JP2014163560A - 振動抑制部材、その配設方法、蒸気発生器、原子力プラント、伝熱管群及びプラント - Google Patents

振動抑制部材、その配設方法、蒸気発生器、原子力プラント、伝熱管群及びプラント Download PDF

Info

Publication number
JP2014163560A
JP2014163560A JP2013033490A JP2013033490A JP2014163560A JP 2014163560 A JP2014163560 A JP 2014163560A JP 2013033490 A JP2013033490 A JP 2013033490A JP 2013033490 A JP2013033490 A JP 2013033490A JP 2014163560 A JP2014163560 A JP 2014163560A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat transfer
transfer tube
vibration
vibration suppressing
suppressing member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2013033490A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiyuki Kondo
喜之 近藤
Takashi Ueno
隆司 上野
Koichi Tanimoto
浩一 谷本
Kazuo Hirota
和生 廣田
Hideyuki Morita
英之 森田
Naotaka Uchimichi
直孝 打道
Kenji Nishida
憲司 西田
Ryoichi Kawakami
亮一 川上
Kengo Shimamura
健吾 嶋村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP2013033490A priority Critical patent/JP2014163560A/ja
Publication of JP2014163560A publication Critical patent/JP2014163560A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】伝熱管の振動を好適に抑制することができる振動抑制部材及び振動抑制部材の配設方法等を提供する。
【解決手段】隣り合う伝熱管5の隙間に配設され、伝熱管5に接触させて、伝熱管5の振動を抑制する振動抑制部材14であって、少なくとも伝熱管5と接触する接触面81には、液体を保持可能なディンプル91が形成されている。ディンプル91は、複数の窪み91aを有し、各窪み91aは、接触面81に対して窪んで形成されている。
【選択図】図5

Description

本発明は、隣り合う伝熱管の隙間に配設される振動抑制部材、振動抑制部材の配設方法、蒸気発生器、原子力プラント、伝熱管群及びプラントに関するものである。
従来、複数の伝熱管の振動を抑制する振動止め装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。振動止め装置(振動止め金具)は、角棒状振動止め金具と丸棒状振動止め金具とによりV字状に組み付けられており、この振動止め装置が、伝熱管の間に配設されている。
実開昭62−903号公報
特許文献1において、振動止め金具は、伝熱管に接触して設けられることで、伝熱管の振動を抑制している。ところで、伝熱管は、蒸気発生器の内部に設けられることから、伝熱管の周囲は、気液二相流となる。このとき、伝熱管の周囲を流れる気液二相流が、気相の割合が多い気液二相流である場合、伝熱管と振動止め金具との接触部分は、気相の状態となり易く、液相の状態となり難い。この場合、伝熱管と振動止め金具との接触部分において、液体によるダンピング効果が発揮し難くなるため、振動止め金具による振動の抑制を好適に行うことが困難であった。
そこで、本発明は、伝熱管の振動を好適に抑制することができる振動抑制部材、振動抑制部材の配設方法、蒸気発生器、原子力プラント、伝熱管群及びプラントを提供することを課題とする。
本発明の振動抑制部材は、隣り合う伝熱管の隙間に配設され、前記伝熱管に接触させて、前記伝熱管の振動を抑制する振動抑制部材であって、少なくとも前記伝熱管と接触する接触面は、液体を保持可能なパターンになっていることを特徴とする。
この構成によれば、接触面を、液体を保持可能なパターンとすることができる。このため、伝熱管と振動抑制部材との接触部分は、液相の状態となり易く、液体によるダンピング効果を発揮し易くなる。これにより、振動抑制部材による振動抑制の効果をより好適に作用させることができるため、伝熱管の振動を好適に抑制することができる。また、伝熱管と振動抑制部材との接触部分を液相状態に維持することができるため、伝熱管と振動抑制部材との接触部分が気相状態になることで析出するコンタミネーションの発生を抑制することができる。このため、コンタミネーションによる伝熱管の腐食等の不具合も抑制することが可能となる。
