JP2014161142A - 充電装置、充電方法及びモータ駆動方法 - Google Patents

充電装置、充電方法及びモータ駆動方法 Download PDF

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Abstract

【課題】絶縁設計を簡素化することができる充電装置、絶縁設計が簡素化されたシステムにおける充電方法、又は、絶縁設計が簡素化されたシステムにおけるモータ駆動方法を提供する。
【解決手段】第1中性点を中心に結線された第1巻線と、第1巻線と磁気的に結合され、かつ、第2中性点を中心に結線された第2巻線とを有するモータ7と、バッテリ1と第1巻線との間に接続され、バッテリ1の電力を変換してモータ7に供給する第1インバータ回路と、第1中性点と第1インバータ回路との間に接続された第1ハーフブリッジ回路と、バッテリ1を充電する電源に接続される充電用入力端子8と、電源からの電力が入力される第2巻線の入力端子と充電用入力端子に接続されたスイッチ手段と、第1インバータ回路、ハーフブリッジ回路及びスイッチ手段を制御する制御手段とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、充電装置、充電方法及びモータ駆動方法に関するものである。
電気自動車の駆動系回路として、車両を駆動する駆動モータと二次電池の電力を三相交流に変換して駆動モータに供給するインバータを含み、さらに、200V商用電源からの電力を二次電池に充電するために、200V商用電源のコンセントに接続されるプラグの一方の端子がモータの中立点に接続され、他方の端子が二次電池の正極および負極に各々ダイオードを介して接続されている充電装置が開示されている(特許文献1)。
特開2000−232737号公報
しかしながら、上記の充電装置は、200V商用電源とバッテリを直流的に接続しており、当該バッテリを含むシステム全体を強化絶縁に対応させる必要があるため、例えば絶縁材料を用いることによりコストが高くなる、あるいは、絶縁距離を保つことによりシステムが大型なものになる、という問題があった。
本発明が解決しようとする課題は、絶縁設計を簡素化することができる充電装置、絶縁設計が簡素化されたシステムにおける充電方法、又は、絶縁設計が簡素化されたシステムにおけるモータ駆動方法を提供することである。
本発明は、モータに含まれる、第1中性点を中心に結線された第1巻線と第2中性点を中心に結線された第2巻線とを磁気的に結合し、第1中性点とバッテリの電力を変換してモータに供給する第1インバータ回路との間に第1ハーフブリッジ回路を接続し、充電用入力端子を介して第2巻線の入力端子に接続されたスイッチ手段を接続し、当該ハーフブリッジ回路及び当該スイッチ部を制御することによって上記課題を解決する。
本発明によれば、第1巻線と第2巻線が絶縁トランスとして機能するため、バッテリと電源との間で、直流的な絶縁性を確保することができ、その結果として、絶縁設計を簡素化することができ、または、絶縁設計を簡素化システムでバッテリを充電し、あるいはモータを駆動することができる。
本発明の実施形態に係る充電装置を含む充電システムのブロック図である。 外部電源によりバッテリを充電する場合の、図1の充電システムの等価回路である。 本発明の他の実施形態に係る充電装置を含む充電システムのブロック図である。 外部電源によりバッテリを充電する場合の、図3の充電システムの等価回路である。 本発明の他の実施形態に係る充電装置を含む充電システムのブロック図である。 外部電源によりバッテリを充電する場合の、図5の充電システムの等価回路である。
《第1実施形態》
図1は、本発明の実施形態に係る充電装置を含む充電システムのブロック図である。詳細な図示は省略するが、本例の電気自動車は、三相交流電力の永久磁石モータ3を走行駆動源として走行する車両であり、モータ7は電気自動車の車軸に結合されている。以下、電気自動車を例に説明するが、ハイブリッド自動車(HEV)にも本発明を適用可能であり、車両以外の装置にも本発明を適用可能である。また電力変換装置は車両に搭載されている。
本例の充電システムは、バッテリ1と、リレースイッチ21と、平滑コンデンサ31、32と、インバータ41、42と、ハーフブリッジ51、52と、インダクタ61、62と、モータ7と、充電用入力端子8と、交流電源9と、コントローラ100を備えている。
バッテリ1は、リレー21を介して、インバータ41のDC端子に接続されている。また、バッテリ1は、インバータ42のDC端子に接続されている。バッテリ1は、例えばリチウムイオン電池等の二次電池により構成され、モータ7の動力源となる。バッテリ1は、モータ7の回生制御による電力、及び、外部の商用電源等の交流電源9からの電力により充電される。
リレースイッチ21は、バッテリ1とインバータ41との間に接続されている。リレースイッチ21は、コントローラ100の制御に基づいてオン及びオフを切り替え、バッテリ1とインバータ21との間を電気的に導通し、遮断する。
リレースイッチ21は、モータ7を駆動させる場合には、オンになる。リレースイッチ21は、交流電源9でバッテリ1を充電する場合には、オフになる。なお、バッテリ1とインバータ42との間には、リレースイッチ21のようなスイッチは接続されていない。そのため、バッテリ1の直流電力は、インバータ42に直接、入力される、
