JP2014161331A - 胸輪式ハーネス - Google Patents

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Abstract

【課題】首部や胴部に輪を周回させず、引っ張り行為による犬の体への部材の食い込みを軽減し、部材に捩れや撓みを生じさせず、犬の前脚のリードへの絡みつきを防ぐ、胸輪式ハーネスを提供する。
【解決手段】軽量かつ弾性と形状保持性を併せ持つ合成樹脂によって楕円形に形成した幅広帯状体を胸輪1とし、該胸輪1の両端点に合成樹脂等によって形成した別幅広帯状体の両端を回転自在な留め具3にて接続し、胸輪1に留め具3を軸に回転可動するアーチ状のストラップ2を設け、該ストラップ2にリードを連結することで、ストラップ2を介した分、リードの連結部を後方に位置させ、リードの弛みによる前脚への絡みつきを防ぎ、弾性と形状保持性を併せ持つ合成樹脂によって楕円形に形成した幅広帯状体を胸輪1とする胸輪式ハーネス。
【選択図】図2

Description

本発明は、軽量かつ弾性と形状保持性を併せ持つ合成樹脂によって、楕円形に形成した帯状体の輪の側部両端点に、合成樹脂等によって形成した帯状体の両端を回転可能なリベットなどの留め具にて接続させることで、楕円形に形成した帯状体の輪に、留め具を軸に回転可動するアーチ状の牽引ベルトとなるストラップを構成し、首部や胴部ではなく胸部に輪を周回させてなる、胸輪式ハーネスに関するものである。
従来、犬の散歩用ハーネスといえば、首輪もしくは胴輪であり、帯状の合成繊維などによって形成され、犬の胴部及び首部の其々を輪に通すか、右前脚及び左前脚の其々を輪に通す構造であり、何れも少なくとも二つの輪の其々に犬の体の一部を通し、二つの輪を連結させて胴輪とした構造となっている。
また両端を開放させた首輪部にスプリング材を内装させ、該両端に直交するように胴輪を一体的に連結させ、該首輪端部近傍に後方に向かって斜め上方に牽引ベルトを取り付けたものがある。(特許文献1参照)
さらに市販されているもので、胸部、胴部、背部に帯状の合成繊維にてストラップを設け、其々をリングで結合したものがある。(特許文献2参照)
特開2010−279312 レッドハート株式会社「引っ張り抑止胴輪」
少なくとも二つの輪によって胴輪として構成されたハーネスの場合、其々の輪に胴部と首部を通して着装させるか、其々の輪に右前脚と左前脚を通して着装させるものであるため着装が面倒であり、また帯状の合成繊維などによって胴輪を形成した場合、たとえ幅広の帯状であっても捩れ易く、散歩時の引っ張り動作などで犬の体に負荷が掛かると、首や前脚の付け根などに食い込むことがあった。
特許文献1のものであれば、ハーネスに構成される輪を胴部のみの一つとし、首輪部の犬の首の後方を開放させてあるので、着脱の煩わしさや、ハーネスに構成された輪による犬への過度の締め付けなどを軽減させるには良いが、首輪部にスプリング材を内装させることや首輪端部近傍に後方に向かって斜め上方に牽引ベルトを取り付けるなど、部材も多く構造もシンプルとは言い難い。
また首輪端部近傍に後方に向かって斜め上方に牽引ベルトを取り付けた構造では、前進する犬による、飼い主つまりリードを持つ散歩者への引っ張り行為には良いが、前へ動こうとせずに踏ん張る犬への、飼い主による前方からの引っ張り行為においては、牽引ベルトは逆方向に捩れることになり、部材の消耗が懸念される。
特許文献2のものは、引っ張り行為によって犬に締め付けや不快感を起こさずに、引っ張る力を横に分散させ、引っ張り行為自体を自然と犬に諦めさせる趣旨のものであるが、リードとの連結部が胸部に位置しているため、犬の前脚がリードを跨いだことで生じるリードの前脚への絡みつきを防ぐため、散歩者はリードの弛みに気を付けなければならず、また胸部、胴部、背部それぞれに宛がう合成繊維の帯状部材をリングで接続させているものであるため、やはり部材に捩れが生じる懸念がある。なお何れも装着時には帯状部材が胴部を垂直方向に周回する構造である。
散歩時に使用するハーネスであれば、軽量かつ柔軟な弾性素材で、体への締め付けや食い込みが軽減され違和感なく歩行できるものが求められ、特に小型犬であれば散歩具はよりシンプルな構造が望ましい。
本発明は以上の問題点を解決するものである。
