JP2014160634A - 開閉器の開閉操作装置 - Google Patents

開閉器の開閉操作装置 Download PDF

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Abstract

【課題】ハンドルを長くしなくてもハンドルの操作力を低減することができる開閉器の開閉操作装置を提供する。
【解決手段】駆動レバー13とトグルレバー14とトグルバネ15とによってトグル機構が構成された開閉器の開閉操作装置において、トグルバネ15のバネ軸の一端21aが第1バネ受けピン17に固定され、バネ軸の他端21bが第2バネ受けピン18に形成された貫通孔18aを貫通する。中バネ24がバネ軸21の周りに取り付けられて、中バネの一端24aが第1バネ受けピン17に接する。小バネ23がバネ軸21の周りに取り付けられて、小バネの一端23aが中バネの他端24bと接して、小バネの他端23bが第2バネ受けピン18に接する。大バネ25が中バネ24と小バネ23との外側に位置している。この結果、ハンドルを長くしなくてもハンドルの操作力を低減することができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、トグル機構が改善された開閉器の開閉操作装置に関するものである。
開閉器の開閉操作装置は、固定接点に可動接点を接触させることによって、閉路状態を維持するようになっている。開閉器を操作する場合には、閉路操作時と開路操作時とに所定の操作スピードが要求される。そのために、駆動レバーとトグルレバーとトグルバネとによってトグル機構が構成され、ハンドル操作機構のハンドルを回転させることによりトグル機構が死点を越えたときに、トグルバネの蓄積エネルギが一気に開放されることによって、閉路操作時と開路操作時の操作スピードが得られるようにしている。(例えば、特許文献1参照。)
図6は、従来技術の開閉器の開閉操作装置のトグルバネ1の断面図である。同図において、従来技術の開閉器の開閉操作装置のトグルバネ1は、バネ軸の一端2aが第1バネ受けピン3に固定され、バネ軸の他端2bが第2バネ受けピン4に形成された貫通孔4aを貫通している。内バネ5がバネ軸2の周りに取り付けられて、内バネの一端5aが第1バネ受けピン3に接して、内バネの他端5bが第2バネ受けピン4に接している。外バネ6が内バネ5の外側に位置して、外バネの一端6aが第1バネ受けピン3に接して、外バネの他端6bが第2バネ受けピン4に接している。
図7は、従来技術の開閉器の開閉操作装置のトグル機構における駆動レバーとトグルレバーとの間の駆動レバートグルレバー角度θ(横軸)と、トグルバネ1が発生するトルクT(縦軸)との関係を示す図である。同図を参照して接点の開路動作を行うときのトグルバネ1の動作を説明する。同図に示すA点(駆動レバートグルレバー角度θが例えば−50度)では、図示を省略したトグルレバーがストッパに当接して静止している。この状態で図示を省略したハンドル操作機構のハンドルを開路方向に回転させると、外バネ6と内バネ5とが同時に圧縮を開始し、外バネ6と内バネ5とによって発生するそれぞれのトルクTが増加し、外バネ6と内バネ5とによる合成されたトルクTも増加していく。
ハンドルをさらに開路方向に回転させて図7に示すB点(駆動レバートグルレバー角度θが例えば−30度)に達すると、外バネ6と内バネ5とによって発生するそれぞれのトルクTが最大値に達し、外バネ6と内バネ5とによる合成されたトルクTも最大値に達する。このときハンドルの操作力も最大となる。
ハンドルをさらに開路方向に回転させると、外バネ6と内バネ5とによる合成されたトルクTは減少して行き、トグル機構の死点であるC点(駆動レバートグルレバー角度θが0度)に達すると、外バネ6と内バネ5とによって発生するそれぞれのトルクTが零と成り、外バネ6と内バネ5とによる合成されたトルクTも零と成る。
そしてハンドルをさらに開路方向に回転させて、死点であるC点を越えると、トグルバネ1の蓄積エネルギが一気に開放されることによって、開路操作時の操作スピードが得られる。
上述したトグル機構の死点であるC点を少し越えたときには、外バネ6と内バネ5とによる合成されたトルクTは可動接点を動かすトルクになるが、このときの外バネ6と内バネ5とによる合成されたトルクTは、後述するE点のトルクTが最大値である値よりもかなり小さい。そのために、固定接点と可動接点との間の摩擦力によって、固定接点と可動接点とはすぐには開放されない。