コンデンサ31は、平滑コンデンサであり、バッテリ1とインバータ41の入力側との間に接続されている。なお、コンデンサ31は、インバータ41に組み込んでもよい。
インバータ41は、バッテリ1から供給される直流電力を交流電力に変換してモータ7に供給するDC/AC変換回路であり、バッテリ1とモータ7の1次側巻線71との間に接続されている。インバータ41は、複数のスイッチング素子(例えば、絶縁ゲートバイポーラトランジスタIGBT)S11〜S16と、各スイッチング素子S11〜S16に並列に接続されたダイオード(還流用の整流素子)D11〜D16とを有している。また、2つのスイッチング素子を直列に接続した3対の回路がバッテリ1に並列に接続されている。スイッチング素子S11〜S16及びダイオードD11〜D16は、互いに逆方向になるよう並列接続されている。
スイッチング素子S11、12及びダイオードD11、12がU相を形成し、スイッチング素子S13、14及びダイオードD13、14がV相を形成し、スイッチング素子S15、16及びダイオードD15、16がW相を形成している。そして、各対のスイッチング素子の接続点であるAC端子が、モータ7の三相入力部である1次側巻線71の入力端子に接続されている。スイッチング素子S11〜S16は、コントローラ100から送信される駆動信号に基づきオン及びオフを切り替え、電力を変換する。
ハーフブリッジ51は、モータ7の駆動時に、1次側巻線71の中性点(O)の電位を制御する回路であり、充電用接続端子8及びインダクタ61を介して、1次側巻線71の中性点(O)に接続されている。ハーフブリッジ51は、一対で直列に接続されたスイッチング素子(例えば、絶縁ゲートバイポーラトランジスタIGBT)S17、S18と、一対のスイッチング素子S17、S18に対して並列に接続されたダイオードD17、D18とを有している。スイッチング素子S17、S18及びダイオードD17、D18は、互いに逆方向になるよう並列接続されている。
スイッチング素子S17及びスイッチング素子S18の接続点は、充電入力端子8及びインダクタ61を介して、一次側巻線71の中性点(O)に接続されている。また、スイッチング素子S17及びスイッチング素子S18は、インバータ41のDCライン間にそれぞれ接続されている。
上記のとおり、インバータ41及びハーフブリッジ51は、4セットの上アーム(アッパーアーム)と下アーム(ロアアーム)からなる4アームの回路である。そして、4アームのうちU、V、W相を形成する3アームのAC端子(一対のスイッチング素子の接続点に相当)が、1次側巻線71の各相のコイル71u、71v、71wにそれぞれ接続され、残りの1アームは、インダクタ61を介して、1次側巻線71の中性点(O)に接続されている。
コンデンサ32は、平滑コンデンサであり、バッテリ1とインバータ42の入力側との間に接続されている。
インバータ42は、バッテリ1から供給される直流電力を交流電力に変換してモータ7に供給するDC/AC変換回路であり、バッテリ1とモータ7の2次側巻線72との間に接続されている。インバータ42は、インバータ41と同様に、複数のスイッチング素子S21〜S26と、各スイッチング素子S21〜S26に並列に接続されたダイオードD21〜D26とを有している。インバータ42に含まれるスイッチング素子S21〜S26及びダイオードD21〜D26の接続は、インバータ41と同様であるため省略する。
そして、インバータ42の各対のスイッチング素子S21〜S26の接続点であるAC端子が、モータ7の三相入力部である2次側巻線72の入力端子に接続されている。スイッチング素子S21〜S26は、コントローラ100の制御に基づいて、オン、オフを切り替える。
ハーフブリッジ52は、モータ7の駆動時に、2次側巻線72の中性点(O)の電位を制御する回路であり、インダクタ62を介して、インバータ51と2次側巻線72の中性点(O)との間に接続されている。ハーフブリッジ52は、スイッチング素子S27、S28及びダイオードD27、D28を有している。スイッチング素子S27、S28及びダイオードD27、D28の接続は、ハーフブリッジ51と同様であるため、説明を省略する。
スイッチング素子S27及びスイッチング素子28の接続点は、インダクタ62を介して、2次側巻線72の中性点(O)に接続されている。また、スイッチング素子S27及びスイッチング素子S28は、インバータ42のDCライン間にそれぞれ接続されている。
上記のとおり、インバータ42及びハーフブリッジ52は、4セットの上アーム(アッパーローム)と下アーム(ロアアーム)からなる4アームの回路である。そして、4アームのうちU、V、W相を形成する3アームのAC端子(一対のスイッチング素子の接続点に相当)が、2次側巻線72の各相のコイル72u、72v、72wにそれぞれ接続され、残りの1アームは、インダクタ62を介して、2次側巻線72の中性点(O)に接続されている。
モータ7は、多重巻線を有する誘導モータまたは同期モータであって、インバータ31、32の交流側に接続されている。モータ7はバッテリ1からの電力で駆動する。モータ7は、インバータ41に接続された1次側巻線71と、インバータ42に接続された2次側巻線72とを有している。
