JP2014162343A - インストルメントパネル構造 - Google Patents

インストルメントパネル構造 Download PDF

Info

Publication number
JP2014162343A
JP2014162343A JP2013034709A JP2013034709A JP2014162343A JP 2014162343 A JP2014162343 A JP 2014162343A JP 2013034709 A JP2013034709 A JP 2013034709A JP 2013034709 A JP2013034709 A JP 2013034709A JP 2014162343 A JP2014162343 A JP 2014162343A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
instrument panel
front defroster
display
reflecting mirror
vehicle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2013034709A
Other languages
English (en)
Inventor
Shizuo Sanjo
静男 三條
Akihiro Deshimaru
昭宏 弟子丸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2013034709A priority Critical patent/JP2014162343A/ja
Publication of JP2014162343A publication Critical patent/JP2014162343A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Instrument Panels (AREA)
  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)

Abstract

【課題】ヘッドアップディスプレイが大型化しても、フロントデフロスタ性能が低下することを抑制することができるインストルメントパネル構造を得る。
【解決手段】インストルメントパネル構造14は、インストルメントパネル16の内部に、表示器34から出射される車両情報表示用の発光像40を反射鏡36を介してフロントウィンドシールドガラス12に投影するヘッドアップディスプレイ装置30と、発光像40の通過経路と交差するように配置されると共に発光像40が透過するように透明部材で形成されたフロントデフロスタダクト18とを備えている。インストルメントパネル16には、フロントデフロスタダクト18からのエアを吹き出すと共に、発光像40が反射鏡36を介してフロントウィンドシールドガラス12に投影されるときに通過するフロントデフロスタ開口部22が形成されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、インストルメントパネル構造に関する。
下記特許文献1には、インストルメントパネルの上面に開口するデフロスタグリル内において、フロントウィンドシールドに吹き付ける空気が流通するデフロスタ通路に対して、フロントウィンドシールドに情報表示を行うための光通過口を備えたヘッドアップディスプレイを車両幅方向に並べて配設した構造が開示されている。
特開平11−034652号公報 特開2012−101718号公報 特開2009−196606号公報 特許第4270087号公報
上記特許文献1では、表示情報を増やすためにヘッドアップディスプレイが大型化すると、デフロスタ通路とヘッドアップディスプレイが重なってフロントウィンドシールドの曇りを除去する範囲が狭くなる恐れがある。このため、ヘッドアップディスプレイが大型化したときにデフロスタ性能の低下を抑制するためには改善の余地がある。
本発明は上記事実を考慮し、ヘッドアップディスプレイが大型化しても、フロントデフロスタ性能が低下することを抑制することができるインストルメントパネル構造を得ることが目的である。
請求項1記載の本発明に係るインストルメントパネル構造は、インストルメントパネル本体の内部に設けられ、表示部から出射されかつ車両情報表示用の出射光を反射鏡を介してウィンドシールドガラスに投影するヘッドアップディスプレイと、少なくとも一部が前記表示部から前記反射鏡への前記出射光の通過経路と交差するように配置されると共に前記出射光が透過するように透明部材で形成され、前記ウィンドシールドガラスに向けてエアを送るフロントデフロスタダクトと、前記インストルメントパネル本体に設けられ、前記フロントデフロスタダクトからのエアを吹き出すと共に、前記出射光が前記反射鏡を介して前記ウィンドシールドガラスに投影されるときに通過するフロントデフロスタ開口部と、を有する。
請求項2記載の本発明に係るインストルメントパネル構造は、請求項1に記載の発明において、前記フロントデフロスタダクトの少なくとも一部が、前記表示部と前記反射鏡との間に配置されている。
請求項3記載の本発明に係るインストルメントパネル構造は、請求項1又は請求項2に記載の発明において、前記出射光が前記フロントデフロスタダクトに当たることにより反射した反射光は、前記インストルメントパネル本体の裏面側に当たるように構成されている。
出射
