JP2014165728A - 光受信器 - Google Patents
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Abstract
【課題】低消費電力で信頼性の高いクロックデータ再生を実現すること。
【解決手段】この光受信器1は、複数の光信号S1,S2,S3,S4を電気信号に変換して出力する光受信器であって、該複数の光信号S1,S2,S3,S4の中から一の光信号を選択する光強度判定回路19及びセレクター回路21と、一の光信号に含まれるクロック信号CLKを抽出するPLL回路23と、クロック信号CLKにより複数の電気信号VL1,VL2,VL3,VL4のデータを再生する遅延ロックループ回路9a,9b,9c,9d及びDフリップフロップ回路11a,11b,11c,11dと、を備える。
【選択図】図1
【解決手段】この光受信器1は、複数の光信号S1,S2,S3,S4を電気信号に変換して出力する光受信器であって、該複数の光信号S1,S2,S3,S4の中から一の光信号を選択する光強度判定回路19及びセレクター回路21と、一の光信号に含まれるクロック信号CLKを抽出するPLL回路23と、クロック信号CLKにより複数の電気信号VL1,VL2,VL3,VL4のデータを再生する遅延ロックループ回路9a,9b,9c,9d及びDフリップフロップ回路11a,11b,11c,11dと、を備える。
【選択図】図1
Description
本発明は、光信号を受信する光受信器に関するものである。
近年、データ通信に対する需要の高まりにより、通信システムにおける伝送レートは10Gbpsを超え、40Gbpsや100Gbpsの伝送速度が実現されている。一方で、これらの伝送速度はNRZ(Non Return to Zero)信号を用いた強度変調を扱う実用的な光素子の動作速度を超えているため、波長多重伝送技術を用いて通信システムの高速化を図っている。このような波長多重伝送技術に関して、IEEE (Institute of Electrical and Electronics Engineers)では、100Gbpsのイーサネット規格として、100GBASE−LR4という規格が策定されている。この規格では、1.3μm帯の光源を4波分用いることを特徴としており、1波あたりの伝送速度を4分の1の25Gbpsに抑えることができる。
また、光通信システムにおいては、光信号に重畳されたジッタを取り除くために、広くクロックデータ再生(CDR:Clock Data Recovery)回路が用いられている。上記規格に規定された4波伝送においても、クロックデータ再生は必要であるが、4波長ともに同じ装置との対向通信となるため、4波の信号源は同じ発振器から生成されている。4波は、1本のファイバで多重化されているものの、ファイバの波長分散や、光送信器側の合波器又は光受信器側の分波器の波長間で生じる光路差によって、位相がずれた状態で光受信器内の各フォトダイオードに到達する。フォトダイオードからの受光電流を増幅するトランスインピーダンスアンプ(TIA)においても、4つの光源の光パワー偏差、合波器又は分波器での損失差によって入力パワーが異なることから、位相がさらにずれることがある。
下記特許文献1記載のCDR回路によると、特定の1波(1チャネル)の光源を用いて周波数同期を行い、各波のクロックデータ再生が行われている。このように、周波数同期を1波で行い、その周波数同期したクロック、あるいは1波長に位相同期したクロックを用いて、各波長(チャネル)の位相同期をとることで、回路規模と消費電力を削減することができる。
上記の従来のCDR回路では、各波間に光パワー偏差が存在するため、特定の1波で光パワーが低下する場合を想定しなければならない。上記CDR回路の場合、精度の高い(例えば、精度が±100ppm)参照クロックを外部から供給することで、周波数引き込み初期における周波数誤差を小さくすることはできるが、光送受信器のサイズやシステム的な制約により参照クロックが供給できない場合には、内部発振器の周波数精度が低いため、受光パワーや振幅の大きいNRZ信号のうちのS/Nの良い波長(チャネル)から回復されたクロックにより周波数同期を行うことが好ましい。100GBASE−LR4規格では、各波(各チャネル)間の光変調パワー偏差として最大5dBが定義されているが、周波数同期を行う対象の波長の光パワーが低い場合、周波数同期不良や位相同期不良が発生してしまう場合がある。
