JP2014160922A - 通信システム、及び経路制御方法 - Google Patents

通信システム、及び経路制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】IPネットワークのルーティングプロトコルを、IPネットワークとOpenFlowネットワークとで連携させる。
【解決手段】複数のゲートウェイルータを介してIPネットワークと接続されるOpenFlowネットワークにおける経路制御方法において、OpenFlowコントローラが、OpenFlowスイッチにフローエントリを設定し、前記IPネットワークで使用されているIPルーティングプロトコルのパケットを作成し、当該IPルーティングプロトコルのパケットを前記OpenFlowスイッチを介して前記IPネットワークに送信し、前記IPネットワークから送信されたIPルーティングプロトコルのパケットを前記OpenFlowスイッチを介して受信し、当該受信したIPルーティングプロトコルのパケットに基づいて、前記IPネットワークにおける経路情報を計算し、当該経路情報を記憶手段に格納する。
【選択図】図1

Description

本発明は、OpenFlowネットワークとIPネットワークを連携され、これらのネットワークにおける経路制御を行うための技術に関するものである。
ソフトウェアによってネットワークを構築するSDN(Software Defined Network)を実現する技術の一つとしてOpenFlow(オープンフロー)がある。
OpenFlowは、IPやEthernet(登録商標)とは異なるプロトコルによって、OpenFlowコントローラがパケットの転送を行うOpenFlowスイッチを制御するアーキテクチャである。具体的には、OpenFlowスイッチは、OpenFlowコントローラによって設定されたフローテーブルに基づいてパケットを処理する(非特許文献1参照)。
一方、現在のキャリアネットワークは主にIPによって構成されているため、OpenFlowをキャリアネットワークに導入する場合は、IPネットワークとOpenFlowネットワークの接続を考える必要がある。
既存のIPネットワークと、OpenFlowネットワークを接続する際には、冗長化や負荷分散の観点から二つ以上のゲートウェイ(GW)ルータによって接続することが望ましい。このような複数のGWルータが存在する環境においては、端末はどちらのGWルータを利用するか選択する必要がある。
Ethernet(登録商標)では、VRRPと呼ばれる技術(非特許文献2参照)を用いることで、複数のGWルータを一つの仮想的なルータとして見せることができる。これにより、端末に対して、VRRPによる仮想ルータをGWルータとして設定するだけで、GWルータの冗長化を実現できる。
一方、OpenFlowでは、フロー毎に宛先を変えられるため、VRRPを用いずとも、複数のGWルータに対して、パケットを転送できる。
OpenFlow Switch Specification 1.0.0、URL:https://www.opennetworking.org/images/stories/downloads/specification/openflow-spec-v1.0.0.pdf Virtual Router Redundancy Protocol (VRRP)、URL:http://tools.ietf.org/html/rfc3768
IPネットワークとOpenFlowネットワークが複数のGWルータによって接続されている環境において、IPネットワーク側の障害により、IPネットワークにおけるOpenFlowネットワークへの経路が変わる状況が想定される。このとき、障害発生まで利用されていたGWルータとは別のGWルータが、新たな経路上のルータとして選ばれる可能性がある。
しかし、このような場合に、OpenFlowコントローラは、IPネットワークのルーティングプロトコル(BGPやOSPF、IS-IS等)に対応していないことから、経路切替によるGWルータの変更を認識できない。そのため、通常のGWルータを介してIPネットワークと通信しようとし、通信ができない状態になる。
同様に、OpenFlowネットワークの経路が変わった場合も、IPネットワーク側の経路が追従して切り替わらないため、通信が途絶する可能性がある。
従って、IPネットワークとOpenFlowネットワークが接続されている環境では、互いのネットワークの経路情報を共有し、片方のネットワークの経路切替が起こった際にもう片方のネットワークも追従してネットワークを構築することが求められるが、現状、これを実現するための技術は存在しない。
