JP2014160634A - 開閉器の開閉操作装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】駆動レバー13とトグルレバー14とトグルバネ15とによってトグル機構が構成された開閉器の開閉操作装置において、トグルバネ15のバネ軸の一端21aが第1バネ受けピン17に固定され、バネ軸の他端21bが第2バネ受けピン18に形成された貫通孔18aを貫通する。中バネ24がバネ軸21の周りに取り付けられて、中バネの一端24aが第1バネ受けピン17に接する。小バネ23がバネ軸21の周りに取り付けられて、小バネの一端23aが中バネの他端24bと接して、小バネの他端23bが第2バネ受けピン18に接する。大バネ25が中バネ24と小バネ23との外側に位置している。この結果、ハンドルを長くしなくてもハンドルの操作力を低減することができる。
【選択図】図2
Description
固定接点と、
前記固定接点に接触する可動接点と、
駆動軸と、
L字状に形成されて、角部が前記駆動軸に回転自在に取り付けられ、一端が前記可動接点に取り付けられた駆動レバーと、
一端が前記駆動軸に回転自在に取り付けられているトグルレバーと、
前記駆動レバーの他端に取り付けられた第1バネ受けピンと、
前記トグルレバーの他端に取り付けられた第2バネ受けピンと、
一端が前記第2バネ受けピンに取り付けられ、他端が前記第1バネ受けピンに取り付けられたトグルバネとを備え、
前記駆動レバーと前記トグルレバーと前記トグルバネとによってトグル機構が構成された開閉器の開閉操作装置において、
前記トグルバネが、一端が前記第1バネ受けピンに固定され、他端が前記第2バネ受けピンに形成された貫通孔を貫通するバネ軸と、
前記バネ軸の周りに取り付けられて、一端が前記第1バネ受けピンに接する中バネと、
前記バネ軸の周りに取り付けられて、前記中バネの他端と前記第2バネ受けピンとの間に設けられた中バネ圧縮遅延手段と、
前記中バネと前記中バネ圧縮遅延手段との外側に位置して、一端が前記第1バネ受けピンに接して、他端が前記第2バネ受けピンに接する大バネとを備え、
前記トグルレバーが回転して前記駆動レバーと前記トグルレバーとによって前記トグルバネが圧縮されるとき、前記大バネが圧縮を開始して、その後前記中バネが圧縮を開始することを特徴とする開閉器の開閉操作装置である。
請求項1記載の中バネ圧縮遅延手段が、前記バネ軸の周りに取り付けられて、一端が前記中バネの他端と接して、他端が前記第2バネ受けピンに接する小バネであり、
前記トグルレバーが回転して前記駆動レバーと前記トグルレバーとによって前記トグルバネが圧縮されるとき、前記大バネと前記小バネとが圧縮を開始して、その後前記中バネが圧縮を開始することを特徴とする開閉器の開閉操作装置である。
前記トグルレバーが回転して前記駆動レバーと前記トグルレバーとによって前記トグルバネが圧縮されるとき、前記大バネと前記小バネとが圧縮されて、前記小バネが完全に圧縮された後に前記中バネが圧縮を開始することを特徴とする請求項2記載の開閉器の開閉操作装置である。
請求項1記載の中バネ圧縮遅延手段が、軸心部を前記バネ軸が貫通し、前記トグルバネが圧縮される前は軸心方向の長さが前記中バネの他端と前記第2バネ受けピンとの間の距離よりも予め定めた長さだけ短く、円柱状に形成された中バネ圧縮遅延筒であり、
前記トグルレバーが回転して前記駆動レバーと前記トグルレバーとによって前記トグルバネが圧縮されるとき、前記大バネが圧縮を開始した後に、前記中バネ圧縮遅延筒の一端が前記中バネの他端に接して、かつ前記中バネ圧縮遅延筒の他端が前記第2バネ受けピンに接したときに、前記中バネが圧縮を開始することを特徴とする開閉器の開閉操作装置である。
発明の実施の形態を実施例に基づき図面を参照して説明する。図1は、本発明の実施の形態1の開閉器の開閉操作装置の動作を説明するための図である。同図において、開閉器の開閉操作装置は、固定接点11に可動接点12を接触させることによって、閉路状態を維持するようになっている。開閉器を操作する場合には、閉路操作時と開路操作時に所定の操作スピードが要求される。そのために、駆動レバー13とトグルレバー14とトグルバネ15とによってトグル機構が構成されている。
