JP2014163077A - 開口部装置 - Google Patents
開口部装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2014163077A JP2014163077A JP2013033535A JP2013033535A JP2014163077A JP 2014163077 A JP2014163077 A JP 2014163077A JP 2013033535 A JP2013033535 A JP 2013033535A JP 2013033535 A JP2013033535 A JP 2013033535A JP 2014163077 A JP2014163077 A JP 2014163077A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slide bar
- vertical
- shoji
- opening
- metal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Special Wing (AREA)
Abstract
【解決手段】縦辷り出し窓は枠体内に障子3を開閉可能に設けた。障子3は下框19と縦框にサブロック37を設け、操作部42を室内側に露出して配置した。操作部42を操作することでケース38内のスチール製のスライドバー40が進退可能で、先端が縦框の開口部から突出する。枠体の縦枠には進出位置のスライドバー40を係止可能な係止部を設けた。金属縦框の下端部側面または金属下框28の先端部にスライドバー40が突出する開口部を有する補強金具を固定した。下框の金属下框28にスライドバー40の回転を規制する規制ねじ49aを取り付けた。
【選択図】図3
Description
しかし、前者のタイプでは、連動機構を窓サイズごとに設ける必要があり、コスト高になっていた。後者のタイプでは、芯材のために重量が大きく製造コストが高くなる欠点があった。
また、縦框に形成したホロー部内の孔にサブロックのケースに形成したガイド部を設置し、このガイド部内をサブロックのロック杆が緊密に挿通していて操作部の操作に連動してロック杆を進退させる。しかも、サブロックのロック杆がガイド部から突出したロック位置で枠体に設けた係止部と係止可能とされている。
本発明による開口部装置は、サブロックのスライドバーが枠体の係止部に係止したロック状態において、火災等でサブロックの操作部やスライドバーと操作部の連結部材等が溶融した場合、火災等の熱で障子の下部が熱膨張して反って開き作動すると、スライドバーの一端は枠体の係止部に係止状態にあるため障子の下部の反りによる開き作動に連動してスライドバーが回転するが、下框または縦框には回転防止部材が設置されているためにスライドバーの回転を回転防止部材に当接させて阻止して障子の下部の開き作動を抑制する。これによって、障子と枠体との間で内外貫通が防止できる。
回転防止部材としてパネル保持金具を固定するねじまたはストッパーを用いることで、確実にスライドバーの回転を停止できて障子の開き作動を阻止できる。
障子の戸先側下部の下框端部または縦框の側端部に規制金具を固定した状態で、その開口部にスライドバーが嵌挿されているため、火災の熱で障子の下部が熱膨張して反りを生じて開き作動すると、スライドバーが規制金具の開口部の壁面に押されて回転して回転防止部材に当接するため、スライドバーが開口部と回転防止部材に挟まれて回転を阻止され障子の下部の開き作動を抑制する。これによって、障子と枠体との間で内外貫通が抑制される。
サブロックのスライドバーを枠体の係止部にロックさせた状態で、障子の開き作動の際、スライドバーは先端側で規制金具の開口部に当接し、基端側で回転防止部材に当接して挟まれることで、スライドバーを開口部と回転防止部材とで挟んで回転を阻止する。
規制金具として縦框の側端部を構成するアルミ部材等の開口部を有する一部品を用いることで、別途、規制金具を取り付けることなく障子の反りによる開き作動を抑制でき、部品点数の増大を抑制できる。
図1は縦辷り出し窓1の縦断面図、図2は同じく水平断面図である。図1及び図2に示すように、本実施形態による縦辷り出し窓1は、建物開口部に取り付けられる枠体2内に納めた障子3を移動させながら吊元側の縦框回りに回転させることで外側に開放可能とされている。
枠体2は上枠7a及び下枠7bと吊元側の縦枠7c及び戸先側の縦枠7dを四角形状に枠組みしており、各枠は複合材で構成されている。即ち、アルミ部材等の金属材からなる金属上枠8、金属下枠9、左右の金属縦枠10、11の各室内露出部分を、樹脂材からなる樹脂上枠13、樹脂下枠14、樹脂縦枠15,16で覆っている。
障子3の上框18は室外側の金属上框26とその室内側に取り付けられた樹脂上框27とで構成され、下框19は室外側の金属下框28とその室内側に取り付けられた樹脂下框29とで構成されている。また、吊元側の縦框20は金属縦框30とその室内側に取り付けた樹脂縦框31で構成され、戸先側の縦框21は金属縦框32とその室内側に取り付けた樹脂縦框33で構成されている。金属上框26、金属下框28、金属縦框30、32は例えばアルミ部材からなっている。
