JP2014157643A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2014157643A
JP2014157643A JP2013027383A JP2013027383A JP2014157643A JP 2014157643 A JP2014157643 A JP 2014157643A JP 2013027383 A JP2013027383 A JP 2013027383A JP 2013027383 A JP2013027383 A JP 2013027383A JP 2014157643 A JP2014157643 A JP 2014157643A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power supply
storage elements
semiconductor device
circuit
memory
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2013027383A
Other languages
English (en)
Inventor
Teruhiko Saito
輝彦 齊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Semiconductor Ltd
Original Assignee
Fujitsu Semiconductor Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Semiconductor Ltd filed Critical Fujitsu Semiconductor Ltd
Priority to JP2013027383A priority Critical patent/JP2014157643A/ja
Publication of JP2014157643A publication Critical patent/JP2014157643A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Static Random-Access Memory (AREA)

Abstract

【課題】複数の記憶素子を有する半導体装置であって、記憶素子へのデータのアクセスは行われずデータを保持状態に維持するスタンバイモードにおける消費電力の低減が図れる半導体装置を提供すること。
【解決手段】半導体装置10は、外部電源VDDとGNDとの間にレギュレータ回路11のpMOSトランジスタM11,M12を介して接続されたメモリ12,13を有する。半導体装置10は、メモリ12のGND側のノードN4をメモリ13の外部電源VDD側のノードN5に接続するスイッチ14を有する。半導体装置10は、メモリ12,13が入力データを保持するスタンバイモードの場合に、メモリ12の外部電源VDD側のノードN3にpMOSトランジスタM11を介して外部電源VDDを接続し、メモリ12にスイッチ14を介してメモリ13を接続する。メモリ12,13は、外部電源VDDとGNDとの間に直列に接続される。
【選択図】図4

Description

本願に開示の技術は、半導体装置に関するものである。
従来、記憶素子、例えばランダムアクセスメモリ(RAM:Random Access Memory)に駆動電圧を供給するために、内部に電源回路としてレギュレータを有する半導体装置がある(例えば、特許文献1など)。特許文献1に開示される半導体装置のレギュレータは、記憶素子にデータを書き込むアクティブモードと、記憶素子に記憶されたデータを保持するスタンバイモードとの2つの動作モードに応じた駆動電圧を供給する。例えば、この種のレギュレータは、外部電源と記憶素子との間に接続されるMOSトランジスタを備え、当該MOSトランジスタのゲート端子に供給するゲート電圧を制御して記憶素子に対して各モードに応じて必要な駆動電圧を生成し供給する。
特開2003−29854号公報
近年、上記したような半導体装置では、スタンバイモード時に、リーク電流の低減を図るため記憶素子を駆動する駆動電圧の低電圧化が図られている。この駆動電圧は、レギュレータから出力される、いわゆる内部降圧電圧であり、スタンバイモード時に電圧値を低電圧化して供給する。しかしながら、この場合でも、レギュレータは低電圧化された内部降圧電圧を出力するために動作を継続する必要がある。スタンバイモード時においてもレギュレータの動作により電流消費が継続していた。また、スタンバイモード時においても各記憶素子に対して駆動電圧が供給される結果、各記憶素子に流れる電流が記憶素子の数だけ合算された電流が消費電流として流れてしまうことは避けられなかった。いずれの場合も電流消費となってしまい、スタンバイモード時において更なる消費電流の低減が望まれていた。
本願に開示される技術は、上記の課題に鑑み提案されたものであって、複数の記憶素子を有する半導体装置であって、記憶素子へのデータのアクセスは行われずデータを保持状態に維持するスタンバイモードにおける消費電力の低減が図れる半導体装置を提供することを目的とする。
