JP2014163747A - 流量検出装置、流体供給装置 - Google Patents

流量検出装置、流体供給装置 Download PDF

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Tetsunori Sakatani
哲則 坂谷
Shuhei Yamazaki
修平 山崎
Jumpei Ogawa
順平 小川
Yoshinori Hayakawa
義則 早川
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Abstract

【課題】本発明は、連続的に変化する流量を検出できる流量検出装置を提供する。
【解決手段】流量検出装置100は、流路43内に設けられて流路43内を流れる水を受けて回転する羽根車101と、羽根車101の回転に基づいて水の流量を検出する、回転検出部102と制御装置120とを備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、流量を検出する流量検出装置に関する。他の本発明は、流量を検出する流量検出装置を備える流体供給装置に関する。
従来、給水装置では、ポンプの二次側に流量検出装置が設けられている。ポンプの動作を制御する制御装置は、流量検出装置の検出結果に基づいてポンプの吐出量を検出するとともに、検出した吐出量に応じて、ポンプの駆動を制御している。
この種の流量検出装置としては、パドル式の流量検出装置が提案されている。パドル式の流量検出装置は、ポンプから吐出される水を受けることによって可動することで出力をオンまたはオフする。(例えば、特許文献1参照。)。
特開2009−97927号公報
上述のようなパドル式の流量検出装置では、所定の流量以上のときにパドルが可動することによって出力をオフする構造であり、連続的に変化する流量を検出するものではない。
本発明は、連続的に変化する流量を検出できる流量検出装置を提供することを目的とする。他の本発明は、連続的に変化する流量を検出できる流量検出装置を備える流体供給装置を提供することを目的とする。
本発明の流量検出装置は、流路内に設けられて前記流路内を流れる流体を受けて回転する羽根車と、前記羽根車の回転に基づいて前記流体の流量を検出する検出手段とを備える。前記流路の中心線の延びる方向と前記羽根車の回転中心線とは互いに交差するとともに、前記回転中心線は、前記中心線に対してずれた位置に配置される。
本発明の流体供給装置は、ポンプと、流路と、流量検出装置と、制御手段とを備える。前記ポンプは、流体を吐出する。前記流路は、前記ポンプから吐出される前記流体が流れる。前記流量検出装置は、前記流路内に設けられて前記流体を受けて回転する羽根車と、前記羽根車の回転に基づいて前記流体の流量を検出する検出手段とを備える。前記制御手段は、前記検出手段の検出結果に基づいて前記ポンプの動作を制御する。
前記流路の中心線の延びる方向と前記羽根車の回転中心線とは互いに交差するとともに、前記回転中心線は、前記中心線に対してずれた位置に配置される。
本発明は、連続的に変化する流量を検出できる流量検出装置を提供できる。他の本発明は、連続的に変化する流量を検出できる流量検出装置を備える流体供給装置を提供できる。
本発明の一実施形態に係る給水装置を示す概略図。 同給水装置の流路部を示す断面図。 同給水装置の一方のポンプ装置に連結される第1の連結管と逆止弁と流量検出装置とを示す断面図。 図3に示すF4−F4線に沿って示す同第1の連結管の断面図。 同第1の連結管を示す平面図。
本発明の一実施形態に係る流量検出装置と流体供給装置とを、図1〜5を用いて説明する。図1は、流体供給装置の一例である給水装置10を示す概略図である。図1に示すように、給水装置10は、複数のポンプ装置20と、複数のポンプ装置20の各々に対して設けられて各ポンプ装置20から吐出される水が流れる流路を形成する流路部40と、各ポンプ装置20に対して設けられる流路部40が合流する合流部60と、合流部60の二次側に設けられるアキュムレータ70と、合流部60の二次側の圧力を検出する圧力検出装置80と、逆止弁90と、流量検出装置100とを備えている。合流部60の下流には、例えば蛇口などの給水口へ給水する給水管110が接続される。
本実施形態では、ポンプ装置20は、一例として、複数用いられており、複数の一例として、2台用いられている。各ポンプ装置20は、同じ構造である。ポンプ装置20は、ポンプ21と、ポンプ21を駆動する駆動部22とを備えている。駆動部22は、一例として電動モータである。各ポンプ装置20は、並列に配置されている。
