JP2014160030A - フローセンサ - Google Patents

フローセンサ Download PDF

Info

Publication number
JP2014160030A
JP2014160030A JP2013031194A JP2013031194A JP2014160030A JP 2014160030 A JP2014160030 A JP 2014160030A JP 2013031194 A JP2013031194 A JP 2013031194A JP 2013031194 A JP2013031194 A JP 2013031194A JP 2014160030 A JP2014160030 A JP 2014160030A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat conduction
conduction path
thermopile
insulating layer
covering material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2013031194A
Other languages
English (en)
Inventor
Mutsuo Daito
睦夫 大東
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2013031194A priority Critical patent/JP2014160030A/ja
Publication of JP2014160030A publication Critical patent/JP2014160030A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】絶縁層や被覆材による感度の劣化を抑制する。
【解決手段】絶縁層(11b)およびモールド樹脂(12)のいずれか少なくとも一方の内部において、熱伝導路(15)、熱伝導路(51)および突起部(52)のいずれか少なくとも一つを備える。
【選択図】図5

Description

本発明はフローセンサに関し、特にサーモパイル(複数の熱電対を連結した素子)を備えたフローセンサに関する。
従来、流体の流速または流量を測定するために、例えば、特許文献1に開示されたサーモパイルを備えたフローセンサが提案されている。以下、図8に基づき、この従来のフローセンサを用いて流体の流速などを測定する測定原理について説明する。図8は、従来のフローセンサ100の構造を模式的に示す図であり、図8(a)は、フローセンサ100の上面図であり、図8(b)は、図8(a)に示すフローセンサ100のA−A断面を示す縦断面図である。
まず、流体の流速がほぼ0の場合、ヒータ61による加熱により、ヒータ61周辺の流体の温度は周囲よりも上昇する。このため、ヒータ61を熱源として、同熱源からの距離が大きくなる程、温度が低下する温度分布が形成される。このときの(フローセンサ100の縦断面の面内方向の)温度分布は、熱源の周囲のコンダクタンスにもよるが、熱源の位置を基準とする対称的な温度分布となる(不図示)。
一方、図8(b)に示すように、白抜き矢印の方向に流体の流れがある場合、ヒータ61周辺の温度分布は、流体の流れの下流側、すなわち、サーモパイル63の側に偏る。このため、サーモパイル62では流体が流動していない状態よりも低い温度が検出され、サーモパイル63では流体が流動していない状態よりも高い温度が検出される。このように、サーモパイル62およびサーモパイル63によって検出された温度の差分に基づいて流体の流速などを測定することができる。
特開2002−54963号公報(2002年2月20日公開)
しかしながら、上述のような従来技術には、サーモパイルを含むセンシング部を被覆する絶縁層やモールド樹脂などの被覆材の存在によりフローセンサの検出感度(以下、単に「感度」という)が劣化してしまうという問題点があった。
例えば、サーモパイルを含むセンシング部は、流体と近傍で接している必要がある。しかしながら、フローセンサでは、サーモパイルから出力される微小な信号を増幅するための増幅器や、該増幅器で増幅されたアナログ信号をデジタル信号に変換するためのA/D(アナログ/デジタル)変換器などをセンサIC(Integrated Circuit)に実装することが好ましい。このような増幅器やA/D変換器を実装するためにはメタル配線層とメタル配線層間を絶縁するための絶縁層を複数層設ける必要がある。また、これらの絶縁層は、通常二酸化ケイ素で構成されるため、熱伝導率が小さい。このため、流体の流れによる表面の温度分布による温度差がサーモパイルまで到達する前に上記の各絶縁層で拡散されてしまい、サーモパイルの両端間(温接点群Srgおよび冷接点群Sog間)で温度差を検出できなくなってしまう可能性がある。また、その結果、フローセンサの感度が劣化してしまうという問題点に繋がる。
