JP2014159293A - パレット - Google Patents

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Susumu Kurosawa
進 黒沢
Tomokazu Kamashika
智教 鎌鹿
Toshihiro Segawa
勤弘 瀬川
Kazuya Nakao
一也 中尾
Ryohei Suzuki
良平 鈴木
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Abstract

【課題】荷重に対する強度を高める。
【解決手段】パレット10は、長さ方向Xに延在し厚さ方向Zに間隔をあけて配置された一対の板状部材11と、両板状部材11に挟み込まれた支柱部材12と、を有する基材13を備え、板状部材11の内面に凹凸部16が設けられ、支柱部材12には、厚さ方向Zに延在し、厚さ方向Zの両端部が両板状部材11それぞれの凹部14a内に各別に嵌合されるとともに、幅方向Yに間隔をあけて配置された一対の嵌合部17、18と、両嵌合部17、18を連結する連結部19と、が備えられ、連結部19は、両板状部材11の凹凸部16同士のうち、両嵌合部17、18の間に位置する中間部分における凸部15同士により厚さ方向Zに挟持され、連結部19における厚さ方向Zの両端部のうちの少なくとも一方には、凹凸部16の中間部分における凹部14b内に突出し、この凹部14bの底壁面に当接する突出片20が設けられている。
【選択図】図2

Description

本発明は、パレットに関する。
従来から、例えば下記特許文献1に示されるようなパレットが知られている。このパレットは、長さ方向に延在し、前記長さ方向に直交する厚さ方向に間隔をあけて配置された一対の板状部材と、これらの両板状部材に前記厚さ方向に挟み込まれた支柱部材と、を有する基材が、前記長さ方向および前記厚さ方向の両方向に直交する幅方向に間隔をあけて複数配置されて互いに連結されてなる。前記板状部材において前記厚さ方向の内側を向く内面には、前記長さ方向に延在する凹部および凸部が前記幅方向に交互に配置されてなる凹凸部が設けられている。前記支柱部材には、前記厚さ方向に延在し、前記厚さ方向の両端部が両板状部材それぞれの凹部内に各別に嵌合されるとともに、前記幅方向に間隔をあけて配置された一対の嵌合部と、これらの両嵌合部を連結する連結部と、が備えられている。前記連結部は、凹凸部同士のうち、両嵌合部の間に位置する中間部分における凸部同士により前記厚さ方向に挟持されている。
特許第3958553号公報
しかしながら、前記従来のパレットでは、前記厚さ方向の荷重に対する強度を高めることについて改善の余地があった。
本発明は、前述した事情に鑑みてなされたものであって、荷重に対する強度を高めることができるパレットを提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明は以下の手段を提案している。
本発明に係るパレットは、長さ方向に延在し、前記長さ方向に直交する厚さ方向に間隔をあけて配置された一対の板状部材と、これらの両板状部材に前記厚さ方向に挟み込まれた支柱部材と、を有する基材が、前記長さ方向および前記厚さ方向の両方向に直交する幅方向に間隔をあけて複数配置されて互いに連結されてなるパレットであって、前記板状部材において前記厚さ方向の内側を向く内面には、前記長さ方向に延在する凹部および凸部が前記幅方向に交互に配置されてなる凹凸部が設けられ、前記支柱部材には、前記厚さ方向に延在し、前記厚さ方向の両端部が前記両板状部材それぞれの前記凹部内に各別に嵌合されるとともに、前記幅方向に間隔をあけて配置された一対の嵌合部と、これらの両嵌合部を連結する連結部と、が備えられ、前記連結部は、前記両板状部材の前記凹凸部同士のうち、前記両嵌合部の間に位置する中間部分における前記凸部同士により前記厚さ方向に挟持され、前記連結部における前記厚さ方向の両端部のうちの少なくとも一方には、前記凹凸部の前記中間部分における前記凹部内に突出し、この凹部の底壁面に当接する突出片が設けられていることを特徴とする。
