JP2002091685A - 座標入力装置 - Google Patents

座標入力装置

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JP2002091685A
JP2002091685A JP2000281031A JP2000281031A JP2002091685A JP 2002091685 A JP2002091685 A JP 2002091685A JP 2000281031 A JP2000281031 A JP 2000281031A JP 2000281031 A JP2000281031 A JP 2000281031A JP 2002091685 A JP2002091685 A JP 2002091685A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 周囲光の影響によってディップ検出が行えな
くなることを確実に防ぐと共に、周囲光による誤検出を
防ぐこと。 【解決手段】 光源201を点灯させ、点灯状態におい
てCCD204の各受光素子が受光する光量データを点
灯時データとして入力し、光源201を消灯させ、消灯
状態においてCCD204の各受光素子が受光する光量
データを消灯時データとして入力する入力制御手段と、
各受光素子の消灯時データに基づいて、受光素子毎の補
正用閾値データを設定する設定手段とを備え、補正用閾
値データを用いて、受光素子毎に閾値を補正し、受光素
子毎の点灯時データと受光素子毎の補正後の閾値とを比
較して、タッチパネル上の座標を検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、タッチパネル上で
指定された座標を光学的に検出し、コンピュータなどの
機器に入力する座標入力装置に関し、より詳細には、太
陽光や白熱電球の光などのように装置の置かれた環境か
らの光(周囲光)による外乱(ノイズ)を除去可能な座
標入力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、タッチパネル上の任意の位置を指
やペンで指定することにより、指定された位置の座標を
コンピュータなどの機器に入力する座標入力装置があ
る。特に光学式の座標入力装置は、比較的構成が簡易で
ありながら充分な精度で座標の検出ができるという長所
を有するため、電子黒板、ディスプレイ一体型のタブレ
ットなどに多く用いられている。
【0003】光学式の座標入力装置の多くは、タッチパ
ネルの略全面に光を照射できる照射部と、照射部が照射
した光を反射する反射部材と、反射部材で反射された光
を受光する複数の受光素子が配列されたCCD(Cha
rged CoupledDevice)などの受光部
とを備えている。タッチパネル上に指やペンを置くと、
照射された光が指などによって遮られ、該当する位置の
受光素子に受光されなくなる。座標入力装置は、受光素
子の受光状態から指などが置かれた位置の座標を検出す
るものである。
【0004】このような座標入力装置では、受光部が受
光する光は照射部から照射された光の反射光のみを受光
することを前提として、受光部で受光した反射光の状況
によってタッチされているか否か、タッチされた場所
(座標位置)はどこか検出している。ところが、実際に
は、タッチパネルが使用されている場所によっては、周
囲光(太陽光や照明光など)が直接または反射して受光
部に入射してしまうことがある。
【0005】受光部は、照射部が照射する光の強度(光
量)に基づいて、予め光学的な調整がなされているが、
周囲光が受光部に入射してしまった場合には、その光量
分だけ受光部に入る光量も増大するため、受光部の受光
素子で受光可能な光量の最大値を超えて、受光素子が飽
和してしまうことがある。
【0006】受光素子が飽和すると、照射された光が指
などによって遮られた場合に減少する受光素子の光量変
化(ディップ量)が小さくなり、ディップ検出(遮蔽検
出)ができなくなってしまうという不具合が発生する。
【0007】この不具合に対処するために従来の座標入
力装置では、照射部から照射される光の波長のみを通す
フィルタを受光部の前に設けることが一般的に行われて
いる。
【0008】また、関連する従来の技術として、特開平
2000−89903号公報「光走査型タッチパネル」
に開示されている装置がある。この光走査型タッチパネ
ルは、走査光をオフとして、そのオフ期間に、走査光が
オフである場合の受光素子での受光結果に基づいて、走
査光の遮断位置を検出するための比較用基準信号(しき
い値レベル)を設定することにより、比較用基準信号を
所望のタイミングで設定できるようにしたものである。
また、所定時間にわたって走査光をオフして光走査部を
作動させ、その間の受光素子での受光結果の最大値と最