図2は、流路部40を示す断面図である。図2に示すように、流路部40は、ポンプ21の吐出口23と後述される逆止弁90とに連結される第1の連結管41と、逆止弁90と合流部60とに連結される第2の連結管42とを備えている。
図2に示すように、一方のポンプ21と、一方の第1の連結管41と、逆止弁90とは、記載の順番に連結されている。他方のポンプ21と、他方の第1の連結管41と、他方の逆止弁90とは、記載の順番に連結されている。
第2の連結管42は、一方のポンプ装置20と他方のポンプ装置20とに対して共通して用いられており、一方のポンプ21から吐出された水と、他方のポンプ21から吐出された水とを合流部60に導く。このため、ポンプ21から吐出された水を合流部60まで導く流路43は、第1の連結管41と逆止弁90と第2の連結管42内に設けられている。なお、図2は、流路部40を、第1,2の連結管41,42内に形成される流路43の中心線Xを通る平面に沿って切断した状態を示している。
一方のポンプ装置20に対して設けられる第1の連結管41と、逆止弁90と、流量検出装置100とは、他方のポンプ装置20に対して設けられる第1の連結管41と、逆止弁90と、流量検出装置100と同じである。
図3は、一方のポンプ装置20に連結される第1の連結管41と逆止弁90と流量検出装置100とを示す断面図である。図3は、第1の連結管41内の流路43の中心線Xを通る平面で切断された状態を示している。なお第1の連結管41を中心線Xに垂直に切断すると、中心線Xは、流路43の中心を通る。
第1の連結管41は、第1の部分44と、屈曲部45と、第2の部分46とを備えている。第1の部分44は、ポンプ21の吐出口23と連結される流入口44aを有しており、直線状に延びている。第2の部分46は、逆止弁90に連結される流出口46aを有しており、直線状に延びている。このため、中心線Xにおいて第1の部分44を通る部分は、直線であり、第2の部分46を通る部分は、直線である。
屈曲部45は、第1,2の部分44,45を連結している。屈曲部45によって連結された第1,2の部分44,45の相対姿勢は、第1の部分44の延びる方向と第2の部分46の延びる方向とが互いに直交する姿勢である。このため、第1の連結管41は、L字形状である。
本実施形態では、一例として、ポンプ21の吐出口23は、上に向って開口している。第1の連結管41の第1の部分44は、上下方向Vに沿って上方に延びている。第2の部分46は、上下方向Vに対して垂直な方向に延びている。なお、上下方向Vは、重力の作用する方向に平行であり、重力の作用する方向が下方向である。
逆止弁90は、逆止弁90を通過した水が、ポンプ21側に戻ることを防止する機能を有する。逆止弁90は、ハウジング91と、弁体92と、付勢用ばね部材93とを備えている。
ハウジング91は、第1の連結管41の流出口46aと連通する流入口94と、第2の連結管42に連通する流出口95とを備えている。弁体92は、ハウジング91内に収容されている。弁体92は、傘形状であって、ハウジング91の内側から流入口94を液密に塞ぐ大きさを有している。弁体92は、流入口94を液密に塞ぐ位置と、流入口94を開く位置との間で変位可能である。
付勢用ばね部材93は、ハウジング91において流出口95側の部分と弁体92との間に設けられており、弁体92を流入口94側に付勢している。このため、弁体92は、付勢用ばね部材93の付勢力によって、流入口94を液密に塞ぐ。
付勢用ばね93の付勢力は、駆動部22の駆動時にポンプ21から吐出された水の圧力によって弁体92が流入口94を開く程度の付勢力を有している。このため、駆動部22の駆動時には、ポンプ21から吐出された水は、逆止弁90を通過する。
駆動部22の駆動停止時には、付勢用ばね部材93の付勢力によって弁体92が流入口94を液密に塞ぐ。さらに、アキュムレータ70内部に蓄えられた水の圧力が弁体92を流入口94に押し付けるので、弁体92は、流入口94側に付勢される。
第1の連結管41の流入口44aの形状は、一例として、中心線Xからの距離が一定である円である、言い換えると、曲率が一定の円である。第1の連結管41の流出口46aの形状は、一例として、中心線Xからの距離が一定である円である、言い換えると曲率が一定の円である。
流路43において第1の連結管41の流入口44aから流出口46aとの間の部分の中心線Xに垂直な断面形状は、一例として、中心線Xからの距離が一定の円である、言い換えると曲率が一定の円である。
また、第1の部分44内の流路43の径D1は、屈曲部45に向うにつれて次第に縮小してD2になる。D1>D2。屈曲部45内の流路43の径は、D2である。第2の部分46内の流路43の径は、D2である。