その後、外バネ6と内バネ5とによる合成されたトルクTによって、トグルレバーが駆動軸を時計方向に回転して図5に示すD点(駆動レバートグルレバー角度θが例えば10度)に達すると、固定接点と可動接点との間の摩擦力よりも外バネ6と内バネ5とによる合成されたトルクTの方が大きくなって接点の開放が開始される。
その後、外バネ6と内バネ5とによる合成されたトルクTによって、駆動レバーが駆動軸を反時計方向に回転し、トグルレバーが時計方向に回転し、その後トグルレバーがストッパに当接して停止する。
その後、外バネ6と内バネ5とによる合成されたトルクTによって、駆動レバーが駆動軸を反時計方向に回転して、図7に示すE点(駆動レバートグルレバー角度θが例えば30度)で外バネ6と内バネ5とによる合成されたトルクTが最大となる。
その後、外バネ6と内バネ5とによる合成されたトルクTによって、駆動レバーが駆動軸を反時計方向に回転して図7に示すF点(駆動レバートグルレバー角度θが例えば50度)に達すると、駆動レバーは別のストッパに当接して停止して、接点の開路動作が完了する。
接点の閉路動作を行うときのトグル機構の動作は、上述した接点の開路動作を行うときのトグル機構の動作の逆の動作であるので説明を省略する。
実開平2−98428号公報
従来技術の開閉器の開閉操作装置は、並列に配置した外バネ6と内バネ5とを同時に圧縮しているために、図7に示したD点の接点の動作開始時における外バネ6と内バネ5とによる合成された発生トルクが小さい。そこで、接点の動作開始時の発生トルクを大きくしようとすると、外バネ6と内バネ5とによる合成されたトルクTの最大トルクを大きくする必要がある。その場合、トグルバネ1が大きくなるため、トグル機構が大型化してハンドルの大きな操作力が必要となり、作業者に負担がかかる。そのために、ハンドルの操作力を小さくしようとするとハンドルを長くする必要があり、開閉器の開閉操作装置が大型化するという不具合がある。
本発明は、ハンドルを長くしなくてもハンドルの操作力を低減することができる開閉器の開閉操作装置を提供することを目的としている。
上述した課題を解決するために、請求項1の発明は、
固定接点と、
前記固定接点に接触する可動接点と、
駆動軸と、
L字状に形成されて、角部が前記駆動軸に回転自在に取り付けられ、一端が前記可動接点に取り付けられた駆動レバーと、
一端が前記駆動軸に回転自在に取り付けられているトグルレバーと、
前記駆動レバーの他端に取り付けられた第1バネ受けピンと、
前記トグルレバーの他端に取り付けられた第2バネ受けピンと、
一端が前記第2バネ受けピンに取り付けられ、他端が前記第1バネ受けピンに取り付けられたトグルバネとを備え、
前記駆動レバーと前記トグルレバーと前記トグルバネとによってトグル機構が構成された開閉器の開閉操作装置において、
前記トグルバネが、一端が前記第1バネ受けピンに固定され、他端が前記第2バネ受けピンに形成された貫通孔を貫通するバネ軸と、
前記バネ軸の周りに取り付けられて、一端が前記第1バネ受けピンに接する中バネと、
前記バネ軸の周りに取り付けられて、前記中バネの他端と前記第2バネ受けピンとの間に設けられた中バネ圧縮遅延手段と、
前記中バネと前記中バネ圧縮遅延手段との外側に位置して、一端が前記第1バネ受けピンに接して、他端が前記第2バネ受けピンに接する大バネとを備え、
前記トグルレバーが回転して前記駆動レバーと前記トグルレバーとによって前記トグルバネが圧縮されるとき、前記大バネが圧縮を開始して、その後前記中バネが圧縮を開始することを特徴とする開閉器の開閉操作装置である。
請求項2の発明は、
請求項1記載の中バネ圧縮遅延手段が、前記バネ軸の周りに取り付けられて、一端が前記中バネの他端と接して、他端が前記第2バネ受けピンに接する小バネであり、
前記トグルレバーが回転して前記駆動レバーと前記トグルレバーとによって前記トグルバネが圧縮されるとき、前記大バネと前記小バネとが圧縮を開始して、その後前記中バネが圧縮を開始することを特徴とする開閉器の開閉操作装置である。
請求項3の発明は、
前記トグルレバーが回転して前記駆動レバーと前記トグルレバーとによって前記トグルバネが圧縮されるとき、前記大バネと前記小バネとが圧縮されて、前記小バネが完全に圧縮された後に前記中バネが圧縮を開始することを特徴とする請求項2記載の開閉器の開閉操作装置である。
請求項4の発明は、
請求項1記載の中バネ圧縮遅延手段が、軸心部を前記バネ軸が貫通し、前記トグルバネが圧縮される前は軸心方向の長さが前記中バネの他端と前記第2バネ受けピンとの間の距離よりも予め定めた長さだけ短く、円柱状に形成された中バネ圧縮遅延筒であり、