本願に開示される技術に係る半導体装置は、データを保持する複数の記憶素子と、複数の記憶素子の各々に第1の電源を接続する複数の電源トランジスタと、複数の記憶素子に保持されているデータへのアクセスが行われるアクティブモードと、複数の記憶素子に保持されているデータへのアクセスは行われずデータを保持するスタンバイモードと、の各モードの切り替えを示す切替信号に応じて電源トランジスタを制御し、アクティブモードの場合には複数の記憶素子の各々を第1の電源に対して並列に接続し、スタンバイモードの場合には複数の記憶素子のうち第1記憶素子を第1の電源に接続し複数の記憶素子のうち他の記憶素子を第1の電源から切断する制御を行う電源制御回路と、スタンバイモードの場合に、複数の記憶素子の各々の間を接続して、第1記憶素子と他の記憶素子とを、第1の電源と第1の電源より電位が低い第2の電源との間に直列に接続する切替スイッチと、を備える。
本願に開示される技術に係る半導体装置によれば、記憶素子へのデータのアクセスは行われずデータを保持状態に維持するスタンバイモードにおける消費電力の低減を図ることができる。
実施形態の半導体装置の回路図。 レギュレータ制御回路の回路図。 アクティブモードの状態を説明するための回路図。 スタンバイモードの状態を説明するための回路図。 ストップ信号と各ノードにおける電圧値との関係を示すグラフ。 第1の別例の半導体装置の回路図。 第2の別例の半導体装置の回路図。 メモリ回路とラッチ回路との構成を示すブロック図。 入力ラッチ回路を説明するための回路図。 出力ラッチ回路を説明するための回路図。 半導体装置のメモリのたて構造を説明するための断面図。 比較例の半導体装置の回路図。
図1を参照し、本実施形態に係る半導体装置10の構成について説明する。
図1に示す半導体装置10は、レギュレータ回路11と、2つのメモリ12,13と、スイッチ14とを有している。半導体装置10は、例えば複数の回路ブロックを有し、回路ブロック単位で電源供給を制御することが可能な半導体集積回路である。半導体装置10の図1に示す回路では、外部との間でデータ信号の入出力が行われるメモリ12,13が回路ブロックとして備えられている。
レギュレータ回路11は、pMOSトランジスタM11,M12と、レギュレータ制御回路23とを有している。レギュレータ回路11は、外部電源VDDから内部のメモリ12,13で使用する駆動電圧V1,V2を生成する電源回路である。pMOSトランジスタM11,M12は、例えば、同一の電流能力を有している。pMOSトランジスタM11,M12は、各々のソース端子が外部電源VDDに接続されている。pMOSトランジスタM11は、ゲート端子にレギュレータ制御回路23のゲート電圧VG1が入力され(ノードN1)、ドレイン端子がメモリ12に接続されている(ノードN3)。また、pMOSトランジスタM12は、ゲート端子にレギュレータ制御回路23のゲート電圧VG2が入力され(ノードN2)、ドレイン端子がメモリ13に接続されている(ノードN5)。
レギュレータ回路11は、ゲート電圧VG1によりpMOSトランジスタM11のソース・ドレイン端子間の電圧を制御しメモリ12に供給される駆動電圧V1を供給する。また、レギュレータ回路11は、ゲート電圧VG2によりpMOSトランジスタM12のソース・ドレイン端子間の電圧を制御しメモリ13に供給される駆動電圧V2を供給する。レギュレータ回路11は、半導体装置10が有する制御部(図示略)からレギュレータ制御回路23に入力されるストップ信号STに応じてアクティブモードと、アクティブモードに比べて低消費電力のスタンバイモードとの2つのモードとの間で供給する駆動電圧V1,V2の電圧値を切り替えて動作する。ストップ信号STがLoレベルの時にはアクティブモードが指示され、Hiレベルの時にはスタンバイモードが指示される。アクティブモードの場合には、半導体装置10は、例えば、メモリ12,13へのデータの書き込みや読み出しといったデータのアクセスが実行される。また、スタンバイモードの場合には、半導体装置10は、メモリ12,13に保持されているデータへのアクセスは行われず該データが保持状態に維持される。スタンバイモードにおける駆動電圧V1,V2の電圧レベルは、例えば、メモリ12,13においてデータが消失しない程度の電圧レベルであり、書き込みが実行されるアクティブモードの駆動電圧V1,V2に比べて低電圧が設定されている。レギュレータ回路11は、各モードに応じてpMOSトランジスタM11,M12を制御し駆動電圧V1,V2を供給する。なお、各モードにおける半導体装置10の動作の詳細については後述する。
メモリ12,13は、例えばランダムアクセスメモリ(RAM)であり、同一容量あるいは同等のリーク電流となる能力を有している。メモリ12は、キャパシタC1が並列に接続されている。キャパシタC1は、一方の端子がメモリ12の外部電源VDD側のノードN3に、他方の端子がメモリ12のグランド(以下、GNDと表記する)側のノードN4に接続されている。これにより、メモリ12は、駆動電圧V1を切り替える際の電圧の一次的な変化が低減され、データの保持の信頼性が向上される。同様に、メモリ13は、キャパシタC2が並列に接続されている。また、レギュレータ制御回路23は、ノードN3に接続されており、メモリ12に供給される駆動電圧V1がフィードバックされる。
メモリ12,13の間には、スイッチ14が接続されている。スイッチ14は、pMOSトランジスタとnMOSトランジスタとを並列接続したトランスファーゲートTG1とインバータ31とを有している。トランスファーゲートTG1は、ストップ信号STとストップ信号STがインバータ31で反転された信号とが入力されスイッチング動作を行う。ストップ信号STがトランスファーゲートTG1を構成するnMOSトランジスタのゲート端子に入力され、ストップ信号STの反転信号がトランスファーゲートTG1を構成するpMOSトランジスタのゲート端子に入力される。従って、スイッチ14は、レギュレータ回路11の各モードに連動してスイッチング動作を行う。
