JP2014155995A - ステープラ - Google Patents

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Abstract

【課題】 大量の紙等であっても安定した綴りが可能である卓上及びハンドタイプで使用可能なステープラを提供する。
【解決手段】 ステープラ100はベース部170の上方に、針251で綴じるための用紙を配置させるクリンチャ部190と針251を収納するマガジン部140と針251を押し出す押刃131を備えたハウジング部120とを有するステープラ100であって、ベース部内に、ベース部170を机等に載置すると作動する机上載置レバー201と、机上載置レバー201の作動によりスライド動作を行うプレート202と、スライダ受け185と、を備え、ベース部170を机等に載置させると机上載置レバー201の作動によりプレート202をスライド動作させて、プレート202と係合するスライダ受け185を僅かに移動させ、ハンドル部110の回動操作にリンクして作動するクリンチャ部190のベース部側への移動動作を遅延させる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、針の先端部が平らとなるフラットタイプのステープラに関する。
紙を綴るための文具としてステープラがあり、ステープラは事務用品として欠かせないものである。このようなステープラにおいて、紙を綴った場合に針の先端部が湾曲した状態となるものと、針の先端部が平らとなるフラットタイプとがある。近年では重ねた書類が嵩張らないことから、フラットタイプのステープラが主流となりつつあり、このようなフラットタイプのステープラに関して多くの提案がなされている。
そして、ステープラには、綴じる枚数に応じて小型、中型、大型とラインナップが用意されており使用する針サイズも異なるようにして、ユーザーは用途に応じてサイズの異なるステープラを使い分けている。
小型のステープラは、持ち運び便利なように手のひらサイズの小型軽量で手に把持した状態で使用することを主として、20枚ほどの用紙を綴じることができるものである。大型のステープラは、卓上で用いて、全体重をかけて押圧されても可能なように頑丈な構造とされており、机等に載置した状態でハンドル部材を降下させて最大60枚ほどの用紙を一度に綴ることを可能とするものもある。
そして、中型のステープラは、万能タイプであって、手に把持した状態で使用したり卓上で用いることを可能とし、最大30枚ほどの用紙を一度に綴ることを可能とするものである。
そして、下記に示す特許文献1には、綴るべき用紙を添えるための用紙テーブルと、この用紙テーブルに対向配置されつづり針を保持するマガジンと、このマガジンに保持されたつづり針を用紙テーブル方向に押し出す押刃と、この押刃により押し出され前記用紙を貫通したつづり針の貫通端部を折曲用当接面または成型用当接面により折り曲げるためのアンビルと、このアンビルによる折曲げ動作時に前記つづり針を折曲用当接面に係わり合わせた後に成型用当接面に係わり合わせる当接面切換機構とを具備して、つづり針を座屈等を招くことなくフラットな状態に折曲げて綴ることができるステープラが開示されている。
特開2011−131353号公報
しかしながら、特許文献1のごときステープラは、折曲用当接面と成型用当接面とが綴り針への押圧の一連の動作の中で切り換わる当接面切換機構とを有するものであるが、大量の紙を綴るために、卓上で用いるときにベース部を机等に載置した状態のまま強い力をかけ大量の用紙を綴る場合はともかく、多少、用紙が少なく両手で持って用紙を綴じるときには頑丈な構造なことから不便な場合があった。また、このような中型のステープラでは、手で持って使用する場合、又は、卓上に置いて使う場合において、針が用紙に正しく通らず、上手く綴れないこともあった。
そこで本発明は、上述したような従来技術の問題点に鑑みてなされたものであり、大量の紙等であっても安定した綴りが可能である卓上及びハンドタイプで使用可能なステープラを提供することを目的としている。
本発明のステープラは、ベース部の上方に、針で綴じるための用紙を配置させるクリンチャ部と、前記針を収納するマガジン部及び前記針を押し出す押刃を備えたハウジング部と、を有するステープラであって、前記ベース部内に、当該ベース部を机等に載置すると作動する机上載置レバーと、前記机上載置レバーの作動によりスライド動作を行うプレートと、前記針で綴じるための用紙を配置させている前記クリンチャ部の前記ベース部側への移動動作を係止させるとともに前記プレートのスライド動作に合わせて移動を行うスライダ受けと、を備え、前記ベース部を机等に載置させると前記机上載置レバーの作動により前記プレートをスライド動作させて、前記プレートと係合する前記スライダ受けを僅かに移動させ、ハンドル部の回動操作にリンクして作動する前記クリンチャ部の前記ベース部側への移動動作を遅延させることを特徴とする。