小値との差を求め、求めた差を所定の基準値と比較する
ことにより、外乱光の影響の程度を検知し、誤った検出
動作を防ぐようにしたものである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の技術によれば、フィルタを受光部の前に設けた場合
でも、周囲光である太陽光や白熱電球などにも、色々な
波長の光が混ざっているおり、周囲光の全部をカットす
ることは不可能であるため、周囲光の強さによって受光
素子が飽和してディップ検出が行えなくなるという問題
点があった。
【0010】また、特開平2000−89903号公報
によれば、走査光がオフである場合の受光素子での受光
結果に基づいて、走査光の遮断位置を検出するための比
較用基準信号(しきい値レベル)を設定しているもの
の、具体的には、受光素子での受光結果の最大値と最小
値との差から閾値(比較用基準信号)を決定し、1回の
光走査の時間内に受光素子から出力される全ての受光信
号に対して、前記決定した閾値(比較用基準信号)を用
いてディップ検出を行っているため、特定方向の周囲光
が強い場合や、タッチパネル上の遮蔽位置(座標位置)
によっては必ずしも周囲光の影響を防ぐことができない
という問題点があった。換言すれば、周囲光の影響によ
って誤検出が発生する虞があった。
【0011】本発明は、上記に鑑みてなされたものであ
って、周囲光の影響によってディップ検出が行えなくな
ることを確実に防ぐと共に、周囲光による誤検出を防ぐ
ことを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決し、
目的を達成するため、請求項1に記載の発明にかかる座
標入力装置は、タッチパネルと、前記タッチパネルの面
に対して略平行に広がる扇状の光を照射する光照射手段
と、前記光照射手段が照射した光の反射光を受光するた
めの複数の受光素子から成る受光手段と、前記光照射手
段によって照射された光を前記受光手段に向けて反射す
る反射手段と、前記受光手段の各受光素子が受光した反
射光の光量データと予め設定された閾値とを比較して、
前記タッチパネル上の座標を検出する座標検出手段と、
を有する座標入力装置において、前記光照射手段を点灯
させ、点灯状態において前記受光手段の各受光素子が受
光する光量データを点灯時データとして入力し、前記光
照射手段を消灯させ、消灯状態において前記受光手段の
各受光素子が受光する光量データを消灯時データとして
入力する入力制御手段と、前記入力制御手段で入力した
各受光素子の消灯時データに基づいて、受光素子毎の補
正用閾値データを設定する設定手段と、を備え、前記座
標検出手段は、前記補正用閾値データを用いて、前記受
光素子毎に前記閾値を補正し、前記受光素子毎の点灯時
データと前記受光素子毎の補正後の閾値とを比較して、
前記タッチパネル上の座標を検出するものである。
【0013】この請求項1に記載の発明によれば、入力
制御手段が、光照射手段を点灯させ、点灯状態において
受光手段の各受光素子が受光する光量データを点灯時デ
ータとして入力する制御を行うと共に、光照射手段を消
灯させ、消灯状態において受光手段の各受光素子が受光
する光量データを消灯時データとして入力する制御を行
う。この入力制御手段の入力制御によって点灯時データ
および消灯時データがそれぞれのタイミングで入力され
る。設定手段は、各受光素子の消灯時データを入力する
と、各受光素子の消灯時データに基づいて、受光素子毎
の補正用閾値データを設定する。次に、座標検出手段
は、受光素子毎の補正用閾値データを用いて、受光素子
毎に閾値を補正し、受光素子毎に、該当する点灯時デー
タと補正後の閾値とを比較して、ディップ検出を行い、
その結果からタッチパネル上の座標を検出する。
【0014】また、請求項2に係る座標入力装置は、請
求項1に記載の座標入力装置において、前記入力制御手
段が、前記点灯時データの入力と前記消灯時データの入
力を交互に行うものである。
【0015】この請求項2に記載の発明によれば、入力
制御手段が、点灯時データの入力と消灯時データの入力
を交互に行う。したがって、1回の点灯時データ(また
は消灯時データ)の入力が行われると、続いて消灯時デ
ータ(または点灯時データ)が入力されることになり、
設定手段における補正用閾値データの設定も消灯時デー
タが入力される度に、すなわち、点灯時データを入力す
るのと同じ回数だけ行われる。
【0016】また、請求項3に係る座標入力装置は、請
求項1に記載の座標入力装置において、前記入力制御手
段が、10msec以下の周期で前記消灯時データの入
力を行うものである。
【0017】この請求項3に記載の発明によれば、入力
制御手段が、10msec以下の周期で消灯時データの
入力を行う。一般的に人間がタッチパネルを押下して、
光を遮蔽するときの動作速度(動きの速さ)は、大凡、