逆止弁90のハウジング91の流入口94は、一例として、中心線Xからの距離が一定である円であり、言い換えると曲率が一定の円であり、第1の連結管41の流出口46aと同じ大きさ、または、略同じ大きさである。本実施形態では、ハウジング91の流入口94は、第1の連結管41の流出口と同じく円でありつまり同じ形状であり、かつ、流出口46aに対して若干大きい。逆止弁90の流入口94の径D3は、径D2より大きい。
他の例としては、逆止弁90の流入口94と第1の連結管41の流出口46aとは、同じ形状であって、かつ、同じ大きさであってもよい。または、逆止弁90の流入口94は、同じ形状であって、かつ、第1の連結管41の流出口46aに対して若干小さくてもよい。なお、第1の連結管41の流出口46aと逆止弁90の流入口94の形状とは、互いに異なる形状であってもよい。この一例としては、第1の連結管41の流出口46aの形状と逆止弁90の流入口94の形状とが略同じ形状であってもよい。
第1の連結管41と逆止弁90とは、流出口46aの中心と流入口94の中心とを合わせて配置される。より具体的には、流路43の中心線Xは、流出口46aと流入口94との中心を通るとともに、流出口46aの中心から流入口94までの間で屈曲することなく直線である。
このため、図3に示すように、流出口46aの縁部の全域は、流入口94の縁よりも内側に位置する。しかしながら、流出口46aと流入口94とが同じ形状であり、かつ、略同じ大きさであるので、流出口46aから流入口94への段差は小さくなる。なお、流出口46aと流入口94とが同じ形状であり、かつ、同じ大きさであると、段差は、なくなる
図2に示すように、第2の連結管42は、一方の逆止弁90の流出口95と、他方の逆止弁90の流出口95とに連結されている。第2の連結管42の中心に、合流部60が形成されている。
図3に示すように、流量検出装置100は、第1の連結管41内に収容される羽根車101と、羽根車101の回転数を検出する回転検出部102と、第1の連結管41に形成されて羽根車101を収容する収容部103と、羽根車101を収容部103内で支持する支持部104と、後述される制御装置120とを備えている。
図4は、図3に示すF4−F4線に沿って示す第1の連結管41の断面図である。図4は、第1の連結管41を、収容部103を通るように切断した状態を示している。なお、図4では、後述される回転検出部102は省略されている。図5は、第1の連結管41の平面図である。図5では、回転検出部102は、省略されている。
図4,5に示すように、第2の部分46内の流路43に、下部半円部47と、上部半円部48とを設定する。下部半円部47は、第2の部分46において中心線Xよりも下側の部分であり、上部半円部48は、第2の部分46において中心線Xよりも上側の部分である。
上部半円部48は、直線状に延びるとともに、屈曲部45において緩やかに曲がる屈曲部45の上部に連続する部位であるので、水の流れが、下部半円部47に対して安定している。なお、本実施形態では、屈曲部45の上部は、屈曲部45の外側部である。
収容部103は、第2の部分46内において、中心線Xに対して、上下方向Vと第2の部分46の延びる方向とに直交する方向にオフセットして設けられており、流路43に連通している。収容部103は、流路43と連通するとともに、流路43に対して外側に凹んだ形状となる。
支持部104は、収容部103の下壁部に設けられており上方に向って延びている。支持部104の先端は、中心線Xよりも上側に位置している。上記のように、第2の部分46内に形成される流路の断面形状は、円である。このため、支持部104の下部は収容部103内に収容されることによって、中心線Xの延びる方向に流路43と重ならないが、支持部104の他の部分の一部は、中心線Xの延びる方向に流路43と重なる。
羽根車101は、支持部104の上端部に回転自由に支持されている。羽根車101の回転軸Yは、上下方向Vに平行である。つまり、羽根車101の回転軸Yは、流路43において羽根車101が設けられる部位の中心線Xと直交する。
図3,4に示すように、羽根車101は、支持部104に固定される主軸101b回りに回転自由に支持される。主軸101bは、一例として、支持部104に設けられる収容凹部内に嵌合することによって、固定される。
羽根車101は、本実施形態では、内部に主軸101bを収容して主軸101bの中心軸を回転軸Yとし、回転軸Y回りに回転する。羽根車101は、主軸101bに対して着脱可能である。
羽根車101は、主軸101bを内側に収容した状態において、回転軸Yに対して直交する方向に延びる複数の羽根部101cを備えている。羽根部101cは、回転軸Y回りに等間隔離間して配置されている。本実施形態では、一例として、羽根部101cは、8枚設けられている。
