JP2014165817A - 情報通信装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】他装置と音声通信可能な情報通信装置(10)であって、外部から入力される音声に応じた音声信号を出力する音声信号出力部(20)と、当該情報通信装置周囲の二酸化炭素の濃度を測定する濃度測定部(30)と、他装置と通話中であるとき、前記濃度測定部で測定した濃度情報に基づき、使用者が前記音声信号出力部に対して音声を入力する会話状態にあるか否かを判断し、使用者が前記会話状態にないと判断されるとき、前記音声信号の前記他装置への出力を禁止する音声信号制御部(40)と、を備える。
【選択図】 図1
Description
このような情報通信装置においては、使用者の会話状態に応じて音声信号の発信を制御することが可能な機能を有する情報通信装置が求められている。例えば特許文献1には、ミュートボタンを押下することによって音声信号の発信を制御するようにした携帯電話装置が開示されている。
そのため、会話を妨げることなく、音声信号の発信を制御することの可能な携帯電話装置が望まれていた。
本発明は、上記した点を鑑みてなされたものであり、使用者がボタン操作などを行うことなく、音声信号の発信を制御することの可能な情報通信装置を提供することを目的としている。
通話中、前記音声信号出力部に音声が入力された時点で前記濃度測定部により測定された濃度情報が会話中濃度として記憶される濃度記憶部(例えば、図8に示す会話中濃度記憶部(70))をさらに備え、前記音声信号制御部は、前記濃度測定部で測定した現時点における濃度情報と前記濃度記憶部に記憶された会話中濃度とに基づき前記会話状態にあるか否かを判断するようになっていてよい。
(第1実施形態)
まず、第1実施形態を説明する。
図1は、本発明の第1実施形態における情報通信装置(10)の一例を示す概略構成図であって、この情報通信装置(10)は、使用者の会話状態に応じて、音声信号の生成および発信を制御する機能を有する。
音声信号制御部(40)は、濃度測定部(30)による測定情報に基づいて、使用者の会話状態を判定し、会話状態でないと判定したとき、音声信号出力部(20)による、前記音声信号の生成および発信を禁止する。
ここで、使用者から吐き出される呼気中に含まれる二酸化炭素、つまり、口や鼻から吐き出される呼気中に含まれる二酸化炭素により、人の口元付近の二酸化炭素濃度は、通常の大気中の二酸化炭素濃度よりも高くなる。
図2に示すように、発せられた呼気は拡散するため、二酸化炭素濃度は口元からの距離xに反比例して低下する。
一方、使用者が情報通信装置(10)を用いて音声通信を介して会話を行う場合、通常使用者は、音声信号出力部(20)の音声入力部近傍に口を近づけて発声する。
そのため、情報通信装置(10)の周囲(特に音声信号出力部(20)の音声入力部近傍)の二酸化炭素濃度は、通常の大気中の二酸化炭素濃度よりも高くなる。
したがって、情報通信装置(10)周囲の二酸化炭素濃度の変化状況から、使用者が会話中であるか、或いは、例えばディスプレイを参照している状態など、会話中ではない状態であるかを判定することができる。
情報通信装置(10)では、この二酸化炭素濃度の変化を利用して、使用者が会話中であるか否かを判定する。
(情報通信装置)
第1実施形態における情報通信装置(10)は、前述の音声信号出力部(20)と、濃度測定部(30)と、音声信号制御部(40)と、を備えていれば特に制限されない。
情報通信装置(10)の具体例としては、携帯電話装置やスマートフォン、音声通信可能なタブレットPC等が挙げられる。本実施形態の情報通信装置(10)は、音声信号(S20)がそのまま外部の基地局やサーバー等に出力されるように構成されていてもよい。或いは、図3に示す様に、音声信号(S20)を、デジタル変換された通信信号に変換して出力する通信信号出力部(50)をさらに備え、アナログ信号からなる音声信号(S20)を、デジタルの通信信号として送信するように構成されていてもよい。
第1実施形態における音声信号出力部(20)は、外部から入力される音声に基づく音声信号を出力し、また、音声信号制御部(40)からの制御信号にしたがって、音声信号の生成および発信を禁止することが可能なものであれば特に制限されない。音声(アナログ信号)をアンプにより増幅して出力するものであってもよいし、或いは、音声をデジタル信号に変換する機能を備えたものであってもよく、すなわち前記図3に示す通信信号出力部(50)の機能を音声信号出力部(20)に設け、音声信号出力部(20)においてデジタルの音声信号に変換し出力するものであってもよい。