100msec単位であり、速い場合でも、せいぜい1
0msecであるので、10msec以下の周期で消灯
時データの入力を行うことにより、タッチパネルが押下
される直前の消灯時データが入力される。
【0018】また、請求項4に係る座標入力装置は、請
求項1、2または3に記載の座標入力装置において、前
記設定手段が、前記補正用閾値データとして、前記各受
光素子の消灯時データの値に比例した値を設定するもの
である。
【0019】この請求項4に記載の発明によれば、設定
手段において、各受光素子の消灯時データの値に比例し
た値が補正用閾値データとして設定される。
【0020】また、請求項5に係る座標入力装置は、請
求項1〜4のいずれか一つに記載の座標入力装置におい
て、前記補正用閾値データおよび前記補正後の閾値が、
予めルックアップテーブルとして記憶されており、前記
座標検出手段が、前記ルップアップテーブルを参照して
前記補正後の閾値を求めるものである。
【0021】この請求項5に記載の発明によれば、補正
用閾値データおよび補正後の閾値が、予めルックアップ
テーブルとして記憶されている。座標検出手段は、特別
な演算処理などを行うことなく、設定手段で設定された
補正用閾値データに基づいてルップアップテーブルを参
照し、補正後の閾値を求める。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の座標入力装置の実
施の形態について、添付を図面を参照して詳細に説明す
る。
【0023】図1は、本実施の形態の座標入力装置の概
略を説明する図である。図1に示した座標入力装置は、
タッチパネル101と、タッチパネルの2箇所に設けら
れた光学ユニット102a、102bと、タッチパネル
101の三方に設けられた反射部103a、103b、
103cと、光学ユニット102a、102bの受光状
態(暗点の有無および位置)からタッチパネル101に
入力された座標を検出する制御部104と、制御部10
4で検出した座標を外部機器であるパーソナルコンピュ
ータ(PC)106などへ出力するためのインターフェ
イス部105とを備えている。なお、107は、制御部
104とインターフェイス部105が搭載されたMBU
(マザー・ボード・ユニット)を示す。
【0024】図2は、光学ユニット102a、102b
の構成を説明するための図である。本実施の形態のタッ
チパネル101は、四角形の平面であり、光学ユニット
102a、102bは、タッチパネル101の面におけ
る同一の辺の両端に生じる2つの角部分にそれぞれ1つ
ずつ設けられている。
【0025】図2に示した光学ユニット102aは、光
源201、拡散レンズ202、受光レンズ203、複数
の受光素子が配列されたCCD(受光手段)204およ
びハーフミラー205を有している。光源201は、タ
ッチパネル101の面と光軸が略平行な光を照射する。
光源201から照射された光は、拡散レンズ202によ
ってタッチパネル101の面と略平行に広がる扇状の光
に拡散されてタッチパネル101上に照射される。
【0026】図示を省略するが、光学ユニット102b
も光学ユニット102aと同様に構成されていて、光学
ユニット102aと同様にタッチパネル101の面と略
平行に広がる扇状の光をタッチパネル101上に照射す
る。2つの光学ユニット102a、102bから照射さ
れる光は、タッチパネルの全域に広がって照射され、反
射部103a〜103cによって再帰的に反射される。
反射された光(反射光)は、受光レンズ203で集光さ
れ、CCD204によって受光される。
【0027】制御部104は、CCD204における反
射光の受光状態に基づいて、タッチパネル101に入力
された(置かれた)指やペンといった遮蔽物の座標を検
出する。
【0028】図3は、光学ユニット102a、102b
およびMBU107を説明するためのブロック図であ
る。図示するように、光学ユニット102aは、LD
(レーザダイオード)からなる光源201を備えたLD
U(レーザダイオードユニット)402、CCD(Char
ge Coupled Device )204を備えたSBU(センサ・
ボード・ユニット)403を備えている。また、光学ユ
ニット102bは、LD(レーザダイオード)からなる
光源204を備えたLDU(レーザダイオードユニッ
ト)404、CCD(Charge Coupled Device )204
を搭載した基板であるSBU(センサ・ボード・ユニッ
ト)405を備えている。
【0029】MBU107は、CPU(Central Proces
sor Unit)401と、SBU403のCCD204が出
力する光量データ(アナログ信号)をディジタル信号に
変換する画像処理LSI406と、変換された信号をラ
インごとに格納するデータ格納メモリ407と、SBU