この場合、前記パターンは、前記接触面に対して窪んで形成されていることが好ましい。
この構成によれば、パターンを、接触面に対して窪んで形成することができる。このため、接触面から突出する突起部による伝熱管への損傷を生ずることがない。よって、伝熱管に対して損傷等を与えることなく、好適に接触させることができる。なお、パターンとしては、例えば、複数の窪みを有するディンプル、または溝等がある。
この場合、前記パターンは、複数の窪みを有するディンプルであることが好ましい。
この構成によれば、パターンを、ディンプルとすることができるため、簡易な構成により、接触面において液体を好適に保持することができる。なお、ディンプルの大きさは、表面張力が有効に作用する大きさとなっている。
この場合、前記伝熱管は、所定面の面内方向に前記伝熱管を複数並べて伝熱管層を形成するとともに、前記所定面の面外方向に前記伝熱管層を複数並べて伝熱管群を形成しており、隣り合う前記伝熱管層の隙間に配設される長尺部と、前記伝熱管層において、隣り合う前記伝熱管の隙間に配設され、前記長尺部から突出して設けられるとともに、前記伝熱管に接触する突出部と、を備え、前記パターンは、少なくとも前記伝熱管と接触する前記突出部の接触面に設けられていることが好ましい。
この構成によれば、長尺部及び突出部を有する場合であっても、突出部の接触面を、液体を保持可能なパターンとすることができる。このため、液体によるダンピング効果により、伝熱管の振動を好適に抑制することができる。また、伝熱管と振動抑制部材との接触部分を液相状態に維持することができるため、伝熱管と振動抑制部材との接触部分が気相状態になることで析出するコンタミネーションの発生を抑制することができる。このため、コンタミネーションによる伝熱管の腐食等の不具合も抑制することが可能となる。また、突出部を伝熱管に接触させることで、伝熱管の面内方向における振動を抑制することができる。
本発明の他の振動抑制部材は、隣り合う伝熱管の隙間に配設され、前記伝熱管に接触させて、前記伝熱管の振動を抑制する振動抑制部材であって、前記伝熱管は、所定面の面内方向に前記伝熱管を複数並べて伝熱管層を形成するとともに、前記所定面の面外方向に前記伝熱管層を複数並べて伝熱管群を形成しており、隣り合う前記伝熱管層の隙間に配設される長尺部と、前記伝熱管層において、隣り合う前記伝熱管の隙間に配設され、前記長尺部から突出して設けられるとともに、前記伝熱管に接触する突出部と、を備えることを特徴とする。
この構成によれば、突出部を伝熱管に接触させることで、伝熱管の面内方向における振動を抑制することができる。
本発明の振動抑制部材の配設方法は、上記の振動抑制部材を、伝熱管群に配設する振動抑制部材の配設方法であって、前記伝熱管群は、所定面の面内方向に前記伝熱管を複数並べて伝熱管層が形成され、前記所定面の面外方向に前記伝熱管層を複数並べて形成され、前記伝熱管層を挟んで、前記面外方向の一方に前記振動抑制部材の前記長尺部を配設するとともに、前記伝熱管を挟んで、前記面内方向の一方に前記振動抑制部材の前記突出部を配設する第1配設工程と、前記伝熱管層を挟んで、前記面外方向の他方に前記振動抑制部材の前記長尺部を配設するとともに、前記伝熱管を挟んで、前記面内方向の他方に前記振動抑制部材の前記突出部を配設する第2配設工程と、一方の前記振動抑制部材の前記突出部と、他方の前記振動抑制部材の前記突出部とにより、前記伝熱管を挟み込む挟持工程と、を備えることを特徴とする。
この構成によれば、伝熱管層において、面内方向の両側から、一対の振動抑制部材の突出部により、伝熱管を挟み込むことができる。このため、伝熱管の面内方向における振動を、一対の振動抑制部材を用いて、より好適に抑制することができる。
本発明の蒸気発生器は、上記の振動抑制部材と、前記振動抑制部材と接触する複数の伝熱管と、を備えることを特徴とする。
この構成によれば、振動抑制部材により伝熱管の振動を抑制することができるため、振動による伝熱管への負荷を低減することができ、伝熱管の耐用寿命を向上させることができる。
本発明の原子力プラントは、上記の蒸気発生器と、前記蒸気発生器に接続される原子炉と、を備えることを特徴とする。
この構成によれば、伝熱管への負荷を低減した蒸気発生器を用いることができるため、安全性の高いものを提供することができる。
本発明の伝熱管群は、上記の振動抑制部材と、前記振動抑制部材と接触する複数の伝熱管と、を備えることを特徴とする。
この構成によれば、振動抑制部材により伝熱管の振動を抑制することができるため、振動による伝熱管への負荷を低減することができ、伝熱管の耐用寿命を向上させることができる。
本発明のプラントは、上記の伝熱管群を備えることを特徴とする。
この構成によれば、伝熱管への負荷を低減した伝熱管群を用いることができるため、安全性の高いプラントを提供することができる。なお、プラントとしては、化学プラントまたは発電プラントを含むプラントであり、伝熱管群を備えるプラントであれば、いずれのプラントであってもよい。