好適には、前記机上載置レバーは、先端が前記ベース部の下面から突出するように設けられていることを特徴とする。
好適には、前記机上載置レバーの先端が前記ベース部の下面と略同一面に位置するとき、前記スライダ受けが僅かに後退することを特徴とする。
好適には、前記ハンドル部の回動により作動する前記ハウジング部内の回動アームと当接される係合突起を備えていることを特徴とする。
本発明によれば、大量の紙等であっても安定した綴りが可能である卓上及びハンドタイプで使用可能なステープラを提供することができる。
即ち、本発明のステープラは、ステープラを卓上に載置して使用するに際し、机上載置レバーによって、クリンチャ部のベース部側への移動動作を遅延させることにより、卓上使用により強い力でハンドル部を操作して素早くハンドル部を降下させる場合でも、確実に針が全用紙を貫通した後にクリンチ動作を行うこととなり、針脚を正常に折り曲げて用紙を確実に綴じ、座屈等を防止することができる。
そして、机上載置レバーの先端をベース部の下面から突出させることにより、ステープラを卓上に置いてハンドル部を押し下げるとき、机上載置レバーの先端をベース部下面まで後退させることができる。
さらに、机上載置レバーの先端がベース部下面まで後退したときに、スライダ受けを後退させることにより、スライダ受けとスライダ突起との重ね量を大きくして、クリンチャ部の降下開始を容易に遅らせることができる。
また、本発明のステープラは、クリンチャ部がハンドル部の回動にリンクして、ベース部側へと移動することにより、綴じる用紙枚数の多い少ないに関わらず用紙を確実に綴じることができる。
本発明の実施形態に係るステープラの外観を示す前方斜視図である。 本発明の実施形態に係るステープラのマガジンを引き出した状態を示す前方斜視図である。 本発明の実施形態に係るステープラの断面図である。 本発明の実施形態に係るステープラの用紙を挟んだ作動状態を示す断面図である。 本発明の実施形態に係るステープラの用紙に針を通した作動状態を示す断面図である。 本本発明の実施形態に係るステープラの用紙を綴じた作動状態を示す断面図である。 本発明の実施形態に係るステープラの机上載置レバーの作動を示す断面図である。 本発明の実施形態に係るステープラのスライダ受けの作動を示す断面図である。
以下、本発明の実施形態を図に基づいて詳説する。なお、本発明のステープラ100は、図1に示すハンドル部110の方向を上方、ベース部170の方向を下方、ハンドル部110とベース部170が接続される方向を後方、ハンドル部110とベース部170との間が開いている方向を前方として説明する。
本発明のステープラ100は、図1に示したようにハンドル部110とベース部170との間に針を収納するマガジン部140と針を打ち出す押刃131を備えるハウジング部120とを有するとともに、ベース部170には、上下移動可能とされる可動クリンチャ199を備え、クリンチャ部190で針の針脚を平らに折り曲げる中型サイズで、両手又は片手による手持ちによる使用、又は、卓上などに載置して手の平でハンドル部を押えるようにする卓上使用を可能とする万能タイプのステープラ100である。
このステープラ100は図2及び図3に示すように、前後に所要の長さを有しつつ横断面がコ字状とされて下方を開口した形状とすることにより剛性を確保したハンドルアーム113をハンドル部110の内部に有し、表面が適宜の曲面とされてステープラ100を握り易くしたハンドルカバー111をハンドルアーム113に被せたハンドル部110を有するものである。
そして、ハンドル部110と後方で接続されるベース部170は、板状にして前後に所要の長さを有する金属製の薄板平板状のベース底板171、及び、ベース底板171の両側に沿って立上がるベース側板173、このベース側板173の後方端部近傍において高さを高くした立上げ壁175を備えるベース基板を有する。そして、ベース部170は、ベース底板171の下方に本発明の後述する摺動するプレート202、及び、ベース側板173とプレート202とを覆うベースカバー177を有するものである。
さらに、立上げ壁175の上端近くに設けたハンドル軸119によりハンドル部110を回動可能にベース部170に固定し、立上げ壁175の後端近傍の中間高さ位置に設けた回動軸181によりハウジング部120とマガジン部140とをベース部170に対して回動可能に取り付けるものである。