請求項1記載の本発明によれば、インストルメントパネル本体の内部にヘッドアップディスプレイが設けられており、表示部から出射される車両情報表示用の出射光が反射鏡を介してウィンドシールドガラスに投影される。フロントデフロスタダクトの少なくとも一部が、表示部から反射鏡への出射光の通過経路と交差するように配置されると共に透明部材で形成されており、表示部からの出射光が反射鏡に導かれるときに透明部材で形成されたフロントデフロスタダクトを透過する。さらに、インストルメントパネル本体には、フロントデフロスタダクトからのエアを吹き出すフロントデフロスタ開口部が形成されており、出射光が反射鏡を介してウィンドシールドガラスに投影されるときにフロントデフロスタ開口部を通過する。これによって、フロントデフロスタダクトとヘッドアップディスプレイが重なって配置されても、表示部からの車両情報表示用の出射光を反射鏡を介してウィンドシールドガラスに投影することができ、フロントデフロスタ性能が低下することと、ヘッドアップディスプレイの表示領域が狭くなることを抑制することができる。
請求項2記載の本発明によれば、フロントデフロスタダクトの少なくとも一部が、表示部と反射鏡との間に配置されている場合でも、表示部からの出射光が反射鏡を介してウィンドシールドガラスに投影される際にフロントデフロスタダクトを透過する。このため、フロントデフロスタ性能が低下することと、ヘッドアップディスプレイの表示領域が狭くなることを抑制することができる。
請求項3記載の本発明によれば、出射光がフロントデフロスタダクトに当たることにより反射した反射光は、インストルメントパネル本体の裏面側に当たるように構成されており、フロントデフロスタダクトに当たることにより反射した反射光がウィンドシールドガラスに投影されることが防止又は抑制される。これにより、ウィンドシールドガラスに投影される車両情報の画質低下を抑制することができる。
本発明に係るインストルメントパネル構造は、ヘッドアップディスプレイが大型化しても、フロントデフロスタ性能が低下することを抑制することができる。
第1実施形態に係るインストルメントパネル構造を示す背面図である。 図1中の2−2線に沿ったインストルメントパネル構造を示す縦断面図である。 第2実施形態に係るインストルメントパネル構造を示す縦断面図である。
以下、図1及び図2を用いて、本発明に係るインストルメントパネル構造の第1実施形態について説明する。なお、これらの図において適宜示される矢印FRは車両前方側を示しており、矢印UPは車両上方側を示しており、矢印OUTは車両幅方向外側を示している。
図1には、第1実施形態に係るインストルメントパネル構造が背面図にて示されている。また、図2には、図1中の2−2線に沿ったインストルメントパネル構造が縦断面図にて示されている。図1及び図2に示されるように、自動車などの車両10には、車室内の前部の上部側にフロントウィンドシールドガラス12が設けられている。フロントウィンドシールドガラス12の下方には、本実施形態のインストルメントパネル構造14を構成するインストルメントパネル本体としてのインストルメントパネル16が配置されている。インストルメントパネル16は、略車両前後方向及び略車両幅方向に沿って配置された上面部16Aを備えており、上面部16Aの車両前後方向の前端部がフロントウィンドシールドガラス12の下端部近傍に沿って配置されている(図2参照)。
インストルメントパネル16の内部には、筒状のフロントデフロスタダクト18が略車両上下方向に沿って延在されている。フロントデフロスタダクト18は、フロントウィンドシールドガラス12の車両下方側に車両幅方向に沿って配置されている。フロントデフロスタダクト18は、車両背面視にて逆台形状に形成されており、車両上下方向の上端部18Aの幅が下端部18Bの幅よりも大きく形状されている(図1参照)。
図2に示されるように、フロントデフロスタダクト18は、車両幅方向に沿って配置される前後一対の縦壁部18C、18Dを備えており、前後一対の縦壁部18C、18Dの間の空間(筒状のダクト内)が、フロントウィンドシールドガラス12に向かってエアが送られるエア通路部20とされている。縦壁部18C、18Dは、上部が車両前方側で下部が車両後方側となるように傾斜して配置されている。フロントデフロスタダクト18には、縦壁部18C、18Dの上端からそれぞれ車両後方斜め上方側に向けて屈曲された屈曲部18E、18Fが形成されている。
インストルメントパネル16の上面部16Aには、フロントデフロスタダクト18の上端部18A(屈曲部18E、18F)と連通するフロントデフロスタ開口部(デフロスタグリル)22が形成されている。フロントデフロスタ開口部22は、フロントウィンドシールドガラス12と向き合う箇所に配置されている。なお、図示を省略するが、フロントデフロスタ開口部22は、車両幅方向に所定の間隔をあけて複数の格子で仕切られている。
フロントデフロスタダクト18のエア通路部20では、車両10の空調装置(図示省略)により温度調節されたエアがフロントデフロスタ開口部22に向けて送られ、フロントデフロスタ開口部22からエアがフロントウィンドシールドガラス12に向けて吹き付けられるようになっている。これにより、フロントウィンドシールドガラス12の曇りの発生を抑制すると共に、フロントウィンドシールドガラス12に生じた曇りを除去することができる。
図1に示されるように、インストルメントパネル16の内部には、車両背面視にて車両幅方向左側にフロントウィンドシールドガラス12に車両情報表示用の発光像を投影するためのヘッドアップディスプレイとしてのヘッドアップディスプレイ装置(HUD装置)30が配設されている。本実施形態の車両10は、左ハンドル(図示省略)とされており、車両背面視にて車両幅方向左側に運転席が設けられている。このため、車両背面視にてフロントウィンドシールドガラス12の主としてセンター部より車両幅方向の左側領域に車両情報表示用の発光像が投影されるようになっている。フロントウィンドシールドガラス12に投影される車両情報としては、例えば、時速、車両10の適切な進行方向、障害物などの情報が挙げられる。
車両背面視にてヘッドアップディスプレイ装置30は、略矩形状の外形を備えており、ヘッドアップディスプレイ装置30の車両幅方向右側の部位30Aが、フロントデフロスタダクト18の車両幅方向左側の部位18Gと重なるように配置されている。本実施形態のインストルメントパネル構造14は、フロントデフロスタダクト18と、インストルメントパネル16に形成されたフロントデフロスタ開口部22(図2参照)と、ヘッドアップディスプレイ装置30と、を備えている。
