JP2014155219A - 撮影設定を調節できる電子装置 - Google Patents

Abstract

【課題】本発明は、容易に撮影設定を調節できる電子装置を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明に係る電子装置は、前板と、カバーと、前板とカバーとの間に設置される側板と、を備える。前板には、ディスプレイ部が設置され、前板及びカバーの内、少なくとも一方にカメラが装着され、側板にはセンサが設置され、センサはユーザの操作を感知し、電子装置の撮影設定を調節する。
【選択図】図５

Description

本発明は、撮影設定を調節できる電子装置に関するものである。

従来の技術において、デジタルカメラ、スマートフォンなどの撮影可能な電子設備は、撮影中に、タッチパネル又はボタンを介して撮影に関する様々な設定を調節する。しかし、ボタンを介して使用する電子装置は、相応する調節部品を装着しなければならないため、電子装置の体積又は外観に影響を及ぼす。また、タッチパネルを介して使用する電子装置は、ディスプレイ部が手に覆われてしまうため、不便である。

本発明の目的は、前記問題を解決し、容易に撮影設定を調節できる電子装置を提供することである。

上記目的を達成するために、本発明に係る電子装置は、前板と、カバーと、前記前板と前記カバーとの間に設置される側板と、を備える。前記前板には、ディスプレイ部が設置され、前記前板及び前記カバーの内、少なくとも一方にカメラが装着され、前記側板にはセンサが設置され、前記センサはユーザの操作を感知し、前記電子装置の撮影設定を調節する。

本発明に係る電子装置は、側板にセンサが設置されるため、ディスプレイ部を覆うことがない。また、電子装置の体積を大きくしなくても、撮影に関する様々な設定の調節ができるので、便利である。

本発明の実施形態に係る電子装置の正面図である。 図１に示す電子装置の側面図である。 図１に示す電子装置の背面図である。 図１に示す電子装置のブロック図である。 図１に示す電子装置において撮影設定調節が行われる際の第一状態を示す図である。 図６に示す設定調節中の電子装置の側面図である。 図５に示す電子装置において撮影設定調節が行われる際の第二状態を示す図である。 図１に示す電子装置の使用状態を示す図である。 本発明の実施形態に係る電子装置撮影設定調節方法のフローチャートである。

図１〜図３に示したように、本発明の実施形態に係る電子装置１００は、容易に撮影に関するズーム、光感度、露光量、ホワイトバランスなどを調節することができる。電子装置１００は、デジタルカメラ、スマートフォン、ノート型パソコンなど撮影可能な電子製品である。本実施形態において、電子装置１００は、平板状を呈し、前板１０１と、前板１０１に相対するカバー１０５と、前板１０１の両側とカバー１０５の両側との間にそれぞれ連接された２つの側板１０３と、を備える。側板１０３と前板１０１及びカバー１０５に隣接する箇所はそれぞれ湾曲する。他の実施形態において、側板１０３は前板１０１及びカバー１０５にそれぞれ垂直しても良い。

図４を併せて参照すると、電子装置１００は、更に前板１０１に設置されるディスプレイ部３０と、１つの側板１０３に設置されるセンサ４０と、制御モジュール１０と、カバー１０５に設置されるカメラ６０と、を備える。ディスプレイ部３０、センサ４０及びカメラ６０は制御モジュール１０に接続される。ディスプレイ部３０は、タッチパネル機能を有する。つまり、ディスプレイ部３０に操作を加えると、データを入力することができる。センサ４０は、ユーザの操作を感知でき、且つ線状又はバー状を呈する。センサ４０は、カーボンナノチューブによって覆われても良い。制御モジュール１０は、センサ４０からの操作に相応する指令を受信して、その操作に応じてカメラ６０を制御して撮影を行う。

図５〜図７に示したように、撮影する際、電子装置を撮影モードに切り替える。焦点距離を調節する際、指をセンサ４０に沿って左から右へ又は右から左へスライドさせると、センサ４０は指の移動方向及び移動距離を判断し且つ制御モジュール１０に送信する。制御モジュール１０はこの移動方向及び移動距離を受信すると、カメラ６０を制御し、ズームインまたはズームアウトする。この時、ディスプレイ部３０において、焦点距離の比率を示す焦点距離比率表示欄３２は表示され、焦点距離比率表示欄３２には移動可能な移動指針が設けられる。移動指針は指がセンサ４０に沿ってスライドする動作に応じて焦点距離比率表示欄３２に沿って移動し、焦点距離の比率を示す。焦点距離比率表示欄３２は、センサ４０の下方に位置し、センサ４０と同じ長さを有する。センサ４０は、指が止まる位置を検知することも可能である。この時、焦点距離比率表示欄３２において移動指針の止まる位置は、センサ４０において指が止まる位置と一致する。センサ４０に沿って指をスライドさせることによって、光感度、露光量、ホワイトバランス、シーンモードなどの撮影に関する設定を調節できる。