このハウジング部120は、平板状にしてハンドルアーム113よりも僅かに短い長さとされたハウジング天板123と、ハウジング天板123の両側に沿って垂下するハウジング側板125を有して先端近傍の内側に押刃131を有し、ハウジング部120の先端部分を覆うハウジングカバー121を備えるものである。
また、ハウジング天板123の中央やや後方位置と、ハンドルアーム113の後端近傍であって、ハンドル軸119よりも前方とされる位置とを、リンクバー105で接続するものとし、このリンクバー105は、上リンク軸106により一端がハンドルアーム113に対して回動可能に固定され、リンクバー105の他端が下リンク軸107によりハウジング天板123に回動可能に固定されるものである。
そして、ハウジング部120は、先端近傍に針を押し出す押刃131を有するとともに、ハウジング部120の前端とマガジン部140の前端に所定の間隔を形成させる弾性体127を内蔵するものである。
この押刃131及び弾性体127は、図3に示したように一体の鋼板としているも、弾性体127は押刃131とは別の適宜な材料からなる個別の弾性体を使用することも可能である。
また、マガジン部140は、図2に示したように、マガジンケースからマガジンケース本体部が前方に引出し可能とされている。
このマガジンケースは、マガジンケース上板141とこのマガジンケース上板141の両側に沿ってマガジンケース上板141から垂下するマガジンケース側板143と、左右のマガジンケース側板143の各下端から相互に内側に突出するマガジンケース下板145を有し、マガジンケース本体部を前後に摺動可能に保持する。
そして、マガジンケースの前端にはマガジンケース上板141から僅かに下方に垂下するマガジンケース前板147を有し、このマガジンケース前板147の下方に針を通過させる空間を形成しつつこのマガジンケース前板147により、針押え165がマガジンケースから前方に突出することを防止し、マガジンケース本体部を引き出したときにマガジンケース本体部へ針を挿入することを容易としている。
また、マガジン部140は、マガジンケース下板145とクリンチャベース枠193との間にコイルバネ等の弾性体187を備えてマガジン部140の前端とベース部170の前端との間に間隙を形成して用紙を挟み込むことができるようにしている。
この可動クリンチャ199をベース部170に取り付ける構造としては、立上げ壁175の下方へクリンチャピン195によりクリンチャベース枠193の後端近傍を回動可能に固定してクリンチャベース枠193の前端を上下移動可能とし、クリンチャベース枠193の上に設けたクリンチャベース板191の前端に可動クリンチャ199を内蔵するクリンチャカバー197を設け、クリンチャベース板191及びクリンチャベース枠193を押し上げ、クリンチャベース枠193の前端内側に係合させてクリンチャカバー197を所定高さ位置としているものである。
また、クリンチャベース板191の下面には、スライダ板211が前後に摺動可能に取り付けられ、スライダ板211の前端には下方に突出するスライダ突起213が設けられ、スライダ板211の後端左右両側には上方に突出する係合突起215が設けられ、弾性体212によりスライダ板211が前方に付勢されているものである。
そして、スライダ突起213の下方には、ベース底板171とベースカバー177の間に位置するプレート202と一体とされて摺動可能なスライダ受け185が設けられ、スライダ受け185の後端とスライダ突起213の前端を重ねてスライダ板211の前端、即ち可動クリンチャ199を備えるクリンチャベース板191の前端が降下することを阻止している。
そして、可動クリンチャ199の下方には、クリンチャ部190の前端が降下したとき、クリンチャカバー197に挿入されて可動クリンチャ199の下方を支持するクリンチャ係止部183がベース底板171に設けられ、ベース底板171とクリンチャベース板191との間にクリンチャ部190を押し上げるコイルバネ等の弾性体198が配置されている。
さらに、係合突起215の前方上方には、同一形状とされる2個の回動アーム221が軸心位置を合せた各アーム軸227によりマガジンケース側板143の両側に各々回動可能に取り付けられており、アーム軸227から前方上方に延びる各第1アーム223の先端をハウジング天板123の下面に接触させるようにハウジング側板125の内側に配置し、アーム軸227から下方に延びる各第2アーム225の先端をベース部170に取り付けたスライダ板211の各係合突起215の前方上方に位置させている。
この回動アーム221は、アーム軸227によりマガジンケースに取り付けられているため、マガジン部140が降下して打出し口が可動クリンチャ199に接近したとき、第2アーム225の先端を係合突起215の前方位置まで降下させ、ハウジング部120がマガジン部140に接近して押刃131により針を打出し口から打ち出すとき、第1アーム223の先端がハウジング天板123により押し下げられて回転し、第2アーム225の先端を後方に移動させて係合突起215ひいてはスライダ板211やスライダ突起213を後方に移動させるものである。