405のCCD204が出力する光量データ(アナログ
信号)をディジタル信号に変換する画像処理LSI40
9と、変換された信号をラインごとに格納するデータ格
納メモリ408と、を備えている。
【0030】さらに、MBU107は、CPU401で
使用されるプログラムなどを記録したROM(Read Onl
y Memory)410と、CPU401のワークエリアとし
て使用されるRAM(Random Access Memory)411
と、PC106とのインターフェイスとして機能するイ
ンターフェイス部105と、を備えている。
【0031】以上の構成において、先ず、タッチパネル
の動作の一連の処理について簡単に説明する。CPU4
01がROM410のプログラムを実行して、LD点灯
信号をLDU402,404に送信すると、LDU40
2,404は点灯信号に基づいて、LD(光源)201
を点灯する。SBU403,405は、LD(光源)2
01が点灯しているときに、SBU403,405内の
CCD204にて受光したデータをMBU107の画像
処理LSI406,409に送出する。
【0032】画像処理LSI406,409は、受け取
ったデータをデジタル変換してシェーディング等の画像
処理を行い、データ格納メモリ407,408に格納す
る。データ格納メモリ407,408に格納されたデー
タはCPU401にて読み出され、ディップ検出処理が
行われ、その後、ディップ検出に基づいて座標位置が算
出され、算出された座標位置がインターフェィス部10
5を介して外部のPC106に送出される。
【0033】ここで、タッチパネル101が指等の遮蔽
物で遮られたとき、その遮られた座標位置を算出する算
出式について説明する。図4は座標位置の検出方法をよ
り詳細に説明するための図である。タッチパネル101
は、図中の横方向の長さ(幅)Wを有する長方形の板で
ある。また、タッチパネル101の三辺には反射部材1
03(103a〜c)が設けられている。ここでは、タ
ッチパネル101上の点Pの座標を検出する場合を例に
して座標の検出方法を説明する。
【0034】前述したように光源201およびCCD2
04は、一体的なユニット(光学ユニット102a,1
02b)として構成されている。また、反射部材103
は、照射された光の光軸と反射された光の光軸とが同一
の軸となるように光を反射する再帰性の反射部材であ
る。このため、光源201から照射された光は、反射部
材103で再帰的に反射され、光源201と共に光学ユ
ニット102a,102bに組み込まれているCCD2
04で受光される。図4では、光学ユニット102a,
102bが、タッチパネル101の2つの角部分にそれ
ぞれ1つずつ配置されおり、光学ユニット102a,1
02bの固定点を、図中に点CL,点CRとして示すも
のとする。
【0035】タッチパネル101上の一点Pに指が置か
れると、点Pと点CLとを結ぶ直線l2 と直線l1 とは
角度θLをなす。また、点Pと点CRとを結ぶ直線l3
と直線l1 とは角度θRをなす。点Pに指が置かれたこ
とにより、光源から照射された光の一部が指によって遮
蔽され、点Pを通る反射光がCCD204で受光されな
くなり、CCD204の受光素子上に暗点が生じる。
【0036】このとき、点Pの座標(x,y)は、以下
の式によって算出される。 x=(tanθR・W)/(tanθL+tanθR) …(1) y=(tanθL・tanθR・W)/(tanθL+tanθR) =x・tanθL …(2)
【0037】ところで、CCD204が受光する光に
は、光源201から照射された光が反射部材203で反
射された反射光と、該反射光以外の光(すなわち、周囲
光)がある。CCD204にて周囲光が受光された場合
には、CCD204は通常、反射光のみを受光する場合
より、周囲光の分だけ受光する光量が増大する。例え
ば、周囲光が殆どない(周囲光なし)場合のCCD20
4の受光光量(所謂、白データ)を、図5(a)とする
と、周囲光がある場合のCCD204の受光光量は、図
5(b)のようになり、周囲光の分だけ光量が増大す
る。
【0038】CCD204の各受光素子は、周囲光を受
光していない状態で光学調整されているため、周囲光を
受光している所では、CCD204の受光素子が飽和し
てしまうことがある。このような場合には、タッチパネ
ル101を指等でさわり、光を遮ったときに、図6
(a),(b)に点線で示すように、周囲光なしの状態
のディップ量よりも周囲光ありの状態のディップ量が小
さくなるので、ディップ検出ができなくなってしまう。
【0039】なお、CCD204が周囲光を受光してい
るかどうかは、通常、光源201を点灯している状態の
データでは、シェーディング補正を行っているために、
殆どのデータが周囲光の入っていない状態でも白(0x
FF)に近い値となっているので判断できない。図7