一方、センシング部を含むセンサICは、通常、モールド樹脂などの被覆材で被覆されることが多いが、このように、センサICをモールド樹脂で被覆する場合にも、モールド樹脂の熱伝導率が小さいため、上記絶縁層の場合と同様にフローセンサの感度が劣化してしまうという問題点が生じる。
本発明は、上記の問題点に鑑みて為されたものであり、その目的は、絶縁層や被覆材による感度の劣化を抑制することができるフローセンサを提供することにある。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係るフローセンサは、基板上に形成されたセンサ回路のセンシング部に、少なくとも一つのサーモパイルが設けられたフローセンサであって、絶縁層および被覆材のいずれか少なくとも一方と、上記絶縁層および上記被覆材のいずれか少なくとも一方よりも熱伝導率が高く、上記絶縁層および上記被覆材のいずれか少なくとも一方の内部において、上記基板の基板面方向に対して垂直方向に延在する少なくとも一つの熱伝導路と、を備え、上記熱伝導路の一端は、上記サーモパイルの近傍に配置されていることを特徴とする。
本発明の一態様によれば、絶縁層や被覆材による感度の劣化を抑制するという効果を奏する。
本発明の実施形態1に係るフローセンサの構造を示す縦断面図である。 本発明の実施形態2に係るフローセンサの構造を示す縦断面図である。 本発明の実施形態3に係るフローセンサの構造を示す縦断面図である。 本発明の実施形態4に係るフローセンサの構造を示す縦断面図である。 本発明の実施形態5に係るフローセンサの構造を示す縦断面図である。 上記の実施形態1〜5に係るフローセンサの縦断面の概略図および上面図である。 本発明の実施形態6に係る、上記図1、2、3および5に示すフローセンサの熱伝導路の変形例を示す縦断面図である。 従来のフローセンサの構造を示す模式図であり、(a)は、従来のフローセンサの上面図であり、(b)は、(a)に示すフローセンサのA‐A断面を示す縦断面図である。
本発明の実施の形態について図1〜図7に基づいて説明すれば以下のとおりである。以下の特定の実施形態で説明する構成以外の構成については、必要に応じて説明を省略する場合があるが、他の実施形態で説明されている場合は、その構成と同じである。
また、説明の便宜上、各実施形態に示した部材と同一の機能を有する部材については、同一の符号を付し、適宜その説明を省略する。さらに、各図面に記載した構成の形状、ならびに、長さ、大きさおよび幅などの寸法は、実際の形状や寸法を反映させたものではなく、図面の明瞭化と簡略化のために適宜に変更している。
〔実施形態1〕
図1は、本発明の実施形態1に係るフローセンサ10aの縦断面の構造を示す縦断面図である。同図に示すように、フローセンサ10aは、センサIC(センサ回路)11、モールド樹脂(被覆材)12、サーモパイル13、ヒータ14、熱伝導路15、基板16、およびボンディングワイヤ17を備える。なお、本実施形態のフローセンサ10aでは、基板面方向に対して垂直方向に、基板16、センサIC11、モールド樹脂12が、この順で配置されている。なお、以下の図面に基づく説明では、流体の流動が無い場合も含め、同図の矢印で示す基板面方向に対して左側を「上流側」、右側を「下流側」と称する。
<センサIC11>
センサIC11は、温度差センサとしてのサーモパイル13や、熱を発生させるヒータ14を備え、フローセンサ10aの動作を制御するための制御回路(不図示)や、後述する増幅器およびA/D変換器など(不図示)が実装される集積回路である。基板16上の配線(不図示)と、センサIC11の回路(不図示)とは、ボンディングワイヤ17を用いて電気的に接続されている。ボンディングワイヤ17の構成材料としては、例えば、金を用いることができるが、これに限定されない。また、基板16の構成材料としては、任意の材料を用いることができる。
<絶縁層11a>
次に、同図に示すように、センサIC11は、モールド樹脂12に近い側から基板16に近い側に向けて、絶縁層11aおよびセンシング部11bが、この順で配置されている。絶縁層11aは、センサIC11のセンシング部11bに対して基板16の側と反対側に形成された絶縁体などからなる層である。上記のように、センサIC11には、サーモパイル13から出力される微小な信号を増幅するための増幅器や、該増幅器で増幅されたアナログ信号をデジタル信号に変換するA/D変換器などを実装することが好ましい。しかしながら、上記の増幅器やA/D変換器などを実装する場合、メタル(配線)層〔金属層;通常はアルミニウム(237W/mK程度)または銅(386W/mK程度)で構成されるが、これに限定されない〕と、メタル配線層間を絶縁するための絶縁層などが複数層必要になる。例えば、本実施形態のセンサIC11では、絶縁層11aを単に絶縁層と称しているが、実際には、複数の絶縁層、ポリシリコン層、およびメタル配線層などの多数の層からなる多層構造(不図示)を想定している。
<センシング部11b>