障子3において、戸先側の金属縦框32の長手方向の中央部にはメインロックとしてカムラッチ35が設けられ、戸先側の金属縦枠11にはカムラッチ35のラッチ片と係合可能なラッチ受け部が設けられている(図示せず)。図3乃至図6に示すように、下框19の金属下框28の一方の端部にサブロック37が組み込まれている。
スライドバー40はスチール等の金属製であり、例えば断面コの字状で棒状に延びて形成され、断面コの字の内部に棒材が嵌合されて一体化している。
そのため、操作部42を図7(a)及び(b)に示すように矢印で示す前後方向に動かすことでスライドバー40を進退させることができる。
また、図2及び図6において、戸先側の金属縦框32の下端部には規制金具として、例えばスチールからなる平板状の補強板51がねじ等で固定されており、この補強板51にはサブロック37のスライドバー40が突出する開口部51aが形成されている。この開口部51aは図6に示すようにスライドバー40と略同一幅でその長さがスライドバー40の厚さよりも大きく形成されている。そのため、スライドバー40は開口部51aの長さの範囲内で若干揺動可能とされている。
一方、戸先側の縦框21の金属縦框32に対向する位置には縦枠7dの金属縦枠11が配設されており、金属縦枠11の内面には、サブロック37のスライドバー40が突出位置にある場合にスライドバー40の開放を阻止してロックする係止部54が形成されている。
そして、熱によって障子3のアルミ部材等からなる縦框20、21の金属縦框30、32や下框19の金属下框28が熱膨張して障子3の下部が室外側に反ると、金属縦枠11の係止部54に係止されたスライドバー40は金属縦框32の補強板51の開口部51aで押されて回転する。
例えば、上述した実施形態では、防火試験に際し、サブロック37のスライドバー40の回転を規制するためにスライドバー40の長手方向の先端側に開口部51aを設けた補強板51を金属縦框32の下端部側面32aに取り付け、基端部に規制ねじ49aを設けたが、補強板51を設けずに規制ねじ49aだけを設けてもよい。
また、サブロック37におけるスライドバー40の回転防止部材として規制ねじ49a等の固定具を設けたが、規制ねじ49aに代えて金属下框28の断面略四角形状枠部のいずれかの面や他の部材から内部に突出する凸部をストッパーとして設けてスライドバー40の回転を規制してもよい。このストッパーも回転防止部材に含まれる。
また、障子3の各框の内面にガラス保持金具48でガラス体24を保持するようにしたが、ガラス体24に代えて、透明パネルや不透明パネル等を設けてもよく、これらを総称してパネルという。
また、本発明は、縦辷り出し窓1に限定されるものではなく、横辷り出し窓、開き窓、中間回転式窓等の各種の窓だけでなくドア等を含む開口部装置に適用できる。
2 枠体
3 障子
19 下框
24 ガラス体
28 金属下框
32 戸先側の縦框
32a 下端部側面
32b,51a 開口部
35 カムラッチ
37 サブロック
38 ケース
40 スライドバー
41 受け台
42 操作部
48 ガラス保持金具
49 ねじ
49a 規制ねじ
51 補強板
54、57 係止部
Claims (5)
- 上下枠及び左右の縦枠によって組まれた枠体内に、障子を開閉可能に組み込んだ開口部装置において、
前記障子は上框、下框、左右の縦框を組み込み、その内部にパネルを保持してなり、
前記障子の下框または縦框、或いは両者にサブロックを設け、
該サブロックは、前記下框及び縦框の少なくとも一方に進退可能に配設されていて先端が前記障子の外側に突出可能な金属製のスライドバーと、室内側に露出していて前記スライドバーを進退させる操作部とを備えており、
前記枠体には進出位置にある前記スライドバーを係止する係止部が設けられ、
前記下框または縦框には前記スライドバーの回転を規制する回転防止部材が設置されていることを特徴とする開口部装置。 - 前記回転防止部材は、固定具、或いは下框または縦框内に設けたストッパーである請求項1に記載された開口部装置。
- 前記障子の下框の端部または縦框の側端部には、開口部が形成された規制金具が固定され、該開口部には前記スライドバーが進退可能に嵌挿されている請求項1または2に記載された開口部装置。
- 前記規制金具は前記下框または縦框に固定され、前記スライドバーの基端側に前記回転防止部材が設けられている請求項3に記載された開口部装置。
- 前記規制金具は、前記縦框を構成する一部品である請求項3に記載された開口部装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013033535A JP6135007B2 (ja) | 2013-02-22 | 2013-02-22 | 開口部装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013033535A JP6135007B2 (ja) | 2013-02-22 | 2013-02-22 | 開口部装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014163077A true JP2014163077A (ja) | 2014-09-08 |
JP6135007B2 JP6135007B2 (ja) | 2017-05-31 |
