JP2014160929A - 信号伝送ケーブル - Google Patents
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Abstract
【課題】実装領域を増大させることなく、高品質な高速通信を実現することができるようにする。
【解決手段】第1のコネクタと、第2のコネクタと、第1のコネクタおよび第2のコネクタを接続するケーブルとを備え、第1のコネクタおよび第2のコネクタのそれぞれは、少なくとも1層以上の有機基板を有し、ケーブルは、誘電層および金属層を有し、第1のコネクタおよび第2のコネクタの有機基板の一部を延在させることで、ケーブルの誘電層が形成され、ケーブルの金属層の先端が、第1のコネクタおよび第2のコネクタの有機基板上に配置されたチップの出力端子に直接接続される。
【選択図】図2
【解決手段】第1のコネクタと、第2のコネクタと、第1のコネクタおよび第2のコネクタを接続するケーブルとを備え、第1のコネクタおよび第2のコネクタのそれぞれは、少なくとも1層以上の有機基板を有し、ケーブルは、誘電層および金属層を有し、第1のコネクタおよび第2のコネクタの有機基板の一部を延在させることで、ケーブルの誘電層が形成され、ケーブルの金属層の先端が、第1のコネクタおよび第2のコネクタの有機基板上に配置されたチップの出力端子に直接接続される。
【選択図】図2
Description
本技術は、信号伝送ケーブルに関し、特に、実装領域を増大させることなく、高品質な高速通信を実現することができるようにする信号伝送ケーブルに関する。
近年、携帯電話、スマートフォン、ノート型コンピュータ、デジタルカメラなどの機能の向上は目覚しく、それらの電子機器に内蔵される表示素子や撮像素子の高分解能化および高精細化が求められ、ますます複雑化してきている。
特に、携帯電話やスマートフォンなどにおいては、カメラ機能の内蔵化や表示部の大型化および高機能化とともに小型軽量化および低消費電力化が求められている。
機器内での信号の送受信に用いられる信号線は、従来、並列に何本も設けられていたが、機器の小型軽量化に伴って、信号線の本数を減らす工夫がなされている。
例えば、信号線の数を減らすために並直変換および直並変換を行い、データをシリアル化して伝送することも考えられるが、最近の機器の複雑化に伴う高速伝送の要求によってすでに1本あたりの伝送容量を超えている。
そこで、伝送される信号の周波数比帯域を下げ、伝送路の特性の平坦な部分を使用できるようにする変調回路を設け、伝送すべきすべてのデータをシリアル化して伝送することも提案されている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、特許文献1では、回路構成が開示されるにとどまっており、その具体的な技術の例示が少なく、SI(Signal Integrity)を確保することが難しい。
また、基板の設計者の多くは、シリアル伝送の専門家ではないため、特許文献1により、広く一般に、通信容量を向上させることができるとは限らない。
また、電子機器により取り扱うデータ量の増加に対応すべく通信速度を向上させる必要があり、搬送波の周波数も高くなる傾向が進むので、トランシーバからレシーバまでの物理層の設計難易度が高まる。このような物理層の設計には、例えば、パラレル通信における低スキュー、低同時スイッチングノイズを解決することと同様の高い技術力が求められる。
さらに、高周波キャリア特有のノイズの問題が生じる。一般に高周波を伝送できるケーブルは固く、配線容積が大きい。基板上の配線が省略される代わりに、ケーブルの配線容積が拡大し、実装領域としては大きくなってしまう。このため、実質的には、モバイル機器等に実装することは困難である。
本技術はこのような状況に鑑みて開示するものであり、実装領域を増大させることなく、高品質な高速通信を実現することができるようにするものである。
本技術の一側面は、第1のコネクタと、第2のコネクタと、前記第1のコネクタおよび前記第2のコネクタを接続するケーブルとを備え、前記第1のコネクタおよび前記第2のコネクタのそれぞれは、少なくとも1層以上の有機基板を有し、前記ケーブルは、誘電層および金属層を有し、前記第1のコネクタおよび前記第2のコネクタの前記有機基板の一部を延在させることで、前記ケーブルの誘電層が形成され、前記ケーブルの金属層の先端が、前記第1のコネクタおよび前記第2のコネクタの前記有機基板上に配置されたチップの出力端子に直接接続される信号伝送ケーブルである。
前記第1のコネクタおよび前記第2のコネクタのそれぞれは、複数の信号を並列に入力または出力する入力端子または出力端子を有し、前記第1のコネクタが、前記並列に入力された複数の信号であるパラレル信号をシリアル信号に変換する並直変換部と、前記シリアル信号を搬送波により変調して高周波信号を生成する変調部とを備え、前記第2のコネクタが、前記高周波信号を復調して前記シリアル信号を生成する復調部と、前記シリアル信号を前記パラレル信号に変換する直並変換部とを備え、前記ケーブルの金属層の先端のうちの一方が、前記変調部を構成するチップにおける前記高周波信号の出力端子に直接接続され、前記ケーブルの金属層の先端のうちの他方が、前記復調部を構成するチップにおける前記高周波信号の入力端子に直接接続されるようにすることができる。
前記ケーブルの長手方向の延長線上に、前記変調部を構成するチップにおける前記高周波信号の出力端子および前記復調部を構成するチップにおける前記高周波信号の入力端子がそれぞれ配置されているようにすることができる。
前記搬送波の周波数が30GHz以上とされるようにすることができる。
前記ケーブルの誘電層の誘電率が3.5未満であり、誘電正接が0.003未満とされるようにすることができる。
前記高周波信号における1UI(Unit Interval)の中にロジックレベルを3点以上有するようにすることができる。
前記第1のコネクタは、前記並直変換部および前記変調部をそれぞれ複数有するとともに、前記複数の変調部のそれぞれの搬送波周波数を異ならせることで、複数の前記高周波信号を前記ケーブル上に多重化して送出する多重化部をさらに備え、前記第2のコネクタは、前記復調部および前記直並変換部をそれぞれ複数有するとともに、前記ケーブル上に多重化された複数の高周波信号を分離して抽出するバンドパスフィルタをさらに備えるようにすることができる。