センシング部11bの基板16の側と反対側の表面の近傍には、サーモパイル13、および、ヒータ14のそれぞれが形成(配置)されている。ここで、図6は、フローセンサ10a(または、後述するフローセンサ10b〜10e)の上面の構造を示す上面図、および、上記各フローセンサの縦断面の概略図である。同図に示すように、本実施形態のサーモパイル13およびヒータ14は、実際は、それぞれ、矩形形状のセンシング部11aの4つの各辺に形成されている。ここでは、紙面に対して、左側、右側、上側、下側の4つのサーモパイル13を区別して、サーモパイル13u、サーモパイル13d、サーモパイル13a、サーモパイル13bと記載している。また、同様に、左側、右側、上側、下側の4つのヒータ14を区別して、ヒータ14u、ヒータ14d、ヒータ14a、ヒータ14bと記載している。
これらのヒータで周囲の空気を暖めることにより、モールド樹脂12の表面SUF2上に、流体の流速に応じた温度差(温度分布TD)が生じる。これにより、流体の流れFに平行に延在するサーモパイル13a(またはサーモパイル13b)の両端の起電力に差が生じ、この起電力の差を測定することにより、フローセンサ10aは流体の流速を測定できる。また、流体の流れFに垂直に延在するサーモパイル13uおよびサーモパイル13dの各起電力の差も測定することにより、フローセンサ10aは、流体の流動方向も測定することができる。
なお、図1に示す温度分布TDは、説明の便宜上、温度分布の様子を模式的に示したものであり、現実の温度分布を反映させたものではない。
なお、本実施形態では、サーモパイル13およびヒータ14がそれぞれ4つずつ存在する形態を示している。しかしながら、本発明の初期の効果は、理論上は、サーモパイル13(および/またはヒータ14)が少なくとも一つ存在していれば達成される。
次に、サーモパイル13は、冷接点と温接点とを有する複数の熱電対からなる熱電対群で構成される。冷接点と温接点とで検出される温度差により熱電対は起電力を生じる。このため、サーモパイル13は、複数の冷接点からなる冷接点群と、複数の温接点からなる温接点群とを有しており、冷接点群と温接点群とで検出される温度差が大きくなる程、大きな起電力が発生する熱‐起電力変換素子(温度差センサ)となっている。すなわち、サーモパイル13は、複数の熱電対の集合体であり、熱電対の数を増加させることで発生する起電力の大きさを大きくしている。
ヒータ14は、熱を発生する素子であり、モールド樹脂12の表面SUF2に上記の温度分布TDによる温度差を作り出すためのものである。ヒータ14から発生した熱は、モールド樹脂12のセンサIC11の側と反対側の表面SUF2まで伝導し、流体は表面SUF2から熱を受け取り、温度分布TDが形成される。
本実施形態では、4つのヒータ14は、4つのサーモパイル13で囲まれた領域の内側に配置されている。また、図6に示すように、上下の各ヒータ間(ヒータ14aおよび14b)の中心の位置と、上下の各サーモパイル間(サーモパイル13aおよび13b)の中心の位置とはほぼ一致している。また、同様に、左右の各ヒータ間(ヒータ14uおよび14d)の中心の位置と、左右の各サーモパイル間(サーモパイル13uおよび13d)の中心の位置とはほぼ一致している。このため、上記中心の位置を対称点として、上下または左右のサーモパイルどうし、および、上下または左右のヒータどうしは、それぞれ点対称の位置関係にある。
<モールド樹脂12>
モールド樹脂12は、センサIC11の基板16の側と反対側の表面SUF1を被覆する樹脂である。モールド樹脂としては、例えば、エポキシ樹脂、アクリル樹脂、シリコーン系樹脂等が挙げられるが、これらに限定されない。シリコーン系樹脂としては、例えばシリコーン樹脂、エポキシ系シリコーン樹脂、フェニル系シリコーン樹脂などが挙げられる。
<熱伝導路15>
熱伝導路15は、モールド樹脂12の表面SUF2(または絶縁層11bの表面SU1)の温度分布TDによる温度差をサーモパイル13に効率的に伝導するための手段である。図6に示すように、本実施形態では、熱伝導路15は、矩形形状のセンシング部11aの4つの角の近傍のそれぞれに配置されており、図6では、肥左上側、右上側、左下側、右下側の4つの熱伝導路を区別して、それぞれ、熱伝導路15au、熱伝導路15ad、熱伝導路15bu、熱伝導路15bdと記載している。
上記の絶縁層11aに含まれる絶縁層は、二酸化ケイ素で形成され、その熱伝導率は1.1W/mK程度と小さい。このため、図1に示す流体の流れFによるモールド樹脂12の表面の温度分布TDによる基板面方向の温度差は、サーモパイル13まで到達する前に拡散されてしまう。そこで、本実施形態の絶縁層11aの内部においては、絶縁層11bよりも熱伝導率が高く、基板16の基板面方向に対して垂直方向に延在する4つの熱伝導路15を形成している。また、熱伝導路15の一端(上記垂直方向の下側)は、サーモパイル13の近傍に配置している。一方、熱伝導路15の他端(上記垂直方向の上側)は、センサIC11の基板16の側と反対側の表面SUF1の近傍まで延在させている。このため、このような熱伝導路15が存在しない構成と比較して、絶縁層11bの基板16の側と反対側の表面SUF1、または、モールド樹脂12の基板16(センサIC11)の側とは反対側の表面SUF2の温度分布による温度差がサーモパイル13に伝導し易くなる。
