JP2014153905A - 入力装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】主に車両での入力操作に用いられる入力装置に関し、操作者の接触位置の検出精度が高いものを提供することを目的とする。
【解決手段】赤外線発光素子42及びカメラ41に接続されカメラ41で取得した赤外線画像の位置毎の輝度を非接触時の背景光輝度BGより算出した閾値TH1、TH2と比較し操作板54への接触位置を検出する制御回路32を備える。これによれば、閾値TH1、TH2を非接触時の背景光輝度BGより算出するため、操作者の接触位置の検出精度が高いものが得られる。
【選択図】図4

Description

本発明は、主に車両での入力操作に用いられる入力装置に関するものである。
車両では乗員の操作簡便性と車室内の先進的なデザイン性を両立した様々な入力装置が提案されてきており、リアプロジェクション方式の入力装置も実現形態の一つとして有望視されている。
このような従来の入力装置について図8、図9を用いて説明する。
図8は車室内に配置した従来の入力装置20の斜視図で、図9は、入力装置20の内部構造を示す斜視図である。
ここで、入力装置20は半透明操作板1と、半透明操作板1を後方から撮影するカメラ2と、半透明操作板1に後方から映写するプロジェクタ3と、カメラ2の取得画像から操作位置を検出する操作位置検出回路4を備える。
ここで、半透明操作板1はアクリル樹脂等を材料とする曲板形状で、インストルメントパネルのパネル本体部に一体形成されている。
また、カメラ2は画像を可視光で撮影可能で、半透明操作板1の後方に、車体に取り付けられた状態で配置される。
また、プロジェクタ3は、半透明操作板1に後方から選択ボタン5を映写する。プロジェクタ3は、カメラ2と並んで車体に取り付けられた状態で配置される。
操作位置検出回路4は、カメラ2及びプロジェクタ3と接続され、インストルメントパネルの内部に配置される。操作位置検出回路4は、プロジェクタ3を駆動して半透明操作板1に選択ボタン5を表示させる。そして、操作者が半透明操作板1に表示された選択ボタン5を選択操作すると、カメラ2で撮影された画像から操作者の操作位置を検出する。そして、入力装置20に接続されたカーナビゲーションシステム等の電子機器に操作信号を出力し、電子機器に選択操作された選択ボタン5に対応した所定の制御を行わせる。
このような従来の入力装置20は、半透明操作板1を透過する外光を積極的に利用し、カメラ2で撮影された画像から操作者の操作位置を検出するものとなっていた。
なお、この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1が知られている。
特開2007−223416号公報
しかしながら、上記従来の入力装置では、半透明操作板は外光を積極的に利用する構造であるため、車室内が暗い場合は照明をあてる必要があり、また照明をあてた場合でも、操作板内の場所による照射強度のばらつきが過大で、操作者の指の位置検出精度が劣化する懸念があった。
本発明は、このような従来の課題を解決するものであり、操作者の接触位置の検出精度が高い入力装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、特に、接触操作可能なドーム状の操作板と、赤外線発光素子及びカメラに接続されカメラで取得した赤外線画像の位置毎の輝度と非接触時の背景光輝度より算出した閾値を用いて操作板への接触位置を検出する制御回路を備える。
本発明によれば、接触操作可能なドーム状の操作板と、赤外線発光素子及びカメラに接続されカメラで取得した赤外線画像の位置毎の輝度と非接触時の背景光輝度より算出した閾値を用いて操作板への接触位置を検出する制御回路を備える。これによれば、ドーム状の操作板で赤外線の輝度のばらつきを抑制することに加え、さらに閾値を非接触時の背景光輝度より算出するため、操作者の接触位置の検出精度が高いものが得られる。
本発明の実施の形態による入力装置の分解斜視図 同入力装置の内部構造を示す斜視図 同入力装置に用いる操作板の断面図 同入力装置で撮像した赤外線画像の赤外線の輝度を説明する図 同入力装置の配置を示す斜視図 同入力装置に接続されるディスプレイの表示を示す図 同入力装置の閾値の別の設定の一例を説明する図 従来の入力装置の配置を示す斜視図 従来の入力装置の内部構造を示す斜視図