ズームは、光学ズーム及びデジタルズームを含む。光学ズームは、レンズの移動によって焦点距離を変化させ、望遠機能を得る。デジタルズームは、デジタルカメラ内のプロセッサが画素面積を増大することによって、画像を拡大する。電子装置１００は、光学ズーム調節も、デジタルズーム調節もできる。

図８に示したように、片手によって電子装置１００を握りながらセンサ４０に沿って指を移動することができる。この時、ディスプレイ部３０はユーザの手に覆われることがないため、撮影に便利である。

図９に示したように、電子装置の撮影方法は、以下のステップを含む。

ステップ２０１において、指が電子装置の側辺にあるセンサ４０に沿ってスライドされ、センサ４０は、指の操作を検知する。

ステップ２０３において、センサ４０は、指の移動方向及び移動距離を判断する。

ステップ２０５において、制御モジュール１０は、前記移動方向及び移動距離を受信すると共に焦点距離を調節する。

ステップ２０７において、ディスプレイ部３０には、制御モジュール１０の調節過程が同時に表示され、焦点距離の調節比率を示す焦点距離比率表示欄３２も表示される。

本実施形態において、センサ４０は、スライド動作又はタッチ動作などの操作を感知することができるため、センサ４０は、操作を感知して撮影に関する様々な設定を調節できる。この時、焦点距離比率表示欄３２によって表示される移動指針の止まる位置はセンサ４０においてタッチされる位置と一致する。

他の実施形態において、カメラ６０は、前板１０１に設置することも可能である。

１０ 制御モジュール
１００ 電子装置
１０１ 前板
１０３ 側板
１０５ カバー
３０ ディスプレイ部
３２ 焦点距離比率表示欄
４０ センサ
６０ カメラ

Claims (8)

1. 前板と、
   カバーと、
   前記前板と前記カバーとの間に設置される側板と、
   を備えてなる電子装置であって、
   前記前板には、ディスプレイ部が設置され、前記前板及び前記カバーの内、少なくとも一方にカメラが装着され、前記側板にはセンサが設置され、前記センサはユーザの操作を感知し、前記電子装置の撮影設定を調節することを特徴とする電子装置。
2. 前記センサはカーボンナノチューブに覆われることを特徴とする請求項１に記載の電子装置。
3. 電子装置の中で行う撮影設定調節方法であり、前記電子装置は前板と、カバーと、前記前板と前記カバーとの間に設置される側板と、を備え、前記前板には、ディスプレイ部が設置され、前記前板及び前記カバーの内、少なく一方にはカメラが装着され、前記側板にはセンサが設置され、前記撮影設定調節方法は、
   前記センサに操作が加えられる第一ステップと、
   制御モジュールが前記操作に応じて撮影設定を調節する第二ステップとを含むことを特徴とする撮影設定調節方法。
4. 前記操作は、スライド動作であり、前記第一ステップにおいて、前記センサはスライド方向及びスライド位置を検知し、前記第二ステップにおいて、制御モジュールは前記スライド方向及びスライド位置に応じて撮影設定を調節することを特徴とする請求項３に記載の撮影設定調節方法。
5. 前記撮影設定調節は、少なくとも焦点距離設定調節、光感度設定調節、露光量設定調節、ホワイトバランス設定調節、シーンモード設定調節の内の１つの設定調節であることを特徴とする請求項３又は４に記載の撮影設定調節方法。
6. 前記撮影設定調節は焦点距離を調節することであり、撮影設定調節方法は更に前記ディスプレイ部に、調節中のビジョン及び焦点距離比率表示欄が表示されるステップを含むことを特徴とする請求項３又は４に記載の撮影設定調節方法。
7. 前記焦点距離比率表示欄は前記センサと対向し且つ該センサと同じ長さを有する請求項６に記載の撮影設定調節方法。
8. 前記制御モジュールはタッチ位置を検知でき、前記焦点距離比率表示欄に示される移動指針の止まる位置は、センサにおけるタッチされる位置と対応する請求項６に記載の撮影設定調節方法。

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