(a),(b)は、周囲光なしの場合と、周囲光ありの
場合のCCD204のデータにシェーディング補正を行
った後のシェーディング補正後データを示している。図
示の如く、シェーディング補正後データからはCCD2
04が周囲光を受光しているかどうかの判断を行うこと
はできない。
【0040】CCD204が周囲光を受光していた場合
には、光源201を点灯していない状態のときでも、C
CD204ではその周囲光の光量分だけ明るいデータと
なるので、光源201を点灯していない状態のデータを
使って周囲光がCCD204で受光されているか否かを
判断する。しかしながら、タッチパネル101を使用す
る状態のときに、むやみに光源201を消灯してしまう
と、タッチパネル101が使用できなくなる。そこで、
本実施の形態では、速い周期で光源201を点滅(点灯
/消灯を繰り返す)させ、タッチパネル101を使用し
ているときでもタッチパネル101が使えなくなったり
することなく、光源201を消灯させた状態のデータ
(消灯時データ)を取り込んで周囲光がCCD204で
受光されているかどうか判断可能とする。図8(a)
は、周囲光なしの場合のCCD204の消灯時データを
示し、図8(b)は周囲光ありの場合のCCD204の
消灯時データを示している。図示の如く、光源201を
消灯した状態でも、周囲光によってCCD204のデー
タ(所謂、黒データ)が持ち上げられている。
【0041】なお、光源201を点滅させる周期は、人
間の動作速度が一般的には、100msec単位である
ので(速い人でも、せいぜい10msec)、本実施の
形態では、それよりも十分速い5msec周期で点滅さ
せることとする。また、光源201の点滅は、ソフトウ
ェアの処理速度の低下を防ぐために、ソフトウェアでは
点灯命令を出力し、ハードウェアにて点滅動作をする。
図9は、5msec周期で光源201を点滅させた場合
の、点灯時データと消灯時データの入力タイミングを示
している。
【0042】次に、タッチパネル101が触れられたか
否かの検出(ディップ検出)について説明する。通常、
タッチパネル101が触れられたかどうかの検出は、光
源201が点灯しているときの点灯時データにて、予め
設定してある閾値よりも小さいデータが2画素以上連続
して存在するかどうかで検出を行っている。ここで設定
されている閾値は予め機械の特性を調査して、タッチパ
ネル101のどの位置に触れられても検出できるように
設定してあるが、周囲光がCCD204で受光されてい
た場合には、上述したようにディップ量が変化してしま
うので検出できなくなる。
【0043】そこで、本実施の形態では、光源201を
点灯していない場合のデータ(消灯時データ)を検出
し、周囲光が入っていた場合には、閾値を補正(消灯時
データの光量分可変させる)してタッチパネル101が
触れられたかどうか検出する。したがって、CCD20
4に周囲光が入った場合でも、ディップ検出ができなく
なることはない。
【0044】閾値の補正は、CCD204に入る周囲光
の強さ(光量)と、そのときのディップ量の影響とを調
査しておき、さらにその機械の特性にあったデータを調
査して、周囲光の光量に対応する補正用閾値データ(周
囲光の光量分の閾値)を作成し、テーブル化しておき、
ディップ検出時に予め設定されている閾値からマイナス
する(白データに近くなる方向)ことで行うことができ
る。例えば、 補正後の閾値=(予め設定されている閾値)−(周囲光
の光量分の閾値)
【0045】または、予め設定されている閾値が調整不
可能(すなわち、固定値)な場合には、補正用閾値デー
タ(周囲光の光量分の閾値)と補正後の閾値とを、予め
ルックアップテーブルとして記憶し、ルップアップテー
ブルを参照して補正後の閾値を求めるようにしても良
い。
【0046】いずれの場合にも、周囲光の光量分の閾値
をテーブル化することで、不必要な計算が必要なくな
り、処理速度の低下を最低限に抑えることができる。
【0047】また、周囲光がCCD204に受光する様
子は、状況によってCCD204全体に受光したり、一
部のみに受光したりする。このような場合に、周囲光が
あるからといって、補正後の閾値をCCD204全体に
対して、すなわち、CCD204の各受光素子に対し
て、一律に固定値として用いると周囲光が入っていない
受光素子の部分では、閾値のレベルがシビアになるため
ノイズ等によって発生するディップもすべてディップと
して検出して、多点検出が発生する。したがって、本実
施の形態では、この多点検出を回避するために、周囲光
によって可変させる閾値(補正する閾値)は、受光素子
毎に行う。これによって、CCD204に配列された受
光素子のうち、周囲光を受光している部分も、受光して
いない部分も共に適切な閾値を設定でき、ノイズ等によ
る多点検出も回避できる。
【0048】さらに、CCD204が受光する周囲光、