さらに、上記CDR回路において高精度の参照クロックを使用しない場合に、周波数同期を行う対象の波長(チャネル)を固定してしまうと、その波長(チャネル)のNRZ信号が障害により遮断された場合、周波数同期が大きく外れ、不具合からの復旧に時間を要してしまう場合があった。
そこで、本発明は、かかる課題に鑑みて為されたものであり、低消費電力で信頼性の高いクロックデータ再生を実現する光受信器を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の一側面に係る光受信器は、複数の光信号を電気信号に変換して出力する光受信器であって、該複数の光信号の中から一の光信号を選択する信号選択部と、一の光信号に含まれるクロック信号を抽出する位相同期回路と、クロック信号により該複数の電気信号のデータを再生する複数のデータ再生部と、を備える。
かかる光受信器によれば、信号選択部により複数の光信号から一の光信号が選択され、位相同期回路により選択された一の光信号からクロック信号が抽出され、複数のデータ再生部によりこのクロック信号を用いて複数の電気信号のデータが再生される。これにより、複数の光信号のうちから適した信号を用いてクロックデータ再生が実行され、外部から精度の高い参照クロックを供給する必要もないので、低消費電力で信頼性の高いクロックデータ再生が実現できる。
複数の光信号に対応した複数の受光素子と、複数の受光素子が生成する電流信号を電気信号に変換する複数のトランスインピーダンスアンプと、をさらに備え、一の光信号は、該複数の受光素子の電流信号に基づいて選択される、ことが好適である。この場合、複数の光信号のうちから、受光素子によって生成された電流信号を基に、クロックデータ再生に適した一の光信号を選択できる。
また、複数の光信号に対応した複数の受光素子と、複数の受光素子が生成する電流信号を電気信号に変換する複数のトランスインピーダンスアンプと、をさらに備え、一の光信号は、該複数のトランスインピーダンスアンプの出力信号に基づいて選択される、ことも好適である。この場合、複数の光信号のうちから、受光素子によって生成された電流信号から変換された電気信号を基に、クロックデータ再生に適した一の光信号を選択できる。
さらに、一の光信号は、複数の光信号のうちで最大強度を有する信号である、ことも好適である。こうすれば、適した光信号を用いて周波数同期を安定して実行させることができる。
またさらに、一の光信号は、位相同期回路の出力が一定の周波数で安定化されるまでの時間が最も短い光信号である、ことも好適である。こうすれば、適した光信号を用いて周波数同期を安定して実行させることができる。
さらにまた、一の光信号は、複数の光信号のうちで強度が所定値に最も近い信号である、ことも好適である。こうすれば、適した光信号を用いて周波数同期を安定して実行させることができる。
本発明によれば、低消費電力で信頼性の高いクロックデータ再生を実現することができる。
以下、添付図面を参照しながら本発明による光受信器の実施の形態を詳細に説明する。なお、図面の説明において同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
図1は、本実施形態に係る光受信器の構成概略図である。この光受信器1は、光伝送路を経由して波長多重された光信号を受信し、その光信号をデータ信号(電気信号)に変換して出力する装置である。図1に示すように、光受信器1は、光伝送路Fから光信号を受信する分波器3と、分波器3の光出力を受ける4つのフォトダイオード(受光素子)PDa,PDb,PDc,PDdと、フォトダイオードPDa,PDb,PDc,PDdにそれぞれ接続された4つのトランスインピーダンスアンプ5a,5b,5c,5dと、トランスインピーダンスアンプ5a,5b,5c,5dの出力にそれぞれ接続された飽和増幅回路(リミッティングアンプ)7a,7b,7c,7dと、飽和増幅回路(リミッティングアンプ)7a,7b,7c,7dの出力にそれぞれ接続された遅延ロックループ(DLL)回路9a,9b,9c,9dと、遅延ロックループ(DLL)回路9a,9b,9c,9dの出力側にそれぞれ接続されたDフリップフロップ回路11a,11b,11c,11dと、フォトダイオードPDa,PDb,PDc,PDdと遅延ロックループ(DLL)回路9a,9b,9c,9dとの間に接続されたクロック抽出回路13とを備えている。遅延ロックループ回路9a,9b,9c,9dとそれぞれに対応して接続されたDフリップフロップ回路11a,11b,11c,11dとで4系統のデータ再生部が構成される。