以下、本発明の実施の形態について、図1〜図7を用いて説明する。
(実施の形態)
図1は本発明の実施の形態による入力装置100の分解斜視図、図2は同斜視図である。
図1において、入力装置100は、下ケース21と、制御部22と、撮像部23と、押圧スイッチ24と、可動ユニット25と、シャフト26と、二つのシャフト押さえ27と、上ケースユニット28とを備える。
下ケース21は、上側開口の方形箱状で絶縁樹脂等を材料とする。下ケース21の中央には略H形状で上面が平面の突部21Aを備え、突部21Aの左方には所定の間隔を空けた二つのシャフト受け部21Bを備える。
制御部22は、制御基板31A〜31Cと、制御回路32を備える。
ここで、制御基板31A〜31Cは下ケース21内に収納される。制御基板31Aは突部21Aの左側に配置され、制御基板31B、31Cは突部21Aの右側に並んで配置される。
また、制御回路32は、マイコンやIC(Integrated Circuit)等の半導体素子から構成され制御基板31Aの上面に配置される。制御回路32は、操作者の操作を検出し、操作に対応した操作信号を入力装置100の外部に出力する。
撮像部23は、赤外線の照射機能と撮像機能を備え、突部21Aの上面に配置される。
押圧スイッチ24は、突部21Aの右側で下ケース21の内底面に固定される。
ここで、撮像部23に関し説明する。
撮像部23は、カメラ41と、赤外線LED(Light Emitting Diode)等の複数の赤外線発光素子42と、赤外線発光素子基板43を備える。
カメラ41は魚眼レンズを備えたカメラモジュールである。魚眼レンズとは中心射影方式でない射影方式のレンズである。魚眼レンズの画角は160度以上310度以下が適している。なお、魚眼レンズ以外の広角レンズを使用することも可能で、その場合においても画角は160度以上310度以下が適している。ここで、カメラ41は配線41Aを備え、配線41Aの一端は制御基板31Aに接続される。
赤外線発光素子基板43は中央に孔43Aが設けられた配線基板である。孔43Aの周囲に等間隔で八つの赤外線発光素子42が配置される。
ここで、赤外線発光素子基板43は、突部21Aの上面に配置される。また、孔43Aからカメラ41の魚眼レンズを露出させるように、カメラ41が赤外線発光素子基板43と突部21Aの上面の間に配置される。
また、可動ユニット25はシャフト26を軸として回転動作するよう配置される。ここで、可動ユニット25の回転動作は、押圧スイッチ24を押圧するための上下方向の動作として現れる。可動ユニット25が押圧されることにより、押圧スイッチ24が可動ユニット25で押圧されONする。なお、可動ユニット25にかかる押圧力を除くと、押圧スイッチ24は元の状態に復帰しOFFになる。
ここで、シャフト受け部21Bの上面の溝にシャフト26の両端が配置され、それぞれのシャフト受け部21Bの上面にシャフト押さえ27が固定される。つまりシャフト26が外れないように、シャフト押さえ27で押さえている。
次に、可動ユニット25について説明する。
可動ユニット25は、モータ51と、モータホルダ52と、シャフトホルダ53と、操作板54を備える。
操作板54は、中空のドーム状の形状を有する操作部54Aと、操作部54Aの底面から外方につば状に突出した底部54Bを備える。
ここで、ドーム状の操作板54の天頂部分の直下に、カメラ41の魚眼レンズが配置される。さらに、カメラ41の周辺の八つの赤外線発光素子42は、カメラ41を中心に、全てが操作板54の内側に配置される。
なお、ドーム状とは半球状に限るものではなく、底面が楕円でも良く、断面が楕円の一部の形状であっても良い。
操作板54をドーム状にすることにより、操作板54内の場所による照射強度のばらつきが抑制可能であるため、操作者の指の接触位置の検出精度を高くできる。なお、操作板54の内表面を半球状とすることにより、ドーム状のうちでも最も操作板54内の場所による照射強度のばらつきを抑制可能な状態にすることが可能となる。
モータホルダ52は孔52Aを備え、孔52A内にモータ51を収納する。ここで、モータホルダ52は底部54Bの下面に固定され、操作板54の上下方向の動作に従って、モータホルダ52の底面が押圧スイッチ24を押圧する。
また、シャフトホルダ53は、シャフト溝53Aを上面に備え、底部54Bに固定される。ここで、シャフト溝53Aと底部54Bの間にシャフト26の中央部が挿入される。この構成により、シャフト26を軸として可動ユニット25が上下方向に回転動作するように構成される。