前記ケーブルが、SIW(Substrate Integrated Waveguide)構造とされるようにすることができる。
前記ケーブルには、前記高周波信号を伝送するための信号線用の領域と、電源電圧を伝送するための電源線用の領域が設けられるようにすることができる。
前記第1のコネクタに電源電圧を供給する電源供給部が設けられ、前記第2のコネクタは、前記ケーブルを介して前記第1のコネクタから伝送された電源電圧により駆動するようにすることができる。
本技術の一側面においては、前記第1のコネクタおよび前記第2のコネクタのそれぞれは、少なくとも1層以上の有機基板を有し、前記ケーブルは、誘電層および金属層を有し、前記第1のコネクタおよび前記第2のコネクタの前記有機基板の一部を延在させることで、前記ケーブルの誘電層が形成され、前記ケーブルの金属層の先端が、前記第1のコネクタおよび前記第2のコネクタの前記有機基板上に配置されたチップの出力端子に直接接続される。
本技術によれば、実装領域を増大させることなく、高品質な高速通信を実現することができる。
以下、図面を参照して、ここで開示する技術の実施の形態について説明する。
図1は、本技術の一実施の形態に係るフレキシブルフラットケーブル10の外観の構成例を示す図である。
図1に示されるように、フレキシブルフラットケーブル10は、送信側コネクタ11および受信側コネクタ12の間をケーブル13で接続する構成とされている。
フレキシブルフラットケーブル10は、例えば、携帯電話、スマートフォン、ノート型コンピュータ、デジタルカメラなどの電子機器内の基板同士を接続するためのケーブルとして用いられる。
例えば、送信側コネクタ11は、スマートフォン内のイメージセンサモジュール基板に接続され、受信側コネクタ12は、スマートフォン内の信号処理モジュール基板に接続される。また、ケーブル13は、簡単に曲げることが可能な材料で構成されており、例えば、スマートフォン内の基板の配置状況に応じて自在に折り曲げることができるようになされている。
図2は、送信側コネクタ11および受信側コネクタ12の内部構成を説明する図である。
図2に示されるように、送信側コネクタ11は、有機多層基板21−1上にBBチップ22−1とRFチップ23−1が配置されて構成され、基板と接続される部分(図中左側)には、入力端子31−1が設けられている。
入力端子31−1は、例えば、複数の金属製の端子が並列に配置されて成り、各端子には、送信側コネクタ11が接続された基板から出力される信号電圧がそれぞれ印加される。例えば、入力端子31−1に配置される金属製の端子が20個ある場合、最大で20種類の信号が並列的に送信側コネクタ11に入力されることになる。
有機多層基板21−1は、少なくとも1層以上の有機基板から成り、それぞれの有機基板は、ガラス基板、セラミック基板などとは異なり、柔軟性を有するものとされる。
BBチップ22−1は、入力端子31−1を介して並列的に入力された信号(パラレル信号)のそれぞれを、直列の信号(シリアル信号)に変換する。BBチップ22−1は、変換後のシリアル信号をRFチップ23−1に出力する。なお、シリアル信号は、例えば、差動信号として伝送されるので、BBチップ22−1により逆位相となる2つのシリアル信号が生成されて出力される。
RFチップ23−1は、BBチップ22−1から出力されたシリアル信号を、キャリア(搬送波)によって変調する。これにより、ベースバンド周波数のシリアル信号がキャリア周波数の高周波信号に変調されることになる。
図2の図中下側には、送信側コネクタ11のRFチップ23−1周辺の拡大図が表示されている。同図に示されるように、RFチップ23−1には、電源(V)、グランド(G)、信号(Sig)配線が接続されている。この例では、図中左から、電源、グランド、信号、信号、グランドの順にそれぞれの配線が接続されている。なお、2つの信号配線は、BBチップ22−1から差動信号として出力された2つのシリアル信号を伝送するものとされる。
また、同図に示されるように、ケーブル13は、有機多層基板21−1の中の1つの層であって、例えば、RFチップ23−1が直接取り付けられている有機基板21−1aを、誘電層13aとして形成されている。すなわち、ケーブル13は、誘電層13aを、送信側コネクタ11の有機多層基板21−1の有機基板21−1aと共有する構成とされている。
また、ケーブル13において、誘電層13aの上には、金属層13bが設けられる。この金属層13bには、RFチップ23−1の信号出力端子に接続される。すなわち、金属層13bは、RFチップ23−1が出力する高周波信号の出力端子に直接接続される。換言すれば、ケーブル13の金属層13bは、RFチップ23−1の高周波信号出力端子とシームレスに接続される。
なお、ここでは、送信側コネクタ11とケーブル13との接続箇所が示されているが、受信側コネクタ12とケーブル13との接続箇所も同様に形成される。すなわち、ケーブル13は、誘電層13aを、受信側コネクタ12の有機多層基板の有機基板と共有する構成とされ、金属層13bは、RFチップ23−2の高周波信号の入力端子に直接接続される。
実際のケーブル13は、誘電層13aおよび金属層13bを信号線とし、例えば、信号線を樹脂などの保護部材でシールドするなどして構成される。
この例では、ケーブル13の構造は、SIW(Substrate Integrated Waveguide)構造とされている。SIWは、2つの金属層の間に誘電層を挿入するとともに、ケーブルの長手方向の両側面にスルーホールを形成する構造とされる。図2においては、ケーブル13の金属層13bの両側面に小さい円が複数並べられて表示されており、これらがスルーホールを表している。また、誘電層13aを挟むようにケーブルの下側にも平面の金属層が設けられている。なお、SIW構造の詳細については後述する。
また、図2に示されるように、受信側コネクタ12は、有機多層基板21−2上にBBチップ22−2とRFチップ23−2が配置されて構成され、基板と接続される部分(図中左側)には、出力端子31−2が設けられている。