図1は、実施例1に係る振動抑制部材が用いられる蒸気発生器の側断面概略図である。 図2は、伝熱管群の平面視概略図である。 図3は、図2のA−A断面図である。 図4は、伝熱管群の斜視概略図である。 図5は、実施例1に係る振動抑制部材が配設された中心面における伝熱管群の軸断面図である。 図6は、実施例1に係る振動抑制部材の接触面を示す説明図である。 図7は、実施例2に係る振動抑制部材に関する一例の説明図である。 図8は、実施例2に係る振動抑制部材の接触面の一例を示す説明図である。 図9は、実施例2に係る振動抑制部材の接触面の一例を示す説明図である。
以下に、本発明に係る実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施の形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
図1は、実施例1に係る振動抑制部材が用いられる蒸気発生器の側断面概略図である。伝熱管を内部に複数有するものとして、例えば、加圧水型原子炉(PWR:Pressurized Water Reactor)に用いられる蒸気発生器1がある。蒸気発生器1は、原子力プラントに設けられている。この蒸気発生器1には、原子炉内を流通する原子炉冷却材及び中性子減速材としての一次冷却材(例えば、軽水)と、タービン内を流通する二次冷却材とが流入する。そして、蒸気発生器1では、高温高圧となった一次冷却材を、二次冷却材と熱交換させることにより、二次冷却材を蒸発させて蒸気を発生させ、かつ高温高圧となった一次冷却材を冷却している。
なお、詳細は後述するが、この蒸気発生器1に設けられた複数の伝熱管5には、蒸気発生器1の組み立て時に、第1振動抑制部材14Aが取り付けられる。また、複数の伝熱管5には、蒸気発生器1の組み立て後(例えば、蒸気発生器1の設置後)に、第2振動抑制部材14Bが別途取り付けられる場合がある。先ず、図1を参照して、蒸気発生器1について説明する。
蒸気発生器1は、上下方向に延在し、かつ密閉された中空円筒形状となっている。蒸気発生器1は、上半部に対して下半部が若干小径とされた胴部2を有している。胴部2は、その下半部内に、該胴部2の内壁面と所定間隔をもって配置された円筒形状を成す管群外筒3が設けられている。この管群外筒3は、その下端部が、胴部2の下半部内の下方に配置された管板4近傍まで延設されている。管群外筒3内には、伝熱管群51が設けられている。伝熱管群51は、逆U字形状をなす複数の伝熱管5から成る。各伝熱管5は、U字形状の円弧部が上方側に凸となるように配置され、下方側の両端部が管板4に支持されているとともに、中間部が複数の管支持板6を介して管群外筒3に支持されている。管支持板6には、多数の貫通孔(図示せず)が形成されており、この貫通孔内に各伝熱管5が挿通されている。
胴部2は、その下端部に水室7が設けられている。水室7は、内部が隔壁8により入室71と出室72とに区画されている。入室71は、各伝熱管5の一端部が連通され、出室72は、各伝熱管5の他端部が連通されている。また、入室71は、胴部2の外部に通じる入口ノズル74が形成され、出室72は、胴部2の外部に通じる出口ノズル75が形成されている。そして、入口ノズル74は、加圧水型原子炉から一次冷却材が送られる冷却水配管(図示せず)が連結され、出口ノズル75は、熱交換された後の一次冷却材を加圧水型原子炉に送る冷却水配管(図示せず)が連結される。
胴部2は、その上半部内に、熱交換後の二次冷却材を蒸気(気相)と熱水(液相)とに分離する気水分離器9、及び分離された蒸気の湿分を除去して乾き蒸気に近い状態とする湿分分離器10が設けられている。気水分離器9と伝熱管群51との間には、外部から胴部2内に二次冷却材の給水を行う給水管11が挿入されている。さらに、胴部2は、その上端部に、蒸気排出口12が形成されている。また、胴部2は、その下半部内に、給水管11からこの胴部2内に給水された二次冷却材を、胴部2と管群外筒3との間を流下させて管板4にて折り返させ、伝熱管群51に沿って上昇させる給水路13が形成されている。なお、蒸気排出口12は、タービンに蒸気を送る冷却水配管(図示せず)が連結され、給水管11は、タービンで使用された蒸気が復水器(図示せず)で冷却された二次冷却材を供給するための冷却水配管(図示せず)が連結される。
このような蒸気発生器1において、加圧水型原子炉で加熱された一次冷却材は、入室71に送られ、多数の伝熱管5内を通って循環して出室72に至る。一方、復水器で冷却された二次冷却材は、給水管11に送られ、胴部2内の給水路13を通って伝熱管群51に沿って上昇する。このとき、胴部2内で、高温高圧の一次冷却材と二次冷却材との間で熱交換が行われる。そして、冷却された一次冷却材は、出室72から加圧水型原子炉に戻される。一方、高温高圧の一次冷却材と熱交換を行った二次冷却材は、胴部2内を上昇し、気水分離器9で蒸気と熱水とに分離される。そして、分離された蒸気は、湿分分離器10で湿分が除去されてからタービンに送られる。
このように構成された蒸気発生器1では、一次冷却材が各伝熱管5内を通過する際、逆U字形状の円弧部にて流体励起振動が発生する。そこで、伝熱管5の円弧部には、伝熱管5の振動を抑制する複数の振動抑制部材14が設けられている。