前記トグルレバーが回転して前記駆動レバーと前記トグルレバーとによって前記トグルバネが圧縮されるとき、前記大バネが圧縮を開始した後に、前記中バネ圧縮遅延筒の一端が前記中バネの他端に接して、かつ前記中バネ圧縮遅延筒の他端が前記第2バネ受けピンに接したときに、前記中バネが圧縮を開始することを特徴とする開閉器の開閉操作装置である。
本発明の開閉器の開閉操作装置は、中バネの圧縮の開始を、大バネよりも遅らせて、接点の動作開始時にトグルバネの合成トルクが最大値となるようにしている。そのために、トグル機構が大型化せず、ハンドルの操作力を小さくできる。また、ハンドルの操作力を小さくするために、ハンドルを長くする必要がない。
本発明の実施の形態1の開閉器の開閉操作装置の動作を説明するための図である。 本発明の実施の形態1の開閉器の開閉操作装置のトグルバネ15の断面図である。 本発明の実施の形態1の開閉器の開閉操作装置のトグル機構における駆動レバー13とトグルレバー14との間の駆動レバートグルレバー角度θ(横軸)と、トグルバネ15が発生するトルクT(縦軸)との関係を示す図である。 本発明の実施の形態2の開閉器の開閉操作装置のトグルバネ31の断面図である。 本発明の実施の形態2の開閉器の開閉操作装置のトグル機構における駆動レバー13とトグルレバー14との間の駆動レバートグルレバー角度θ(横軸)と、トグルバネ31が発生するトルクT(縦軸)との関係を示す図である。 従来技術の開閉器の開閉操作装置のトグルバネ1の断面図である。 従来技術の開閉器の開閉操作装置のトグル機構における駆動レバーとトグルレバーとの間の駆動レバートグルレバー角度θ(横軸)と、トグルバネ1が発生するトルクT(縦軸)との関係を示す図である。
[実施の形態1]
発明の実施の形態を実施例に基づき図面を参照して説明する。図1は、本発明の実施の形態1の開閉器の開閉操作装置の動作を説明するための図である。同図において、開閉器の開閉操作装置は、固定接点11に可動接点12を接触させることによって、閉路状態を維持するようになっている。開閉器を操作する場合には、閉路操作時と開路操作時に所定の操作スピードが要求される。そのために、駆動レバー13とトグルレバー14とトグルバネ15とによってトグル機構が構成されている。
トグル機構の構成としては、駆動レバー13がL字状に形成されて、駆動レバー13の角部13cが駆動軸16に回転自在に取り付けられ、駆動レバーの一端13aが可動接点12に取り付けられている。トグルレバーの一端14aが駆動軸16に回転自在に取り付けられている。駆動レバーの他端13bに第1バネ受けピン17が取り付けられ、トグルレバーの他端14bに第2バネ受けピン18が取り付けられている。トグルバネの一端15aが第2バネ受けピン18に取り付けられ、トグルバネの他端15bが第1バネ受けピン17に取り付けられている。駆動レバー13のストッパ当接部13dが第1ストッパ19及び第2ストッパ20に当接することによって駆動レバー13の回転範囲が制限されている。
トグルレバー14は、図示を省略したハンドルの回転によって駆動軸16を回転中心として、第1ストッパ19に当接する位置と第2ストッパ20に当接する位置との間を時計方向又は反時計方向に回転する。
以下、図1を参照して、本発明の実施の形態1の開閉器の開閉操作装置の動作を説明する。同図(A)は開閉器の開閉操作装置の閉路時の状態を示しており、この状態では、トグルレバー14が第1ストッパ19に当接している。駆動レバー13のストッパ当接部13dが第2ストッパ20に当接することによって、可動接点12が固定接点11と接触している。この状態で、図示を省略したハンドルを開路方向に回転させることによって、トグルレバー14が駆動軸16を中心として時計方向に回転される。
同図(B)に示すように、トグルレバー14が駆動軸16を中心として時計方向に回転されると、トグルバネ15が圧縮されてエネルギが蓄積される。トグルバネ15が駆動レバー13に十分な駆動力を与えているために、可動接点12は固定接点11に押圧されて接触している。
同図(C)に示すように、ハンドルを開路方向にさらに回転させてトグルレバー14が駆動軸16を中心として時計方向にさらに回転されると、駆動軸16とトグルレバーの他端14bと駆動レバーの他端13bとが直線上に並ぶ。この状態がトグル機構の死点である。トグル機構が死点に達したときにトグルバネ15の蓄積エネルギが最大となる。
ハンドルを開路方向にさらに回転させてトグルレバー14が時計方向にさらに回転されて、トグル機構が死点を越えると、トグルバネ15の蓄積エネルギが一気に開放されて、同図(D)に示すように、トグルレバー14が第2ストッパ20に当接する位置までトグルバネ15のバネ力によって時計方向に一気に回転する。このとき、駆動レバー13はトグルバネ15のバネ力によって反時計方向に一気に回転して、駆動レバー13のストッパ当接部13dが第1ストッパ19に当接して、可動接点12を固定接点11から離間させる。
