JP2014165003A - 電池拘束構造体及び電池の製造方法 - Google Patents

電池拘束構造体及び電池の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】電池の製造工程における電池の拘束作業の効率を向上させる。
【解決手段】一対の幅広面を有する複数の電池が、幅広面同士が相対するように配列されつつ拘束される電池拘束構造体1であって、複数の電池が収容される筐体部5と、複数の電池同士の配列している間に配置され、配列方向Dに摺動自在とされた電池間壁6と、複数の電池の配列方向D両側に配置され、配列方向Dに摺動自在とされ、配列方向に所定の押圧手段によって複数の電池を拘束する拘束方向Lに押される端部壁7と、端部壁7を所定の位置で固定する固定手段8と、を有する電池拘束構造体1。
【選択図】図2

Description

本発明は、電池拘束構造体及び電池の製造方法に係り、特に製造時において膨張または収縮する電池の電池拘束構造体及び電池の製造方法に関する。
電池セルは、電極活物質を表面に塗工した電極体と電解液で構成されており、電極体の表面で生じる電気化学反応によって電気を生み出している。電池セルの充電・放電に際しては、この電極間の電気化学反応によって電池内部にガスが発生し、電池セルはその容積を膨張または収縮させる。電池セルの製造時においても、電解液の注液後、予備充電が行われ、この際、電池セルが膨張しうる。この充電時の膨張の幅が大きいと、電池セルの性能を悪化させてしまう虞があるため、所定の範囲内に膨張収縮を収めることが必要となる。
特許文献1には、電池セルの一対の幅広面を両側から挟み込み拘束した状態で電池セルに注液、予備充電、及びガス抜きなどを行う製造方法が開示されている。
特開2010−21104号公報
しかしながら、特許文献1に記載の電池セルの製造方法は、一つの電池セルに対して、一つの拘束構造を設ける必要があるために電池セルの量産化には不向きである。即ち、拘束する作業が煩雑になってしまい作業効率を上げることが困難になるという問題があった。
この発明は、このような事情を考慮してなされたもので、その目的は、電池の製造工程における電池の拘束作業の効率を向上させることができる電池拘束構造体及び電池の製造方法を提供することにある。
上記の目的を達成するために、この発明は以下の手段を提供している。
本発明の電池拘束構造体は、一対の幅広面を有する複数の電池が、前記幅広面同士が相対するように配列されつつ拘束される電池拘束構造体であって、前記複数の電池が収容される筐体部と、前記複数の電池同士の配列している間に配置され、前記配列方向に摺動自在とされた電池間壁と、前記複数の電池の配列方向両側に配置され、前記配列方向に摺動自在とされ、前記配列方向に所定の押圧手段によって前記複数の電池を拘束する拘束方向に押される端部壁と、前記端部壁を所定の位置で固定する固定手段と、を有することを特徴とする。
上記構成によれば、複数の電池を簡易的に押圧することができるため、電池の製造工程における電池の拘束作業の効率を向上させることができる。
上記電池拘束構造体において、前記筐体部は、前記端部壁の両側が摺動する一対の側壁部を有し、前記固定手段は、前記側壁部に配列方向に沿って複数設けられ、前記端部壁が前記拘束方向とは反対側に戻ることを阻止する楔部材であることが好ましい。
上記構成によれば、楔部材によって端部壁が拘束された状態を維持することができ、電池の拘束作業をより効率的に行うことができる。
上記電池拘束構造体において、前記固定手段は、前記筐体部と前記端部壁とを締結する締結部材と、前記筐体部に前記配列方向に延在して設けられ前記締結部材が貫通する長孔と、から構成されてもよい。
上記構成によれば、この長孔により、拘束位置を適宜微調整することができるため、より正確に所望の位置で拘束状態を維持できる。
上記電池拘束構造体において、前記固定手段は、前記筐体部に前記配列方向に沿って複数設けられたピン挿入孔と、前記ピン挿入孔に挿入されることで、前記端部壁の移動を制限するように突出するピンと、から構成されてもよい。
上記構成によれば、このピン挿入孔にピンを挿入することによって簡易に固定することができ、拘束作業の作業効率をより向上させることができる。
上記電池拘束構造体において、前記端部壁と前記電池間壁は、前記端部壁及び前記電池間壁と前記筐体部の一方に設けられた溝条と、他方に設けられた突条とによって前記配列方向に案内されることが好ましい。
上記構成によれば、この溝条と突条が互いに組み合うことで、前記端部壁と前記電池間壁が配列方向に滑らかに移動することができるため、拘束作業の作業効率をより向上させることができる。
また、本発明は、複数の工程を経て電池を製造する電池の製造方法であって、一の工程と他の工程との間で前記複数の電池を上記いずれかの電池拘束構造体に収容して一体に搬送することを特徴とする電池の製造方法を提供する。