図4に示すように、第2の部分46内の流路43の中心線Xの延びる方向に見たときに、羽根車101において回転軸Yを挟んで一方側に配置される羽根部101cの一部は流路43内に収容され、他方側に配置される羽根部101cは、収容部103内に収容される。このため、流路43内を流れる水が、羽根車101において上記のように流路43内に収容される羽根部101cを押すことによって、羽根車101は、一方向に回転する。
図3に示すように、回転検出部102は、第2の部分46において、羽根車101に対向する部分に設けられている。本実施形態では、回転検出部102は、第2の部分46において羽根車101と上下方向Vに対向する部分に設けられている。
第2の部分46において羽根車101と上下方向Vに対向する部分には、第2の部分46を貫通する貫通孔46bが形成されている。貫通孔46bは、羽根車101が通る大きさを有している。また、主軸101bは、貫通孔46bを通して羽根車101を第2の部分46内に差し込む方向に延びている。
羽根車101は、貫通孔46bを通して、支持部104に嵌合された主軸101bに着脱することができる。羽根車101において内部に主軸101bを収容する凹部は、羽根車101の下端に開口している。貫通孔46bを通して羽根車101を第2の部分46内に収容すると、羽根車101において主軸101bを収容する凹部内に、支持部104に固定された主軸101bを、そのまま、収容することができる。貫通孔46bの内周面には、雌ねじ部46cが形成されている。
回転検出部102は、センサ105と、ハウジング106とを備えている。ハウジング106は、センサ105が固定されている。センサ105は、本実施形態では、一例として、ホールICを備えている。ハウジング106は、例えば、筒形状であり、外周面に雄ねじ部107が形成されている。ハウジング106は、貫通孔46bに螺合可能である。貫通孔46bの周縁部には、シール部材の一例であるOリング109が設けられている。回転検出部102が貫通孔46bに螺合したとき、回転検出部102と貫通孔46bとの間は、Oリング109によって液密にシールされる。
羽根車101には、磁石101aが設けられており、羽根車101の回転に伴って、磁石101aも回転する。回転検出部102が第2の部分46に螺合されると、センサ105は、磁石101aの周囲に配置される。
磁石101aは、回転軸Yに対してずれた位置に配置されている。このため、羽根車101が回転することによって、磁石101aがセンサ105を横切る、言い換えると、磁石101aがホールICを横切るので、ホールICが磁石に起因する磁束を検出する。センサ105は、検出した磁束に応じた信号、言い換えると、羽根車101の回転に応じた信号を制御装置120に送信する。この信号は、羽根車101の回転数を示す。つまり、単位時間、例えば1秒間当たりの羽根車101の回転数を示す。
図1に示すように、圧力検出装置80は、合流部60の下流の圧力を検出し、圧力に応じた信号を制御装置120に送信する。なお、流路43において合流部60の下流と、アキュムレータ70内とは連通している。このため、圧力検出装置80が検出する圧力は、アキュムレータ70内の圧力と同じである。
制御装置120は、圧力検出装置80の検出結果と、流量検出装置100の検出結果とに基づいて、ポンプ装置20の動作を制御する。具体的には、制御装置120は、圧力検出装置80の検出結果に基づいて、流路43内において合流部60の下流の圧力が起動圧力以下になると、まず、一方のポンプ装置20を起動する。当該一方のポンプ装置20が停止した後、再び起動圧力以下になると、次に他方のポンプ装置20の駆動部22を起動する。このように、制御装置120は、2つのポンプ装置20を交互に起動する。
制御装置120は、流量検出装置100の回転検出部102から受信する信号に基づいて、各ポンプ装置20から吐出される吐出流量を検出する。検出された流量が、停止流量以下になると、制御装置120は、ポンプ装置20の駆動部22の駆動を停止する。流量検出装置100から送信される信号は、羽根車101の回転数に応じた信号である。具体的には、制御装置120は、羽根車101の回転数に対応する流量を記憶する記憶部121を有している。制御装置120は、回転検出部102の検出結果、つまり、羽根車101の回転数と、記憶部121に記憶される情報とに基づいて、流路43内の流量を求める。
なお、記憶部121に記憶する、羽根車101の回転数と流量との関係を示す情報は変更することができる。例えば、羽根車101が1秒間に10回転するときの流量が10L/min(1分間に10L流れる)と記憶されている場合において、実際には、羽根車101が1秒間に10回転するときの実際の流量が5Lだった場合、制御装置120の記憶部121に記憶される情報を、1秒間に10回転するときの流量は5Lと変更することができる。