トランスファーゲートTG1は、入力端子がノードN4に接続され、出力端子がノードN5に接続されている。また、ノードN4とGNDとの間には、nMOSトランジスタM21が接続されている。nMOSトランジスタM21のゲート端子には、ストップ信号STがインバータ31で反転された信号が入力される。メモリ12,13は、ストップ信号STがLoレベルとなりアクティブモードが指示されることに応じて、トランスファーゲートTG1がオフ状態となりnMOSトランジスタM21がオン状態になる。また、ストップ信号STがHiレベルとなりスタンバイモードが指示されることに応じて、トランスファーゲートTG1がオン状態となりnMOSトランジスタM21がオフ状態となる。これにより、メモリ12,13は、アクティブモードの場合に外部電源VDDとGNDとの間に並列に接続され、スタンバイモードの場合に外部電源VDDとGNDとの間に直列に接続される。
次に、図2を参照し、レギュレータ制御回路23の構成について説明する。
図2に示すように、レギュレータ制御回路23は、基準電圧発生回路41と、オペアンプ42と、2つのトランスファーゲートTG2,TG3とを有している。基準電圧発生回路41は、オペアンプ42の反転入力端子に接続されている。また、オペアンプ42の非反転入力端子には、ノードN3(図1参照)の駆動電圧V1が抵抗素子R1、R2で按分された電圧が入力される。基準電圧発生回路41は、ストップ信号STに応じて駆動あるいは停止する。基準電圧発生回路41は、例えば、ストップ信号STがLoレベルの場合(アクティブモード)には、オペアンプ42に基準電圧を供給する。この基準電圧は、アクティブモード時の駆動電圧V1,V2の電圧に対応する。また、基準電圧発生回路41は、ストップ信号STがHiレベルの場合には、オペアンプ42に対する基準電圧の供給を停止する。
オペアンプ42の出力端子は、トランスファーゲートTG2,TG3の各々の入力端子に接続されている。トランスファーゲートTG2は、ストップ信号STとストップ信号STがインバータ43で反転された信号とが入力されスイッチング動作を行う。同様に、トランスファーゲートTG3は、ストップ信号STとストップ信号STがインバータ43で反転された信号とが入力されスイッチング動作を行う。ここで、トランスファーゲートTG2,TG3において、ストップ信号STはpMOSトランジスタのゲート端子に入力され、ストップ信号STの反転信号はnMOSトランジスタのゲート端子に入力される。従って、トランスファーゲートTG2,TG3は、レギュレータ回路11の各モードに連動してスイッチング動作を行う。
トランスファーゲートTG2の出力端子は、ノードN1(図1参照)に接続されている。また、トランスファーゲートTG2の出力端子とGNDとの間には、nMOSトランジスタM22が接続されている。nMOSトランジスタM22は、ソース端子がトランスファーゲートTG2の出力端子(ノードN1)に接続され、ドレイン端子がGNDに接続されている。nMOSトランジスタM22のゲート端子には、ストップ信号STが入力される。
また、トランスファーゲートTG3の出力端子は、ノードN2(図1参照)に接続されている。トランスファーゲートTG3の出力端子と外部電源VDDとの間には、pMOSトランジスタM13が接続されている。pMOSトランジスタM13は、ソース端子が外部電源VDDに接続され、ドレイン端子がトランスファーゲートTG3の出力端子(ノードN2)に接続されている。pMOSトランジスタM13のゲート端子には、ストップ信号STがインバータ43で反転された信号が入力される。
次に、図3〜図5を参照し、半導体装置10のアクティブモード及びスタンバイモードにおける動作について説明する。なお、図3及び図4において符号に添えてかっこ書きで示す文字は、各ノード等における電圧値あるいはレベルを示している。
まず、アクティブモードの場合には、図3に示すように、レギュレータ制御回路23は、Loレベルのストップ信号STが入力される。レギュレータ制御回路23は、図2に示すトランスファーゲートTG2,TG3がともにオン状態となる。また、pMOSトランジスタM13は、Loレベルのストップ信号STがインバータ43で反転された信号がゲート端子に入力されオフ状態となる。また、nMOSトランジスタM22は、Loレベルのストップ信号STがゲート端子に入力されオフ状態となる。レギュレータ制御回路23は、ノードN1,N2に対してゲート電圧VG1,VG2を供給し、ノードN3,N5の駆動電圧V1,V2を、共に基準電圧発生回路41から出力される基準電圧に基づいて制御する。図3の一点鎖線で示すように、pMOSトランジスタM11,M12は、ともに導通制御され、メモリ12,13の各々に駆動電圧V1,V2を供給する。また、半導体装置10は、スイッチ14のトランスファーゲートTG1がオフ状態、nMOSトランジスタM21がオン状態とされ、メモリ12,13が外部電源VDDとGNDとの間に並列に接続される。
図5は、ストップ信号STと各ノードN1〜N5における電圧値との関係を示すグラフである。ここで、基準電圧発生回路41(図2参照)から出力される基準電圧を例えば、1.2〜1.3Vとする。メモリ12に供給される駆動電圧V1は、例えば、約1.8Vである。この場合、pMOSトランジスタM11のゲート端子には約2.4Vのゲート電圧VG1が印加される。同様に、メモリ13に供給される駆動電圧V2は約1.8Vである。また、pMOSトランジスタM12のゲート端子には約2.4Vのゲート電圧VG2が印加される。