なお、本実施形態では、サーモパイル13の数が4つであるので、熱伝導路15の数も対応させて4つとしているが、サーモパイル13および熱伝導路15の数はこれに限定されない。例えば、サーモパイル13および熱伝導路15の数は、1〜3または5以上であっても良い。
<熱伝導路15の詳細>
図1の吹き出しの内部に示すように、本実施形態の熱伝導路15は、メタル層(金属層、別の金属層)15m_1〜メタル層(金属層、別の金属層)15m_T、ビア(接続部)15b_1〜ビア(接続部)15b_T−1、コンタクト(接続部)15c、拡散領域/ポリシリコン層15dpで構成されている。但し、Tは、2以上の整数である。
「ビア」は、接続部の一態様であり、メタル配線層(金属層)と別のメタル配線層(別の金属層)とを電気的に接続するための部材である。例えば、ビア15b_T−1は、メタル層15m_Tと図示しないメタル層15m_T−1とを接続している。
一方、「コンタクト」は、接続部の別の一態様であり、メタル配線層と拡散領域もしくはポリシリコン層などとを電気的に接続するための部材である。例えば、コンタクト15cは、メタル層15m_1と、拡散領域/ポリシリコン層15dpとを接続している。
本実施形態のビアまたはコンタクトの構成材料は、タングステンであり、その熱伝導率は173W/mK程度であるが、これに限定されない。例えば、ビアまたはコンタクトの構成材料は、少なくとも絶縁層11aよりも熱伝導率が高い導体であれば良い。これにより、絶縁層11bよりも熱伝導率が高い熱伝導路を実現することができる。このような熱伝導路15を形成することにより、温度分布TDによる温度差をサーモパイル13へ効率的に伝えられるようにしている。
なお、サーモパイル13は冷接点群と温接点群との両端の温度差に応じて電力を発生させるため、熱伝導路15はサーモパイル13の両端のそれぞれに配置することが好ましい(図7参照)。
<フローセンサ10aの効果>
上記のように、フローセンサ10aは、絶縁層11bの内部において基板16の基板面方向に対して垂直方向に延在する4つの熱伝導路15を備えている。また、これらの熱伝導路15の熱伝導率は、絶縁層11bよりも高い。さらに、熱伝導路15の一端は、サーモパイル13の近傍に配置されている。このため、このような熱伝導路15が存在しない構成と比較して、モールド樹脂12の表面SUF2(またはセンサIC11の表面SUF1)の温度分布による温度差がサーモパイル13に伝導し易くなる。
以上により、熱伝導路15を設けていない構成と比較して、絶縁層11bやモールド樹脂12による感度の劣化を抑制することができる。より具体的には、例えば、センサIC11に増幅器やA/D変換器を実装したり、または、センサIC11をモールド樹脂12で被覆したりしたとしても感度の劣化を抑えることができる。
〔実施形態2〕
図2は、本発明の実施形態2に係るフローセンサ10bの縦断面の構造を示す縦断面図である。
本実施形態のフローセンサ10bは、絶縁層11aの内部において、上記の熱伝導路15に加えて、さらに、基板16の基板面方向に対して垂直方向に延在する4つの熱伝導路21(本実施形態ではヒータの数4つに合せてヒータを合計4つ配置しているが、図2は縦断面図であるため、4つのうちの2つの熱伝導路が図示されていない)を備えている点が、実施形態1に係るフローセンサ10aと異なっている。また、熱伝導路21の一端(上記垂直方向の下側)は、ヒータ14の近傍に配置している。一方、熱伝導路21の他端(上記垂直方向の上側)は、センサIC11の基板16の側と反対側の表面SUF1の近傍まで延在させている。
このため、このような熱伝導路21が存在しない構成と比較して、ヒータ14から発生する熱が、モールド樹脂12の基板16(センサIC11)の側とは反対側の表面SUF2に伝導し易くなる。
なお、ヒータ14によって加熱したいのはモールド樹脂12に接触している流体であるが、流体の流れFによる温度分布TDを制御することができればサーモパイル13の両端に伝導される温度差を大きくすることができる。
しかしながら、熱伝導率の小さい絶縁層11bがあるとヒータ14の熱が拡散してしまい正確な位置に熱を伝導させることができない。よって、本実施形態のフローセンサ10bによれば、熱伝導路21によりモールド樹脂12の表面SUF2の近傍までヒータ14による熱を伝えることによって、流体の温度分布TDをより正確に制御できるようにしている。なお、熱伝導路21の構造の詳細については、熱伝導路15と同様であるので、ここでは、説明を省略する。
〔実施形態3〕
図3は、本発明の実施形態3に係るフローセンサ10cの縦断面の構造を示す縦断面図である。