1次側巻線71は、3つのコイル71u、71v、71wを有している。2次側巻線71は、中性点(O)を中心に、複数のコイル71u、71v、71wをスター結線することで構成されている。
2次側巻線72は、3つのコイル72u、72v、72wを有している。2次側巻線72は、中性点(O)を中心に、複数のコイル72u、72v、72mをスター結線することで構成されている。
コイル71uとコイル72uは磁気的に結合され、コイル71vとコイル72vは磁気的に結合され、コイル71wとコイル72wは磁気的に結合されている。これにより、1次側巻線と2次側巻線は、各相のコイル間を対向しつつ磁気的に結合し、絶縁トランスとして機能する。
充電用入力端子8は、充電ポート(図示しない)に含まれるコネクタである。そして、充電用のケーブル(図示しない)が、充電用入力端子8に接続されることで、充電用入力端子8と外部の交流電源9が電気的に接続される。
交流電源9は、外部電源であって、例えば家庭用の交流電源である。バッテリ1を車両の外部からの供給電力で充電する場合に、交流電源9は、充電用の電力源として機能する。
コントローラ100は、リレースイッチ21、インバータ41、42及びハーフブリッジ51、52を制御する制御部である。
次に、コントローラ100の制御について説明する。まず、モータ7の駆動時の制御について説明する。
交流電源9が充電入力端子8に接続されておらず、車両が走行可能な状態である場合に、コントローラ100は、リレースイッチ21をオンにする。また、コントローラ100は、充電入力端子8の間を短絡させることで、ハーフブリッジ51のスイッチング素子S17、S18の接続点と、1次側巻線の中性点(O)とを導通させる。リレースイッチ21がオンになると、バッテリ1とインバータ41のDC側が、導通状態となる。一方、交流電源9から1次側巻線71への電力の入力は禁止される。
バッテリ1は、インバータ41のDC側と、インバータ42のDC側とそれぞれ導通しているため、バッテリ1の電力は2等分されて、インバータ41、42にそれぞれ入力される。これにより、電力が、バッテリ1からインバータ41、42を介してモータ7まで導通可能な状態となる。
コントローラ100は、乗員の操作等に基づく要求トルクをモータ7から出力させるように、インバータ41、42を制御する。コントローラ100は、インバータ41及びインバータ42を同期させて、PWM制御することで、バッテリ1からの電力を変換し、インバータ41、42からモータ7への出力電圧を制御する。
また、コントローラ100は、中性点(O)及び中性点(O)にそれぞれ接続されたハーフブリッジ51、52を制御して、中性点(O)及び中性点(O)の電位を制御する。コントローラ100には、中性点(O)及び中性点(O)の電位を制御するための回転数閾値が予め設定されている。そして、モータ7の回転数が回転数閾値より高くなった場合に、コントローラ100は、ハーフブリッジ51を制御する。なお、モータ7の回転数は、図示しない回転センサ(レゾルバなど)の検出値により検出される。
モータ7の回転数が高くなると、コイル71u〜71w、72u〜72wの誘起電圧が上昇する。そのため、1次側巻線71及び2次側巻線72の3相間の線間電圧が、インバータ41、42のDC側の電圧以下になるように、弱め界磁制御が、通常行われる。この時、本例では、中性点(O)及び中性点(O)がハーフブリッジ51、52と接続されているため、コントローラ100は、ハーフブリッジ51、52のスイッチング素子S17、S18及びスイッチング素子S27、S28のオン、オフを切り替えることで、中性点(O)及び中性点(O)の電位を制御する。
これにより、コントローラ100は、ハーフブリッジ51、52の制御により、1次側巻線71及び2次側巻線72の3相間の線間電圧を、インバータ41、42のDC側の電圧以下に抑えることができる。
なお、上記のハーフブリッジ51、52の制御による中性点(O)及び中性点(O)の電位制御は、モータ7の回生時に行ってもよい。
また、コントローラ100は、上記のハーフブリッジ51、52の制御と、弱め界磁制御を同時に行ってもよい。これにより、中性点(O)及び中性点(O)の電位が、ハーフブリッジ51、52の制御で調整される分、弱め界磁電流が低減されるため、モータ7及びインバータ41、42の駆動効率を高まることができる。
次に、図1及び図2を用いて、交流電源9の電力でバッテリ1を充電する時のコントローラ100の制御について説明する。図2は、外部電源を用いてバッテリ1を充電する場合の、本例の充電システムの等価回路である。なお、図2では、説明を容易にするために、インバータ41、42の1相分の導通状態のみを示しているが、他の2相についても、同様に導通している。
交流電源9が充電入力端子8に接続され、バッテリ1が充電可能な状態になると、コントローラ100は、充電入力端子8の間を短絡せず、充電入力端子8の間に交流電源9を接続した状態とし、リレースイッチ21をオフにする。リレースイッチ21がオフのため、バッテリ1とインバータ41との間は遮断されている。一方。交流電源9は、インバータ41の3アーム及びハーフブリッジ51のアームに接続され、1次側巻線71の中性点(O)に接続されている。そのため、交流電源9の電力が、インバータ41及びハーフブリッジ51を介して、1次側巻線71に供給可能な状態となる。