特に太陽光などは、時間によって刻々と変化する。ま
た、タッチパネル101を使用する人がCCD204に
入る周囲光を遮って周囲光が入っていない状態が発生す
ることもある。このため、光源201を点灯していない
状態のデータ(消灯時データ)はタッチパネル101が
使用可能な状態において、常にディップ検出用の点灯時
データと共に取り込むことにする。これによって、周囲
光の経時的な変化や、一瞬の変化にも対応でき、常に同
じ条件でディップ検出を行うことができる。
【0049】次に、図10〜図12のフローチャートを
参照して、本実施の形態のディップ検出処理、点灯時デ
ータ・消灯時データの入力制御、閾値の補正処理につい
て説明する。
【0050】ステップS1:座標入力装置の電源が投入
されると、ディップ検出が開始され、LD(光源20
1)を点灯して、シェーディング処理を行う。 ステップS2:R側の光源201が消灯するのを待ち。
消灯したら次のステップへ進む。 ステップS3:R側の光源201が点灯するのを待ち。
点灯したら次のステップへ進む。 ステップS4:R側の黒データ入力を開始する。実際に
は、次のラインから開始されるので、R側の光源201
が点灯していないデータ(消灯時データ)を入力する。 ステップS5:入力が終了したか否かを判定し、R側の
光源201が点灯していないデータ(消灯時データ)の
入力終了待ち状態となる。 ステップS6:L側の黒データ入力を開始する。実際に
は、次のラインから開始されるので、L側の光源201
が点灯していないデータ(消灯時データ)を入力する。 ステップS7:入力が終了したか否かを判定し、L側の
光源201が点灯していないデータ(消灯時データ)の
入力終了待ち状態となる。
【0051】ステップS8:L側の白データ入力を開始
する。実際には、次のラインから開始されるので、L側
の光源201が点灯しているデータ(点灯時データ)を
入力する。 ステップS9:入力が終了したか否かを判定し、L側の
光源201が点灯しているデータ(点灯時データ)の入
力終了待ち状態となる。 ステップS10:R側の白データ入力を開始する。実際
には、次のラインから開始されるので、R側の光源20
1が点灯しているデータ(点灯時データ)を入力する。 ステップS11:入力が終了したか否かを判定し、R側
の光源201が点灯しているデータ(点灯時データ)の
入力終了待ち状態となる。 ステップS12:R側の黒データ入力を開始する。実際
には、次のラインから開始されるので、R側の光源20
1が点灯していないデータ(消灯時データ)を入力す
る。
【0052】以降、ステップS5〜ステップS12を繰
り返す。このステップS5〜ステップS12は、CPU
が介在しないDMA処理およびDMAの終了割り込み内
にて行い、CPUはメイン処理として、以降の処理を行
う。
【0053】ステップS13:L側ディップ検出開始、
L側の白データ(点灯時データ)および黒データ(消灯
時データ)からディップ検出を開始する。 ステップS14:ディップ検出を行う開始アドレス、終
了アドレスをセットする。 ステップS15:アドレスを開始アドレスにセットす
る。 ステップS16:光源201の消灯時データ(黒デー
タ)からセットされているアドレスのデータ(Db0)
と、セットされているアドレスの次のアドレスのデータ
(Db1)を抽出する。
【0054】ステップS17:抽出した消灯時データ
(Db0、Db1)を用いて、予め記憶してあるルック
アップテーブルから補正用閾値データ(THc0、TH
c1)を抽出して設定する。 ステップS18:予め設定されている固定閾値(TH
s)と、補正用閾値データ(THc0、THc1)とを
用いて、補正後の閾値(TH0、TH1)を算出する。
具体的には、 TH0=THs−THc0 TH1=THs−THc1 で求める。
【0055】ステップS19:光源201の点灯時デー
タ(白データ)からセットされているアドレスのデータ
(Dw0)と、セットされているアドレスの次のアドレ
スのデータ(Dw1)を抽出する。 ステップS20:ディップの開始位置を検出しているの
か、終了位置を検出しているのかを判定する。ここで、
最初はディップの開始位置の検出へと進む。ステップS
21〜S25の処理でディップ開始位置が検出されてい
る場合にはCCC(ステップS26)へ進む。 ステップS21:(Dw0≦TH0)&&(Dw1≦T
H1)か否か確認する。すなわち、Dw0がTH0以下
であり、かつ、Dw1がTH1以下であるか確認する。 ステップS22:ステップS21で肯定である場合、セ
ットされているアドレスをディップ開始位置とし、ステ
ップS24bへ進む。
【0056】ステップS23:(Dw0≧TH0)&&
(Dw1≦TH1)か否か確認する。すなわち、Dw0
がTH0以上であり、かつ、Dw1がTH1以下である