本実施形態のフローセンサ10cは、パッケージ(被覆材;モールド樹脂12)を備え、センシング部11bと基板16との間に挿入され、パッケージのセンサIC11の側と反対側の表面SUF2と、センサIC11のパッケージの側の表面SUF1と、の間の距離(樹脂厚Lr)を調整するスペーサ18を備える点が、実施形態1および2に係るフローセンサ10aと異なっている。
被覆材としてのパッケージの熱伝導率は小さいため、樹脂厚Lrは小さいことが好ましい。そのためには、被覆材を薄く形成すれば良いが、既存のパッケージを使用できない場合、専用に治具を制作する必要があるため製造コストが高くなってしまう。また、増幅器やA/D変換器を別チップとして製造し、パッケージの内部に実装する場合、センシング部11bを含むセンサIC11のセンサ厚Lsは、増幅器やA/D変換器のチップよりも薄くなるため、樹脂厚Lrが大きくなってしまう場合がある。
しかしながら、本実施形態に係るフローセンサ10cによれば、センシング部11bと基板16との間にスペーサ18を挿入してセンサIC11を底上げすることにより、パッケージのセンサIC11の側と反対側の表面SUF2と、センサIC11のパッケージの側の面と、の間の距離(樹脂厚Lr)を小さくすることができる。
<スペーサ18の変形例>
スペーサ18の変形例として、スペーサ18を、実施形態2、4および5に係るフローセンサ10b、10dおよび10eのセンシング部11bと基板16との間にスペーサ18を挿入しても良い。これにより、本実施形態のフローセンサ10cのスペーサ18とほぼ同様の効果が得られる。
〔実施形態4〕
図4は、本発明の実施形態4に係るフローセンサ10dの縦断面の構造を示す縦断面図である。
本実施形態のフローセンサ10dは、絶縁層11aの内部に形成された熱伝導路15が、熱伝導路41に置換されている点が実施形態1に係るフローセンサ10aと異なっている。
図4の吹き出しの内部に示すように、本実施形態の熱伝導路41は、熱伝導性物質(熱伝導性領域)41mで構成されている。本実施形態の熱伝導路41は、絶縁層11bに形成した穴41h(または中空部)を、絶縁層11bよりも熱伝導率が高い熱伝導性物質41mで埋めることで形成することができる。穴41hは、ドリルによる穴開け、レーザー加工、またはエッチング加工などで形成される。これにより、絶縁層11bよりも熱伝導率が高い熱伝導路41を実現することができる。
また、熱伝導路41の一端(上記垂直方向に対して下側)は、サーモパイル13の近傍に配置している。一方、熱伝導路41の他端(上記垂直方向に対して上側)は、センサIC11の基板16の側と反対側の表面SUF1の近傍まで延在させている。このため、このような熱伝導路41が存在しない構成と比較して、絶縁層11bの基板16の側と反対側の表面SUF1、または、モールド樹脂12の基板16(センサIC11)の側とは反対側の表面SUF2の温度分布による温度差がサーモパイル13に伝導し易くなる。
センサIC11に上述した増幅器やA/D変換器などを実装しない場合においても、モールド樹脂12の表面の温度分布TDをサーモパイル13まで効率的に伝える必要がある。そのため、絶縁層11aに穴41hをあけ、その穴41hを熱伝導率の大きい熱伝導性物質41mで埋めることにより熱伝導路41を形成し、温度分布TDによる温度差をサーモパイル13へ効率的に伝えられるようにしている。
なお、本実施形態では、サーモパイル13の数が4つであるので、対応させて熱伝導路41の数も4つ(但し、図4では、2つの熱伝導路は図示されていない)としているが、サーモパイル13および熱伝導路41の数はこれに限定されない。例えば、サーモパイル13および熱伝導路41の数は1〜3または5以上であっても良い。また、サーモパイル13は冷接点群と温接点群との両端の温度差に応じて電力を発生させるため、熱伝導路41はサーモパイル13の両端のそれぞれに配置することが好ましい(図7参照)。
<熱伝導路41の変形例>
熱伝導路41の変形例として、実施形態2の熱伝導路15および/または熱伝導路21、実施形態3の熱伝導路15、後述する実施形態5の熱伝導路15を、熱伝導路41に置換しても良い。これにより、本実形態の熱伝導路41とほぼ同様の効果が得られる。
〔実施形態5〕
図5は、本発明の実施形態5に係るフローセンサ10eの縦断面の構造を示す縦断面図である。
本実施形態のフローセンサ10eは、モールド樹脂12の内部に、さらに4つの熱伝導路51と、4つの突起部52を形成した点(但し、図5では、2つの熱伝導路と2つの突起部が図示されていない;図6参照)が、実施形態1に係るフローセンサ10aと異なっている。
また、フローセンサ10eでは、サーモパイル13の直上において、基板16に近い方から、熱伝導路15、突起部52、および熱伝導路51が、それぞれ、この順で配置されている。よって、熱伝導路15、突起部52、および熱伝導路51を介して、温度分布TDによる温度差をサーモパイル13へ効率的に伝えることができる。このため、樹脂厚Lrが大きい場合でも、フローセンサ10eの感度の劣化をより抑制することができる。