コントローラ100は、リレースイッチ21をオフにした後、インバータ41の上アームのスイッチング素子S11、S13、S15をオフに、インバータ41の下アームのスイッチング素子S12、S14、S16をオンにする。また、コントローラ100は、ハーフブリッジ51のスイッチング素子S17をオフに、スイッチング素子S18をオンにする。
この時、インバータ41及びハーフブリッジ51の導通状態は、図2のようになる。交流電源9の電圧は、ハーフブリッジ51のスイッチング素子S17、S18の接続点から、スイッチング素子S18及びダイオードD18と、インバータ41の下アームのスイッチング素子S12、14、16及びダイオードD12、14、16を介して、1次側巻線71の各相の入力に印加され、また、インダクタ61を介して、1次側巻線71の中性点(O)に印加される。これにより、交流電源9の電圧が、各相のコイル71u、71v、71wに対して、ゼロ相で印加される。
そして、1次側巻線71及び2次側巻線72のトランス(相互誘導)の作用により、変圧されて、交流電源9が接続されている1次側(系統側)から、バッテリ1が接続されている2次側へと、電力が供給される。
コントローラ100は、インバータ42のスイッチング素子S21〜S26を、各相間で、同じタイミングでオン、オフを切り替えることで、インバータ42を制御する。また、コントローラ100は、ハーフブリッジ52と、コイル72u、72v、72wにそれぞれ接続されたインバータ42のハーフブリッジとの間で構成されるフルブリッジでPFC(Power Factor Correction:力率改善)制御を行っている。これにより、2次側巻線72から出力されて電力を、インバータ42及びハーフブリッジ52をお介して、バッテリ1に供給する。
具体的には、例えばU相のコイル72uに対して正の電圧が印加される場合には、コントローラ100はスイッチング素子S22及びスイッチング素子S27をオンにし、スイッチング素子S21及びスイッチング素子S28をオフにする。また、例えばU相のコイル72uに対して負の電圧が印加された場合には、コントローラ100はスイッチング素子S21及びスイッチング素子S28をオンにし、スイッチング素子S22及びスイッチング素子S27をオフにする。他のV相及びW相についても、コントローラ100は同様に各スイッチング素子S23〜S28を制御する。これにより、インバータ41の各相のハーフブリッジと、ハーフブリッジ52が、各相のコイル72u、72v、72wを介して、それぞれフルブリッジのPFC回路として動作するように、コントローラ100は、インバータ42及びハーフブリッジ52を制御している。
コントローラ100は、上記のPFC制御を行う際に、インバータ42及びハーフブリッジ52からバッテリ1に入力される直流電圧が、バッテリ1の直流電圧と同電圧になるように、各スイッチング素子S21〜28のスイッチング制御を行っている。また、コントローラ100は、バッテリ1への入力電流、電圧をフィードバックさせて、1次側の交流電流(入力電流)を1次側の交流電圧と同期させるように、上記のPFC制御を行う。これにより、本例は、力率を1に近づけることができ、効率を高めることができる。なお、バッテリ1への入出力電流、電圧は、センサにより検出すればよい。
そして、コントローラ100は、バッテリ1の充電状態(SOC:State of Charge)を管理しつつ、上記の制御を行う。バッテリの充電状態が目標の充電状態に達した場合には、インバータ100は、インバータ41、42及びハーブリッジ51、52の各スイッチング素子S11〜S18、S21〜S28をオフにして、バッテリ1の充電制御を終了する。
上記のように、本例は、1次側巻線71と2次側巻線72を磁気的に結合し、中性点(O)とインバータ42との間にハーフブリッジ52を接続し、1次側巻線71の入力端子と充電入力端子8に、インバータ41及びハーフブリッジ51を接続する。これにより、1次側巻線71と2次側巻線72が絶縁トランスとして機能するため、バッテリ1と交流電源9との間で、直流的な絶縁性を確保することができる。その結果として、バッテリ1を含むシステム全体を、強化絶縁で設計しなくてもよいため、本例は、絶縁材料の増加によるコスト高を防ぐことができる。また、本例は、絶縁距離を確保することで生じるシステムの大型化を回避することができる。
また、本例は、絶縁設計を簡素化したシステムでバッテリを充電することができ、あるいは、モータ7を駆動することができる。
また、本例は、モータ7の駆動及びバッテリ1の充電時に、インバータ41及びインバータ42を利用することができるため、システムの小型化を実現することができる。
本例は、中性点(O)とインバータ41との間に、ハーフブリッジ51を接続する。また、本例は、中性点(O)とインバータ42との間に、ハーフブリッジ52を接続する。これにより、モータ7の駆動時に、中性点(O)及び中性点(O)の電位を制御することができるため、モータ7の駆動時に、電圧の利用率を向上させることができる。また、本例は、モータ7の作動電圧のレベルを、バッテリ1からの供給電圧に合わせて制御することができ、高効率でモータ7を駆動させることができる。