また、記憶部121には、連続的に変化する羽根車101の回転数の各値に対して対応する流量が記憶されている。また、本実施形態では、羽根車101が、第2の部分46の上部半円部48内に収容されているので、羽根車101の回転数と流量との関係が、比例関係になる。具体的には、回転数に応じて流量が比例的に変化するように記憶されている。つまり、20回転/sであれば、20L/minであり、5回転/sであれば、5L/minである。このため、制御装置120は、連続的に変化する流量を検出することができる。言い換えると、制御装置120は、流量をアナログ的に検出することができる。
つぎに、給水装置10の動作を説明する。まず、制御装置120の調整について、説明する。例えば、給水装置10を出荷する前などに、流量検出装置100から送信される信号に対する記憶部121に記憶される流量との対応関係が、上記のように調整される。本実施形態の流量検出装置100では、一例として、羽根車101は、流量が10L/min(1分間に10L流れる)のとき、一秒間に10回転する機能を有している。
このため、制御装置120の記憶部121には、羽根車101の回転数が、10回転/s(1秒間に10回転)であるときに、流量が10L/minであると記憶されている。
しかしながら、羽根車101の形状の誤差や、羽根車101の取り付け誤差に起因する摩擦の変化などに起因して、羽根車101の回転数と流量との関係が上記に対してずれる場合がある。
例えば、流量検出装置100によっては、流量が15L/min(1分間に15L流れる)であるときに、羽根車101が1秒間に10回転するものがあるとする。この場合では、制御装置120の記憶部121に記憶される、羽根車101の回転数と、流量との対応関係を変更する。
また、上述では、一例として、流量が羽根車101の回転数と流量とが比例関係であるとしたが、例えば、羽根車101の回転数の増減と流量の増減とが、互いに比例関係ではない場合は、各流量のおける羽根車の回転数を実験で求めて、記憶部121に記憶して用いてもよい。このように、流量検出装置100の検出結果と、実際の流量との相対関係が調整される。
次に、給水しているときの給水装置10動作を説明する。制御装置120の自動スイッチがオンされると、圧力検出装置80が流路43内の圧力を検出する。圧力検出装置80の検出結果は、制御装置120に送信される。例えば、蛇口が開くことによってアキュムレータ70内の水が流れることによって、流路43内の圧力が低下する。流路43内の圧力が低下し、起動圧力以下になると、制御装置120は、一方のポンプ装置20の駆動部22を起動する。
なお、本実施形態では、2台のポンプ装置20が用いられており、一方のポンプ装置20と他方のポンプ装置20とが交互に起動される。このため、一方のポンプ装置20が駆動している状態では、他方のポンプ装置20は、駆動しない。
一方のポンプ装置20の駆動部22が起動することによって、ポンプ21から水が吐出される。吐出された水は、第1の連結管41と、逆止弁90と、第2の連結管42とを記載の順番通りに通過する。
このとき、流路43の水の流れが羽根車101の羽根部101cにおいて流路43内に位置する部分を押すことによって羽根車101が回転する。羽根車101の回転に伴って羽根車101に固定された磁石101aも一体に回転する。磁石101aが回転することによって、センサ105が羽根車101の回転数を検出する。
センサ105の検出結果は、制御装置120に送信される。制御装置120の記憶部121には、羽根車101の回転数に対応する流量の情報が記憶されているので、制御装置120は、センサ105の検出結果に基づいて流量を検出できる。
制御装置120は、圧力検出装置80の検出結果が起動圧力を超え、かつ、流量が予め設定されている停止流量以下になると、駆動部22の駆動を停止する。
両ポンプ装置20の駆動が停止している状態において、再び起動圧力以下になると、制御装置120は、前回駆動したポンプ装置20以外のポンプ装置20の駆動部22を起動する。
また、制御装置120は、予め設定される一定時間内のポンプ装置20の起動回数を検出する。起動回数は、両ポンプ装置20の駆動部22の起動回数の合計値である。また、制御装置120の記憶部121には、最高起動回数と、最低起動回数とが記憶されている。最高起動回数は、最低起動回数よりも大きい。