図2に示されるように、ヘッドアップディスプレイ装置30は、車両側面視にて略矩形状に形成された中空箱状のハウジング32を備えている。ヘッドアップディスプレイ装置30は、ハウジング32内に、車両情報表示用の出射光としての発光像40を出射する表示部としての表示器34と、表示器34からの発光像40を反射させる反射鏡36と、を備えている。表示器34は、ハウジング32内の車両前後方向の後部側に配置されており、発光像40を車両前方側に向けて出射する。表示器34は、発光ダイオードなどからなる光源を備えている。
反射鏡36は、ハウジング32内の表示器34と対向する車両前後方向の前部側に配置されており、表示器34に対して凹むように配置された凹面鏡とされている。車両側面視にて反射鏡36は、上部が車両前方側で下部が車両後方側となるように斜めに配置されている。これにより、表示器34からの発光像40を反射鏡36で車両上方斜め後方側に向けて反射させ、発光像40を拡大させるようになっている。
車両側面視にて表示器34と反射鏡36との間には、フロントデフロスタダクト18の前後一対の縦壁部18C、18Dが配置されている。フロントデフロスタダクト18は、透明部材で形成されており、表示器34から反射鏡36に向かう発光像40を透過するように構成されている。言い換えると、表示器34から反射鏡36への発光像40の通過経路と交差するように、透明部材で形成されたフロントデフロスタダクト18が配置されている。フロントデフロスタダクト18は、透明なガラス、樹脂などにより形成されている。
なお、本実施形態では、フロントデフロスタダクト18の全体が透明部材で形成されているが、これに限定されるものではい。例えば、フロントデフロスタダクトは、表示器34と反射鏡36との間の発光像を透過させる領域及びその近傍部分、又はヘッドアップディスプレイ装置30とフロントデフロスタダクト18とが重なるように配置されている領域(図1参照)及びその近傍部分のみを透明部材で形成してもよい。
また、インストルメントパネル16のフロントデフロスタ開口部22は、反射鏡36とフロントウィンドシールドガラス12との間に配置されており、反射鏡36で反射させた発光像40がフロントデフロスタ開口部22を通過してフロントウィンドシールドガラス12に投影される構成とされている。これにより、表示器34からの発光像40はフロントデフロスタダクト18を透過して反射鏡36に導かれ、反射鏡36で反射して拡大された発光像40がフロントデフロスタダクト18を透過すると共にフロントデフロスタ開口部22を通過し、フロントウィンドシールドガラス12に発光像40が投影されるようになっている。
さらに、表示器34からの発光像40はフロントデフロスタダクト18に当たることにより、一部が反射する場合がある。その際、発光像40がフロントデフロスタダクト18に当たることにより反射した反射光42は、インストルメントパネル16の上面部16Aの裏面側に当たるように構成されている。これにより、発光像40がフロントデフロスタダクト18に当たることにより反射した反射光42が、フロントウィンドシールドガラス12に投影されることが防止又は抑制されるようになっている。
図1に示されるように、車両背面視にてヘッドアップディスプレイ装置30とフロントデフロスタダクト18とが重なる位置では、ヘッドアップディスプレイ装置30からの発光像40はフロントデフロスタ開口部22(図2参照)を通過してフロントウィンドシールドガラス12に投影される。図示を省略するが、ヘッドアップディスプレイ装置30とフロントデフロスタダクト18とが重ならない位置(図1中のヘッドアップディスプレイ装置30の車両幅方向左側)では、インストルメントパネル16の上面部16Aにフロントデフロスタ開口部22に連続して車両幅方向に沿って光投影口が形成されている。これにより、ヘッドアップディスプレイ装置30からの発光像40は光投影口を通過してフロントウィンドシールドガラス12に投影されるようになっている。
次に、本実施形態の作用並びに効果を説明する。
図2に示されるように、インストルメントパネル構造14では、車両側面視にて表示器34と反射鏡36との間には、フロントデフロスタダクト18の前後一対の縦壁部18C、18Dが配置されている。フロントデフロスタダクト18は、透明部材で形成されており、表示器34から反射鏡36に向かう車両情報表示用の発光像40を透過するように構成されている。言い換えると、表示器34から反射鏡36への発光像40の通過経路と交差するように、透明部材で形成されたフロントデフロスタダクト18が配置されている。
また、インストルメントパネル16のフロントデフロスタ開口部22は、反射鏡36とフロントウィンドシールドガラス12との間に配置されており、反射鏡36で反射させた発光像40がフロントデフロスタダクト18を透過すると共にフロントデフロスタ開口部22を通過してフロントウィンドシールドガラス12に投影される構成とされている。
このようなインストルメントパネル構造14では、表示器34からの発光像40はフロントデフロスタダクト18を透過して反射鏡36に導かれ、反射鏡36で反射して拡大された発光像40がフロントデフロスタダクト18を透過すると共にフロントデフロスタ開口部22を通過する。これによって、発光像40がフロントウィンドシールドガラス12に投影される。このため、運転席(図示しない)の乗員は、フロントウィンドシールドガラス12に投影された発光像40により車両情報を得ることができる。