次に、スタンバイモードの場合には、レギュレータ制御回路23は、Hiレベルのストップ信号STが入力される。レギュレータ制御回路23において、トランスファーゲートTG2,TG3はともにオフ状態となる。また、pMOSトランジスタM13は、Hiレベルのストップ信号STがインバータ43で反転された信号がゲート端子に入力されオン状態とされる。また、nMOSトランジスタM22は、Hiレベルのストップ信号STがゲート端子に入力されオン状態とされる。レギュレータ制御回路23では、ノードN1がGNDレベルとされ、ノードN2に対して外部電源VDDを供給する。図4に示す半導体装置10は、pMOSトランジスタM11はオン状態、pMOSトランジスタM12はオフ状態とされる。
また、スタンバイモードの場合には、半導体装置10は、スイッチ14のトランスファーゲートTG1がオン状態、nMOSトランジスタM21がオフ状態とされ、メモリ12,13が外部電源VDDとGNDとの間に直列に接続されことによって、図4の一点鎖線で示す出力電流が流れる。メモリ13には、外部電源VDDからメモリ12の電源間電圧だけ降圧された電圧が供給される。メモリ12,13は、互いに同程度の機能を有しており、外部電源VDDの電圧が2つのメモリ12,13においてほぼ均等に分圧される。例えば図5に示すように、スタンバイモードでは、メモリ12,13の駆動電圧V1,V2は、ともに外部電源VDD(3.3V)の約半分の1.65Vとなる。なお、スタンバイモードの場合には、pMOSトランジスタM11は、ゲート端子に外部電源VDDが供給されて導通状態とされており、ソース・ドレイン端子間における降圧は十分に小さいものとされる。
ここで、本実施形態の半導体装置10のスタンバイモードにおける消費電力について、図12に示す比較例と対比させて説明する。図12に示す比較例の半導体装置100は、本実施形態におけるスイッチ14を有しておらず、外部電源VDDとGNDとの間にメモリ120,130が並列に接続されている。半導体装置100は、スタンバイモードにおいてメモリ120,130に記憶されたデータを保持しつつレギュレータ回路110による降圧が実行される。
例えば、レギュレータ回路110は、スタンバイモードの場合には、本実施形態のレギュレータ回路11と同様にメモリ120,130の駆動電圧V1,V2を、基準電圧を降圧して制御する。しかしながら、この場合でも、レギュレータ回路110は、降圧制御された駆動電圧V1,V2、いわゆる内部降圧電圧をメモリ120,130に出力するために動作を継続する必要がある。このため、スタンバイモード時においてもレギュレータ回路110の動作により電流消費が継続する。
これに対し、本実施形態の半導体装置10は、スタンバイモードにおいて、レギュレータ回路11の一部であるpMOSトランジスタM11を導通させ、pMOSトランジスタM12を遮断させる制御を実行する。これにより、半導体装置10は、スタンバイモード時にレギュレータ回路11が降圧制御の動作を継続する必要がなく消費電流の低減を図ることができる。
また、図12に示す半導体装置100では、スタンバイモード時においても並列に接続されたメモリ120,130の各々に対して駆動電圧V1,V2が供給される結果、各メモリ120,130に流れるスタンバイ電流がメモリ数だけ合算され消費電流として流れてしまう。これに対し、本実施形態の半導体装置10は、スタンバイモードにおいてメモリ12,13が直列に接続されることによって、メモリ12,13の各々で流れるスタンバイ電流は、1つの経路を経て外部電源VDDからGNDに流れ、スタンバイ電流の電流経路を1本に減らすことができる。これにより、消費電流を低減することができる。従って、このことからもスタンバイモードにおける消費電力の低減を図ることができる。
以上、記述したように、本実施形態によれば、以下の効果を奏する。
(1)半導体装置10は、外部電源VDDとGNDとの間に、レギュレータ回路11のpMOSトランジスタM11,M12を介して接続されたメモリ12,13を有する。また、半導体装置10は、メモリ12のGND側のノードN4をメモリ13の外部電源VDD側のノードN5に接続するスイッチ14及びnMOSトランジスタM21を有する。半導体装置10は、メモリ12,13がスタンバイモードの場合に、メモリ12の外部電源VDD側のノードN3にpMOSトランジスタM11を介して外部電源VDDを接続し、メモリ12のGND側のノードN4にスイッチ14を介してメモリ13の外部電源VDD側のノードN5を接続する。メモリ12,13は、外部電源VDDとGNDとの間に直列に接続される。これにより、半導体装置10は、スタンバイモードにおいて、メモリ12,13のスタンバイ電流が流れる経路を1本に減らすことができ、スタンバイモードでの消費電流の低減を図ることができる。
(2)また、スタンバイモードでは、レギュレータ回路11がpMOSトランジスタM11,M12による降圧制御の動作を継続する必要がなく消費電流の低減を図ることができる。
(3)レギュレータ回路11は、スタンバイモードにおいて降圧制御の動作を実施する必要がないため、回路構成の簡易化を図ることが可能となる。これにより、半導体装置10は、消費電流の低減を図りつつ、回路規模を小さくできる。
なお、本願に開示される技術は上記実施形態に限定されるものではなく、趣旨を逸脱しない範囲内での種々の改良、変更が可能であることは言うまでもない。
例えば、上記実施形態では、レギュレータ制御回路23とメモリ12,13とを同一の集積回路基板上に実装したが、個々の回路基板に実装する構成としてもよい。
また、記憶素子としてのメモリ12,13は、ランダムアクセスメモリ(RAM)に限らず、ROMやフリップフロップ回路などデータ保持の場合にリーク電流や消費電流が生じる他の記憶素子を用いてもよい。