モールド樹脂12のセンサIC11の側と反対側の表面SUF2と、センサIC11のモールド樹脂12の側の表面SUF1との間隔(樹脂厚Lr)は、狭くする方が好ましいが、耐久性等の問題でモールド樹脂12を薄くできない場合がある。そこで、本実施形態のフローセンサ10eでは、モールド樹脂12に穴51hをあけ、その穴51hを熱伝導率の大きい熱伝導性物質(熱伝導性領域)51mで埋めて熱伝導路51を形成することにより、温度分布TDによる温度差をサーモパイル13へ効率的に伝えられるようにしている。あるいは、センサIC11の表面SUF1に導電性を有するバンプ(突起電極)などの突起52をつけることによって、温度分布TDによる温度差をサーモパイル13へ効率的に伝えられるようにしている。
<熱伝導路51および突起部52の変形例>
熱伝導路51および突起部52の変形例として、実施形態2の熱伝導路21、の直上に、熱伝導路51および/または突起部52を設けても良い。これにより、ヒータ14の直上において、基板16に近い方から、熱伝導路21、突起部52、および熱伝導路51が、それぞれ、この順で配置される(不図示)。よって、熱伝導路21、突起部52、および熱伝導路51を介して、ヒータ14から発生する熱を、モールド樹脂12の表面SUF2へ効率的に伝えることができる。このため、樹脂厚Lrが大きい場合でも、フローセンサの感度の劣化をより抑制することができる。
また、本実施形態のフローセンサ10eのヒータ14の直上に、基板16に近い方から、実施形態2の熱伝導路21、本実施形態の突起部52、および、本実施形態の熱伝導路51を、それぞれ、この順で配置しても良い。これにより、フローセンサの感度の劣化をより抑制することができる。
〔実施形態6〕
図7は、本発明の実施形態6に係る、上記の実施形態1〜3、および5に係るフローセンサ10a〜10c,10eにおける熱伝導路15の変形例を示す。
図7に示すように、熱伝導路15を熱伝導路15Aおよび熱伝導路15Bに分離し、熱伝導路15Aおよび熱伝導路15Bのそれぞれの一端をサーモパイル13の冷接点群Sogの側(冷接点側)および温接点群Srgの側(温接点側)の両端の近傍に配置しても良い。これにより、熱伝導路15を、温接点側に直接熱を伝導する経路(熱伝導路15A)と、サーモパイル13の冷接点側に直接熱を伝導する経路(熱伝導路15B)と、に分離できるため、サーモパイル13の両端での感度をより向上させることができる。
<熱伝導路15A,15Bの変形例>
熱伝導路15A,15Bの変形例として、熱伝導路15A,15Bのそれぞれを、実施形態4の熱伝導路41で置換しても良い。これにより、熱伝導路15A,15Bを用いた場合とほぼ同様の効果が得られる。
また、熱伝導路15A,15Bのいずれか少なくとも一方の直上に、実施形態5の熱伝導路51および突起部52を配置しても良い。これにより、実施形態5のフローセンサ10eと比較して、さらに、フローセンサの感度の劣化を抑制することができる。
〔まとめ〕
本発明の態様1に係るフローセンサは、基板上に形成されたセンサ回路のセンシング部に、少なくとも一つのサーモパイルが設けられたフローセンサであって、絶縁層および被覆材のいずれか少なくとも一方と、上記絶縁層および上記被覆材のいずれか少なくとも一方よりも熱伝導率が高く、上記絶縁層および上記被覆材のいずれか少なくとも一方の内部において、上記基板の基板面方向に対して垂直方向に延在する少なくとも一つの熱伝導路と、を備え、上記熱伝導路の一端は、上記サーモパイルの近傍に配置されている。
上記構成によれば、絶縁層および被覆材のいずれか少なくとも一方の内部において、基板の基板面方向に対して垂直方向に延在する少なくとも一つの熱伝導路を備えている。また、この熱伝導路の熱伝導率は、絶縁層および被覆材のいずれか少なくとも一方よりも高い。さらに、熱伝導路の一端は、サーモパイルの近傍に配置されている。このため、このような熱伝導路が存在しない構成と比較して、絶縁層および被覆材のいずれか少なくとも一方の基板の側と反対側の温度分布による温度差がサーモパイルに伝導し易くなる。
以上により、熱伝導路を設けていない構成と比較して、絶縁層や被覆材による感度の劣化を抑制することができる。より具体的には、センシング部を含むセンサ回路に増幅器やA/D変換器などを実装したり、または、センサ回路を被覆材で被覆したりしたとしても感度の劣化を抑えることができる。
また、本発明の態様2に係るフローセンサは、上記態様1において、上記熱伝導路は、上記絶縁層および上記被覆材のいずれか少なくとも一方よりも熱伝導率が高く、上記センサ回路の内部に形成された金属層と、上記センサ回路の内部に形成された別の金属層、拡散領域もしくはポリシリコン層と、を電気的に接続する接続部、または、上記絶縁層および上記被覆材のいずれか少なくとも一方よりも熱伝導率が高く、上記絶縁層および上記被覆材のいずれか少なくとも一方の内部に形成された熱伝導性領域、で構成されていても良い。