次に、本実施形態におけるステープラ100を使用した場合における動作に関して述べる。図3に示したように、ハンドル部110に力を加えていない場合は、クリンチャ部190は弾性体198の力により上方に付勢されており、スライダ板211は弾性体212により前方に付勢されているため、スライダ板211と一体とされるスライダ突起213とスライダ受け185とが係止しており、スライダ板211の前端、即ち可動クリンチャ199を備えるクリンチャベース板191の前端が降下することを阻止している。
また、マガジン部140は、マガジン部140とベース部170との間に載置された弾性体187の力により上方に付勢されており、ハンドル部110は、リンクバー105によりハウジング部120と結ばれており、ハウジング部120の下方に位置するマガジン部140は、弾性体127によりハウジング部120との間隔を維持されている。
そして、ハンドル部110の先端を降下させていくと、図4に示すようにハンドル部110は、ハンドル軸119を中心に回転降下していき、さらに、ハンドル部110の先端を降下させていくと、リンクバー105の作動によりハウジング部120を回動降下させることとなる。
さらに、ハンドル部110の先端を降下させていくと、ハウジング部120の降下とともに、ハウジング部120との間隔を維持するようにしてマガジン部140をも一体として回動降下し、マガジン部140とクリンチャ部190との間に配置された図示しない用紙を挟む方向に作動することとなる。
そして、ハンドル部110の先端をさらに降下させていくと、図4に示したように、マガジン部140の先端が図示しない重ねた用紙に接触するところまで降下して、マガジン部140とクリンチャカバー197とにより用紙を挟み込む。
ここでは、クリンチャ部190であるクリンチャカバー197は、スライダ板211と一体とされるスライダ突起213とベース部170内部に設けたスライダ受け185とにより係止されて下降動作ができずに停止状態とされる。
この状態でハンドル部110の先端をさらに降下させると、図5に示すように、ハウジング部120の先端が降下して押刃131により連結針250の先端側の1個の針251を押し下げることとなる。
そして、ハンドル部110の先端を降下させていくと、ハウジング部120の回動により、押刃131によって押し下げられた針251の脚が用紙を貫通するとともに、ハウジング部120が所定量回動することによりハウジング部120の回動アーム221の第2アーム225が後方へ作動してスライダ板211の係合突起215と当接することとなる。
第2アーム225の作動により係合突起215と当接し、さらにハンドル部110の先端を降下させていくと、図6に示すように、係合突起215と一体とされたスライダ板211を後方へとスライドさせることとなる。
そして、スライダ板211が後方にスライドすると、スライダ板211の前方でスライダ板211と一体とされたスライダ突起213が後方に移動し、スライダ受け185によって係止されていたスライダ突起213の係止が解除されることにより、ハウジング部120の下降動作にともなってクリンチャ部190のクリンチャカバー197をベース部170内に下降させることとなる。
なお、本発明のスライダ受け185は、ステープラ100の卓上使用の場合に、ベース部170を机等に載置すると作動する机上載置レバー201によって、後述するプレート202を僅かに後方に移動させるものである。机上載置レバー201、プレート202等については詳細を後述する。
そして、ハンドル部110の先端を降下させハウジング部120の押刃131の下降動作によって用紙を貫通した針251は、クリンチャ部190のクリンチャカバー197とともにベース部170内に下降されて、クリンチャ係止部183が可動クリンチャ199の下から可動クリンチャ199に当接される。
これにより、針251は、クリンチャ係止部183により下側を支持された可動クリンチャ199と押刃131とにより針脚が挟まれることにより、フラットに折り曲げられて用紙を綴じることとなる。
そして、ハンドル部110へ力を加えるのをやめて開放すると、ステープラ100は各種バネの弾性力によって復帰し、図1又は図3に示したハンドル部110とベース部170とが開口した状態となる。
次に、本発明に係るステープラ100の机上載置レバー201の作動によりスライダ受け185を僅かに移動させ、ハンドル部110の回動操作にリンクして作動するクリンチャ部190の移動動作を遅延させる構成について図を用いて詳説する。