RFチップ23−2は、ケーブル13を介して伝送されてきた高周波信号を復調する。これにより、キャリア周波数の高周波信号が、ベースバンド周波数のシリアル信号に復調されることになる。なお、この際、上述したように、逆位相となる2つのシリアル信号が生成される。これらのシリアル信号は、BBチップ22−2に出力される。
BBチップ22−2は、RFチップ23−2から出力されたシリアル信号を、パラレル信号に変換する。これにより、送信側でBBチップ22−1に入力されたパラレル信号と同じ信号が生成されることになる。
出力端子31−2は、例えば、複数の金属製の端子が並列に配置されて成り、各端子が、受信側コネクタ12が接続された基板に入力する信号電圧をそれぞれ印加する。出力端子31−2に配置される金属製の端子は、入力端子31−1に配置される金属製の端子の数と同じとされ、入力端子31−1の複数の金属製の端子に印加された信号電圧のそれぞれが、出力端子31−2の複数の金属製の端子上に再現される。
本技術を適用したフレキシブルフラットケーブル10は、このように構成されている。上述したように、ケーブル13は、誘電層13aを、送信側コネクタ11の有機多層基板21−1の有機基板21−1aと共有する構成とされ、金属層13bが、RFチップ23−1の高周波信号出力端子とシームレスに接続される。このようにすることで、例えば、高周波信号が送信側コネクタ11とケーブル13との接続部分で反射することなどによるノイズを抑制することができ、SI(Signal Integrity)を向上させることができる。
図3は、本技術を適用したフレキシブルフラットケーブル10の機能的構成例を示すブロック図である。
図3に示されるように、送信側コネクタ11は、パラレル信号をシリアル信号に変換する並直変換部41、シリアル信号を搬送波によって変調する変調部42、および搬送波周波数の信号を発生するPLL43を備えている。並直変換部41は、BBチップ22−1の機能として実現され、変調部42およびPLL43は、RFチップ23−1の機能として実現される。
また、図3に示されるように、受信側コネクタ12は、シリアル信号をパラレル信号に変換する直並変換部51、高周波信号をベースバンド周波数のシリアル信号に復調する復調部52、および搬送波周波数の信号を発生するPLL53を備えている。直並変換部51は、BBチップ22−2の機能として実現され、復調部52およびPLL53は、RFチップ23−2の機能として実現される。
あるいはまた、フレキシブルフラットケーブル10は、図4に示されるように構成されてもよい。図4は、本技術を適用したフレキシブルフラットケーブル10の別の機能的構成例を示すブロック図である。
図4の構成では、図3の場合と異なり、送信側コネクタ11に符号化部44が設けられている。符号化部44は、例えば、並直変換部41から出力されるシリアル信号を、8b/10b変換により符号化する。また、図4の構成では、図3の場合と異なり、受信側コネクタ12に復号部54が設けられている。復号部54は、復調部52から出力される信号を、8b/10b変換の逆変換により復号する。
図4に示されるように、符号化部44および復号部54を設けることにより、伝送帯域を効率的に利用することができ、送信側の基板から受信側の基板に伝送されるデータのビットエラーレートを低減させることが可能となる。従って、伝送される信号のSIがより向上する。
また、図4の構成では、図3の場合と異なり、受信側コネクタ12に分離部55が設けられている。分離部55は、ケーブル13を介して伝送されてきた高周波信号の搬送波成分のみを分離し、PLL53に供給する。
図4に示されるように、分離部55を設けることにより、復調部52において、送信側コネクタのPLL43により発生される信号の周波数と正確に同期した復調を行うことができるようになる。従って、伝送される信号のSIがより向上する。
図4におけるその他の構成は、図3を参照して上述した場合と同様である。
このように、本技術を適用したフレキシブルフラットケーブル10によれば、SIを向上させることができるので、例えば、伝送品質を維持したまま、従来より長いケーブル13を採用することができる。また、本技術を適用したフレキシブルフラットケーブル10によれば、例えば、信号の伝送に係る消費電力をより小さくしたり、より大容量のデータを取り扱うことが可能になる。
また、高周波信号の生成、復調などに係る処理は、フレキシブルフラットケーブル10の内部で完結するため、例えば、高周波信号に係る知識や経験が乏しい技術者であっても、電子機器の回路設計を容易に行うことが可能となる。
ところで、上述した実施の形態においては、ケーブル13を介して伝送される高周波信号は1つである。すなわち、入力端子31−1または出力端子31−2に配置される端子の数と等しい数(例えば、20)の信号により構成されるパラレル信号から1つのシリアル信号が生成され(ただし、差動信号として伝送されるため実際には2つ)、高周波信号に変調されて伝送される。
しかし、例えば、複数の高周波信号がケーブル13を介して伝送されるようにしてもよい。例えば、10の信号により構成されるパラレル信号から第1のシリアル信号が生成され、他の10の信号により構成されるパラレル信号から第2のシリアル信号が生成され、これらのシリアル信号が変調されて高周波信号として多重化されて伝送されるようにしてもよい。
この場合、例えば、第1のシリアル信号を変調する場合の搬送波周波数と、第2のシリアル信号を変調する場合の搬送波周波数とが異なるようにすればよい。この場合、搬送波として、例えば、周波数が30GHz乃至300GHzのミリ波を用いるようにする。このようにすることで、例えば、十分に周波数の間隔が大きい複数の搬送波によりシリアル信号を変調することができ、ケーブル13上で多重化されたときの干渉を回避することが可能となる。
例えば、図5に示されるように、ケーブル13上に複数の信号が多重化されるようにすればよい。図5の例では、ミリ波の搬送波により変調された第1のシリアル信号の波形101−1、ミリ波の搬送波により変調された第2のシリアル信号の波形101−2、ミリ波の搬送波により変調された第3のシリアル信号の波形101−3、および、ミリ波の搬送波により変調された第3のシリアル信号の波形101−3が示されている。