制御装置120は、一定時間内の起動回数が最高起動回数以上の場合は、停止流量を、現在の値よりも小さい値に変更する。変更後の値は、予め決定されており、記憶部121に記憶されている。一定時間は、予め決定されており、記憶部121に記憶されている。停止流量が小さくなることによって、駆動部22が停止されてから起動するまでの時間が長くなる。
制御装置120は、一定時間内の軌道回数が最低起動回数以下の場合は、停止流量を、現在の値よりも大きい値に変更する。変更後の値は、予め決定されており、記憶部121に記憶されている。停止流量が多くなることによって、駆動部22が停止されてから起動するまでの時間が短くなる。
制御装置120は、一定時間内のポンプ装置20の起動回数が、最低起動回数より大きく、かつ、最高起動回数未満である場合は、停止流量を、初期値のままとする。初期値は、記憶部121に最初に記憶された値である。
このように構成される給水装置10では、流量検出装置100が、流量に応じて回転数が変化する羽根車101を備えることによって、連続的に変化する流量を検出することができる。言い換えると、流量をアナログ的に検出することができる。
また、羽根車101が第1の連結管41の第2の部分46の上部半円部48内に配置される。
上部半円部48は、屈曲部45において緩やかな外側部分(上部)に連続するので、水の流れが安定している。このため、上部半円部48内の流れに、渦など流れの乱れの原因が生じにくい。羽根車101が上部半円部48内に配置されることによって、羽根車101が安定して回転できるので、互いに比例関係になる、または、略比例関係になる。具体的には、流量がある値に対して2倍になると、羽根車101の回転数も2倍になり、流量が1/2になると羽根車101の回転数も1/2になる。このため、記憶部121に記憶される、羽根車101の回転数と流量との関係をより一層正確にすることができるので、流量をより一層正確に検出できるようになる。
また、ポンプ装置20の起動回数に応じて停止流量を調整することによって、起動頻度の低減と、省エネ性とを両立することができる。さらに、ポンプ装置20の起動回数に応じて停止流量を調整することによって、ポンプ装置20の起動頻度を低減できるので、制御装置120においてポンプ装置20を起動する際に用いる駆動回路と、インペラナットやメカニカルシールなどポンプ装置20において起動する際に負荷が作用する部材に対する負担を低減することができる。さらに、起動頻度の低下に伴い、起動するために要する大きな電力の消費を抑制できる。
また、回転検出部102が第1の連結管41に対して螺合することによって固定される構造であるので、回転検出部102の着脱を容易に行うことができる。また、回転検出部102を固定するために用いる貫通孔46bを利用して、支持部104への主軸のかん合を容易に行うことができる。さらに、支持部104に固定された主軸101bに対する羽根車101の着脱も容易に行うことができる。
また、第1の連結管41の流出口46aの径D2と、逆止弁90の流入口94の径D3とを略同じにすることによって、流路43の断面積が逆止弁90の直前で急縮小することがないので、この急縮小に起因する流れの損失抵抗の増大を抑制することができる。
なお、本実施形態では、流体の一例として、水が用いられた。他の例としては、水以外の液体であってもよい。または、流体は、液体ではなく、気体であってもよい。
また、本実施形態では、回転検出部102が羽根車101の回転数を検出し、制御装置120が回転数と記憶部121に記憶される情報に基づいて検出する。このため、本実施形態では、回転検出部102と制御装置120とが、本発明で言う、検出手段の一例を構成している。例えば、他の例としては、回転検出部102に流量の情報が記憶されており、回転検出部102が流量を検出してもよい。
また、本実施形態では、流路43の中心線Xと羽根車101の回転軸Yとが互いに直交する。これは、本発明で言う、羽根車の回転軸と流路の中心線とが交差することの一例である。他の例としては、例えば、中心線Xと回転軸Yとが略直交してもよい。または、45度の傾斜を有して交差してもよい。この場合であっても、羽根車101は、水の流れを受けて回転することが出来る。
また、羽根車自体の構成が、羽根車の回転軸に平行な流体の流れを受けて回転する構造を有する場合、羽根車の回転軸と、流路の中心線とを平行に配置してもよい。
また、本実施形態では、制御装置120は、ポンプ21の動作を制御する制御手段の一例である。さらに、制御装置120は、本発明で言う制御手段の一例として機能するとともに、検出手段の一例としても機能する。このように、制御装置120が、両機能を兼ねることによって、給水装置10の構成要素を少なくすることができる。