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、IPネットワークのルーティングプロトコルを、IPネットワークとOpenFlowネットワークとで連携させるとともに、OpenFlowネットワークにおいて、IPネットワークの経路情報をもとに、ゲートウェイ(GW)ルータに関する経路制御を行うことを実現するための技術を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明は、複数のゲートウェイルータを介してIPネットワークと接続されるOpenFlowネットワークにおけるOpenFlowコントローラとOpenFlowスイッチとを有する通信システムであって、
前記OpenFlowスイッチは、パケットの処理ルールを記述したフローエントリからなるフローテーブルを保持するフローテーブル保持手段と、前記フローエントリに従って、パケットを処理するパケット処理手段と、を備え、
前記OpenFlowコントローラは、
前記OpenFlowコントローラと前記ゲートウェイルータとの間でパケットを送受信できるように、前記OpenFlowスイッチにフローエントリを設定する手段と、
前記IPネットワークで使用されているIPルーティングプロトコルのパケットを作成し、当該IPルーティングプロトコルのパケットを前記OpenFlowスイッチを介して前記IPネットワークに送信する手段と、
前記IPネットワークから送信されたIPルーティングプロトコルのパケットを前記OpenFlowスイッチを介して受信し、当該受信したIPルーティングプロトコルのパケットに基づいて、前記IPネットワークにおける経路情報を計算し、当該経路情報を記憶手段に格納する手段と、を備えることを特徴とする通信システムとして構成される。
前記OpenFlowコントローラにおいて作成されるIPルーティングプロトコルのパケットは、例えば、前記OpenFlowネットワークと前記ゲートウェイルータとの接続情報を含む。
前記OpenFlowコントローラは、前記受信したIPルーティングプロトコルのパケットから計算される経路情報が、特定のゲートウェイルータを経由した前記IPネットワークへの通信が不可であることを示す場合において、前記OpenFlowネットワークに接続される端末から前記IPネットワークへの通信が前記特定のゲートウェイルータを経由しないようにするためのフローエントリを作成し、当該フローエントリを前記OpenFlowスイッチに設定するようにしてもよい。
また、本発明は、前記OpenFlowコントローラにより実行される経路制御方法として構成することもできる。
本発明によれば、IPネットワークのルーティングプロトコルを、IPネットワークとOpenFlowネットワークとで連携させるとともに、OpenFlowネットワークにおいて、IPネットワークの経路情報をもとに、ゲートウェイ(GW)ルータに関する経路制御を行うことが可能となる。
本発明の実施の形態に係る通信システムの全体構成図である。 本発明の実施の形態に係るOpenFlowスイッチの機能構成図である。 フローテーブルの例を示す図である。 本発明の実施の形態に係るOpenFlowコントローラの機能構成図である。 OpenFlowコントローラとIPネットワークのルータが、互いのネットワークの経路情報をやりとりする連携機能を説明するためのフローチャートである。 OpenFlowコントローラ220がOpenFlowネットワーク200とIPネットワーク経路制御を行う経路制御機能を説明するためのフローチャートである。 ネットワーク構成例1(L2)を示す図である。 ネットワーク構成例1(L3)を示す図である。 ネットワーク構成例2(L3)を示す図である。 IPネットワーク100に障害が発生した場合の動作例1を示す図である。 IPネットワーク100に障害が発生した場合の動作例1を示す図である。 OpenFlowネットワーク200に障害が発生した場合の動作例2を示す図である。 OpenFlowネットワーク200に障害が発生した場合の動作例2を示す図である。 まとめとしての本実施の形態の概要構成を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。なお、以下で説明する実施の形態は一例に過ぎず、本発明が適用される実施の形態は、以下の実施の形態に限られるわけではない。
(システム構成)
図1に本発明の実施の形態に係る通信システムの全体構成図を示す。図1に示すように、本実施の形態に係る通信システムは、IPネットワーク100とOpenFlowネットワーク200とが接続された構成をとる。
IPネットワーク100は、複数のゲートウェイ(GW)ルータ110と複数のルータ120を含む。OpenFlowネットワーク200は、複数のOpenFlowスイッチ210、OpenFlowコントローラ220を含む。図1に示すように、ゲートウェイルータ110とOpenFlowスイッチ210が接続される。また、図1に示すように、端末310がOpenFlowスイッチ210に接続されている。