軽量かつ弾性と形状保持性を併せ持つ合成樹脂によって、楕円形に形成した帯状体を胸輪とし、楕円形の短軸方向上に交差する該胸輪の両端点に、合成樹脂等によって形成した別帯状体の両端を回転自在なリベットなどの留め具にて接続させることで、胸輪に留め具を軸に回転可動するアーチ状の牽引ベルトとなるストラップを設け、ストラップのアーチの頂点にリードと連結するための孔やスイベル等の捩れ防止具を設ける。
上記、胸輪部及びストラップ部に嵌め込み式のバックルを設け、着脱をより容易とし、各嵌め込み式バックルに、差し込み爪と挿入口を持つ中間アダプターを介することでサイズ調整を可能とする。
以上の構成よりなる胸輪式ハーネス。
犬の体を周回する輪は胸部のみの一か所であり、弾性と形状保持性を併せ持つ合成樹脂で形成されているため捩れや弛みが無く、弾性によって程よく撓むので着脱が容易であり、弾性と形状保持性を併せ持つ合成樹脂で形成されているため、着装時には犬の体にフィットし、過度の締め付けや、犬の体への食い込みを軽減できる。
胸輪に留め具を軸に回転可動するアーチ状のストラップを設けたことで、犬と散歩者との位置関係に応じてストラップは前後に傾倒し、前進する犬が散歩者より先行していればストラップ及び、その延長線上に存在するリードは犬の後方斜め上方に向き、散歩者が犬より先行していれば、ストラップ及びリードは、その位置関係に応じて可動するため、部材に捩れを生じさせず、かつ犬にも違和感を与えず散歩ができる。
また軽量かつ弾性と形状保持性を併せ持つ合成樹脂等によって形成した、リードと連結するアーチ状の牽引ベルトとなるストラップを犬の背部に設けたことで、例えリードに弛みが生じても、ストラップ自体には捩れや弛みは生じず、ストラップを介した分、リードとの連結部は犬の首の、より後方に位置し、弛んだリードは犬の胴体側部に位置するため前脚がリードを跨いで生じる絡みつきは起こり得ない。
本発明の胸輪部のみを真上から見た図 本発明の横方向からの斜視図 本発明のストラップを垂直に立てた状態を真横から見た図 本発明のストラップを倒して真上から見た図 本発明の胸輪部のみを真上から見た図 本発明の使用状態を横から見た図 本発明の前方向からの斜視図
以下、本発明の実施の形態を説明する。
(イ)図1は軽量かつ弾性と形状保持性を併せ持つ合成樹脂からなる幅広帯状体を楕円形 に形成して胸輪(1)とし、該胸輪(1)を真上から見た図である。楕円の短軸(S )方向と平行する回転軸(Z)と交差する輪の両端点(X)に、図2のように、合成 樹脂等によって形成した帯状体の両端を回転自在な留め具(ここではリベットとする )リベット(3)にて接続させることで、胸輪(1)にリベット(3)を軸に回転可 動する牽引ベルトとなるアーチ状のストラップ(2)を設ける。
(ロ)ストラップ(2)のアーチの頂点には、連結させるリードのナスカンを受けるため の孔(5)や捩れ防止具などを設け連結部とする。
(ハ)なお上記ストラップ(2)のアーチ状とは半円アーチに限らず、尖頭アーチや楕円 アーチ等も含み、胸輪(1)の径によっては首輪としての使用も可能である。
(ニ)胸輪(1)とストラップ(2)とを接続させたリベット(3)は、嵌め込み式リベ ットや片ネジ式リベット、帳ビス等、取り外し可能な留め具にてストラップ(2)を 接続させることにより、胸輪(1)とストラップ(2)を着脱可能とすることもでき 、色違いを楽しむこともできる。
(ホ)図2の斜視図のように幅広帯状体を楕円形に形成した胸輪(1)は回転軸(Z)上 に設けた幅広帯状体をアーチ状に形成したストラップ(2)との接続部を頂点に、緩 やかな下降を経て長軸(L)と交差する円弧(Y)に至る。
(ヘ)回転軸(Z)上に設けたストラップ(2)との接続部を頂点に、緩やかな下降を形 成することで犬の肩口の形状に沿い、捩れの生じない幅広部分が犬の胸部全体にフィ ットしつつ前足付け根部分をかわし、歩行時の違和感を軽減する。
(ト)図3は本発明の横図であり、胸輪(1)を水平に置き、ストラップ(2)を垂直に 位置させた状態を真横から見た図である。回転軸(Z)上に設けた回転自在な留め具 であるリベット(3)を軸にストラップ(2)は矢印方向に可動し、胸輪(1)はリ ベット(3)を頂点に緩やかに下降し円弧(Y)に至る。
(チ)またストラップ(2)のアーチの頂点に、リードを連結させ易くするため、孔(4 )を空けた台座となる出っ張り、または迫出しフラップ(5)を設けたものであり、 ストラップ(2)と一体形成されても良いが、回転自在な留め具によって接続し、フ ラップ(5)自体を回転自在とするスイベル機能を持たせることもできる。
