよりも長くし、折り曲がり易くするものとする。
次に、本発明の実施例2に係る金属閉鎖形スイッチギヤの放圧装置を図4を参照して説明する。図4は、本発明の実施例2に係る金属閉鎖形スイッチギヤの放圧装置の構成を示す斜視図である。なお、この実施例2が実施例1と異なる点は、スリットと開口孔の組合せを複数としたことである。図4において、実施例1と同様の構成部分においては、同一符号を付し、その詳細な説明を省略する。
図4に示すように、天井板2にスリット10と開口孔11と曲折板12で構成される放圧機能を複数設けている。
上記実施例2の金属閉鎖形スイッチギヤの放圧装置によれば、実施例1による効果と同様の効果を得ることができる。
以上述べたような実施形態によれば、アーク事故による内部圧力上昇時に、確実に曲折板(放圧板)を動作させることができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 箱体
2 天井板
3 開口部
4 放圧板
5 ヒンジ
10 スリット
11 開口孔
12 曲折板

Claims (4)

  1. 箱体に天井板を有する金属閉鎖形スイッチギヤの放圧装置において、
    前記天井板の所定位置に、曲折したスリットを設け、
    前記スリットの両先端部を、所定の間隔を持って配置された複数の開口孔で結んだことを特徴とする金属閉鎖形スイッチギヤの放圧装置。
  2. 前記スリットと前記複数の開口孔を、複数設けたことを特徴とする請求項1に記載の金属閉鎖形スイッチギヤの放圧装置。
  3. 前記スリットをコ字状としたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の金属閉鎖形スイッチギヤの放圧装置。
  4. 前記複数の開口孔の長さの総計をL1とし、開口孔間の長さの総計をL2としたとき、L1=L2としたことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の金属閉鎖形スイッチギヤの放圧装置。
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