次に、上ケースユニット28について説明する。
上ケースユニット28は、上ケース61と手置き台62を備える。
ここで、上ケース61は絶縁樹脂等を材料とし、中央に孔61Aが形成され、孔61Aの左側に手置き台配置部61Bを備える。
そして、手置き台62は絶縁樹脂等を材料とし、手置き台配置部61Bに配置される。
このように構成された入力装置100の使用時には、制御回路32が八つの赤外線発光素子42を点灯する。また、制御回路32はカメラ41を駆動しており、カメラ41により操作板54の内表面を撮像している。そして、操作者の指が操作板54に接触すると、指により赤外線が反射するため、カメラ41の撮像では接触部分の赤外線の輝度が高くなり白く撮像される。制御回路32はカメラ41で撮像された画像から、操作者の指の接触位置及び操作者が指を接触している本数を判定し、操作信号として出力する。
次に、操作板54の構造及び機能について、図3の断面図を用いて説明する。
操作板54の操作部54Aは、樹脂層71と可視光減衰層72と赤外線拡散層73の三層を備える。
樹脂層71は例えばポリカーボネートやアクリル樹脂等の可視光及び赤外線を透過する樹脂材料で構成されている。
また、可視光減衰層72は樹脂層71の内表面側に塗装等により設けられる。
さらに、赤外線拡散層73は、可視光減衰層72の内表面側に塗装等により設けられる。赤外線拡散層73は、赤外線を拡散する層であり、例えば透明な樹脂内に有色の塗料等の有機粒子を分散させて形成される。さらに、赤外線発光素子42により照射される赤外線L5も、赤外線拡散層73により拡散するため、操作者が操作板54の赤外線L5の到達位置周辺を指で接すると、赤外線拡散層73内で拡散されている赤外線が指で反射し、反射された赤外線L6として操作板54の内部に戻ってくる。カメラ41で操作板54の内表面を撮像すると、指で接触していない場所に対して、接触位置のコントラストが良い赤外線画像が得られる。
操作板54の形状をドーム状にすることで、照射ばらつきを抑制しているが、さらに操作者の指の接触位置の検出精度を向上させるため、制御回路32は以下に説明する検出処理を行っている。
ここで、赤外線発光素子42により照射される赤外線L5は、操作板54内で幾度か乱反射を繰り返しながら、天頂部分付近へ集光するため、天頂部分付近の赤外線の輝度が外縁部分よりも若干高くなる。
図4を用いて、赤外線画像から赤外線の輝度を用いて接触位置を判定する手順を説明する。横軸は操作板54の中心を通る断面に対応した位置で、縦軸は赤外線の輝度を示している。なお、赤外線の輝度の判定点は撮像した赤外線画像の全面に広がっているが、ここでは簡便に説明するため、操作板54の中心を通る断面に存在するA点、B点に関して説明する。
同図(a)は、閾値TH1として背景光輝度BGに対し一定量の補正輝度H1を加算し用いた場合で、同図(b)は、閾値TH2として背景光輝度BGに対し位置により可変する補正輝度H2を加算し用いた場合を示している。
同図(a)において、背景光輝度BGは操作者が操作板54に接触しない場合に測定される赤外線の輝度である。外縁部分となるB点に対し、天頂部分であるA点では赤外線の輝度が高くなることが判る。
また、閾値TH1は背景光輝度BGに対し補正輝度H1を加算したものである。補正輝度H1は一定量としている。
同図(a)において、接触輝度TA、TBは、それぞれA点、B点に指を接触させた際の赤外線の輝度である。ここで、接触輝度TA、TBは閾値TH1を超えているので、制御回路32はA点、B点で接触しているものと判定する。
また、同図(b)のように、背景光輝度BGに対し位置により可変する補正輝度H2を加算したものを閾値TH2として用いても良い。
ここで、接触輝度TAと閾値TH2の差分をA点における感度DAと、接触輝度TBと閾値TH2の差分をB点における感度DBとすると、感度DAと感度DBの差分を平滑化するほど、操作板54の接触について誤判定する可能性が低減する。
つまり、同図(a)における感度DAと感度DBの差分よりも、同図(b)における感度DAと感度DBの差分のほうが小さく、一定値の補正輝度H1を用いるよりも、天頂部分(A点)で外縁部分(B点)より大きくする補正輝度H2を用いるほうが好ましい。