100GBASE−LR4等の規格に従って波長多重された光信号が光伝送路Fを伝搬し光受信器1に入力される。各波長の光信号は、同じ発振器から生成されたNRZ信号であるが、光ファイバを含む光伝送路Fでの波長分散、合波器あるいは分波器の光路差によって位相がずれて光受信器1に到来する。例えば、波長多重された状態で光受信器1に入力された光信号は、分波器3によって4つの波長λ1,λ2,λ3,λ4の光信号S1,S2,S3,S4に分離される。
分波器3によって分離された各波長の光信号S1,S2,S3,S4は、それぞれ、フォトダイオードPDa,PDb,PDc,PDdによって受光されて電流信号I1,I2,I3,I4に変換される。フォトダイオードPDa,PDb,PDc,PDdによって検出された電流信号I1,I2,I3,I4は、それぞれ、トランスインピーダンスアンプ5a,5b,5c,5dによって電圧信号VT1,VT2,VT3,VT4に変換される。このトランスインピーダンスアンプ5a,5b,5c,5dは、それぞれ、増幅器15a,15b,15c,15dと、増幅器15a,15b,15c,15dの入出力間に接続された帰還抵抗17a,17b,17c,17dを含んで構成される。
トランスインピーダンスアンプ5a,5b,5c,5dによって変換された電圧信号VT1,VT2,VT3,VT4は、それぞれ、飽和増幅回路7a,7b,7c,7dによって一定の振幅を有する電圧信号VL1,VL2,VL3,VL4に増幅される。これらの電圧信号VL1,VL2,VL3,VL4は、それぞれ、後段の遅延ロックループ回路9a,9b,9c,9dに入力され、遅延ロックループ回路9a,9b,9c,9dにより、クロック抽出回路13からのクロック信号CLKとNRZ信号である電圧信号VL1,VL2,VL3,VL4とを対象に位相同期処理が行われる。この遅延ロックループ回路9a,9b,9c,9dの構成としては、可変遅延線を用いて、周波数同期されたクロック信号CLKの位相を可変させて、電圧信号VL1,VL2,VL3,VL4からのNRZ信号の位相にクロック信号CLKD1,CLKD2,CLKD3,CLKD4を同期させる構成が用いられる。例えば、このような回路として、位相比較器、チャージポンプ、フィルタ、及び可変遅延線を含む回路が挙げられる。そして、位相同期されたクロック信号CLKD1,CLKD2,CLKD3,CLKD4を用いて、Dフリップフロップ回路11a,11b,11c,11dのそれぞれによって、電圧信号VL1,VL2,VL3,VL4のそれぞれから、データがリタイミングされてクロックとデータの再生処理(クロックデータ再生処理)が実行される。その結果、各Dフリップフロップ回路11a,11b,11c,11dからデータ信号DATA1,DATA2,DATA3,DATA4が出力される。
次に、クロック抽出回路13の構成について説明する。クロック抽出回路13は、フォトダイオードPDa,PDb,PDc,PDdに対応して設けられた光入力パワー測定回路18a,18b,18c,18dと、光強度判定回路(信号選択部)19と、セレクター回路(信号選択部)21と、PLL回路(位相同期回路)23とを含んでいる。
光入力パワー測定回路18a,18b,18c,18dは、それぞれ、フォトダイオードPDa,PDb,PDc,PDdに接続されており、電流信号I1,I2,I3,I4の大きさを測定することにより、フォトダイオードPDa,PDb,PDc,PDdにおける受光パワーの測定値を光強度判定回路19に出力する。光強度判定回路19は、フォトダイオードPDa,PDb,PDc,PDdにおける受光パワーの測定値を基に、フォトダイオードPDa,PDb,PDc,PDdの受光した光信号S1,S2,S3,S4のうちから、一の光信号を選択し、選択した光信号を示す信号をセレクター回路21に出力する。すなわち、光強度判定回路19は、受光パワーの最も高い(最大強度を有する)光信号を選択する。セレクター回路21は、光強度判定回路19によって選択された一の光信号に対応する電圧信号VL1,VL2,VL3,VL4を、飽和増幅回路7a,7b,7c,7dの出力から選択してPLL回路(位相同期回路)23に向けて出力する。