このため、車両背面視にてヘッドアップディスプレイ装置30とフロントデフロスタダクト18とを重なるように配置しても(図1参照)、表示器34からの発光像40がフロントデフロスタダクト18を透過すると共に、フロントデフロスタ開口部22を通過するように構成することで、車両情報表示用の発光像40をフロントウィンドシールドガラス12に投影することができる。このため、ヘッドアップディスプレイ装置30が大型化しても、フロントデフロスタダクト18の車両幅方向の長さを短くする必要がなく、フロントウィンドシールドガラス12の曇りを除去する範囲が狭くなることを抑制することができる。すなわち、ヘッドアップディスプレイ装置30とフロントデフロスタダクト18とを重なるように配置しても、フロントデフロスタ性能が低下することと、ヘッドアップディスプレイ装置30の表示領域が狭くなることを抑制することができる。
さらに、図2に示されるように、表示器34からの発光像40はフロントデフロスタダクト18に当たることにより、一部が反射する場合があるが、フロントデフロスタダクト18に当たることにより反射した反射光42は、インストルメントパネル16の上面部16Aの裏面側に当たる。これにより、発光像40がフロントデフロスタダクト18に当たることにより反射した反射光42が、フロントウィンドシールドガラス12に投影されることを防止又は抑制することができる。このため、フロントウィンドシールドガラス12に投影される車両情報の画質低下を抑制することができる。
次に、図3を用いて、本発明に係るインストルメントパネル構造の第2実施形態について説明する。なお、前述した第1実施形態と同一構成部分については、同一番号を付してその説明を省略する。
図3に示されるように、本実施形態のインストルメントパネル構造50では、フロントデフロスタダクト18と、インストルメントパネル16に形成されたフロントデフロスタ開口部22の構成は第1実施形態と同じであるが、ヘッドアップディスプレイとしてのヘッドアップディスプレイ装置(HUD装置)52の構成が第1実施形態と異なる。
ヘッドアップディスプレイ装置52は、車両側面視にて略L字状に形成された中空箱状のハウジング54内に、車両上下方向の下部側に配置されると共に車両上方側に向けて車両情報表示用の出射光としての発光像60を出射する表示器34と、表示器34と対向する車両上下方向の上部側に配置されると共に表示器34からの発光像60を反射させる後側反射鏡56と、を備えている。さらに、ヘッドアップディスプレイ装置52は、ハウジング54内に、後側反射鏡56と対向する車両前後方向の前部側に配置されると共に発光像60を反射させる反射鏡36を備えている。後側反射鏡56は、平板状に形成され、上部が車両前方側で下部が車両後方側となるように斜めに配置されている。後側反射鏡56は、表示器34から車両上方側に向けて出射された発光像60を車両前方側に向けて反射させる。反射鏡36は、凹面鏡からなり、後側反射鏡56で反射された発光像60をフロントウィンドシールドガラス12に向けて反射させ拡大させる。
車両側面視にて表示器34及び後側反射鏡56と反射鏡36との間には、透明部材で形成されたフロントデフロスタダクト18の前後一対の縦壁部18C、18Dが配置されている。より具体的には、後側反射鏡56と反射鏡36との間、すなわち、表示器34から出射され後側反射鏡56で反射されて反射鏡36に向かう発光像60の通過経路と交差するように、透明部材で形成されたフロントデフロスタダクト18が配置されている。これにより、後側反射鏡56で反射された発光像60がフロントデフロスタダクト18を透過し、反射鏡36に当たるようになっている。
このようなヘッドアップディスプレイ装置52では、表示器34から車両上方側に向けて出射された発光像60は後側反射鏡56で反射され、発光像60はフロントデフロスタダクト18を透過して反射鏡36に当たる。そして、反射鏡36で反射されて拡大された発光像60が、フロントデフロスタダクト18を透過すると共にフロントデフロスタ開口部22を通過し、フロントウィンドシールドガラス12に投影される。
このため、車両背面視にてヘッドアップディスプレイ装置52とフロントデフロスタダクト18とを重なるように配置しても、後側反射鏡56で反射された発光像60がフロントデフロスタダクト18を透過し、反射鏡36で反射された発光像60がフロントデフロスタダクト18を透過すると共にフロントデフロスタ開口部22を通過するように構成することで、車両情報表示用の発光像60をフロントウィンドシールドガラス12に投影することができる。このため、ヘッドアップディスプレイ装置52が大型化しても、フロントデフロスタ性能が低下することを抑制することができる。
なお、本発明のインストルメントパネル構造は、第1実施形態と第2実施形態の構成に限定されるものではなく、表示部と反射鏡の位置、フロントデフロスタダクトの位置などは変更可能である。すなわち、本発明のインストルメントパネル構造では、表示部から反射鏡(反射鏡が複数ある場合には、いずれか1つ又は複数の反射鏡)への車両情報表示用の出射光の通過経路と交差するように、透明材料からなるフロントデフロスタダクトを配置することで、車両情報表示用の出射光がフロントデフロスタダクトを透過するように構成することができる。
また、第1実施形態及び第2実施形態では、車両背面視にて車両幅方向左側に配置されたヘッドアップディスプレイ装置がフロントデフロスタダクトと重なるように配置されているが、これに限定されるものではない。例えば、車両背面視にて車両幅方向右側に配置されたヘッドアップディスプレイ装置がフロントデフロスタダクトと重なるように配置された場合でも、本発明を適用することができる。
10 車両
12 フロントウィンドシールドガラス(ウィンドシールドガラス)
14 インストルメントパネル構造
16 インストルメントパネル(インストルメントパネル本体)
18 フロントデフロスタダクト
22 フロントデフロスタ開口部
30 ヘッドアップディスプレイ装置(ヘッドアップディスプレイ)
34 表示器(表示部)
36 反射鏡
40 発光像(車両情報表示用の出射光)
42 反射光
50 インストルメントパネル構造
52 ヘッドアップディスプレイ装置(ヘッドアップディスプレイ)
60 発光像(車両情報表示用の出射光)