また、A点、B点への押圧力を大きくすると、それに対応して接触輝度TA、TBが大きくなるため、感度DA、DBは大きくなる。制御回路32は、感度DA、DBを算出することにより、それぞれの点での押圧力の増減の変化方向を検出することができる。
入力装置100は、例えば図5に示す配置で、車両の車室内で運転席と助手席の間に配置される。そして、入力装置100はケーブル或いはハーネス等を介して、カーナビゲーションシステム(図示せず)及びオーディオシステム(図示せず)及びディスプレイ101に接続される。そして、入力装置100から入力された操作信号に応じ、カーナビゲーションシステム及びオーディオシステム等が所定の制御を行う。
例えば、カーナビゲーションシステムによりディスプレイ101に地図が表示されている状態で、操作者が手置き台62に手の平を置いて、複数の指先を操作板54に接触させると、図6のような操作画面がディスプレイ101に表示される。なお、操作板54に指先が接触している状態では、モータ51が駆動し指先で振動或いは擬似的な触覚を感じることが可能となっている。
同図において、ディスプレイ101には、地図表示121と、自車表示122と、アイコン123A〜123Dと、ポインタ124が表示される。なお、アイコン123Aは空調機能に、アイコン123Bは他の車両との通信機能に、アイコン123Cはオーディオ機能に、アイコン123Dは電話機能に対応している。
この状態で、操作者が、複数の指先を操作板54に接しながら指の間隔を広げる操作(ピンチアウト操作)を行うと、ディスプレイ101の地図の表示が自車表示122を中央にした詳細表示に変化する。また、複数の指先を操作板54に接しながら指の間隔を狭める操作(ピンチイン操作)を行うと、ディスプレイ101の地図の表示が自車表示122を中央にした広域表示に変化する。
なお、操作者が、指の位置を変化させなくても押圧力を変化させることで、上述のピンチアウト操作、ピンチイン操作と同様の地図の表示の変化をさせることも可能である。
また、操作者が一本の指を使って操作板54の上面を接触しながらスライド操作すると、メニュー画面に表示されたポインタ124が所望の方向に移動する。
ここで、例えばアイコン123C上にポインタ124を移動させ、操作板54を押圧操作すると、押圧スイッチ24がONになり、選択したアイコン123Cで確定される。そして、ディスプレイ101の表示はオーディオシステムのメニュー画面に切り替わる。
なお、閾値TH1、TH2は、制御回路32内部のRAM(Read Available Memory)やROM(Read Only Memory)等の記憶回路内に保存するのが好ましい。これにより入力装置100の電源がオンされた場合に、前回の動作時に入力装置100の電源がオフされた場合の閾値TH1、TH2の値を呼び出して使用することができるため、高速に入力装置100を起動することができるためである。
また、閾値TH1、TH2は、記憶回路内にマップ化して測定点毎に保存するのが望ましい。閾値TH1、TH2を求めるために制御回路32が背景光輝度BGに補正輝度H1、H2を加算する処理を行うより、高速に入力装置100を起動することができるためである。
さらに、閾値TH1、TH2は所定時間間隔でキャリブレーションを行い更新するのが好ましい。操作板54の傷、打痕、汚れ等により輝度のばらつきが生じる場合でも、経時変化の影響を抑制しうるからである。
なお、カメラ41と操作板54の内表面の間(例えばカメラ41の上面)に、赤外線フィルタを配置しても良い。例えば赤外線発光素子42が波長940nmの赤外線を発する場合は、赤外線フィルタを通過する赤外線の波長は935〜945nmとすれば良い。赤外線フィルタを配置することにより、入力装置100に入射される外光の影響を抑制できるため、環境変化に対する耐性を高めることができる。
また、図7に示すように、補正輝度H1を閾値TH3として使用したり(同図(a))、補正輝度H2を閾値TH4として使用することもできる(同図(a))。この場合、接触輝度TA、TBから背景光輝度BGを減算して、閾値TH3或いは閾値TH4と比較する。これによれば、背景光輝度BGに対する変動がより明確になり、接触位置の誤判定を抑制しうる。
なお、上述の説明では操作者が指で接触するものとして説明したが、手の平など、指以外の場所で接触しても入力装置100は接触位置を検出しうる。