第1実施形態における濃度測定部(30)は、外部の二酸化炭素の濃度の測定が可能なものであれば特に制限されない。また濃度測定部(30)における濃度の検知方式は、絶対値検知、相対値検知のどちらでもかまわない。具体的には非分散型赤外線分析法を用いたガスセンサや、ガス吸着、反応を用いたガスセンサを用いることが出来る。
第1実施形態における音声信号制御部(40)は、前記濃度測定部(30)からの出力に基づいて、使用者の情報通信装置(10)を利用した会話状態を判定し、情報通信装置(10)が会話に用いられていないと判定した場合は、音声信号出力部(20)による前記音声信号の生成および発信を禁止することが可能なものであれば特に制限されない。
これらの処理を行う音声信号制御部(40)は、例えば、情報通信装置(10)に搭載される演算処理装置(CPU:Central Processing Unit)や記憶装置、IC等により、実現される。
情報通信装置(10)では、図4に示す演算処理を、予め設定したタイミング、或いは、定周期で実行する。情報通信装置(10)では、まず通話中であるかを判定する(ステップS1)。この通話中であるかの判定は、例えば、使用者により、音声通信による通話開始操作および通話終了操作が行われたか、等に基づき判定する。この判定は、濃度測定部(30)において行うようにしてもよく、また図示しない上位装置において判定し判定結果を濃度測定部(30)に通知するようにしてもよい。
一方、通話中であると判定されたときにはステップS2に移行し、濃度測定部(30)は、二酸化炭素濃度を測定する。
そして、音声信号制御部(40)において、濃度測定部(30)で測定された二酸化炭素濃度が、予め設定したしきい値より低いと判定されるときには会話中ではないと判断し、ステップS3からステップS4に移行して、音声信号出力部(40)に対し、音声信号の生成および発信を禁止する制御信号を出力する。一方、濃度測定部(30)で測定された二酸化炭素濃度がしきい値以上であるときには会話中であると判断し、ステップS3からステップS5に移行して、音声信号出力部(20)に対し、音声信号の生成および発信を許可する制御信号を出力する。
前記二酸化炭素濃度の高さを判定するためのしきい値は、使用者が情報通信装置(10)の音声信号出力部(20)を口元に近づけていないときの二酸化炭素濃度、つまり会話中でないときの濃度測定部(30)で測定された二酸化炭素濃度と、会話中であるときの濃度測定部(30)で測定された二酸化炭素濃度とに基づいて設定される。例えば、会話中でないときの濃度測定部(30)で測定された二酸化炭素濃度にある程度重み付けを行い、情報通信装置(10)が使用者の口元付近にあるときには、濃度測定部(30)で測定された二酸化炭素濃度が確実にしきい値を上回るような値に設定される。
このしきい値は、例えば予め設定され、音声信号制御部(40)が読み出し可能な図示しない記憶領域に記憶され、音声信号制御部(40)はこの記憶領域に記憶されたしきい値を読み出すようになっている。
情報通信装置(10)では、図4に示す演算処理を予め設定したタイミングで実行する。そして、通話中でないときにはそのまま処理を終了するが、通話中であると判定されたとき、つまり、使用者側から電話をかけたとき或いは、電話がかかってきたときなど通話開始操作が行われたときには(ステップS1)、濃度測定部(30)で二酸化炭素濃度が測定される(ステップS2)。
そのため、測定された二酸化炭素濃度がしきい値以上となる。そのため、音声信号制御部(40)において会話中であると判定され、音声信号出力部(20)に対して音声信号制御部(40)から音声信号の生成および発信を許可する制御信号が出力される(ステップS5)。
なお、図5(a)は、情報通信装置(10)を用いて会話を行っている状態を示す。図5(a)のように、会話中は、情報通信装置(10)が使用者の口元に近い位置、すなわち、通常の大気中の二酸化炭素濃度よりも濃度の高い領域に情報通信装置(10)があるため、濃度測定部(30)による二酸化炭素濃度の測定値がしきい値を上回り、音声信号制御部(40)は会話中であると判定され、音声信号の生成および発信が許可される。