また、上記実施形態では、レギュレータ制御回路23を、スタンバイモードにおいてpMOSトランジスタM11における降圧制御を実施しない構成としたが、メモリ12,13に供給する駆動電圧V1,V2に応じてスタンバイモードにおいても降圧制御の動作を実行する構成としてもよい。例えば、図4に示すスタンバイモードにおいて、レギュレータ回路11は、pMOSトランジスタM11のゲート電圧VG1を制御し降圧制御の動作を実行する構成としてもよい。この場合、例えば、3.3Vの外部電源VDDがpMOSトランジスタM11で降圧制御されノードN3における電圧値が2.0Vにする場合には、基準電圧発生回路41から出力される基準電圧を2.0Vとすればよい。なお、各モードの駆動電圧V1,V2は、例えば、以下の条件で設定される。アクティブモード時に並列接続されるメモリ12,13に供給される駆動電圧V1,V2の各々を第1内部電源とする。また、スタンバイモード時に直列接続されるメモリ12,13に供給される駆動電圧V1,V2の加算値を第2内部電源とする。この場合、第1及び第2内部電源は、第2内部電源をメモリ12,13(各記憶素子)で按分した電圧値が、第1内部電源以下となるように電圧値の大小関係が設定される。
また、レギュレータ制御回路23は、アクティブモードの場合に、ゲート電圧VG1,VG2を制御せずpMOSトランジスタM11,M12を導通して外部電源VDDをメモリ12,13に接続する構成としてもよい。この場合、例えば、図3に示すアクティブモードの場合には、ノードN3,N5の電圧値はともに3.3V(外部電源VDDの電圧値)となる。また、レギュレータ制御回路23は、降圧動作を実行せずpMOSトランジスタM11,M12の切り替え動作のみを実行する構成とすることができる。このような構成では、上記した効果と同様の効果を得ることができるとともに、レギュレータ制御回路23の回路構成の簡易化を図ることができ、レギュレータ制御回路23の消費電流を低減することができる。
また、レギュレータ制御回路23は、リニアレギュレータに限らずスイッチングレギュレータ等の他の降圧回路を用いてもよい。
また、上記実施形態では、半導体装置10を、2つのメモリ12,13が接続された構成としたが、3つ以上の複数のメモリを有する構成としてもよい。例えば、図6に示すように、第1の別例の半導体装置10Aは、3つのメモリ12,13,13Aを有する。なお、以下の説明では、上記実施形態と同じ構成については同じ符号を付して詳細な説明を適宜省略する。メモリ13Aは、メモリ13と同一容量あるいは同等の消費電流となる能力を有し、キャパシタC3が並列に接続される。また、メモリ13Aは、外部電源VDD側のノードがメモリ13のGND側のノードN7にスイッチ14Aを介して接続されている。ノードN7とGNDとの間には、nMOSトランジスタM21Aが接続されている。また、メモリ13Aは、GND側のノードがGNDに接続されている。半導体装置10Aのレギュレータ回路11Aは、メモリ13Aと外部電源VDDとの間に接続されたpMOSトランジスタM12Aを有する。レギュレータ回路11Aのレギュレータ制御回路23は、アクティブモードの場合には、各pMOSトランジスタM11,M12,M12Aをオンあるいは導通制御し、メモリ12,13,13Aの各々に駆動電圧V1〜V3を供給する。
一方で、レギュレータ回路11Aは、スタンバイモードの場合には、メモリ12に接続されるpMOSトランジスタM11をオンあるいは導通制御し、メモリ13,13Aに接続されるpMOSトランジスタM12,M12Aをオフ状態とする。また、半導体装置10Aは、スイッチ14,14Aをオン状態、nMOSトランジスタM21,M21Aをオフ状態とし、メモリ12,13,13Aを外部電源VDDとGNDとの間に直列に接続する。このような構成においても、外部電源VDDの電圧あるいは駆動電圧V1が3つのメモリ12,13,13Aにおいて均等に分圧され、上記実施形態と同様の効果を得ることができる。
また、上記実施形態において、メモリ12,13に供給される駆動電圧V1,V2を確認するためのモニタ端子を設けてもよい。例えば、図7に示す第2の別例の半導体装置10Bは、ノードN5にスイッチ51を介したモニタ端子52が接続されている。半導体装置10Bは、スイッチ51が外部から入力されるテスト開始信号TSに応じてオンし、モニタ端子52からノード5の電圧、即ち駆動電圧V2が出力される。ここで、例えば、同一容量として設計したメモリ12,13の消費電力が製造工程の精度の限界等により異なる場合に、半導体装置10Bは、スタンバイモードで外部電源VDDが按分された駆動電圧V1,V2が不均等となる。このため、例えば、製造工程においてスタンバイモードのモニタ端子52の駆動電圧V2を確認し駆動電圧V1,V2が不均等となる半導体装置10Bを判定することによって、製造される半導体装置10Bの回路の信頼性が向上できる。なお、上記した駆動電圧V1,V2の確認は、メモリ12,13に試験データを記憶させ実際の使用環境に近い状態で実施してもよい。また、試験は複数回実行して判定してもよい。
また、上記実施形態において、半導体装置10は、メモリ12,13の入出力信号を保持するラッチ回路を設けた構成としてもよい。例えば、図8に示すメモリ回路54は、上記実施形態のメモリ12を含む回路である。メモリ回路54は、ノードN3(図1のノードN3に対応)から駆動電圧V1が入力される。メモリ回路54は、入力端子に入力ラッチ回路55が接続されている。入力ラッチ回路55は、メモリ回路54に入力される複数の信号(図8に示す例では、アドレス(ADD)入力、データ入力(DIN)、チップ選択入力(CS)、書き込み許可信号(WE)、読み出し許可信号(RD))がストップ信号STに応じて保持される。また、メモリ回路54は、出力端子に出力ラッチ回路56が接続されている。出力ラッチ回路56は、メモリ回路54から後段の回路へのデータ出力(DOUT)がストップ信号STに応じて保持される。ラッチ回路55,56は、ノードN3,N4に接続されており、キャパシタC5が並列に接続されている。