この発明によれば、連結部における前記厚さ方向の両端部のうちの少なくとも一方に、前記突出片が設けられているので、当該パレットに加えられた前記厚さ方向の荷重が各基材に作用したときに、板状部材の凹凸部の中間部分における凸部を、連結部における前記厚さ方向の端部により前記厚さ方向の内側から支持するだけでなく、この中間部分における凹部の底壁部を、突出片により前記厚さ方向の内側から支持することも可能になり、荷重に対する強度を高めることができる。
また当該パレットが、コンベヤ等の搬送手段により搬送されて前記幅方向にスライド移動するときには、非接触センサー等の検出手段により突出片を検出することにより、例えばパレットの有無やパレットの前記幅方向の位置などを高精度に判定することが可能になり、当該パレットの利便性を向上させることができる。
また、前記突出片は、前記連結部における前記厚さ方向の両端部に各別に設けられていてもよい。
この場合、突出片が、連結部における前記厚さ方向の両端部に各別に設けられているので、当該パレットに加えられた前記厚さ方向の荷重が各基材に作用したときに、連結部を、両板状部材における凹凸部の中間部分同士のうち、凸部同士の間で前記厚さ方向に突っ張らせるだけでなく、凹部の底壁面同士の間でも前記厚さ方向に突っ張らせることが可能になり、荷重に対する強度を一層高めることができる。
また突出片が、連結部における前記厚さ方向の両端部に各別に設けられているので、支柱部材と板状部材とを組み合わせるときに、突出片の有無について、支柱部材の前記厚さ方向の向きを考慮する必要が無く、当該パレットを簡便に製造することができる。
また、前記連結部は、前記長さ方向に間隔をあけて一対配置され、前記両嵌合部同士のうち、前記長さ方向の両端部同士を各別に連結していてもよい。
この場合、連結部が、両嵌合部同士のうち、前記長さ方向の両端部同士を各別に連結しているので、基材に作用した前記厚さ方向の荷重を、両連結部により、支柱部材において前記長手方向の両側に位置する各部分で受け止めることが可能になり、荷重に対する強度を一層高めることができる。
また、前記連結部の前記厚さ方向の端部には、前記突出片から前記長さ方向に突設され前記凹部の底壁面に固着される第1フランジ部、および、この端部において前記突出片を回避した部分から前記長さ方向に突設され前記凸部に固着される第2フランジ部のうち、少なくとも一方が設けられていてもよい。
この場合、連結部の前記厚さ方向の端部に、前記第1フランジ部および前記第2フランジ部のうちの少なくとも一方が設けられているので、支柱部材を板状部材に確実に固着することができる。
また、第1フランジ部および第2フランジ部の有無を適宜設計することで、板状部材に対する支柱部材の固着強度を容易に調整することが可能になり、例えば突出片を有さず、第1フランジ部を有し得ない支柱部材を備えるパレットに比べて、当該パレットを多彩な用途に適用し易くすることができる。
また、前記嵌合部および前記連結部は、表裏面が前記厚さ方向に沿って延在するとともに端面が前記厚さ方向を向く板材により形成されていてもよい。
この場合、嵌合部および連結部が、前記板材により形成されているので、例えば支柱部材が前記厚さ方向に延在する中実の棒材により形成されている場合に比べて、支柱部材を低コストで簡便に形成することができる一方、連結部が、前記厚さ方向の荷重を受け止め難くなっているため、前述のように突出片を有することにより奏功される作用効果、つまり荷重に対する強度を高めることができるという作用効果が顕著に奏功されることとなる。
本発明に係るパレットによれば、荷重に対する強度を高めることができる。
本発明の一実施形態に係るパレットの斜視図である。 図1に示すパレットの要部の分解斜視図である。 図1に示すパレットを構成する支柱部材を厚さ方向から見た上面図である。 図3に示す支柱部材を長さ方向から見た側面図である。 図3に示す支柱部材を幅方向から見た正面図である。 本発明の一変形例に係るパレットの要部の分解斜視図である。 図6に示すパレットを構成する支柱部材を長さ方向から見た側面図である。