上記構成によれば、熱伝導路は、絶縁層および被覆材のいずれか少なくとも一方よりも熱伝導率が高い、接続部もしくは熱伝導性領域で構成されている。よって、絶縁層および/または被覆材よりも熱伝導率が高い熱伝導路を実現することができる。
「接続部」は、センサ回路の内部に形成された金属層と、センサ回路の内部に形成された別の金属層、拡散領域もしくはポリシリコン層と、を電気的に接続する部材などである。より具体的には、メタル配線層(金属層)と、別のメタル配線層(別の金属層)間を接続するビアや、メタル配線層と、拡散領域またはポリシリコン層間を接続するコンタクトなどである。
また、「熱伝導性領域」は、例えば、絶縁層および/または被覆材に形成した穴(または中空部)を、絶縁層および/または被覆材よりも熱伝導率が高い熱伝導性物質で埋めることで形成することができる。
また、本発明の態様3に係るフローセンサは、上記態様1または2において、上記少なくとも一つの熱伝導路が複数存在し、上記複数の熱伝導路のそれぞれの一端が、上記サーモパイルの両端の近傍に配置されていても良い。
上記構成によれば、複数の熱伝導路のそれぞれの一端は、サーモパイルの両端の近傍に配置されている。このため、熱伝導路を、サーモパイルの一端に直接熱を伝導する経路と、他端に直接熱を伝導する経路とに分離できるため、サーモパイルの両端での検出感度をより向上させることができる。
また、本発明の態様4に係るフローセンサは、上記態様1〜3において、熱を発生するヒータと、上記絶縁層および上記被覆材のいずれか少なくとも一方よりも熱伝導率が高く、上記絶縁層および上記被覆材のいずれか少なくとも一方の内部において、上記基板の基板面方向に対して垂直方向に延在する少なくとも一つの別の熱伝導路と、を備え、上記別の熱伝導路の一端は、上記ヒータの近傍に配置されていても良い。
上記構成によれば、ヒータと、絶縁層および被覆材のいずれか少なくとも一方の内部において、基板の基板面方向に対して垂直方向に延在する少なくとも一つの別の熱伝導路と、を備えている。また、別の熱伝導路の一端は、ヒータの近傍に配置されている。このため、ヒータから発生する熱が、絶縁層および被覆材のいずれか少なくとも一方の基板の側と反対側に伝導し易くなる。
以上により、このような別の熱伝導路を設けていない構成と比較して、絶縁層や被覆材による感度の劣化をより抑制することができる。
また、本発明の態様5に係るフローセンサは、上記態様1〜3において、上記被覆材としてのパッケージを備え、上記センシング部と上記基板との間に挿入され、上記被覆材の上記センサ回路の側と反対側の面と、上記センサ回路の上記被覆材の側の面と、の間の距離を調整するスペーサを備えていても良い。
被覆材としてのパッケージの熱伝導率は小さいため、被覆材のセンサ回路の側と反対側の面と、センサ回路の被覆材側の面と、の間の距離は小さいことが好ましい。そのためには、被覆材を薄く形成すれば良いが、既存のパッケージを使用できない場合、専用に治具を制作する必要があるため製造コストが高くなってしまう。また、増幅器やA/D変換器を別チップとして製造し、被覆材の内部に実装する場合、センシング部を含むセンサ回路は、増幅器やA/D変換器のチップよりも薄くなるため、被覆材のセンサ回路の側と反対側の面と、センサ回路の被覆材の側の面と、の間の距離が大きくなってしまう場合がある。
しかしながら、本発明の態様5に係る上記の構成によれば、センシング部と基板との間にスペーサを挿入してセンサ回路を底上げすることにより、被覆材のセンサ回路の側と反対側の面と、センサ回路の被覆材の側の面と、の間の距離を小さくすることができる。
〔付記事項〕
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
本発明は、流体の流動方向、流速または流量を測定するためのフローセンサ、および、該フローセンサを備えた流動方向測定装置、流速測定装置および流量測定装置などに利用することができる。
10a〜10e フローセンサ
11 センサIC(センサ回路)
11a 絶縁層
11b センシング部
12 モールド樹脂(被覆材)
13,13a,13b,13d,13u サーモパイル
14,14a,14b,14d,14u ヒータ
15,21,41,51 熱伝導路
15m_1〜15m_T,21m_1〜21m_T メタル層(金属層,別の金属層)
15b_1〜15b_T−1,21b_1〜21b_T−1, ビア(接続部)
15c,21c コンタクト(接続部)
15dp,21dp 拡散領域/ポリシリコン層
15A,15B 熱伝導路
15au,15ad,15bu,15bd 熱伝導路
16 基板
18 スペーサ
41m,51m 熱伝導性物質(熱伝導性領域)
52 突起部(熱伝導路)
Srg 温接点群
Sog 冷接点群

Claims (5)

  1. 基板上に形成されたセンサ回路のセンシング部に、少なくとも一つのサーモパイルが設けられたフローセンサであって、
    絶縁層および被覆材のいずれか少なくとも一方と、