なお、図5(b)は、相手先との通話は終了せずにディプレイを目視している状態、例えば、ディスプレイ上の地図を参照している状態を示す。
図5(b)に示すように、情報通信装置(10)が、使用者の口元からある程度離れた位置にある場合、情報通信装置(10)周囲の二酸化炭素濃度は通常の大気中の二酸化炭素濃度と同等程度となり、しきい値を下回る。
その結果、情報通信装置(10)の音声信号出力部(20)に、使用者の周囲の音声や雑音などが入力されたとしても、これら音声等に応じた音声信号は生成されない。すなわち、通話中、一時的に画面操作などを行う場合に、使用者が今いる場所の音声や雑音などが相手先に伝わることを回避することができる。
この状態から、再度相手先との会話を開始するために、使用者が情報通信装置(10)を口元に近づけると、口元周囲の二酸化炭素濃度は、使用者の呼気により通常の大気中の二酸化炭素濃度よりも高いため、しきい値を超える。そのため、音声信号制御部(40)では会話中であると判定し、音声信号の生成および発信の禁止を解除する制御信号が音声信号出力部(20)に出力される。
ここで、図2に示すように、使用者の呼気による二酸化炭素濃度は使用者の口元にある程度近い範囲では、比較的高い。また、使用者は通常、情報通信装置(10)を耳に当ててから、会話を始める。したがって、相手先との会話を再開するために、使用者が情報通信装置(10)を口元にある程度近づけた時点で二酸化炭素濃度がしきい値を上回って音声信号の生成および発信の禁止が解除され、その後、使用者が会話を開始することになる。そのため、会話を再開した時点では情報通信装置(10)は音声信号の生成および発信を行う状態にあるため、会話を再開した時点から使用者が発した音声を音声信号として相手先に送信することができ、すなわち、通常の音声通信を行うことができる。
このように、使用者が会話中でない場合、すなわち、使用者が発声した音声を、音声信号として生成および発信する必要がない場合には、音声信号の生成および発信を停止するようにしたため、使用者の周囲の音声や雑音など、意図しない音が相手先に伝わることを回避することができる。そのため、使用者は、音声通信を行う場所などを選んで音声通信を行わなくともよくなり、その結果、使用者の利便性を向上させることができる。
また、濃度測定部(30)の測定情報に基づいて、使用者が会話中であるかを判定し、会話中でないと判定した場合は、前記音声信号の生成および発信を自動的に禁止するため、使用者は、ボタン操作等の意図的な操作をすることなく音声信号の生成および発信を禁止することができる。すなわちミュートにすることができる。このように情報通信装置(10)をミュートにすることができるため、使用者周囲の雑音などの音が相手先に伝わることを的確に回避することができ、使い勝手を向上させることができる。
次に、第2実施形態を説明する。
図6は、本発明の第2実施形態における情報通信装置(10)の一例を示す概略構成図である。
第2実施形態における情報通信装置(10)は、第1実施形態における情報通信装置(10)において、通話開始時の外部の二酸化炭素の濃度を初期濃度として記憶する初期濃度記憶部(60)を更に備える。なお、図6では、通信信号出力部(50)を備えているが、図1に示す通信信号出力部(50)を備えていない情報通信装置(10)であっても適用することができる。
ここで、情報通信装置(10)による通話が開始される時点では、一般に情報通信装置(10)は使用者の口元から離間した位置に置かれる。つまり通話を開始する際、例えば図5(b)に示すように、情報通信装置(10)を手に持ち、情報通信装置(10)のディスプレイを目視した状態で何らかの通話開始入力を手入力し通話開始操作を行う。そのため、通話開始操作時に、濃度測定部(30)で測定された二酸化炭素濃度は、使用者の呼気による二酸化炭素濃度上昇の影響が低い値となる。
図7は、使用者が、通話開始操作を行って相手先と会話を行い、会話を中断してディスプレイを参照し、再度会話を行った後、通話終了操作を行った場合の、情報通信装置(10)の濃度測定部(30)周囲の二酸化炭素濃度の変化状況を表したグラフである。