図2に、本実施の形態に係るOpenFlowスイッチ210の機能構成図を示す。図2に示すように、OpenFlowスイッチ210は、インタフェース215A、215B、215C、フローテーブル保持部211、パケット処理部212、セキュアチャネル213、及びIPルーティング制御部214を備える。
図2に示す例において、インタフェース215A、215Bはそれぞれネットワークに接続され、インタフェース215CはOpenFlowコントローラ220に接続される。
フローテーブル保持部211は、パケットの処理ルールが記述されたフローエントリを保持する記憶部である。
パケット処理部212は、フローテーブル保持部211に保持されたフローエントリを参照し、パケットを処理する機能を有する。
セキュアチャネル213は、OpenFlowコントローラ220とOpenFlowプロトコルを用いて通信し、OpenFlowコントローラ220から受信したフローエントリをフローテーブル保持部211に書き込む機能を有する。
IPルーティング制御部214は、パケット処理部212とOpenFlowコントローラ220の間でIPネットワークのルーティングプロトコルを仲介する機能を有する。
図3に、フローテーブル保持部211に格納されるフローテーブルの例を示す。図3に示すように、フローテーブルには、各フローエントリ毎に、パケットについての条件と、その条件を満たす場合のアクションが記述されている。
図4に、本実施の形態に係るOpenFlowコントローラ220の機能構成図を示す。図4に示すように、OpenFlowコントローラ220は、インタフェース225A、225B、...インタフェース215x、IPアドレスリスト保持部221、OpenFlow経路情報保持部222、IP経路情報保持部223、経路制御部224を備える。
インタフェース225A、225B、...インタフェース215xはそれぞれOpenFlowスイッチと接続される。
IPアドレスリスト保持部221は、OpenFlowネットワーク200に存在する端末310のIPアドレスを保持する記憶部である。OpenFlow経路情報保持部222は、OpenFlowネットワーク200のトポロジや経路情報を保持する記憶部である。IP経路情報保持部223は、IPネットワーク100のトポロジや経路情報を保持する記憶部である。
経路制御部224は、IPアドレスリスト保持部221と、OpenFlow経路情報保持部222と、IP経路情報保持部223にある情報に基づいて、フローエントリを作成し、OpenFlowプロトコルを用いてOpenFlowスイッチ210へ通知するほか、OpenFlowスイッチ210から受信したIPネットワーク100のルーティングプロトコルのパケットを解釈し、IPネットワークの経路情報を計算し、IP経路情報保持部223にIPネットワークの経路情報を保存する機能を有する。
(連携機能)
次に、図1〜図4により説明した構成を備える通信システムにおいて、OpenFlowコントローラ220とIPネットワーク100のルータがIPルーティングプロトコルを用いて、互いのネットワークの経路情報をやりとりする方式(連携機能)を図5のフローチャートに沿って説明する。
ステップ101)OpenFlowコントローラ220の経路制御部224は、OpenFlowスイッチ210におけるセキュアチャネル213を通して、OpenFlowコントローラ220とIPネットワーク100のゲートウェイルータ110が通信できるよう(パケットを素受信できるよう)、OpenFlowスイッチ210にフローエントリを設定する。
ステップ102)OpenFlowコントローラ220の経路制御部224は、例えば後述する経路制御機能(図6)により、IPルーティングプロトコルのパケットを作成し、更に、OpenFlowスイッチ210のIPルーティング制御部214を通して、作成したパケットをIPネットワーク100に送信する。
ステップ103)OpenFlowスイッチ210は、ゲートウェイルータ110から受け取ったルーティングプロトコルのパケットを、フローエントリに基づいてOpenFlowコントローラ220に転送する。
ステップ104)OpenFlowコントローラ220の経路制御部224は、ルーティングプロトコルのパケットをもとにIPネットワーク100の経路情報を計算し、IP経路情報保持部223に経路情報を保存する。
(経路制御機能)
次に、図6のフローチャートに従って、OpenFlowコントローラ220がOpenFlowネットワーク200とIPネットワーク経路制御を行う方式(経路制御機能)の動作例を説明する。