この発明は、上述した実施の形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上述した実施の形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより種々の発明を形成できる。例えば、上述した実施の形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除しても良い。
10…給水装置(流体供給装置)、21…ポンプ、43…流路、45…屈曲部、46…第2の部分(直線部)、46a…流出口、90…逆止弁、92…弁体、94…流入口、100…流量検出装置、101…羽根車、102…回転検出部(検出手段)、103…収容部、120…制御装置(制御手段、検出手段)。

Claims (11)

  1. 流路内に設けられて前記流路内を流れる流体を受けて回転する羽根車と、
    前記羽根車の回転に基づいて前記流体の流量を検出する検出手段と
    を具備するとともに、
    前記流路の中心線の延びる方向と前記羽根車の回転中心線とは互いに交差するとともに、前記回転中心線は、前記中心線に対してずれた位置に配置される
    ことを特徴とする流量検出装置。
  2. 前記流路の中心線が延びる方向に沿って前記羽根車を見たとき、前記羽根車において前記回転中心線を挟んで一方側は前記流路の外側に位置し、かつ、他方側の少なくとも一部が前記流路内に位置する
    ことを特徴とする請求項1に記載の流量検出装置。
  3. 前記流路は、屈曲部と、前記屈曲部の二次側において前記屈曲部に連続する直線状に延びる直線部とを具備し、
    前記羽根車は、前記直線部に設けられる
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の流量検出装置。
  4. 前記羽根車は、前記直線部において、前記屈曲部の外側部分に連続する部分に位置する
    ことを特徴とする請求項3に記載の流量検出装置。
  5. 流体を吐出するポンプと、
    前記ポンプから吐出される前記流体が流れる流路と、
    前記流路内に設けられて前記流体を受けて回転する羽根車と、前記羽根車の回転に基づいて前記流体の流量を検出する検出手段とを備える流量検出装置と、
    前記検出手段の検出結果に基づいて前記ポンプの動作を制御する制御手段と
    を具備するとともに、
    前記流路の中心線の延びる方向と前記羽根車の回転中心線とは互いに交差するとともに、前記回転中心線は、前記中心線に対してずれた位置に配置される
    ことを特徴とする流体供給装置。
  6. 前記流路の中心線が延びる方向に沿って前記羽根車を見たとき、前記羽根車において前記回転中心線を挟んで一方側は前記流路の外側に位置し、かつ、他方側の少なくとも一部が前記流路内に位置する
    ことを特徴とする請求項5に記載の流体供給装置。
  7. 前記流路は、屈曲部と、前記屈曲部の二次側において前記屈曲部に連続する直線状に延びる直線部とを具備し、
    前記羽根車は、前記直線部に設けられる
    ことを特徴とする請求項5または6に記載の流体供給装置。
  8. 前記羽根車は、前記直線部において、前記屈曲部の外側部分に連続する部分に位置する
    ことを特徴とする請求項7に記載の流体供給装置。
  9. 前記羽根車の二次側に配置される逆止弁であって、前記流体が流入する流入口を有して前記流路の一部を形成する収容部と、前記収容部内に収容されて前記流入口を当該流入口の二次側から塞ぐことによって前記流体が当該流入口を通ってポンプ側に戻ることを防止する弁体とを具備する逆止弁を具備し、
    前記流路は、前記逆止弁の流入口に連通して前記流体を前記逆止弁に流出する流出口を具備し、
    前記流出口と前記流入口とは、互いに、同じ大きさ、または、略同じ大きさである
    ことを特徴とする請求項5〜8のうちのいずれか1項に記載の流体供給装置。
  10. 前記検出手段は、前記流路の周壁部に螺合することによって固定される、前記羽根車の回転を検出する回転検出部を具備する
    ことを特徴とする請求項5〜9のうちのいずれか1項に記載の流体供給装置。
  11. 前記制御手段は、検出手段の検出結果に基づいて前記流体の流量が停止流量以下になると前記ポンプの動作を停止し、かつ、予め設定された一定時間内の前記ポンプの起動回数を計測して前記起動回数が第1の所定回数以上であると前記停止流量を減少し、前記起動回数が前記第1の所定回数より小さい第2の所定回数以下であると前記停止流量を増加する
    ことを特徴とする請求項5〜10のうちのいずれか1項に記載の流体供給装置。
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