本発明の実施の形態2の開閉器の開閉操作装置の動作は、図1を参照して上述した本発明の実施の形態1の開閉器の開閉操作装置の動作と同様であるので説明を省略する。図4は、本発明の実施の形態2の開閉器の開閉操作装置のトグルバネ31の断面図である。同図において、トグルバネ31の大バネ25及び中バネ24は金属で形成されていて、コイルの外径及びバネ力は、大バネ25>中バネ24の関係又は中バネ24≧大バネ25の関係になるように形成されている。金属で形成されて円柱状に形成された中バネ圧縮遅延筒32がバネ軸21の周りに取り付けられて、中バネ圧縮遅延筒32が、中バネの他端24bに取り付けられたワッシャ22と第2バネ受けピン18との間との間に設けられている。トグルバネ31が圧縮される前は、中バネ圧縮遅延筒32の軸心方向の長さが中バネの他端24bに取り付けられたワッシャ22と第2バネ受けピン18との間の距離よりも予め定めた長さだけ短い。中バネ圧縮遅延筒32の軸心方向の長さは、トグルレバー14が回転して駆動レバー13とトグルレバー14とによってトグルバネ31が圧縮されるとき、大バネ25が圧縮を開始した後に、中バネ圧縮遅延筒の一端32aが中バネの他端24bに取り付けられたワッシャ22に接して、かつ中バネ圧縮遅延筒の他端32bが第2バネ受けピン18に接したときに、中バネ24が圧縮を開始するように決定される。大バネ25が中バネ24及び中バネ圧縮遅延筒32の外側に位置している。
2 バネ軸
2a バネ軸の一端
2b バネ軸の他端
3 第1バネ受けピン
4 第2バネ受けピン
4a 第2バネ受けピンの貫通孔
5 内バネ
5a 内バネの一端
5b 内バネの他端
6 外バネ
6a 外バネの一端
6b 外バネの他端
11 固定接点
12 可動接点
13 駆動レバー
13a 駆動レバーの一端
13b 駆動レバーの他端
13c 駆動レバーの角部
13d 駆動レバーのストッパ当接部
14 トグルレバー
14a トグルレバーの一端
14b トグルレバーの他端
15 トグルバネ
15a トグルバネの一端
15b トグルバネの他端
16 駆動軸
17 第1バネ受けピン
18 第2バネ受けピン
18a 第2バネ受けピンの貫通孔
19 第1ストッパ
20 第2ストッパ
21 バネ軸
21a バネ軸の一端
21b バネ軸の他端
22 ワッシャ
23 小バネ
23a 小バネの一端
23b 小バネの他端
24 中バネ
24a 中バネの一端
24b 中バネの他端
25 大バネ
25a 大バネの一端
25b 大バネの他端
31 トグルバネ
32 中バネ圧縮遅延筒
32a 中バネ圧縮遅延筒の一端
32b 中バネ圧縮遅延筒の他端
T トルク
θ 駆動レバートグルレバー角度
Claims (4)
- 固定接点と、
前記固定接点に接触する可動接点と、
駆動軸と、
L字状に形成されて、角部が前記駆動軸に回転自在に取り付けられ、一端が前記可動接点に取り付けられた駆動レバーと、
一端が前記駆動軸に回転自在に取り付けられているトグルレバーと、
前記駆動レバーの他端に取り付けられた第1バネ受けピンと、
前記トグルレバーの他端に取り付けられた第2バネ受けピンと、
一端が前記第2バネ受けピンに取り付けられ、他端が前記第1バネ受けピンに取り付けられたトグルバネとを備え、
前記駆動レバーと前記トグルレバーと前記トグルバネとによってトグル機構が構成された開閉器の開閉操作装置において、
前記トグルバネが、一端が前記第1バネ受けピンに固定され、他端が前記第2バネ受けピンに形成された貫通孔を貫通するバネ軸と、
前記バネ軸の周りに取り付けられて、一端が前記第1バネ受けピンに接する中バネと、
前記バネ軸の周りに取り付けられて、前記中バネの他端と前記第2バネ受けピンとの間に設けられた中バネ圧縮遅延手段と、
前記中バネと前記中バネ圧縮遅延手段との外側に位置して、一端が前記第1バネ受けピンに接して、他端が前記第2バネ受けピンに接する大バネとを備え、
前記トグルレバーが回転して前記駆動レバーと前記トグルレバーとによって前記トグルバネが圧縮されるとき、前記大バネが圧縮を開始して、その後前記中バネが圧縮を開始することを特徴とする開閉器の開閉操作装置。 - 請求項1記載の中バネ圧縮遅延手段が、前記バネ軸の周りに取り付けられて、一端が前記中バネの他端と接して、他端が前記第2バネ受けピンに接する小バネであり、