(リ)さらに胸輪(1)の円弧(Y)の部位はそれぞれが装着時に犬の首下部および上腹 部に宛がう部位となるため、犬の体にフィットするよう円弧(Y)の部位の帯状の幅 広部の下辺側を内向させて角度を付けて形成し、引っ張り動作等で犬の体に負荷が掛 かっても胸輪(1)が周回する胸部全体には捩れることの無い帯状の幅広部分が充て られ、犬の体を支えるように周回し、締め付けや食い込みを軽減する。
(ヌ)図4は本発明のストラップ(2)を倒して真上から見た図であり、ストラップ(2 )を接続させたリベット(3)の回転軸(Z)を分離点とし、装着時に前方となる胸 輪(1)の前方半円が(A)であり、後方半円が(B)である。ストラップ(2)は 後方となる(B)側に倒した状態であり、ここではストラップ(2)のアーチの頂点 に孔(4)を空けたフラップ(5)が設けてある。
(ル)図5の通り、回転軸(Z)は胸輪(1)の中心線(C)より、前方である(A)側 に設けてあり、よって回転軸(Z)から分割した場合、胸輪(1)の前方半円(A) と後方半円(B)では後方半円(B)の方が長くなり、これにより使用時に於ける犬 の前脚のすり抜け及び前脚付け根への食い込みを防止する。
(ヲ)また図5では胸輪(1)の幅広部の下辺を内向させて角度を付ける円弧(Y)部分 を点線にて示している。
(ワ)図6は使用図であり、犬(6)に装着した状態を真横から見た図である。このよう にストラップ(2)に延設したフラップ(5)にスイベル(8)を設け、リード(7 )と予め連結させた形態としてもよく、着脱をより容易にするため胸輪(1)の前方 (A)側または後方(B)側の円弧(Y)部にバックル(9)を設けても良い。
(カ)図7は本発明を前方側から見た斜視図であり、嵌め込み式のバックル(9)を胸輪 (1)の前方(A)側の円弧(Y)に設け、さらにストラップ(2)の接続部のリベ ット(3)に嵌めこみ式バックル(9)を設けており、このようにストラップ(2) の両端の接続部に嵌め込み式のバックル(9)を設けることで、着脱の容易さと、組 み合わせを替えて色違いを楽しむこともでき、各嵌め込み式のバックル(9)に差し 込み爪と挿入口を持つ中間アダプターを介することでサイズ調整も可能である。
(ヨ)さらにリード(7)を回転自在のリベット(3)等の留め具で予め連結した形態で はあるが、リベット(3)を片ネジ式ビス等の取り外し可能な留め具や、嵌めこみ式 バックルで連結することで、リード(7)の組み替えも可能である。
(タ)バックル(9)は、胸輪(1)、ストラップ(2)の何処の部位に設けても良く、 尾錠留めでも嵌め込み式でも良い。またアジャスターを設けることも可能ではある。
(レ)本発明の素材はEVA樹脂が最適と考え、胸輪(1)からストラップ(2)、さら にリード(7)までをEVA樹脂にて形成することで、犬の体に優しくフィットし、 カラフルで軽量かつファッショナブルな、今までにない新しい散歩具となる。
本発明は以上のような構造である。
本発明を使用するときは、胸輪(1)のストラップ(2)を垂直に立てた状態で、犬(6)の頭部をストラップ(2)の空間に潜らせ、胸輪(1)の後方(B)側の空間に犬(6)の両前脚を入れることで着装させる。仮にストラップ(2)にバックル(9)を設ける、もしくは胸輪(1)の両円弧(Y)にバックル(9)を設けたならば更に着装は容易となり、リベット(3)を取り外し可能な留め具にすることでも同じである。また図2のように予めリードと一体としていない場合は、孔(4)にリードのナスカンを連結させて使用する。
1胸輪
2ストラップ
3リベット
4孔
5フラップ
6犬
7リード
8スイベル
9バックル
A胸輪前方半円
B胸輪後方半円
C胸輪中心線
L楕円形長軸
S楕円形短軸
X端点
Y円弧
Z回転軸

Claims (2)

  1. 楕円形に形成した帯状体を胸輪とし、楕円形の短軸方向上に交差する該胸輪の両端点に別帯状体の両端を回転自在な留め具にて接続させ、胸輪に留め具を軸に回転可動するアーチ状のストラップを設け、該ストラップのアーチの頂点にリードと連結するための孔や捩れ防止連結具を設けたことを特徴とする、胸輪式ハーネス。
  2. 前記胸輪部及びストラップ部に嵌め込み式のバックルを設け、着脱をより容易とし、各嵌め込み式バックルに、差し込み爪と挿入口を持つ中間アダプターを介することでサイズ調整を可能としたことを特徴とする請求項1に記載の、胸輪式ハーネス。
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