図9は入力ラッチ回路55及びメモリ回路54の前段の回路の一部を示している。入力ラッチ回路55は、回路の入力部分にインバータ61が接続されており、インバータ61に前段の回路の出力部分に接続されたインバータ58の出力が入力される。インバータ58,61は、外部電源VDDとは別に設けられた内部電源VDIから電力が供給されており、メモリ回路54のモードの変更とは無関係に内部電源VDIが供給される。インバータ61は、入力側の内部電源VDIとの間に、ストップ信号STがゲート端子に入力されるpMOSトランジスタM31が接続されている。またインバータ61は、出力端子側のGNDとの間に、ストップ信号STがインバータ62で反転された信号がゲート端子に入力されるnMOSトランジスタM41が接続されている。
インバータ61の出力端子には、データ保持回路64が接続されている。データ保持回路64は、相補のノードN8,N9の間に並列かつ一方の入力端子と他方の出力端子とが互いに接続された一対のインバータ64A,64Bを有し、インバータ61の出力がラッチされる。データ保持回路64の出力は、メモリ回路54の入力端子(図9においては、データ入力(DIN))に入力される。このような構成の入力ラッチ回路55は、例えば、アクティブモードからスタンバイモードへの切り替えの際に、ストップ信号STの立ち上がりに応じてpMOSトランジスタM31及びnMOSトランジスタM41がオフ状態となる。入力ラッチ回路55は、インバータ58(前段の回路)からの入力が遮断され、データ保持回路64において切り替え時点の入力データが保持される。
ここで、上記した半導体装置10は、モードの切り替えにともなってメモリ12(メモリ回路54)の駆動電圧V1が変動する。このため、メモリ回路54は、駆動電圧V1と前段の回路を駆動する内部電源VDIとの電位差によって、例えばメモリ回路54が備えるMOSトランジスタなどの記憶素子の入力信号が不定となり貫通電流が増大しデータを安定的に保持できない虞がある。このため、アクティブモードからスタンバイモードへの切り替えの際に、外部からの信号の入力を遮断し入力ラッチ回路55にて入力データを保持することによって、メモリ回路54の入力信号が不定となる可能性が低減できる。その結果、モードの切り替えに対してメモリ回路54(メモリ12)のデータを安定的に保持できる。なお、メモリ回路54へのストップ信号STの入力を、入力ラッチ回路55に比べて遅らせる遅延回路を設けてもよい。これにより、モードの切り替えに際し、入力ラッチ回路55において保持するデータ及びメモリ回路54に対する出力をメモリ回路54の処理に先行して確定させることによって、メモリ回路54のデータをより安定的に保持できる。
図10は、出力ラッチ回路56及びメモリ回路54の後段の回路の一部を示している。なお、出力ラッチ回路56の説明は、入力ラッチ回路55と同様の部分について適宜省略して説明する。メモリ回路54のデータ出力(DOUT)は、出力ラッチ回路56のインバータ71に入力される。インバータ71は、ストップ信号STに応じて動作するpMOSトランジスタM32、nMOSトランジスタM42及びインバータ72によって外部電源VDDの供給が制御される。インバータ71の出力は、出力ラッチ回路56のデータ保持回路74(インバータ74A,74B)に入力される。データ保持回路74の出力は、メモリ回路54の後段の回路の入力部分に接続されたインバータ59に入力される。データ保持回路74は、後段の回路(インバータ59)を駆動する内部電源VDIが供給される。このような構成では、アクティブモードからスタンバイモードへの切り替えの際に、メモリ回路54(メモリ12)からの出力データが遮断されその前に出力されたデータがデータ保持回路74に保持できるため、後段の回路に対して不定な信号を出力する可能性が低減できる。なお、アクティブモードからスタンバイモードへの変更に応じて後段の回路への内部電源VDIの供給が停止されるような構成では、出力ラッチ回路56を省略することができる。即ち、仮に不定な信号の出力が生じる場合であっても、そのデータを受け付ける後段の回路が停止されるような回路構成では、出力ラッチ回路56が省略できる。
また、上記実施形態では、特に言及していないが、メモリ12は、トリプルウェル構造を用いて実装してもよい。図11は、半導体装置10のたて構造を示し、メモリ12,13の一部を拡大してその断面構造の概要を断面図とした図である。図11に示すように、メモリ12,13は、例えば、P型シリコン基板81を有し、P型シリコン基板81の一部にメモリ12が形成されたNウェル82を有し、Nウェル82の一部にPウェル83を有している。Nウェル82に形成されるpMOSトランジスタM51と、Pウェル83に形成されるnMOSトランジスタM52とが素子分離絶縁膜(図示略)を介して隣接して形成されている。従って、メモリ12はトリプルウェル構造で構成されている。
メモリ12は、例えば、pMOSトランジスタM51のNウェル82に形成されるP+拡散層のソース領域82Sとバックゲート領域であるNウェル82にノードN3(図1参照)が接続される。また、メモリ12は、例えば、nMOSトランジスタM52のPウェル83に形成されるN+拡散層のドレイン領域83Dとバックゲート領域であるPウェル83にノードN4(図1参照)が接続される。メモリ12は、スタンバイモードにおいてGND側のノードN4がメモリ12,13の中間電位となる。このため、メモリ12をトリプルウェル構造とすることによって、例えば、pMOSトランジスタM51及びnMOSトランジスタM52のバックバイアス電位の安定性の確保が可能となる。