前記トグルレバーが回転して前記駆動レバーと前記トグルレバーとによって前記トグルバネが圧縮されるとき、前記大バネと前記小バネとが圧縮を開始して、その後前記中バネが圧縮を開始することを特徴とする開閉器の開閉操作装置。 - 前記トグルレバーが回転して前記駆動レバーと前記トグルレバーとによって前記トグルバネが圧縮されるとき、前記大バネと前記小バネとが圧縮されて、前記小バネが完全に圧縮された後に前記中バネが圧縮を開始することを特徴とする請求項2記載の開閉器の開閉操作装置。
- 請求項1記載の中バネ圧縮遅延手段が、軸心部を前記バネ軸が貫通し、前記トグルバネが圧縮される前は軸心方向の長さが前記中バネの他端と前記第2バネ受けピンとの間の距離よりも予め定めた長さだけ短く、円柱状に形成された中バネ圧縮遅延筒であり、
前記トグルレバーが回転して前記駆動レバーと前記トグルレバーとによって前記トグルバネが圧縮されるとき、前記大バネが圧縮を開始した後に、前記中バネ圧縮遅延筒の一端が前記中バネの他端に接して、かつ前記中バネ圧縮遅延筒の他端が前記第2バネ受けピンに接したときに、前記中バネが圧縮を開始することを特徴とする開閉器の開閉操作装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2013055319A JP6165473B2 (ja) | 2013-01-23 | 2013-03-18 | 開閉器の開閉操作装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013009714 | 2013-01-23 | ||
JP2013009714 | 2013-01-23 | ||
JP2013055319A JP6165473B2 (ja) | 2013-01-23 | 2013-03-18 | 開閉器の開閉操作装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP6165473B2 JP6165473B2 (ja) | 2017-07-19 |
Family
ID=51612179
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013055319A Active JP6165473B2 (ja) | 2013-01-23 | 2013-03-18 | 開閉器の開閉操作装置 |
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JP (1) | JP6165473B2 (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63218112A (ja) * | 1987-03-06 | 1988-09-12 | 株式会社東芝 | 開閉器用操作装置 |
JPH0298428U (ja) * | 1989-01-20 | 1990-08-06 | ||
JPH09147701A (ja) * | 1995-11-22 | 1997-06-06 | Mitsubishi Electric Corp | 真空開閉装置 |
-
2013
- 2013-03-18 JP JP2013055319A patent/JP6165473B2/ja active Active
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63218112A (ja) * | 1987-03-06 | 1988-09-12 | 株式会社東芝 | 開閉器用操作装置 |
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JPH09147701A (ja) * | 1995-11-22 | 1997-06-06 | Mitsubishi Electric Corp | 真空開閉装置 |
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JP6165473B2 (ja) | 2017-07-19 |
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