図2は、伝熱管群の平面視概略図である。図3は、図2のA−A断面図である。図4は、伝熱管群の斜視概略図である。
伝熱管群51の上端部は、逆U字形状となる複数の伝熱管5の円弧部が配置されることで、半球形状に形成されている。つまり、図3に示すように、各伝熱管5は、面内において所定の曲率半径で曲げられている。このため、伝熱管5は、その円弧部の中央となる頂点と曲率半径の中心とを通る伝熱管5の軸断面である中心面Cを挟んで、左右対称に形成される。そして、複数の伝熱管5は、所定面の面内方向において、曲率半径の径方向外側に向かうにつれて曲率半径が大きくなるように設けられると共に、軸方向が平行となるように並べて設けられることで伝熱管層5Aとなる。
また、図2に示すように、伝熱管層5Aは、その面内方向に直交する面外方向に所定の隙間を空けて平行に並べて設けられている。この複数の伝熱管層5Aでは、面内において曲率半径の径方向の最外側にあるそれぞれの伝熱管5が、面外方向の外側に向かうにつれて曲率半径が小さくなっている。このように複数の伝熱管5が並べられることで、伝熱管群51の上端部は半球形状に形成される。
図5は、実施例1に係る振動抑制部材が配設された中心面における伝熱管群の軸断面図である。上記のように設けられた伝熱管群51は、その中心面Cにおける複数の伝熱管5の軸断面が、例えば、図5に示すような配置となっている。図5に示すように、中心面Cにおいて、積層された伝熱管層5Aは、面内方向の上下に位置を異ならせて配置されている。このため、複数の伝熱管5は、中心面Cにおいて千鳥状に配置されている(いわゆる、三角配置となっている)。そして、図5に示すように、複数の振動抑制部材14は、隣り合う伝熱管層5Aの隙間に挿入される。
振動抑制部材14は、例えば、ステンレス等の金属材で構成されている。また、複数の振動抑制部材14は、上記したように、既設(既存)の複数の第1振動抑制部材14Aと、追設される複数の第2振動抑制部材14Bとを有している。なお、実施例1では、第2振動抑制部材14Bを取り付ける場合について説明するが、第2振動抑制部材14Bを取り付けず、第1振動抑制部材14Aのみの構成であってもよい。
図3に示すように、第1振動抑制部材14Aは、矩形断面をなす棒体をほぼV字形状に折り曲げて形成されている。第1振動抑制部材14Aは、折り曲げられた屈曲部が伝熱管5の曲率半径における径方向の中心側(内側)に位置するように配置され、その両端部が径方向の外側に位置するように配置される。第1振動抑制部材14Aの両端部は、曲率半径の径方向の最外側にある伝熱管5から外側に突出している。
また、図3に示すように、複数の第1振動抑制部材14Aは、V字形状の大きい第1振動抑制部材14Aと、V字形状の小さい第1振動抑制部材14Aとを含んでいる。そして、V字形状の大きい第1振動抑制部材14Aの内側には、V字形状の小さい第1振動抑制部材14Aが配置されることで対を成している。対を成した第1振動抑制部材14Aは、面外方向に隣り合う(積層される)2層の伝熱管層5Aの隙間において、例えば3組配設される。3組の対となる第1振動抑制部材14Aは、曲率半径の周方向に沿って設けられる。つまり、3組のうち、1組の対となる第1振動抑制部材14Aは、その屈曲部が中心面C上に位置するように中央に設けられ、中央の対となる第1振動抑制部材14Aの両側に、2組の対となる第1振動抑制部材14Aがそれぞれ設けられる。
上記のように、複数の第1振動抑制部材14Aが配設されることで、図4に示すように、複数の第1振動抑制部材14Aの端部は、伝熱管群51の半球形状の円弧に沿って伝熱管層5Aの面外方向に一列に並んで配置される。また、一列となる第1振動抑制部材14Aの端部は、伝熱管群51の半球形状の円弧に沿って伝熱管層5Aの面内方向に沿って所定の間隔を空けて複数列配設される。つまり、複数の第1振動抑制部材14Aの端部は、半球面において格子状に配置される。
各第1振動抑制部材14Aの両端部には、接合部材15Aがそれぞれ設けられている。この接合部材15Aは、図2から図4に示すように、後述する保持部材16Aに接合される。なお、接合部材15Aは、例えば、ステンレス等の金属材で構成されている。
保持部材16Aは、図2及び図4に示すように、伝熱管群51の半球状の外周に沿って円弧状に形成された棒体である。この保持部材16Aは、伝熱管群51の半球形状の円弧に沿って一列に並んだ各第1振動抑制部材14Aの端部を繋ぐように配置される。そして、この保持部材16Aには、各第1振動抑制部材14Aの端部に設けられた接合部材15Aが溶接等により接合される。また、この保持部材16Aには、後述する取付部材17が溶接等により接合される。
取付部材17は、ほぼコ字形状に形成され、曲率半径の径方向の最外側にある伝熱管5と、その内側の伝熱管5との間に挿入されている。そして、取付部材17の両端部が溶接等により保持部材16Aに接合されることで、保持部材16Aが伝熱管群51に取り付けられる。
なお、第1振動抑制部材14Aは、V字形状のものを用いたが、直方体形状(直線形状)のものを用いたり、あるいは、V字形状のものと直方体形状のものとを混在して用いたりしてもよく、特に限定されない。