複数のシリアル信号が変調されて多重化されるようにする場合、送信側コネクタ11のRFチップ23−1に多重化部を設け、受信側コネクタ12のRFチップ23−2にバンドパスフィルタを設けるようにすればよい。
図6は、図5に示したフレキシブルフラットケーブル10の機能的構成例を示すブロック図である。図6の構成の場合、ミリ波の搬送波により変調された第1のシリアル信号乃至ミリ波の搬送波により変調された第3のシリアル信号が多重化されて伝送されるようになされている。
図6の例では、送信側コネクタ11に、並直変換部41−1乃至並直変換部41−3、符号化部44−1乃至符号化部44−3、変調部42−1乃至変調部42−3、および多重化部46が設けられている。並直変換部41−1乃至並直変換部41−3および符号化部44−1乃至符号化部44−3は、BBチップ22−1の機能として実現され、変調部42−1乃至変調部42−3および多重化部46は、RFチップ23−1の機能として実現される。
並直変換部41−1乃至並直変換部41−3のそれぞれは、パラレル信号をシリアル信号に変換する。例えば、並直変換部41−1により第1のシリアル信号が生成され、並直変換部41−2により第2のシリアル信号が生成され、並直変換部41−3により第3のシリアル信号が生成される。
符号化部44−1乃至符号化部44−3のそれぞれは、並直変換部41−1乃至並直変換部41−3のそれぞれから出力される第1のシリアル信号乃至第3のシリアル信号を、8b/10b変換により符号化する。
変調部42−1乃至変調部42−3のそれぞれは、符号化部44−1乃至符号化部44−3からそれぞれ出力された、符号化された第1のシリアル信号乃至符号化された第3のシリアル信号を搬送波によって変調する。なお、同図では、搬送波周波数の信号を発生するPLLは図示が省略されているが、変調部42−1乃至変調部42−3のそれぞれには、ミリ波帯の周波数であって、それぞれ異なる周波数の第1の搬送波信号乃至第3の搬送波信号が供給されるようになされている。
多重化部46は、変調部42−1乃至変調部42−3から出力された、変調された第1のシリアル信号乃至変調された第3のシリアル信号を多重化し、高周波信号を生成する。
また、図6の例では、受信側コネクタ12に、直並変換部51−1乃至直並変換部51−3、復号部54−1乃至復号部54−3、復調部52−1乃至復調部52−3、およびBPF(Band-Pass Filter)56−1乃至BPF56−3が設けられている。直並変換部51−1乃至直並変換部51−3および復号部54−1乃至復号部54−3は、BBチップ22−2の機能として実現され、復調部52−1乃至復調部52−3およびBPF56−1乃至BPF56−3は、RFチップ23−2の機能として実現される。
BPF56−1乃至BPF56−3のそれぞれは、受信した高周波信号のうちの所定の周波数成分を抽出する。これにより、例えば、第1の搬送波信号乃至第3の搬送波信号に対応する周波数成分がそれぞれ抽出される。これにより、多重化部46により多重化された信号が分離されたことになる。
復調部52−1乃至復調部52−3のそれぞれは、BPF56−1乃至BPF56−3からそれぞれ出力された各周波数成分の信号をベースバンド周波数のシリアル信号に復調する。なお、同図では、搬送波周波数の信号を発生するPLLは図示が省略されているが、復調部52−1乃至復調部52−3のそれぞれには、ミリ波帯の周波数であって、それぞれ異なる周波数の第1の搬送波信号乃至第3の搬送波信号が供給されるようになされている。
復号部54−1乃至復号部54−3のそれぞれは、復調部52−1乃至復調部52−3からそれぞれ出力される信号を、8b/10b変換の逆変換により復号する。
直並変換部51−1乃至直並変換部51−3のそれぞれは、復号部54−1乃至復号部54−3からそれぞれ出力されるシリアル信号をパラレル信号に変換する。
図6のようにすることで、複数のシリアル信号を多重化して1つのケーブル13により伝送することが可能となる。このようにすることで、例えば、さらなる並列化が可能となり、さらに大容量(例えば、10Gbps以上)のデータ伝送が可能となる。
なお、伝送容量を10Gbps以上とするためには、搬送波の周波数は、30乃至300GHzとすることが望ましい。
送信側コネクタ11における変調では、通常、ASK(Amplitude Shift Keying)変調が用いられる。ASK変調された信号において、良好なSIを維持するためには、例えば、図7に示されるように、1UI(Unit Interval)の中にロジックレベルを3点以上有することが望ましい。サンプリングポイントが2点以下となると、データリカバリーの際の信頼度を高めることが難しいからである。
図7は、横軸が時間、縦軸が信号レベルとされ、高周波信号の波形の振幅が示されている。図7の例では、ロジックレベル(“0”または“1”)を判定するために、3周期分の信号が用いられている。この場合、10Gbpsのベースバンド信号を伝送するためには、30GHz以上の搬送波の周波数が必要となる。
また、実用的な搬送波の周波数として、現在では、300GHz程度が限界である。例えば、300GHzを越える領域に対応する電気配線材料、低損失を実現する技術や部材の入手は困難だからである。
また、30乃至300GHzのミリ波帯の搬送波周波数を用いることで、例えば、従来のフレキシブルフラットケーブルを用いる伝送経路よりも、幅が細く、厚みを薄くすることができ、最小曲げ半径を低減することも可能となる。
高周波信号の伝送路に必要な金属膜厚は、表皮効果により周波数の増加とともに薄くなる。例えば、銅配線の場合、30GHzでの表皮厚は0.4μm程度なので、金属膜厚は0.8μmあればよい。従って、本技術における搬送周波数領域では、多重化された高周波信号の伝送路において、金属層厚を1μm以下とする設計が可能になる。上述したように、ケーブル13の誘電層13aは、有機基板と同様の柔らかい材料で構成されるので、金属層13bの厚みを薄くするほど、ケーブル13の柔軟性を高めることができる。