また、本例は、交流電源9からの電力でバッテリ1を充電する場合には、インバータ41の上アームのスイッチング素子S11、S13、S15及びハーフブリッジ51の高電位側のスイッチング素子S17をオフにし、かつ、インバータ41の下アームのスイッチング素子S12、S14、S16及びハーフブリッジ51の低電位側のスイッチング素子S18をオンにする。これにより、1次側巻線71及び2次側巻線72に対して、独立したインバータ41、42を電気的に接続するシステムにおいて、交流電源9の電力を、インバータ41及びハーフブリッジ51を介して、1次側巻線71に供給し、バッテリ1を充電することができる。
また、本例において、ハーフブリッジ52は、直列に接続されたスイッチング素子S27、S28と、スイッチング素子S27、S28に対してそれぞれ並列に接続されたダイオードD27、D28を有している。これにより、本例は、ハーフブリッジ52とインバータ42の一相分のハーブリッジで、フルブリッジを形成することができ、交流電源9からの電力でバッテリ1を充電する際には、当該フルブリッジを利用することで、交流電源9の力率を改善することができる。その結果として、充電効率を高めることができる。
また、本例は、中性点(O)にインダクタ61を接続し、中性点(O)にインダクタ62を接続する。これにより、スイッチング素子S11〜S18、S21〜S28のスイッチング動作時に、1次側巻線71及び2次側巻線72の電流に対して、インピーダンスを下げることができる。そのため、交流電源9の電力によるバッテリ1の充電時には、充電電流のリップルを低減させることができる。
また、本例は、交流電源9からの電力でバッテリ1を充電する場合には、ハーフブリッジ52のスイッチング素子S17、S18及びインバータ42の一相分のハーフブリッジのスイッチング素子S11〜S16で形成されるフルブリッジ回路を、フルブリッジのPFC回路(力率改善回路)として動作させることで、フルブリッジ回路を制御する。これにより、バッテリ1の充電時に、力率を改善することができる。
上記の1次側巻線71が「第2巻線」に相当し、2次側巻線72が「第1巻線」に相当し、インバータ41が本発明の「第2インバータ回路」又は「スイッチ手段」に相当し、インバータ42が本発明の「第1インバータ」に相当し、ハーフブリッジ51が本発明の「第2ハーフブリッジ」又は「スイッチ手段」に相当し、ハーフブリッジ52が本発明の「第1ハーフブリッジ」に、コントローラ100が「制御手段」に、インダクタ61が「第2インダクタ」に、インダクタ62が「第1インダクタ」に相当する。
《第2実施形態》
図3は、発明の他の実施形態に係る充電装置を含む充電システムのブロック図である。本例では上述した第1実施形態に対して、1次側にハーフブリッジ51を設けていない点及びリレースイッチ22、23を有する点が異なる。これ以外の構成は上述した第1実施形態と同じであるため、その記載を適宜、援用する。
一対の充電入力端子8のうち、一方の端子はインダクタ61に接続され、他方の端子はインバータ41の負極側の電源線Nに接続されている。
リレースイッチ22は、中性点(O)とインダクタ61との間に接続されている。リレースイッチ23は、インダクタ62と、ハーフブリッジ52のスイッチング素子S27、S28の接続点との間に接続されている。
リレースイッチ22、23は、コントローラ100により制御される。リレースイッチ22、23は、モータ7を駆動させる場合にはオフになり、交流電源9でバッテリ1を充電する場合にはオンになる。
次に、コントローラ100の制御について説明する。まず、モータ7の駆動時の制御について説明する。
コントローラ100は、リレースイッチ21をオンに、リレースイッチ22、23をオフにする。リレースイッチ21はオンになっているため、バッテリ1とインバータ41のDC側が、導通状態となる。一方、リレースイッチ22、23はオフになっているため、交流電源9から1次側巻線への電力の入力は禁止される。
バッテリ1の電力は2等分されて、インバータ41、42にそれぞれ入力され、インバータ41、42でそれぞれ電力変換されて、モータ7に供給される。インバータ41、42の制御は、第1実施形態に係るインバータ41、42の制御と同様であるため、説明を省略する。
上記のとおり、本例は、モータ7の駆動時に、リレースイッチ22はオフになっているが、仮に、モータ7の駆動時に、1次側巻線71の中性点(O)とインバータ41が接続され、導通状態である場合について説明する。モータ7の駆動中に、中性点(O)の電位が変動すると、インバータ41のダイオードD11〜D16を介して、インバータ41の回路内で還流電流が流れてしまう。そして、この還流電流は、インバータ41の効率を低下させる原因となる。
一方、本例は、モータ7の駆動時に、リレースイッチ22はオフにして、インバータ41と中性点(O)との間を遮断することで、不要な電流が、インダクタ61を介して、インバータ41内に流れないようにしている。
2次側では、リレースイッチ23をオフにして、インバータ42と中性点(O)との間を遮断することで、不要な電流が、インダクタ62を介して、インバータ42内に流れないようにしている。
次に、図3及び図4を用いて、交流電源9の電力でバッテリ1を充電する時のコントローラ100の制御について説明する。図4は、外部電源を用いてバッテリ1を充電する場合の、本例の充電システムの等価回路である。なお、図4では、説明を容易にするために、インバータ41、42の1相分の導通状態のみを示しているが、他の2相についても、同様に導通している。