図3に示すように、第2振動抑制部材14Bは、矩形断面をなす直方体形状(直線形状)の棒体となっている。第2振動抑制部材14Bは、その長手方向が曲率半径の径方向と同方向となるように配置される。つまり、第2振動抑制部材14Bは、その長手方向の一端部が伝熱管5の曲率半径における径方向の中心側(内側)に位置するように配置され、その長手方向の他端部が径方向の外側に位置するように配置される。このため、第2振動抑制部材14Bは、一端部側から伝熱管5の隙間に挿入される。また、第2振動抑制部材14Bの他端部は、曲率半径の径方向の最外側にある伝熱管5から外側に突出している。
複数の第2振動抑制部材14Bは、複数の第1振動抑制部材14Aの端部によって区画された格子状となる伝熱管層5Aの複数の隙間に適宜設けられている。例えば、複数の第2振動抑制部材14Bは、1組の対となる第1振動抑制部材14Aに対してそれぞれ3つ設けられ、また、3組の対となる第1振動抑制部材14Aの間に2つ設けられてもよい。1組の対となる第1振動抑制部材14Aに対して設けられた3つの第2振動抑制部材14Bは、その1つがV字形状の小さい第1振動抑制部材14Aの内側に設けられている。残りの2つの第2振動抑制部材14Bは、V字形状の小さい第1振動抑制部材14Aの両端部とV字形状の大きい第1振動抑制部材14Aの両端部との間にそれぞれ設けられる。また、3組の対となる第1振動抑制部材14Aの間に設けられた2つの第2振動抑制部材14Bは、中央に設けられた1組の対となる第1振動抑制部材14Aとその両側に設けられた2組の対となる第1振動抑制部材14Aとの間にそれぞれ設けられる。なお、第2振動抑制部材14Bは、断面矩形状に形成され、各伝熱管5は、丸管であることから、第2振動抑制部材14Bと伝熱管5とは線接触となる。
上記のように、複数の第2振動抑制部材14Bが配設されることで、図示は省略するが、第1振動抑制部材14Aと同様に、複数の第2振動抑制部材14Bの端部は、伝熱管群51の半球形状の円弧に沿って伝熱管層5Aの面外方向に一列に並んで配置される。また、一列となる第2振動抑制部材14Bの端部は、伝熱管群51の半球形状の円弧に沿って伝熱管層5Aの面内方向に沿って所定の間隔を空けて複数列配設される。
各第2振動抑制部材14Bの他端部(径方向の外側の端部)には、接合部材15Bがそれぞれ設けられている。この接合部材15Bは、図2及び図3に示すように、後述する保持部材16Bに接合される。なお、接合部材15Bは、例えば、ステンレス等の金属材で構成されている。
保持部材16Bは、図2に示すように、保持部材16Aとほぼ同様となっており、伝熱管群51の半球状の外周に沿って円弧状に形成された棒体である。この保持部材16Bは、伝熱管群51の半球形状の円弧に沿って一列に並んだ各第2振動抑制部材14Bの端部を繋ぐように配置される。このため、保持部材16Bは、隣接する保持部材16Aの間に配置される。そして、この保持部材16Bに、各第2振動抑制部材14Bの他端部に設けられた接合部材15Bが溶接等により接合される。
次に、図5及び図6を参照して、振動抑制部材14について説明する。図6は、実施例1に係る振動抑制部材の接触面を示す説明図である。振動抑制部材14は、つまり、第1振動抑制部材14A及び第2振動抑制部材14Bは、伝熱管5と接触する接触面81に、複数の窪み91aを有するディンプル91が形成されている。なお、実施例1では、第1振動抑制部材14A及び第2振動抑制部材14Bの少なくとも一方にディンプル91を形成すればよい。
ディンプル91は、少なくとも振動抑制部材14と伝熱管5とが接触する接触面81に設けられている。ディンプル91は、複数の窪み91aが千鳥状に配置されている。また、ディンプル91は、各窪み91aが、接触面81に対して窪んで形成される半球状の有底穴となっている。各窪み91aは、その大きさが、表面張力によって液体を保持可能な大きさとなっている。なお、各窪みの91aの大きさは、蒸気発生器1の内部温度、及び振動抑制部材14に付着する液体の粘性係数等の各種パラメータに応じて適宜決定される。このように形成されたディンプル91は、伝熱管群51を通過する二次冷却材の液相を保持可能なパターン形状となる。
以上のように、実施例1の構成によれば、振動抑制部材14の接触面81を、液体を保持可能なパターンであるディンプル91とすることができる。このため、伝熱管5と振動抑制部材14との接触部分は、液相の状態を保持し易くすることができるため、液体によるダンピング効果を発揮し易くなる。これにより、振動抑制部材14による振動抑制の効果をより好適に作用させることができるため、伝熱管5の振動を好適に抑制することができる。また、伝熱管5と振動抑制部材14との接触部分を液相状態に維持することができるため、伝熱管5と振動抑制部材14との接触部分が気相状態になることで析出するコンタミネーションの発生を抑制することができる。このため、コンタミネーションによる伝熱管5の腐食等の不具合も抑制することが可能となる。
また、実施例1の構成によれば、ディンプル91の各窪み91aを、接触面81に対して窪ませて形成することができる。このため、接触面81から突出する突起部による伝熱管5への損傷を生ずることがない。よって、伝熱管5に対して損傷等を与えることなく、好適に接触させることができる。