Family
ID=51613958
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013033535A Active JP6135007B2 (ja) | 2013-02-22 | 2013-02-22 | 開口部装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6135007B2 (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01112215U (ja) * | 1988-01-25 | 1989-07-28 | ||
JPH11210297A (ja) * | 1998-01-21 | 1999-08-03 | Tostem Corp | 窓 |
JP2008156941A (ja) * | 2006-12-25 | 2008-07-10 | Hokuden Kogyo Kk | チェーン収納式柵柱の消音装置 |
JP2010170695A (ja) * | 2009-01-20 | 2010-08-05 | Mitsubishi Electric Corp | 照明装置 |
-
2013
- 2013-02-22 JP JP2013033535A patent/JP6135007B2/ja active Active
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01112215U (ja) * | 1988-01-25 | 1989-07-28 | ||
JPH11210297A (ja) * | 1998-01-21 | 1999-08-03 | Tostem Corp | 窓 |
JP2008156941A (ja) * | 2006-12-25 | 2008-07-10 | Hokuden Kogyo Kk | チェーン収納式柵柱の消音装置 |
JP2010170695A (ja) * | 2009-01-20 | 2010-08-05 | Mitsubishi Electric Corp | 照明装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6135007B2 (ja) | 2017-05-31 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2013127167A (ja) | 建具 | |
JP5746961B2 (ja) | 建具 | |
JP6157847B2 (ja) | 開口部装置 | |
JP6001307B2 (ja) | 開閉窓 | |
JP2016156265A (ja) | 建具 | |
JP2017193859A (ja) | 建具 | |
JP6158545B2 (ja) | 窓シャッターの縦枠の防火構造 | |
JP6785123B2 (ja) | 建具 | |
JP5653896B2 (ja) | 建具 | |
JP2016121502A (ja) | 上げ下げ窓 | |
JP6135007B2 (ja) | 開口部装置 | |
JP2018066243A (ja) | 防火サッシ | |
JP2017008583A (ja) | 建具 | |
JP2015221972A (ja) | 建具 | |
JP6271133B2 (ja) | 窓シャッター装置 | |
JP6691100B2 (ja) | 建具 | |
JP5778850B2 (ja) | 建具 | |
JP2017002639A (ja) | 建具 | |
JP5937849B2 (ja) | 窓シャッターの防火構造 | |
JP5937848B2 (ja) | 窓シャッターの防火構造 | |
JP6276674B2 (ja) | シャッターの防火構造 | |
JP6171323B2 (ja) | 開口部装置 | |
JP2019085821A (ja) | 建具 | |
JP2015145619A (ja) | 建具 | |
JP2011047238A (ja) | ロック装置及び防火建具 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20151126 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20160722 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20160802 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20161003 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20170404 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20170407 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6135007 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |