JP2014165746A - データ中継装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】一のネットワークの起動信号により、他のネットワークに属する通信ノードを確実かつ遅滞なく起動できるデータ中継装置を提供する。
【解決手段】第1のネットワーク10からの起動信号を第1のレシーバ33にて受信し、その受信した起動信号を、第1の接続線37を介して第2のトランスミッタ35の入力側に与える。この起動信号は、第2のトランスミッタ35を介して第2のネットワーク20へ送出される。このように、第1のネットワーク10から第2のネットワーク20へと、直接、起動信号を送信するのではなく、第1のレシーバ33及び第2のトランスミッタ35の変換機能を利用した上で送信しているので、起動信号の歪や減衰が発生することを防ぐことができる。その結果、第1ネットワーク10からの起動信号により、第2のネットワーク20に属するECUを確実かつ遅滞なく起動できるようになる。
【選択図】図1

Description

本発明は、第1のネットワークと第2のネットワークとの間に設けられ、当該第1及び第2のネットワークに属する通信ノード間におけるデータ通信を中継するデータ中継装置に関する。
例えば、特許文献1には、異なるネットワークに接続されている車載装置を、スリープ状態から遅滞なく起動させることが可能なゲートウェイ装置が開示されている。このゲートウェイ装置は、異なるネットワークに対する、トランシーバとネットワークバスとの間の信号伝達経路同士を、スイッチを含む信号ラインによって接続する。そして、ゲートウェイ装置がスリープ状態のときにはスイッチを閉じて、異なるネットワークのバス同士を信号ラインによって接続する。このため、一のネットワークでウェイクアップ信号が送信されたとき、ゲートウェイ装置の起動を待つことなく、そのウェイクアップ信号を異なるネットワークへ転送することができる。
特開2005−86692号公報
ここで、通信システムにおいては、1つのネットワークに接続される通信ノードの数が多くなると、浮遊容量の増加や、インビーダンス不整合による信号の反射などにより、ネットワークバスにおける波形が歪んだり減衰したりして、伝送エラーが生じやすくなる。このような理由から、1つのネットワークに接続される通信ノードの数を制限する必要がある。そして、ネットワークに接続したい通信ノードの数が、その制限数を超えた場合には、別のネットワークを設置して、ゲートウェイ装置を介して接続することが一般的である。
しかしながら、上述した特許文献1のゲートウェイ装置では、異なるネットワーク同士をスイッチによって直接接続する構成を取っている。このため、ウェイクアップ信号の伝送エラーが生じて、異なるネットワークに接続されている車載装置を確実に起動させることができない虞がある。
本発明は、上述した点に鑑みてなされたものであり、一のネットワークの起動信号により、他のネットワークに属する通信ノードを確実かつ遅滞なく起動できるように、一のネットワークの起動信号を他のネットワークへ中継することが可能なデータ中継装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明によるデータ中継装置(30)は、第1のネットワーク(10)と第2のネットワーク(20)との間に設けられ、当該第1及び第2のネットワークに属する通信ノード間におけるデータ通信を中継するものであって、
第1のネットワークへデータを送信するための第1のトランスミッタ(32)と、第1のネットワークからのデータを受信するための第1のレシーバ(33)とを有する第1のトランシーバ(31)と、
第2のネットワークへデータを送信するための第2のトランスミッタ(35)と、第2のネットワークからのデータを受信するための第2のレシーバ(36)とを有する第2のトランシーバ(34)と、
第1のトランシーバと第2のトランシーバとの間に設けられ、データ中継処理を司る制御部(46)と、
制御部は、動作モードとして、データ中継処理を停止して消費電力を抑制するスリープモードと、データ中継処理を実行可能な通常モードとを有し、スリープモードのとき、第1及び第2ネットワークの少なくとも一方からの所定の起動信号の受信に基づき、通常モードに遷移するものであり、
第1のレシーバの出力ラインと第2のトランスミッタの入力ラインとを接続する第1の接続線(37)と、
第1の接続線に挿入され、制御部の動作モードがスリープモードであるとき第1の接続線を導通させる第1のスイッチ部(38)と、を備え、
制御部の動作モードがスリープモードであるとき、第1のネットワークからの起動信号を、第1のレシーバ、第1の接続線及び第2のトランスミッタを介して第2のネットワークへルーティングすることを特徴とする。