また、実施例1の構成によれば、液体を保持可能なパターンとして、ディンプル91とすることができるため、簡易な構成により、接触面81において液体を好適に保持することができる。
なお、実施例1では、液体を保持可能なパターンとして、ディンプル91を適用したが、この構成に限定されない。液体を保持可能なパターンとして、例えば、複数の溝を適用してもよく、複数の溝を平行に並べて形成してもよいし、複数の溝を格子状に形成してもよい。
次に、図7から図9を参照して、実施例2に係る振動抑制部材100について説明する。なお、実施例2では、実施例1と重複する記載を避けるべく、実施例1と異なる部分についてのみ言及し、実施例1と重複する部分については、同じ符号を付して説明する。図7は、実施例2に係る振動抑制部材に関する一例の説明図である。図8は、実施例2に係る振動抑制部材の接触面の一例を示す説明図である。図9は、実施例2に係る振動抑制部材の接触面の一例を示す説明図である。実施例2の振動抑制部材100は、実施例1の振動抑制部材14の形状と異なる形状となっている。以下、図7から図9を参照して、実施例2の振動抑制部材100について説明する。
図7に示すように、実施例2の振動抑制部材100は、伝熱管層5Aを挟んで一対設けられている。つまり、一対の振動抑制部材100は、その一方が、伝熱管層5Aを挟んで面外方向の一方側に配設され、その他方が、伝熱管層5Aを挟んで面外方向の他方側に配設されている。この振動抑制部材100は、例えば、既設の伝熱管群51に追設される第2振動抑制部材14Bとして取り扱われる。
各振動抑制部材100は、長尺部100aと、長尺部100aから突出する複数の突出部100bと、を有している。長尺部100aは、隣り合う伝熱管層5A同士の隙間に配設され、その長手方向が、伝熱管5の曲率半径の径方向と同方向となるように配置される。複数の突出部100bは、伝熱管層5Aにおいて、隣り合う伝熱管5の隙間にそれぞれ配設されている。このとき、面外方向の一方側の振動抑制部材100における各突出部100bは、他方側の振動抑制部材100へ向けて面外方向に突出している。同様に、面外方向の他方側の振動抑制部材100における各突出部100bは、一方側の振動抑制部材100へ向けて面外方向に突出している。そして、一方側の突出部100bは、伝熱管5を挟んで、面内方向の一方側に配設され、他方側の突出部100bは、伝熱管5を挟んで、面内方向の他方側に配設される。
また、図8に示すように、突出部100bは、伝熱管5と接触する接触面105に、複数の窪み106aを有するディンプル106が形成されている。なお、実施例2のディンプル106は、実施例1のディンプル91と同様であるため、説明を省略する。また、実施例2のディンプル106も、少なくとも突出部100bに形成すればよい。
次に、実施例2の振動抑制部材100を伝熱管群51に配設する振動抑制部材100の配設方法について説明する。一対の振動抑制部材100を伝熱管群51に配設する場合、先ず、一方の振動抑制部材100を、隣接する伝熱管層5A同士の隙間に挿入する。このとき、一方の振動抑制部材100の挿入時において、一方の振動抑制部材100の複数の突出部100bと伝熱管層5Aとの物理的な干渉を避けるべく、一方の振動抑制部材100は、各突出部100bの突出方向が、面内方向となった状態で、隣接する伝熱管層5A同士の隙間に挿入される。振動抑制部材100の挿入後、各突出部100bの突出方向が、面外方向となるように、一方の振動抑制部材100を、長尺部100aを軸として回転させる。これにより、一方の振動抑制部材100は、その長尺部100aが伝熱管層5Aの一方側に位置し、その突出部100bが伝熱管層5Aにおける伝熱管5の一方側に位置するように配設される(第1配設工程)。
続いて、他方の振動抑制部材100を、隣接する伝熱管層5A同士の隙間に挿入する。このとき、他方の振動抑制部材100は、伝熱管層5Aを挟んで、一方の振動抑制部材100と対向するように配設される。なお、他方の振動抑制部材100の挿入時においても、他方の振動抑制部材100の複数の突出部100bと伝熱管層5Aとの物理的な干渉を避けるべく、他方の振動抑制部材100は、各突出部100bの突出方向が、面内方向となった状態で、隣接する伝熱管層5A同士の隙間に挿入される。振動抑制部材100の挿入後、各突出部100bの突出方向が、面外方向となるように、他方の振動抑制部材100を、長尺部100aを軸として回転させる。これにより、他方の振動抑制部材100は、その長尺部100aが伝熱管層5Aの他方側に位置し、その突出部100bが伝熱管層5Aにおける伝熱管5の他方側に位置するように配設される(第2配設工程)。
この後、一方の振動抑制部材100を、長尺部100aの長手方向の一方側に移動させることで、各突出部100bを各伝熱管5に押し当てる。同様に、他方の振動抑制部材100を、長尺部100aの長手方向の他方側に移動させることで、各突出部100bを各伝熱管5に押し当てる。これにより、伝熱管層5Aにおける各伝熱管5は、一方の振動抑制部材100の各突出部100bと、他方の振動抑制部材100の各突出部100bとにより挟み込まれる(挟持工程)。