ステップ201)OpenFlowコントローラ220の経路制御部224がIPネットワーク100の経路変更の有無をチェックし、経路変更を検知した場合にステップ202に進み、検知しない場合にステップ205に進む。なお、経路変更は、経路が変更されたルーティングプロトコルのパケットを受信した場合に検知する。
ステップ202)OpenFlowコントローラ220の経路制御部224は、ルーティングプロトコルのパケットをもとにIPネットワーク100の経路計算を行い、その情報を、IP経路情報保持部223に保持する。
ステップ203)OpenFlowコントローラ220の経路制御部224は、IP経路情報保持部223の経路情報と、OpenFlow経路情報保持部222の経路情報と、IPアドレスリスト保持部221のIPアドレス情報から、IPネットワーク100側の端末への通信ができないOpenFlow経路を検索する。例えば、特定のゲートウェイルータのリンクに障害が発生した場合、当該特定のゲートウェイルータを経由することになるOpenFlow経路が検索される。
ステップ204)検索結果のOpenFlow経路を使用するフローエントリについて、フローエントリのアクション部分をIPネットワーク側の端末へ通信可能な宛先に書き換える。例えば、上記のように特定のゲートウェイルータのリンクに障害が発生した場合、当該特定のゲートウェイルータを経由しないようにフローエントリが書き換えられる。
ステップ205)OpenFlowコントローラ220の経路制御部224は、OpenFlowネットワーク200の故障発生を監視し、故障発生を検知した場合にステップ206に進む。
ステップ206)OpenFlowコントローラ220の経路制御部224は、IP経路情報保持部223の経路情報と、OpenFlow経路情報保持部222の経路情報と、IPアドレスリスト保持部221のIPアドレス情報から、故障の影響によって、(1)IPネットワーク100への通信ができないOpenFlow経路、(2)OpenFlowネットワーク200内のIPアドレスへ到達できないIP経路を検索する。
ステップ207)OpenFlowコントローラ220の経路制御部224は、上記(1)の検索により得られたOpenFlow経路を使用するフローエントリについて、フローエントリのアクション部分をIPネットワーク100へ通信可能な宛先に書き換える。
ステップ208)OpenFlowコントローラ220の経路制御部224は、上記で書き換えたフローエントリと合わせて、IPネットワーク100からOpenFlowネットワーク200内のIPアドレスへ到達できるように経路変更を行うための、ルーティングプロトコルのパケットを、(2)の検索結果に基づき作成し、IPネットワーク100に送信する。
本実施の形態に係るOpenFlowコントローラ220は、例えば、コンピュータの機能を含むサーバやルータ等の装置に、本実施の形態で説明する処理内容を記述したプログラムを実行させることにより実現可能である。すなわち、OpenFlowコントローラ220の各部が有する機能は、当該コンピュータに内蔵されるCPUやメモリ、ハードディスクなどのハードウェア資源を用いて、OpenFlowコントローラ220の各部で実施される処理に対応するプログラムを実行することによって実現することが可能である。また、上記プログラムは、コンピュータが読み取り可能な記録媒体(可搬メモリ等)に記録して、保存したり、配布したりすることが可能である。また、上記プログラムをインターネットや電子メールなど、ネットワークを通して提供することも可能である。
また、本実施の形態に係るOpenFlowスイッチ210は、例えば、コンピュータの機能を含むスイッチやルータ等の通信装置に、本実施の形態で説明する処理内容を記述したプログラムを実行させることにより実現可能である。すなわち、OpenFlowスイッチ210の各部が有する機能は、当該コンピュータに内蔵されるCPUやメモリ、ハードディスクなどのハードウェア資源を用いて、OpenFlowスイッチ210の各部で実施される処理に対応するプログラムを実行することによって実現することが可能である。また、上記プログラムは、コンピュータが読み取り可能な記録媒体(可搬メモリ等)に記録して、保存したり、配布したりすることが可能である。また、上記プログラムをインターネットや電子メールなど、ネットワークを通して提供することも可能である。
(実施例)
以下、本発明の実施例として、ルーティングプロトコルとしてOSPF(Open Shortest Path First)が使用される場合におけるネットワーク構成例、動作例ついて説明する。
<ネットワーク構成例1>
図7は、ネットワーク構成例1を示す図であり、OSPFが使用されているIPネットワーク100と、OpenFlowネットワーク200とが接続される構成例を示す。この構成は、図1に示す構成と同様であり、各装置には図1に示した符号と同じ符号が付されている。