開閉器の開閉操作装置を閉じるときは、図1(D)に示す状態で、図示を省略したハンドルを閉路方向に回転させることによって、トグルレバー14が駆動軸16を中心として反時計方向に回転される。同図(C)に示すように、ハンドルを閉路方向にさらに回転させてトグルレバー14が駆動軸16を中心として反時計方向にさらに回転されると、駆動軸16とトグルレバーの他端14bと駆動レバーの他端13bとが直線上に並んだトグル機構の死点に達する。トグル機構が死点に達したときにトグルバネ15の蓄積エネルギが最大となる。
ハンドルを閉路方向にさらに回転させてトグルレバー14が反時計方向にさらに回転されて、トグル機構が死点を越えると、トグルバネ15の蓄積エネルギが一気に開放されて、同図(A)に示すように、トグルレバー14が第1ストッパ19に当接する位置までトグルバネ15のバネ力によって反時計方向に一気に回転する。このとき、駆動レバー13はトグルバネ15のバネ力によって時計方向に一気に回転して、駆動レバー13が第2ストッパ20に当接して、可動接点12を固定接点11に接触させる。
図2は、本発明の実施の形態1の開閉器の開閉操作装置のトグルバネ15の断面図である。同図において、トグルバネ15は、バネ軸の一端21aが第1バネ受けピン17に固定され、バネ軸の他端21bが第2バネ受けピン18に形成された貫通孔18aを貫通している。大バネ25、中バネ24及び小バネ23は金属で形成されていて、コイルの外径及びバネ力は、大バネ25>中バネ24>小バネ23の関係又は中バネ24≧大バネ25>小バネ23の関係になるように形成されている。中バネ24がバネ軸21の周りに取り付けられて、中バネの一端24aが第1バネ受けピン17に接して、中バネの他端24bがワッシャ22を介して小バネの一端23aに接している。小バネ23はバネ軸21の周りに取り付けられて、小バネの他端23bが第2バネ受けピン18に接している。大バネ25が中バネ24及び小バネ23の外側に位置して、大バネの一端25aが第1バネ受けピン17に接して、大バネの他端25bが第2バネ受けピン18に接している。
図3は、本発明の実施の形態1の開閉器の開閉操作装置のトグル機構における駆動レバー13とトグルレバー14との間の駆動レバートグルレバー角度θ(横軸)と、トグルバネ15が発生するトルクT(縦軸)との関係を示す図である。同図を参照して、本発明の開閉器の開閉操作装置の接点の開路動作を行うときのトグルバネ15の動作を説明する。同図において、A点(駆動レバートグルレバー角度θが例えば−50度)では、トグルレバー14がストッパ19に当接して静止している。この状態で図示を省略したハンドル操作機構のハンドルを開路方向に回転開始すると、大バネ25と小バネ23とが同時に圧縮を開始し、大バネ25と小バネ23とによって発生するそれぞれのトルクTが増加し、大バネ25と小バネ23とによる合成されたトルクTも増加していく。
ハンドルをさらに開路方向に回転させてB点(駆動レバートグルレバー角度θが例えば−30度)に達すると、大バネ25によって発生するトルクTが最大値となり、大バネ25と小バネ23とによる合成されたトルクTも大きくなる。
ハンドルをさらに開路方向に回転させてC点(駆動レバートグルレバー角度θが例えば−20度)に達すると、小バネ23が圧縮し、密着する。そして中バネ24が圧縮を開始する。大バネ25によって発生するトルクTは減少し続ける。なお、小バネ23が圧縮して密着する前に、中バネ24が圧縮を開始するようにトグルバネ15を形成しても良い。
ハンドルをさらに開路方向に回転させてD点(駆動レバートグルレバー角度θが例えば−6度)に達すると、中バネ24によって発生するトルクTが最大値に達する。このとき大バネ25と中バネ24と小バネ23とによる合成されたトルクTも最大値に達する。
B点からD点にかけてハンドルの操作力が大きい状態が続くが、中バネ24がC点から圧縮を開始し、D点で中バネ24によって発生するトルクTが最大値となるときには大バネ25と小バネ23によって発生するそれぞれのトルクTは最大値から減少している。そのために、F点における大バネ25と中バネ24と小バネ23とによる合成されたトルクTが、図7で示した従来技術の開閉器の開閉操作装置のトグル機構における駆動レバートグルレバー角度θ(横軸)とトグルバネ1に発生するトルクT(縦軸)との関係を示す図におけるD点での外バネ6と内バネ5とによる合成されたトルクTと同じであれば、図3に示すD点における大バネ25と中バネ24と小バネ23とによる合成されたトルクTの最大値は、図7で示した従来技術の開閉器の開閉操作装置のトグル機構における駆動レバートグルレバー角度θ(横軸)とトグルバネ1に発生するトルクT(縦軸)との関係を示す図におけるB点でのトルクTの最大値よりも小さい。従って、図3に示すB点からD点にかけてハンドルの操作力は従来技術の開閉器の開閉操作装置よりも小さくなり、作業者の負担が少なくなる。