か確認する。 ステップS24a:ステップS23で否定である場合、
セットされているアドレスに+1をする。 ステップS24b:ステップS23で肯定である場合、
セットされているアドレスに+2をする。 ステップS25:アドレスが終了アドレスに達したか確
認する。ここで、終了アドレス未満の場合にはステップ
S16へ戻り、終了アドレス以上の場合にはBBBへ進
む(ステップS11へ戻る)。
【0057】ステップS26:(Dw0≧TH0)&&
(Dw1≧TH1)か否か確認する。すなわち、Dw0
がTH0以上であり、かつ、Dw1がTH1以上である
か確認する。 ステップS27:ステップS26で肯定である場合、セ
ットされているアドレスをディップ終了位置とし、ステ
ップS31へ進む。
【0058】ステップS28:(Dw0≦TH0)&&
(Dw1≦TH1)か否か確認する。すなわち、Dw0
がTH0以下であり、かつ、Dw1がTH1以下である
か確認する。 ステップS29a:ステップS28で否定である場合、
セットされているアドレスに+1をする。 ステップS29b:ステップS23で肯定である場合、
セットされているアドレスに+2をする。 ステップS30:アドレスが終了アドレスに達したか確
認する。ここで、終了アドレス未満の場合にはDDDへ
進み(ステップS16へ戻り)、終了アドレス以上の場
合にはBBBへ進む(ステップS11へ戻る)。
【0059】ステップS31:R側の白データ(点灯時
データ)および黒データ(消灯時データ)からディップ
検出を開始する。なお、R側のディップ検出の内容は、
L側のディップ検出(ステップS13〜ステップS3
0)と同じであるため省略する。 ステップS32:検出したL側ディップ位置とR側ディ
ップ位置から座標位置を算出する。 ステップS33:算出した座標位置をインターフェイス
部105を介してPC106へ送出する。この後、ステ
ップS11に戻り、処理を繰り返す。2つの光学ユニッ
トの光源201を点滅させて、点灯時データと消灯時デ
ータとを入力するタイミングは、図9に示した通りであ
る。
【0060】なお、本実施の形態では、2つの光学ユニ
ットの光源201を点滅させるタイミングを交互に行う
ことにしているが、これは実施の形態の装置構成におい
て、ハード的な制約により、2チャンネル(光学系L,
R)同時にデータ送出することができないという条件が
あるため、その中で一番効率が良くなるように交互に点
滅させているだけであり、交互点滅でなく同時点滅でも
何ら問題はない。
【0061】前述したように本実施の形態の座標入力装
置では、CCD204で周囲光が受光された場合でも、
タッチパネル101のディップ検出を確実に行うことが
できる。また、どのような状況でもディップ検出を同一
の条件で精度良く行うことができる。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明にかかる座標入力装置は、入力制御手段が、光照射
手段を点灯させ、点灯状態において受光手段の各受光素
子が受光する光量データを点灯時データとして入力する
制御を行うと共に、光照射手段を消灯させ、消灯状態に
おいて受光手段の各受光素子が受光する光量データを消
灯時データとして入力する制御を行い、各受光素子の消
灯時データを入力すると、設定手段が、各受光素子の消
灯時データに基づいて、受光素子毎の補正用閾値データ
を設定し、座標検出手段が、受光素子毎の補正用閾値デ
ータを用いて、受光素子毎に閾値を補正し、受光素子毎
に、該当する点灯時データと補正後の閾値とを比較し
て、ディップ検出を行い、その結果からタッチパネル上
の座標を検出するため、周囲光の影響によってディップ
検出が行えなくなることを確実に防ぐと共に、周囲光に
よる誤検出を防ぐことができる。また、受光素子毎に閾
値の補正を行えるので、周囲光を受光している部分の受
光素子、受光していない部分の受光素子のそれぞれに適
当な閾値を設定でき、ノイズ等による多点検出の発生も
回避することができる。
【0063】また、請求項2に記載の発明によれば、入
力制御手段が、点灯時データの入力と消灯時データの入
力を交互に行うため、1回の点灯時データ(または消灯
時データ)の入力が行われると、続いて消灯時データ
(または点灯時データ)が入力されることになり、設定
手段における補正用閾値データの設定も消灯時データが
入力される度に、すなわち、点灯時データを入力するの
と同じ回数だけ行われる。換言すれば、常に点灯時デー
タを入力したときの条件に近い条件の補正用閾値データ
を用いて、補正後の閾値を求めることができる。
【0064】また、請求項3に記載の発明によれば、入
力制御手段が、10msec以下の周期で消灯時データ
の入力を行うので、タッチパネルが押下される直前の消
灯時データを入力することができる。換言すれば、常に
点灯時データを入力したときの条件に近い条件の補正用