前述した連携機能により、OpenFlowコントローラ220は、OpenFlowスイッチ210経由でOSPFのLSA(Link-State Advertisement)パケットを各ルータとやりとりすることが可能になる。すなわち、前述した連携機能に係るステップ番号(図5)を用い、図7を参照して説明すると、OpenFlowコントローラ220の経路制御部224は、OpenFlowコントローラ220とIPネットワーク100のゲートウェイルータ110が通信できるよう、OpenFlow経路情報等からフローエントリを作成し、OpenFlowスイッチ210にフローエントリを設定する(ステップ101)。また、OpenFlowコントローラ220の経路制御部224は、OSPFのルータLSAパケットを作成し、OpenFlowスイッチ210のIPルーティング制御部214を通して、作成したパケットをIPネットワーク100(具体的には、指名ルータ)に送信する(ステップ102)。このルータLSAパケットには、例えば、OpenFlowネットワーク200に接続される端末(ホスト)、ネットワーク、ルータ等の接続情報(どのルータと接続されるか等)が含まれる。
また、指名ルータ120から送信されるネットワークLSAパケットは、ゲートウェイルータ110を介してOpenFlowネットワーク200に届く。そして、OpenFlowスイッチ210が、フローエントリに基づいて、ネットワークLSAパケットをOpenFlowコントローラ220に転送する(ステップ103)。OpenFlowコントローラ220の経路制御部224は、ネットワークLSAパケット等をもとにIPネットワーク100の経路情報を計算し、IP経路情報保持部223に経路情報を保存する(ステップ104)。
この連携機能により、図8に示すように、OpenFlowネットワーク200は、IPネットワーク100から見ると一つの大規模なルータ250として認識される。
更に、前述した経路制御機能により、OpenFlowコントローラ220は、ネットワークLSAパケットによるIPネットワーク100の経路変更の検知や、ルータLSAパケットによるOpenFlowネットワークの経路変更に伴うIPネットワーク100の経路制御を行うことが可能になる。
<ネットワーク構成例2>
図9に、ネットワーク構成例2を示す。図9は、OSPFが使用されているIPネットワーク100(広域IPネットワーク)に対して、複数のOpenFlowネットワーク200−1〜3が接続する場合のネットワーク構成例である。
本実施の形態に係る連携機能、及び経路制御機能は、図9に示すようなネットワークに対しても適用できる。このようなネットワークにおいては、経路制御機能を応用することで、あるOpenFlowコントローラが、別のOpenFlowコントローラの経路変更通知(ルータLSA)を指名ルータ経由で受け取ることにより、複数のOpenFlowネットワーク間で、障害等による経路変更を協調して動作することも可能になる。図9では、OpenFlowネットワーク200−1のOpenFlowコントローラが、経路変更通知(ルータLSA)を送出し、各OpenFlowネットワークが、指名ルータ120経由で当該情報を受け取ることが示されている。
<動作例1:IPネットワーク100に障害が発生した場合の例>
次に、ルーティングプロトコルとしてOSPFが使用されているIPネットワーク100に障害が発生した場合の動作例を図10のシーケンスチャートに従って説明する。図10に示すシーケンスは、図7と同様の図11の構成に基づくものであり、図11にも、図10のシーケンスチャートに対応するステップ番号を用いて処理手順が示されている。図11も適宜参照されたい。以下の例は、IPネットワーク100への通信経路として、通常時はGWルータ110Aが使用されている場合(経路A)の例である。
ステップ301)図11に示すように、IPネットワーク100にリンク障害が発生すると、障害が起きたリンクに隣接するルータ120AがルータLSAパケットを指名ルータ120に送信する。
ステップ302)指名ルータ120は経路再計算を行って、計算により得られた新たな経路を含むネットワークLSAパケットをIPネットワーク100内のルータ、及びOpenFlowコントローラ220に対して送信する。
ステップ303)OpenFlowコントローラ220の経路制御部224は、受信したLSAパケットを元に、経路制御機能を用いて、障害リンクを通らないような新たなフローテーブルを作成する。すなわち、受信したIPルーティングプロトコルのパケットであるLSAパケットから計算される経路情報が、特定のゲートウェイルータを経由したIPネットワークへの通信が不可であることを示す場合において、OpenFlowネットワーク200に接続される端末からIPネットワーク100への通信が前記特定のゲートウェイルータを経由しないようにするためのフローエントリを作成する。図11の例では、各端末からIPネットワーク100へのパケットがGWルータ110Aを通らないようにフローテーブルが作成される。