このように、本発明では、第1のネットワークからの起動信号を第1のレシーバにて受信し、その受信した起動信号を、第1の接続線を介して第2のトランスミッタの入力側に与える。そして、この起動信号は、第2のトランスミッタを介して第2のネットワークへ送出される。ここで、レシーバは、通信バスにおける電位を、制御部にて取り扱うことができる信号に変換するものであり、トランスミッタは制御部から出力された信号を、通信バスの電位に変換するものである。従って、本発明によれば、第1のネットワークから第2のネットワークへと、直接、起動信号を送信するのではなく、第1のレシーバ及び第2のトランスミッタの変換機能を利用した上で送信しているので、起動信号の歪や減衰が発生することを防ぐことができる。その結果、第1ネットワークからの起動信号により、第2のネットワークに属する通信ノードを確実かつ遅滞なく起動できるようになる。
上記構成は、第1のネットワークから第2のネットワークへ向かう起動信号を、第1のレシーバ及び第2のトランスミッタを利用して、制御部を介することなるルーティングさせるためのものであるが、データ中継装置は、第2のネットワークから第1のネットワークへ向かう起動信号のために、同様の構成を備えることが好ましい。すなわち、データ中継装置は、第2のレシーバの出力ラインと第1のトランスミッタの入力ラインとを接続する第2の接続線(39)と、第2の接続線に挿入され、制御部の動作モードがスリープモードであるとき第2の接続線を導通させる第2のスイッチ部(40)と、を備え、制御部の動作モードがスリープモードであるとき、第2のネットワークからの起動信号を、第2のレシーバ、第2の接続線及び第2のトランスミッタを介して第1のネットワークへルーティングすることが好ましい。
また、第1のネットワークから第2のネットワークへ、及び第2のネットワークから第1のネットワークへと、双方向に、レシーバ及びトランスミッタを利用して起動信号をルーティングすることができるように構成した場合、第1の接続線及び第2の接続線により形成される閉じられた経路を起動信号が循環し、各ネットワークに起動信号が送出され続ける可能性が生じる。
そのような事態の発生を防止するために、第1のレシーバ、第1の接続線及び第2のトランスミッタを介して、第1のネットワークからの起動信号を第2のネットワークにルーティングしたとき、第2のスイッチ部に対して、第2の接続線の導通を遮断するよう指示する第1の遮断指示部(43)を備えることが好ましい。また、第2のレシーバ、第2の接続線及び第1のトランスミッタを介して、第2のネットワークからの起動信号を第1のネットワークにルーティングしたとき、第1のスイッチ部に対して、第1の接続線の導通を遮断するよう指示する第2の遮断指示部(42)を備えることが好ましい。これにより、第1の接続線及び第2の接続線により形成される閉じた経路を起動信号がループすることを防ぐことができる。
なお、上記括弧内の参照番号は、本発明の理解を容易にすべく、後述する実施形態における具体的な構成との対応関係の一例を示すものにすぎず、なんら本発明の範囲を制限することを意図したものではない。
また、上述した特徴以外の本発明の特徴に関しては、後述する実施形態の説明及び添付図面から明らかになる。
実施形態におけるデータ中継装置が適用された通信システムの全体構成を示すブロック図である。 データ中継装置の動作を説明するためのタイムチャートである。 第1の変形例によるデータ中継装置が適用された通信システムの全体構成を示すブロック図である。 第1の変形例によるデータ中継装置が適用された通信システムの全体構成を示すブロック図である。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態に関わるデータ中継装置について、図面に基づき説明する。図1は、本実施形態におけるデータ中継装置(ゲートウェイECU)が適用された通信システムの全体構成を示すブロック図である。
本実施形態に係る通信システムは、例えば、車両に搭載された各種の車載機器を電子的に制御する各種の電子制御ユニット(ECU)に対して適用される。すなわち、各種の車載機器を制御するためのECUを通信バスに接続してネットワーク化することにより、通信システムが構成される。これらのECUは、例えばCANやLINなどの通信プロトコルに従って相互に通信を行い、必要なデータのやり取りを行なったり、連携して制御を行ったりする。この際、例えば、エンジン、変速機、ブレーキ等のパワートレイン系機器、エアコン、シート、ドアロック等のボディ系機器、ナビ、ETC、ラジオ等の情報系機器、及びエアバック等のセイフティ系機器を制御する種々のECUが、ネットワーク化の対象となりえる。