交流電源9が充電入力端子8に接続され、バッテリ1が充電可能な状態になると、コントローラ100は、リレースイッチ21をオフに、リレースイッチ22、23をオンにする。リレースイッチ21がオフのため、バッテリ1とインバータ41との間は遮断されている
コントローラ100は、リレースイッチ21〜23を制御した後、インバータ41の上アームのスイッチング素子S11、S13、S15をオフに、インバータ41の下アームのスイッチング素子S12、S14、S16をオンにする。この時、インバータ41及びハーフブリッジ51の導通状態は、図4のようになる。
交流電源9の電力は、インバータ41の下アーム及びインダクタ61を介して、1次側巻線71に供給される、1次側巻線71と2次側巻線72との間で変圧されて、2次側に電力が供給される。
インバータ42及びハーフブリッジ52の制御は、第1実施形態に係るインバータ41及びハーフブリッジ51の制御の制御と同様であるため、説明を省略する。これにより、2次側巻線72から出力された電力を、インバータ42及びハーフブリッジ52を介してバッテリ1に供給し、バッテリ1が充電される。
上記のように、本例は、1次側巻線71と2次側巻線72を磁気的に結合し、中性点(O)とインバータ42との間にハーフブリッジ52を接続し、1次側巻線71の入力端子と充電入力端子8にインバータ41を接続する。これにより、1次側巻線71と2次側巻線72が絶縁トランスとして機能するため、バッテリ1と交流電源9との間で、直流的な絶縁性を確保することができる。その結果として、バッテリ1を含むシステム全体を、強化絶縁で設計しなくてもよいため、本例は、絶縁材料の増加によるコスト高を防ぐことができる。また、本例は、絶縁距離を確保することで生じるシステムの大型化を回避することができる。
また本例は、インバータ41の負極側の電源線Nは、充電用入力端子8を介して1次側巻線71に接続する。これにより、1次側のハーフブリッジの数と、モータ7の相数とを対応させることができるため、スイッチング素子及びダイオードの数を削減することができる。その結果として、コストを抑えたシステムを実現することができる。
また、本例は、交流電源9からの電力でバッテリ1を充電する場合には、インバータ41の上アームのスイッチング素子S11、S13、S15をオフにし、かつ、インバータ41の下アームのスイッチング素子S12、S14、S16をオンにする。これにより、1次側巻線71及び2次側巻線72に対して、独立したインバータ41、42を電気的に接続するシステムにおいて、交流電源9の電力を、インバータ41を介して、1次側巻線71に供給し、バッテリ1を充電することができる。
また本例は、インバータ41と中性点(O)との間に、リレースイッチ22を接続し、インバータ42と中性点(O)との間に、リレースイッチ23を接続し、交流電源9の電力でバッテリ1を充電する場合にはリレースイッチ22、23をオンにし、バッテリ1の電力でモータ7を駆動する場合にはリレースイッチ22、23をオフにする。これにより、モータ7の駆動中に中性点(O、O)の電位が変動した場合に、中性点(O、O)からインバータ41、42に電流が流れて、インバータ41、42内で還流電流が流れることを防ぐ。その結果として、モータ7を高効率で駆動させることができる。
上記のリレースイッチ22が「第3スイッチ部」に相当する。
《第3実施形態》
図5は、発明の他の実施形態に係る充電装置を含む充電システムのブロック図である。本例では上述した第1実施形態に対して、リレースイッチ21、1次側にインバータ41及びハーフブリッジ51を設けていないと、リレースイッチ22〜24を有する点が異なる。これ以外の構成は上述した第1実施形態と同じであり、第1実施形態及び第2実施形態の記載を適宜、援用する。
リレースイッチ22、23の接続は、第2実施形態に係るリレースイッチ22、23の接続と同様であるため、説明を省略する。
リレースイッチ24は、インバータ42と1次側巻線71との間、及び、充電入力端子8と1次側巻線71との間に接続されている。リレースイッチ24は、スイッチ24u、24v、24wを有している。スイッチ24u、24v、24wは、インバータ42及びモータ7の各相と対応しており、例えばスイッチ24uは、u相と対応している。
スイッチ24uは、インバータ42のu相からコイル71uの入力端子への導通経路と、充電入力端子8からコイル71uの入力端子への導通経路とを切り替えるスイッチである。スイッチ24uは、3つの接点を有している。そして、3つの接点のうち、接点aはコイル71uの入力端子に接続されている。接点bは、スイッチング素子S21とスイッチング素子S22との接続点からコイル72uに接続される配線(U相の配線)に接続されている。接点cは、充電入力端子8に接続されている。
スイッチ24uは、コントローラ100により制御される。そして、コントローラ100は、スイッチ24uを切り替え、接点aと接点bの間を導通し、接点aと接点cとの間を遮断することで、インバータ41のu相からコイル71uの入力端子への導通経路を選択する。また、コントローラ100は、スイッチ24uを切り替え、接点aと接点bを遮断し、接点aと接点cを導通することで、充電入力端子からコイル71uの入力端子への導通経路を選択する。スイッチ24v及びスイッチ部24wは、スイッチ24uと同様の構成であり、説明を省略する。