Claims (3)

  1. インストルメントパネル本体の内部に設けられ、表示部から出射されかつ車両情報表示用の出射光を反射鏡を介してウィンドシールドガラスに投影するヘッドアップディスプレイと、
    少なくとも一部が前記表示部から前記反射鏡への前記出射光の通過経路と交差するように配置されると共に前記出射光が透過するように透明部材で形成され、前記ウィンドシールドガラスに向けてエアを送るフロントデフロスタダクトと、
    前記インストルメントパネル本体に設けられ、前記フロントデフロスタダクトからのエアを吹き出すと共に、前記出射光が前記反射鏡を介して前記ウィンドシールドガラスに投影されるときに通過するフロントデフロスタ開口部と、
    を有するインストルメントパネル構造。
  2. 前記フロントデフロスタダクトの少なくとも一部が、前記表示部と前記反射鏡との間に配置されている請求項1に記載のインストルメントパネル構造。
  3. 前記出射光が前記フロントデフロスタダクトに当たることにより反射した反射光は、前記インストルメントパネル本体の裏面側に当たるように構成されている請求項1又は請求項2に記載のインストルメントパネル構造。
JP2013034709A 2013-02-25 2013-02-25 インストルメントパネル構造 Pending JP2014162343A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013034709A JP2014162343A (ja) 2013-02-25 2013-02-25 インストルメントパネル構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013034709A JP2014162343A (ja) 2013-02-25 2013-02-25 インストルメントパネル構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2014162343A true JP2014162343A (ja) 2014-09-08