多数のECUをネットワーク化し、相互に通信可能とする場合、1つのネットワークに接続するECUの数が過剰になると、信号波形の歪や減衰が生じて、伝送エラーが発生しやすくなる。このような理由から、1つのネットワークに接続するECUの数を制限する必要がある。そのため、多数のECUをネットワーク化する際には、ネットワークを複数に分け、それら複数のネットワークの間に、通信データの中継を行うデータ中継装置としてのゲートウェイECUを設けることが一般的である。図1には、ネットワークを第1のネットワーク10と、第2のネットワーク20とに分け、それら第1のネットワーク10と第2のネットワーク20との間に、ゲートウェイECU30を設けた構成を示している。
ここで、近年においては、車両が停止しているときにも、第1及び第2のネットワーク10、20に属する各種のECUが、様々な制御を実行することが求められるようになっている。例えば、車両停止時の制御として、「スマートドアロック解錠」や「プレ空調」などがある。
「スマートドアロック解錠」は、例えば、以下のようにして実行される。まず、車両が停止しているとき、照合ECUが定期的にウェイクアップし、車両の周囲に向けて、ユーザが保持する携帯機と通信するための電波を送信する。この送信電波に対して、携帯機からの応答があり、その応答信号に含まれるIDコードの照合が成立すると、電源ECUが、車両ドアに設けられたドアロック解錠スイッチに電源を供給してアクティブにする。この状態で、ドアロック解錠スイッチに対するユーザ操作が検出されると、ドアECUが、ドアロックを解錠するようにドアロックモータを駆動する。このように、「スマートドアロック解錠」では、照合ECU、電源ECU、及びドアECUが、データのやり取りを行いつつ、車両の停止時に連携してドアロック解錠のための制御を行う。
また、「プレ空調」は、照合ECUにおいて、照合が成立しているときに、ユーザが保持する携帯機から「プレ空調」の実行指示を受けたときに実行される。この場合、照合ECUが「プレ空調」の実行指示があったことを検出すると、エアコンECU及び電源ECUに対して「プレ空調」を実行するよう指示する。すると、電源ECUがコンプレッサ、ファン、エアミックスドアなど、エアコン装置の制御対象要素に電源を供給する。さらに、エアコンECUが、コンプレッサ、ファン、エアミックスドアなどの駆動状態を制御して、車室内の温度を、予め定められた温度もしくは「プレ空調」の実行指示の際に指定された温度に調節する。これにより、ユーザが乗車する際には、車室内を快適な温度に予め調節しておくことが可能になる。このように、「プレ空調」においても、車両の停止時に、照合ECU、電源ECU、及びエアコンECUが、連携して制御を行う。
しかしながら、車両の停止時には、オルタネータによる発電やモータによる回生ブレーキが行われないので、上述した各ECUにおいて消費される電力を極力低減することが重要となる。そのため、例えばCANプロトコルにおいては、第1及び第2ネットワーク10,20に属するECU及びゲートウェイECU30が、スリープモードとなることを認めている。すなわち、CANプロトコルでは、あるネットワークにおいて、例えば所定の期間、通信バスがレセシブ(劣勢)レベルとなり、通信バスが空いている状態(アイドル状態)が継続すると、そのネットワークに属するECUが、通信機能やマイコンの演算処理機能等を停止するスリープモードとなることが可能である。また、ゲートウェイECU30も、接続されているすべてのネットワークに関して、それらのネットワークに属するECUがスリープモードとなり、中継すべき通信データが発生しないときには、スリープモードとなることが可能である。
なお、CANプロトコルでは、通信バスとして2線式通信ラインが使用され、その2線式通信ラインの両端には終端抵抗が接続される。そして、データを送信するECUは、トランシーバにより2線式通信ラインに大小2種類の電位差を生じさせ、通信バス上で“1”又は“0”の信号を通信する。この際、CANプロトコルでは、論理0が、2線式通信ラインに大きな電位差を生じさせるドミナント(優勢)レベルと規定されている。
通常のCANプロトコルでは、各ECUがスリープモードのときに、あるECUが起動信号としてドミナントレベルの信号を送信すると、そのドミナントレベルの信号を受信したすべてのECUが、スリープモードから、通信機能等を利用可能な動作モードである通常モードへ復帰(遷移)する。このとき、例えば、第1のネットワーク10に属するECUが起動信号を送信し、そのECUは、第2のネットワーク20に属するECUと通信を行うことが必要である場合、起動信号は、ゲートウェイECU30を介して、第2のネットワークに転送されることになる。
このような起動信号の転送を、通常通り、ゲートウェイECU30のデータ中継処理によって行おうとすると、起動信号を送信するECUは、まず、ゲートウェイECU30をスリープモードから通常モードに復帰させるための第1の起動信号を出力する必要がある。その上で、第2のネットワークに転送される第2の起動信号を、第1の起動信号を送信したECU、もしくはゲートウェイECUが送信する必要がある。そのため、異なるネットワークに属するECUの起動に時間がかかるという問題がある。そこで、従来技術の欄で説明したように、ゲートウェイECUがスリープモードとなっているときには、第1のネットワークと第2のネットワークをスイッチにより直接的に接続しておくことが提案されている。しかし、この場合、同一のネットワークに接続されるECUの数が一時的に増加するので、起動信号波形の歪や減衰が生じやすくなり、異なるネットワークに接続されているECUを確実に起動させることができない虞がある。
そこで、本実施形態では、第1及び第2のネットワーク10、20の一方に属するECUにより起動信号が送出されたとき、他方のネットワークに属するECUが確実かつ遅滞なく起動できるように、ゲートウェイECU30を構成した。以下、ゲートウェイECU30に関して、詳細に説明する。
図1に示すように、ゲートウェイECU30は、第1のネットワーク10からの通信データを受信して、第2のネットワーク20へ向けて送信するとともに、第2のネットワーク20からの通信データを受信して、第1のネットワーク10へ向けて送信する、データ中継処理を実行する制御部としてのマイコン46を有する。なお、車載機器の制御を行うECUが、ゲートウェイECU30の機能を兼備していても良い。その場合、ゲートウェイECU30が、第1及び/又は第2のネットワーク10,20に属するECUに対して、送信すべきデータを生成したり、他のECUから受信したデータに基づき対応する車載機器を制御したりすることもある。
マイコン46は、第1のネットワーク10に送信すべきデータを出力する第1のデータ送信ポートTX1と、第1のネットワーク10からのデータを受信する第1のデータ受信ポートRX1とを有する。また、マイコン46は、第2のネットワーク20に送信すべきデータを出力する第2のデータ送信ポートTX2と、第2のネットワーク20からのデータを受信する第2のデータ受信ポートRX2とを有する。さらに、マイコン46は、第1及び第2のスタンバイポートSTB1、STB2を有する。これら第1及び第2のスタンバイポートSTB1、STB2は、後述するように、第1のトランシーバ31及び第2のトランシーバ34に向けて、それぞれスタンバイ信号や起動信号を出力するためのものである。なお、第1及び第2のスタンバイボートSTB1、STB2は、1つのポートに共通化されても良い。
マイコン46は、スリープモード時に、第1及び第2のスタンバイポートSTB1、STB2からスタンバイ信号(Hi信号)を出力する。一方、マイコン46は、通常の動作モードにて動作するとき、第1及び第2のスタンバイポートSTB1、STB2から起動信号(Lo信号)を出力する。
ゲートウェイECU30は、第1のネットワーク10に属するECUとデータ通信を行うための第1のトランシーバ31を有している。この第1のトランシーバ31には、第1のトランスミッタ32及び第1のレシーバ33が設けられている。第1のトランスミッタ32は、第3のスイッチ44を介してマイコン46の第1のデータ送信ポートTX1に接続され、マイコン46が出力するデータの論理レベルに応じて、第1のネットワーク10の2線式通信ラインに大小2種類の電位差を生じさせる。これにより、第1のネットワーク10に対して、送信すべきデータの論理レベルに応じた“1”又は“0”の信号からなる通信フレームを送信する。また、第1のレシーバ33は、第1のネットワーク10における2線式通信ラインの電位差を、マイコン46が取り扱うことができる論理レベルに変換し、マイコン46の第1のデータ受信ポートRX1に出力するものである。
また、ゲートウェイECU30は、第2のネットワーク20に属するECUとデータ通信を行うための第2のトランシーバ34を有している。この第2のトランシーバ34には、第1のトランシーバ31と同様に、第2のトランスミッタ35及び第2のレシーバ36とが設けられている。第2のトランスミッタ35は、第4のスイッチ45を介してマイコン46の第2のデータ送信ポートTX2に接続されている。また、第2のレシーバ36は、マイコン46の第2のデータ受信ポートRX2に接続されている。これら第2のトランスミッタ35及び第2のレシーバ36の機能は、第1のトランスミッタ32及び第1のレシーバ33の機能と同様である。
なお、マイコン46から第1及び第2のトランシーバ31、34にスタンバイ信号が出力されたときには、例えば、第1及び第2のトランスミッタ32、35への電源供給が停止されたり、あるいは、レシーバ33、36として、通常のレシーバ以外に、起動信号の受信のみを行う、低消費電力にて作動する低消費電力レシーバが別途設けられている場合には、通常のレシーバから低消費電力レシーバへの切り替えを行ったりする。これにより、ゲートウェイECU30のスリープモード時には、第1及び第2のトランシーバ31における消費電力も低減される。