上記製造方法によれば、複数の電池を押圧した状態で、電池作成工程に流すことができるため、不規則な電池の変形を抑制することができる。
本発明によれば、複数の電池を簡易的に押圧することができるため、電池の製造工程における電池の拘束作業の効率を向上させることができる。
本発明の第一実施形態の電池拘束構造体の斜視図である。 本発明の第一実施形態の電池拘束構造体の分解斜視図である。 本発明の第一実施形態の電池拘束構造体の固定手段の一部断面拡大上面図である。 本発明の第一実施形態の電池拘束構造体の拘束状態を示す上面図である。 本発明の第二実施形態の電池拘束構造体の固定手段の上面図である。 図5のA−A断面図である。 本発明の第三実施形態の電池拘束構造体の固定手段の側面断面図である。
(第一実施形態)
以下、本発明の第一実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1、及び図2に示すように、本実施形態の電池拘束構造体1はリチウムイオン二次電池や、ニッケル水素二次電池などの二次電池である電池セルの製造に際して用いられるものであり、複数(本実施形態では四個)の電池セル2(以下、単に電池ともいう)を拘束することが可能なケースである。なお、図1に示す電池拘束構造体1は電池セル2を拘束していない状態である。
電池セル2は、複数の工程を経て製造されるが、この間、電池拘束構造体1に拘束されている。各々の電池セル2は、セル容器3内に複数枚の正極板と負極板が絶縁シートを介して交互に配列され、電解液とともに密封されている。
電池セル2は、一対の幅広面2aを有する直方体形状をなしており、幅広面2a同士が相対するように配列されて電池拘束構造体1に保持されている。ここで幅広面とは、電極端子を有する面に直交する面のうち、表面積が大きい一対の面のそれぞれをいう。
電池拘束構造体1は、上方が開放された四角筒形状の筐体部5と、収容される電池セル2同士の配列している間に配置される複数(本実施形態では三個)の電池間壁6と、複数の電池セル2の両側に配置される一対の端部壁7と、端部壁7を任意の位置で固定するための固定手段8と、を有している。複数の電池セル2は、一対の端部壁7が互いに近付く方向に移動し固定手段8によって固定されることによって拘束される。以下、一対の端部壁が互いに近付く方向を拘束方向と呼ぶ。
筐体部5、電池間壁6、及び端部壁7は、MCナイロン(登録商標)、POM(ポリアセタール樹脂)などのエンジニアリングプラスチックによって形成されている。なお、筐体部5、電池間壁6、及び端部壁7を形成する材料はこれに限らず、絶縁処理が施されていれば金属も使用することができる。
筐体部5は、電池セルの配列方向Dに長さを有しており、配列方向Dに長さを有する矩形形状の底壁部10と、底壁部10の配列方向Dに直交する幅方向の両端から上方に立ち上がるように形成されている一対の側壁部11と、を有している。電池セル2は、一対の側壁部11間に上方から挿入されることで電池拘束構造体1に収容される。
底壁部10の上面には、配列方向Dに延在する一対の溝条12が形成されている。同様に、各々の側壁部11の内側面には、一対の溝条12が形成されている。
電池間壁6は、筐体部5内を配列方向Dに摺動自在に取り付けられた矩形形状の板状部材であり、その主面が筐体部5の底壁部10及び側壁部11に直交するように配置されている。電池間壁6の側辺及び底辺には、筐体部5の溝条12に対応した位置に形成された突条13が形成されている。即ち、各々の側辺に一対の突条13が形成され、底辺にも一対の突条13が形成されている。
そして、筐体部5側の溝条12と電池間壁6側の突条13とが互いに組み合わされることで、電池間壁6は筐体部5内を摺動可能となっている。即ち、電池間壁6は、その主面が配列方向Dに直交する状態を維持したまま、筐体部5内をスライドすることが可能になっている。
端部壁7は、電池間壁6と同様に筐体部5内を配列方向Dに摺動自在に取り付けられた矩形形状の板状部材であり、その主面が筐体部5の底壁部10及び側壁部11に直交するように配置されている。また、端部壁7には、電池間壁6と同様に、端部壁7の側辺及び底辺に突条13が形成されている。
また、筐体部5の各々の側壁部11の内側には、複数の楔部材16が取り付けられており、これら楔部材16が固定手段8として機能している。楔部材16は、端部壁7を拘束方向に動かした際、拘束方向Lとは反対側に戻ることを阻止する部材である。
図3に示すように、楔部材16は、側壁部11の上方から下方に延びる部材であり、その断面形状は、上方からみて先端が筐体部5の配列方向Dの端部を向く楔状とされている。具体的には、楔部材16は、拘束方向Lに向かうにしたがって漸次側壁部11から離間するように傾斜する斜面17と、配列方向Dと直交する係止面18とから構成されている。