次に、コントローラ100の制御について説明する。まず、モータ7の駆動時の制御について説明する。
コントローラ100は、リレースイッチ22、23をオフにする。また、コントローラ100は、スイッチ24を制御し、スイッチ24u、24v、24wの接点aと接点bの間をオンに、接点aと接点cの間をオフにする。これにより、スイッチ24が制御されて、交流電源9から1次側巻線への電力の入力は禁止される。
コントローラ100は、インバータ41をPWM制御し、インバータ41から1次側巻線71及び2次側巻線72の各相のコイルに、電流を流す。これにより、モータ7が駆動される。
次に、図5及び図6を用いて、交流電源9の電力でバッテリ1を充電する時のコントローラ100の制御について説明する。図6は、外部電源を用いてバッテリ1を充電する場合の、本例の充電システムの等価回路である。なお、図6では、説明を容易にするために、インバータ42の1相分の導通状態のみを示しているが、他の2相についても、同様に導通している。
交流電源9が充電入力端子8に接続され、バッテリ1が充電可能な状態になると、コントローラ100は、リレースイッチ22、23をオンにする。また、コントローラ100は、スイッチ24を制御し、スイッチ24u、24v、24wの接点aと接点bの間をオフに、接点aと接点cの間をオンにする。
交流電源9の電力は、スイッチ24及びインダクタ61を介して、1次側巻線71に供給される、1次側巻線71と2次側巻線72との間で変圧されて、2次側に電力が供給される。
インバータ42及びハーフブリッジ52の制御は、第1実施形態に係るインバータ41及びハーフブリッジ51の制御の制御と同様であるため、説明を省略する。これにより、2次側巻線72から出力された電力を、インバータ42及びハーフブリッジ52を介してバッテリ1に供給し、バッテリ1が充電される。
上記のように、本例は、1次側巻線71と2次側巻線72を磁気的に結合し、中性点(O)とインバータ42との間にハーフブリッジ52を接続し、1次側巻線71の入力端子と充電入力端子8にリレースイッチ24を接続する。これにより、1次側巻線71と2次側巻線72が絶縁トランスとして機能するため、バッテリ1と交流電源9との間で、直流的な絶縁性を確保することができる。その結果として、バッテリ1を含むシステム全体を、強化絶縁で設計しなくてもよいため、本例は、絶縁材料の増加によるコスト高を防ぐことができる。また、本例は、絶縁距離を確保することで生じるシステムの大型化を回避することができる。
また、本例は、絶縁設計を簡素化したシステムでバッテリを充電することができ、あるいは、モータ7を駆動することができる。
また、本例は、交流電源9からの電力でバッテリ1を充電する場合には、スイッチ24u、24v、24wの接点aと接点bの間をオフに、接点aと接点cの間をオンにし、バッテリ1の電力でモータ7を駆動する場合には、スイッチ24u、24v、24wの接点aと接点bの間をオンに、接点aと接点cの間をオフにする。これにより、インバータ42を1つだけで、本例のシステムを構成することができるため、システムのコストを抑制することができ、または、システムの小型化を実現することができる。
上記のリレースイッチ24が本発明の「スイッチ手段」に相当し、接点a及び接点bのスイッチが本発明の「第1スイッチ部」に、接点a及び接点cのスイッチが本発明の「第2スイッチ部」に相当する。
1…バッテリ
7…モータ
8…充電用入力端子
9…交流電源
21、22、23、24…リレースイッチ
31、32…平滑コンデンサ
41、42…インバータ
51、52…ハーフブリッジ
61、62…インダクタ
71…1次側巻線
72…2次側巻線
71u、71v、71w…コイル
72u、72v、72w…コイル
S11〜S18、S21〜S28…スイッチング素子
D11〜D18、D21〜D28…ダイオード

Claims (13)

  1. 第1中性点を中心に結線された第1巻線と、前記第1巻線と磁気的に結合され、かつ、第2中性点を中心に結線された第2巻線とを有するモータと、
    バッテリと前記第1巻線との間に接続され、前記バッテリの電力を変換して前記モータに供給する第1インバータ回路と、
    前記第1中性点と前記第1インバータ回路との間に接続された第1ハーフブリッジ回路と、
    前記バッテリを充電する電源に接続される充電用入力端子と、
    前記電源からの電力が入力される前記第2巻線の入力端子と前記充電用入力端子に接続されたスイッチ手段と、
    前記第1インバータ回路、前記ハーフブリッジ回路及び前記スイッチ手段を制御する制御手段とを備える
    ことを特徴とする充電装置。
  2. 請求項1記載の充電装置であって、
    前記スイッチ手段は、
    前記バッテリと前記第2巻線との間に接続され、前記バッテリの電力を変換して前記モータに供給する第2インバータ回路を有する
    ことを特徴とする充電装置。
  3. 請求項2記載の充電装置であって、
    前記第2インバータ回路の負極側の電源線は、前記充電用入力端子を介して前記第2中性点に接続されている
    ことを特徴とする充電装置。