第1のレシーバ33の出力側と第1のデータ受信ポートRX1とを接続する信号線と、第2のトランスミッタ35の入力側と第2のデータ送信ポートTX2とを接続する信号線とを接続する第1の接続線37が設けられている。さらに、この第1の接続線37には、第1の接続線37を導通したり、その導通を遮断したりする第1のスイッチ38が挿入されている。
また、第1のトランスミッタ32の入力側と第1のデータ送信ポートTX1とを接続する信号線と、第2のレシーバ36の出力側と第2のデータ受信ポートRX2とを接続する信号線とを接続する第2の接続線39が設けられている。さらに、この第2の接続線39には、第2の接続線39を導通したり、その導通を遮断したりする第2のスイッチ40が挿入されている。
第1及び第2のスタンバイポートSTB1、STB2からの出力が、入力端子に接続された、第1のANDゲート41が設けられている。この第1のANDゲート41は、第1及び第2のスタンバイポートSTB1、STB2からともにスタンバイ信号(Hi信号)が出力されたとき、Hi信号を出力する。
第1のANDゲート41の出力が一方の入力端子に接続され、他方の入力端子が、第2のスイッチ40よりも、第1のトランスミッタ32の入力側と第1のデータ送信ポートTX1とを接続する信号線側の第2の接続線39に接続された第2のANDゲート42が設けられている。この第2のANDゲート42の出力により、第1のスイッチ38の開閉状態が切り替えられる。具体的には、第2のANDゲート42からHi信号が出力されているとき、第1のスイッチ38は閉じた状態に切り替えられ、Lo信号が出力されているとき、第1のスイッチ38は開いた状態に切り替えられる。
また、第1のANDゲート41の出力が一方の入力端子に接続され、他方の入力端子が、第1のスイッチ38よりも、第2のトランスミッタ35の入力側と第2のデータ送信ポートTX2とを接続する信号線側の第1の接続線37に接続された第3のANDゲート43が設けられている。この第3のANDゲート43の出力により、第2のスイッチ40の開閉状態が切り替えられる。具体的には、第3のANDゲート43からHi信号が出力されているとき、第2のスイッチ40は閉じた状態に切り替えられ、Lo信号が出力されているとき、第2のスイッチ40は開いた状態に切り替えられる。
なお、第3及び第4のスイッチ44、45の開閉状態は、第1及び第2のスタンバイポートSTB1、STB2から出力される信号のレベルに応じて切り替えられる。具体的には、第1及び第2のスタンバイポートSTB1、STB2から起動信号(Lo信号)が出力されているとき、第3及び第4のスイッチ44、45は閉じた状態に切り替えられ、スタンバイ信号(Hi信号)が出力されているとき、開いた状態に切り替えられる。このように、第3及び第4のスイッチ44、45は、第1及び第2のスイッチ38、40とは逆の論理で開閉状態が切り替えられる。
次に、上述した構成により得られる作用効果について、図2のタイムチャートを参照しつつ説明する。
ゲートウェイECU30がスリープモードとなり、マイコン46の第1及び第2のスタンバイポートSTB1、STB2からスタンバイ信号(Hi信号)が出力されると、上述したように、第1のANDゲート41からHi信号が出力される。このとき、第1及び第2のネットワーク10、20の2線式通信ラインは、レセシブレベルとなっており、データ通信が行われていない状態である。(2線式通信ラインがドミナントレベルになると、ゲートウェイECU30(マイコン46)はスリープモードから通常モードに遷移する。)
第1及び第2のネットワーク10、20の2線式通信ラインがレセシブレベルである場合、第1及び第2のレシーバ33、36から、それぞれ論理“1”のHi信号が出力される。従って、第2及び第3のANDゲート42,43の入力端子には、ともにHi信号が入力される。そのため、第2及び第3のANDゲート42,43からそれぞれHi信号が出力され、その結果、第1及び第2のスイッチ38、40はともに閉じた状態に切り替えられる。
このような状態において、図2に示すように、第1のネットワーク10に属するECUから、起動信号としてのドミナントレベルの信号が送信されると、第1のレシーバ33の出力は、論理“1”のHi信号から論理“0”のLo信号に変化する。このLo信号は、マイコン46の第1のデータ受信ポートRX1に入力される。さらに、第1のスイッチ38が閉じられているので、第2のトランスミッタ35の入力側にも与えられる。このため、第2のトランスミッタは、論理“0”のLo信号の入力により、第2のネットワーク20に対して、ドミナントレベルの信号を出力する。このようにして、第1のネットワーク10からの起動信号が、第1のレシーバ33、第1の接続線37及び第2のトランスミッタ35を介して第2のネットワーク20へルーティングされる。