本技術では、ミリ波帯の搬送波周波数を用いるので、金属層13bの厚みを1μm以下とする設計が可能になり、高い柔軟性を得ることができる。
また、例えば、ケーブル13の信号線構造として、高いEMC(Electro-Magnetic Compatibility)を実現するSIW(Substrate Integrated Waveguide)構造を採用する場合、ケーブルの外形サイズは多重化する最低周波数(最長波長)によって決められることになる。このため搬送波の周波数が高くなるほど、ケーブルの外形サイズを小さくすることができる。
本技術では、ミリ波帯の搬送波周波数を用いるので、ケーブルの外形サイズ(ケーブルの幅)を小さくすることも可能となる。
また、フレキシブルフラットケーブル10による最大限の伝送容量を実現するためには、誘電層13aが充分に低誘電率かつ低誘電損失の材料によって構成されることが望ましい。なお、上述したように、ケーブル13の誘電層13aは、送信側コネクタ11の有機多層基板21−1の有機基板21−1aと共有する構成とされているので、有機多層基板21−1の有機基板21−1aも同じ材料で構成する必要がある。
例えば、液晶ポリマー(LCP:Liquid Crystal polymer)と呼ばれる材料群は、低誘電率かつ低誘電損失であり、さらに柔軟性にも優れた材料なので、誘電層13aの材料として好適と考えられる。例えば、Rogers社の3000シリーズ、クラレ社のベクスターなどは、材料種が豊富で加工プロセスの開発も進んでおり、大量生産に向くと考えられる。
図8は、フレキシブルフラットケーブル10により10Gbpsでの伝送を行った場合のアイパターンの例を示す図である。図8Aは、誘電層13aの材料としてLCPを用いた場合のアイパターンを示しており、LCPの誘電率は2.9とされ、誘電正接は0.002とされる。図8Bは、誘電層13aの材料としてポリイミド(PI:polyimide)を用いた場合のアイパターンを示しており、PIの誘電率は3.4とされ、誘電正接は0.02とされる。
図8Bと比較して、図8Aのアイパターンは開口部が大きくなっており、誘電層13aの材料としてLCPを用いることで、大容量伝送時のSIを良好にすることが可能となることが分かる。
図8より、本技術を適用したフレキシブルフラットケーブル10のケーブル13の誘電層13bの材料は、誘電率が3.5未満であり、誘電正接が0.003未満とされることが望ましい。
ところで、基板間の伝送路においては、信号だけでなく電源の供給も行われることがある。本技術を適用したフレキシブルフラットケーブル10においても、やはり信号線だけでなく電源線を含める構成とすることが望ましい。しかし、微弱な信号電圧を伝送する信号線の近辺に電源線を配置すると、ノイズが発生することが懸念される。
フレキシブルフラットケーブル10は、例えば、上述したように、SIW(Substrate Integrated Waveguide)構造を採用することにより、高いEMC(Electro-Magnetic Compatibility)を実現できるので、ノイズの発生を抑止して電源線を含める構成とすることが可能である。
図9は、本技術を適用したフレキシブルフラットケーブル10におけるケーブル13の構成例を説明する断面図である。
図9Aは、ケーブル13にSIW構造を採用した場合の例を示す断面図である。同図に示されるように、ケーブル13の図中左側が信号線用の領域とされ、図中右側が電源線用の領域とされる。この場合、ケーブル13の誘電層は、誘電層13a−1と誘電層13a−2の2層により構成される。誘電層13a−1および誘電層13a−2は、それぞれ有機多層基板21−1の中の2つの層を構成する有機基板と共有されることになる。
信号線用の領域には上部GND13b−1、TH(スルーホール)13b−2、下部GND13b−3が設けられている。また、電源線用の領域には、電源芯線13b−4が設けられている。図9Aの構成の場合、上部GND13b−1乃至電源芯線13b−4によって金属層13bが構成されることになる。
なお、図9Aの構成の場合、金属層13bの中の上部GND13b−1のみがRFチップ23−1の高周波信号の出力端子に直接接続される。換言すれば、ケーブル13の金属層13bのうち、上部GND13b−1は、RFチップ23−1の高周波信号出力端子とシームレスに接続される。
図9Aに示されるように、ケーブル13にSIW構造を採用することにより、例えば、同軸線と同等以上のEMCを得ることができるので、フレキシブルフラットケーブル10において、ノイズの発生を抑止して電源線を含めることが可能となる。
あるいはまた、図9Bに示される構造が採用されるようにしてもよい。図9Bは、ケーブル13にSL構造を採用した場合の例を示す断面図である。同図に示されるように、ケーブル13の図中左側が信号線用の領域とされ、図中右側が電源線用の領域とされる。この場合、ケーブル13の誘電層は、誘電層13a−1と誘電層13a−2の2層により構成される。誘電層13a−1および誘電層13a−2は、それぞれ有機多層基板21−1の中の2つの層を構成する有機基板と共有されることになる。
図9Bの場合、信号線用の領域には上部GND13b−1、信号芯線13b−5、下部GND13b−3が設けられている。また、電源線用の領域には、電源芯線13b−4が設けられている。図9Aの構成の場合、上部GND13b−1乃至信号芯線13b−5によって金属層13bが構成されることになる。
図9Bに示されるようなSL構造を採用することにより、例えば、SIWと比較するとEMCが低下するものの、フレキシブルフラットケーブル10において、ノイズの発生を抑止して電源線を含めることが可能となる。
なお、図9Bの構成の場合、上部GND13b−1がRFチップ23−1の高周波信号の出力端子に直接接続される。換言すれば、ケーブル13の金属層13bのうち、上部GND13b−1は、RFチップ23−1の高周波信号出力端子とシームレスに接続される。しかし、図9Bの構成の場合、信号芯線13b−5は、RFチップ23−1の高周波信号出力端子とシームレスに接続されない。