このように本実施の形態によれば、接触操作可能なドーム状の操作板54と、操作板54の天頂部分の直下に配置され操作板54の内表面を撮像し赤外線画像を取得するカメラ41と、カメラ41の周囲に配置され操作板54の内表面側から赤外線を照射する複数の赤外線発光素子42と、赤外線発光素子42及びカメラ41に接続されカメラ41で取得した赤外線画像の位置毎の輝度と非接触時の背景光輝度BGより算出した閾値TH1、TH2を用いて操作板54への接触位置を検出する制御回路32を備える。これによれば、ドーム状の操作板54で赤外線の輝度のばらつきを抑制することに加え、さらに閾値TH1、TH2を非接触時の背景光輝度BGより算出するため、操作者の接触位置の検出精度が高いものが得られる。
また、閾値TH1、TH2は背景光輝度BGと補正輝度H1、H2の和として制御回路32が算出しているため、高速に閾値TH1、TH2の算出が可能となる。
また、閾値TH3、TH4は補正輝度H1、H2の値を用い、赤外線画像の位置毎の輝度から背景光輝度BGを減算したものを閾値TH3、TH4と比較することにより操作板54への接触位置を検出する。これにより、背景光輝度BGに対する変動がより明確になり、接触位置の誤判定を抑制しうる。
また、補正輝度H1、H2は操作板54の外縁部分から天頂部分に近づくにつれて大きくなるよう設定されているため、赤外線発光素子42の赤外線の輝度の若干のばらつきを反映し、より操作者の接触位置の検出精度を高くすることができる。
また、閾値TH1〜TH4を所定時間毎に更新し、制御回路32の内部に保存しているため、操作板54の傷、打痕、汚れ等により輝度のばらつきが生じる場合でも補正が可能となり、経時変化の影響を抑制しうる。
さらに、起動後の最初の接触位置の検出において、閾値として前回動作時に制御回路32の内部に保存された閾値TH1〜TH4を用いるため、起動処理が早い入力装置100を提供しうる。
そして、カメラ41と操作板54の内表面の間に赤外線フィルタを配置しているため、入力装置100に入射される外光の影響を抑制できるため、環境変化に対する耐性を高めることができる。
本発明による入力装置は、操作者の接触位置の検出精度が高いものが得られ、主に車載用として有用である。
21 下ケース
21A 突部
21B シャフト受け部
22 制御部
23 撮像部
24 押圧スイッチ
25 可動ユニット
26 シャフト
27 シャフト押さえ
28 上ケースユニット
31A〜31C 制御基板
32 制御回路
41 カメラ
41A 配線
42 赤外線発光素子
43 赤外線発光素子基板
43A 孔
51 モータ
52 モータホルダ
52A 孔
53 シャフトホルダ
53A シャフト溝
54 操作板
54A 操作部
54B 底部
61 上ケース
61A 孔
61B 手置き台配置部
62 手置き台
71 樹脂層
72 可視光減衰層
73 赤外線拡散層
100 入力装置
101 ディスプレイ
121 地図表示
122 自車表示
123A〜123D アイコン
124 ポインタ

Claims (7)

  1. 接触操作可能なドーム状の操作板と、前記操作板の天頂部分の直下に配置され前記操作板の内表面を撮像し赤外線画像を取得するカメラと、前記カメラの周囲に配置され前記操作板の内表面側から赤外線を照射する複数の赤外線発光素子と、前記赤外線発光素子及び前記カメラに接続され前記カメラで取得した赤外線画像の位置毎の輝度と内部に保存された閾値を用いて前記操作板への接触位置を検出する制御回路を備えた入力装置。
  2. 前記閾値は背景光輝度と補正輝度の和として前記制御回路が算出し、前記赤外線画像の位置毎の輝度と前記閾値とを比較することにより前記操作板への接触位置を検出する請求項1記載の入力装置。
  3. 前記閾値は補正輝度の値を用い、前記赤外線画像の位置毎の輝度から背景光輝度を減算したものを前記閾値と比較することにより前記操作板への接触位置を検出する請求項1記載の入力装置。
  4. 前記補正輝度は前記操作板の外縁部分から天頂部分に近づくにつれて大きくなるよう設定された請求項2記載の入力装置。
  5. 前記閾値は所定時間毎に更新し、前記制御回路の内部に保存する請求項1記載の入力装置。
  6. 起動後の最初の接触位置の検出において、前記閾値として前回動作時に前記制御回路の内部に保存された閾値を用いる請求項1記載の入力装置。
  7. 前記カメラと前記操作板の内表面の間に赤外線フィルタを配置した請求項1記載の入力装置。
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