例えば、上記第1実施形態におけるしきい値の設定方法と同様に、会話中でないときの濃度測定部(30)で測定された二酸化炭素濃度と、会話中であるときの濃度測定部(30)で測定された二酸化炭素濃度とに基づいて設定される。ここでは、初期濃度を、会話中でないときの二酸化炭素濃度の測定値としてしきい値を設定する。その結果、図7中「TH1」で示すようにしきい値が設定される。
(初期濃度記憶部)
第2実施形態における初期濃度記憶部(60)は、情報通信装置(10)の通話開始時の外部の二酸化炭素の濃度を初期濃度として記憶することが可能なものであれば特に制限されない。例えば、DRAM(Dynamic Random Access Memory)やSRAM(Static Random Access Memory)に代表される半導体メモリ等の主記憶装置や、HDD(Hard Disk Drive)に代表される磁気ディスクや、CD−ROMやDVD−ROMに代表される光ディスク、USBメモリや各種メモリーカード、SSD(Solid State Drive)に搭載されるフラッシュメモリ等の補助記憶装置を適用することができる。
次に、第3実施形態を説明する。
図8は、本発明の第3実施形態における情報通信装置(10)の一例を示す概略構成図である。
第3実施形態における情報通信装置(10)は、第1実施形態における情報通信装置(10)において、音声信号出力部(20)に音声が入力されたときの、濃度測定部(30)で測定された二酸化炭素濃度を記憶する会話中濃度記憶部(70)をさらに備えたものである。なお、図8では、通信信号出力部(50)を備えているが、図1に示す通信信号出力部(50)を備えていない情報通信装置(10)であっても適用することができる。
つまり、音声信号出力部(20)に音声が入力された時は、図5(a)に示すように、情報通信装置(10)と使用者の口元とが近い状態である。そのため、その時の濃度測定部(30)からの出力は、会話中における二酸化炭素濃度を反映した値である。
この第3実施形態も、上記第2実施形態と同様に、使用環境に対応したしきい値が設定されるため、より高精度に会話中であるか否かの判定を行うことができ、音声信号の生成および発信の停止および解除を的確に行うことが可能となる。
なお、会話中濃度に基づくしきい値が設定されるまでの間は、上記第1実施形態のように、予め設定したしきい値に基づき会話中であるか否かを判定し、会話中濃度に基づくしきい値が設定された時点で、これ以後、会話中濃度に基づくしきい値に基づき判定するようにしてもよい。
次に、第4実施形態を説明する。
図10は、本発明の第4実施形態における情報通信装置(10)の一例を示す概略構成図である。
第4実施形態における情報通信装置(10)は、第1実施形態における情報通信装置(10)において、音声入力モードを判定する音声入力モード判定部(80)をさらに備えたものである。なお、図10では、通信信号出力部(50)を備えているが、図1に示す通信信号出力部(50)を備えていない情報通信装置(10)であっても適用することができる。
ここで、人が発する音声を入力する音声入力装置、すなわち音声信号出力部(20)を複数備える情報通信装置は、複数の通話モードを持つ場合がある。具体的には、上記第1から第3実施形態のように、音声信号出力部(20)を口元に近づけて発声する場合など音声信号出力部(20)のそばの音声を入力する通常モードや、携帯電話装置やスマートフォンが備えるスピーカフォンモードのように、音声信号出力部(20)から離れた周囲の音声を入力するスピーカフォンモードや、有線または無線の外部マイクを設け、この外部マイクで集音した音声を音声信号出力部(20)に入力する外部マイク入力モード、などがあげられる。
つまり、使用者の口元と情報通信装置(10)本体とが離れた位置にある場合、図7のディスプレイを参照している場合(期間T4)と同様に、情報通信装置(10)本体に設けられた濃度測定部(30)で測定される二酸化炭素濃度は通常の大気中の二酸化炭素濃度と同程度となる。そのため、二酸化炭素濃度に基づき会話中であるか否かを判定するようにした場合、音声信号制御部(40)は、スピーカフォンモードで会話中であるにもかかわらず、二酸化炭素濃度の測定値がしきい値を下回った時点で音声信号の生成および発信を停止する制御を行ってしまう。