Family

ID=51613362

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013034709A Pending JP2014162343A (ja) 2013-02-25 2013-02-25 インストルメントパネル構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2014162343A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9658450B2 (en) 2015-05-05 2017-05-23 Honda Motor Co., Ltd. Vehicle heads-up display device
EP3305564A1 (en) * 2016-10-04 2018-04-11 Volvo Car Corporation Head up display system
CN109070747A (zh) * 2016-05-10 2018-12-21 日本精机株式会社 平视显示装置
CN109101912A (zh) * 2018-08-01 2018-12-28 魏丽 驾驶行为智能化调校系统
JP2021160618A (ja) * 2020-04-01 2021-10-11 トヨタ自動車株式会社 車両用機器操作装置

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61120625U (ja) * 1985-01-18 1986-07-30
JPS6237531U (ja) * 1985-08-27 1987-03-05
JPH04119479U (ja) * 1991-04-05 1992-10-26 矢崎総業株式会社 車両用表示装置
JPH092101A (ja) * 1995-06-26 1997-01-07 Asahi Glass Co Ltd 車両用表示装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61120625U (ja) * 1985-01-18 1986-07-30
JPS6237531U (ja) * 1985-08-27 1987-03-05
JPH04119479U (ja) * 1991-04-05 1992-10-26 矢崎総業株式会社 車両用表示装置
JPH092101A (ja) * 1995-06-26 1997-01-07 Asahi Glass Co Ltd 車両用表示装置

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9658450B2 (en) 2015-05-05 2017-05-23 Honda Motor Co., Ltd. Vehicle heads-up display device
CN109070747A (zh) * 2016-05-10 2018-12-21 日本精机株式会社 平视显示装置
CN109070747B (zh) * 2016-05-10 2021-09-14 日本精机株式会社 平视显示装置
EP3305564A1 (en) * 2016-10-04 2018-04-11 Volvo Car Corporation Head up display system
CN109101912A (zh) * 2018-08-01 2018-12-28 魏丽 驾驶行为智能化调校系统
JP2021160618A (ja) * 2020-04-01 2021-10-11 トヨタ自動車株式会社 車両用機器操作装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2012148668A (ja) デフロスタ吹出口
JP2014162343A (ja) インストルメントパネル構造
WO2015137361A1 (ja) 車両用発光表示装置及び車両用表示システム
JP6963732B2 (ja) ヘッドアップディスプレイ装置
JP6582140B2 (ja) 投写型表示装置
JP5338789B2 (ja) 車両用ヘッドアップディスプレイ装置
US20150168721A1 (en) Onboard image display device for vehicle
JP2009208680A (ja) 車両用表示装置
JP6817088B2 (ja) 表示装置、及び、表示装置本体
JP2008126973A (ja) 車両用ヘッドアップディスプレイ部構造
JP2016088260A (ja) 車室前部構造
JP2018054715A (ja) 車載用ヘッドアップディスプレイ装置
WO2013128615A1 (ja) ヘッドアップディスプレイ
JP2009222880A (ja) ヘッドアップディスプレイ装置
JP6515796B2 (ja) ヘッドアップディスプレイ装置
JP6925891B2 (ja) 表示装置、及び、内装部材ユニット
CN108058644B (zh) 显示装置以及内装部件单元
JP2015196457A (ja) インストルメントパネル
JP2016016852A (ja) インストルメントパネル構造
JP7147603B2 (ja) 車両用インストルメントパネル構造
JP2022523949A (ja) 自動車の内部空間内の光ビームを制御するための方法、並びに当該方法を実行するための自動車、及び当該自動車用のミラーバンク
JP6372175B2 (ja) 車両用情報表示装置、車両用情報表示装置を備えた車両及び車両用情報の表示方法
JP6925892B2 (ja) 表示装置、及び、内装部材ユニット
JP7064686B2 (ja) ヘッドアップディスプレイ装置
JP5089512B2 (ja) 車両用表示装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150407

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160325

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160405

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20161101