以下、図面を参照し、本発明の一実施形態に係るパレットを説明する。
図1に示すように、パレット10は、長さ方向Xに延在し、前記長さ方向Xに直交する厚さ方向Zに間隔をあけて配置された一対の板状部材11と、これらの両板状部材11に前記厚さ方向Zに挟み込まれた支柱部材12と、を有する基材13が、前記長さ方向Xおよび前記厚さ方向Zの両方向に直交する幅方向Yに間隔をあけて複数配置されて互いに連結されてなる。このパレット10は、金属材料により形成された金属製パレットである。
各基材13は互いに同形同大に形成され、各基材13における両板状部材11も互いに同形同大に形成されている。また支柱部材12は、両板状部材11の間に、前記長さ方向Xに間隔をあけて複数配置されている。支柱部材12は、両板状部材11の間のうち、前記長さ方向Xの両端部と、前記長さ方向Xの中央部と、にそれぞれ配置されている。複数の支柱部材12もそれぞれ、互いに同形同大に形成されており、各支柱部材12は、前記長さ方向Xおよび前記厚さ方向Zに対称に形成されている。
図2に示すように、板状部材11は、表裏面が前記長さ方向Xに沿って延在するとともに端面が前記長さ方向Xを向く板体11aにより形成されている。板状部材11は、板体11aを、例えばフォーミング加工などにより屈曲することで形成されている。板体11aは、前記幅方向Yに延在しながら前記厚さ方向Zに交互に屈曲されており、板状部材11は、前記長さ方向Xから見た側面視において、前記幅方向Yに延在しながら前記厚さ方向Zに交互に突出する波状をなしている。
板状部材11において前記厚さ方向Zの内側を向く内面には、前記長さ方向Xに延在する凹部14a、14bおよび凸部15が前記幅方向Yに交互に配置されてなる凹凸部16が設けられている。凹凸部16では、凹部14a、14bが前記幅方向Yの両外側に位置している。凹凸部16は、3つの凹部14a、14bと2つの凸部15とを備えている。
凹部14a、14bは、前記厚さ方向Zの内側に向けて開口している。複数の凹部14a、14bのうち、前記幅方向Yの両外側に位置する外凹部14a内には、板体11aにおける前記幅方向Yの端部を前記厚さ方向Zの外側に向けて折り返して形成された返し部が設けられている。また複数の凹部14a、14bのうち、両外凹部14aの前記幅方向Yの内側に位置する内凹部14bは、前記側面視において矩形状をなしている。
凸部15は中空とされ、凸部15の内部は、前記厚さ方向Zの外側に向けて開口している。凸部15は、前記側面視においてU字状をなしている。
図2から図5に示すように、支柱部材12には、前記厚さ方向Zに延在し、前記厚さ方向Zの両端部が両板状部材11それぞれの凹部14a、14b内に各別に嵌合されるとともに、前記幅方向Yに間隔をあけて配置された一対の嵌合部17、18と、これらの両嵌合部17、18を連結する連結部19と、を備えている。
図3に示すように、支柱部材12は、前記厚さ方向Zから見た上面視において、前記幅方向Yに開口するC字状をなしており、各支柱部材12における両嵌合部17、18のうち、一方の第1嵌合部17は、前記長さ方向Xに連続して延在するとともに、他方の第2嵌合部18は、前記長さ方向Xに間欠して延在する。
第1嵌合部17は、前記上面視において、前記幅方向Yに開口するとともに前記長さ方向Xに長い扁平C字状をなしている。第2嵌合部18は、前記長さ方向Xに間隔をあけて配置された一対の分割嵌合体18aにより構成されている。分割嵌合体18aは、前記上面視において、前記長さ方向Xの内側に向けて開口するU字状をなしている。
連結部19は、前記長さ方向Xに間隔をあけて一対配置され、両嵌合部17、18同士のうち、前記長さ方向Xの両端部同士を各別に連結している。これらの両連結部19は互いに同形同大とされ、前記幅方向Yに延在している。連結部19は、前記上面視において前記幅方向Yに延在する直線状をなしている。連結部19は、前記第1嵌合部17のうち、前記上面視においてなすC字状の端縁を構成する各部分と、前記第2嵌合部18の一対の分割嵌合体18aと、を各別に連結している。