ハンドルをさらに開路方向に回転させると、大バネ25と中バネ24と小バネ23とによる合成されたトルクTは減少して行き、トグル機構の死点であるE点(駆動レバートグルレバー角度θが0度)に達すると、大バネ25と中バネ24と小バネ23とによって発生するトルクTはそれぞれ零と成り、大バネ25と中バネ24と小バネ23とによる合成されたトルクTも零と成る。
そしてハンドルをさらに開路方向に回転させて、死点であるE点を越えると、トグルバネ15の蓄積エネルギが一気に開放されることによって、開路操作時の操作スピードが得られる。
トグル機構の死点であるE点を少し越えると、大バネ25と中バネ24と小バネ23とによる合成されたトルクTは接点を動かすトルクになるが、このときの大バネ25と中バネ24と小バネ23とによる合成されたトルクTは、後述する点FのトルクTの最大値よりもかなり小さい。そのために、固定接点11と可動接点12との間の摩擦力によって、固定接点11と可動接点12とはすぐには開放されない。
その後、トグルバネ15の蓄積エネルギによってトグルレバー14が駆動軸16を時計方向に回転して点F(駆動レバートグルレバー角度θが例えば6度)に達すると、固定接点11と可動接点12との間の摩擦力よりも大バネ25と中バネ24と小バネ23とによる合成されたトルクTの方が大きくなって接点の開放が開始される。このとき中バネ24によって発生するトルクTは最大値であるので、大バネ25と中バネ24と小バネ23とによる合成されたトルクTは最大値となる。
その後、トグルバネ15の蓄積エネルギによって駆動レバー13が駆動軸16を反時計方向に回転し、トグルレバー14が駆動軸16を時計方向に回転すると、中バネ24によって発生するトルクTは減少し始め、大バネ25と小バネ23によって発生するそれぞれのトルクTは増加し続け、その後トグルレバー14は第2ストッパ20に当接して停止する。
その後、トグルバネ15の蓄積エネルギによって駆動レバー13が駆動軸16を反時計方向に回転してG点(駆動レバートグルレバー角度θが例えば20度)に達すると、中バネ24の伸びが停止して中バネ24によって発生するトルクTが零となり、小バネ23の伸びが開始して小バネ23によって発生するトルクTが減少し始める。一方、大バネ25によって発生するトルクTは増加し続けている。なお、中バネ24の伸びが停止する前に、小バネ23の伸びが開始するようにトグルバネ15を形成しても良い。
その後、トグルバネ15の蓄積エネルギによって駆動レバー13が駆動軸16を反時計方向に回転してH点(駆動レバートグルレバー角度θが例えば30度)に達すると、大バネ25によって発生するトルクTが最大値となる。
その後、トグルバネ15の蓄積エネルギによって駆動レバー13が駆動軸16を反時計方向に回転すると、大バネ25は伸び続けて大バネ25によって発生するトルクTは減少し始める。小バネ23は伸び続けて小バネ23によって発生するトルクTは減少し続ける。
その後、トグルバネ15の蓄積エネルギによって駆動レバー13が駆動軸16を反時計方向に回転してI点(駆動レバートグルレバー角度θが例えば50度)に達すると、駆動レバー13のストッパ当接部13dは第1ストッパ19に当接して停止して、接点の開路動作が完了する。
本発明の実施の形態1の開閉器の開閉操作装置の接点の閉路動作を行うときのトグルバネ15の動作は、上述した接点の開路動作を行うときのトグルバネ15の動作の逆の動作であるので説明を省略する。
この結果、本発明の実施の形態1の開閉器の開閉操作装置は、中バネ24の圧縮の開始を大バネ25と小バネ23とよりも遅らせて、接点の動作開始時にトグルバネ15の大バネ25と中バネ24と小バネ23による合成トルクが最大値となるようにしている。そのために、トグル機構が大型化せず、ハンドルの操作力を小さくできる。また、ハンドルの操作力を小さくするために、ハンドルを長くする必要がない。
また、本発明の実施の形態1の開閉器の開閉操作装置は、図3に示した死点であるE点の前後で作業者がハンドルから手を離すことがあっても、死点前後の大バネ25と中バネ24と小バネ23による合成トルクが大きいので、ハンドルはこの大きなトルクによって接点の「入」又は「切」のどちらかの方向へ動作する。そのために、ハンドルが途中で停止することを防止できる。