ステップ304)OpenFlowコントローラ220の経路制御部224は、各OpenFlowスイッチ210のセキュアチャネル213に新たなフローエントリを通知する。
ステップ305)各OpenFlowスイッチ210のセキュアチャネル213は、フローテーブル保持部211に保持されている既存のフローエントリを新たなフローエントリに書き換える。
以上の動作により、端末310からIPネットワーク100へのパケットは、障害リンクを通らずIPネットワーク100と通信可能な経路(経路B)を通るようになる。
<動作例2:OpenFlowネットワーク200に障害が発生した場合の例>
次に、OpenFlowネットワークの障害に応じて、OSPFを用いてIPネットワークの経路制御を行う場合の動作例を図12のシーケンスチャートに従って説明する。図12に示すシーケンスは、図7と同様の図13の構成に基づくものであり、図13にも、図12のシーケンスチャートに対応するステップ番号を用いて処理手順が示されている。図13も適宜参照されたい。以下の例は、OpenFlowネットワーク200の端末310Bへの通信経路として、通常時はGWルータ110Aが使用されている場合(経路A)の例である。
ステップ401)図13に示すように、OpenFlowネットワーク200にリンク障害が発生すると、障害が起きたリンクに隣接するOpenFlowスイッチ210Aのセキュアチャネル213がリンク障害をOpenFlowコントローラ220の経路制御部224に通知する。
ステップ402)OpenFlowコントローラ220の経路制御部224は、OpenFlow経路情報保持部222に格納されているOpenFlow経路情報を利用し、経路Aを使用する端末310B用のフローエントリについて、経路Bを使用するよう、新たなフローエントリを作成する。更に、端末310BのIPアドレス宛のパケットが、GWルータ110Bを経由するよう、ルータLSAパケットを作成する。
ステップ403)OpenFlowコントローラ220は、作成したフローエントリをOpenFlowスイッチ210(図13の例では、OpenFlowスイッチ210C)のセキュアチャネル213に通知する。
ステップ404)OpenFlowコントローラ220は、ステップ402で作成したルータLSAパケットを指名ルータ120に送信する。
ステップ405)指名ルータ120は、受信したルータLSAを元に経路再計算を行って、ネットワークLSAを作成し、IPネットワーク100内のルータに送信する。
ステップ406)OpenFlowスイッチ210(図13の例では、OpenFlowスイッチ210D)のセキュアチャネル213は、フローテーブル保持部211に保持されている既存のフローエントリを新たなフローエントリに書き換える。
以上の動作により、端末310Bからのパケットは、障害リンクを通らず、IPネットワーク100と通信可能な経路(経路B)を通るようになり、かつ、IPネットワーク100側から端末310Bに向かうパケットも、同様に通信可能になる。
(実施の形態のまとめ、効果)
これまでに説明したとおり、本実施の形態では、IPネットワーク100のルーティングプロトコルを、OpenFlowネットワーク100を管理するOpenFlowコントローラ220とIPネットワーク100とで連携させるとともに(連携機能)、OpenFlowネットワーク200において、IPネットワーク100の経路情報をもとに、ゲートウェイ(GW)ルータの冗長化、及び経路制御を行う経路制御機能が実現される。これにより、図14に示すように、IPネットワーク100とOpenFlowネットワーク200が接続されたネットワークにおいて、ノードやリンクに障害が発生した際に、経路を制御することが実現できる。
より詳細には、上記の連携機能により、OpenFlowコントローラ220が、IPネットワーク100の経路情報をもとに、OpenFlowネットワーク200を制御することが可能になり、また、OpenFlowコントローラ220が、 OpenFlowネットワーク200の経路情報をもとに、IPネットワーク100の経路制御を行うことが可能になる。
また、上記の経路制御機能により、OpenFlowコントローラ200は、IPネットワーク100に障害が発生して通常のGWルータ110が使用できなくなったことを検知して、他のGWルータ110を利用するようOpenFlowスイッチ210のフローテーブルを書き換えることで、端末310とIPネットワーク100との通信を継続することが可能になる。
本発明は、上記の実施の形態に限定されることなく、特許請求の範囲内において、種々変更・応用が可能である。
100 IPネットワーク
110 ゲートウェイ(GW)ルータ