クロック抽出回路13の構成要素であるPLL回路23は、選択された一の光信号に対応する電圧信号VL1,VL2,VL3,VL4を対象に周波数同期処理を行い、その結果再生されたクロック信号CLKを出力する。詳細には、PLL回路23は、位相回転検出器(RFD:Rotational Frequency Detector)、及び電圧制御発振器(VCO:Voltage Controlled Oscillator)を含む周波数粗調整回路を内蔵し、入力された電圧信号VL1,VL2,VL3,VL4からその信号に含まれるクロック信号を抽出する。なお、PLL回路23の構成としては、電圧制御発振器(VCO)を用いたPLLには限定されず、遅延前後のNRZ信号どうしを排他的論理和をとってクロックを再生する構成や、NRZ信号を微分した後に二乗検波してクロックを再生する構成であってもよい。このようにして再生したクロック信号CLKは各波長の信号に対して位相同期は取れていないので、上述した各波長に対応する遅延ロックループ回路9a,9b,9c,9dが個別に位相同期を取ることにより、各波長のデータ及びクロックの再生が可能となる。
図2には、光受信器1によって受信された4波長分の光信号の受光パワーの一例を示している。図2(a)に示す例では、波長λ4の光信号の受光パワーが最大となっているため、波長λ4に対応する電圧信号VL4を基にクロック信号CLKが抽出されて、そのクロック信号CLKを用いて、4波長の信号を対象にクロックデータ再生処理が行われる。その後に、図2(b)に示すように波長λ4の光信号が何らかの障害により遮断された場合は、光強度判定回路19によって2番目に強度の高かった波長λ2の信号に切り替えられ、その信号を基にクロック信号CLKが抽出される。このように、光受信器1によれば、光信号の障害発生時に周波数同期を大きく外すことなく、その障害の復旧時にも即座に自動で最適な光信号を基にしたクロックが再生される。
以上説明した光受信器1によれば、光強度判定回路19及びセレクター回路21により複数の光信号から一の光信号が選択され、PLL回路23により選択された一の光信号からクロック信号CLKが抽出され、Dフリップフロップ回路11a,11b,11c,11dによりクロック信号CLKを用いて電圧信号VL1,VL2,VL3,VL4のデータが再生される。これにより、複数の光信号のうちから適した信号を用いてクロックデータ再生が実行され、外部から精度の高い参照クロックを供給する必要もないので、低消費電力で信頼性の高いクロックデータ再生が実現できる。
なお、光強度判定回路19及びセレクター回路21により選択される一の光信号は、複数のフォトダイオードPDa,PDb,PDc,PDdの電流信号に基づいて選択されるので、クロックデータ再生に適した一の光信号を簡易かつ確実に選択できる。さらに、この一の光信号は複数の光信号のうちで最大受光パワーを有する信号であるので、最適な光信号を用いて周波数同期を安定して実行させることができる。
なお、本発明は上述した実施形態に限定されるものではない。
例えば、本発明は、図3に示すような光受信器101の構成を採用してもよい。この光受信器101の図1の光受信器1との相違点は、クロック抽出回路113の構成が異なる点である。すなわち、クロック抽出回路113は、トランスインピーダンスアンプ5a,5b,5c,5dの出力にそれぞれ接続された振幅検出回路118a,118b,118c,118dと、光強度判定回路(信号選択部)119とを含んで構成されている。振幅検出回路118a,118b,118c,118dは、それぞれ、トランスインピーダンスアンプ5a,5b,5c,5dから出力された電圧信号VT1,VT2,VT3,VT4の振幅を測定することにより、フォトダイオードPDa,PDb,PDc,PDdにおける受光パワーの測定値を光強度判定回路119に出力する。光強度判定回路119は、フォトダイオードPDa,PDb,PDc,PDdにおける受光パワーの測定値を基に、フォトダイオードPDa,PDb,PDc,PDdの受光した光信号S1,S2,S3,S4のうちから、一の光信号を選択し、選択した光信号を示す信号をセレクター回路21に出力する。つまり、光受信器101は、トランスインピーダンスアンプの出力振幅が最大となっている波長の光信号を選択するように動作する。その他の構成は、光受信器1と同一である。なお、光受信器101においては、光入力パワー測定回路18a,18b,18c,18dが存在しないため、フォトダイオードに所望の逆バイアスを印加するためにフォトダイオードPDa,PDb,PDc,PDdに電圧VPDが印加されている。