また、本発明の実施の形態1の開閉器の開閉操作装置は、ハンドルやトグル機構にかかる負荷を低減でき、ハンドルやトグル機構の強度を小さくできるので、ハンドルやトグル機構を小型化することができ、開閉器の開閉操作装置の小型化を図ることができる。
なお、本発明の実施の形態1の開閉器の開閉操作装置において、中バネ24と小バネ23との間にさらにもう一つのバネとして、金属で形成され、コイルの外径及びバネ力が、中バネ24と小バネ23との間の関係になるように形成されたバネを設けることによって、図3に示したトグルバネ15が発生するトルクTの変化が平坦となって、接点動作開始のタイミングがG点側にずれても、高い動作トルクを維持することができるために、動作信頼性が向上する。
[実施の形態2]
本発明の実施の形態2の開閉器の開閉操作装置の動作は、図1を参照して上述した本発明の実施の形態1の開閉器の開閉操作装置の動作と同様であるので説明を省略する。図4は、本発明の実施の形態2の開閉器の開閉操作装置のトグルバネ31の断面図である。同図において、トグルバネ31の大バネ25及び中バネ24は金属で形成されていて、コイルの外径及びバネ力は、大バネ25>中バネ24の関係又は中バネ24≧大バネ25の関係になるように形成されている。金属で形成されて円柱状に形成された中バネ圧縮遅延筒32がバネ軸21の周りに取り付けられて、中バネ圧縮遅延筒32が、中バネの他端24bに取り付けられたワッシャ22と第2バネ受けピン18との間との間に設けられている。トグルバネ31が圧縮される前は、中バネ圧縮遅延筒32の軸心方向の長さが中バネの他端24bに取り付けられたワッシャ22と第2バネ受けピン18との間の距離よりも予め定めた長さだけ短い。中バネ圧縮遅延筒32の軸心方向の長さは、トグルレバー14が回転して駆動レバー13とトグルレバー14とによってトグルバネ31が圧縮されるとき、大バネ25が圧縮を開始した後に、中バネ圧縮遅延筒の一端32aが中バネの他端24bに取り付けられたワッシャ22に接して、かつ中バネ圧縮遅延筒の他端32bが第2バネ受けピン18に接したときに、中バネ24が圧縮を開始するように決定される。大バネ25が中バネ24及び中バネ圧縮遅延筒32の外側に位置している。
中バネ圧縮遅延筒32の内周面とバネ軸21の外周面との距離が大きく離れると、中バネ圧縮遅延筒の一端32a又は他端32bのいずれか又は両方が大バネ25の隙間に入り込んでトグルバネ31の動作に不具合が発生することになる。そのために、中バネ圧縮遅延筒32の内周面とバネ軸21の外周面との距離は、中バネ圧縮遅延筒の一端32a又は他端32bのいずれか一方又は両方が大バネ25の隙間に入り込まないように決定される。その他の符号は、図2に示した本発明の実施の形態1の開閉器の開閉操作装置のトグルバネ15の断面図と同符号を付して、説明を省略する。
図5は、本発明の実施の形態2の開閉器の開閉操作装置のトグル機構における駆動レバー13とトグルレバー14との間の駆動レバートグルレバー角度θ(横軸)と、トグルバネ31が発生するトルクT(縦軸)との関係を示す図である。同図を参照して、本発明の開閉器の開閉操作装置の接点の開路動作を行うときのトグルバネ31の動作を説明する。同図において、A点(駆動レバートグルレバー角度θが例えば−50度)では、トグルレバー14がストッパ19に当接して静止している。この状態で図示を省略したハンドル操作機構のハンドルを開路方向に回転開始すると、大バネ25が圧縮を開始し、大バネ25によって発生するトルクTが増加していく。
ハンドルをさらに開路方向に回転させてB点(駆動レバートグルレバー角度θが例えば−30度)に達すると、大バネ25によって発生するトルクTが最大値となる。
ハンドルをさらに開路方向に回転させてC点(駆動レバートグルレバー角度θが例えば−20度)に達すると、中バネ圧縮遅延筒の一端32aが中バネの他端24bに取り付けられたワッシャ22に接して、かつ中バネ圧縮遅延筒の他端32bが第2バネ受けピン18に接したときに、中バネ24が圧縮を開始する。大バネ25によって発生するトルクTは減少し続ける。
ハンドルをさらに開路方向に回転させてD点(駆動レバートグルレバー角度θが例えば−6度)に達すると、中バネ24によって発生するトルクTが最大値に達する。このとき大バネ25と中バネ24とによる合成されたトルクTも最大値に達する。