図4に示すように、両嵌合部17、18は、両板状部材11それぞれの凹凸部16同士のうち、前記厚さ方向Zに対向する外凹部14a同士の間に配置され、両嵌合部17、18の前記厚さ方向Zの両端部は、外凹部14a内に各別に嵌合されている。両嵌合部17、18は、両板状部材11それぞれの凹凸部16同士のうち、外凹部14aの底壁面同士により前記厚さ方向Zに挟持されている。
また連結部19は、前記凹凸部16同士のうち、両嵌合部17、18の間に位置する中間部分16aにおける凸部15同士により前記厚さ方向Zに挟持されている。
そして本実施形態では、連結部19における前記厚さ方向Zの両端部のうちの少なくとも一方には、凹凸部16の中間部分16aにおける内凹部14b内に突出し、この内凹部14bの底壁面に当接する突出片20が設けられている。突出片20は、一対の連結部19に各別に設けられるとともに、各連結部19における前記厚さ方向Zの両端部に各別に設けられている。突出片20は、前記側面視において、内凹部14bと同形同大の矩形状をなしている。突出片20における前記厚さ方向Zの端縁は、内凹部14bの底壁面に当接し、突出片20における前記幅方向Yの端縁は、内凹部14bの側壁面に近接または当接している。
以上のような連結部19における前記厚さ方向Zの端部は、前記側面視において凹凸部16の前記中間部分16aと対応した凹凸形状をなしており、この中間部分16aに噛み合っている。連結部19は、凹凸部16同士のうち、中間部分16aにおける凸部15同士によって前記厚さ方向Zに挟持されるだけでなく、内凹部14bの底壁面同士によっても前記厚さ方向Zに挟持されている。
図2に示すように、連結部19の前記厚さ方向Zの端部には、突出片20から前記長さ方向Xに突設され内凹部14bの底壁面に固着される第1フランジ部21aが設けられている。第1フランジ部21aは、全ての突出片20に各別に設けられている。第1フランジ部21aは、突出片20における前記厚さ方向Zの端縁から、前記長さ方向Xの外側に突設されている。第1フランジ部21aは、前記長さ方向Xに沿って延在しており、内凹部14bの底壁面に例えばスポット溶接sなどにより固着されている。
ここで嵌合部17、18および連結部19は、表裏面が前記厚さ方向Zに沿って延在するとともに端面が前記厚さ方向Zを向く板材12aにより形成されている。本実施形態では、支柱部材12は、一枚の板材12aが例えばフォーミング加工などにより屈曲されることで形成されており、この板材12aにより、嵌合部17、18および連結部19が一体に形成されている。
図1に示すように、複数の前記基材13は、前記幅方向Yに同等の間隔をあけて配置されるとともに、互いの前記長さ方向Xおよび前記厚さ方向Zの各位置が同等とされている。これらの基材13により構成される基材列13Aには、この基材列13Aに対して前記厚さ方向Zの一方側(上側)に位置し、複数の基材13を互いに連結する連結材22が配設されている。連結材22は、前記幅方向Yに延在するとともに前記長さ方向Xに間隔をあけて複数配置されており、パレット10は、前記上面視において格子状をなしている。
連結材22は、基材13のうち、少なくとも支柱部材12が位置する部分を前記厚さ方向Zの一方側から覆っている。連結材22は、基材13における前記長さ方向Xの両端部と、中央部と、両端部と中央部との間に位置する部分と、に対応するように、前記長さ方向Xに間隔をあけて5つ配置されている。これらの連結材22のうち、基材13における前記長さ方向Xの両端部と、中央部と、に位置するものが、基材13のうち、支柱部材12が位置する部分を前記厚さ方向Zの一方側から覆っている。
連結材22は、各基材13の両板状部材11のうち、前記厚さ方向Zの一方側に位置するもの(以下、上板状部材11という)に、例えばスポット溶接sなどにより固着されている。連結材22は、基材13の上板状部材11を、前記厚さ方向Zに延在する回転軸回りに回転させて前記幅方向Yに延在させた形状をなしており、この連結材22には、板状部材11を形成する板体11aを共通に採用することができる。