従って、図9Bの場合、図9Aの構成と比較すると、例えば、高周波信号が送信側コネクタ11とケーブル13との接続部分で反射する可能性が高くなるので、SIはやや低下する。
図9Aおよび図9Bの例では、電源芯線13b−4が1本となる構成が示されているが、複数電圧を供給する複数の電源芯線が設けられるようにしてもよい。
図10は、本技術を適用したフレキシブルフラットケーブル10のさらに別の機能的構成例を示すブロック図である。
この例では、送信側コネクタ11には、並直変換部41、変調部42、PLL43、符号化部44、およびDC−DCコンバータ48が設けられている。また、受信側コネクタ12には、直並変換部51、復調部52、および復号部54が設けられている。
DC−DCコンバータ48は、直流電源電圧を変換するようになされている。DC−DCコンバータ48は、例えば、5Vの電源電圧の供給を受けて、1.1V、1.3V、および2.5Vの電源電圧に変換して出力する。また、DC−DCコンバータ48は、並直変換部41、変調部42、PLL43、および符号化部44のそれぞれに、必要となる電源電圧を供給する。
DC−DCコンバータ48から出力される、例えば、1.1V、1.3V、および2.5Vの電源電圧は、それぞれ別々の電源芯線を介して受信側コネクタ12に伝送され、直並変換部51、復調部52、および復号部54のそれぞれに供給される。
このとき、例えば、1.1V、1.3V、および2.5Vの電源電圧は、3つの電源芯線が配置された構造であって、図9Aまたは図9Bを参照して上述したものと同様の構成を採用したケーブル13を介して伝送されることになる。
図11は、本技術を適用したフレキシブルフラットケーブル10のさらに別の機能的構成例を示すブロック図である。
この例では、送信側コネクタ11には、並直変換部41、変調部42、およびPLL43が設けられている。並直変換部41は、BBチップ22−1の機能として実現され、変調部42、およびPLL43は、RFチップ23−1の機能として実現される。また、受信側コネクタ12には、直並変換部51、復調部52、分離部55、およびILO(インジェクションロック)59が設けられている。
ILO59は、受信側コネクタ12における搬送波周波数の信号を発生させるものとされ、位相雑音を除去して送信側コネクタ11のPLL43で発生された信号の周波数に正確に同期した信号を発生させることができる。
図11に示されるような構成を採用することにより、送受信回路間でクロック周波数の整合性が増ことになる。このようにすることで、例えば、高精度の発振器(PLL)を受信側コネクタ12の内部に実装することなく、送受信回路間でクロック周波数の整合性を向上させることができる。また、このようにすることで、例えば、高精度の発振器を受信側コネクタ12の内部に実装する場合と比較して、実装面積を小さくすることが可能となる。
以上に示される実施の形態においては、高周波信号が送信側コネクタ11(または、受信側コネクタ12)とケーブル13との接続部分で反射することなどによるノイズを抑制することができ、SIを向上させることができる。このような効果を得るためには、RFチップ23−1の出力端子(または、RFチップ23−2の入力端子)とケーブル13の先端とが近接し、かつ直線上に配置されていることが望ましい。このようにすることで、金属配線の屈曲部で生じるリターンロスが無く、誘電層13aを、有機多層基板21−1の一部と共有することによるSIの向上効果を最大化することができるからである。
図12は、RFチップ23−1の出力端子とケーブル13の先端との位置関係を説明する図である。
図12Aの例では、図中縦方向にBBチップ22−1とRFチップ23−1が並べて配置されている。そして、ケーブル13は、図中横方向に延在するように配置されており、ケーブル13の図中左側の先端部が、RFチップ23−1における高周波信号の出力端子(信号パッド)23−1aに接続されている。すなわち、ケーブル13の金属層13bは、図中横方向の直線的に配置され、その先端が出力端子23−1aに接続されている。
図12Bの例では、BBチップ22−1とRFチップ23−1の機能を一体化させたチップ(RF/BB混載チップ)25−1が用いられている。そして、ケーブル13は、図中横方向に延在するように配置されており、ケーブル13の図中左側の先端部が、RF/BB混載チップ25−1における高周波信号の出力端子25−1aに接続されている。すなわち、ケーブル13の金属層13bは、図中横方向の直線的に配置され、その先端が出力端子25−1aに接続されている。
ここでは、送信側コネクタ11のRFチップ23−1とケーブル13の先端との位置関係を説明したが、受信側コネクタ12のRFチップ23−2とケーブル13の先端との位置関係も同様とされる。
なお、分かり易くするために、図12Aおよび図12Bでは、金属層13bの図中左側の端部がRFチップ23−1またはRF/BB混載チップ25−1の上に位置しているように示されているが、実際には、金属層13bの図中左側の端部はRFチップ23−1またはRF/BB混載チップ25−1の下に位置するので、上からは見えない位置となる。また、出力端子(信号パッド)23−1aは、実際には有機多層基板21の表面に配置されていることになる。
例えば、図12Aまたは図12Bに示されるように、各チップとケーブルを配置することにより、金属配線の屈曲部で生じるリターンロスが無く、誘電層13aを、有機多層基板21−1の一部と共有することによるSIの向上効果を最大化することができる。
また、例えば、図12に示されるように、各チップとケーブルを配置することが可能であれば、コネクタの形状は自在に変更することができる。
図13は、本技術を適用したフレキシブルフラットケーブル10の送信側コネクタ11および受信側コネクタ12の他の形状を示す図である。
図13Aの場合、送信側コネクタ11および受信側コネクタ12の入力端子31−1および出力端子31−2において、複数の金属製の端子がケーブル13の延在する方向と同じ方向に並列に配置されている。図13Aの場合、送信側コネクタ11および受信側コネクタ12の入力端子31−1および出力端子31−2は、いずれも図中下側に設けられている。