また、P型シリコン基板81の一部にメモリ13が形成される。メモリ13は、Nウェル85及びPウェル86が隣接して形成されるツインウェル構成である。Nウェル85に形成されるpMOSトランジスタM54と、Pウェル86に形成されるnMOSトランジスタM55とが隣接して形成されている。メモリ13は、例えば、pMOSトランジスタM54のNウェル85に形成されるP+拡散層のソース領域85Sとバックゲート領域であるNウェル85にノードN5(図1参照)が接続される。また、メモリ13は、例えば、nMOSトランジスタM55のPウェル86に形成されるN+拡散層のドレイン領域86Dとバックゲート領域であるPウェル86にGNDが接続される。
上記した図1に示す半導体装置10では、メモリ13のGND側が常にGNDレベルであるため、メモリ13を必ずしもトリプルウェル構造とする必要はない。しかしながら、図3に示す半導体装置10Aでは、スタンバイモードにおいてメモリ13がメモリ12とメモリ13Aとの間に接続されるため、半導体装置10Aのメモリ13をトリプルウェル構造とすることで、上記した効果と同様の効果を得ることができる。
また、半導体装置10は、半導体装置の一例として、レギュレータ回路11は、レギュレータ回路の一例として、メモリ12は、第1記憶素子の一例として、メモリ13,13Aは、第2記憶素子の一例として、スイッチ14,14A及びnMOSトランジスタM21,M21Aは、切替スイッチの一例として、レギュレータ制御回路23は、電源制御回路の一例として、モニタ端子52は、モニタ端子の一例として、入力ラッチ回路55は、入力ラッチ回路の一例として、出力ラッチ回路56は、出力ラッチ回路の一例として、pMOSトランジスタM11,M12,M12Aは、電源トランジスタの一例として、ストップ信号STは、切替信号の一例として、外部電源VDDは、第1の電源の一例として、グランドGNDは、第1の電源より電位が低い第2の電源の一例として挙げられる。
10,10A,10B 半導体装置
11 レギュレータ回路
12 メモリ(第1記憶素子)
13,13A メモリ(第2記憶素子)
14,14A スイッチ(切替スイッチ)
23 レギュレータ制御回路(電源制御回路)
52 モニタ端子
55 入力ラッチ回路
56 出力ラッチ回路
59 インバータ(後段の回路)
M11,M12,M12A pMOSトランジスタ(電源トランジスタ)
M21,M21A nMOSトランジスタ(切替スイッチ)
ST ストップ信号(切替信号)
TS テスト開始信号
VDD 外部電源(電源)

Claims (8)

  1. データを保持する複数の記憶素子と、
    前記複数の記憶素子の各々に第1の電源を接続する複数の電源トランジスタと、
    前記複数の記憶素子に保持されている前記データへのアクセスが行われるアクティブモードと、前記複数の記憶素子に保持されている前記データへのアクセスは行われず前記データを保持するスタンバイモードと、の各モードの切り替えを示す切替信号に応じて前記電源トランジスタを制御し、前記アクティブモードの場合には前記複数の記憶素子の各々を前記第1の電源に対して並列に接続し、前記スタンバイモードの場合には前記複数の記憶素子のうち第1記憶素子を前記第1の電源に接続し前記複数の記憶素子のうち他の記憶素子を前記第1の電源から切断する制御を行う電源制御回路と、
    前記スタンバイモードの場合に、前記複数の記憶素子の各々の間を接続して、前記第1記憶素子と前記他の記憶素子とを、前記第1の電源と前記第1の電源より電位が低い第2の電源との間に直列に接続する切替スイッチと、
    を備えることを特徴とする半導体装置。
  2. 前記電源トランジスタは、前記第1の電源と前記複数の記憶素子の各々との間に介在し、
    前記電源制御回路は、前記アクティブモード時には前記複数の記憶素子の各々に対応する各々の前記電源トランジスタを導通して前記第1の電源を各々の前記複数の記憶素子に接続し、前記スタンバイモード時には前記第1記憶素子に対応する前記電源トランジスタを導通して前記第1の電源を前記第1記憶素子に接続することを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記電源トランジスタは、前記第1の電源と前記複数の記憶素子の各々との間に介在し、
    前記電源制御回路は、前記アクティブモード時には前記複数の記憶素子の各々に対応する各々の前記電源トランジスタを制御して前記第1の電源から降圧された内部電源を各々の前記複数の記憶素子に接続し、前記スタンバイモード時には前記第1記憶素子に対応する前記電源トランジスタを導通して前記第1の電源を前記第1記憶素子に接続することを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  4. 前記電源トランジスタは、前記第1の電源と前記複数の記憶素子の各々との間に介在し、
    前記電源制御回路は、前記アクティブモード時には前記複数の記憶素子の各々に対応する各々の前記電源トランジスタを制御して前記第1の電源から降圧された第1内部電源を各々の前記複数の記憶素子に接続し、前記スタンバイモード時には前記第1記憶素子に対応する前記電源トランジスタを制御して前記第1の電源から降圧された第2内部電源を前記第1記憶素子に接続することを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  5. 前記切替スイッチにより接続される前記複数の記憶素子の間の接続点の電圧をモニタするモニタ端子を備えることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の半導体装置。