ステープラ100のベース部170の内部には、図7に示すように、ベース部170を机等に載置すると作動する机上載置レバー201と、机上載置レバー201の作動によりスライド動作を行うプレート202と、針251で綴じるための用紙を配置させているクリンチャ部190のベース部170側への移動動作を係止させるとともにプレート202と係合して連動する先述のスライダ受け185と、を備える。
机上載置レバー201は、図1に示したようにベース部170後方下方に位置し、図7(a)に示すように、コ字状をした硬質樹脂製の機構部品であって、後方側に位置する一方の先端をベース部170下面から外方に向けて突出するように配置させるものである。
また、机上載置レバー201は、コ字状の前方側に位置する他方の先端をプレート202に係合させている。一方の先端をステープラ100のベース部170の下面から突出させることにより、ステープラ100を机等に載置させると、図7(b)に示すように、机上載置レバー201の一方の先端は、突出した状態からベース部170の後方内部に潜りこむようにして後方の先端をベース部170の下面と略同一の平面に位置させるように作動することとなる。
そして、机上載置レバー201の一方の先端が後方内部に作動すると、他方の先端は後方に向けて僅かに角度を変えるように作動することとなり、係合するプレート202を僅かに後方に摺動させることとなる。
プレート202は、図8に示すようにベース底板171とベースカバー177の間に位置した薄板状の金属製又は硬質樹脂製の平板であって、前方においてスライダ受け185と一体とされており、後方でコ字状の机上載置レバー201の前方側に位置する他方の先端と係合しており、弾性体203により前方に付勢されているものであり、前述のとおりステープラ100が机の上に載置されて卓上使用するときには机上載置レバー201の作動により、プレート202が後方に摺動することとなる。
スライダ受け185は、硬質樹脂製の立方体であって、プレート202の前方でプレート202の上方に立設されるようにプレート202と一体とされている。そして、ハンドル部110の回動操作に応じてハウジング部120の回動アーム221が作動して当接されるスライダ板211と一体とされる係合突起215が後方に移動されることにより摺動するクリンチャ部190のスライダ板211と一体とされるスライダ突起213が後方に摺動すると、スライダ受け185は、上方に位置するスライダ突起213との係止が解除されてクリンチャ部190の下降動作を可能とさせる。
これらの構成により、ステープラ100のベース部170を机等に載置させると、図8(b)に示すように、机上載置レバー201のコ字状の一方の先端が後方に向けて傾斜し、他方の先端も同期して後方に回動することにより他方の先端と係合するプレート202を後方に向けてスライド動作させて、プレート202と係合するスライダ受け185を僅かに後方に移動させる。
そして、ステープラ100は用紙枚数が数十枚で卓上に載置して、手のひらでハンドル部110に強い力を加えることにより素早くハンドル部110を降下させても、ハンドル部110の回動操作にリンクして作動するスライダ突起213とスライダ受け185の係合している時間を僅かに長くすることにより、クリンチャ部190のベース部170側への移動動作を遅延させ、確実に針251の脚を用紙に貫通させた後にクリンチ動作を開始させるようにするものである。
また、ステープラ100を手持ちの使用で数十枚の用紙を綴じるときは、指でハンドル部110とベース部170とを閉じるように握るため、ハンドル部110の降下が手のひらで強く押えるときよりも僅かに低速となり、クリンチャ部190の降下時にも針251が用紙に押し込まれ、クリンチ動作を開始するときには確実に針251の脚を用紙に貫通させた状態となるため、図8(a)に示すように、クリンチャ部190のベース部170側への移動動作を遅延させる必要がなく、握りやすい構造であることから確実に針251を用紙に貫通させた後にクリンチ動作が実行される。
なお、紙の枚数が少ない時は、ハンドル部110の降下速度が多少変化しても、針251の脚は容易に紙を貫通し、確実に針251の脚が紙を貫通した後にクリンチ動作を行うことができるため、このテープラ100を使用するに際して手持ちの使用であっても卓上使用であっても正しく紙を綴じることができる。
このように、本実施形態におけるステープラ100では、綴じる紙の枚数が多い場合に卓上使用して急激にハンドル部110を降下させる回動操作を行っても、クリンチャ部190のベース部170側への移動動作を遅延させることにより、確実に針が用紙に貫通された後にクリンチ動作されるようにして、手持ち使用であっても卓上使用であっても綴じる紙の枚数に拘わらず針251の座屈、クラウン浮き、針脚が外側に曲がる等を防止することができる。