図13Bの場合、送信側コネクタ11および受信側コネクタ12の入力端子31−1および出力端子31−2において、複数の金属製の端子がケーブル13の延在する方向と同じ方向に並列に配置されている。図13Bの場合、送信側コネクタ11の入力端子31−1は図中下側に設けられ、受信側コネクタ12の出力端子31−2は図中上側に設けられている。
図13Cの場合、送信側コネクタ11および受信側コネクタ12の入力端子31−1および出力端子31−2において、複数の金属製の端子が行列状に配置されている。
図13Aまたは図13Bの場合、入力端子31−1および出力端子31−2の配置がLGA(Land grid array)となり、図13Cの場合、入力端子31−1および出力端子31−2の配置がBGA(Ball grid array)となる。
以上において説明したように、本技術によれば、実装領域を増大させることなく、高品質な高速通信を実現することができる。
すなわち、高いフレキシブル性により、設計の自由度を高めることができる。さらに、高いEMCが確保されており、絶縁を気にする必要がないのでシールド部品の実装が不要となる。その結果、実装領域を削減しつつ、データ容量を確保できる。つまり、伝送容量当たりの配線体積が小さくなり、実装領域を小さくすることができる。
なお、本明細書において上述した一連の処理は、記載された順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理をも含むものである。
また、本技術の実施の形態は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本技術の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
なお、本技術は以下のような構成も取ることができる。
(1)
第1のコネクタと、
第2のコネクタと、
前記第1のコネクタおよび前記第2のコネクタを接続するケーブルとを備え、
前記第1のコネクタおよび前記第2のコネクタのそれぞれは、少なくとも1層以上の有機基板を有し、
前記ケーブルは、誘電層および金属層を有し、
前記第1のコネクタおよび前記第2のコネクタの前記有機基板の一部を延在させることで、前記ケーブルの誘電層が形成され、
前記ケーブルの金属層の先端が、前記第1のコネクタおよび前記第2のコネクタの前記有機基板上に配置されたチップの出力端子に直接接続される
信号伝送ケーブル。
(2)
前記第1のコネクタおよび前記第2のコネクタのそれぞれは、複数の信号を並列に入力または出力する入力端子または出力端子を有し、
前記第1のコネクタが、
前記並列に入力された複数の信号であるパラレル信号をシリアル信号に変換する並直変換部と、
前記シリアル信号を搬送波により変調して高周波信号を生成する変調部とを備え、
前記第2のコネクタが、
前記高周波信号を復調して前記シリアル信号を生成する復調部と、
前記シリアル信号を前記パラレル信号に変換する直並変換部とを備え、
前記ケーブルの金属層の先端のうちの一方が、前記変調部を構成するチップにおける前記高周波信号の出力端子に直接接続され、
前記ケーブルの金属層の先端のうちの他方が、前記復調部を構成するチップにおける前記高周波信号の入力端子に直接接続される
(1)に記載の信号伝送ケーブル。
(3)
前記ケーブルの長手方向の延長線上に、前記変調部を構成するチップにおける前記高周波信号の出力端子および前記復調部を構成するチップにおける前記高周波信号の入力端子がそれぞれ配置されている
(2)に記載の信号伝送ケーブル。
(4)
前記搬送波の周波数が30GHz乃至以上とされる
(2)または(3)に記載の信号伝送ケーブル。
(5)
前記ケーブルの誘電層の誘電率が3.5未満であり、誘電正接が0.003未満とされる
(4)に記載の信号伝送ケーブル。
(6)
前記高周波信号における1UI(Unit Interval)の中にロジックレベルを3点以上有する
(4)または(5)に記載の信号伝送ケーブル。
(7)
前記第1のコネクタは、
前記並直変換部および前記変調部をそれぞれ複数有するとともに、
前記複数の変調部のそれぞれの搬送波周波数を異ならせることで、複数の前記高周波信号を前記ケーブル上に多重化して送出する多重化部をさらに備え、
前記第2のコネクタは、
前記復調部および前記直並変換部をそれぞれ複数有するとともに、
前記ケーブル上に多重化された複数の高周波信号を分離して抽出するバンドパスフィルタをさらに備える
(2)乃至(6)のいずれかに記載の信号伝送ケーブル。
(8)
前記ケーブルが、SIW(Substrate Integrated Waveguide)構造とされる
(1)乃至(7)のいずれかに記載の信号伝送ケーブル。
(9)
前記ケーブルには、
前記高周波信号を伝送するための信号線用の領域と、電源電圧を伝送するための電源線用の領域が設けられる
(1)乃至(8)のいずれかに記載の信号伝送ケーブル。
(10)
前記第1のコネクタに電源電圧を供給する電源供給部が設けられ、
前記第2のコネクタは、前記ケーブルを介して前記第1のコネクタから伝送された電源電圧により駆動する
(9)に記載の信号伝送ケーブル。
第1のコネクタと、
第2のコネクタと、
前記第1のコネクタおよび前記第2のコネクタを接続するケーブルとを備え、
前記第1のコネクタおよび前記第2のコネクタのそれぞれは、少なくとも1層以上の有機基板を有し、
前記ケーブルは、誘電層および金属層を有し、
前記第1のコネクタおよび前記第2のコネクタの前記有機基板の一部を延在させることで、前記ケーブルの誘電層が形成され、
前記ケーブルの金属層の先端が、前記第1のコネクタおよび前記第2のコネクタの前記有機基板上に配置されたチップの出力端子に直接接続される
信号伝送ケーブル。
(2)
前記第1のコネクタおよび前記第2のコネクタのそれぞれは、複数の信号を並列に入力または出力する入力端子または出力端子を有し、
前記第1のコネクタが、
前記並列に入力された複数の信号であるパラレル信号をシリアル信号に変換する並直変換部と、
前記シリアル信号を搬送波により変調して高周波信号を生成する変調部とを備え、
前記第2のコネクタが、
前記高周波信号を復調して前記シリアル信号を生成する復調部と、