  4. 請求項2又は3記載の充電装置であって、
    前記第2インバータ回路の上アームと下アームとの接続点は、前記第2巻線の入力端子に接続され、
    前記制御手段は、
    前記電源からの電力で前記バッテリを充電する場合には、前記上アームのスイッチング素子をオフに前記下アームのスイッチング素子をオンにする
    ことを特徴とする充電装置。
  5. 請求項2〜4のいずれか一項に記載の充電装置であって、
    前記スイッチ手段は、
    前記第2中性点と前記第2インバータ回路との間に接続された第2ハーフブリッジ回路を有する
    ことを特徴とする充電装置。
  6. 請求項5記載の充電装置であって、
    前記第2ハーフブリッジ回路は、直列接続された複数の第2スイッチング素子を有し、
    前記複数の第2スイッチング素子の接続点は前記第2中性点に電気的に接続され、
    前記第2インバータ回路の上アームと下アームとの接続点は、前記第2巻線の入力端子に接続され、
    前記制御手段は、
    前記電源からの電力で前記バッテリを充電する場合には、前記上アームのスイッチング素子と前記複数の第2スイッチング素子のうち高電位側のスイッチング素子をオフにし、かつ、前記下アーム回路のスイッチング素子と前記複数の第2スイッチング素子のうち低電位側のスイッチング素子をオンにする
    ことを特徴とする充電装置。
  7. 請求項1記載の充電装置であって、
    前記スイッチ手段は、
    前記第1インバータに接続され、かつ、前記第1インバータと前記第2巻線の入力端子との間を導通及び遮断させる第1スイッチ部と、前記充電用入力端子と前記第2巻線の入力端子との間を導通及び遮断させる第2スイッチ部とを有し、
    前記制御手段は、
    前記電源からの電力で前記バッテリを充電する場合には、前記第1スイッチ部をオフに前記第2スイッチ部をオンにし、
    前記バッテリの電力で前記モータを駆動する場合には、前記第1スイッチ部をオンに前記第2スイッチ部をオフにする
    ことを特徴とする充電装置。
  8. 請求項1〜7のいずれか一項に記載の充電装置であって、
    前記第1ハーフブリッジ回路は、
    直列に接続された複数の第1スイッチング素子と、
    前記複数の第1スイッチング素子にそれぞれ並列に接続された複数のダイオードとを有する
    ことを特徴とする充電装置。
  9. 請求項1〜8のいずれか一項に記載の充電装置であって、
    前記第1中性点に接続された第1インダクタと、
    前記第2中性点に接続された第2インダクタと備える
    ことを特徴とする充電装置。
  10. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の充電装置であって
    前記第2インバータ回路と前記第2中性点との間に接続された第3スイッチ部を備え、
    前記制御手段は、
    前記電源の電力で前記バッテリを充電する場合には、前記第3スイッチ部をオンにし、
    前記バッテリの電力で前記モータを駆動する場合には、前記第3スイッチ部をオフにする
    ことを特徴とする充電装置。
  11. 請求項1〜10のいずれか一項に記載の充電装置であって、
    前記制御手段は、
    前記電源からの電力で前記バッテリを充電する場合には、前記第1ハーフブリッジのスイッチング素子及び前記第1インバータのスイッチング素子で形成されるフルブリッジ回路を制御する
    ことを特徴とする充電装置。
  12. 第1中性点を中心に結線された第1巻線と、前記第1巻線と磁気的に結合され、かつ、第2中性点を中心に結線された第2巻線とを有し、かつ、インバータ回路からの電力で駆動するモータを用いて、バッテリを充電する充電方法であって、
    充電用入力端子と前記第2巻線の入力端子に接続されたスイッチ手段を制御して、外部電源からの電力を、前記充電用入力端子から前記第2巻線の入力端子に供給する1次側の電力供給ステップと、
    前記第1巻線と前記第2巻線との間の相互誘導により、前記第1巻線と前記第2巻線との間で変圧する変圧ステップと、
    前記第2巻線から出力された電力を、前記インバータ回路及び前記第1中性点と前記インバータ回路との間に接続されたハーフブリッジ回路を介して、前記バッテリに供給する2次側の電力供給ステップとを含む
    ことを特徴とする充電方法。
  13. 第1中性点を中心に結線された第1巻線と、前記第1巻線と磁気的に結合され、かつ、第2中性点を中心に結線された第2巻線とを有するモータの駆動方法であって、
    外部電源から前記第2巻線への電力の入力を禁止するステップと、
    充電用入力端子と前記第2巻線の入力端子に接続されたスイッチ手段を制御し、前記バッテリからの電力を、前記バッテリと前記第1巻線との間に接続されたインバータ回路で変換して前記モータに供給することで、前記モータを駆動させるステップと、
    前記第1中性点と前記インバータ回路との間に接続されたハーフブリッジ回路を制御して、前記第1中性点の電位を制御するステップとを含む
    ことを特徴とする駆動方法。
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