また、光受信器1,101においては、フォトダイオードPDa,PDb,PDc,PDdにおける受光パワーの測定値が最大の光信号を選択してクロックを抽出していたが、他の選択方法を採用してもよい。光パワーが光受信器の最大レベル近くになるとフォトダイオードや回路の飽和により信号にジッタが発生する場合があるので、そのことを考慮して受光パワーの測定値が予め設定された所定値に最も近い波長の光信号を選択してもよいし、場合によっては受光パワーが最小の波長を選択してもよい。また、PLL回路23の出力が一定の周波数で安定化されるまでの時間が最も短い光信号を選択してもよい。例えば、フォトダイオードPDa,PDb,PDc,PDdに対応する受光信号(電流信号又は電圧信号)のジッタ成分を測定してそのジッタ成分が最も少ない光信号を選択することができる。あるいは、単位時間あたりに遷移(0から1、1から0)の多い光信号を選択しても良い。
1,101…光受信器、フォトダイオード…PDa,PDb,PDc,PDd、5a,5b,5c,5d…トランスインピーダンスアンプ、9a,9b,9c,9d…遅延ロックループ回路(データ再生部)、11a,11b,11c,11d…フリップフロップ回路(データ再生部)、19,119…光強度判定回路(信号選択部)、21…セレクター回路(信号選択部)、23…PLL回路(位相同期回路)、F…光伝送路、I1,I2,I3,I4…電流信号、S1,S2,S3,S4…光信号、VL1,VL2,VL3,VL4,VT1,VT2,VT3,VT4…電圧信号(電気信号)。
Claims (6)
- 複数の光信号を電気信号に変換して出力する光受信器であって、
該複数の光信号の中から一の光信号を選択する信号選択部と、
前記一の光信号に含まれるクロック信号を抽出する位相同期回路と、
前記クロック信号により該複数の電気信号のデータを再生する複数のデータ再生部と、
を備えることを特徴とする光受信器。 - 前記複数の光信号に対応した複数の受光素子と、
前記複数の受光素子が生成する電流信号を電気信号に変換する複数のトランスインピーダンスアンプと、をさらに備え、
前記一の光信号は、該複数の受光素子の電流信号に基づいて選択される、
ことを特徴とする請求項1記載の光受信器。 - 前記複数の光信号に対応した複数の受光素子と、
前記複数の受光素子が生成する電流信号を電気信号に変換する複数のトランスインピーダンスアンプと、をさらに備え、
前記一の光信号は、該複数のトランスインピーダンスアンプの出力信号に基づいて選択される、
ことを特徴とする請求項1記載の光受信器。 - 前記一の光信号は、前記複数の光信号のうちで最大強度を有する信号である、
ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の光受信器。 - 前記一の光信号は、前記位相同期回路の出力が一定の周波数で安定化されるまでの時間が最も短い光信号である、
ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の光受信器。 - 前記一の光信号は、前記複数の光信号のうちで強度が所定値に最も近い信号である、
ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の光受信器。
Priority Applications (1)
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Cited By (3)
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WO2017217254A1 (ja) * | 2016-06-14 | 2017-12-21 | 住友電気工業株式会社 | 光信号中継装置、光信号中継方法および光通信システム |
JP2018007043A (ja) * | 2016-07-01 | 2018-01-11 | 富士通オプティカルコンポーネンツ株式会社 | 光受信器、これを用いた光トランシーバ、及び光信号の受信制御方法 |
CN111491874A (zh) * | 2017-12-18 | 2020-08-04 | 日铁系统集成株式会社 | 派车管理装置、派车管理系统、派车管理方法、程序和存储介质 |
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