以上のように、実施例2の構成によれば、振動抑制部材100の突出部100bを伝熱管5に接触させることで、伝熱管5の面内方向における振動を抑制することができる。また、振動抑制部材100の突出部100bには、伝熱管5と接触する接触面105に、複数の窪み106aを有するディンプル106を形成することができる。このため、長尺部100a及び突出部100bを有する振動抑制部材100であっても、突出部100bの接触面105を、液体を保持可能なパターンとすることができる。よって、実施例1と同様に、液体によるダンピング効果により、伝熱管5の振動を好適に抑制することができる。また、伝熱管5と振動抑制部材100との接触部分を液相状態に維持することができるため、伝熱管5と振動抑制部材100との接触部分が気相状態になることで析出するコンタミネーションの発生を抑制することができる。このため、コンタミネーションによる伝熱管5の腐食等の不具合も抑制することが可能となる。
また、実施例2の構成によれば、伝熱管層5Aにおいて、一対の振動抑制部材100の突出部100bにより、面内方向の両側から伝熱管5を挟み込むことができる。このため、伝熱管5の面内方向における振動を、一対の振動抑制部材100を用いて、より好適に抑制することができる。
なお、実施例2では、図8に示すように、突出部100bの接触面105にディンプル106を設ける構成としたが、この構成に限定されない。図9に示すように、突出部100bの接触面105を平坦面に形成してもよい。つまり、一対の突出部100bによる伝熱管5の挟み込みにより、伝熱管5の振動を十分に抑制可能であれば、突出部100bの接触面105にディンプル106等のパターンを形成しなくてもよい。
また、実施例1及び実施例2では、原子力プラントに適用して説明したが、振動抑制部材14,100が配設される伝熱管群51であれば、いずれのプラントに適用してもよく、例えば、化学プラントに適用してもよい。
1 蒸気発生器
2 胴部
3 管群外筒
4 管板
5 伝熱管
5A 伝熱管層
6 管支持板
7 水室
8 隔壁
9 気水分離器
10 湿分分離器
11 給水管
12 蒸気排出口
14 振動抑制部材
14A 第1振動抑制部材
14B 第2振動抑制部材
15A 接合部材
15B 接合部材
16A 保持部材
16B 保持部材
17 取付部材
51 伝熱管群
71 入室
72 出室
74 入口ノズル
75 出口ノズル
81 接触面
91 ディンプル
91a 窪み
100 振動抑制部材(実施例2)
100a 長尺部(実施例2)
100b 突出部(実施例2)
105 接触面(実施例2)
106 ディンプル(実施例2)
106a 窪み(実施例2)

Claims (10)

  1. 隣り合う伝熱管の隙間に配設され、前記伝熱管に接触させて、前記伝熱管の振動を抑制する振動抑制部材であって、
    少なくとも前記伝熱管と接触する接触面は、液体を保持可能なパターンになっていることを特徴とする振動抑制部材。
  2. 前記パターンは、前記接触面に対して窪んで形成されていることを特徴とする請求項1に記載の振動抑制部材。
  3. 前記パターンは、複数の窪みを有するディンプルであることを特徴とする請求項1または2に記載の振動抑制部材。
  4. 前記伝熱管は、所定面の面内方向に前記伝熱管を複数並べて伝熱管層を形成するとともに、前記所定面の面外方向に前記伝熱管層を複数並べて伝熱管群を形成しており、
    隣り合う前記伝熱管層の隙間に配設される長尺部と、
    前記伝熱管層において、隣り合う前記伝熱管の隙間に配設され、前記長尺部から突出して設けられるとともに、前記伝熱管に接触する突出部と、を備え、
    前記パターンは、少なくとも前記伝熱管と接触する前記突出部の接触面に設けられていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の振動抑制部材。
  5. 隣り合う伝熱管の隙間に配設され、前記伝熱管に接触させて、前記伝熱管の振動を抑制する振動抑制部材であって、
    前記伝熱管は、所定面の面内方向に前記伝熱管を複数並べて伝熱管層を形成するとともに、前記所定面の面外方向に前記伝熱管層を複数並べて伝熱管群を形成しており、
    隣り合う前記伝熱管層の隙間に配設される長尺部と、
    前記伝熱管層において、隣り合う前記伝熱管の隙間に配設され、前記長尺部から突出して設けられるとともに、前記伝熱管に接触する突出部と、を備えることを特徴とする振動抑制部材。
  6. 請求項4または5に記載の振動抑制部材を、伝熱管群に配設する振動抑制部材の配設方法であって、
    前記伝熱管群は、所定面の面内方向に前記伝熱管を複数並べて伝熱管層が形成され、前記所定面の面外方向に前記伝熱管層を複数並べて形成され、
    前記伝熱管層を挟んで、前記面外方向の一方に前記振動抑制部材の前記長尺部を配設するとともに、前記伝熱管を挟んで、前記面内方向の一方に前記振動抑制部材の前記突出部を配設する第1配設工程と、
    前記伝熱管層を挟んで、前記面外方向の他方に前記振動抑制部材の前記長尺部を配設するとともに、前記伝熱管を挟んで、前記面内方向の他方に前記振動抑制部材の前記突出部を配設する第2配設工程と、