このとき、第2のトランスミッタ35によって出力されたドミナントレベルの信号を第2のレシーバ36が受信することで、第2のレシーバ36は、論理“0”のLo信号を出力する。このLo信号が第2の接続線39を介して第1のトランスミッタ32の入力に与えられた場合、さらに、第1のネットワーク10の信号レベルがドミナントとなり、それを第1のレシーバ33が受信することになる。そうすると、第1及び第2のトランシーバ31、34と第1及び第2の接続線37、39により形成される閉じられた回路を、ドミナント信号及びLo信号が循環するため、第1及び第2のネットワーク10、20にドミナント信号を送出し続けることになってしまう。なお、このドミナント信号の送出は、マイコン46が起動して、第1及び第2のスタンバイポートSTB1、STB2から起動信号を出力するまで継続される。
しかしながら、本実施形態では、第1のレシーバ33が出力するLo信号は、第1の接続線37を介して、第2のトランスミッタ35に与えられることに加え、同時に、第3のANDゲート43の一方の入力端子にも与えられる。そのため、第3のANDゲート43の出力はLo信号に切り替えられ、第2のスイッチ40が閉じた状態から開いた状態に切り替えられる。その結果、上述した閉じられた回路が開かれ、第2のレシーバ36が出力するLo信号が、第1のトランスミッタ32の入力側に与えられることを防止することができる。このため、第1又は第2のネットワーク10、20からドミナントレベルの信号を受信したとき、その後、第1及び第2のネットワーク10、20にドミナントレベルの信号を送出し続けることを防ぐことができる。
そして、マイコン46は、第1のレシーバ33からのLo信号を第1のデータ受信ポートRX1にて受信したことに応じて、スリープモードから通常モードに復帰する。これにより、第1及び第2のスタンバイポートSTB1、STB2から起動信号が出力されるので、第1及び第2のスイッチ38、40はオフされる。従って、マイコン46が通常モードにて動作している間は、第1及び第2の接続線37、39を介して、第1及び第2のネットワーク10、20間で、信号がルーティングされることはない。
ゲートウェイECU30が上記のように動作することで、マイコン46の通常モードへの復帰を待たずに、第1のネットワーク10からの起動信号を第2のネットワーク20へルーティングすることができる。このため、第2のネットワーク20に属するECUを、遅滞なく、スリープモードから復帰させることができる。
さらに、第1のネットワーク10からの起動信号は、第1のレシーバ33及び第2のトランスミッタ35を介して第2のネットワーク20へ送出される。このように、本実施形態では、第1のネットワーク10から第2のネットワーク20へと、直接、起動信号を送信するのではなく、第1のレシーバ及び第2のトランスミッタの変換機能を利用した上で送信している。このため、起動信号の歪や減衰が発生することを防ぐことができる。その結果、第1ネットワーク10からの起動信号により、第2のネットワーク20に属するECUを確実に起動できるようになる。
また、本実施形態では、マイコン46がスリープモードとなったときには、マイコン46とそれぞれのトランスミッタ32、35とを接続する信号線が、第3及び第4のスイッチ44、45により遮断される。これにより、マイコン46とトランシーバ31,34との電源電圧の相違等により、マイコン46のデータ送信ポートTX1、TX2から誤ったデータが出力されてしまうことを防止できる。さらに、第3及び第4スイッチ44、45により、接続線37、39を、データ送信ポートTX1、TX2から切り離すことができる。これにより、第2及び第3のANDゲート42、43の一方の入力端子に確実にHi信号を入力することが可能となり、第1及び第2のスイッチ38、40を確実に閉じた状態に切り替えることができる。
なお、第1のネットワーク10に属するECUが起動信号としてドミナントレベルの信号を送信したときの動作について、図2を用いて説明したが、第2のネットワークに属するECUがドミナントレベルの信号を送信したときも、ゲートウェイECU30において、同様の動作が行われる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は、上述した実施形態になんら制限されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲において、種々変形して実施することが可能である。
(第1変形例)