前記パレット10には、例えば図示しない荷重体が連結材22上に載置されるとき等に、前記厚さ方向Zの一方側から前記厚さ方向Zの荷重が加えられる。
以上説明したように、本実施形態に係るパレット10によれば、連結部19における前記厚さ方向Zの両端部のうちの少なくとも一方に、前記突出片20が設けられているので、当該パレット10に加えられた前記厚さ方向Zの荷重が各基材13に作用したときに、板状部材11の凹凸部16の中間部分16aにおける凸部15を、連結部19における前記厚さ方向Zの端部により前記厚さ方向Zの内側から支持するだけでなく、この中間部分16aにおける内凹部14bの底壁部を、突出片20により前記厚さ方向Zの内側から支持することも可能になり、荷重に対する強度を高めることができる。
また当該パレット10が、コンベヤ等の搬送手段により搬送されて前記幅方向Yにスライド移動するときには、非接触センサー等の検出手段により突出片20を検出することにより、例えばパレット10の有無やパレット10の前記幅方向Yの位置などを高精度に判定することが可能になり、当該パレット10の利便性を向上させることができる。
また突出片20が、連結部19における前記厚さ方向Zの両端部に各別に設けられているので、当該パレット10に加えられた前記厚さ方向Zの荷重が各基材13に作用したときに、連結部19を、両板状部材11における凹凸部16の中間部分16a同士のうち、凸部15同士の間で前記厚さ方向Zに突っ張らせるだけでなく、内凹部14bの底壁面同士の間でも前記厚さ方向Zに突っ張らせることが可能になり、荷重に対する強度を一層高めることができる。
また突出片20が、連結部19における前記厚さ方向Zの両端部に各別に設けられているので、支柱部材12と板状部材11とを組み合わせるときに、突出片20の有無について、支柱部材12の前記厚さ方向Zの向きを考慮する必要が無く、当該パレット10を簡便に製造することができる。
また連結部19が、両嵌合部17、18同士のうち、前記長さ方向Xの両端部同士を各別に連結しているので、基材13に作用した前記厚さ方向Zの荷重を、両連結部19により、支柱部材12において前記長さ方向Xの両側に位置する各部分で受け止めることが可能になり、荷重に対する強度を一層高めることができる。
さらに、連結部19の前記厚さ方向Zの端部に、前記第1フランジ部21aが設けられているので、支柱部材12を板状部材11に確実に固着することができる。
また、嵌合部17、18および連結部19が、前記板材12aにより形成されているので、例えば支柱部材が前記厚さ方向に延在する中実の棒材により形成されている場合に比べて、支柱部材12を低コストで簡便に形成することができる一方、連結部19が、前記厚さ方向Zの荷重を受け止め難くなっているため、前述のように突出片20を有することにより奏功される作用効果、つまり荷重に対する強度を高めることができるという作用効果が顕著に奏功されることとなる。
なお、本発明の技術的範囲は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、図6および図7に示すパレット30のように、連結部19の前記厚さ方向Zの端部に、この端部において前記突出片20を回避した部分から前記長さ方向Xに突設され凸部15に、例えばスポット溶接sなどにより固着される第2フランジ部21bが更に設けられていてもよい。この場合、第1フランジ部21aが無くてもよく、つまり第1フランジ部および第2フランジ部のうちの少なくとも一方が設けられていればよい。このように、第1フランジ部21aおよび第2フランジ部21bの有無を適宜設計することで、板状部材11に対する支柱部材12の固着強度を容易に調整することが可能になり、例えば突出片を有さず、第1フランジ部を有し得ない支柱部材を備えるパレットに比べて、当該パレット10、30を多彩な用途に適用し易くすることができる。
さらに、第1フランジ部および第2フランジ部はなくてもよく、例えば板状部材と支柱部材とが隅肉アーク溶接などにより固着されていてもよい。