    一方の前記振動抑制部材の前記突出部と、他方の前記振動抑制部材の前記突出部とにより、前記伝熱管を挟み込む挟持工程と、を備えることを特徴とする振動抑制部材の配設方法。
  7. 請求項1から5のいずれか1項に記載の振動抑制部材と、
    前記振動抑制部材と接触する複数の伝熱管と、を備えることを特徴とする蒸気発生器。
  8. 請求項7に記載の蒸気発生器と、
    前記蒸気発生器に接続される原子炉と、を備えることを特徴とする原子力プラント。
  9. 請求項1から5のいずれか1項に記載の振動抑制部材と、
    前記振動抑制部材と接触する複数の伝熱管と、を備えることを特徴とする伝熱管群。
  10. 請求項9に記載の伝熱管群を備えることを特徴とするプラント。
JP2013033490A 2013-02-22 2013-02-22 振動抑制部材、その配設方法、蒸気発生器、原子力プラント、伝熱管群及びプラント Pending JP2014163560A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013033490A JP2014163560A (ja) 2013-02-22 2013-02-22 振動抑制部材、その配設方法、蒸気発生器、原子力プラント、伝熱管群及びプラント

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013033490A JP2014163560A (ja) 2013-02-22 2013-02-22 振動抑制部材、その配設方法、蒸気発生器、原子力プラント、伝熱管群及びプラント

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2014163560A true JP2014163560A (ja) 2014-09-08

Family

ID=51614340

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013033490A Pending JP2014163560A (ja) 2013-02-22 2013-02-22 振動抑制部材、その配設方法、蒸気発生器、原子力プラント、伝熱管群及びプラント

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2014163560A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2960614B1 (en) Device and method for suppressing vibration of heat transfer tube, and steam generator
RU2515579C2 (ru) Парогенератор
CA2643156C (en) Heat transfer tube support structure
WO2014030719A1 (ja) 拡管治具、伝熱管の拡管方法、補修方法、閉塞方法及び電磁コイル
JP5086821B2 (ja) 蒸気発生器の製造方法および固定治具
CN112071453A (zh) 一种直流逆流孔道式换热器/蒸发器设计方案
EP2687807B1 (en) Clearance increasing jig of heat transfer tube and additional installation method of vibration suppression member
JP6021511B2 (ja) 熱交換器及び振動抑制部材の追設方法
JP6261849B2 (ja) 振動抑制部材の挿入方法
JP2014163560A (ja) 振動抑制部材、その配設方法、蒸気発生器、原子力プラント、伝熱管群及びプラント
JP6066631B2 (ja) 伝熱管の隙間拡張治具及び振動抑制部材の配設方法
WO2012063662A1 (ja) 蒸気発生器の製造方法および振止部材の挿入治具
JP5901244B2 (ja) 蒸気発生器
WO2012063661A1 (ja) 蒸気発生器の製造方法
CN104457335A (zh) 一种盘管式换热器
US10935232B2 (en) Vibration damping structure for heat-transfer tube bundle
JP2014047993A (ja) 伝熱管の隙間拡張治具及び振動抑制部材の配設方法
WO2014030717A1 (ja) 振動抑制部材、振動抑制部材の配設方法及び蒸気発生器
WO2014050259A1 (ja) 蒸気発生器及び蒸気発生器の組立方法
JP5901266B2 (ja) 蒸気発生器
KR20230159161A (ko) 다중 헬릭스 구조의 열교환장치
JP2016090190A (ja) 熱交換器、蒸気発生器、及び熱交換器の組立方法
JP5868649B2 (ja) 振止部材取付構造および蒸気発生器
JP6078329B2 (ja) 熱交換器及び蒸気発生器