すなわち、音声信号制御部(40)は、濃度測定部(30)で測定された二酸化炭素濃度に基づいて使用者が会話中であるか否かを判定し、使用者が会話中であると判定されるときには、音声入力モードがいずれのモードであるかに関係なく、音声信号の生成および発信を許可する。一方、測定された二酸化炭素濃度に基づいて使用者が会話中ではないと判定される場合には、現在の音声入力モードが音声信号出力モードに該当するモードであるかを判定する。この音声信号出力モードとは、二酸化炭素濃度に基づいて使用者が会話中であると判定される場合であっても、情報通信装置(10)が音声信号を出力しなくてはならないモ―ドであって、例えば、スピーカフォンモードや、外部マイク入力モードがあげられる。逆に、音声信号出力モードに該当しないモードとしては通常モードがあげられる。
そして、現在の音声入力モードが通常モードである場合など、音声信号出力モードに該当するモードでないときには、二酸化炭素濃度に基づき会話中であると判定されるときには音声信号の生成および発信の禁止を行う。そのため、通話中、使用者がディスプレイなどを目視している状態では、使用者の周囲の雑音などが相手先に伝わることを回避することができる。
次に、音声入力モード判定部(80)について説明する。
第4実施形態における音声入力モード判定部(80)は、音声入力モードの判断が可能であれば特に制限されない。具体的には外部マイクの接続の有無や、スピーカフォンモードの選択の有無などに基づいて判定することが可能である。
これは、音声入力モードの切り替えの際に、初期濃度記憶部(60)、会話中濃度記憶部(70)に記憶されたしきい値をリセットすることで、誤検知を回避することができる。
20 音声信号出力部
30 濃度測定部
40 音声信号制御部
50 通信信号出力部
60 初期濃度記憶部
70 会話中濃度記憶部
80 音声入力モード判定部
Claims (5)
- 他装置と音声通信可能な情報通信装置であって、
外部から入力される音声に応じた音声信号を出力する音声信号出力部と、
当該情報通信装置周囲の二酸化炭素の濃度を測定する濃度測定部と、
他装置と通話中であるとき、前記濃度測定部で測定した濃度情報に基づき使用者が前記音声信号出力部に対して音声を入力する会話状態にあるか否かを判断し、使用者が前記会話状態にないと判断されるとき、前記音声信号の前記他装置への出力を禁止する音声信号制御部と、
を備えることを特徴とする情報通信装置。 - 通話開始時に前記濃度測定部で測定した濃度情報を、初期濃度として記憶する濃度記憶部をさらに備え、
前記音声信号制御部は、前記濃度測定部で測定した現時点における濃度情報と前記濃度記憶部に記憶された初期濃度とに基づき前記会話状態にあるか否かを判断することを特徴とする請求項1記載の情報通信装置。 - 通話中、前記音声信号出力部に音声が入力された時点で前記濃度測定部により測定された濃度情報が会話中濃度として記憶される濃度記憶部をさらに備え、
前記音声信号制御部は、前記濃度測定部で測定した現時点における濃度情報と前記濃度記憶部に記憶された会話中濃度とに基づき前記会話状態にあるか否かを判断することを特徴とする請求項1または請求項2記載の情報通信装置。 - 使用者と当該情報通信装置との音声入力時の相対位置関係が異なる複数の音声入力モードで前記音声を入力可能な情報通信装置であって、
現在の音声入力モードを判定する音声入力モード判定部をさらに備え、
前記音声信号制御部は、前記音声入力モード判定部で現在の音声入力モードが、予め設定された音声信号出力モードを除くモードであると判定されるときにのみ前記音声信号の出力を禁止することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の情報通信装置。 - 使用者と当該情報通信装置との音声入力時の相対位置関係が異なる複数の音声入力モードで前記音声を入力可能な情報通信装置であって、
現在の音声入力モードを判定する音声入力モード判定部をさらに備え、
前記音声信号制御部は、前記音声入力モード判定部で現在の音声入力モードが、予め設定された音声信号出力モードを除くモードであると判定されるときにのみ前記音声信号の出力を禁止し、且つ前記音声入力モードが切り替わるタイミングで前記濃度記憶部に記憶された濃度情報をリセットすることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の情報通信装置。
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