    上記絶縁層および上記被覆材のいずれか少なくとも一方よりも熱伝導率が高く、上記絶縁層および上記被覆材のいずれか少なくとも一方の内部において、上記基板の基板面方向に対して垂直方向に延在する少なくとも一つの熱伝導路と、を備え、
    上記熱伝導路の一端は、上記サーモパイルの近傍に配置されていることを特徴とするフローセンサ。
  2. 上記熱伝導路は、
    上記絶縁層および上記被覆材のいずれか少なくとも一方よりも熱伝導率が高く、上記センサ回路の内部に形成された金属層と、上記センサ回路の内部に形成された別の金属層、拡散領域もしくはポリシリコン層と、を電気的に接続する接続部、または、
    上記絶縁層および上記被覆材のいずれか少なくとも一方よりも熱伝導率が高く、上記絶縁層および上記被覆材のいずれか少なくとも一方の内部に形成された熱伝導性領域、で構成されていることを特徴とする請求項1に記載のフローセンサ。
  3. 上記少なくとも一つの熱伝導路が複数存在し、
    上記複数の熱伝導路のそれぞれの一端が、上記サーモパイルの両端の近傍に配置されていることを特徴とする請求項1または2に記載のフローセンサ。
  4. 熱を発生するヒータと、
    上記絶縁層および上記被覆材のいずれか少なくとも一方よりも熱伝導率が高く、上記絶縁層および上記被覆材のいずれか少なくとも一方の内部において、上記基板の基板面方向に対して垂直方向に延在する少なくとも一つの別の熱伝導路と、を備え、
    上記別の熱伝導路の一端は、上記ヒータの近傍に配置されていることを特徴とする請求項1から3までのいずれか1項に記載のフローセンサ。
  5. 上記被覆材としてのパッケージを備え、
    上記センシング部と上記基板との間に挿入され、上記被覆材の上記センサ回路の側と反対側の面と、上記センサ回路の上記被覆材の側の面と、の間の距離を調整するスペーサを備えていることを特徴とする請求項1から4までのいずれか1項に記載のフローセンサ。
JP2013031194A 2013-02-20 2013-02-20 フローセンサ Pending JP2014160030A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013031194A JP2014160030A (ja) 2013-02-20 2013-02-20 フローセンサ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013031194A JP2014160030A (ja) 2013-02-20 2013-02-20 フローセンサ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2014160030A true JP2014160030A (ja) 2014-09-04

Family

ID=51611808

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013031194A Pending JP2014160030A (ja) 2013-02-20 2013-02-20 フローセンサ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2014160030A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4502256B2 (ja) 流量センサ
JP5210491B2 (ja) 熱式流量センサ
TWI557527B (zh) 具儲熱元件的微機電溫度控制系統
TWI408379B (zh) 導線架電流感應器
JP6467173B2 (ja) 接触燃焼式ガスセンサ
CN105745518A (zh) 内部温度传感器
JP2008157754A (ja) 熱式質量流量計
JP2011047868A (ja) 熱式湿度センサ
JP6398807B2 (ja) 温度差測定装置
US9810586B2 (en) Temperature sensor and thermal, flow measuring device
JP5056086B2 (ja) 熱式センサ
JP2009293986A (ja) 半導体装置
JP6398810B2 (ja) 内部温度測定装置及び温度差測定モジュール
JP6669957B2 (ja) 流量センサ
JP5710995B2 (ja) 半導体装置
JP2012189571A (ja) 半導体装置及びその製造方法
JP3589083B2 (ja) 感熱式フロ−センサ
TWI646672B (zh) 紅外線感測元件及其製造方法
JP2014160030A (ja) フローセンサ
JP6467172B2 (ja) 接触燃焼式ガスセンサ
JP7101899B2 (ja) Memsセンサおよびmemsセンサを動作させるための方法
JP6807005B2 (ja) 流量センサ
JP2008304293A (ja) 熱式センサ
JP2007333670A (ja) 熱式質量流量計
JP5628236B2 (ja) 熱式湿度センサ