前記シリアル信号を前記パラレル信号に変換する直並変換部とを備え、
前記ケーブルの金属層の先端のうちの一方が、前記変調部を構成するチップにおける前記高周波信号の出力端子に直接接続され、
前記ケーブルの金属層の先端のうちの他方が、前記復調部を構成するチップにおける前記高周波信号の入力端子に直接接続される
(1)に記載の信号伝送ケーブル。
(3)
前記ケーブルの長手方向の延長線上に、前記変調部を構成するチップにおける前記高周波信号の出力端子および前記復調部を構成するチップにおける前記高周波信号の入力端子がそれぞれ配置されている
(2)に記載の信号伝送ケーブル。
(4)
前記搬送波の周波数が30GHz乃至以上とされる
(2)または(3)に記載の信号伝送ケーブル。
(5)
前記ケーブルの誘電層の誘電率が3.5未満であり、誘電正接が0.003未満とされる
(4)に記載の信号伝送ケーブル。
(6)
前記高周波信号における1UI(Unit Interval)の中にロジックレベルを3点以上有する
(4)または(5)に記載の信号伝送ケーブル。
(7)
前記第1のコネクタは、
前記並直変換部および前記変調部をそれぞれ複数有するとともに、
前記複数の変調部のそれぞれの搬送波周波数を異ならせることで、複数の前記高周波信号を前記ケーブル上に多重化して送出する多重化部をさらに備え、
前記第2のコネクタは、
前記復調部および前記直並変換部をそれぞれ複数有するとともに、
前記ケーブル上に多重化された複数の高周波信号を分離して抽出するバンドパスフィルタをさらに備える
(2)乃至(6)のいずれかに記載の信号伝送ケーブル。
(8)
前記ケーブルが、SIW(Substrate Integrated Waveguide)構造とされる
(1)乃至(7)のいずれかに記載の信号伝送ケーブル。
(9)
前記ケーブルには、
前記高周波信号を伝送するための信号線用の領域と、電源電圧を伝送するための電源線用の領域が設けられる
(1)乃至(8)のいずれかに記載の信号伝送ケーブル。
(10)
前記第1のコネクタに電源電圧を供給する電源供給部が設けられ、
前記第2のコネクタは、前記ケーブルを介して前記第1のコネクタから伝送された電源電圧により駆動する
(9)に記載の信号伝送ケーブル。
10 フレキシブルフラットケーブル, 11 送信側コネクタ, 12 受信側コネクタ, 13 ケーブル, 21 有機多層基板, 22−1 BBチップ, 22−2 BBチップ, 23−1 RFチップ, 23−2 RFチップ, 41 並直変換部, 42 変調部, 43 PLL, 44 符号化部, 46 多重化部, 48 DC−DCコンバータ, 51 直並変換部, 52 復調部, 53 PLL, 54 復号部, 55 分離部, 56−1乃至56−3 BPF, 59 ILO
Claims (10)
- 第1のコネクタと、
第2のコネクタと、
前記第1のコネクタおよび前記第2のコネクタを接続するケーブルとを備え、
前記第1のコネクタおよび前記第2のコネクタのそれぞれは、少なくとも1層以上の有機基板を有し、
前記ケーブルは、誘電層および金属層を有し、
前記第1のコネクタおよび前記第2のコネクタの前記有機基板の一部を延在させることで、前記ケーブルの誘電層が形成され、
前記ケーブルの金属層の先端が、前記第1のコネクタおよび前記第2のコネクタの前記有機基板上に配置されたチップの出力端子に直接接続される
信号伝送ケーブル。 - 前記第1のコネクタおよび前記第2のコネクタのそれぞれは、複数の信号を並列に入力または出力する入力端子または出力端子を有し、
前記第1のコネクタが、
前記並列に入力された複数の信号であるパラレル信号をシリアル信号に変換する並直変換部と、
前記シリアル信号を搬送波により変調して高周波信号を生成する変調部とを備え、
前記第2のコネクタが、
前記高周波信号を復調して前記シリアル信号を生成する復調部と、
前記シリアル信号を前記パラレル信号に変換する直並変換部とを備え、
前記ケーブルの金属層の先端のうちの一方が、前記変調部を構成するチップにおける前記高周波信号の出力端子に直接接続され、
前記ケーブルの金属層の先端のうちの他方が、前記復調部を構成するチップにおける前記高周波信号の入力端子に直接接続される
請求項1に記載の信号伝送ケーブル。 - 前記ケーブルの長手方向の延長線上に、前記変調部を構成するチップにおける前記高周波信号の出力端子および前記復調部を構成するチップにおける前記高周波信号の入力端子がそれぞれ配置されている
請求項2に記載の信号伝送ケーブル。 - 前記搬送波の周波数が30GHz以上とされる
請求項2に記載の信号伝送ケーブル。 - 前記ケーブルの誘電層の誘電率が3.5未満であり、誘電正接が0.003未満とされる
請求項4に記載の信号伝送ケーブル。 - 前記高周波信号における1UI(Unit Interval)の中にロジックレベルを3点以上有する
請求項4に記載の信号伝送ケーブル。 - 前記第1のコネクタは、
前記並直変換部および前記変調部をそれぞれ複数有するとともに、
前記複数の変調部のそれぞれの搬送波周波数を異ならせることで、複数の前記高周波信号を前記ケーブル上に多重化して送出する多重化部をさらに備え、
前記第2のコネクタは、
前記復調部および前記直並変換部をそれぞれ複数有するとともに、
前記ケーブル上に多重化された複数の高周波信号を分離して抽出するバンドパスフィルタをさらに備える
請求項2に記載の信号伝送ケーブル。 - 前記ケーブルが、SIW(Substrate Integrated Waveguide)構造とされる
請求項1に記載の信号伝送ケーブル。 - 前記ケーブルには、
前記高周波信号を伝送するための信号線用の領域と、電源電圧を伝送するための電源線用の領域が設けられる
請求項1に記載の信号伝送ケーブル。 - 前記第1のコネクタに電源電圧を供給する電源供給部が設けられ、
前記第2のコネクタは、前記ケーブルを介して前記第1のコネクタから伝送された電源電圧により駆動する
請求項9に記載の信号伝送ケーブル。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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