  6. 前記複数の記憶素子に入力される信号を前記複数の記憶素子への入力に先立ってラッチする入力ラッチ回路を備え、
    前記入力ラッチ回路は、少なくとも前記切替信号により前記複数の記憶素子に供給される電源電圧が遷移する期間には、ラッチされた前記信号の入力を抑止することを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の半導体装置。
  7. 前記複数の記憶素子から出力される前記データをラッチする出力ラッチ回路を備え、
    前記出力ラッチ回路は、少なくとも前記切替信号により前記複数の記憶素子に供給される電源電圧が遷移する期間には、ラッチされた前記データの出力を抑止することを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の半導体装置。
  8. 前記スタンバイモードにおいて直列接続される前記複数の記憶素子のうち、少なくとも前記第2の電源に接続される記憶素子以外は、トリプルウェル構造を備えることを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の半導体装置。
JP2013027383A 2013-02-15 2013-02-15 半導体装置 Pending JP2014157643A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013027383A JP2014157643A (ja) 2013-02-15 2013-02-15 半導体装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013027383A JP2014157643A (ja) 2013-02-15 2013-02-15 半導体装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2014157643A true JP2014157643A (ja) 2014-08-28

Family

ID=51578436

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013027383A Pending JP2014157643A (ja) 2013-02-15 2013-02-15 半導体装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2014157643A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020071894A (ja) * 2018-11-02 2020-05-07 ルネサスエレクトロニクス株式会社 半導体装置及びデータ保持方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020071894A (ja) * 2018-11-02 2020-05-07 ルネサスエレクトロニクス株式会社 半導体装置及びデータ保持方法
JP7013359B2 (ja) 2018-11-02 2022-01-31 ルネサスエレクトロニクス株式会社 半導体装置及びデータ保持方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6161482B2 (ja) 半導体記憶装置
JP4768437B2 (ja) 半導体記憶装置
US8654569B2 (en) 10T SRAM cell with near dual port functionality
JP5574365B2 (ja) 集積回路構造
JP5057757B2 (ja) 半導体集積回路
JP2006507617A (ja) Sramセルおよび上記sramセルに流れ込む漏れ電流の補償方法
JP2001155486A (ja) 半導体スタティックメモリ
JP2009238367A (ja) メモリ装置
JP2007323770A (ja) Sram
JP4908471B2 (ja) 半導体記憶装置、及びそれを用いたトリミング方法
JP5745668B2 (ja) 半導体装置
JP2014157643A (ja) 半導体装置
JP2010282721A (ja) 半導体装置
JP2011141649A (ja) 半導体回路、及びコンピュータシステム
JP4405215B2 (ja) メモリ装置
US20170243634A1 (en) Semiconductor memory device including sram cells
JP2016177864A (ja) 半導体装置
US8891287B2 (en) SRAM cell having a p-well bias
JP6469764B2 (ja) 半導体記憶装置及びそのテスト方法
JP6383041B2 (ja) 半導体装置
JP2016032223A (ja) 半導体集積回路
JP2014093585A (ja) 半導体集積回路
JP2008135169A (ja) 半導体記憶装置
JP2006332897A (ja) 半導体集積回路
JP2018156657A (ja) 半導体装置

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20150605