B点からD点にかけてハンドルの操作力が大きい状態が続くが、中バネ24がC点から圧縮を開始し、D点で中バネ24によって発生するトルクTが最大値となるときには大バネ25によって発生するトルクTは最大値から減少している。そのために、F点における大バネ25と中バネ24とによる合成されたトルクTが、図7で示した従来技術の開閉器の開閉操作装置のトグル機構における駆動レバートグルレバー角度θ(横軸)とトグルバネ1に発生するトルクT(縦軸)との関係を示す図におけるD点での外バネ6と内バネ5とによる合成されたトルクTと同じであれば、図5に示すD点における大バネ25と中バネ24とによる合成されたトルクTの最大値は、図7で示した従来技術の開閉器の開閉操作装置のトグル機構における駆動レバートグルレバー角度θ(横軸)とトグルバネ1に発生するトルクT(縦軸)との関係を示す図におけるB点でのトルクTの最大値よりも小さい。従って、図5に示すB点からD点にかけてハンドルの操作力は従来技術の開閉器の開閉操作装置よりも小さくなり、作業者の負担が少なくなる。
ハンドルをさらに開路方向に回転させると、大バネ25と中バネ24とによる合成されたトルクTは減少して行き、トグル機構の死点であるE点(駆動レバートグルレバー角度θが0度)に達すると、大バネ25と中バネ24とによって発生するトルクTはそれぞれ零と成り、大バネ25と中バネ24とによる合成されたトルクTも零と成る。
そしてハンドルをさらに開路方向に回転させて、死点であるE点を越えると、トグルバネ31の蓄積エネルギが一気に開放されることによって、開路操作時の操作スピードが得られる。
トグル機構の死点であるE点を少し越えると、大バネ25と中バネ24とによる合成されたトルクTは接点を動かすトルクになるが、このときの大バネ25と中バネ24とによる合成されたトルクTは、後述する点FのトルクTの最大値よりもかなり小さい。そのために、固定接点11と可動接点12との間の摩擦力によって、固定接点11と可動接点12とはすぐには開放されない。
その後、トグルバネ31の蓄積エネルギによってトグルレバー14が駆動軸16を時計方向に回転して点F(駆動レバートグルレバー角度θが例えば6度)に達すると、固定接点11と可動接点12との間の摩擦力よりも大バネ25と中バネ24とによる合成されたトルクTの方が大きくなって接点の開放が開始される。このとき中バネ24によって発生するトルクTは最大値であるので、大バネ25と中バネ24とによる合成されたトルクTは最大値となる。
その後、トグルバネ31の蓄積エネルギによって駆動レバー13が駆動軸16を反時計方向に回転し、トグルレバー14が駆動軸16を時計方向に回転すると、中バネ24によって発生するトルクTは減少し始め、大バネ25によって発生するトルクTは増加し続け、その後トグルレバー14は第2ストッパ20に当接して停止する。
その後、トグルバネ31の蓄積エネルギによって駆動レバー13が駆動軸16を反時計方向に回転してG点(駆動レバートグルレバー角度θが例えば20度)に達すると、中バネ24の伸びが停止して中バネ24によって発生するトルクTが零となる。一方、大バネ25によって発生するトルクTは増加し続けている。
その後、トグルバネ31の蓄積エネルギによって駆動レバー13が駆動軸16を反時計方向に回転してH点(駆動レバートグルレバー角度θが例えば30度)に達すると、大バネ25によって発生するトルクTが最大値となる。
その後、トグルバネ31の蓄積エネルギによって駆動レバー13が駆動軸16を反時計方向に回転すると、大バネ25は伸び続けて大バネ25によって発生するトルクTは減少し始める。
その後、トグルバネ31の蓄積エネルギによって駆動レバー13が駆動軸16を反時計方向に回転してI点(駆動レバートグルレバー角度θが例えば50度)に達すると、駆動レバー13のストッパ当接部13dは第1ストッパ19に当接して停止して、接点の開路動作が完了する。
本発明の実施の形態2の開閉器の開閉操作装置の接点の閉路動作を行うときのトグルバネ31の動作は、上述した接点の開路動作を行うときのトグルバネ31の動作の逆の動作であるので説明を省略する。
この結果、本発明の実施の形態2の開閉器の開閉操作装置は、中バネ24の圧縮の開始を大バネ25よりも遅らせて、接点の動作開始時にトグルバネ31の大バネ25と中バネ24とによる合成トルクが最大値となるようにしている。そのために、トグル機構が大型化せず、ハンドルの操作力を小さくできる。また、ハンドルの操作力を小さくするために、ハンドルを長くする必要がない。
また、本発明の実施の形態2の開閉器の開閉操作装置は、図5に示した死点であるE点の前後で作業者がハンドルから手を離すことがあっても、死点前後の大バネ25と中バネ24とによる合成トルクが大きいので、ハンドルはこの大きなトルクによって接点の「入」又は「切」のどちらかの方向へ動作する。そのために、ハンドルが途中で停止することを防止できる。