閾値データを用いて、補正後の閾値を求めることができ
る。
【0065】また、請求項4に記載の発明によれば、設
定手段において、各受光素子の消灯時データの値に比例
した値が補正用閾値データとして設定されるので、さら
に閾値の補正を精度良く行うことができる。
【0066】また、請求項5に記載の発明によれば、補
正用閾値データおよび補正後の閾値が、予めルックアッ
プテーブルとして記憶されているので、処理速度の低下
を最低限に抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態の座標入力装置の概略を説明する
図である。
【図2】本実施の形態の光学ユニットの構成を示す説明
図である。
【図3】本実施の形態の光学ユニットおよびMBUを説
明するためのブロック図である。
【図4】座標位置の検出方法をより詳細に説明するため
の図である。
【図5】周囲光なしの場合と周囲光ありの場合の受光光
量(白データ)の違いを示す説明図である。
【図6】周囲光なしの場合と周囲光ありの場合のディッ
プ量の違いを示す説明図である。
【図7】周囲光なしの場合と周囲光ありの場合のシェー
ディング補正後データを示す説明図である。
【図8】周囲光なしの場合の周囲光ありの場合のCCD
の消灯時データを示す説明図である。
【図9】5msec周期で光源を点滅させた場合の点灯
時データと消灯時データの入力タイミングを示す説明図
である。
【図10】本実施の形態のディップ検出処理、点灯時デ
ータ・消灯時データの入力制御、閾値の補正処理を示す
フローチャートである。
【図11】本実施の形態のディップ検出処理、点灯時デ
ータ・消灯時データの入力制御、閾値の補正処理を示す
フローチャートである。
【図12】本実施の形態のディップ検出処理、点灯時デ
ータ・消灯時データの入力制御、閾値の補正処理を示す
フローチャートである。
【符号の説明】
101 タッチパネル 102a、102b 光学ユニット 103a、103b、103c 反射部(反射部材) 104 制御部 105 インターフェイス部 107 MBU(マザー・ボード・ユニット) 201 光源 204 CCD 402、404 LDU(レーザダイオードユニット) 403、405 SBU(センサ・ボード・ユニット)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タッチパネルと、前記タッチパネルの面
    に対して略平行に広がる扇状の光を照射する光照射手段
    と、前記光照射手段が照射した光の反射光を受光するた
    めの複数の受光素子から成る受光手段と、前記光照射手
    段によって照射された光を前記受光手段に向けて反射す
    る反射手段と、前記受光手段の各受光素子が受光した反
    射光の光量データと予め設定された閾値とを比較して、
    前記タッチパネル上の座標を検出する座標検出手段と、
    を有する座標入力装置において、 前記光照射手段を点灯させ、点灯状態において前記受光
    手段の各受光素子が受光する光量データを点灯時データ
    として入力し、前記光照射手段を消灯させ、消灯状態に
    おいて前記受光手段の各受光素子が受光する光量データ
    を消灯時データとして入力する入力制御手段と、 前記入力制御手段で入力した各受光素子の消灯時データ
    に基づいて、受光素子毎の補正用閾値データを設定する
    設定手段と、 を備え、 前記座標検出手段は、前記補正用閾値データを用いて、
    前記受光素子毎に前記閾値を補正し、前記受光素子毎の
    点灯時データと前記受光素子毎の補正後の閾値とを比較
    して、前記タッチパネル上の座標を検出することを特徴
    とする座標入力装置。
  2. 【請求項2】 前記入力制御手段は、前記点灯時データ
    の入力と前記消灯時データの入力を交互に行うことを特
    徴とする請求項1に記載の座標入力装置。
  3. 【請求項3】 前記入力制御手段は、10msec以下
    の周期で前記消灯時データの入力を行うことを特徴とす
    る請求項1に記載の座標入力装置。
  4. 【請求項4】 前記設定手段は、前記補正用閾値データ
    として、前記各受光素子の消灯時データの値に比例した
    値を設定することを特徴とする請求項1、2または3に
    記載の座標入力装置。
  5. 【請求項5】 前記補正用閾値データおよび前記補正後
    の閾値は、予めルックアップテーブルとして記憶されて
    おり、前記座標検出手段は、前記ルップアップテーブル
    を参照して前記補正後の閾値を求めることを特徴とする
    請求項1〜4のいずれか一つに記載の座標入力装置。
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