120 ルータ
200 OpenFlowネットワーク
210 OpenFlowスイッチ
220 OpenFlowコントローラ
211 フローテーブル保持部
212 パケット処理部
213 セキュアチャネル
214 IPルーティング制御部
215 インタフェース
221 IPアドレスリスト保持部
222 OpenFlow経路情報保持部
223 IP経路情報保持部
224 経路制御部
225 インタフェース
310 端末

Claims (6)

  1. 複数のゲートウェイルータを介してIPネットワークと接続されるOpenFlowネットワークにおけるOpenFlowコントローラとOpenFlowスイッチとを有する通信システムであって、
    前記OpenFlowスイッチは、
    パケットの処理ルールを記述したフローエントリからなるフローテーブルを保持するフローテーブル保持手段と、
    前記フローエントリに従って、パケットを処理するパケット処理手段と、を備え、
    前記OpenFlowコントローラは、
    前記OpenFlowコントローラと前記ゲートウェイルータとの間でパケットを送受信できるように、前記OpenFlowスイッチにフローエントリを設定する手段と、
    前記IPネットワークで使用されているIPルーティングプロトコルのパケットを作成し、当該IPルーティングプロトコルのパケットを前記OpenFlowスイッチを介して前記IPネットワークに送信する手段と、
    前記IPネットワークから送信されたIPルーティングプロトコルのパケットを前記OpenFlowスイッチを介して受信し、当該受信したIPルーティングプロトコルのパケットに基づいて、前記IPネットワークにおける経路情報を計算し、当該経路情報を記憶手段に格納する手段と、を備える
    ことを特徴とする通信システム。
  2. 前記OpenFlowコントローラにおいて作成されるIPルーティングプロトコルのパケットは、前記OpenFlowネットワークと前記ゲートウェイルータとの接続情報を含む
    ことを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
  3. 前記OpenFlowコントローラは、
    前記受信したIPルーティングプロトコルのパケットから計算される経路情報が、特定のゲートウェイルータを経由した前記IPネットワークへの通信が不可であることを示す場合において、前記OpenFlowネットワークに接続される端末から前記IPネットワークへの通信が前記特定のゲートウェイルータを経由しないようにするためのフローエントリを作成し、当該フローエントリを前記OpenFlowスイッチに設定する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の通信システム。
  4. 複数のゲートウェイルータを介してIPネットワークと接続されるOpenFlowネットワークにおけるOpenFlowコントローラにより実行される経路制御方法であって、
    前記OpenFlowコントローラと前記ゲートウェイルータとの間でパケットを送受信できるように、前記OpenFlowスイッチにフローエントリを設定するステップと、
    前記IPネットワークで使用されているIPルーティングプロトコルのパケットを作成し、当該IPルーティングプロトコルのパケットを前記OpenFlowスイッチを介して前記IPネットワークに送信するステップと、
    前記IPネットワークから送信されたIPルーティングプロトコルのパケットを前記OpenFlowスイッチを介して受信し、当該受信したIPルーティングプロトコルのパケットに基づいて、前記IPネットワークにおける経路情報を計算し、当該経路情報を記憶手段に格納するステップと、
    を備えることを特徴とする経路制御方法。
  5. 前記OpenFlowコントローラにおいて作成されるIPルーティングプロトコルのパケットは、前記OpenFlowネットワークと前記ゲートウェイルータとの接続情報を含む
    ことを特徴とする請求項4に記載の経路制御方法。
  6. 前記受信したIPルーティングプロトコルのパケットから計算される経路情報が、特定のゲートウェイルータを経由した前記IPネットワークへの通信が不可であることを示す場合において、前記OpenFlowコントローラが、前記OpenFlowネットワークに接続される端末から前記IPネットワークへの通信が前記特定のゲートウェイルータを経由しないようにするためのフローエントリを作成し、当該フローエントリを前記OpenFlowスイッチに設定するステップ
    を備えることを特徴とする請求項4又は5に記載の経路制御方法。
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