また、本発明の実施の形態2の開閉器の開閉操作装置は、ハンドルやトグル機構にかかる負荷を低減でき、ハンドルやトグル機構の強度を小さくできるので、ハンドルやトグル機構を小型化することができ、開閉器の開閉操作装置の小型化を図ることができる。
1 トグルバネ
2 バネ軸
2a バネ軸の一端
2b バネ軸の他端
3 第1バネ受けピン
4 第2バネ受けピン
4a 第2バネ受けピンの貫通孔
5 内バネ
5a 内バネの一端
5b 内バネの他端
6 外バネ
6a 外バネの一端
6b 外バネの他端
11 固定接点
12 可動接点
13 駆動レバー
13a 駆動レバーの一端
13b 駆動レバーの他端
13c 駆動レバーの角部
13d 駆動レバーのストッパ当接部
14 トグルレバー
14a トグルレバーの一端
14b トグルレバーの他端
15 トグルバネ
15a トグルバネの一端
15b トグルバネの他端
16 駆動軸
17 第1バネ受けピン
18 第2バネ受けピン
18a 第2バネ受けピンの貫通孔
19 第1ストッパ
20 第2ストッパ
21 バネ軸
21a バネ軸の一端
21b バネ軸の他端
22 ワッシャ
23 小バネ
23a 小バネの一端
23b 小バネの他端
24 中バネ
24a 中バネの一端
24b 中バネの他端
25 大バネ
25a 大バネの一端
25b 大バネの他端
31 トグルバネ
32 中バネ圧縮遅延筒
32a 中バネ圧縮遅延筒の一端
32b 中バネ圧縮遅延筒の他端
T トルク
θ 駆動レバートグルレバー角度

Claims (4)

  1. 固定接点と、
    前記固定接点に接触する可動接点と、
    駆動軸と、
    L字状に形成されて、角部が前記駆動軸に回転自在に取り付けられ、一端が前記可動接点に取り付けられた駆動レバーと、
    一端が前記駆動軸に回転自在に取り付けられているトグルレバーと、
    前記駆動レバーの他端に取り付けられた第1バネ受けピンと、
    前記トグルレバーの他端に取り付けられた第2バネ受けピンと、
    一端が前記第2バネ受けピンに取り付けられ、他端が前記第1バネ受けピンに取り付けられたトグルバネとを備え、
    前記駆動レバーと前記トグルレバーと前記トグルバネとによってトグル機構が構成された開閉器の開閉操作装置において、
    前記トグルバネが、一端が前記第1バネ受けピンに固定され、他端が前記第2バネ受けピンに形成された貫通孔を貫通するバネ軸と、
    前記バネ軸の周りに取り付けられて、一端が前記第1バネ受けピンに接する中バネと、
    前記バネ軸の周りに取り付けられて、前記中バネの他端と前記第2バネ受けピンとの間に設けられた中バネ圧縮遅延手段と、
    前記中バネと前記中バネ圧縮遅延手段との外側に位置して、一端が前記第1バネ受けピンに接して、他端が前記第2バネ受けピンに接する大バネとを備え、
    前記トグルレバーが回転して前記駆動レバーと前記トグルレバーとによって前記トグルバネが圧縮されるとき、前記大バネが圧縮を開始して、その後前記中バネが圧縮を開始することを特徴とする開閉器の開閉操作装置。
  2. 請求項1記載の中バネ圧縮遅延手段が、前記バネ軸の周りに取り付けられて、一端が前記中バネの他端と接して、他端が前記第2バネ受けピンに接する小バネであり、
    前記トグルレバーが回転して前記駆動レバーと前記トグルレバーとによって前記トグルバネが圧縮されるとき、前記大バネと前記小バネとが圧縮を開始して、その後前記中バネが圧縮を開始することを特徴とする開閉器の開閉操作装置。
  3. 前記トグルレバーが回転して前記駆動レバーと前記トグルレバーとによって前記トグルバネが圧縮されるとき、前記大バネと前記小バネとが圧縮されて、前記小バネが完全に圧縮された後に前記中バネが圧縮を開始することを特徴とする請求項2記載の開閉器の開閉操作装置。
  4. 請求項1記載の中バネ圧縮遅延手段が、軸心部を前記バネ軸が貫通し、前記トグルバネが圧縮される前は軸心方向の長さが前記中バネの他端と前記第2バネ受けピンとの間の距離よりも予め定めた長さだけ短く、円柱状に形成された中バネ圧縮遅延筒であり、
    前記トグルレバーが回転して前記駆動レバーと前記トグルレバーとによって前記トグルバネが圧縮されるとき、前記大バネが圧縮を開始した後に、前記中バネ圧縮遅延筒の一端が前記中バネの他端に接して、かつ前記中バネ圧縮遅延筒の他端が前記第2バネ受けピンに接したときに、前記中バネが圧縮を開始することを特徴とする開閉器の開閉操作装置。
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