また、楔部材16は、付勢手段19によって、筐体部5の内側に付勢されている。楔部材16は筐体部5外側に向かって押圧することによって側壁部11に埋没させることができる。
本実施形態の楔部材16によれば、電池セル2を押圧する端部壁7を側壁部11に沿わせて容易に移動させることができ、適宜楔部材16の設けられる位置で固定することができる。
また、楔部材16によって端部壁7が拘束された状態を維持することができ、電池セル2の拘束作業をより効率的に行うことができる。
また、溝条12と突条13が互いに組み合うことで、端部壁7と電池間壁6が配列方向Dに滑らかに移動することができるため、拘束作業の作業効率をより向上させることができる。
また、拘束する電池セルの数を変更することができ、具体的には4つの電池セルを収納可能な構造体であれば、1〜3つで調整可能である。
次に、本実施形態の電池拘束構造体1を用いた電池セル2の製造方法について説明する。
まず、複数のセル容器3(本実施形態の場合四個)を電池拘束構造体1に収容する。即ち、セル容器3を電池間壁6同士の間及び、電池間壁6と端部壁7との間に、セル容器3の幅広面が電池間壁6/端部壁7に相対するように挿入する。
次に、セル容器3に、ドライエア(例えば露点−30℃以下)環境下で電解液を注入する。セル容器3に電解液注入後、仮封止を行う。
次いで、複数のセル容器3を電池拘束構造体1を用いて一定時間拘束する。図4に示すように、仮封止後のセル容器3を拘束する際には、所定の一対の押圧手段20を用いて、一対の端部壁7配列方向Dの両側から拘束方向Lに押圧する。押圧手段20としては、例えば、リニアアクチュエータやエアシリンダを採用することができる。
押圧手段20によって押圧されることによって端部壁7は、拘束方向Lに移動し、少なくとも一つの楔部材16を乗り越える。即ち、端部壁7が楔部材16の斜面17を押圧することによって、楔部材16が筐体部5の側壁部11に埋没する。端部壁7が楔部材16を乗り越えると、付勢手段19によって楔部材16が筐体部5内側に押し戻される。端部壁7の拘束方向Lとは反対側への移動は楔部材16の係止面18によって止められるため、端部壁7は拘束方向Lとは反対側に戻ることがない。
押圧手段20は、セル容器3に所定の拘束圧がかかるまで押圧を続けるように制御されている。この間、端部壁7は、楔部材16を乗り越え続ける。そして、端部壁7によって端部壁7の隣に位置するセル容器3が押圧され、次いで、このセル容器3のさらに隣の電池間壁6が押される。そして、最終的に、図4に示すように、複数のセル容器3が拘束される。即ち、セル容器3と電池間壁6、及びセル容器3と端部壁7との間の隙間がなくなり、セル容器3の移動及び膨張が拘束される。
ここで、楔部材16は、電池拘束構造体1に収容される電池セル2の厚み、及び数量に応じて、拘束方向Lの配置箇所が決められている。即ち、セル容器3を拘束する際、端部壁7が位置するであろう範囲に応じて配置箇所が設定されている。
次いで、予備充電を行う。この際、電極体の表面で生じる電気化学反応によって、セル容器3内にガスが発生し、このガスによりセル容器3内が膨張しようとするが、セル容器3は電池拘束構造体1によって拘束されているため、膨張によるセル容器3の変形は抑制される。
次いで、セル容器3が封口され、電池セル2とされた後エージング放置する。少なくとも以上のような工程を経て、電池セル2が製造される。
上記実施形態によれば、複数のセル容器3を簡易的に押圧することができるため、電池セル2の製造工程における電池セル2の拘束作業の効率を向上させることができる。
また、複数のセル容器3を押圧した一体の状態で、電池作成工程に搬送することができるため、不規則なセル容器3の変形を抑制することができる。
(第二実施形態)
以下、本発明の第二実施形態の電池拘束構造体を図面に基づいて説明する。なお、本実施形態では、上述した第一実施形態との相違点を中心に述べ、同様の部分についてはその説明を省略する。
本実施形態の電池拘束構造体1Bは、第一実施形態の電池拘束構造体1と比較して、固定手段8の構造が異なる。図5及び図6に示すように、本実施形態の固定手段8Bは、筐体部5と端部壁7とを締結する締結部材21と、筐体部5に配列方向Dに延在して設けられ締結部材21が貫通する長孔22と、から構成されている。
具体的には、締結部材21は例えば六角ボルトのようなボルトであり、端部壁7の底辺及び側辺に設けられたネジ穴に螺合するボルトである。長孔22は、締結部材21のネジ径よりもやや大きく、締結部材21のネジ頭部24よりも小さな幅を有している。即ち、締結部材21を端部壁7に締結することによって、筐体部5と端部壁7とを締結、固定することが可能とされている。
なお、締結部材21の数は、三つに限ることはなく、端部壁7の固定が十分にできるのであれば、最低一つ設ければよい。