例えば、上述した実施形態では、ドミナントレベルの起動信号により、スリープ状態にあるECUを一斉に起動する例について説明した。しかしながら、いわゆるパーシャルCANの技術を適用し、起動させるべきECUを指定するコードを含む個別起動信号により、スリープ状態にあるECUを個別に起動させても良い。
この場合、図3に示す、個別起動信号の判別回路が、個別起動する必要がある各ECUに設けられる。以下、個別起動信号の判別回路について説明する。
図3に示す例では、個別起動信号の判別回路が、第1のトランシーバ31及び第2のトランシーバ34に設けられている。個別起動信号の判別回路は、デコーダ51、54と、メモリ52、55と、コンペアロジック部53、56とからなる。
デコーダ51、54は、第1及び第2のレシーバ33、36と同様に、2線式通信ラインの電位差を論理レベルにデコードして、コンペアロジック部53、56に出力する機能を有する。コンペアロジック部53、56は、デコーダ51、54によりデコードされた論理レベルの組み合わせが、メモリ52、55に記憶されたコードに一致するか否かを判定する。なお、第1のトランシーバ31に設けられたメモリ52には、ゲートウェイECU30に対応するコードの他、第2のネットワーク20に属し、かつ個別起動が必要なECUのコードが記憶されている。また、第2のトランシーバ34に設けられたメモリ55には、ゲートウェイECU30に対応するコードの他、第1のネットワーク10に属し、かつ個別起動が必要なECUのコードが記憶されている。ゲートウェイECU30は、異なるネットワークに属するECUに対する起動信号を中継する必要があるためである。
そして、コンペアロジック部53、56は、一致すると判定した場合、レシーバ33、36の出力側に、デコーダ51、54がデコードした論理レベルの組み合わせ信号を出力する。すると、この組み合わせ信号に応じたデータ信号が第2のトランスミッタ35から出力される。また、その組み合わせ信号によりマイコン46も起動されるので、その後は、第1のネットワーク10に属するECUと第2のネットワーク20に属するECUとは、ゲートウェイECU30の通常のデータ中継処理を通じて、データ通信することが可能になる。
(第2変形例)
上述した実施形態では、第2及び第3のANDゲート42、43などを用いて、第1又は第2のネットワーク10、20からの起動信号が、閉じられた回路を循環することを防止するようにした。しかしながら、そのような起動信号(ドミナント信号及びLo信号)の循環が生じても、マイコン46が起動したとき、その循環は終了させることが可能である。従って、図4に示すように、第2及び第3のANDゲート42、43などを省略して、ゲートウェイECU30をシンプルに構成するようにしても良い。
さらに、例えば、起動信号は、第1のネットワークに属するECUから第2のネットワークに属するECUに送信されるだけで、第2のネットワークに属するECUから第1のネットワークに属するECUへは、起動信号が送信されることはない場合であれば、図4の構成において、第2の接続線39及び第2のスイッチ40を省略すれば良い。
10…第1のネットワーク、20…第2のネットワーク、30…ゲートウェイECU、31…第1のトランシーバ、32…第1のトランスミッタ、33…第1のレシーバ、34…第2のトランシーバ、35…第2のトランスミッタ、36…第2のレシーバ、37…第1の接続線、38…第1のスイッチ、39…第2の接続線、40…第2のスイッチ、41…第1のANDゲート、42…第2のANDゲート、43…第3のANDゲート、44…第3のスイッチ、45…第4のスイッチ、46…マイコン

Claims (10)

  1. 第1のネットワーク(10)と第2のネットワーク(20)との間に設けられ、当該第1及び第2のネットワークに属する通信ノード間におけるデータ通信を中継するデータ中継装置(30)であって、
    前記第1のネットワークへデータを送信するための第1のトランスミッタ(32)と、前記第1のネットワークからのデータを受信するための第1のレシーバ(33)とを有する第1のトランシーバ(31)と、
    前記第2のネットワークへデータを送信するための第2のトランスミッタ(35)と、前記第2のネットワークからのデータを受信するための第2のレシーバ(36)とを有する第2のトランシーバ(34)と、
    前記第1のトランシーバと前記第2のトランシーバとの間に設けられ、データ中継処理を司る制御部(46)と、
    前記制御部は、動作モードとして、前記データ中継処理を停止して消費電力を抑制するスリープモードと、前記データ中継処理を実行可能な通常モードとを有し、前記スリープモードのとき、前記第1及び第2ネットワークの少なくとも一方からの所定の起動信号の受信に基づき、前記通常モードに遷移するものであり、
    前記第1のレシーバの出力ラインと前記第2のトランスミッタの入力ラインとを接続する第1の接続線(37)と、