また前記実施形態では、連結部19が、前記長さ方向Xに間隔をあけて一対配置されているものとしたが、これに限られるものではなく、例えば、第2嵌合部が前記長さ方向に連続して延在し、両嵌合部が1つの連結部により連結されていてもよい。
さらに前記実施形態では、突出片20が、連結部19における前記厚さ方向Zの両端部に各別に設けられているものとしたが、いずれか一方の端部に設けられていてもよい。
また前記実施形態では、凹凸部16が、3つの凹部14a、14bと2つの凸部15とを備えているものとしたが、これに限られるものではなく、例えば凹凸部が、3つ以上の凹部を備えていてもよい。
さらに前記実施形態では、凸部15が中空であるものとしたが、中実であってもよい。
また前記実施形態では、連結材22は、板状部材11を形成する板体11aを共通に採用することができるものとしたが、これに限られない。例えば連結材が、基材列の全体を前記一方側から覆うように、前記上面視において矩形状をなす板状に形成されていてもよい。この場合、基材列上に、前記連結材を底面とする箱状体が配設されていてもよい。
その他、本発明の趣旨に逸脱しない範囲で、前記実施形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、前記した変形例を適宜組み合わせてもよい。
10、30 パレット
11 板状部材
12 支柱部材
13 基材
14a、14b 凹部
15 凸部
16 凹凸部
16a 中間部分
19 連結部
20 突出片
21a 第1フランジ部
21b 第2フランジ部

Claims (5)

  1. 長さ方向に延在し、前記長さ方向に直交する厚さ方向に間隔をあけて配置された一対の板状部材と、これらの両板状部材に前記厚さ方向に挟み込まれた支柱部材と、を有する基材が、前記長さ方向および前記厚さ方向の両方向に直交する幅方向に間隔をあけて複数配置されて互いに連結されてなるパレットであって、
    前記板状部材において前記厚さ方向の内側を向く内面には、前記長さ方向に延在する凹部および凸部が前記幅方向に交互に配置されてなる凹凸部が設けられ、
    前記支柱部材には、前記厚さ方向に延在し、前記厚さ方向の両端部が前記両板状部材それぞれの前記凹部内に各別に嵌合されるとともに、前記幅方向に間隔をあけて配置された一対の嵌合部と、これらの両嵌合部を連結する連結部と、が備えられ、
    前記連結部は、前記両板状部材の前記凹凸部同士のうち、前記両嵌合部の間に位置する中間部分における前記凸部同士により前記厚さ方向に挟持され、
    前記連結部における前記厚さ方向の両端部のうちの少なくとも一方には、前記凹凸部の前記中間部分における前記凹部内に突出し、この凹部の底壁面に当接する突出片が設けられていることを特徴とするパレット。
  2. 請求項1記載のパレットであって、
    前記突出片は、前記連結部における前記厚さ方向の両端部に各別に設けられていることを特徴とするパレット。
  3. 請求項1または2記載のパレットであって、
    前記連結部は、前記長さ方向に間隔をあけて一対配置され、前記両嵌合部同士のうち、前記長さ方向の両端部同士を各別に連結していることを特徴とするパレット。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載のパレットであって、
    前記連結部の前記厚さ方向の端部には、前記突出片から前記長さ方向に突設され前記凹部の底壁面に固着される第1フランジ部、および、この端部において前記突出片を回避した部分から前記長さ方向に突設され前記凸部に固着される第2フランジ部のうち、少なくとも一方が設けられていることを特徴とするパレット。
  5. 請求項1から4のいずれか1項に記載のパレットであって、
    前記嵌合部および前記連結部は、表裏面が前記厚さ方向に沿って延在するとともに端面が前記厚さ方向を向く板材により形成されていることを特徴とするパレット。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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