上記実施形態によれば、より簡易な構成で固定手段を実現することができる。
(第三実施形態)
以下、本発明の第三実施形態の電池拘束構造体を図面に基づいて説明する。なお、本実施形態では、上述した第一実施形態との相違点を中心に述べ、同様の部分についてはその説明を省略する。
図7に示すように、本実施形態の固定手段8Cは、筐体部5に配列方向に沿って複数設けられた円形の孔であるピン挿入孔25と、ピン挿入孔25に挿入されることで、端部壁7の移動を制限するように突出するピン26と、から構成されている。
ピン26は、ピン挿入孔25に挿入されるピン本体27と、ピン挿入孔25の内径よりも大きなピン頭部28とから構成されている。ピン本体27は、筐体部5の底壁部10の厚さよりも長く形成されている。また、ピン本体27の少なくとも一部にネジが形成されているとともに、ピン挿入孔25にこのネジと螺合するネジ溝が形成されていてもよい。
また、本実施形態の端部壁7には、端部壁7の拘束方向とは反対側の倒れを防止する延長板29が形成されている。そして、ピン26はこの延長板29に当接することで端部壁7を固定するようになっている。
なお、ピン挿入孔25を筐体部5の底壁部10のみならず、側壁部11に形成することも可能である。
上記実施形態によれば、ピン挿入孔25にピン26を挿入することによって簡易に固定することができ、拘束作業の作業効率をより向上させることができる。
なお、本発明の技術範囲は上記の実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の変更を加えることが可能である。
例えば、上記各実施形態においては、端部壁は、単体の板状部材としたが、これに限ることはなく、平行する二枚の板と、これら板の間に弾性部材を介在させたような構造も採用することができる。
また、例えば、上記各実施形態においては、筐体部に溝条を、端部壁と電池間壁に突条を設け、配列方向滑らかにスライドさせているが、筐体部と端部壁及び電池間壁が十分に滑らかにスライドすることができる場合には、溝条と突条を省略することができる。
さらに、本実施形態では電池セル2を配列方向の両側から端部壁7によって拘束しているが、これに限られず一方の端部壁7を固定し、他方の端部壁7で電池セル2を押圧するものであってもよい。
1 電池拘束構造体
2 電池セル
2a 幅広面
3 セル容器(電池)
5 筐体部
6 電池間壁
7 端部壁
8 固定手段
10 底壁部
11 側壁部
12 溝条
13 突条
16 楔部材
17 斜面
18 係止面
19 付勢手段
20 押圧手段
21 締結部材
22 長孔
D 配列方向
L 拘束方向

Claims (6)

  1. 一対の幅広面を有する複数の電池が、前記幅広面同士が相対するように配列されつつ拘束される電池拘束構造体であって、
    前記複数の電池が収容される筐体部と、
    前記複数の電池同士の配列している間に配置され、前記配列方向に摺動自在とされた電池間壁と、
    前記複数の電池の配列方向両側に配置され、前記配列方向に摺動自在とされ、前記配列方向に所定の押圧手段によって前記複数の電池を拘束する拘束方向に押される端部壁と、
    前記端部壁を所定の位置で固定する固定手段と、を有することを特徴とする電池拘束構造体。
  2. 前記筐体部は、前記端部壁の両側が摺動する一対の側壁部を有し、
    前記固定手段は、前記側壁部に配列方向に沿って複数設けられ、前記端部壁が前記拘束方向とは反対側に戻ることを阻止する楔部材であることを特徴とする請求項1に記載の電池拘束構造体。
  3. 前記固定手段は、前記筐体部と前記端部壁とを締結する締結部材と、
    前記筐体部に前記配列方向に延在して設けられ前記締結部材が貫通する長孔と、から構成されることを特徴とする請求項1に記載の電池拘束構造体。
  4. 前記固定手段は、前記筐体部に前記配列方向に沿って複数設けられたピン挿入孔と、
    前記ピン挿入孔に挿入されることで、前記端部壁の移動を制限するように突出するピンと、から構成されることを特徴とする請求項1に記載の電池拘束構造体。
  5. 前記端部壁と前記電池間壁は、前記端部壁及び前記電池間壁と前記筐体部の一方に設けられた溝条と、他方に設けられた突条とによって前記配列方向に案内されることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の電池拘束構造体。
  6. 複数の工程を経て電池を製造する電池の製造方法であって、
    一の工程と他の工程との間で前記複数の電池を請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の電池拘束構造体に収容して一体に搬送することを特徴とする電池の製造方法。
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