    前記第1の接続線に挿入され、前記制御部の動作モードがスリープモードであるとき前記第1の接続線を導通させる第1のスイッチ部(38)と、を備え、
    前記制御部の動作モードがスリープモードであるとき、前記第1のネットワークからの起動信号を、前記第1のレシーバ、前記第1の接続線及び前記第2のトランスミッタを介して前記第2のネットワークへルーティングすることを特徴とするデータ中継装置。
  2. 前記第2のレシーバの出力ラインと前記第1のトランスミッタの入力ラインとを接続する第2の接続線(39)と、
    前記第2の接続線に挿入され、前記制御部の動作モードがスリープモードであるとき前記第2の接続線を導通させる第2のスイッチ部(40)と、を備え、
    前記制御部の動作モードがスリープモードであるとき、前記第2のネットワークからの起動信号を、前記第2のレシーバ、前記第2の接続線及び前記第2のトランスミッタを介して前記第1のネットワークへルーティングすることを特徴とする請求項1に記載のデータ中継装置。
  3. 前記第1のレシーバ、前記第1の接続線及び前記第2のトランスミッタを介して、前記第1のネットワークからの起動信号を前記第2のネットワークにルーティングしたとき、前記第2のスイッチ部に対して、前記第2の接続線の導通を遮断するよう指示する第1の遮断指示部(43)を備えることを特徴とする請求項2に記載のデータ中継装置。
  4. 前記第2のレシーバ、前記第2の接続線及び前記第1のトランスミッタを介して、前記第2のネットワークからの起動信号を前記第1のネットワークにルーティングしたとき、前記第1のスイッチ部に対して、前記第1の接続線の導通を遮断するよう指示する第2の遮断指示部(42)を備えることを特徴とする請求項2又は3に記載のデータ中継装置。
  5. 前記第1のネットワークからの前記起動信号が、前記第1のレシーバ、前記第1の接続線及び前記第2のトランスミッタを介して、前記第2のネットワークへルーティングされた後、当該起動信号により前記通常モードに遷移した前記制御部が、前記第1のスイッチ部に対して、前記第1の接続線の導通を遮断するよう指示することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のデータ中継装置。
  6. 前記第2のネットワークからの前記起動信号が、前記第2のレシーバ、前記第2の接続線及び前記第1のトランスミッタを介して、前記第1のネットワークへルーティングされた後、当該起動信号により前記通常モードに遷移した前記制御部が、前記第2のスイッチ部に対して、前記第2の接続線の導通を遮断するよう指示することを特徴とする請求項2乃至4のいずれかに記載のデータ中継装置。
  7. 前記起動信号は、起動させるべき通信ノードを指定する情報を含むものであり、
    前記第1のトランシーバは、前記第1のネットワークからの起動信号が、起動させるべき通信ノードとして、前記第2のネットワークに属する通信ノードを含んでいるか否かを判定し、含んでいると判定した場合に、前記第1のレシーバが、前記起動信号を出力することを許可する第1の判定部(51〜53)を有することを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載のデータ中継装置。
  8. 前記起動信号は、起動させるべき通信ノードを指定する情報を含むものであり、
    前記第2のトランシーバは、前記第2のネットワークからの起動信号が、起動させるべき通信ノードとして、前記第1のネットワークに属する通信ノードを含んでいるか否かを判定し、含んでいると判定した場合に、前記第2のレシーバが、前記起動信号を出力することを許可する第2の判定部(54〜56)を有することを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載のデータ中継装置。
  9. 前記制御部の動作モードがスリープモードであるとき、前記制御部から前記第1のトランスミッタを介して前記第1のネットワークへと、データ信号が送出されることを禁止する第1の禁止手段(43)を備えることを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載のデータ中継装置。
  10. 前記制御部の動作モードがスリープモードであるとき、前記制御部から前記第2のトランスミッタを介して前記第2のネットワークへと、データ信号が送出されることを禁止する第2の禁止手段(44)を備えることを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載のデータ中継装置。
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