また、上記実施形態として説明したステープラ100は、ハンドル部110とハウジング部120とをリンクバー105で接続してハウジング部120の上方にハンドル部110を配置し、ハンドル部110の先端の降下によりハウジング部120を降下させているも、ハウジング部120のハウジング天板123に直接にハンドルカバー111を取り付け、ハウジング部120を直接に手によりベース部170側に回動させるようにして、ベース部170の上方にクリンチャ部190、マガジン部140、及び、ハウジング部120を配置してハウジング部120がハンドル部を兼ねるステープラとすることもある。
以上のように本実施形態によれば、大量の紙等であっても安定した綴りが可能である卓上及びハンドタイプで使用可能なステープラ100を提供することができる。
また、本実施形態によれば、机上載置レバー201の先端をベース部170の下面から突出させることにより、ステープラ100を卓上に置いたとき、又は卓上に置いてハンドル部110を手により押し下げるとき、机上載置レバー201の先端をベース部170下面まで後退させることができる。
さらに、本実施形態によれば、机上載置レバー201の先端がベース部170下面まで後退したときに、スライダ受け185を後退させることにより、スライダ受け185とスライダ突起213との重ね量を大きくして、クリンチャ部190の降下開始を容易に遅らせることができる。
そして、本実施形態によれば、クリンチャ部190がハンドル部110の回動にリンクして、ベース部170側へと移動することにより、綴じる用紙枚数の多い少ないに関わらず用紙を確実に綴じることができる。
100 ステープラ 105 リンクバー
106 上リンク軸 107 下リンク軸
110 ハンドル部 111 ハンドルカバー
113 ハンドルアーム 119 ハンドル軸
120 ハウジング部 121 ハウジングカバー
123 ハウジング天板 125 ハウジング側板
127 弾性体 131 押刃
140 マガジン部 141 マガジンケース上板
143 マガジンケース側板 145 マガジンケース下板
147 マガジンケース前板 165 針押え
167 ガイド棒 169 弾性体
170 ベース部 171 ベース底板
173 ベース側板 175 立上げ壁
177 ベースカバー
181 回動軸 183 クリンチャ係止部
185 スライダ受け
187 弾性体
190 クリンチャ部 191 クリンチャベース板
193 クリンチャベース枠
195 クリンチャピン 197 クリンチャカバー
198 弾性体 199 可動クリンチャ
201 机上載置レバー
202 プレート 203 弾性体
211 スライダ板 212 弾性体
213 スライダ突起
215 係合突起
221 回動アーム 223 第一アーム
225 第二アーム 227 アーム軸
250 連結針 251 針

Claims (4)

  1. ベース部の上方に、針で綴じるための用紙を配置させるクリンチャ部と、前記針を収納するマガジン部及び前記針を押し出す押刃を備えたハウジング部と、を有するステープラであって、
    前記ベース部内に、
    当該ベース部を机等に載置すると作動する机上載置レバーと、
    前記机上載置レバーの作動によりスライド動作を行うプレートと、
    前記針で綴じるための用紙を配置させている前記クリンチャ部の前記ベース部側への移動動作を係止させるとともに前記プレートのスライド動作に合わせて移動を行うスライダ受けと、
    を備え、
    前記ベース部を机等に載置させると前記机上載置レバーの作動により前記プレートをスライド動作させて、前記プレートと係合する前記スライダ受けを僅かに移動させ、ハンドル部の回動操作にリンクして作動する前記クリンチャ部の前記ベース部側への移動動作を遅延させることを特徴とするステープラ。
  2. 前記机上載置レバーは、先端が前記ベース部の下面から突出するように設けられていることを特徴とする請求項1に記載のステープラ。
  3. 前記机上載置レバーの先端が前記ベース部の下面と略同一面に位置するとき、前記スライダ受けが僅かに後退することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のステープラ。
  4. 前記ハンドル部の回動により作動する前記ハウジング部内の回動アームと当接される係合突起を備えていることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れかに記載のステープラ。
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